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2008.09.14 (Sun)

9/14 関東大学1部リーグ 第2週 第2戦 専修大VS法政大

経験で勝る専修大が法政大を撃破
専修大71(21-19,19-13,14-20,17-14)66法政大
080914iida#28能登(4年・PF)と#0堤(4年・G)が怪我から復帰した専修大はいわば4年生のチーム。一方、法政大は相次ぐ怪我人で試合に出場できる昨年のインカレで活躍した選手は#91落合(3年・PF)と#27福田(4年・SG)だけで、将来性豊かでも経験不足の下級生を起用することを強いられる苦しい状態だ。案の定、専修大が法政大の若い選手に大学バスケの洗礼を浴びせる形となり#0堤は17点、#22鈴木(4年・G)は15点、#28能登(4年・F)は16点18リバウンドと大暴れする形となった。

※試合のレポートと法政大・福田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.09.14 (Sun)

9/14 関東大学1部リーグ 第2週 第2戦

日体大の復調も終盤のミスで初勝利を逃す
東海大は伏兵・鮫島が台頭、無傷の4連勝達成

080914hassakanishimura東海大78(26-26,17-14,16-15,19-18)73日本体育大
第1戦では東海大を後一歩まで追い詰め復調の兆しを見せた日体大。勝ちは拾ったものの相次ぐ怪我人でSFの選手層が薄く、身長差15cmのガードが日体大#27眞庭(4年・F)に対しマッチアップし35点も許した東海大。同じ相手と連戦が続くリーグ戦において、前日からの軌道修正が勝負を分けるポイントの一つだ。

序盤、スターターに抜擢されながら結果を残せなかった東海大#45鮫島(3年・F)が積極果敢に攻め立てる。東海大は鮫島のドライブやミドルシュート、アシストと多彩なオフェンスで、開始5分で10点差をつける。だが1Q終了までに日体大も#27眞庭の3Pや#24于(3年・F)が内外に得点し同点とする。2Qに入ると、東海大は#33西村(4年・PG)、#7遥(2年・F)の連続3Pなどで再び10点差をつけるも、日体大も#15宮村徹(4年・C)がインサイドのスペースに飛び込み連続得点で追い上げ。3Qに入っても外から#27眞庭が連続でドライブを仕掛け同点となる。だが東海大は#7遥が連続得点を奪うと、#27石井(3年・SG)が3Q終了のブザーと同時に3Pを決め59―55のリードをもって最終Qを迎える。
勝負所を見極めるのも強いチームの証。東海大は立ち上がりに#27石井の3Pや#7遥の1対1などでリードを8点に広げる。しかし日体大も#27眞庭の連続3Pで追い上げ。だが日体大は#45佐藤(2年・F)、眞庭が3Pを狙うも入らない。さらに残り3分でプレスを仕掛け眞庭がスティールに成功するも、わずかに阻まれレイアップを決め損ねてしまう。日体大のミスでチャンスを得た東海大はここで#32安部(4年・G)が勝負を決める3P。日体大は#27眞庭が最後まで攻めるがそのまま試合終了。この週も勝ち星を得られなかった。

写真:日本体育大・#3八坂と東海大・#33西村のマッチアップ
※日本体育大・眞庭選手のインタビューは「続きを読む」へ。


我慢比べを制した中央大がリーグ初勝利を上げる
080914syonji日本大68(14-15,20-15,15-20,19-21)71中央大
ロースコアでいきたい中央大と堅いディフェンスを前に仕掛けきれない日本大。この試合、特徴的であったのは試合が終始スローテンポであったことだ。速い展開を好む#13篠山(2年・G)がPGを務める日本大だが、昨年まではハーフコートオフェンスを主体とするチーム。対する中央大は#11小野(3年・C)という得点源不在で点の取り合いでは分が悪い。
序盤、日本大は#13篠山(2年・PG)、#23上江田(3年・F)の連続3Pで先制するが、インサイドの守りが堅い中央大を前に攻めきれない。一方の中央大は日本大のハーフコートオフェンスに合わせるよう、じっくりとオフェンスを組み立て、#4中野(4年・F)のドライブや、#19山田(2年・PG)の3Pなどで着実に日本大についていく。2Qに入ると日本大は#18渡部(1年・G・能代工業)を投入し2本の3Pを決める。だが、中央大も#7佐藤(4年・G)が積極的に仕掛け日本大にリードを許しつつも均衡状態を保つ。
後半に入ると得点の面では互角だが、本来の力やタレントを見れば単発の感が否めない日本大に対し、中央大は#13砂原(3年・CF)、#7佐藤、#6篠原賢、#19山田がそれぞれ3Pを決め、さらに#17吉田(2年・F)がインサイドで奮闘し1点リードで4Qに突入する。4Q中央大は#19山田が3Pを決めるが、日本大も#23上江田の3Pと#10種市(3年・F)の3本の3Pでスパートをかける。だが、中央大も#7佐藤の連続アウトサイドや、この日好調の#19山田の3Pで逆転。さらに日本大は終盤に#13篠山の不運なミスや#23上江田がチャージングを取られるなど点が奪えない。すると、中央大は#4中野のバックドアや#7佐藤が篠山から値千金のスティールを決め5点のリードを奪いそのまま逃げ切り。
選手の能力を加味すれば圧倒的不利な状況下、お互いに仕掛けられないという守りあいの続く我慢比べの展開の試合を制した中央大が1部復帰後、初の白星を手に入れた。中央大はこれをきっかけに現有戦力でも充分に戦えることを証明していきたいところだ。
一方の日本大は終盤のミスをなしと考えても、どこかで主導権を握るポイントが必要であったが、終盤まで淡白なオフェンスとなってしまった。春から復調の兆しが見えたかのように思えたが、同じような試合をしてしまった。序盤戦とはいえ、優勝を狙うには痛すぎる一敗を喫した。

写真:堅い中央大ディフェンスに囲まれながらもシュートを狙う日本大・#21熊。



青山学院大が圧倒的な力で大東文化大を前半で一蹴080914watanabe
青山学院大87(31-16,20-7,23-6,13-20)49大東文化大
青学大があたかも前日の再現をするかのように大東大を圧倒。開始早々に青学大#7渡邉(3年・G)が4連続3Pで先制攻撃を見舞うと、その後もタイトなディフェンスからブレイクを量産。まさに必勝パターンと言うべきか、青学大はコートの5人が組織的に攻守に統率が取れ付け入る隙を与えない。大東大も#41山本(4年・SG)の連続3Pや#9石原(4年・F)の個人技で得点を奪うも青学大を揺るがすには至らない。さらに大東大は青学大のゾーンディフェンスに阻まれ単発の得点に終始。1Qで15点差をつけた青学大はその後控えメンバーを出しながらも徐々にリードを拡大し、最終的には87―49で大勝を収めた。
完敗の大東大。しかし、個々人の能力には目を見張るものがある。特にスターターの#1本田(2年・PG)や#15遠藤(1年・PG・市立船橋)、#13小原(1年・SF・高知工業)などは伸び代がある下級生。ポストで安定した得点源がいないのは大きな痛手ではあるが、持ち前の爆発力で番狂わせを演じられるか期待がかかる。
青学大は無傷の4連勝。現段階で判断するには早すぎるが、早くも負けのついた日本大や主力の怪我に悩む東海大に比べると青学大以上に安定した試合運びをするチームはいない。優勝争いが熾烈となるのは後半戦、専修大や昨年唯一の黒星をつけた日体大がピークに持ってくれば面白い存在となりそう。このまま青学大はリーグを独壇場とし2連覇達成となるか。

写真:序盤から3Pが好調だった青山学院大・#7渡邉。

※専修大VS法政大は別途掲載します。

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2008.09.14 (Sun)

9月14日 関東大学2部リーグ 第2週 早稲田大VS国士舘大 第2戦 

早稲田大75(20-26,20-23,22-12,13-23)84国士舘大
080914OHORI.jpg試合前に特に意識していた点は、ない。
ハーフタイムの指示は、ない。
とにかく頑張ろう、楽しくやろうというのが国士舘大のスタイルのようだ。難しいことは考えずに、楽しくバスケットをする。この思い切りの良さが早稲田大から2つの星を奪った要因なのではないかと思えてくる。

国士舘大の連勝で、いよいよ2部リーグも面白くなってきた。

写真:試合後、福大大濠の先輩である国士舘大#10吉満が後輩の早稲田大#20久保田をねぎらう。

試合の詳細は「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:35  |  2008リーグ戦2部  |  Top↑

2008.09.14 (Sun)

9月14日 関東大学2部リーグ 第2週 筑波大VS拓殖大 第2戦 

筑波大76(12-25,19-22,26-13,19-14)74拓殖大
080914TSUKUBA.jpg筑波大と拓殖大。
ここ近年のリーグでは1勝1敗と星を分けていた。だが今年、筑波大がその結果をようやく塗り替えた。「勝利」という形で。

1Qを相手にリードされて終わるというリーグ戦初の展開で始まったこの拓殖大戦。前半は流れを掴みきれずに16点差ビハインド。今までならばそのまま流れを掴みきれずに敗北、そんな結果だった。だが、今年の筑波大は違った。3Qの立ち上がりで流れを掴むと一気に流れに乗った。最後まで1点を争う展開となったが、我慢に我慢を重ねて見事に勝利を勝ち取った。

詳しいゲームレポートと筑波大・鹿野選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:33  |  2008リーグ戦1部  |  Top↑

2008.09.14 (Sun)

9/14 関東大学2部リーグ 第2週 第2戦

フロックではなく力を示した国士舘大が
早稲田大に2連勝で2部リーグをかき回す


2週目も国士舘大が2部の台風の目となっている。
最後まで競り合って早稲田大に2連勝。1週目の慶應戦はまぐれではなく、シーソーゲームでも勝っていけるところを見せた。また、#21寒竹(4年・F)がケガで退場した拓殖大が筑波大をリードする展開に。最後のプレーが失敗して惜しくも破れたが、上位チームにもまだつけ込む余地はあると思わせる試合となった。明治大、慶應大は余裕の4連勝。だが、国士舘大の勢いがこれから対戦する明治、筑波といった上位チームにとって戦々恐々といったところになっている。


苦しい白鴎大に対し、明治大は余裕の戦いを見せる
080914KANAMARU.jpg明治大107(33-15,27-18,21-31,26-27)54白鴎大
なんとか次につながる良い材料を探したい白鴎大。得点源である#00藤江(3年・F)はケガで満足に動ける状態ではない。しかし試合に出場させなければならない苦しい台所事情だ。本来の動きはできず、明治大のディフェンスに遭って5点と得点は伸びない。
明治大は今後をふまえてか、1Qから白鴎大に高い位置からプレッシャーを与えるディフェンスを仕掛ける。白鴎大はボールをフロントコートに運ぶのがやっと。前半は明治大に圧倒される形となった。後半に入ると明治大のディフェンスがゆるみ、白鴎大の得点が伸び始める。しかし追いつくまでには至らず4連敗。苦しい状況が続く。

写真:勝利に笑顔を見せた明治大・#14金丸晃輔。



前半好ディフェンスの順天堂だが、後半は慶應大の力に屈す
080914NINOMIYA.jpg慶應義塾大109(26-23,17-26,29-11,37-20)80順天堂大
1戦目はあっさりと慶應大に屈した順天堂大。2戦目は戦法を変えて挑んできた。試合開始から激しいディフェンスを展開。特に慶應大#16二ノ宮(2年・G)に対し、何枚ものガード陣で徹底マークさせ、ファウルをしても即交代。次々と選手を送り込んでいく。慶應大は思うようにボールを運べずイライラが募り、さすがの二ノ宮も「やばいと思った」という執拗な守り。それでも1Qは#10小林(3年・GF)の15得点もあり、なんとか3点リードを奪った。

しかし2Q、順天堂大は1戦目入らなかった3Pが面白いように決まる。#6渋谷(4年・G)の3連続と#4綿貫(4年・F)の1本、合計4連続3Pで一気にリード。インサイドでも#10山本(3年・C)がゴール下で力強いオフェンスを展開、最大11点のリードを奪われてしまう。#7岩下(2年・C)もファウル3と苦しくなった慶應大。しかし#16二ノ宮が流れを変える3Pを決めると#7岩下のシュート、#4鈴木(4年・F)のスティールからのシュートで追い上げをはかる。それでも2Qは順天堂大の6点リードで終えた。

3Qで崩れなくなったのが慶應大の成長ポイントだ。勝負はここで決した。
#16二ノ宮が中央突破でレイアップ、ミドルシュートと連続すると、#4鈴木のドライブ、#10小林の連続3Pで慶應大が逆転。順天堂大はなんとか止めようとするものの、ファウルが続いてしまう。前半は好調だったアウトサイドも外れ始め、ずるずると後退。4Qはゾーンを展開するも、全く機能せず慶應大はあっさりアウトサイドを沈めて引き離す。最後は30点近い差をつけて慶應大が4勝目をあげた。

前半は順天堂大につけ込まれたが、慶應大は大きく焦ることはなかった。3Qの勝負所で押し負けなくなった部分は昨年より成長している部分だ。順天堂大はファウルアウトも覚悟で前半の守りを後半も続ければもう少し違っていただろう。2連続で同じチームと戦うリーグ戦は相手が何を仕掛けてくるか分からない。異なる戦法に翻弄されない精神力や1部チームと違うラフプレイに対処するなど、常に集中力が必要であり、そこが2部の難しさでもある。そういった部分ではまだ甘さが見える慶應大。上位チームとの正念場に向けてまだまだ突き詰める部分がある。

写真:21得点の慶應大・二ノ宮。

※筑波大VS拓殖大、早稲田大VS国士舘大は別途掲載します。

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2008.09.14 (Sun)

関東大学リーグ9/14結果

■関東大学1部リーグ
専修大71(21-19,19-13,14-20,17-14)66法政大
東海大78(26-26,17-14,16-15,19-18)73日本体育大
日本大68(14-15,20-15,15-20,19-21)71中央大
青山学院大87(31-16,20-7,23-6,13-20)49大東文化大

青山学院大学 4勝0敗
東海大学   4勝0敗
専修大学   4勝0敗
日本大学   3勝1敗
中央大学   1勝3敗
日本体育大学 0勝4敗
法政大学   0勝4敗
大東文化大学 0勝4敗


■関東大学2部リーグ
筑波大76(12-25,19-22,26-13,19-14)74拓殖大
明治大107(33-15,27-18,21-31,26-27)54白鴎大
慶應義塾大109(26-23,17-26,29-11,37-20)80順天堂大
早稲田大75(20-26,20-23,22-12,13-23)84国士舘大

慶應義塾大学 4勝0敗
明治大学   4勝0敗
筑波大学   4勝0敗
国士舘大学  2勝2敗
早稲田大学  2勝2敗
白鴎大学   0勝4敗
拓殖大学   0勝4敗
順天堂大学  0勝4敗

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