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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.09.14 (Sun)

9月14日 関東大学2部リーグ 第2週 筑波大VS拓殖大 第2戦 

筑波大76(12-25,19-22,26-13,19-14)74拓殖大
080914TSUKUBA.jpg筑波大と拓殖大。
ここ近年のリーグでは1勝1敗と星を分けていた。だが今年、筑波大がその結果をようやく塗り替えた。「勝利」という形で。

1Qを相手にリードされて終わるというリーグ戦初の展開で始まったこの拓殖大戦。前半は流れを掴みきれずに16点差ビハインド。今までならばそのまま流れを掴みきれずに敗北、そんな結果だった。だが、今年の筑波大は違った。3Qの立ち上がりで流れを掴むと一気に流れに乗った。最後まで1点を争う展開となったが、我慢に我慢を重ねて見事に勝利を勝ち取った。

詳しいゲームレポートと筑波大・鹿野選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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■GAME REPORT■
080914MASTUZAKI.jpg試合開始4分、拓殖大にアクシデントが起きた。
#21寒竹(4年・F)が負傷退場。エースとして、重要な得点源として拓殖大を引っ張ってきたプレイヤーを失った。だが、拓殖大はここで折れなかった。折れるどころか、寒竹の抜けた穴を埋めようと、各プレイヤーが奮闘。放つシュートも次々と決まっていき、これまでにない良い流れで試合を進める。その勢いに飲まれたのが筑波大だ。筑波大は開始5分で5得点。ミスも出て、いい形でシュートが打てない。そこで筑波大はルーキー#15山口(1年・G・福大大濠)を投入。山口は2本の3Pを沈め、しっかりと仕事を果たす。山口の3Pで点差を詰めた筑波大だが、拓殖大の勢いを止めるには至らない。#22松崎(2年・G)を中心に次々と得点を重ねていく拓殖大は、終盤にも立て続けに得点し、1Qを12-25と13点のリードを得て終える。



なんとか持ち直したいのが筑波大だ。だが、どうしても拓殖大のゾーンディフェンスが崩せない。対する拓殖大は、1Qの勢いをそのままに#53小野(2年・C)や#97小袋(3年・G)のシュートで加点していく。自分達のバスケが出来ているチームに、司令塔の#1宮城(4年・G)にも思わず笑顔がこぼれる。それくらい、拓殖大には勢いがあった。止めるのは容易ではない。筑波大も懸命に拓殖大を追いかける。終盤になって#13片峯(3年・G)の3Pや#32木村(4年・C)のゴール下で対抗するが、全て#22松崎にやり返されてしまう。結局、残り1秒でも松崎に3Pを打たれ、前半終わって31-47。16点ビハインドで後半を迎えることとなってしまった。


080914YAMAGAWA.jpg3Qの立ち上がり、筑波大#5中務(4年・F)がディフェンスで、オフェンスでは#31梁川がそれぞれ仕事をする。まずは梁川が3P1本を含む3連続得点。その後中務のリバウンドが光る。更に中務は拓殖大#97小袋のシュートを豪快なブロックで阻止すると、それをそのまま3Pへと繋げる。本人も思わずガッツポーズ。8点差まで詰められた拓殖大はたまらずタイムアウト。だが、タイムアウト後も流れは筑波大に。#13片峯がスティールから速攻を決めて6点差。だが、拓殖大も負けてはいない。#42永井(2年・C)、#22松崎の3Pで再び差を広げる。対する筑波大は#24高橋(4年・F)、#32木村らインサイド陣が奮闘し、拓殖大に食らいついていく。そして、残り2分46秒。筑波大は#13片峯のバスケットカウントで2点差とする。しかし、ここで得点が停滞してしまう。その間に拓殖大は#5根木(1年・G・東和大昌平)のリバウンドシュート、#53小野のフリースローで筑波大を追いつかせない。筑波大も#47富田(4年・F)がバスカンを決めるもフリースローを決められず、あと一歩が出ない。


筑波大が逆転したのは4Q残り4分25秒、#47富田のバスケットカウントだった。それまでは1点を争う展開。逃げる拓殖大、追いかける筑波大。互いに譲らない展開が続いていたが、遂に逆転を許してしまった拓殖大。だが、すぐに#1宮城がやり返してリードを奪い返す。その後も競った展開が続いていく。点差は大きく離れないが、ゲームの流れは筑波大にあった、と言っていいだろう。終盤、ミスがでた拓殖大は最後まで筑波大を捕らえきれず逆転負けを喫した。



◆#45鹿野洵生(筑波大・3年・F)
080914KANO.jpg得点をたくさん取った訳ではない。
鹿野が頑張ったところはリバウンドだ。筑波大のシュートは鹿野のリバウンドから生まれた。そして、筑波大にいい流れをもたらした。影ながらチームの勝利に貢献。

―立ち上がりからリードを奪われる展開になってしまいました。原因は?
「見てた感じだと、入りが重かったですね。あとは寒竹さん(拓殖大#21)が怪我して、それで拓大が発奮したのかわからないですけど、みんなテンポよくシュートが入ってて。オフェンスではうちがゾーンが上手く攻略できなかったんで差が開いたのかなと思います。ゾーンは外が入らないとちょっときついので」

―ゾーンが苦手だということは昔から言っていますね。
「そうなんですよね。練習はしっかりしてて、練習では上手くいってるんですけど、試合だとうまくいかないですね(苦笑)」

―第1戦同様、3Qの立ち上がりがしっかりしていましたね。
「オフェンスでゾーンを崩そうっていうのが意識の中にあって。でもそうじゃない。うちはディフェンスが基本のチームなので、まずはディフェンスして走ろうっていうことをオフェンスより大事だということを意識していました。だから後半からはブレイクも出て、それで追いつけたんだと思います」

―リーグに入ってから初めて追う展開となったわけですが、焦りはありましたか?
「僕はめっちゃヤバいと思っていました(笑)。めっちゃプレッシャーもかかってて、とにかくもうディフェンスから走って筑波らしいバスケをするしかないと思っていて。かなり必死でした」

―プレイングタイムももらって、自分の仕事をしっかりとしている印象を受けます。
「でも、中務さん(#5)がいるんで。ちょっとしか出られないですけど、出たらしっかりと自分の役割を果たすつもりでやっています。僕以外の控えの選手も出てる選手もそれぞれ役割をわかってやっています。僕はリバウンドだったり、ゾーンだったらつなぎ役としてパスを回したりというのが仕事ですね。梁川さん(#31)みたいにスピードがあるわけでもないので。とにかく泥臭いところを頑張らないといけないと思ってやっています」

―中務選手のブログでも、鹿野選手をとても頑張っていると評価していますね。
「いや、中務さんのほうがヤバいっす!あの人の努力ははんぱないっす」

―同点になってから、逆転するまでに時間がかかりましたね。
「向こうが梁川さんとか抑えるところを抑えた後、他の選手の得点の出なかったですね。そこが今後の課題だと思います」

―さて来週は…。
「国士舘ですよね。マジ怖いっす。ディフェンスからのバスケで勝ちたいっすね。ホームだし。国士舘はイメージ的に3Pが入るっていうのがあるので、オフェンスのチームっていうイメージ。ボールマンプレッシャーからディナイをしっかりして、なるべく失点を少なくできたらうちのゲームになるかなと思います。去年はホームで明治に負けてしまいましたけど、一昨年はホームで国士舘に勝っているので、今年も勝ちます!」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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