2016年12月 / 11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月


第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2014.11.06 (Thu)

【2014リーグその他】11/6入れ替え戦結果

■11月6日(木)国立代々木競技場第二体育館
横浜国立大学68(21-14,15-18,13-21,19-11)64城西大学
首都大学東京113(26-17,21-11,30-14,36-28)70千葉商科大学
神奈川大学63(20-12,11-15,16-14,16-11)52駒澤大学
江戸川大学69(19-16,14-16,21-18,15-7)57埼玉工業大学
専修大学57(16-27,15-25,18-20,8-24)96大東文化大学
白鴎大学92(25-16,16-15,15-25,20-20,16-5*)81日本体育大学 *OT


横浜国立大学 4部残留
城西大学   5部残留
首都大学東京 4部残留
千葉商科大学 5部残留
神奈川大学  2部残留(2勝0敗)
駒澤大学   3部残留(0勝2敗)
江戸川大学  2部残留(2勝0敗)
埼玉工業大学 3部残留(0勝2敗)

※1-2、2-3部間は2勝戦勝方式。

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2013.11.22 (Fri)

【2013リーグ】11/7入れ替れ戦 早稲田大VS国士舘大 第3戦

互いに譲らなかった早稲田大と国士館大の再戦は
国士館大が昨年の借りを返して1部昇格の快挙


131107kawakami.jpg 一年ぶりに再び入れ替え戦で相まみえ、1勝1敗で第3戦を迎えた早稲田大国士館大。今年はほぼすべてのカードが第2戦で決着したため、代々木の3日目のコートは唯一第3戦にもつれたこの一試合のためだけにあてがわれた。決戦の舞台が整い、他大学の選手も多く応援に駆けつけるなかで始まった運命の第3戦は、意地と意地とがぶつかり合う死闘となった。

 開始早々#21河上(4年・F)がスティールから速攻を決めて早稲田大サイドが大きく沸くが、そこから3分以上得点できず、その間に国士館大は#22原(2年・F)の3P、#14高橋(4年・G)のバスケットカウントで勢いに乗った。早稲田大は#21河上が一心にシュートを打ち続けるも、なかなかネットを揺らせない。それでも#15木村(3年・F)や#2木澤(2年・G)が攻め気を見せ始め、交代した#27平野(3年・F)も#22原を徹底マークし食らいつく。すると残り3分半から#21河上が覚醒。3Pやドライブなどひとりで11得点を稼ぎ、#34池田(2年・G)の速攻も加勢して21−15と早稲田大が逆転して2Qに入ると、#11河合(1年・G・洛南)の3Pも決まって最大9点先行した。だが早稲田大はトラベリングや連続ファウルでややリズムを崩す。国士舘大はフリースローの確率は良くないもののコツコツと加点して追いつき、シーソーゲームとなった。#2木澤や#34池田の好ディフェンスが光る早稲田大に対し、国士舘大も#22原が冷静にディフェンスを飛ばせてシュートを決めるなど譲らない。35−32とほぼ点差のないまま前半を終えた。

131107ma.jpg 勝負のポイントとなったのが3Q。まず勢いに乗ったのは#16山本(2年・F)が2本の3Pを決めた早稲田大だった。国士舘大も#9新田(3年・C)がオフェンスリバウンドでつなぎ、#4松島のアシストから#20馬(1年・C・日本航空)が決めるなど盛り返すが、早稲田大は#21河上がディフェンスをかいくぐってバスケットカウント獲得。さらには#27平野が#9新田の4つ目のファウルを誘ってベンチに追いやった。暗雲立ちこめる国士館大。しかしここでチームを救ったのはキャプテンの#4松島だった。苦し紛れに放り投げたボールがリングに沈むミラクルプレーで同点にすると、さらには3P、ドライブを決めて5点リードに。悪い流れを断ち切るどころか逆に勢いに乗った国士館大が、51−58と7点差をつけて4Qに入った。

 4Q、#8伊集(3年・G)の3Pや#14高橋のミドルシュートが決まって国士舘大が最大14点リード。しかし早稲田大も諦めず、#27平野や#11河合が連係プレーからゴール下で加点。#15木村が負傷退場となったが、苦しい中で#34池田がバスケットカウントが決めて6点差まで詰め寄った。しかし国士舘大もタイムアウトを挟んで#8伊集が価値ある3Pを決め、それ以上は詰めさせない。早稲田大は#34池田が5ファウルで退場し、足をつりながらプレーしていた#21河上もプレーの続行は不可能となり、やむなくベンチへ。そのまま国士館大は#22原や#14高橋がシュートを決め続けてリードをキープし、残り時間わずかとなると勝利を悟った国士館大の応援席から大きな国士舘コールが始まった。そのまま69−78でタイムアップ。試合後にはベンチも応援団もコートになだれ込み、喜びをはじけさせた。

131007kokushikan.jpg 悲願達成となった国士館大。振り返れば、2部昇格を果たした2008年以来惜しいシーズンが続いた。インカレ準優勝まで上り詰めた2008年は入れ替え戦にわずかに届かず3位、そこからなかなか上位進出はならず、2011年はキャプテンの西片を中心にチームの雰囲気も良い方向に変わったものの、勝てば入れ替え戦というリーグ最終戦に敗れて無念のシーズン終了。なんとか3位に滑り込んだ昨年は、入れ替え戦の3戦目で早稲田大の前に夢敗れた。そうした経験を繰り返し迎えた今リーグ戦、最初こそこれまでのように不安定さを見せることもあったが、次第に40分間気を緩めずに我慢の展開を戦い抜いていくチームへと変わっていった。他チームと大きな実力差があったわけではないが、リーグを9連勝で締めくくって入れ替え戦への切符を手に入れ、勝負の大舞台でも第2戦、3戦とその実力を遺憾なく発揮した。熱い気持ちを持った主将#4松島に引っ張られるようにチームが一体となり、挑戦し続けて切り拓いた1部昇格。ようやくチームに本当の笑顔が咲いた。

 2010年の入れ替え戦で1部昇格を果たした早稲田大は、3年で2部降格となった。今年はリーグ序盤からどこか噛み合わず、もがき続ける日々が続いた。リーグ終盤にかけて明るい兆しも見えたが、最後は国士館大の強さに押し切られる形に。それでもスランプを乗り越え、主将兼エースとして、足の痛みに時折顔をしかめながらもシュートを決め続けた#21河上の奮闘は見事であり、下級生もこの大舞台にひるまず要所で活躍した。チームはまだ若く発展途上だ。ここから再建を図り、この雪辱を再びこの地で晴らしてほしい。

写真上:気迫でリングに向かい続けた#21河上の姿勢には、試合後国士館大の選手からも称賛の声が上がった。
写真中:国士館大・馬はファウルをよく我慢して40分間のフル出場。12得点15リバウンドで勝利に貢献した。
写真下:昇格の瞬間、国士舘大の原が主将の松島に思い切りの笑顔で飛びついた。

※国士館大・松島選手、高橋選手、原選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2013.11.20 (Wed)

【2013リーグ】11/6入れ替れ戦 大東文化大VS法政大 第2戦

法政大が因縁の大東文化大相手に
逆転劇で1部復帰を決定!


131006numata.jpg 2部3位の法政大が先勝したこのカード。追い込まれた大東文化大が試合の立ち上がりに集中力を見せた。#99山崎(2年・SG)の3Pを皮切りに、#86小野寺(4年・C)が奮闘。ゴール下でオフェンスリバウンドを取って得点すると、#28兒玉(3年・PG)のアシストから#99山崎への速攻につなげて怒涛のオフェンスを展開。法政大はなかなか攻め手がなく、#0高田(4年・G)が3P、スティールと活躍するも後はなかなか続かず1Qで26-17と大きく離されてしまった。

 2Q、追いつきたい法政大は#0高田や#24加藤(2年・F)が得点面を担っていくが、ここでベンチから入った#7藤井(1年・G・厚木東)が起用に応えて3Pを沈め、2連続のミドルシュートも入って追い上げる。大東大はオフェンスが単発気味でシュートが決まらず、3分ほど沈黙。リードは守っているものの、法政大は#16沼田(2年・C)の連続ゴールに#0高田のスティールもあって、その差をじわじわ詰めていく。それをさせたくない大東大は#30鈴木(4年・SG)の3Pが決まり、持ち直して41-36とリードし前半終了。

131006kodama.jpg 3Q、5点を追う法政大は自らもファウルにも苦しみつつ、大東大からもフリースローを次々獲得。これをこつこつと決めていき、残り2分半になって#16沼田のシュートで遂に逆転に成功する。さらにはゾーンを敷いて大東大の足を止めると#7藤井の3Pがまたも炸裂。#0高田、#16沼田の得点がこれに続いて残り時間で50-58と逆に8点のリードで4Qへ突入した。

 3Q終盤から4Q頭の合計4分間、大東大はノーゴール。法政大は10点のリード得て余裕を持つ形になった。大東大は焦りからかシュート確率が落ちてしまい、決定的なチャンスを掴みきれないままずるずると時間が経過。法政大は十分に点差を引き離すと最後にコートに主将の#14大塚(4年・G)と#13三角(4年・F)を送り出し、最後は笑顔で2010年以来の1部昇格の瞬間を迎えた。最終スコアは62-77。逆転劇によるうれしい結果となった。

131006hosei.jpg 前の試合で昇格を決めた慶應大同様、法政大も2010年に最下位となり2部降格。相手は大東文化大、高田らが1年生のときだった。そして2部初年度には2部10位になり、3部との入れ替え戦に進んでいる。一度どん底を味わってからようやくここまで戻ってくるまでに3年を要した。その間、才能豊かな選手を持ちつつもどこか軽い印象のあったチームは、そうした甘さを捨て真面目で懸命なプレーをするチームへと姿を変えていった。今年は沼田、加藤といった2年生が成長し、藤井というポイントゲッターも得た。そして最後に見せた高田のプレーはエースの名に相応しかった。インカレ出場権のない法政大はこれがシーズン最終戦。見事な結果を残し、4年生は引退を迎えた。

 大東文化大はリーグ戦では最終週を連勝で飾り、決してネガティブなイメージはなかったが2戦とも途中で大きく離される展開となってしまった。昨年の4年生たちが抜け、今年は試合経験の少ないメンバーで戦ってきた。リーグ戦で筑波大を破ったこともあり、成長が期待できるチームだった。しかし、大事な勝負をものにできない不安定さがこの入れ替え戦でも出てしまった。下を向かずまた強い大東大へと成長を遂げられるか、ここからがスタートだ。

写真上:法政大・沼田と大東大・戸ケ崎のマッチアップは、強いフィジカルを持った選手同士のタフなぶつかり合いで見応え充分だった。
写真中:奮闘が見えた大東大・兒玉。今季より正ポイントガードに座りチームを鼓舞するアグレッシブなプレーをし続けた。
写真下:昇格に涙する法政大の大塚、高田、三角。少ないメンバーでここまであきらめずにやってきた結果の涙だった。

※法政大・大塚選手、高田選手、三角選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2013.11.18 (Mon)

【2013リーグ】11/6入れ替れ戦 中央大VS慶應義塾大 第2戦

後半一気に突き放す爆発力を見せた慶應義塾大が
険しい道程を乗り越え、1部復帰を成し遂げる


131006oomoto.jpg 第1戦で慶應義塾大が勝利し、後のなくなった中央大。絶対に負けられない第2戦は、前半から気持ちのこもったプレーでリードを奪うことに成功した。序盤は中央大の高さが生きた。#27宍倉(2年・C)がまずゴール下で決めるとその後もオフェンスリバウンドで貢献。#15八木橋(1年・G・北陸)の3Pも決まっていい立ち上がりを見せる。慶應大は中央大のディフェンスの前に第1戦同様もたつく形になり、ポイントゲッターの#16伊藤(3年・G)にもフェイス気味にディフェンスがつく形となってボールが回らない。中央大は#27宍倉が好調で一時8点のリードを奪うが、慶應大は終盤に#16伊藤のフリースローや#23黒木(2年・C)のオフェンスリバウンドからの得点で19-15とやや戻して1Qを終了。

 2Q、ようやく慶應大のエンジンがかかる。中央大は#5谷口(3年・F)が2ファウルでベンチへ。その間に#10矢嶋(4年・F)のシュート、#11権田(3年・F)のスティールも出て勢いづくと、#14大元(2年・G)のアシストから#23黒木が決めるなどして一気に逆転した。しかし、中央大もここで切れない。#5谷口と交代した#10渡部(2年・SG)の3Pで再逆転すると、#25森(1年・SF・明成)が奮闘。体を張ったプレーで次々に得点を奪っていく。#31流田(3年・G)の3Pも出た中央大が35-35と同点に戻して前半は終了した。

131006mori.jpg 3Q、慶應大は#14大元、#21西戸(1年・G・洛南)のシュートで立ち上がりに一気に7点差をつけることに成功。このチャンスを逃さず畳み掛けるように#16伊藤が果敢にオフェンスを仕掛けていく。中央大も#5谷口が3Pを決めて離されまいとするが、勢いに乗ったときの慶應大は簡単には止められない。激しいディフェンスで中央大からターンオーバーを奪い、次々に得点を奪って残り2分でリードは17点。中央大はタイムアウトで修正をかけるがその後も慶應大の勢いはとどまるところを知らず、#14大元の連続得点もあって45-64と、3Qで19点差がついた。

 4Q、後のない中央大はディフェンスを激しくし、第1戦同様高い位置からプレスディフェンスを仕掛けて慶應大からターンオーバーを奪い、#24塩谷(4年・PF)、#22山田(4年・PF)らが返していく。慶應大はボール運びに苦しみながらも#16伊藤、#10矢嶋らが得点。じわりと中央大に点差を詰められる時間帯もあったがリードを守っていくと、残り1分を切って#6大木(4年・G)、#9平石(4年・G)らを投入し、全員を4年生に。70-95の15点差でのタイムアップの瞬間、応援団が「一部復帰」の大段幕を掲げ、大仕事を果たしたチームの面々が笑顔に包まれた。

131006keio.jpg 昨年は3部との入れ替え戦にまわった慶應大が飛躍的な進化を遂げ、2年かけて再び1部へと戻った。竹内公輔(現・NBLトヨタ自動車アルバルク東京)を擁した2003年、205cmの岩下や小林(現・日立サンロッカーズ東京)、二ノ宮(現・NBLトヨタ自動車アルバルク東京)らが中心だった2008年の昇格時に比べれば、ガード陣は豊かだがバスケットに必要な要素とされる高さはなかった。しかし伝統のチームカラーであるトランジションを磨き上げ、ディフェンス力の向上、下級生の成長により彼らは彼らなりの慶應義塾の姿をもう一度作り上げ、示した。そこに結果がついてきたことを素直に賞賛したい。

 一方の中央大は負けられない思いはあっただろう。このチームは2年連続で1部への入れ替え戦に挑み、カルテットと呼ばれた昨年の4年生たちがやっとの思いで昇格を成し遂げたばかりだ。今年のチームにも能力豊かな選手たちは揃っていたが、チームとしての結果を出すには至らなかった。しかし森や宍倉、八木橋といった下級生はこの入れ替え戦でも頼もしいところを見せた。降格しても中央大にはまだインカレが残っている。ここで再び切り替えられるか。

写真上:伊藤とともに両エースとして安定してきた慶應大・大元。抜群の運動能力による攻守でチームを助けた2カ月だった。
写真中:ボールに対しての勘のいいプレーで流れを作る時間もあった中央大・森。これからの中央大を担う選手であり、この経験を跳ね返して成長して欲しい。
写真下:最後は大木、平石、本橋、矢嶋、蛯名といった4年生がコートに立った慶應義塾大。

※慶應義塾大・蛯名選手、矢嶋選手、伊藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2013.11.18 (Mon)

【2013リーグ】11/6入れ替れ戦 神奈川大VS玉川大 第2戦

重い展開となった神奈川大と玉川大の対戦は
粘った玉川大を神奈川大が振り切り2連勝


131006nakano.jpg 第1戦は大差で神奈川大玉川大を下したこのカードだったが、「昨日のことは昨日のことで切り替えようと話していた。相手に比べて負けているところを言っても仕方ないから、自分たちができる部分を頑張ろうと思った」(#0畠山)という玉川大が、0−6と幸先の良いスタートを切る。オフェンスで流れを掴めない神奈川大は、ハードなディフェンスも思うように出ず、#5中野(3年・PG)や#0畠山(4年・G)にドライブを許す展開に。玉川大は神奈川大のエース#7古橋(4年・F)を#91門田(3年・SF)らがフェイスガード気味で徹底的にマークし、攻めてはガード陣の思いきりの良さが光って13−22まで引き離す。そこから神奈川大もじわじわ追い上げ一時は逆転するも、再び#0畠山、#30蔦木(3年・F)のシュートが決まった玉川大がわずかに先行。結局前半は23−27と玉川大リードで折り返した。

131106zindai.jpg 3Q、玉川大はインサイドの柱、#45横沢(4年・C)が4つ目のファウルを吹かれてベンチへ追いやられる。神奈川大は単発なシュートやオフェンスファウルが続いてまだ動きが固いものの、玉川大の得点をこのQ5点に抑え、ディフェンスの機能が見える。#7古橋の3Pが決まり、#29田村(4年・F)もルーズボールに奮闘。フリースローから#24吉永(3年・F)が加点して5点リードで4Qに入ると、#7古橋がブロックから速攻を決めるなど、じわりとリードを広げ始める。玉川大も#0畠山、#5中野が要所で3Pを決めて踏ん張り、#11田代将也(1年・SF・船橋)もブレイクを決めて一桁差で食らいつくが、ここぞという時のあと1本が出ずに残り1分で7点のビハインド。残り1分を切り、パスカットから#0畠山がシュートを放つも、これはリングの上をくるりと回って惜しくもこぼれて万事休す。神奈川大が本来の調子とはいかずとも我慢の展開を勝ちきり、65−56で2部残留を果たした。

 最後まで粘った玉川大だったが、あと一歩及ばず。3年連続の入れ替え戦進出は、またしても2部の壁が立ちはだかることとなった。それでも今年はチームとしてまとまりを見せ、誰かに頼ることなく全員で戦う姿勢を貫いてリーグ最終日に3部3位に滑り込むなど貴重な経験をしてきた。試合に絡む3年生以下も多い。この経験を来季に生かして欲しい。

 リーグを通して試合によりムラがあった神奈川大は、最終戦もその形が出ることに。それでも地力の差で押しきり、2部残留を果たした。今年は4年生が主体となり引っ張ってきたチーム。もったいない負けもあったが、噛み合えば上位にも引けを取らない実力を持っており、最後までリーグ戦の成り行きを分からなくする存在だった。来季は主力の多くが抜け、ここから新たなスタートとなる。下級生は今季の雪辱を胸に、次こそは上位進出を図りたい。

写真上:チームハイの19得点だった玉川大・中野。最終学年となる来季も奮闘に期待したい。
写真下:最後は副キャプテンの#1瀧澤も入れて4年生5人が揃った神奈川大。チームの核となる存在だった。

※神奈川大・田村選手、古橋選手、早川選手、曽根選手、玉川大・横沢選手、畠山選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2013.11.16 (Sat)

【2013リーグ】11/6入れ替え戦 江戸川大VS順天堂大 第2戦

追いつき、追い越しの展開を繰り返し
延長戦を制した江戸川大が2連勝で2部残留


131006ozawa.jpg 第1戦では江戸川大が勝利したものの、前半は競り合いに持ち込んだ順天堂大。落としたら終わりとなる第2戦もクロスゲームが続いてどちらに転ぶか最後までわからない展開となり、延長戦にもつれる熱戦となった。

 1Qの立ち上がりは江戸川大は#3王(2年・C)のバスケットカウントから入り、#1田中(4年・G)の3Pなどもあって先行。#97小澤(3年・F)の速攻も出て10-2と開きまずまずのムードになった。対する順天堂大は外のシュートが決まって来ず、苦しい展開となるが残り5分になって#99小川(4年・F)の3Pが入ったのを皮切りに、#96佐藤(3年・PF)、#33喜久山(3年・F)のアウトサイドが続いて残り2分で12-12と同点に戻すとそこからは入れあいとなり、15-16と順天堂大が1点リードした。

 2Qは江戸川大#97小澤の速攻が出るとここから小澤の3P1本を含む4連続得点でリードを奪う。順天堂大は大きく離されはしないものの、得点が止まりがちとなり、スコアが思ったように伸びない。しかしそこを#99小川が今度はバスケットカウントで流れを変える役目を果たすと、#3小薗井(3年・G)がシュート、アシストにと活躍し、残り3分には#99小川の3Pで再び同点に戻した。タイムアウトを取った江戸川大はここで修正。#14伊藤(4年・G)のドライブが決まり、#3王がポストに押し込みバスケットカウントを獲得。31-29と今度は江戸川大が2点リードで前半を終了した。

 3Q、順天堂大はここまで沈黙していたエース#23泉(4年・F)がこの試合初得点。一方の江戸川大は#1田中のバスケットカウントや#89陶山(4年・F)が軽やかなターンでゴール下を決める。江戸川大は5点のリードに成功するが、オフェンスが好調の#97小澤がここで4つ目のファウルとなってしまう。逆に順天堂大は#20込山(2年・SG)の3Pが決まり、#23泉の3連続のミドルシュートが気持よく決まってまたも追い上げからの逆転で48-49で3Qを終える。

131006ogawa.jpg 4Q、互いに負けられない雰囲気の中、試合はクロスゲームとなる。江戸川大は#1田中、#28平岩(3年・F)のシュートで逆転。順天堂大は立ち上がりで無得点の時間帯が出てしまうが、#23泉や#20込山、#96小川でこつこつ返していく。江戸川大は一時7点のリードを奪うことに成功するが、順天堂大は#20込山の3P、#37千葉(3年・G)からのカットで#23泉が決めて残り2分にまたも同点に追いついた。ここからさらにシーソーとなるが、残り35秒で順天堂大は#99小川のミドルシュートが決まって2点のリード。苦しくなる江戸川大だが、順天堂大のディフェンスに苦労しながらも最後にノーマークの#28平岩のミドルシュートが沈んで残り5.8秒で67-67の同点に戻した。残り時間、江戸川大は#20込山のドライブは弾かれ、時間内にシュートまで持ち込めず延長戦へと突入した。

 延長戦で流れを掴んだのは江戸川大の方だった。まず#1田中のシュートが入ると#89陶山がこれに続き、延長戦を演出するシュートを決めた#28平岩が3連続で決めて順天堂大をシャットアウト。順天堂大は#23泉がシュートを1本決めるにとどまり、79-69で試合終了。江戸川大が2連勝で2部残留。順天堂大は勝負をタイに戻せず、3部残留となった。

131006edogawa2.jpg 初の2部で苦しみ、後半には勢いも失いがちだった江戸川大。この入れ替え戦でも流れが止まる時間帯もあったが、それでも勝負どころは制して2連勝。昇格してきたチームが苦しむのはよくあることであり、それを乗り越えなければ定着はできない。入れ替え戦の2連勝でまずその一歩を踏み出した。

 昨年は降格の入れ替え戦で対戦した因縁の相手に最後まで粘った順天堂大だが、一矢報いることはできなかった。「まだ力が足りなかったということ」と主将の。十分力を蓄えた状態でなければ上に行っても通用しないという言葉は、厳しくもあるが真実だ。3年の主力ガードたちや新人戦でも7位に入った下級生たちがここからさらに力を積み上げ、チャレンジし続けて欲しい。

写真上:ファウルトラブルになったものの、好調に得点を稼いだ江戸川大・小澤。
写真中:一試合を通じて貢献を続けた順天堂大・小川には4年の意地が見えた。
写真下:最後は4年生をコートに送り込んだ江戸川大。涙を見せる選手たちも。

※江戸川大・田中選手、陶山選手、伊藤選手、順天堂大・泉選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2013.11.14 (Thu)

【2013リーグ】11/6入れ替れ戦 駒澤大VS立教大 第2戦

駒澤大は第1戦のような反撃ならず
立教大が地力の差で突き放して2部昇格


131107sano.jpg 第1戦は2点差で辛くも立教大が逃げ切り王手をかけたこの対戦。その時は1Qに固さが見られた駒澤大だが、この第2戦は開始から#6斎田(4年・C)がゴール下、ミドルシュートを決めて悪くない立ち上がりだった。しかし立教大も慌てず、#5新保(4年・F)のテイクチャージ、#8丸山(4年・F)のバスケットカウントで勢いに乗った。3連続でファウルを吹かれた場面はややブレーキがかかったものの、#5新保が難しい体勢からシュートをねじ込み、#13平良(3年・G)も素早いレイアップでゴールをさらって盛り立てる。駒澤大は#8野村(3年・SG)のアシストから#6斎田、さらに#33佐々木(4年・SF)のリバウンドシュートが続いて4点差に縮めたものの、立教大は1Q終盤#20望月(1年・G・沼津中央)の3連続得点で15−24と突き放して1Qを終えた。望月は2Qに入っても、鮮やかな1on1で会場を唸らせ、2本の3Pを決めてオフェンスを引っ張る。残り3分17−40と大きく立教大がリードを広げた。しかし駒澤大も#5馬場(4年・PG)、#12川嵜(1年・F・西武文理)の3Pで食らいつき、29−46と奇しくも第1戦の前半のスコアとまったく同じ点数で試合を折り返す。

131107takeda.jpg 第1戦ではここから後半に反撃をくらった立教大も、この日は同じ轍は踏まなかった。#12川嵜に2本の3Pを許すものの、#23阿部(2年・C)がインサイドで確実に加点し、#20望月がスティールから冷静に#8丸山へアシストするなど得点を止めない。駒澤大は#7佐野(3年・SG)が単発で決めるが20点前後の点差が縮まらない。22点差で入った4Qも立教大はリードを保ち、終盤は主将の#4竹田(4年・F)や#9網野(4年・C)をコートに。シュートが決まるたびに大歓声が沸いた。そのまま63−96で試合終了。4年生5人でタイムアップの瞬間を迎え、2部昇格の喜びを噛み締めた。

 第1戦は怒濤の3P攻勢で2点差での惜敗だった駒澤大だが、この日は同じ展開とはならず。試合後には試合に出ていない下級生も含め、悔し涙に暮れていた。今季は昨年の主力が全員抜け、スポーツ推薦がひとりもいない中でゼロからのスタートだった。リーグ戦中は良くない内容の試合もあったが、徐々に調子を上げて1勝をあげるなど、成長も見られた。来季からは3部。今年の経験を生かし、再び力をつけていきたい。

 大差をつけての快勝で2部昇格を成し遂げた立教大。しかしここに至るまでの道のりはそう簡単なものではなく、昨年は有力な選手が集まっているとされながらも没収試合となるなど、チャンスをふいにして絶望も味わった。そこから這い上がった4年生たちが土台になって堅守速攻のチームスタイルを徹底し、有望な下級生たちがその期待に応える奮闘を見せたからこその3部優勝、2部昇格。最高の笑顔でシーズンを締めくくった。

写真上:シュートが持ち味の駒澤大・佐野。最終学年となる来季も奮闘に期待したい。
写真下:プレータイムは長くなかったが、主将としてチームをまとめる役目に徹した立教大・竹田。終盤コートに立ち、シュートが決まるとベンチもひと際大きく沸いた。

※立教大・新保選手、駒澤大・佐々木選手、馬場選手、斎田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2013.11.06 (Wed)

【2013リーグ】11/6入れ替え戦レポート

5チームが2連勝でチームの運命を決めた第2戦
早稲田大と国士館大のゲームは唯一第3戦へもつれる


 2戦先勝方式で行われる1―2部、2―3部の入れ替え戦。第2戦は、6試合中5試合で先勝したチームが連勝を飾り、昇格や残留が決する結果となった。まず神奈川大・江戸川大はそれぞれ玉川大・順天堂大相手にペースを奪われながらも2部残留を果たして安堵。また立教大が駒澤大を下し2部昇格を成し遂げた。1―2部間は、過去2部で苦しいシーズンを送ってきた慶應義塾大と法政大が、這い上がっての1部復帰。これで中央大・大東文化大が2部に舞い戻ることとなった。嬉し涙や笑顔がはじけた勝者の裏側には、必ず敗者が存在する。それぞれの選手たちのターニングポイントとして、この日が新たなスタート地点となった。

※駒澤大対立教大、江戸川大対順天堂大、神奈川大対玉川大、中央大対慶應義塾大、大東文化大対法政大は別途掲載します。

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【要所でディフェンスを締めた国士館大が早稲田大を下す】
131106kimura.jpg 多くのチームが第2戦で勝負を決める中、早稲田大国士館大の対戦は国士館大が第1戦の借りを返して明日の第3戦へと望みをつなげた。

 開始から国士館大はオフェンスリバウンドを掌握し、先制点は昨日の第1戦と同じく#22原(2年・F)。その後は互角の決め合いが続くが、#22原の速攻や#20馬(1年・C・日本航空)の攻め気が光った国士館大が次第に流れを掴む。早稲田大も#21河上(4年・F)が後ろから走り込んでのブロックショットを決め、#16山本(2年・F)も3Pやリバウンドに奮闘するなど譲らないが、国士館大は決死のチームディフェンスで早稲田大の攻撃をシャットアウト。4分間近く得点させず1Qを9−19とすると、2Q序盤に#8伊集(3年・G)、#4松島(4年・G)が連続で3Pを決め最大14点差を開いた。しかしここから国士舘大は早稲田大のディフェンスを前に決めきれないシーンが目立ち、オフェンスが停滞。その間に#21河上のフェイダウェイシュートや#34池田(2年・G)のカットインで早稲田大が順調に得点を積み重ね、残り1分半には逆転。それでも国士館大は#22原のバンクシュートで約4分ぶりの得点をあげ、#14高橋のドライブで締めて29−31と2点先行して前半を終えた。

131106hara.jpg 3Qも一進一退が続いた。内外バランス良く攻めて的を絞らせない国士館大に対し、早稲田大は#21河上がぴったりマークされながらもアウトサイドから次々射抜いてエースとしての貫禄を見せる。すると3Q終盤、#34池田を起点に#15木村(3年・F)らが速攻に走った早稲田大が一歩抜け出す。#21河上は6点リードに広げる3Pを決めてガッツポーズ。国士館大は#9新田(3年・C)らがミドルを積極的に打っていくもリングに弾かれ、53−47と追う展開で3Qを終えると、4Qも開始早々#21河上が迷わずジャンプシュートを決めて8点差がついた。

 だがここから国士館大も反撃。ようやく決まった#9新田のミドルを皮切りに、#22原や#14高橋が強気で攻めて4連続得点で同点に持ち込む。早稲田大はトラベリングやディフェンスが誰もいないところでパスミスを犯すなどプレーが浮つき、開始5分で逆に7点差をつけられた。国士館大も得点が簡単に伸びるわけではないが、要所で主将の#4松島がアウトサイドからしっかり決めて反撃の隙を見せない。そのまま61−68で逃げ切った。

 第1戦は思うように流れを掴めなかった国士館大だが、この日は持ち味のディフェンスもよく機能して1Qと4Qの失点を一桁に抑えた。攻めては#22原が29得点と第1戦と同様に十分な活躍を見せ、#4松島・#14高橋の4年生コンビも二桁得点。昇格への望みを第3戦につなげた。対する早稲田大も勝負強いシュートで2Qや3Qに流れを掴んで勝負を分からなくしたが、終盤の勝負所でのミスがもったいなかった。昨年の入れ替え戦と同じく、第2戦は国士館大に白星を譲ることに。昨年の場合は第3戦で早稲田大が勝負をさらっているが、今回も同じ展開となるか否か。入れ替え戦最後の一試合は必見だ。

写真上:強気な姿勢でミドルシュートを決めて17得点の早稲田大・木村。
写真下:大事な3Pを決めてガッツポーズの国士館大・原。マークが厳しい中でも頼もしい活躍ぶりだ。


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2013.11.05 (Tue)

【2013リーグ】11/5入れ替え戦レポート

1〜3部間で2戦先勝方式の入れ替え戦がスタート
初戦から気持ちのこもったプレーに代々木も沸く


 3試合で2勝した方が勝ちとなる、1―2部間、2―3部間の入れ替え戦が代々木でスタートした。ナーバスな戦いが選手から普段のパフォーマンスを奪う場合もあれば、最後の意地を見せることもある。1―2部間の試合が始まる頃には平日にも関わらず多くの観客がこうした熱い試合を見に訪れた。第一試合から白熱の接戦が続き、それぞれのチームの必死の思いがぶつかり合った。

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【駒澤大が最大26点差を追いつくも立教大が逃げ切る】
131105miyazaki.jpg 第一試合は2部10位の駒澤大と3部1位の立教大による対戦。開始からペースを掴んだのは立教大だった。#23阿部(2年・C)のミドルや#5新保(4年・F)の3Pで9−0と幸先の良いスタートを切ると、その後も激しい守りで相手のターンオーバーを誘って点差を広げる。後手に回った駒澤大は1Qで8得点しか奪えず、2Q序盤もなかなか流れを変えられなかった。この時間帯、立教大は#6宮崎(4年・G)が絶好調。2連続でバスケットカウントを獲得し、ようやく駒澤大のディフェンスが良くなり始めた場面も24秒ギリギリでシュートを決めるなど相手の士気を削ぐ。2Q中盤には36−10と一方的な点差がついた。だがここから駒澤大も反撃。ファウルやトラベリングで立教大がリズムを崩す間に、#5馬場(4年・PG)の3P、#6斎田(4年・C)のゴール下が決まり、17点差に縮めて後半につなげる。

131105kawasaki.jpg すると3Qで魅せたのはルーキー#12川嵜(1年・F・西武文理)。3連続で3Pを決めてのけ、#33佐々木のバスケットカウントも続いて10点差に詰め寄った。立教大のタイムアウト後も駒澤大はディフェンスが好調で、4分近く立教大にゴールを奪わせない。攻めては#6斎田を下げて全員フォワードのような布陣を敷き、#33佐々木が相手のセンター#23阿部に1on1を仕掛けてファウルトラブルに追いやった。#12川嵜のこのQ5本目の3Pも決まって7点差で4Qに入ると、リバウンドに粘り、さらにはオールコートプレスの裏をかいて#33佐々木が豪快なダンクを決め1点差。立教大も#5新保の3Pや#20望月のジャンプシュートで再び引き離しにかかるが、#10米澤(2年・G)から#1井野(2年・PG)へ鮮やかなパスが通るなど駒澤大は全員が渾身のプレーを見せ、#12川嵜のジャンプシュートが決まって残り1分1点差。だが残り45秒、立教大は#20望月(1年・G・沼津中央)がミドルシュートを射抜き、さらに#19三上(1年・G・北陸)が強気にレイアップを決めて5点差に。#23阿部もきっちりディフェンスリバウンドを抑えて駒澤大に反撃のチャンスを与えず、残り時間も着々と削った。駒澤大はブザービーターで#12川嵜の放ったボールが決まるも2点届かず、75−73でタイムアップとなった。

 駒澤大の諦めない猛追が光る試合だったが、立教大も勝負強いシュートで譲らず辛勝した。追い上げを許した内容はどうあれ勝ちは勝ちであり、昇格に王手をかけたことには変わりない。逆に駒澤大にとっては、明日の一戦はなんとしても負けられない戦いとなった。今日の後半のような戦いぶりを、今度は序盤から発揮していきたいところだ。

写真上:攻守でアグレッシブなプレーが光った立教大・宮崎。
写真下:3Qに5本の3Pを決め追い上げのきっかけを作った川嵜。


【後半流れを掴んだ江戸川大が順天堂大を振り切る】
131105edogawa.jpg ここ4年間の入れ替え戦で三度目のカードとなる、江戸川大順天堂大の因縁対決。序盤は一進一退が続くが、先に抜け出したのは#37千葉(3年・G)の速攻や#96佐藤(3年・PF)のミドルが決まった順天堂大だった。江戸川大は#1田中(4年・G)以外の得点が伸びずに重い展開となるが、相手のミスにも救われ1Qは13−17。すると2Qは#89陶山(4年・F)がバスケットカウントを獲得するなど良さが出始め、#1田中がベンチに下がる時間帯も、リーグ終盤の欠場から復帰した#28平岩(3年・F)が強気に攻めて引っ張る。一方の順天堂大もシックスマンの#38中村(2年・F)がよく走って3本の速攻を決め、僅差で先行。しかし前半終了間際に#89陶山がインサイドで奮闘し、江戸川大が31−31と同点に追いつき後半に入る。

 試合が動いたのは3Q。江戸川大はオフェンスリバウンドで強さを発揮し、#89陶山や#3王が確実に加点。相手のゾーンに対しても#97小澤(3年・F)の3P、#1田中のジャンプシュートで対抗し、徐々にリードを広げていった。順天堂大はオフェンスの足が止まりがちになり、単発な攻めが続いてこのQ9得点。しかし4Qの序盤には9点差を負ったものの、#33喜久山(3年・F)が2本の3Pを決め、さらには鋭いクロスオーバーからジャンプシュートを射抜いて追い上げる。残り3分2点差にして江戸川大にタイムアウトをとらせると、その後も#23泉(4年・F)のオフェンスリバウンドから#37千葉が3Pを決めて逆転に成功した。しかしすぐさま江戸川大は#1田中が3Pを決め返して江戸川大ベンチも大歓声に沸く。#89陶山も体を張ってリバウンドを掌握し、フリースローを確実に2投揃えて頼もしい活躍。順天堂大は焦りも見えて外が入らず、パスカットされるなどミスも出る。そのまま67−58で江戸川大が振り切った。

 競り合いになったものの、リバウンドの本数で15本の差をつけた江戸川大が欲しいところで確実に点を伸ばした。順天堂大は良いところで持ち味の外のシュートやブレイクが決まったものの、足が止まる時間帯も。明日の一戦に向け、修正は急務だ。

写真:ハイタッチする陶山と王。江戸川大はふたりがインサイドで力を発揮したことが大きかった。

 
【神奈川大が強さを発揮し玉川大を寄せ付けず】
131105furuhashi.jpg 2部8位で惜しくも入れ替え戦にまわった神奈川大は、3年連続で入れ替え戦に出場している3部3位の玉川大と対戦した。開始早々いきなり#45横沢(4年・C)のブロックショットから始まったこの試合、先制点は玉川大#30蔦木(3年・F)。しかし神奈川大も慌てず、#20早川(4年・G)のドライブや#98大石(3年・G)のジャンプシュートで調子を上げていくと、ディフェンスの足も動きはじめて失点をそう簡単には許さなかった。21−10で2Qに入ると、神奈川大はその後も#7古橋(4年・F)らがテンポ良くシュートを決めていく。玉川大は#0畠山(4年・G)のアウトサイドや#5中野(3年・PG)の速攻でなんとか得点していくも、前半で44−21とダブルスコアをつけられ苦しい展開に。後半、一矢報いたい玉川大は#5中野がスティールから速攻を決めるなどワンポイントで良さは見えたが、大きく開いた点差は埋まらず。86−44で神奈川大が快勝した。

 玉川大はアグレッシブなディフェンスは光ったものの、神奈川大の手堅いディフェンスを前になかなか得点を伸ばせず苦しい展開を強いられた。明日の一戦は全力でぶつかりたいところだ。

写真:高確率でシュートを決めていった神奈川大・古橋。

 
【自分たちのプレーで流れを引き込んだ慶應大が先勝】
131105motohashi.jpg 1部10位の中央大は2部1位の慶應義塾大と対戦。立ち上がりは中央大ペースとなった。#5谷口(3年・F)のミドルシュート、#27宍倉(2年・C)のゴール下、#31流田(3年・G)もフリースローを獲得し、一気に6―0に。慶應大は中央大のディフェンスの前に攻めあぐね、ターンオーバーが目立った。しかし次第に速攻や3Pといった持ち味が出始め、1Qは17-22と5点のリードで終える。2Qはまたも慶應大は立ち上がりで苦戦。中央大もなかなか得点が奪えない時間帯が続くが、ベンチスタートの#25森(1年・SF)がいい形で得点に絡み、ディフェンスリバウンドやターンオーバーから#5谷口も速攻に走るとダンクも披露し、逆転に成功。ここで慶應大は#16伊藤(3年・G)が2本の3Pを沈めて同点に戻すが、#5谷口も3Pを決め返し、互いに拮抗した状態に。それでも慶應大は2Q終了時に#14大元(2年・G)がブザーとともに3Pを沈め、36-38と2点リードして前半を終えた。

131106nagareda2.jpg 3Qも互いに競り合う形となった。慶應大は立ち上がりにファウルが続くが、#14大元の速攻が出て、#11権田(2年・F)や#21西戸(1年・G・洛南)がゴール下で絶妙のアシストを出して得点を演出。中央大はリーグ戦では出番が限られた#31流田がと山田が奮起。抜群のバランス感覚とテクニックで#31流田がシュートをねじ込んでいき、#22山田のミドルシュートも連続で決まった。しかし慶應大もこうした場面は慣れたもの。#16伊藤が速攻に走り、3Pを沈めエースとしての役割を全うすると最後は3Pのバスケットカウントを獲得し、4点プレーで3Qを58-65とリードして終えた。4Qに入り、#11権田のミドルシュートがよく決まった慶應大は点差を10点以上引き離すことに成功。中央大はプレスを仕掛けて慶應大から再三ターンオーバーを奪うプレーも成功するが、攻撃力が衰えない慶應大が74-93と大きく引き離してまず1勝をあげた。

 中央大はディフェンスも良く、前半の慶應大は簡単に攻め入ることが出来なかった。また、リバウンドでも高さのある中央大が優位に立った。山田や流田といった選手が奮闘したが、ゲーム終盤にイニシアチブを握るきっかけを掴めなかった。慶應大は本来の動きに比べれば攻めあぐねる場面やディフェンス面での甘さが目立ったが、高さのない中で2部の2m選手と渡り合い、勝ち抜いてきている。速さやトランジションといった自分たちの優位性を活かしたプレーで要所を締めて第1戦を勝利した。

写真上:リーグは途中復帰でなかなか出番を得られなかった慶應大・本橋もゴール下で得点に絡んだ。
写真下:タフショットもよく決めてチームハイの19得点だった中央大・流田。

 
【勝負所をエースが制して早稲田大が国士舘大を下す】
131105kawakami.jpg 2年連続入れ替え戦で対峙することになった早稲田大国士館大。まずは#22原(2年・F)のシュートが序盤から快調に決まって国士館大がリードするが、早稲田大もフリースローから点を伸ばして慌てない。ブザー寸前の#34池田(2年・G)のシュートで18−18と同点にして2Qに入ると、#16山本(2年・F)が巧みなターンでディフェンスを翻弄し、今度は早稲田大が先行した。国士館大は3Pが再三リングに弾かれ攻撃が淡白に終わり、インサイド陣もファウルが込んで思うように勢いに乗れない。41−30で前半を終える。

 しかし3Qは国士館大も挽回。#22原のバスケットカウントに続いてようやくこの試合最初の3Pを#4松島(4年・G)が決め、さらには#14高橋(4年・G)のドライブなどもあって開始4分同点に追いつく。それでも早稲田大は#21河上(4年・F)がミドルシュートを決めてそれ以上乗らせず、#4二宮も中に押し込んで#20馬(1年・C・日本航空)をファウル4つに。早稲田大の4点リードで入った4Q、国士館大はここまで当たりのこなかった#8伊集(3年・G)が3Pを決め、#22原のドライブで逆転したが、早稲田大も#21河上の1on1や#34池田の勝負強い3Pで一歩も譲らず、残り3分2点リード。この勝負所で早稲田大は#21河上が次々一対一を仕掛けてファウルをもらい、フリースローでリードを保った。残り1分6点差。国士館大は#8伊集のシュートが決まるも一歩及ばず、76−60で早稲田大が逃げ切った。

 早稲田大#21河上が29得点、国士館大#22原が30得点とエーススコアラーの得点はほぼ互角だったものの、早稲田大は#16山本、#34池田が良いところで仕事をしたのが大きかった。国士館大はアウトサイドがなかなか決まらず、インサイド陣もファウルトラブルに陥ってどこか流れを掴みきれない様子に終わった。絶対に負けられない明日の一戦、一矢報いることはできるか。

写真:攻め気が光った早稲田大・河上。相手が勢いに乗りそうなところでピシャリとシュートを沈めた。

 
【大事なシュートが決まった法政大が終盤に引き離す】
131105HOSEI.jpg リーグ戦最終日に1部8位となってしまった大東文化大は、やはりリーグ戦最終日に3位へと滑り込んだ法政大と対戦した。1Qは互いに固さが目立ち、持ち味が出せず12-15とロースコア。2Qになると大東大は立ち上がりに#30鈴木(4年・SG)が連続得点するが、法政大も#5松澤(3年・C)や#24加藤(2年・F)のミドルシュートでリードを守り、#7藤井(1年・G・厚木東)の3Pで6点のリードを得ると波に乗った。終盤にかけて外がよく決まり、#5松澤が中距離を2本、#7藤井がもう1本の3Pを決めて大東大を引き離す。大東大は#7渡部(2年・F)が返すのがやっと。このQは法政大が20得点したのに対し、10点しか取れずに終わった。

 大きなリードを得た法政大だが、3Qは大東大に詰め寄られた。ファウルやシュートが決まらず得点が止まる間に、大東大は#30鈴木の3Pや#7渡部のバスケットカウントやうまくパスをつないでのシュートなど、じわじわと差を詰めていく。法政大は6分近く無得点となり、その間に大東大が42-47と盛り返して3Qを終了した。そして続く4Qで#99山崎(2年・SG)の3Pで2点差とした大東大だが、法政大もここで#16沼田(2年・C)のフリースロー、#67佐藤(1年・G・宇都宮工)の3Pで持ち直し、#24加藤が速攻からのバスケットカウントで流れを持ってきてさらにスパーク。連続得点で再び差を10点以上とすると、それ以上大東大の追撃を許さず、58-71として第一戦を勝利した。

131105suzuki.jpg 互いに得点が止まる時間帯もあったが、法政大は後半にかけて2年生コンビが躍動。沼田がインサイドでボールに絡み、加藤が得点で貢献し、大事なところは4年の高田が締めてチームで戦った結果が出た。大東大は鈴木、渡部がチームを引っ張るプレーをしていくものの、ここぞというゲームの大事なところを掴みきれずに、4Qに引き離された。しかし決して大きな差があるという印象でもなく、次戦も集中を切らさなかった方に流れが傾くだろう。

写真上:後半に好プレーを連発した加藤がシュートを決めるたびに高く手を差し上げ、チームを鼓舞した。この日は後輩の法政二高の選手たちも応援に駆けつけ、大声援を浴びていた。
写真下:奮闘が見えた鈴木は16点。背水の陣からどう立て直すか。


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2013.11.05 (Tue)

【2013リーグ2部】10/27 慶應義塾大VS神奈川大

リーグ戦の全90試合を締めくくる最終戦は
互いに闘志をぶつけ白熱したハイスコアゲームに


131027sone.jpg 2部リーグ戦の最終第6試合は慶應義塾大神奈川大の対戦。8勝9敗の神奈川大は、同率で並ぶ東洋大・日本体育大がこの日9勝目をあげたため、この試合に負けると3部との入れ替え戦にまわってしまう崖っぷちの状況にあった。そうした危機感が選手たちに渾身のプレーを引き出させ、長く試合をリードしたのは神奈川大。しかし慶應大も譲らず、勝負は4Q終盤まで分からないゲームとなった。

 アップテンポな展開を得意とする慶應大だが、神奈川大も序盤から点の取り合いに真っ向からついていく。20−19とほぼ互角の点数で1Qを終えると、2Qはわずかに神奈川大が先行。2Q中盤には#33曽根(4年・C)がうまく合わせに飛び込んで連続で得点し、44−34と神奈川大が10点差まで引き離した。慶應大も#10矢嶋(4年・F)がオフェンスを引っぱり#14大元(2年・G)のバスケットカウントも続いたが、神奈川大は#7古橋(4年・F)が力強いリバウンドでシュートをねじ込み追いつかせない。50−46と神奈川大の4点リードで後半に入った。

 3Q序盤、#14大元の活躍で慶應大が一時逆転。ここから競り合いが続いて試合はさらにヒートアップするが、徐々に主導権を握ったのはエース#7古橋が圧巻の集中を見せた神奈川大だった。古橋は#14大元の3Pにもすぐさま3Pを決め返し、さらには倒れながらリバウンドをタップしてバスケットカウント獲得。#20早川(4年・G)や#33曽根のバスケットカウントも続き、神奈川大がじわじわリードを広げていった。後手に回った慶應大は前からディフェンスするもファウルがかさみ、3Q残り2分の時点で点差は10。それでも#16伊藤(3年・G)や#4蛯名(4年・G)のシュート、#23黒木(2年・C)のインサイドプレーで我慢の時間帯を踏ん張り、慶應大が78−72と差を縮めて4Qへ。

131027kuroki.jpg 4Q、ここで試合のポイントとなったのはリバウンド勝負。開始すぐさま#4蛯名や#14大元がセカンドチャンスから得点し、パスカットから#10矢嶋の3Pが決まって慶應大が逆転する。対する神奈川大も#20早川のロングパスから#7古橋がゴール下をノーマークで決めて息を吹き返し、そこから流れの奪い合いが続いた。わずかに先行する慶應大が点差を広げにかかるも、神奈川大も#7古橋がルーズボールに勝ってアンスポーツマンライクファウルを得るなど一歩も引かない。しかし残り5分、同点の場面で神奈川大は2連続でゴール下をこぼす痛恨のミス。これを見逃さない慶應大は対照的に2連続で#23黒木が得点し、4点差にして神奈川大にタイムアウトを取らせた。その後も慶應大が4点前後リードしたまま試合は進んでいく。神奈川大の幸嶋監督「慌てるな!時間はあるから!」と声をかけ、両者さぐりあいの緊迫した時間が続いた。しかし残り1分半、この勝負所で流れを掴んだのは慶應大だった。相手の一瞬の隙をつき、リバウンドをとった#11権田からロングパスが飛んで#16伊藤がブレイクを決める。6点差にしたこの1本は大きく、神奈川大はタイムアウトを挟んだが、その後も外のシュートが再三リングに弾かれ追いつけない。慶應大が残り時間も攻撃の手を緩めずに速攻に走ってさらに点差を広げ、最後は4年生5人をコートに立たせてタイムアップ。110−100というハイスコアゲームを制し、最終戦を白星でかざった。

 3部との入れ替え戦にまわることになった神奈川大。試合後には悔し涙で顔をゆがめる選手の姿もあり、こんなはずではなかったという悔しさがひしひしと伝わってきた。今年は4年生主体のチームで春も結果を残していたが、リーグ戦の難しさを思い知らされる結果に。それでもここまでのリーグ戦、2日連続でオーバータイムを制した粘りや、最終戦も2部1位の慶應大を最後まで苦しめる健闘を見せた。入れ替え戦という最後の舞台でしっかり神奈川大らしさを表現してほしい。

 神奈川大の気迫を逆転で跳ね返し、文句無しの1位通過となった慶應大。今年は2部8位に終わった昨年から、大躍進を遂げたリーグ戦だった。高さの不利も、身を挺したディフェンスやルーズボール、気迫のリバウンドでカバーしていく戦い方は、他チームの選手が「慶應と戦って刺激になった」と口にするほど。それでも「まだ何も成し遂げたわけではない」#10矢嶋は気を引き締める。これまでの雪辱を晴らして1部復帰なるか、チームにとって真の勝負がこの先に待つ。

写真上:21得点をあげた神奈川大・曽根。応援席から何度も『曽根!』コールが沸いた。
写真下:慶應義塾大は勝負どころで落ち着いて得点を伸ばした黒木の貢献度も大きかった。

慶應義塾大学:17勝1敗(1位)
神奈川大学:8勝10敗(8位)

※慶應義塾大・矢嶋選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2013.11.04 (Mon)

【2013リーグ2部】10/27 国士館大VS関東学院大

国士館大が2巡目全勝を達成して入れ替え戦へ
関東学院大は4年生主体でラストゲームを終える


131027maekawa.jpg 前日に入れ替え戦への可能性が絶たれ、この日がラストゲームとなる関東学院大は、スタメンに#30村田(4年・F)、#15下山(4年・CF)を入れて4年生4人に#3前川(3年・G)という布陣で国士館大に挑んだ。まずは#22原(2年・F)のシュートがよく決まって1Qは24−12と国士館大リード。関東学院大は悪い流れの中で#30村田が積極的に攻めるが、#81横瀬(4年・PG)がファウルトラブルに陥るなどどこか空回りする部分も見える。だが2Qに入ってディフェンスが良くなると、#45大熊(2年・G)の連続得点でじわじわと差を縮めた。国士館大も#10大河原が相手のオフェンスファウルを誘うなどそう簡単には逆転させないが、関東学院大は終盤#11伊藤(1年・PG・明成)のアシストから#38蜂谷(2年・F)、さらに#45大熊がドライブを決めるなど下級生が奮闘。結局38−38と、前半は互角の点数となった。

 3Q、国士館大は#14高橋(4年・G)が内外で得点をさらって持ち直し、ディフェンスでも#9新田(3年・C)がブロックショットを決めるなどゴール下にそびえ立つ。#4松島(4年・G)のアシストから良い形でブレイクも出て、開始5分で11点差に引き離した。関東学院大も#30村田の3Pや#21下田のバスケットカウントで勢いに乗りたいが、国士館大に慌てた様子はなく落ち着いて2桁リードをキープする。4Qに9点差まで縮まったものの、#22原がファウル4つになりながらもドライブやタフショットを決めて再び安全圏に。最後は#11永野(4年・F)、#7小杉(4年・F)、#6五百部(4年・G)といった4年生もコートに送り出し、国士館大が80−68で1巡目の借りを返した。

131027iobe.jpg 2位でリーグ戦を終えた国士館大。1巡目は取りこぼしもあったが、2巡目に入って次々強敵を撃破し9連勝。「波のないチームに」#4松島が春から言ってきたことをコートでチーム全員が体現し、見事2巡目全勝を成し遂げた。それでも本当の勝負、入れ替え戦とインカレがまだ残っている。相手は昨年苦杯を嘗めさせられた早稲田大が相手。リベンジなるか、チームの真価が問われる時だ。

 関東学院大は最後の試合を勝利で飾ることはならず。しかし#15下山が途中怪我でベンチに下がったものの、コートに4年生が立つ時間も長く、最終戦を楽しんでいる様子もうかがえた。9勝9敗でリーグ戦を終えた関東学院大は、3チーム間の成績により7位に。リーグ序盤は苦戦したが、中盤はディフェンスも良くなり調子をあげ、慶應義塾大とも1点差の惜敗、国士館大や日本大など上位チームも倒して台風の目となる存在だった。2巡目に入ってからの3連敗がもったいなかったが、うまく切り替え3位の可能性を最終週まで残して最後まで意地を見せた。望んでいた結果は得られなかったものの、4年生の言葉や表情からは、充実感が伝わってきた。

写真上:関東学院大は4年生が多く抜ける来季、前川のリーダーシップにも期待したい。
写真下:国士館大・五百部がファウルをもらってフリースローを決め、ベンチも大いに盛り上がった。

国士舘大学:14勝4敗(2位)
関東学院大学:9勝9敗(7位)

※関東学院大・横瀬選手、荒木選手、村田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2013.11.04 (Mon)

【2013リーグ2部】10/27 日本大VS法政大

入れ替え戦を懸けた緊迫感ある大一番
日本大を下して法政大が最後の切符を掴む


131027numata.jpg 勝てば入れ替え戦、負ければ引退。そんな過酷なゲームは、会場の空気までも変えていた。法政大日本大による、それぞれにプレッシャーの重くのしかかった対戦は、ディフェンス力で勝る法政大に軍配が上がった。

 序盤は一進一退が続くが、先に抜け出したのは法政大。#0高田(4年・G)が速い展開を出し、#13三角(4年・F)も交代してすぐに3Pを決めるなど4年生がチームを引っ張る。対する日本大はゾーンディフェンスを攻めあぐね、得点が停滞。#20舘(2年・C)と#1坂田(4年・F)の合わせのプレーなどが要所で決まるが、ファウルや8秒オーバータイムなどミスも出て18−12で1Qを終えた。しかし2Qに入って日本大も挽回。#14高橋(1年・SG・札幌日大)が激しいマークをものともせずに2連続でシュートを沈めると、#31杉本(3年・PG)も#0高田からボールを奪う好ディフェンスを見せ、#1坂田のミドルで逆転した。法政大は#0高田、#67佐藤(1年・G・宇都宮工)のシュートが高確率で決まりはじめて再び8点差までリードを広げたが、2Qのラスト4分近くオフェンスが沈黙。その間に日本大が追い上げ、31−28と僅差で前半を終える。3Qに入っても、法政大が逃げて日本大が追う構図は変わらない。日本大は#1坂田が攻守で奮闘して追い上げたが、法政大も逆転は許さない。#5松澤(3年・C)が気迫のこもったリバウンドシュートを決め、49−42と7点差にして最終Qへ突入する。

131027takahashi.jpg 4Q、日本大は開始早々#37安田(4年・SG)のシュートで5点差にすると、#25菊地(4年・F)の豪快なブロックも続いて味方を沸かせる。法政大も負けじと#16沼田がブロックし返すが、今度は#37安田が#0高田を止めるなど、両者決死のディフェンスが火花を散らした。だがこの張りつめた守り合いの中で、先に崩れたのは日本大。ゾーンを崩しても最後のイージーシュートを決めきれず、タイムアウト明けもスローインをカットされるなどリズムに乗れない。その間に法政大は#16沼田の連続得点でリードを二桁に乗せ、#67佐藤もバスケットカウントを得るなど活躍して突き放した。そのまま時間を刻々と削り、74−54でタイムアップ。法政大が3位に滑り込み、入れ替え戦へと進出した。

「4年生として、今日に懸ける思いはいつも以上に強いものがあった」と法政大#0高田。「オフェンスが良かったわけではないが、本当にディフェンスとリバウンド、ルーズボール。そこは相手よりも気持ちが勝っていたと思う」と勝因をあげたように、失点を54点に抑えた変則的なディフェンスが見事だった。入れ替え戦は、3年前2部に降格させられた因縁もある大東文化大が相手。「自分が1年生のときに2部に落ちて苦しい思いもしてきているので、自分が上げた代と言われるように精一杯頑張りたい」と、高田は固い決意を語った。

 入れ替え戦まであと一歩及ばなかった日本大。1巡目は高さや体の強さなどのアドバンテージを生かしてリーグ戦を引っ張る存在だったが、2巡目は怪我人も増え、次第に負けが込んで4位で涙をのむこととなった。しかし試合に出ている下級生も多く、発展途上のチームであることは間違いない。高さも個人能力もある。選手層も厚い。来季はさらにチームプレーの完成度を高めることができれば、再び1部への道は開かれるだろう。

写真上:強気で攻めた法政大・沼田。日本大・坂田とのマッチアップは見どころ満点だった。
写真下:日本大の大物ルーキー高橋は、初めてのリーグ戦を全18試合ほぼフル出場。疲れが足に来ている中でもシュートを決め続け、スティールやルーズボールに奮闘した活躍ぶりは見事だった。

法政大学:11勝7敗(3位)
日本大学:10勝8敗(4位)

※日本大・安田選手、菊地選手のインタビューは「続きを読む」へ。

 

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2013.11.04 (Mon)

【2013リーグ2部】10/27 日本体育大VS駒澤大

日本体育大が3連勝でシーズンを終了
駒澤大は最後の仕事が待つ入れ替え戦へ


131027sasaki.jpg 1勝16敗で10位が決まっている駒澤大は、8勝9敗と下との入れ替え戦も見える位置にいる日本体育大に挑んだ。開始早々スピーディーな展開を出して勢いに乗ったのは日体大。10−2と駒澤大を置き去りにすると、その後も試合を優位に進めた。駒澤大も徐々に立て直し、#7佐野(3年・SG)の3Pや#33佐々木(4年・SF)と#6斎田(4年・C)の連係プレーなどで得点していく。それでも内外バランス良く攻める日体大を止められず、44−26と引き離されて前半を折り返した。

 3Q、日体大は#88万(2年・C)のゴール下や、#11北川(4年・G)と#1本間(3年・G)の速攻でさらに勢いを加速させる。対する駒澤大はオフェンスリバウンドに絡むが、パスアウトから外のシュートが決めきれずに得点が停滞した。しかし#1井野(2年・PG)らがルーズボールに食らいつき、#6斎田が4ファウルで下がった場面も#14齋藤(1年・SF・県立北本)らが球際に飛び込んで奮闘した。4Q、大きくリードを広げた日体大だが、#19中野(4年・F)、#12周(3年・C)が相次いで怪我に遭いベンチに。それでもそれ以上は詰め寄らせず、79−56で試合終了。9勝9敗でリーグ戦を終えた。

131027morishita.jpg 日体大は、9勝9敗で4チームが並んだ場合4チーム間の成績により入れ替え戦にまわる可能性があったが、他の試合の勝敗によりなんとか入れ替え戦は免れ5位に入った。今年は昨シーズン怪我に泣いた北川・出羽・濱田らが活躍の機会を得たものの、「どこか噛み合なかった」(#11北川)となかなかチームとして完成するまでにはいたらず。負けが重なることで不満や意思疎通のズレも出てきてしまい、そうした部分を解消しきれなかった様子が北川や清水の話からもうかがえた。引退を迎えた彼らの言葉には、後輩たちにこの経験を次につなげてほしいという願いが込められていた。古豪復活となるか、3年生以下はここからが新たなスタートだ。

 一矢報いることは叶わず、1勝17敗でリーグ戦を終えた駒澤大。しかし試合を重ねながらコミュニケーションを取りあい、少しずつ試合勘は掴めてきた様子。足元のルーズボールに飛び込む気迫や、ディフェンスから速い展開を出し息の合った連携プレーで得点する場面も見られた。ディフェンスやルーズボールなど、闘う姿勢を入れ替え戦でも表現したいところだ。

写真:2カ月間にわたり、毎試合40分近く出てチームを引っ張り続けた駒澤大・佐々木。
写真:日本体育大は終盤4年生の森下に出番が。強気にリングに向かった。

日本体育大学:9勝9敗(5位)
駒澤大学:1勝17敗(10位)

※日本体育大・清水選手、北川選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2013.11.04 (Mon)

【2013リーグ2部】10/27 東洋大VS江戸川大

東洋大が快勝でリーグ戦を締めくくる
苦戦が続いた江戸川大は順天堂大との入れ替え戦へ


131027murakami.jpg 8勝9敗で3チームが並ぶなか、入れ替え戦を免れるためになんとしても勝っておきたい東洋大は、2勝15敗ですでに9位が決まっている江戸川大と対戦した。東洋大は序盤に固さも見られ、勢いに乗った江戸川大にスタートダッシュを許す。それでも#24遠山(3年・F)がアグレッシブに攻めてフリースローをもらい、その遠山が怪我でベンチへ下がるも#88山本(1年・C・市立船橋)や#6村上(3年・G)がミドルシュートを決めて開始5分で逆転した。その後も試合は東洋大ペースで進み、江戸川大は#97小澤(3年・F)や#1田中(4年・G)が果敢にドライブするが肝心のシュートが決めきれない。6点差で2Qに入ると、東洋大が序盤に3本の3Pを決めてリードを二桁に乗せた。しかし東洋大も#4井谷(4年・C)の調子が上がらず、その間に江戸川大は#3王(2年・C)がインサイドを攻め立て得点を重ねる。#7筑波(3年・F)も3つ目のファウルを吹かれ、東洋大はなかなかリードを引き離せないまま44−34で前半を終えた。

131027kikuchi.jpg 試合が動いたのは3Q。東洋大は#3宮里(4年・PG)のシュートを皮切りに畳み掛けるように得点を重ね、大きくリードを引き離す。江戸川大は#1田中の3Pを最後に得点が止まり、開始4分で最大17点ビハインドに。#89陶山(4年・F)がバスケットカウントを獲得して流れを変えたかに見えたが、東洋大も#6村上が欲しい時の1本を冷静に決めて譲らない。16点差で入った4Q、江戸川大は#17菊池(3年・G)が3Pを2連続で決めるが、大きく開いた点差を埋めるにはいたらず。東洋大は最後に持ち直して点差を離し、コートに4年生3人3年生2人という布陣を揃えた。#31本田(4年・SG)がシュートを決めると味方も大いに沸き、88−70でタイムアップ。快勝で試合を終えた。

 東洋大は9勝9敗と勝敗を5割に戻してリーグ戦を終えた。今年は昨年からほぼメンバーが変わらず、力のある1年生も入ってきて「すごく成長が感じられたシーズンだった」と主将の#3宮里も振り返る。下級生の頃から声が出ないと言われ続けてきた3年生も徐々にリーダーシップを発揮し始め、今年はコート内でのコミュニケーションをとる姿も増えていた。4年生が残したものを引き継ぎ、来季もさらなる成長を楽しみにしたい。

 創部初の2部リーグを2勝16敗という成績で終えた江戸川大。1桁差での惜敗が7試合と接戦に泣くことも多く、どうにかして勝ち方を身につけようともがいてきた2カ月間だった。「去年は勝って当たり前のチームだったが、3部と2部は全然違う」(陶山)と、これまで味わったことのない経験を積んできた選手たち。リーグ終盤はなかなか持ち味が出せずに苦しんだが、入れ替え戦で2部での経験を生かすことができるか。4年生は最後の仕事を成し遂げたい。

写真上:上級生になって下級生に声をかける姿も増え、頼もしい司令塔へと成長した東洋大・村上。最終学年となる来季も奮闘に期待したい。
写真下:江戸川大・菊池はサイズはないもののスピードと3Pシュートが武器。入れ替え戦でも炸裂するか。

東洋大学:9勝9敗(6位)
江戸川大学:2勝16敗(9位)

※東洋大・本田選手のコメント、宮里選手、井谷選手のインタビューは「続きを読む」へ。
 

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EDIT  |  07:14  |  2013リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2013.10.26 (Sat)

【2013リーグ2部】10/26レポート

上位チームが強さを発揮した一日
運命が決まる明日の最終戦につなげる


131026hosei.jpg 2部リーグもいよいよ最終週。この日は上位チームが揺るぎない強さを発揮し、相手チームの挑戦をはねのけた一日となった。順位争いにも動きがあり、関東学院大が慶應義塾大に敗れて3位争いから脱落。これで1部との入れ替え戦への最後の切符は、日本大と法政大による明日の直接対決で争われることとなった。下位争いはこの日、東洋大・神奈川大が上位の牙城を崩せず黒星をつけた一方で、日本体育大が江戸川大と接戦の末に勝利。8勝9敗で3チームが並び、3部との入れ替え戦へまわる8位争いも明日の結果次第になった。それぞれのチームにとって、明日はなんとしても負けられない大一番。2カ月にわたるリーグ戦を締めくくるにふさわしい、チームの集大成を見せてほしいところだ。

 
 駒澤大法政大と対戦。前週に初勝利を上げてチームの調子も上がってきた駒澤大も、法政大相手にはなかなか思うようにプレーさせてもらえず。#7佐野(3年・SG)が4本の3Pを決めるなど存在感を発揮したが、48−23となった前半の大差が最後まで響いた。法政大はベンチメンバーも出場させながら88−61で快勝。明日の決戦へとつなげた。

131020kantogakuin.jpg 勝って入れ替え戦へとのぞみをつなげたい関東学院大は、慶應義塾大にぶつかった。立ち上がりはいつものことながら動きが固いが、#7荒木(4年・F)の連続3Pもあって息を吹き返し1Qは24−23とついていく。そこから点の取り合いが続いたが、2Q前半に魅せたのは慶應義塾大・#10矢嶋(4年・F)。次々タフショットを決め、リードを二桁に広げた。後半の入りも関東学院大が5点積み上げる間に12得点奪って20点近いリードを奪い、その後も試合を優位に進めた。関東学院大も#30村田(4年・F)らが最後まで声を出し、#45大熊(2年・G)も速い展開を出して奮闘するも一矢報いる事はならず。107−85で敗れて入れ替え戦への道が閉ざされ、試合後の表情には悔しさがにじんだ。一方、点を伸ばし続けて快勝した慶應義塾大は、明日は神奈川大の挑戦を受ける。最終戦を勝ちで締めくくれるのか、一方の神奈川大が入れ替え戦回避に向け力を発揮するのか、大詰めの一番となる。

 神奈川大と対戦した国士館大は、武器となるディフェンスに加えこの日はオフェンスも子気味良いリズムが光り、1Qで27得点のハイスコア。一方攻めあぐねる神奈川大は2Qから#98大石(3年・G)や#14田代(1年・F・東海大相模)が強気で攻めるが、ディフェンスで的を絞れずリードを引っくり返せない。3Q序盤で#20早川(4年・G)、#7古橋(4年・F)の3Pが決まって神奈川大も8点差に詰め寄ったものの、国士館大はすぐにディフェンスを修正し、#4松島(4年・G)と#14高橋(4年・G)の息の合ったプレーや#22原(2年・F)のブレイクで流れを取り戻した。そのまま点差を引き離し、97−72で快勝した。

写真上:法政大は最後に4年生の#53中家宏太も2分ほどプレータイムを得た。4年生同士、笑顔でハイタッチ。
写真下:悲願の入れ替え戦進出はならなかった関東学院大。明日が4年生にとってはラストゲーム。悔いのない戦いで締めくくってほしい。

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【江戸川大が追い上げるが日体大も逆転はさせず】
131026nittaidai.jpg 入れ替え戦回避に向けて取りこぼしの許されない日本体育大は、前週に3部との入れ替え戦行きが決まった江戸川大と対戦した。日体大は開始2分間無得点と重い入り。だが#1本間(3年・G)がバスケットカウントを獲得し「落ち着け!」と声をかけてチームを引き締めると、そこから#11北川(4年・G)の速攻や#12周(3年・C)の一対一ですぐに追いついた。ディフェンスもダブルチームなど激しさが増し、江戸川大は6分近く得点を奪えない。2Q序盤には大きく16点差がついた。だがこれまでの試合は相手にリードされるとそのままズルズルいくことの多かった江戸川大も、この日は切らさずに粘りを見せる。#97小澤(3年・F)や#14伊藤(4年・G)ら全員がオフェンスリバウンドに飛び込んで主導権を握ると、#89陶山(4年・F)が3連続で得点。さらに2Q終盤には#1田中(4年・G)が2本のジャンプシュートを沈め、3点差に縮めて後半につなげた。

131026suyama.jpg 3Q序盤、江戸川大は#14伊藤から#3王(3年・C)へのパスが冴え、さらに王がバスケットカウントも含めた5本のフリースローをすべて決めて良い流れを生み出す。それでも自分たちのファウルも重なったこともあり、僅差で追いながらも逆転できない時間帯が続いた。日体大は#15濱田(3年・F)の飛び込みリバウンドや#1本間の3Pで苦しい時間をつなぎ、3Q後半にはディフェンスも良くなる。攻めては#11北川が積極的にドライブを仕掛け、4Q残り7分再び10点リードに押し戻した。それでも江戸川大は、前からディフェンスしてスティールするなど守備からチームを立て直す。フリースローや#89陶山の3Pでじわじわ詰め寄り、#1田中が速攻で3Pを射抜いて残り4分半3点差に。後手に回った日体大はフリースローも確率が悪く、#97小澤のワンマン速攻が決まって残り2分75−77。だがここで日体大も#9出羽がディフェンスをかいくぐってシュートを決め、逆転はさせない。#12周も確実にリバウンドを押さえ、残り時間を着々と削っていった。江戸川大は残り10秒#1田中の3Pで2点差にするが、一歩及ばず。結局80−84で、日体大が逃げ切った。

 江戸川大は何度も盛り返してビハインドをはねのけたものの、“あと2点”が遠かった。しかし元気のなかった前週に比べ、良さも見えた試合に。入れ替え戦につなげるために、良い形で明日は締めくくりたい。一方の日体大は、大きくリードしつつも反撃に遭ったのは反省点だが、逆転はさせなかった点にここまでのリーグ戦の経験が生きている。入れ替え戦回避へと1歩前進した。

写真上:日体大はチーム一丸となって入れ替え戦回避なるか。
写真下:徐々に調子をあげて27得点の江戸川大・陶山。

日本体育大学:8勝9敗
江戸川大学:2勝15敗

※日本体育大・周選手のインタビューは「続きを読む」へ。

 
【3Qで振り切った日本大が東洋大の挑戦を退ける】
131026yasuda.jpg 9勝7敗の日本大と、8勝8敗の東洋大の対戦。日本大は#24刘(2年・C)が欠場し、#1坂田(4年・F)と#25菊地(4年・F)をインサイドに据えて両ウイングに#14高橋(1年・SG・札幌日大)と#37安田(4年・SG)、司令塔に#9佐野(2年・G)というスターターで臨んだ。1Qは互角の展開が続いたが、どちらもアウトサイドが決まらず、その分#1坂田や#25菊地のドライブが効いて1Qは19−15と日本大がリード。2Q、東洋大は#7筑波(3年・F)のバスケットカウントや#88山本(1年・C・市立船橋)と#4井谷(4年・C)の鮮やかな連係プレーが出て勢いに乗りたいところだが、日本大#20舘にバスケットカウントを奪い返され良い流れが持続しない。オフェンスが単発に終わり、状況を打開するためコートに戻った#24遠山(3年・F)もファウルトラブルになるなど、攻め手に欠いた。一方の日本大は、#14高橋のシュートに当たりが来ないが、その分#37安田が思いきりの良いオフェンスでチームを引っ張る。途中出場の#72仁平(1年・F・洛南)もチームを盛り上げ、残り2分には11点リード。挽回したい東洋大は前からディフェンスにあたり、#3宮里(4年・PG)や#7筑波のシュートで7点差に留めて前半を折り返す。

 試合が動いたのは3Q。後半の立ち上がりから5秒バイオレーションやトラベリングなどミスが続く東洋大を尻目に、日本大は#14高橋のカットインを皮切りに怒濤の猛攻。開始5分間のスコアを14−3と圧倒し、18点差に引き離した。その後、東洋大も#11中村(1年・PG・幕張総合)のシュートが決まり始めるものの、その度に#31杉本(3年・PG)や#37安田が決め返して点の取り合いに受けて立つ。点差を保って17点差で4Qに入ると、その後も試合を優位に進めた。#31杉本と#1坂田の連係プレーで東洋大のゾーンもうまく崩し、86−68で快勝した。

 東洋大は自分たちのミスから崩れ、得点が止まりがちだった。持ち味のディフェンスも、この日は日本大がまんべんなく点をとったことでポイントを絞れず思うように機能しなかった。まだ下との入れ替え戦の可能性もある。切り替えて最終日も全力でぶつかりたい。

 日本大は、刘の抜けた穴を全員でフォローし4人が二桁得点。ベンチメンバーもそれぞれインパクトを残し、チームで勝利を勝ち取った。入れ替え戦への挑戦権を懸けて、明日の法政戦が運命を決める一戦。この調子を明日につなげられるか。

写真:もともとの得点能力を遺憾なく発揮した日本大・安田。

日本大学:10勝7敗
東洋大学:8勝9敗

※日本大・杉本選手のインタビューは「続きを読む」へ。

 

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