2017年04月 / 03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月


第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2017.04.15 (Sat)

第33回 京王電鉄杯レポート

メンバーの一部を欠きつつも
アグレッシブな攻守が光った中央大が優勝


170415nakamura.jpg 第33回京王電鉄杯 10大学バスケットボールチャリティマッチが、今年は3週間にわたってエスフォルタアリーナ八王子にて行われ、決勝で明治大を下して中央大が優勝を遂げた。

 京王電鉄杯は6校からスタートし、現在は10大学が参加する春のプレシーズンマッチ。かつては10大学総当り戦にて順位を決めていたが、現在はチームを2ブロックに分け、最終日に両ブロックの同順位同士が対戦して最終順位を決めるという方式になっている。新学期が始まったばかりであり、また代表活動やBリーグの特別指定選手としてチームを離れるなど、どこもまだ未完成な状態での戦いの中、決勝に進んだのは明治大と中央大となった。決勝の明治大は司令塔である#2斎藤(4年・PG)を李相伯杯の合宿で欠き、一方の中央大はエース#28鶴巻(3年・F)が怪我で欠場。特別指定選手で熊本にいた主将の#柿内(4年・G)、U-19活動に参加していた#33三上(2年・G)がそれぞれチームに合流して間もないという状態で、こちらも満足な状態ではなかったが、タイトなディフェンスで明治大を苦しめ、優勝を手にした。

170415yoshikawa.jpg 大学界では3月以降、新チームになってから数多くのプレシーズンゲームが行われている。1年生やこれまで出番の少なかったベンチメンバーなども多数出場させて試合慣れさせ、春のトーナメントに臨むことになる。ここでは完全にメンバーが揃ったというチームはなかったが、あと2週間でどれほど仕上げてくるかが、重要になりそうだ。

写真上:中央大は中村が得点源として光った。
写真下:スタメンは作年とほぼ変わりない明治大。決勝では吉川が司令塔を務めた。


優勝  中央大学(4勝1敗)
準優勝 明治大学(4勝1敗)
3位 専修大学(4勝1敗)
4位 早稲田大学(3勝2敗)
5位 青山学院大学(3勝2敗)
6位 日本大学(2勝3敗)
7位 拓殖大学(2勝3敗)
8位 法政大学(1勝4敗)
9位 慶應義塾大学(1勝4敗)
10位 東京大学(0勝5敗)

※カッコ内は最終勝敗数

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【INTERVIEW】
「ディフェンスはできてきている。あとはオフェンス」
チームとしてレベルアップを果たすために

◆#99浅見陸人(中央大・4年・F)
170415asami.jpg今大会の最優秀選手賞を受賞。主将の柿内、ポイントゲッターの鶴巻、三上がチームを離脱している間は4年生としてチームを引っ張る立場にあった。
この大会の中央大は多数メンバーが欠けている中で4勝1敗。唯一の負けを喫した青山学院大戦でも前半は激しく当たるディフェンスと、点取り屋の一人でもある中村のシュートなども入り、大量リードを奪った。最後は競り負けたが、メンバーが揃ったときにはもっと破壊力のあるバスケットボールが見られると期待したい。


―新チームがスタートしてから抜けていた選手も多いと思うのですが、浅見選手が最上級生として中心になると思います。その中でどのようなことを意識してきましたか?
「去年はしっかりした4年生がたくさんいたので、自分は今まで好きなようにやらせてもらっていました。でも4年生となって引っ張らなければいけない立場になったので、意識してコミュニケーションを取ることを意識してきました。チームとしてはディフェンスを激しくして、学生らしいバスケットをやるという感じです。チームのカラーは去年と変わりませんが、去年より仲がいいと思います」

―この電鉄杯は唯一の敗戦である青学戦でも惜しい内容でしたが、言うようにディフェンスが効いていましたね。継続してやってきていることではあると思いますが、手応えなどを感じましたか?
「ディフェンスに関しては昨年から続けていることなので、いい感じに仕上がってきているなと思います。ただ、オフェンスが困ったときにどう点を取るかが課題だと思います。自分が中心となって声を掛けながら、悪い流れでもいい流れに持っていけるようにしていきたいと思います」

―チームのサイズ的には2部でも小さい方に入ると思います。その中でどういうバスケを目指しているのでしょうか。
「プレッシャーを前からかけるのは継続して、オフェンスに関しては速いテンポでどんどん点を取って、走っていかないといけません。足腰を鍛えるのと、全員がある程度の知識というか頭を持ってプレーしないといけないなと思います」

―メンバーが欠けていた中でもこの電鉄杯優勝というのは、
「良かったと思います。みんなちょっとうれしいんじゃないかな。でも切り替えてトーナメントに臨んでいきたいです」

―課題などは。
「困ったときの点の取り方、リバウンドに加えてルーズボールももっと激しくいかないと勝てないと思うので、そこを修正していきます」

―ただ、オフェンスで柿内、鶴巻、三上といった選手が揃ってくるとその辺はかなり強みになると思うのですが。
「そうですね。チーム内でも競争になると思いますし、そこでもう一段階レベルアップできると思います」


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2017.04.01 (Sat)

第33回 京王電鉄杯試合予定

4/1(土)エスフォスタアリーナ八王子

◆Aコート
10:00 専修大 vs 明治大
11:30 慶應大 vs 日大
13:00 拓殖大 vs 専修大
14:30 明治大 vs 慶應大
16:00 日大 vs 拓殖大

◆Bコート
10:00 青学大 vs 東大
11:30 法政大 vs 中央大
13:00 早稲田 vs 青学大
14:30 東大 vs 法政大
16:00 中央大 vs 早稲田


4/8(土)エスフォスタアリーナ八王子
◆Aコート
10:00 明治大 vs 日大
11:30 専修大 vs 慶應大
13:00 拓殖大 vs 明治大
14:30 日大 vs 専修大
16:00 慶應大 vs 拓殖大

◆Bコート
10:00 早稲田 vs 中央大
11:30 青学大 vs 法政大
13:00 早稲田 vs 東大
14:30 中央大 vs 青学大
16:00 法政大 vs 早稲田


4/15(土)エスフォスタアリーナ八王子
10:00  B4位 vs A4位 B5位 vs A5位
11:30  B2位 vs A2位 B3位 vs A3位
13:00  B1位 vs A1位


【交通】京王線「狭間」駅より徒歩1分


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2016.12.17 (Sat)

【2016インカレ】11/27 5位決定戦 名古屋経済大VS青山学院大

青山学院大が実力を見せて5位確定
名古屋経済大は初めて尽くしのインカレを6位で終了


161127dan.jpg 5位決定戦に進んだのは、関西学院大を逆転勝利で破った名古屋経済大と、関東の雄・青山学院大。展開は実力差が出る形となったが、最後は和やかな空気も流れる試合となった。

 1Qから青山学院大が勢いあるオフェンスを展開。立ち上がりから3Pが気持ちよく決まると一気に引き離し、ベンチメンバーも積極的に使う形となった。名古屋経済大は青学大の堅守に苦しみ、オフェンスが形にならず5-26と差をつけられた。2Qになるとやや展開が落ち着き、名古屋経済大が#15ジャニパプ(3年・C)のゴール下における存在感も増していく。このQは16-13と名古屋経済大が3点上回るが、前半は39-21と青学大リードで修了。

 後半、青学大は#24安藤(4年・F)、#14柏倉(4年・PG)など、3Pは相変わらず好調。再び青学大がこのQを20点台に乗せるが、名古屋経済大は#91松本(4年・PF)などもシュートもあるが、オフェンスが続かず差を広げられ4Qへ。青山学院大は残り約3分で4年4人と#31戸田貫太(2年・SF)という布陣に。これこれは安藤たち4年生が、リーグ戦では人数の関係でベンチ落ちすることが多かった#31戸田と一緒にプレーしたいと望んだもの。一方の名古屋経済大も今大会を引っ張り続けた#91松本、#3比嘉(4年・SG)、#88木下(4年・PF)ら4年を中心にこれを迎え撃つと、#15ジャニパプが見事なアリウープダンク、#3比嘉の3Pなどで魅せた。さらには最後は#26山村(4年・PF)、#56川本(4年・PF)とすべて4年をコートに送り出した。

161127endo.jpg 一方、青学大の残り時間は4年生たちが作り、戸田にパスを供給し続けてなんとかシュートをきめさせようと躍起になった。リバウンドを拾っては戸田に渡し、シュートが放たれるたびに期待に満ちた歓声が湧き上がったが、シュートは最後まで入らず。周囲が笑顔に包まれる中、50-69でタイムアップを迎え、会場からは大きな拍手が巻き起こった。

 名古屋経済大は初戦で拓大戦を倒すと、札幌大との死闘を制した。順位決定戦では関西学院大を大逆転で破り、インカレ出場3度目にして6位入賞を果たす偉業を達成した。4年生を筆頭に勝負強さを見せ、東海大にシード枠を持って帰るという結果には大きな拍手を贈りたい。

161127aogaku1.jpg 青学大は5位。「春は順位決定戦で連敗、リーグ戦も4位を狙える試合を連敗。でも最後は同じ状況を勝って終われた」廣瀬HC。優勝ではなかったが、一つの壁を乗り越えた戦いはできた。

写真上:この1年で成長した青学大・ナナーは、チームを支える選手になることが期待されている。
写真中:1年生ながら、冷静なゲームメイクを見せた名古屋経済大・遠藤。こちらも次世代を担う人材として楽しみだ。
写真下:最後は皆でバスケを存分に楽しむ様子も見せた青学大。

・青山学院大・廣瀬HC、柏倉選手、大崎選手、石黒選手、安藤選手
・名古屋経済大・藤本コーチ、松本選手、比嘉選手、ジャニパプ選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2016.12.11 (Sun)

【2016関西新人戦】12/11 最終日レポート

関西のシーズン納めの新人戦は関西大が優勝
悔しさもあったシーズンを笑顔で終える


161211TAKADA.jpg インカレ終了から間を置かず、関西では年間の締めくくりの大会となる新人戦が開催された。出場可能なのは関東と同様に各チーム2年生以下というレギュレーションで、トーナメント形式であることは同様だが、最後の2日間は両日ともにダブルヘッダーでの実施。最終日も準決勝をこなした後に、3位決定戦と決勝が実施される。当然のことながら、勝ち上がるためにはベンチメンバーのやり繰りが重要となってくる。またインカレからの期間が短いため、インカレ出場チームにとっては準備期間も限られてくる。実際に、今大会でも天理大や京都産業大はベスト8以前に敗退していった。

 最終日まで勝ち残ったのは、近畿大流通科学大関西大関西学院大の4校に。インカレで上位に食い込んだ関西学院大以外は、今季のリーグ戦後に1−2部間の入替え戦を戦ったチームとなった。同時にコート2面で開催される準決勝を制したのは、近畿大と関西大。昨年は同志社大と関西学院大が争った末に同志社大が勝利した決勝同様、1部では下位に甘んじた2チームによる争いとなった。


 流通科学大と関西学院大が対戦した3位決定戦は、#12七田(2年・PG)や#8松浦(2年・SG)らの活躍で流通科学大が先行。関西学院大は僅差追いかける展開を強いられ、フリースロー率を上げられないまま勝負は終盤へ。しかし、#14高山(2年・SG)の3Pが逆転の呼び水となり、最終盤にペースを掌握。残り時間およそ3分で#74中野(2年・SG)が2連続3Pを沈めて一挙に流れをさらった。80−71で勝利した関西学院大が、3位を確保した。

写真:最終日には2敗を喫したが、高田を含めて実力ある選手が力を発揮した流通科学大はベスト4入り。1部で戦う来年を見据え、貴重な経験を得た。

※決勝戦のレポート、関西大・梶原選手、足立選手、河野選手、近畿大・今村選手、関西学院大・八角選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2016.12.08 (Thu)

【2016インカレ】CLOSE UP 関西学院大学・超えていった壁と、その先に待ち受けていたもの

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 インカレを8位で終えた関西学院大は、選手はもちろんスタッフ・コーチ陣も、心からの万感の表情とはならなかった。これまでいずれの代でも目標とし、阻まれてきたインカレのベスト8こそ46年ぶりの偉業。もっと誇って良いはずだが、彼らに100パーセントの喜びはなかった。僅かな安堵感と解放感の奥には、苦い悔しさが確かに垣間見えていた。

 「反省が残った」「もっと上に行きたかった」「勝ちたかった」——。どの選手の口からも、そんな悔恨の言葉が出てきていた。


絞り込んだ目標——ただインカレベスト8のために

 チームは今年の目標を「インカレのベスト8」に定めた。インカレで第5シードを手にできる関西リーグ優勝はもちろん目指すが、それはあくまでも目標へのステップに過ぎないと考えた。全関も西日本インカレも明確に優勝を目標に据えたわけではなく、シーズンの最後に笑うためにあえてターゲットを絞ったのである。確かに春は悔しさも募った印象だ。だが、夏を乗り越えたチームは力強かった。

 関西リーグでは松田の復帰も大きく、僅差の試合ばかりにもかかわらず無敗のまま3試合を残して優勝を決めた。さすがに気が緩んだかその後2連敗となったが、最終戦は1点差で天理大を振り切った。結局リーグ戦は勝ち点16という堂々たる成績。シーズン後半に唯一漂った暗雲を、これで振り除けた。

161231IKEJIMA.jpg 迎えた晩秋。むしろ真冬並みの寒波が首都圏をも襲ったその日、ベスト8をかけた明治大との運命の一戦は、思わぬアクシデントが待っていた。支柱の池嶋がファウルトラブルに襲われ、長時間ベンチに下げざるを得なくなった。しかし、誰もが多少なりとも嫌な予感を感じながら、ベンチからの檄がそれを打ち消し、コートにいる選手の力が不在を埋めた。4Qに相手をかわすと、粘られながらも押し切り、念願のベスト8という目標を果たした。大黒柱として4年間ずっとチームを支え、何度も救ってきた池嶋が、今度はチームから救われた形となった。笑顔が溢れる輪の中で、その池嶋だけが涙する光景は印象的だった。ところが——。

写真:池嶋は、ベスト8を決めた瞬間雄叫びをあげた。だが、ベンチに戻るとタオルで顔を覆った。「悔しさ7割、嬉しさ3割」だったという。


3連敗フィニッシュから見えたもの

161231AYABE.jpg 喜びの涙に暮れたその3日後、すべての戦いを終えてチームの8位が決まった状態で、その池嶋が発した言葉が象徴的だ。結局は「ベスト8を目指した練習では、それ以上の結果が出ることはない」ということだ。

 準々決勝は、関西では優位だった池嶋と松田のインサイドも関東屈指の高さを誇る専修大の前には太刀打ちできず、完敗。翌日は関西リーグでは盤石だった勝負どころでミスが続き、名古屋経済大に逆転負け。最終日も、早稲田大の走力を強調したバスケットを前に早々に相手優位の構図を作られ、巻き返せなかった。「池嶋と松田のリバウンドはうちのアドバンテージだったが、それが見事に消された。やっていることは、まだまだ足りない」とは綾部コーチの弁。感じ取った課題は、あまりにも多い。

 長年関東の取材をしてきたある記者には「関学はバランスが良い。むしろ新鮮にも見える」と言わしめた。確かに今季一貫して披露した披露した安定感の一因は、バランスの良さだった。だがオフェンスの形がやや崩れていても、1対1や個人能力、展開の早さをも押し出すバスケットに完敗を喫したことも事実。次のステージに辿り着くためには、こうした相手にも対抗していかなければならない。

161231MATSUBARA.jpg 更に来年は、池嶋や松田がこのチーム抜けていく。ベンチからその2人の代役を務めてきた選手も揃って最上級生だった。否が応でも今年までの強いインサイドが根幹にあるバスケットから、変わっていく必要がある。綾部コーチは「最後に対戦した早稲田は、目指さなければいけないチーム。インサイドが抜ける来年は、ああいうチームを作らなければいけない」と言う。これまでのスタイルからの脱却を、チームを率いて間もなく丸4年になる指揮官も誓う。

 これから超えようとする壁が、これまでとは段違いに分厚いことは、誰もが分かっているだろう。しかし、そのための研鑽がなければ歴史は塗り替えられない。インカレ期間終盤にも長時間のミーティングが敢行され、互いに意見をぶつけ合ったというが、現状に満足していないからこその出来事でもある。

 その時は重く苦しい状況かもしれない。それでも再び春の到来を迎えるため、階段をもう一段登るため、前進していかなければならない。それも、リーグで無敗を続けた時のように、あくまでも力強く、である。


写真上:目標到達に不可欠だった雑崎を労う綾部コーチ。来年もチームに留まる3年生以下の選手とともに、捲土重来を誓った。
写真下:ベスト8以降は苦しんだ松原も、来年4年生となる。最後の3試合を糧に、学生最後の一年を今年以上に実りあるものとできるか。


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2016.12.03 (Sat)

【2016インカレ】11/27 3位決定戦 白鷗大VS専修大

白鷗大が専修大を倒し、チーム史上最高の3位に
来シーズンを担う下級生の成長も光る


161127nozaki.jpg 準決勝の激戦を演じてから一夜、白鷗大専修大による3位決定戦。うまく気持ちを切り替えたのは白鷗大で、#0野﨑(3年・SG)の3Pやドライブで開始3分11-0と先行する。専修大はタイムアウトの後#7國分(4年・F)、#6渡辺(4年・G)らの1on1で反撃を開始するも、チャージングを取られてしまうなど攻めあぐむ。その間に白鷗大は合わせのプレーが冴え、21-9とリードを保つ。

 2Qは両チームともペースダウン。ゴール下ではブロックショットに阻まれ、アウトサイドもなかなか決まらない。24-18の白鷗大リードで迎えた残り3分から再びエンジンがかかり、専修大は#7國分のピック&ロールや#11秋山(2年・G)のロングシュート、白鷗大は#21神里(3年・PG)の3Pで加点。専修大はさらに#7國分のフリースローで2点差まで迫るものの、逆転は叶わず34-30で折り返す。

 3Q、両者パスミスが目立ち、リズムを作りきれない。我慢比べを打破したのは白鷗大#5川島(4年・SG)。連続速攻で残り5分43-34と突き放す。専修大のタイムアウトの後も流れは渡さず、#5川島の3Pで48-36と2桁差に。しかしこの後Q終了までノーゴールと足踏みしてしまう。この間に専修大は#11秋山の3P、#26砥綿(3年・G)の速攻で48-43まで差を詰める。

161127towata.jpg 4Q、白鷗大は#75イブラヒマ(1年・C・延岡学園)の3Pでスタート。さらに#5川島も勝負強さを見せてリードを保つ。専修大はタイムアウトの後#30アブ(1年・C・アレセイア湘南)にボールを集めて食い下がる。残り2分半には#6渡辺の速攻が決まり59-56と勝負の行方はわからない。白鷗大はここで#30アブをファウルで止める作戦に出ると、フリースローは2投とも落ちて奏功。だがファウルゲームで得たフリースローを2投とも落としてしまい突き放せない。残り1分、#11秋山の1on1で1点差とした専修大はテイクチャージでマイボールとすると、好調の#11秋山に託す。しかし決めきれず、再度のファウルゲームでファウルアウトとなってしまう。白鷗大は絶好のチャンスも、またもフリースローを決められない。だがリバウンドから#18奥野(3年・PG)が3度目の正直で2投揃え、残り14秒3点差に。専修大はこのラストプレーをシュート力のある#10大澤(2年・F)に任せるもネットを揺らすことはできず、61-58で白鷗大が逃げ切った。

 白鷗大は1部リーグ3位に続いてインカレでも3位入賞と躍進のシーズンとなった。落合監督の就任から3年目となり、浸透してきた「落合イズム」とも言える堅守に加えて思いきりのよい攻撃もできるようになり、チームにとって未知の高みを切り拓いた。下級生時から試合に絡んできた4年生は卒業するが、それでも#0野﨑や#75イブラヒマらが残る来シーズンも楽しみな存在だ。

 専修大は春の京王電鉄杯では優勝を果たすも、トーナメントは5位、リーグは4位。このインカレも4位で終えた。アブの加入によりインサイドの強さを得た反面、ウイングのメンバーとのスペースのバランスが難しかったと思われる。しかし、近年では最高の数字を叩き出した1年だったことも確かだ。大澤ら下級生の成長もあり、アブを軸とした新しいチームづくりがこちらも期待される。

写真上:シーズンを通してエースの働きを見せた白鷗大・野﨑。
写真下:専修大・砥綿は限られたプレイタイムの中で持ち前のスピードを発揮した。

・白鷗大・川邊選手、川島選手、ジャニ選手、鎌田選手、小倉選手、
・専修大・渡辺選手、國分選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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2016.11.27 (Sun)

【2016インカレ】11/27 7位決定戦 関西学院大VS早稲田大

持ち味を発揮した早稲田大が7位でフィニッシュ
関西学院大は課題と収穫を得ながらの目標到達に


 ベスト8入り後は、ともにこの2戦で苦しい戦いとなっている早稲田大関西学院大。インカレ最終日の最初のゲームは、毎年定期戦を行い、勝手知ったる者同士の対戦となった。

161127ISHIHARA.jpg 立ち上がりこそ競り合いの展開に。#22堤(3年・PG)が2本のジャンプシュート、#23松田(4年・C)も得点を決めたのに対し、早稲田大は#27濱田(2年・F)が2本の3Pを沈めて応戦する。しかし、#18森井(3年・G)の3Pが決まると、#38宮脇(4年・C)もシュートを決めて、じわりと抜け出す。関西学院大はノーゴールが続いてしまった。2Q序盤に#26富田(2年・C)がツースローを揃えると、早くも10点差に。#23松田、#34池嶋(4年・PF)の両輪がともに得点して停滞を脱した関西学院大だが、#7石原(3年・G)が3Pを決めるなどして、早稲田大がリードを維持する構図はそのまま。前半は33−24となった。

 粘りたい関西学院大。3Qは#23松田のバスケットカウントでスタートするも、#25伊藤(4年・F)も3Pを決めて早稲田大は慌てない。ロースコアながら、要所で持ち前の機動力を押し出し、関西学院大を翻弄。4Q立ち上がりには#27濱田の3Pで18点ものリードとなった。関西学院大もここから#34池嶋がアリウープを決め、#27雑崎(4年・PF)のレイアップ、#10松原(3年・SF)の3Pが続くが、早稲田大は#11河合(4年・PG)の3Pも決まって最後まで動揺しなかった。ゲームはこのまま60−49で早稲田大が勝利した。

161127NAKANO.jpg リーグ戦と同様に、7位でインカレを終えることとなった早稲田大。今季は久々の1部の舞台でまずまずの戦績だった。サイズ面に乏しい部分は否めないが、それを十分補える機動力は、大学では随一。卒業する選手も多いが、3年生以下の選手でも今のスタイルを十分継承できるポテンシャルを持っている。継続路線が、来季以降花開くことを期待したい。

 関西学院大は、ベスト8以降は慣れない舞台にやや翻弄される格好に。順位決定戦は、関西では全関でも実施される戦いだが、さすがにインカレともなると勝手が違った様子だった。だが、全く違うステージで最終日までの戦いを経験できたことは収穫であり、今後への糧となる。最後は悔しさも残った8位という結果だったが、ベスト8進出自体がチームとしては46年ぶりの快挙だった。胸を張って関西に帰り、来年以降に繋げて欲しい。

写真上:早稲田大・石原は笑顔も見える中でプレー。両チーム最多の11得点をマークした。
写真下:インカレを通じて好調だった中野もこの日は沈黙気味。上級生となる来年は、プレーの安定感を増していけるか。

・早稲田大・吉岡コーチ、河合選手、伊藤選手、佐藤選手、渋田選手、宮脇選手
・関西学院大・横澤選手、松田選手、雑崎選手、池嶋選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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2016.11.27 (Sun)

【2016インカレ】最終結果

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優勝 筑波大学(3年連続4回目)
準優勝 東海大学
第3位 白鷗大学
第4位 専修大学
第5位 青山学院大学
第6位 名古屋経済大学
第7位 早稲田大学
第8位 関西学院大学

【個人賞】
■最優秀選手賞 杉浦佑成(筑波大学)
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■敢闘賞 寺園脩斗(東海大学)
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■優秀選手賞 生原秀将(筑波大学)
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■優秀選手賞 馬場雄大(筑波大学)
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■優秀選手賞 中山拓哉(東海大学)
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■優秀選手賞 川島 蓮(白鴎大学)
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■優秀選手賞渡辺 竜之佑(専修大学)
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■MIP賞 寺園脩斗(東海大学)
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■得点王 杉浦佑成(筑波大学)112点
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■3P王 寺園脩斗(東海大学)12本
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■リバウンド王 アブ フィリップ(専修大学)OFF53/DFE38/TOT91
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■アシスト王 中山拓哉(東海大学)21本
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優勝 筑波大学
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準優勝 東海大学
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3位 白鷗大学
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4位 専修大学
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2016.11.27 (Sun)

【2016インカレ】11/27結果(最終日)

■国立代々木競技場第二体育館

関西学院大学49(12-18,12-15,6-12,19-15)60早稲田大学
名古屋経済学50(5-26,16-13,12-21,17-9)69青山学院大学
専修大学58(9-21,21-13,13-14,15-13)61白鷗大学
筑波大学66(18-13,16-10,8-12,24-16)51東海大学


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2016.11.26 (Sat)

【2016インカレ】11/26レポート(準決勝)

白鷗大、専修大はそれぞれの持ち味を出すも
筑波大と東海大が決勝進出を果たす


 インカレ男子戦も残すはあと2つ。一段階ごとにレベルの上がる試合内容に、会場も湧いている。ベスト4に残ったうち、初の決勝を目指した白鷗大、そして8年ぶりの決勝を目指す専修大はそれぞれ上位シードのチームに挑む形になった。しかし第1シード筑波大、第2シード東海大がそれぞれ勝利し、3年連続同カードでの決勝が決まった。


リードを握った東海大が流れをキープ
白鷗大は4Qに失速し、3度目の逆転劇はならず

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 リーグ戦では1勝1敗。東海大は今大会最激戦と言われるブロックを勝ち上がり、かたや白鷗大は2戦連続4Qでの逆転劇で劇的勝利を重ねてきた。始まるまではどちらにどう転ぶかわからない試合だったが、立ち上がりから東海大がペースを掴んだ。

161126ooya.jpg 東海大は今大会絶好調の#4寺園(4年・PG)がフローター、速攻とオフェンスで流れを作り、チームディフェンスでは白鷗大に簡単に外を打たせず、バックパスなどを犯させる立ち上がり。しかし白鷗大も開始5分で#0野﨑(3年・SG)の3Pが1本が出ると#75イブラヒマ(1年・C・延岡学園)の高さも生き、持ち直す。しかしゴール下の攻防で決めきれない場面もあり、1Qは14-22の東海大リード。2Qは東海大のオフェンスが停滞。白鷗大もファウルが続いてしまうものの、#18奥野(3年・PG)のアシストからの#75イブラヒマ、そして#41 小倉(4年・PF)がインサイドでねじ込むなど、苦しいディフェンスの中でも得点。#28川邉(4年・SF)の3Pなどもあって残り5分で1点差に追い上げた。東海大はゾーンを盛り込んだチェンジングで対応し、残り4分から#25平岩(1年・C・土浦日大)へのアシストが2つ通ると再び引き離し、29-37で前半終了。

 3Q、開始2分間は東海大がノーゴール。その間に白鷗大は#23ジャニ(4年・C)のゴール下につづいて#41小倉の3Pが決まり、5点差まで詰める。しかし東海大はそこから寺園が果敢にゴールを狙い、#33鈴木(4年・SF)のオフェンスリバウンドからの得点もあって、点差を8に広げて逃げる。追いすがる白鷗大は#41小倉、#21神里(3年・PG)の連続スリーもあって、47-51。白鷗大が4点差に詰めて3Q終了。

161126ogura.jpg 4Q立ち上がり、白鷗大は#41小倉がゴール下で見事なボールカットでターンオーバーを奪うが、東海大のディフェンスの前にゴールが決まらない。東海大は#13中山(4年・SG)が開始3分で4ファウルとなるものの、陸川監督はこれを下げず、チーム全体で激しいディフェンスを続けていく。東海大は#25平岩が連続でフリースローをもらっていくが、3/8と確率は悪い。しかし、白鷗大は得点できない焦りからか、自慢のアウトサイド、そしてディフェンスで固められたインサイドでも得点できず、リバウンドもボールが落ちてこなかった。最後まで打っていくものの、結局このQは開始2分で#75イブラヒマが獲得したフリースローの2点だけにとどまり、東海大が一度もリードさせず49-65で試合終了。決勝へ進出した。

 負けた白鷗大はビハインドを背負ったままの展開ではあったが、3Qまでは焦った様子はなく、我慢と集中で確実にできることをこなして冷静だった。ただ、3Pは川島、野﨑とも1/8と確率が上がらず、勝負を分けた4Qは我慢も効かなかった。「自分たちのシュートが相手に読まれていて思うように打てず、そこで集中が切れてしまったのが敗因。いつもはできる我慢ができなかった」と主将の川邉。リバウンドを1本でも取れれば立て直せる自信はあったが、跳ねたボールが4Qはことごとく東海大の方へと落ちてしまったのも痛かった。落合監督「今日はみな頑張った。でもボールがこちらへ落ちてこなかったり、あと“もう一つ”が出なかった。それを頑張ろうと言いながらやったが、相手が上だった」、と述べた。しかし、監督就任から3年でここまで来た成長力は素晴らしいもの。選手たちも年ごとに実力をつけ、「ここまで、成功と同じくらい失敗している。ちょっとぐらいの失敗ではへこたれない」(落合監督)というメンタリティを持っている。それを3位決定戦の場でも見せて欲しい。

161126tokai1.jpg 5年連続決勝進出を果たした東海大。陸川監督「準決勝は難しい山場。その中でキャプテンが吠えて、得点して自分たちのペースを作ってくれた」と、ここまで素晴らしい働きを見せている寺園のリーダーシップ、プレーを褒め称えつつ、他の選手全員が自分の仕事をしていることを評価。どこが相手だろうと“チームとしての力”にはどこにも負けない自負がある。そして武器であるディフェンスもこのインカレのためにさらにブラッシュアップし、磨き上げてきている。ここまで最激戦ブロックを勝ち上がったことは、選手たちにとっても大きな自信になっているに違いない。決勝の舞台でそれを出し切るだけだ。

写真上:東海大・大矢はインサイドのリバウンドで貢献。今大会では3Pも決まっている。
写真中:白鷗大・小倉は絶妙の飛び込みプレー、3Pで東海大のディフェンスを翻弄。
写真下:東海大が信じるのは“チームの力”。決勝でもそれが生きるか。

※東海大・平岩選手のインタビューは「続きを読む」へ。



専修大の高さに苦しむも
2Qで流れを掴んだ筑波大が決勝戦へ

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 ディフェンディングチャンピオン・筑波大は、8年ぶりの決勝を目指す専修大の挑戦を受けた。1Qは専修大#30アブ(1年・C・アレセイア湘南)、筑波大#6馬場のブロックショットが早々に飛び出るなど序盤から激しい空中戦を展開するも、徐々に専修大の高さが筑波大を苦しめることに。#11秋山(3年・G)、#6渡辺(4年・G)の得点でリズムを掴むと、#30アブがオフェンスリバウンドでチャンスを量産し、リード。筑波大は辛うじて食らい付き、17-20で1Qを終えた。

161127abu.jpg 2Qに入っても専修大の高さに苦戦する筑波大。中盤には、インサイド陣がファウルトラブルへ追い込まれるが、見事その苦境を跳ね除け、強さを見せる。ディフェンスの強度を上げ、ボールを奪うとすぐさま攻撃を仕掛け、#6馬場の速攻ダンクなどにより、筑波大ペースに。さらに4年生らが好守で奮闘。#2満田(4年・SF)が3Pを決め、#46生原(4年・PG)と#8木林(4年・PF)のダブルチームから追加点につなげると一気に逆転。一度は同点に追いつかれるも#17杉浦が連続得点で再びリードし、40-30と2桁差をつけて後半へ。

 3Q序盤は、シューター#10大澤(2年・F)を起点に攻撃を組み立てる専修大。これに応えて、3Pを沈めるも、ここで再び立ちはだかったのが#17杉浦。すぐさま3Pを決め返し、専修大に流れを渡さず。61-47とわずかに筑波大がリードを広げて、最終Qへ。しかし#2満田以外のスタートメンバーをベンチで休ませる布陣でのぞんだ筑波大だが、得点が止まってしまう。その間に#34盛實(1年・G・能代工業)の3Pも決まり、専修大が勢いづく。だが、徐々にメンバーを戻し筑波大が、専修大の追撃ムードを消し続けて、80-68で試合終了。筑波大が3年連続の決勝戦へと駒を進めた。

161127baba.jpg 惜しくも敗れた専修大だが、「リーグ戦の経験値として得られたのは、自分たちのアドバンテージである“高さ”やインサイドの強さ」(佐々木監督)を武器に、ここまで勝ち上がってきた。専修大にとっては、8年ぶりとなる準決勝。筑波大と比較すれば、大舞台での経験がないことはマイナス要因でもあったはずだが、この試合でも自分たちの強みをしっかりと発揮。3位決定戦でもその姿勢を貫いて大会を終えてくれることを期待したい。

 そして、専修大を跳ね返した筑波大。序盤に相手の高さに苦しむも、2Qでは隙をついて一気に筑波大ペースで試合を展開。特に前半だけで21得点を挙げた杉浦は、相手の流れを切り、さらには突き放すシュートを決め、その貢献度は大きい。そして、要所要所で4年生3人が試合を締めるプレーを見せ、残りのメンバーもそれぞれも役割をこなしてゲームをつなげた。次なる舞台は決勝戦。リーグ戦は最終日を待たずして優勝を決めたものの、気持ちの緩みから、最終戦で東海大に敗れていることもあり、その悔しさを晴らすとともに筑波大初の3連覇へ挑む。

写真上:力強いリバウンドで専修大の好スタートを演出した専修大・アブ。まだ1年生だが、その存在感は十分なものであり、準決勝を終えた時点で得点、リバウンド、ブロックショットの3部門で1位を記録している。
写真下:筑波大ペースで一気に突き放すためには、馬場の活躍は必須。決勝戦でのその役割が期待される。

※筑波大・杉浦選手、専修大・佐々木監督のインタビュー、コメントは「続きを読む」へ。

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2016.11.26 (Sat)

【2016インカレ】11/26レポート(5〜8位決定戦)

順位決定戦でも熱戦が続き
名古屋経済大は逆転勝利で5位決定戦へ


 4位以下の順位決定戦は、日本体育大世田谷キャンパスへ場所を移して行われた。青山学院大と早稲田大は、リーグ戦では1勝1敗のカード、また名古屋経済大と関西学院大は西日本インカレでも対戦した、因縁の一戦でもあった。


161126ishiguro.jpg ベスト4進出を逃し順位決定戦へとまわった青山学院大早稲田大の一戦。1Q、青山学院大は#10高橋(2年・C)とその交代で出た#7ナナー(1年・CF・横須賀学院)がゴール下で力強いプレーを見せ得点していく。2Qになると早稲田大が激しいディフェンスと3Pで一度追いつくが、終盤にミスが続いたことで10点差まで開き、35-25で前半を折り返す。3Q、早稲田大は#26富田(2年・C)が頑張りを見せ、ゴール下で点を量産。しかし青山学院大も外角のシュートが当たっていたため点差はなかなか縮まらず。4Q、青山学院大は#3大崎(4年・SG)、#14柏倉(4年・PG)、#24安藤(4年・F)の4年生3人が次々に3Pを沈めて更に差を広げる。早稲田大はなんとか食らいついていき、終盤になって#27濱田(2年・F)が3Pのバスケットカウントで4点プレーを見せるも、追い上げるために必要な時間はもう残っておらず。最後は77-70で青山学院大が勝利した。この結果、青山学院大が5位決定戦へ、早稲田大が7位決定戦へと進むこととなった。

写真:11点の青山学院大・石黒。青学大は4年生4人とも2桁得点で気合を見せた。

※青山学院大・高橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆PICK UP
終始関西学院大が優勢に試合を展開するも
最終盤に劇的な逆転で名古屋経済大が勝利


161126MATSUMOTO.jpg 西日本インカレでも対戦している関西学院大名古屋経済大が、インカレの順位決定戦でも相見えることとなった。

 関西学院大は、今大会好調の#74中野(2年・SG)がこれまでに違わぬ滑り出し。3Pはもちろん、果敢に中に切れ込んでリバウンドシュートも決める。名古屋経済大#15ジャニパプ(3年・C)の得点は防ぎ切れずとも、その他の選手にはきっちり対応し、先行。2Qには#34池嶋(4年・PF)のレイアップが続き、交代出場の#20横澤(4年・SG)、#27雑崎(4年・PF)も決めてチームを盛り上げた。名古屋経済大はなかなかリズムを掴めず、前半で7点を追うスコアとなった。

 後半も、関西学院大がリードを保つ。#74中野、#34池嶋の両名が豊富な形でのシュートを決めていく。名古屋経済大も、#88木下(4年・F)の3Pや#91松本(4年・PF)のインサイドで得点し、シュート1本差に迫る場面はあるが、都度関西学院大が決め返して余裕のある試合運びを続ける。しかし、ターンオーバーから#15ジャニパプが速攻でダンクを決めると、形勢が変わり始める。関西学院大はすぐに返して一旦リードを4点とするが、残り約2分で名古屋経済大は#91松本が連続でバスケットカウントを獲得し、一挙に逆転に成功。ガラリと形勢が変わり、関西学院大にミスが続く中、名古屋経済大は落ち着いて時計を進めた。最後は61−55で勝利した名古屋経済大の5位決定戦進出がこれで確定。未経験の舞台での戦いが、クライマックスを迎えることとなる。

写真:逆転のバスケットカウントを続けた名古屋経済大・松本を、同級生の比嘉が労う。

※名古屋経済大・木下選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2016.11.26 (Sat)

【2016インカレ】11/27試合予定(最終日)

■国立代々木競技場第二体育館

11:00 関西学院大学 vs 早稲田大学(7位決定戦)
13:00 名古屋経済学 vs 青山学院大学(5位決定戦)
15:00 専修大学 vs 白鷗大学(3位決定戦)
17:00 筑波大学 vs 東海大学(決勝)


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2016.11.26 (Sat)

【2016インカレ】11/26結果

■日本体育大学世田谷キャンパス
◆順位決定戦
早稲田大学70(10-20,15-15,22-18,23-24)77青山学院大学
名古屋経済大学61(13-14,12-18,18-14,18-9)55関西学院大学


■国立代々木競技場第二体育館
◆準決勝
白鷗大学49(14-22,15-15,18-14,2-14)65東海大学
筑波大学80(17-20,23-10,21-17,19-21)68専修大学


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2016.11.25 (Fri)

【2016インカレ】11/25レポート(準々決勝)

ベスト4は東海大・白鷗大・専修大・筑波大
1〜4シードが順当に勝ち上がる


161125PHILIP.jpg インカレも終盤に入り、ベスト4を懸けた8チームがしのぎを削った。今大会は地方校がベスト8に2校入り、フレッシュな顔ぶれにもなっている。しかし、大事な勝負を勝ち上がったのは、関東の上位4校。確かな実力を示してベスト4へと名乗りをあげた。


 明治大を倒してベスト8に名乗りをあげた関西学院大は第4シード専修大相手に、立ち上がりこそ#74中野(2年・SG)の積極性が光り、いきなり9−0とした。しかし、前日の内容を払拭したい専修大がここから攻勢。#10大澤(2年・F)の3Pで一気に勢いに乗り、1Qのうちに二桁のリード。そこからも攻撃の手を緩めず、関西学院大にきっかけを与えなかった。試合は前半で保ったリードを専修大がそのまま維持する形で推移。66-88で危なげなく8年ぶりのベスト4進出を決めた。

161125kinosita 第1シード筑波大は、初のベスト8入を果たした名古屋経済大と対戦。立ち上がりから#15ジャニパプ(3年・C)の高さに攻めあぐねるシーンが続くが、名古屋経済大の方も得点が伸びず。しかし筑波大は速い段階で#8木林(4年・PF)が1Qに2ファウルでベンチ行きとなってしまう。ただし、名古屋経済大も終盤にファウルが続き20-15。筑波大は5点リードで2Qに入ると、#4青木(3年・PG)のアウトサイドなどが好調に決まり、さらに突き放す。名古屋経済大は筑波大の高さ、ディフェンスを突破できずこのQに28-10と失速。前半を48-25筑波大が大量リードを奪った。後半も筑波大はこの得点を維持し、最後は95-59でベスト4へ。名古屋経済大は順位決定戦へと回る。

写真上:専修大はアブが28得点17リバウンド。関西学院大の強みであるインサイドを支配した。
写真下:名古屋経済大・木下の17点はチームトップのジャニパプに次ぐもの。最後まで積極的に攻める姿勢が見えた。

・専修大・國分選手、筑波大・青木選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆PICK UP1
白鷗大が2試合連続の逆転劇でチーム初の準決勝へ
早稲田大は2002年以来のベスト4入りは叶わず

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 初のベスト4が懸かる白鷗大と、2002年以来のベスト4を狙う早稲田大。立ち上がりは白鷗大のシュートが好調だったが、早稲田も3Pが入り、ディフェンスではプレスを仕掛けて持ち直すと接戦に。1Qは18-17と互角で終了した。2Qになると白鷗大が#75イブラヒマ(1年・C・延岡学園)の内外のプレーもあってリードに成功。10点以上の差をつけた。しかし、早稲田大もじわじわ追い上げて#11河合(4年・G)の3Pが決まると、残り1分で同点。残り時間にフリースローを1本決めた白鷗大が33-32で前半終了し、両者譲らぬ内容となった。

161125okuno.jpg 3Qも差はつかない。5分経った時点で39-39と得点も鈍い伸びに。しかしここで早稲田大は#11河合が#75イブラヒマをかいくぐってのレイアップ、#26富田(2年・C)のフリースロー、さらには#11河合の速攻が続きと残り3分で6点のリードに成功。白鷗大はタイムアウトで流れを止め、残り時間チームファウルのたまっていた早稲田大相手にフリースローを獲得していき、追い上げて47-49。早稲田大2点のリードで4Qへ。

 開始3分は互いに得点が停滞。早稲田大#27濱田(2年・F)の3Pが決まると、白鷗大#5川島の3Pで返すという風に互いに譲らず。早稲田大は#8新川(3年・F)のレイアップ、#7石原(3年・G)の3Pが決まり、7分で50-57のリードに。さらにプレスを仕掛けてミスを誘う。追う白鷗大は#28川邊(4年・SF)がファウルをもらっていき、#0野﨑(3年・SG)のフローター、速攻で追い上げ。残り2:20に#5川島(4年・SG)のフリースローで逆転した。残り1分半、早稲田大はターンオーバーが2連発。すかさず白鷗大が逆転から4点のリードに成功。さらにタイムアウト明け、#18奥野(3年・PG)が絶妙のアリウープパスで#75イブラヒマのダンクを演出。残り50秒で6点のリードに。28.5秒、早稲田大は#11河合の3Pで67-64とするが、チームファウルのたまった状態での追い上げは苦しい。最後はフリースローを確実に沈めた白鷗大が72-67で初のインカレ準決勝へ進出した。

161125kawai.jpg 白鷗大は途中の経過こそ異なるものの、前日の慶應義塾大戦と同じく、残り2分を切ってからの逆転劇。主将の川邉「最後まで焦りはなかった。自信はあった」と、冷静だった。ベスト4はチームで初。次は東海大との準決勝に挑む。「やったことがないので楽しむだけ。自信はぜんぜんないが、この2試合を勝った経験を生かしたい。陸川監督に胸を借りる」と、落合監督。気負いがない方が吉と出る場合もある。楽しみな一戦になりそうだ。

写真上:ダメ押しのダンクを決めたイブラヒマが、アシストを出した奥野とハイタッチ。
写真中:落合監督よりゲームコントロールにおいて信頼を置かれている白鷗大・奥野。
写真下:早稲田大は河合がチームハイの16得点。最後の意地で3Pを沈めて3点差まで迫った。


「残り1分でも逆転できると信じていた」
連日の逆転劇に驚きつつも選手を信頼

◆落合嘉郎監督(白鷗大)
161125otiai.jpg(試合を振り返って)こんな逆転劇はちょっと考えられない。コーチをしてきてこんなに逆転で勝てるということはそうそうない。僕の力だけではなく、大学の雰囲気や選手の希望、やってやらなきゃ、という感じで何かが乗り移っている感じがする(笑)。昨日の慶應大戦はリーグが終わってからゲームができていなかったので、試合勘がなかった。今日は本来の10人より、7、8人ぐらいでの起用になってしまった。雰囲気にまだ慣れていない子たちなので、それを助けてあげることが今日は少しできた。

(連日の残り2分からの逆転について)5点差ぐらいのゲームなら1分ぐらいでも大丈夫だと信じていた。そういう練習もしている。本番でやりきれる選手たちはすごいが。

(イブラヒマ選手の成長について。リーグ戦からの伸びが大きい)持っているものはすごい。ちゃんと育てばBリーグでもやっていけるぐらいのタレントがあることが、このインカレに入って垣間見えた。フィリップ(専修大#30アブ)がすごくリーグで伸びていてうまくなっていて、うちはどうだろうと思ったが、昨日の活躍を見てやはり成長していたと確信できた。今日も決めてくれた。

(終盤での司令塔に2回戦は神里、この試合は奥野を据えた。奥野の良さ)強気なところ。バスケットボールをこの2年ぐらい勉強していて、ゲームメイクが良くなっている。本来終盤は神里(#21)を出すが、今日の流れは神里で得点を取らすのではなく、ゲームメイクをさせた方がいいと考えた。奥野はどんな場面でも落ち着いている。神里との2ガードは信頼している。この2人が駄目なら多分勝てない。昨日も今日もガードのおかげ」


・専修大・國分選手インタビュー
・PICK UP2 青山学院大vs東海大(東海大・関野選手インタビュー)は「続きを読む」へ。


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2016.11.25 (Fri)

【2016インカレ】11/26試合予定(準決勝・順位決定戦)

■日本体育大学世田谷キャンパス

◆順位決定戦
13:20 早稲田大学 vs 青山学院大学
15:00 名古屋経済大学 vs 関西学院大学

■国立代々木競技場第二体育館

◆準決勝
16:50 白鷗大学 vs 東海大学
18:30 筑波大学 vs 専修大学


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2016.11.25 (Fri)

【2016インカレ】11/25結果

◆国立代々木競技場第二体育館

関西学院大学66(19-30,11-22,15-15,21-21)88専修大学
白鷗大学72(18-17,15-15,14-17,25-18)67早稲田大学
青山学院大学60(19-25,2-14,15-17,24-21)77東海大学
筑波大学95(20-15,28-10,25-17,22-17)59名古屋経済大学


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2016.11.24 (Thu)

【2016インカレ】11/24レポート(2回戦・代々木第二体育館)

好調の慶應義塾大を最後は白鷗大が阻止
専修大は重苦しいながらベスト8へ


 2会場で2回戦の6試合が行われ、ベスト8が出揃ったこの日、代々木第二体育館では男子の2試合が行われた。

161124sn2.jpg 第4シードの専修大新潟経営大に苦しめられた。立ち上がりからアウトサイドも決まり、新潟経営大がリードする形で試合は進行。専修大点差が近づいては離れ、といった形を繰り返して1Qを終えたが、2Qは勢いの出た専修大が盛り返し、反対に新潟経営大は9点と失速。26-34で前半終了。

 後半、一進一退の攻防となるが新潟経営大が差を詰められずに4Qに入る。ゾーンを敷いて専修大のオフェンスを停滞させ、自らは内外アグレッシブに攻めて再度点差を詰め、一桁に。しかし、専修大も大事なところは決めて追いつかせるまではいかず、62-77。新潟経営大の粘りに耐えてベスト8へ進出した。

 専修大・渡辺「どうも感覚がおかしかった」と調子の上がらなかった様子。次は明治大を倒した関西学院大相手だが、関東の意地にかけて負けられない。新潟経営大は1回戦を突破したのは大きな結果だった。3年生に良い選手も揃うだけに、来年に期待したい。

写真:専修大・フィリップと新潟経営大・馬。サイズのあるインサイド同士のぶつかり合いも見ものだった。

※新潟経営大・吉田選手のインタビューは追って掲載します。


◆PICK UP
慶應義塾大が意地を見せて最終盤までリード
白鷗大は最後の攻防で逆転勝利


161124kawasima.jpg 第3シードの白鷗大は関東10位の慶應義塾大とベスト8をかけた戦いを迎えた。順位だけ見れば白鷗大が有利。しかし、試合は最終盤まで慶應義塾大がリードする展開となった。開始早々#5後藤(4年・SG)の3Pが続けて決まったのを皮切りに、慶應義塾大のオフェンスの勢いが続いた。白鷗大はシュートが当たらず、1Qは11-21の慶應大リード。2Qの前半は白鷗大の高さが生き、慶應大が得点を伸ばせず。その間に白鷗大が追い上げ、#5川島(4年・SG)の連続3Pもあって、32-33と1点差にまで追い上げて前半終了。

 3Q、またも慶應大が逃げた。#22トカチョフ(3年・CF)のジャンパーがよく決まり、#16高田(1年・SG・徳島城東)の3Pで開始5分に14点のリード。白鷗大はオフェンスが空回りし、44-54で3Qを終え4Qへ。

161124sawa.jpg 白鷗大は#75イブラヒマ(1年・C・延岡学園)の高さが試合を支配。慶應大はうかつい中で行けない中、それでも得点を重ねてリードを維持。しかし白鷗大は#75イブラヒマ、#21神里(3年・PG)の連続スリー、#5川島の速攻で一気位追い上げ、残り1:50、#75イブラヒマのオフェンスリバウンドからのバスケットカウントで逆転。残り1分、慶應大は#22トカチョフが3Pを返し同点に戻すが、白鷗大は#28川邊(4年・SF)の3P、そして#0野﨑のバスケットカウントで6点のリードに成功。慶應大はファウルゲームに挑み、#4西戸(4年・SG)の3Pで3点差にまで迫るが、最後は77-70でタイムアップ。好勝負を展開したが、最後は白鷗大の高さ、得点力がわずかに上回った。だが、慶應大も今シーズンでも最高レベルの試合を披露し、それだけの力があると示してインカレを終えた。

写真上:白鷗大は10本、慶應大は11本の3Pが沈んだこの試合、白鷗大は川島が3本の3Pをいいところで決めた。
写真下:21得点を決めた慶應大・トカチョフ。強い攻め気で最後まで挑んだ。

※慶應義塾大・西戸選手、後藤選手のインタビューは追って掲載します。



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2016.11.24 (Thu)

【2016インカレ】11/24レポート(2回戦・大田区総合体育館)

地方勢2校がベスト8入りを達成
関東勢では青山学院大、早稲田大が勝ち残り


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 大会4日目。大田区総合体育館では、ベスト8入りをかけた4試合が行われた。

 地方勢の活躍が目立つ今大会を象徴するかのように、関東勢同士の対戦は1試合のみ。地方勢同士の激突も繰り広げられ、勝ち上がった4チーム中2つは、地方から乗り込んできたチームとなった。

写真:関西学院大もベスト8入りを達成。目標に据えながら到達出来なかったステージに、遂に立つこととなった。


161124NANMOKU.jpg この日、この会場では唯一の関東勢同士の対戦となった早稲田大江戸川大は、序盤から#12オウマ(1年・C・明徳義塾)の高さが活きた江戸川大が先行。1回戦は内容が今ひとつといった印象の拭えなかった早稲田大は立ち後れる。一旦は逆転に成功するも、#55平子(4年・SF)に2本の3Pを許すなどで、前半は28−28とイーブンのスコアとなった。

 しかし、後半に入ると本来の良さを発揮。#21南木(3年・G)や#18森井(3年・G)らがバランス良く得点していった。逆に江戸川大は#12オウマが孤軍奮闘の状態となり、早稲田大の走力を前に失速。最後は71−53と点差が開き、早稲田大が準々決勝へと駒を進めた。


161124TAKAHASHI.jpg 地方勢同士の対戦となったのは、名古屋経済大札幌大のカードだった。1Qは、エースの#21田原(4年・F)はもちろん、#17山戸(4年・C)もアウトサイドを沈めて札幌大が2点をリード。しかし、名古屋経済大は#1高橋(2年・C)が尻上がりに調子を上げて得点を重ね、これでペースを掴んだ。その後は#15ジャニパプ(3年・C)のインサイドが機能し始め、じわじわと引き離した。

 ただ、点差がやや離れた後半に入っても札幌大は切れず、粘り強さを発揮。#18池田(2年・G)らが得点を重ねていく。しかし、結局最終スコア87−74となり覆すには至らず。名古屋経済大が、東海勢では16年ぶりとなるベスト8進出を決めた。

写真上:早稲田大・南木はチームハイの13得点をマークした。
写真下:ジャニパプの存在は脅威だが、その脇で加点する高橋の存在も名古屋経済大のストロングポイントである。

・青山学院大vs東海大九州
・関西学院大vs明治大(関西学院大・堤選手コメント)
・名古屋経済大・松本選手のコメントは「続きを読む」へ。

※東海大九州・谷里選手、江戸川大・平子選手、札幌大・山戸選手、明治大・田中井選手、會田選手のインタビューは追って掲載します。

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2016.11.24 (Thu)

【SPECIAL】BOJラインvol.36〜渡辺竜之佑選手〜

リレー形式インタビュー「BOJライン」
vol.36〜専修大学・渡辺竜之佑選手〜


160911watanabe10.jpg 選手の指名でリレー形式にインタビューをつなぐ「BOJライン」。第35回の慶應義塾大・福元直人選手からバトンを渡されたのは、専修大・渡辺竜之佑選手です。

 沖縄出身で、強豪・コザ中から福岡第一高へ進学し、全国トップレベルで活躍してきた渡辺選手。U-18日本代表としてアジア選手権なども経験したキャリアを持ち、専修大に進んでからも1年生の頃から出場機会を得てきました。持ち味はなんといっても反応の速いリバウンド。大きい相手を物ともせずにボールをもぎ取り、得点とともにいつも2桁の数字を残すことから“ミスターダブル・ダブル”とも評されます。今回はそのリバウンドについても掘り下げて伺いました。

 また、闘志あふれるコート内とは別人のように、コートの外では素朴な人柄の渡辺選手。プライベートでは海が大好きだと言い、もちろん地元の沖縄自慢も教えてもらいました。そんなオフコートの一面にも注目な、36回目のBOJライン、どうぞお楽しみください。


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2016.11.24 (Thu)

【2016インカレ】11/25試合予定(準々決勝)

◆国立代々木競技場第二体育館

13:20 関西学院大学 vs 専修大学
15:00 白鴎大学 vs 早稲田大学
16:40 青山学院大学 vs 東海大学
18:20 筑波大学 vs 名古屋経済大学



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