2016年12月 / 11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月


第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2011.06.12 (Sun)

【2011新人戦】6/12決勝 青山学院大VS白鴎大

青山学院大が強さを見せつけ大会3連覇
挑戦者として果敢に挑んだ白鴎大も健闘


青山学院大学80(21-11,17-17,23-18,19-19)65白鴎大学
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スターティング5
青山学院大 #4畠山/#3小林/#25永吉/#88張本/#0野本
白鴎大 #1大釜/#5柳川/#15白濱/#36パプロブヒナス/#81中村
―――――――――――――――――――――――――――――――――

110612_hatakeyama.jpg 新人戦の決勝は、3連覇をかけ少数精鋭の布陣で戦う優勝候補筆頭の青山学院大と、初の決勝進出となり勢いに乗る白鴎大との対戦になった。白鴎大の勢いに受け身になった青学大はミスも出るが、それでも追い付かせることなく白鴎大を下し優勝を果たした。
 
 立ち上がりは両者重い展開となった。青学大#25永吉(2年・C)の得点にも白鴎大は#81中村(1年・C・東海大四)がミドルシュートで返し9-6と譲らない。しかし青学大は#4畠山(2年・PG)がバスケットカウントを獲得し、続いて#88張本(2年・CF)が高さを武器にゴール下を決めて14-6。その後対する白鴎大は#15白濱(2年・F)が奮闘するも、1Qは21-11で青学大の10点リードとなった。
 続く2Q、#7長島(1年・F・福岡第一)の3Pで点差を7点に縮めた白鴎大。#36パプロブヒナス(2年・C)も奮闘し、青学大のインサイド陣のミスを誘う。青学大は#3小林(2年・PG)のドライブや#23満山(1年・SG・洛南)、#4畠山の3Pで引き離しにかかるが、白鴎大も#5柳川(2年・F)の1on1、#1大釜(1年・G・東海大四)のミドルシュートなどで対抗し、点差が開かない。38-28と、1Qと同じく点差は10点のままとなった。
 
 3Q、序盤に白鴎大は得点源#5柳川が4つ目のファウルを吹かれてしまう。すると徐々に調子を上げてきた青学大が#3小林のスティールや#0野本(1年・CF・北陸)の速攻で流れを掴んだ。残り4分半には#25永吉がディフェンスをものともしないプレーでバスケットカウントを獲得し、53-37。その後は一進一退となるも、61-46と青学大が差を広げて最終Qへ。
 だが、続く4Qで白鴎大は#81中村のブロックや#5柳川の3Pが決まって良い流れに。ここから#36パプロブヒナスが果敢に得点を奪って点差をつめる。しかし白鴎大は11点差まで詰めたものの、点差を1ケタにするあと1本がなかなか決まらない。すると残り3分を切って青学大が#4畠山の得点を皮切りに#25永吉、#23満山と連続得点。再び差を広げ80-65で試合終了となり、青学大が見事優勝を果たした。
 
110612_man.jpg 白鴎大はひるまず果敢にゴールに向かったが、流れに乗った時にあと1本が出なかったことが悔やまれる。だが決勝の舞台を経験した事はチームにとって大きな収穫だっただろう。齋藤監督「決勝の相手は1部のチャンピオンチーム。こことやれることを大事に、今までやってきたことを出そう」と選手を鼓舞したと言う。また、全体チームでは6番手になる選手が多い新人戦チームのメンバーが経験を積むことを重視。それに応えて選手も思いきりの良いプレーを見せた。ここまでベスト4の壁で足踏みしてきたが、この舞台の経験を大事に、1部昇格に向けて秋のリーグ戦での戦いが楽しみだ。
 一方の青山学院大・長谷川監督はこうした白鴎大の勢いこそを恐れたと言う。「一番怖いのはこの舞台にいることを楽しめるヤツ。楽しめていれば一番いいプレーをする。大舞台でワクワクする選手が一番怖い」と、勢いを手にしたチームの手強さを試合後に語った。白鴎大の勢いを警戒していたことを伺わせる。今大会高さ・速さで圧倒的な強さを誇ったが、この試合はターンオーバーが20とミスも多かった。永吉が大会前に怪我をしていたこともあり、万全ではなかった。しかしそれを張本がカバーするなど、さすがの実力を見せた。今シーズンは春のトーナメントに続き、まず2冠。昨年成し遂げた4冠という偉業を今年も達成することが出来るか。

写真上:青山学院大#4畠山。長谷川監督は新人チームについて課題を口にしたが、それでも優勝できたのはやはり「ガードの2人(畠山と#3小林)のおかげ」と労った
写真下:白鴎大#36パプロブヒナス。「彼がいるだけでゴール下の守りがだいぶ違う」と斎藤監督。全体チームではアビブとポジションを争うことになる。

※青山学院大・張本選手、野本選手、白鴎大・柳川選手、白濱選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2011.06.12 (Sun)

【2011新人戦】6/12 3位決定戦 筑波大VS日本体育大

前半で差をつけた筑波大が3位獲得
日体大は悔しい敗戦も、ベスト4で大会を終える


筑波大学101(17-15,30-4,20-20,34-22)61日本体育大学
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スターティング5
筑波大 #6西村/#10山田/#21笹山/#32武藤/#35池田
日本体育大 #11北川/#12周/#13清水/#19中野/#94延原
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110612muto.jpg 3位決定戦、筑波大対日本体育大の対戦はトランジションに加えて得点力で優った筑波大が101-61で余裕の勝利を納めた。

 立ち上がりは#21笹山(1年・G・洛南)の3P、続いて笹山が#32武藤(2年・C)へアシストを決めて5-0とすると、#35池田(2年・F)も続いて、一気に点差を開いた。ここまで#12周(1年・C・大分明豊)のリバウンドを軸にトランジションで戦ってきた日本体育大だが、さすがに筑波大相手にはそれをうまく出せない。しかし早い展開への意識は変わらず、TOなどから走って追い上げ、#15濱田(1年・F・市立船橋)の3Pもあって1Qは17-15。筑波大は#21笹山が2ファウルになるなど、点数が今ひとつ伸びなかった。

 2Q、立ち上がりの主導権争いで互いにボールが行ったり来たりする状態となるが、筑波大は#14坂東(1年・SG・北陸)の3Pで波に乗ると、次第にペースを掴む。#32武藤の速攻や#35池田のシュート、得たファウルからフリースローなどで得点を重ねていく。日体大はなかなか得点を取ることができず、どんどん引き離されてこのQわずか4得点。筑波大は30点の猛攻で前半で47-19と大差をつけた。

110612niitai.jpg 後半は終始筑波大ペースで進んだ。日体大はインサイドで苦戦し、攻撃の軸を組み立てられないことで攻撃がアウトサイド頼みに。#11北川(2年・F)や#19中野(2年・高知中央)らが決めてこのQは20-20のタイで終える。しかし4Qになると筑波大の勢いが勝り、最後は101-61。40点の差をつけて筑波大が勝利した。

 筑波大は激戦の左側ブロックで見事存在感を示して3位。ワンセンターで高さはなかったが、走るバスケットを徹底、チームの一体感も良好で筑波らしさとは何か、を見せてくれた。アシスト王を獲得した笹山は優れた視野で随所にいいパスを供給し、勢いに乗った坂東が次々3Pを沈めて3P王を獲得した。全体チームでも戦力になる選手たちが多く、この結果を糧に秋に臨みたい。

 日体大はセンターの周以外は小兵だが、その分トランジションを徹底し、不利な状況でも最後まで走り続ける姿勢が見えた。周はまだ技術・経験ともにこれからだが、リバウンド王を獲得。インサイドで安定してボールを確保できるようになれば周囲がもっと楽にバスケットができる。今後の成長に期待だ。2部降格となってから久しぶりのベスト4入りを自信として、リーグに向かって欲しい。

写真上:速攻に走る筑波大・武藤。ファウルをよく我慢してインサイドで耐えた。
写真下:#11北川がみんなに声をかける。試合後、2年生が涙する1年生に「来年勝ってくれ」と声をかけていた。

※筑波大・笹山選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2011.06.12 (Sun)

【2011新人戦】6/12 5位決定戦 東海大VS国士舘大

じわじわ引き離した東海大が勝利して5位
国士館大は秋以降に期待が見える内容に


東海大学79(18-14,18-14,20-16,23-13)57国士舘大学
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スターティング5
東海大 #51須田/#10バランスキー/#12梅林/#18和田/#24田中
国士舘大 #4松島/#5伊藤/#6永野/#7高橋/#13新田
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110612fujinaga.jpg 5位決定戦は東海大と国士館大の対戦になった。戦力十分の東海大に対し、国士館大はここまでの戦い、離されそうになっても何度も追い上げる戦い方を見せてきた。5位決定戦でもつかず離されずで粘りのあるバスケットを展開した。

 試合開始からしばらくは互いに主導権を握れず。ターンオーバーが続き、開始5分で互いに一桁得点という出足となった。立ち上がりで国士館大がリードしたが、東海大も次第に調子を上げ、#10バランスキー(1年・PF・東海大三)のフックシュートや#24田中(2年・SF)のパスを#10バランスキーが決めるなど、#10バランスキーを中心にしたオフェンスで逆転。しかし国士館大も#5伊藤(2年・G)や#6永野(2年・F)のシュートなどで大きくは離されない。東海大は残り40秒で#51須田(2年・SG)が3Pを決めて18-14とし、1Qを終えた。

 2Q、東海大がリードするものの、国士館大も大きく離されずについていく。東海大は#12梅林が存在感を見せ、国士館大は#15伊集(1年・G・興南)や#12大河原(1年・F・米沢中央)ら途中交代の選手たちが積極的なオフェンスで粘る。東海大は#23佐藤(2年・PF)の3Pなどもあって相手を突き放す展開に。終盤に#24田中がアンスポーツマンライクファウルを撮られる場面もあったが、大きく崩れず36-28とじわりと国士館大を引き離して前半を終えた。

110612ito.jpg じわじわ国士舘大を引き離す東海大は開始4分で#10バランスキーがポストからバスケットカウントを獲得し、43-32とようやくリードを10点以上にする。国士館大はポイントゲッターの#6永野が4ファウルでベンチへ下がることになり、苦しくなる。それでも#8寺嶋(2年・G)や#4松島(2年・G)の3P、3Q最後には#6永野がバスケットカウントで粘りを見せるが点差が縮まらず最終Qへ。しかしその4Qでは東海大は激しいディフェンスを国士館大に仕掛け、国士館大はシュートが簡単に打てなくなる。アウトサイドの決まらない厳しい時間帯が続き、最終的には79-53と引き離されて試合終了。東海大が5位、国士館大が6位となった。

 東海大は激戦ブロックで筑波大相手に惜しい試合を落とし、昨年と同じく5位。トーナメント戦では入るブロックも重要なだけに簡単ではないが、十分な戦力を保有するだけに来年以降さらなる上位進出が望まれる。梅林や晴山など、重要な場面でいい活躍を見せた選手たちには今後の全体チームでの活躍も期待したい。

 国士館大は昨年3位よりは順位を下げたが、2mの3年生、曹のような強力なインサイドがいない状況で6位獲得は大きい。インサイドでは新田、機動力では大河原ら1年生の活躍も目立ち、寺嶋の勝負強い3Pは何度もチームを救った。爆発力がつけば再び怖い存在になる。秋の2部リーグを面白くしてくれる存在になりそうだ。

写真上:インサイド層の厚い東海大だが、セカンドガードとして登場したルーキーの藤永(北陸)も注目選手。
写真下:司令塔としてチームを引っ張った伊藤。全体チームでも出場時間を得ており、秋からの働きも問われる。


※東海大・須田選手、国士館大・松島選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2011.06.12 (Sun)

【2011新人戦】6/12 7位決定戦 明治大VS拓殖大

持ち味を出して終始リードを奪った拓殖大
アウトサイドで追い上げるも明治大は一歩及ばず


明治大学73(18-23,20-18,21-23,14-22)86拓殖大学
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スターティング5
明治大 #7森山/#16安藤/#22西川/#89土井/#92水口
拓殖大 #40藤井/#7逆瀬川/#13長田/#14大垣/#88兼子
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110612osada.jpg 7位決定戦の明治大と拓殖大の対戦は、足を使ったディフェンスでリズムを掴んだ拓殖大が試合の主導権を握り、73-86で勝利を収めた。
 出だしから拓殖大は#14大垣(1年・G・藤枝明誠)や#40藤井(2年・G)が積極的に攻めて明治大のファウルを誘い、開始5分で5-13とリードを奪った。明治大もシックスマン#12中東(1年・SF・光泉)が3Pを沈めていき15-18と差を詰めるが、フリースローで得点を伸ばした拓殖大が18-23とリードして1Qを終える。続く2Q、拓殖大は#20古賀(1年・G・福大大濠)の3Pを皮切りに#13長田(2年・PG)、#40藤井と得点が続いて20-30と10点差をつける。明治大#24田中(2年・G)が3Pを決めても#14大垣がバスケットカウントを獲得して拓殖大も流れを渡さず、そこから一進一退。しかし2Q終盤、明治大はメンバーをフルチェンジさせて流れを変え、徐々に追い上げると残り1分を切って#16安藤(1年・G・明成)が3P、#21岩淵(1年・PG・新潟商)が速攻を決めて38-41と3点差にして前半を終えた。
 
 3Q、序盤は互いに決めたら決め返すシーソーゲームとなった。明治大はオフェンスリバウンドで強さを発揮するが、拓殖大も速いトランジションゲームで対抗する。中盤になり、この拮抗を破ったのは拓殖大のバックコート陣。#40藤井、#13長田らが前から当たってスティールを連発し、残り4分を切って一気に12点差をつけた。しかし激しいディフェンスと同時に拓殖大はファウルもかさむ。また明治大のゾーンディフェンスに対しても外のシュートが決まらず、最後に明治大が盛り返して59-64の5点差で勝負は最終Qへ。4Q、明治大はオフェンスリバウンドを掌握するも拓殖大の堅守に阻まれシュートを決めきれない。その間拓殖大は#40藤井を中心に#14大垣や#20古賀といった1年生も活躍し、5分経って59-79と一気に20点差をつけた。明治大は9分間で#92水口(1年・SG・福大大濠)の2得点のみと完全にオフェンスが沈黙。残り1分を切って#0川内(2年・G・福大大濠)が3Pを連続で決めるも、大きくついた差をつめることは出来なかった。そのまま73-86で拓殖大が勝利し、拓殖大の7位、明治大の8位が決まった。

110612mizuguchi.jpg 明治大は高さもあり、激しいディフェンスと高確率で決まる外のシュートを武器に戦ったが、拓殖大のスピードに攻守共に翻弄される部分も見られた。しかし有望な1年生も多く、メンバーをフルで変えて戦えるほど層も厚い。今後これらの選手たちがどう伸びていくかに期待だ。
 拓殖大は今大会ここまで苦しい戦いが続いたが、この試合でようやくらしさが見られた。小さい布陣ながらスピード溢れるバスケットで勝利したことは、経験のない選手たちにとっても自信となっただろう。また好守ともにチームを引っ張ってきた#40藤井は、この試合圧巻の43得点。チームの半分の点数を取る活躍を見せ、見事今大会の得点王を獲得した。良い形で新人戦を締めくくった事を秋のリーグ戦に繋げたい。

写真上:拓殖大の司令塔・長田。
写真下:水口は今大会要所で登場。

※拓殖大・藤井選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2011.06.12 (Sun)

【2011新人戦】最終結果

優勝  青山学院大学(3年連続8回目)
準優勝 白鴎大学
第3位 筑波大学
第4位 日本体育大学
第5位 東海大学
第6位 国士舘大学
第7位 拓殖大学
第8位 明治大学

110612aogaku.jpg
青山学院大学


110612hakuo.jpg
白鴎大学



■新人王 野本建吾(青山学院大学)
110613nomoto.jpg


■優秀選手賞
畠山俊樹(青山学院大学)
張本天傑(青山学院大学)
柳川 龍之介(白鴎大学)
坂東 拓(筑波大学)
北川 弘(日本体育大学)
110612yusyu.jpg
※写真右から張本、畠山、柳川、坂東、北川(敬称略)

■得点王 藤井祐眞(拓殖大学)110点
110612fujiitokuten.jpg


■3ポイント王 坂東 拓(筑波大学)19本
1106123p_bando.jpg


■リバウンド王 周 率(日本体育大学)45本(OF/16 DE/29)
110612syu_rebound.jpg


■アシスト王 笹山貴哉(筑波大学)35本
110612assist_sasayama.jpg

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2011.06.12 (Sun)

【2011新人戦】6/12結果

■国立代々木競技場第二体育館

明治大学73(18-23,20-18,21-23,14-22)86拓殖大学(7位決定戦)
東海大学79(18-14,18-14,20-16,23-13)57国士舘大学(5位決定戦)
筑波大学101(17-15,30-4,20-20,34-22)61日本体育大学(3位決定戦)
青山学院大学80(21-11,17-17,23-18,19-19)65白鴎大学(決勝)

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2011.06.11 (Sat)

【2011新人戦】6/11 準決勝 青山学院大VS筑波大

序盤から本領を発揮した青山学院大
筑波大は3Pで追い上げるが届かず


青山学院大学101(31-18,18-24,27-14,25-13)69筑波大学
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スターティング5
青山学院大 #4畠山/#3小林/#25永吉/#88張本/#0野本
筑波大 #6西村/#10山田/#21笹山/#32武藤/#35池田
――――――――――――――――――――――――――――――

110611nagayoshi.jpg 準決勝第二試合はディフェンディングチャンピオン・青山学院大とここまでスピードあふれるバスケットで相手を翻弄してきた筑波大の対戦となった。

 優勝候補筆頭の青山学院大はここまでミスのある試合も見られたが、この日は序盤から集中していた。開始15秒で#4畠山(2年・G)がまず大事な3Pを1本決める。そこから#25永吉(2年・C)のリバウンドからのシュートや#88張本(2年・CF)のドライブからのダンクも出て、青山学院大は一気に勢いづくと開始3分で11-0のリード。筑波大は外から打つ形になるが、高さのプレッシャーもこれまでとは段違いの相手に、なかなか決めることができない。筑波大は開始2分半で#14坂東(1年・SG・北陸)をコートに。3連続の3Pを坂東が沈めてチームを盛り上げる。しかし青山学院大は焦らずインサイドで筑波大を翻弄。#0野本(1年・CF・北陸)がバスケットカウントを決めるなどして、1Qで31-18と大量リードを奪った。

 2Q、追いつきたい筑波大はゾーンを展開。オフェンスでは#14坂東が3Pを確実に決める勝負強さを見せる。2連続で入れると、#21笹山(1年・G・洛南)もそれに続き、反撃ムードになると#32武藤(2年・C)のドライブや#10山田(1年・CF・市立船橋)のミドルシュートなども出て一気に追い上げる。青山学院大はアウトサイドが決まらず、2点差まで詰め寄られる形となった。しかし2Q残り2分から盛り返して#25永吉がカバーリングや#88張本のバスケットカウントで再びリードを広げ、49-42と再度引き離して前半を終えた。

110611bando.jpg 後半、追いつきたい筑波大だが青山学院大がそれを許さず、引き離す形となった。高さ、速さからの攻撃は圧倒的。#23満山(1年・SG・洛南)の3Pが当たり始め、勢いに拍車を掛ける。筑波大は#35池田(2年・F)が強気のドライブを仕掛けて得点するが、それでもついた点差は20点。苦しい3Qとなった。4Qは勢いに乗った青山学院大がそのまま筑波大を引き離した。筑波大はあきらめずに粘るが、じわじわ離されていく。最終スコアは101-69、青山学院大が圧倒的な力を見せて勝利を決めた。

 筑波大は#14坂東が3Pを8本決めるなど、見せ場を作った。しかしアウトサイドだけでは勝てない。吉田監督「インサイドが1人ならなんとかなるが、2人、3人とあのサイズで来られては」と悔しさを見せる。青山学院大は要所で決めたガード陣、速攻でもきっちり走るビッグマンら緩まずプレーした結果が出た。

写真上:シュートにいく青山学院大・永吉。
写真下:筑波大・坂東は強気で3Pを狙っていった。

※筑波大・池田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2011.06.11 (Sat)

【2011新人戦】6/11 東海大VS明治大

終始一進一退のクロスゲームは
4Qに一歩抜け出した東海大が逃げ切り勝利


明治大学62(15-16,18-13,11-17,18-23)69東海大学
――――――――――――――――――――――――――――――――
スターティング5
明治大 #7森山/#12中東/#16安藤/#19古本/#22西川
東海大 #51須田/#10バランスキー/#12梅林/#18和田/#24田中
―――――――――――――――――――――――――――――――――
110611zakk.jpg 明治大東海大の順位決定戦は、互いに激しいディフェンスを見せてロースコアでの接戦になったが、内外からバランスよく攻めた東海大が明治大を下した。

 開始5分経っても6-4と、両者ミスも出て点が伸びない重い立ち上がりとなった。明治大は#89土井(1年・C・日本学園)らがオフェンスリバウンドに奮闘してリズムを掴む。しかし残り3分を切って東海大は速攻に走って勢いに乗り、1Qは15-16と互角の点数になった。2Qに入ると、明治大はゾーンプレスで東海大のターンオーバーを誘う。東海大も足の動いた好守を見せ、出番を得た#7晴山(1年・SF・盛岡市立)も攻め気を見せて簡単には明治大に流れを渡さないが、明治大は#92水口(1年・SG・福大大濠)が3Pを確率良く沈め、アウトサイドを中心に得点を伸ばして33-29とリードして前半を終えた。
 
 続く3Q、明治大はシュートがこぼれて4分間ノーゴールとなり、その間東海大が追い上げる。#10バランスキー(1年・PF・東海大三)からのアシストで#12梅林(2年・C)が決め、33-35と逆転に成功した。しかし流れが悪くなった明治大も、ここで#16安藤(1年・G・明成)が強気の1on1を仕掛けて連続得点し勝負強さを見せる。反対に東海大は速攻を止められ、その後3連続でファウルを吹かれるなど我慢の時間帯に。だがここで東海大は#12梅林がリバウンドや得点面で奮闘し、#24田中(2年・SF)の3Pに#12梅林のドライブが続く。44-46の2点リードで最終Qへ。

110611_ando2.jpg 東海大が2連続で速攻を成功させた4Qの立ち上がり。この勝負所で流れを掴んだことが試合の大きなポイントとなった。明治大のゾーンにも#7晴山がハイポストからシュートを決めるなど上手く対応し、#8藤永(1年・PG・北陸)も良いアシストを見せて残り5分51-60と一気に9点差をつける。残り3分、明治大はタイムアウトを取るも、そのあとのプレーで#22西川(2年・SF)がオフェンスファウルを吹かれ、逆にそこから#10バランスキーがバスケットカウント獲得して東海大の勢いは止まらなかった。明治大は#12中東(1年・SF・光泉)、#92水口の3Pで追い上げるも、そのまま東海大が69-62と逃げ切った。

 #10バランスキー、#12梅林といった強力なインサイドに加え#24田中が機能した東海大は、持ち前のバランスの良さを上手く発揮した。しかし4Qで引き離された明治大も、ゾーンとマンツーを駆使した激しいディフェンスや、#92水口らのアウトサイドなど良い面も見えている。1年生が多い布陣なだけに、今後の伸びが楽しみだ。

写真上:ゴール下で力強い攻めを見せた東海大・バランスキー。
写真下:明治大・安藤は強気のプレーとコートでの態度も魅力。

※東海大・梅林選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2011.06.11 (Sat)

【2011新人戦】6/11レポート

【白鴎大が日体大を寄せ付けず、初の決勝進出】
110611yanagawa.jpg 準決勝の白鴎大日本体育大の対戦は、序盤から白鴎大が圧倒する一方的な展開となった。200cmの#36パプロブヒナス(2年・C)を中心に全体的に高さのある白鴎大に対し、日体大は202cmの#12周率(1年・C・大分明豊)以外は小兵の選手。トランジションで勝負の主導権を握りたいが、切れこんでも高さに抑えられ、トラベリングなどターンオーバーが続く。白鴎大も序盤はもたついたが、#5柳川(2年・F)、#15白濱(2年・F)の両ウイングが次第に乗ると得点を量産し、#36パプロブヒナスも日体大の#12周率を0点に抑える働き。一方1Q6点に抑えられ序盤からリズムを奪われた日体大は、準々決勝のような速い展開を出せずに単発な攻撃となった。主導権を握った白鴎大は2Qこそ18-18と同点になったが、その後も余裕のゲーム展開となり、91-54で勝利。決勝へと駒を進めた。

 これで白鴎大は初の決勝進出となる。昨年の覇者青山学院大に、挑戦者として挑む。インサイドはパプロブヒナス1人となるが、#15白濱(2年・F)、#5柳川(2年・F)の両ウイングが190cm程度と、そこそこのサイズはある。ここでどれだけ点を取り、粘れるかがポイントになるだろう。

写真:29得点の白鴎大・柳川。



【拓殖大も粘るが徐々に点差を広げて国士舘が勝利】
110611kokushikan.jpg 0-8と幸先の良いスタートを見せた拓殖大。しかし国士舘大も固さが取れて一気に追いつき1Q を16-15で終えると、続く2Qも一進一退。31-29と2点差で前半を終える。

 3Q、#14大垣(1年・G・藤枝明誠)のシュートで同点に追いついた拓殖大。その後も点の取り合いとなって点差がつかない。拓殖大は#14大垣、#40藤井(2年・G)が持ち前のスピードで果敢に点を取りに行くが、対する国士舘大も#4松島(2年・G)や#13新田(1年・C・春日部)の得点で譲らず、最後に#7高橋(2年・G)が3Pを沈めて49-41で3Qを終えた。

 続く4Q、開始早々#13新田がバスケットカウントを獲得して国士舘大が点差を2ケタに。しかしその後速攻を決めきれないなどもったいないミスが続く。だがこのチャンスに拓殖大も外のシュートが決まらず、単発な攻撃となって点差を縮められない。逆に国士舘大は#13新田が高さを武器にリバウンドを量産し、セカンドチャンスからの得点で残り5分には56-41とした。追い上げたい拓殖大だがシュートがリングに嫌われ、反対に国士舘大#8寺嶋(2年・G)が3Pを決めて追い打ちをかけた。結局63-53でタイムアップ。国士舘大が拓殖大を下した。

 ゲームはリバウンドで勝った国士舘大が主導権を握った。速攻やノーマークなどイージーシュートを決めていれば、もっと点差を離せたゲームだっただろう。拓殖大は#40藤井、#14大垣の活躍が目立ったが、国士舘大のミスに漬け込むことが出来ずに逆転はならなかった。国士舘大は5位決定戦、拓殖大は7位決定戦に進む。

写真:スピードのあるガードの伊藤、センターの新田らがふんばりを見せた国士館大。


※東海大対明治大、青山学院大対筑波大は別途掲載します。

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2011.06.11 (Sat)

【2011年新人戦】6/12試合予定(最終日)

■国立代々木競技場第二体育館

11:00 明治大学 vs 拓殖大学(7位決定戦)
12:40 東海大学 vs 国士舘大学(5位決定戦)
14:20 筑波大学 vs 日本体育大学(3位決定戦)
16:00 青山学院大学 vs 白鴎大学(決勝)
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2011.06.11 (Sat)

【2011新人戦】6/11結果

■国立代々木競技場第二体育館

明治大学62(15-16,18-13,11-17,18-23)69東海大学(5~8位決定戦)
国士舘大学63(16-14,15-15,18-12,14-12)53拓殖大学(5~8位決定戦)
白鴎大学91(19-6,18-18,28-14,26-16)54日本体育大学(準決勝)
青山学院大学101(31-18,18-24,27-14,25-13)69筑波大学(準決勝)

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2011.06.10 (Fri)

【2011新人戦】6/10 準々決勝 東海大VS筑波大

4Qは激しい接戦になるが
1点差で筑波大が東海大を下す


東海大学72(20-23,8-10,28-24,16-16)73筑波大学
――――――――――――――――――――――――――――――――――
スターティング5
東海大 #51須田/#1バランスキー/#18和田/#23佐藤/#24田中
筑波大 #6西村/#10山田/#21笹山/#32武藤/#35池田
――――――――――――――――――――――――――――――――――

110610yamada.jpg 両チーム共にバランスのよい布陣で注目の対戦となった東海大筑波大の対戦。レベルの高い白熱した試合になったが、筑波大が72-73の1点差で東海大から逃げ切り、歓喜に沸いた。

 筑波大は出だしから持ち味である素早いトランジションゲームを展開。単発な攻めになった東海大からリードを奪い、残り4分#14坂東(1年・SG・北陸)の3Pで11-18とした。しかしタイムアウト明けに東海大は#24田中(2年・SF)が3Pを決めると、そこから#10バランスキー(1年・PF・東海大三)や#51須田(2年・SG)の得点で追い上げて1点差に詰め寄る。ファウルがかさんで完全に東海大に流れを奪われた筑波大。しかし#10山田(1年・CF・市立船橋)の3Pもあり、20-23とリードして1Qを終えると、続く2Qでも激しいディフェンスでリードを死守した。東海大は#12梅林(2年・C)が積極的に1対1を仕掛けて奮闘するが、28-33の筑波大リードで後半へ。

 3Q、東海大は#24田中、#10バランスキーが得点面で活躍。しかし筑波大も#11笹山(1年・PG・洛南)を起点に、パスアウトから#10山田、#14坂東といったシューター陣が高確率でシュートを沈めて流れを渡さない。互角の戦いが繰り広げられ、お互い点の取り合いとなった。すると終盤#12梅林の活躍で東海大が点差を縮め、最後に#18和田(2年・PG)がバックコートから放ったロングシュートがブザービーターで決まって、56-57。点差の無いまま、勝負は最終Qに持ち越される。
 
110610TANAKA.jpg 4Q、#6西村(2年・PG)に#32武藤(2年・C)が見事に合わせて筑波大が先制。意思疎通の取れた連携を見せる。しかし東海大も#10バランスキーや#23佐藤(2年・PF)がオフェンスリバウンドから得点し、試合は白熱したシーソーゲームになった。両者一歩も譲らず、残り1分、#32武藤のゴール下が決まって筑波大が3点リード。残り40秒、東海大は#18和田がシュートを決め返すが、3Pラインを踏んでおり惜しくも2点。1点のビハインドを負う東海大は中に切れ込んだ#24田中からのパスが#10バランスキーに合わない。「あの形の練習はいつもしているが、少し位置が遠かった」陸川監督。エンドスローインから再び迎えた東海大のラストプレーでは#10バランスキーがジャンプシュートを放つも、これが外れてタイムアップ。72-73で、筑波大が見事白熱した接戦をものにした。
 
110610tsukuba.jpg 筑波大は激しいディフェンスを見せ、東海大相手にリバウンドもきっちり抑えた。#10山田のアウトサイドは特に東海大には予想以上の出来だったが、相手に的を絞らせなかったバランスの良いオフェンスも魅力である。2年生が泥臭い部分でチームを支え、1年生も伸び伸びとプレー。チーム一丸となって勝利を手にした。

 東海大は#10バランスキー、#24田中といったチームの柱に加え#18梅林が短い出場時間でも存在感を発揮したが、わずか1点に涙を飲んだ。出だしから後手にまわり、筑波大に主導権を握られる時間帯も長かったと言える。終盤、エースである田中が打つ形を作れなかったのは痛い。気持ちを切り替えて明日の戦いに臨みたい。

写真上:陸川監督に「ここまで決まるとは」と言わせた筑波大・山田のシュート。機動力もある面でディフェンスで抑えにくかった。
写真中:東海大・田中は3P0本が痛かった。よく守られてはいたが、チーム全体で彼を活かす方法を確立させたいところ。
写真下:勝利に笑顔の筑波大。

※筑波大・西村選手のインタビュー、東海大・陸川監督のコメントは「続きを読む」へ。
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2011.06.10 (Fri)

【2011新人戦】6/10 準々決勝 国士舘大VS白鴎大

国士舘大も粘りを見せるが勝負所を制したのは白鴎大
チーム初のベスト4進出へ


国士舘大学68(14-16,19-17,21-20,14-24)77白鴎大学
――――――――――――――――――――――――――――――――――
スターティング5
国士舘大 #4松島/#5伊藤/#6永野/#7高橋/#13新田
白鴎大 #10田中/#5柳川/#15白濱/#36パプロブヒナス/#81中村
――――――――――――――――――――――――――――――――――

110910nagashima.jpg 国士舘大白鴎大の対戦はお互いに持ち味を出して4Q終盤まで接戦にもつれ込んだが、最後は白鴎大が勝負強さを見せて突き放した。

 1Qは14-16とほぼ互角の立ち上がりで白鴎大が2点リード。外のシュートを沈める国士舘大に対し、白鴎大は#36パプロブヒナス(2年・C)がインサイドでチームを支えて対抗した。2Qに入っても白鴎大は#36パプロブヒナスがゴール下で強さを発揮するが、対する国士舘大も#12大河原(1年・F・米沢中央)のバスケットカウント獲得や#6永野(2年・F)のシュートで一歩も譲らない。#10田中(2年・G)の活躍で白鴎大がリードを奪うも、残り2分を切って国士舘大は#8寺嶋(2年・G)が3Pを2本沈め、#12大河原のバックシュートで追い付き33-33と同点で前半を終える。

 続く3Q、#15白濱(2年・F)がオフェンスリバウンドに積極的に絡んで勢いに乗り、白鴎大が引き離しにかかる。しかし国士舘大も#13新田(1年・C・春日部)がゴール下で奮闘し、#8寺嶋の3Pもチームを後押しして食らい付いた。終盤国士舘大が激しいディフェンスから速攻に走り、54-53と逆転して4Qへ。
 
110610ogawara.jpg 4Qに入っても一進一退の攻防が続く。だがここで交代した白鴎大#7長島(1年・F・福岡第一)が、高い個人スキルで国士舘大のディフェンスを翻弄した。#5柳川の3P、#36パプロブヒナスの合わせで残り3分半64-68とし、国士舘大にタイムアウトを取らせる。しかしその後も国士舘大は白鴎大#7長島を止められず、オフェンスにも焦りが見えた。#5柳川のステップインで白鴎大が65-72とすると、残り53秒には#7長島がバスケットカウントを獲得。さらに外した1スローを#36パプロブヒナスがリバウンドシュートに繋げてフォローし勝負あり。結局68-77と白鴎大が最後に流れを掴んで勝利した。

 国士舘大は激しい守りからのスピードある展開と高確率で決まるジャンプシュートで粘り強く食らい付いたが、やはりインサイドに強みのある白鴎大がリバウンドの本数で20本以上の差をつけ、試合の主導権を握った。白鴎大の大黒柱#36パプロブヒナスは25得点19リバウンドの活躍。またルーキー#7長島も与えられた出場時間の中で結果を残した。白鴎大はこれで初のベスト4進出となる。この先の戦いにも注目が集まる。

写真上:白鴎大・長島は身体能力と個人技で見せた。
写真下:国士館大・大河原はチームハイの20点。

※白鴎大・田中選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2011.06.10 (Fri)

【2011新人戦】6/10 レポート

日本体育大が久しぶりの4強入り
青山学院大は明治大を振りきってベスト4へ


準々決勝のうち、2試合は競り合いから抜けだした2校が勝ち上がった。
3連覇を狙う青山学院大はミスをだしながらも明治大を下し、日本体育大は久々のベスト4。速いトランジションとインサイドのルーキー・周率のリバウンドで拓殖大に勝利した。


【高さで優位に立つ日本体育大が2Q以降拓殖大を圧倒】
110910niitai.jpg トーナメント右側の山の注目チームである日本体育大と昨年の新人戦で決勝まで上りつめた拓殖大の対戦は、序盤こそ競り合いとなるも2Q以降日体大が試合を優位に進め、93-67の快勝で拓殖大を下した。ビックマンを擁する日体大だが、1Qは拓殖大の飛び込みに対してリバウンドを掴みきれない場面が目立った。拓殖大もなかなか外のシュートが決まらず攻め手を欠くが、1Q残り3分半には#13長田(2年・PG)、#14大垣(1年・G・藤枝明誠)が2連続でバスケットカウントを獲得するなど見せ場を作る。1Qは16-15と互角の点数になった。

 しかしそれ以降は、日体大が試合の主導権を握った。ゾーンディフェンスをひいて#12周率(1年・C・大分明豊)らが確実にリバウンドを抑え、#11北川(2年・G)らガード陣が走って速い展開で得点を量産。また、#15濱田(1年・F・市立船橋)が絶妙のタイミングで走り込んで合わせ、オフェンスリバウンドやルーズボールにも奮闘して気持ちを見せた。3Qには#19中野(2年・F)が次々に3Pを沈めてチームを盛り上げたこともあり、20点以上の差が付く。拓殖大は#40藤井や#14大垣が攻め気を見せて追い上げを図るが、大きくついた差を埋めることは出来ずに試合終了となった。

 拓殖大はエース#40藤井に負担がかかるが、1人で勝利をつかむのは厳しい。チーム全体としても21本打った3Pが2本しか決まらず、1Qのような勢いを持続させることが出来なかった。ルーキー#14大垣がチームハイの24得点で持ち前のオフェンス能力を見せたが、ビックマンがいないこともあり苦しい戦いとなった。逆に日体大はインサイドがリバウンドを取り、走ってシンプルに攻める形が生きている。5人が2ケタ得点と快勝で準決勝に臨む。ここまで東京成徳大戦、中央大戦とチームの調子も尻上がりに良くなってきた。次の白鴎大はここまでぶつかってこなかった強力なインサイドがいるチーム。どのような戦いが繰り広げられるか見ものである。

写真:リバウンドを取る日体大・周率。まだ不器用な面もあるが、高さは頼りになる。


【ゾーンに終始するが勝負どころで青山学院大が抜け出す】
110910doi.jpg 1回戦は延長で神奈川大を下し、次の日本大を大差で破ってきた明治大と、優勝候補・青山学院大の対戦は終始ゾーンを主体にしたロースコアな内容となった。

 196cmの#22西川(2年・SF)、#89土井(1年・C・日本学園)らを中心にサイズのある明治大は、インサイドに#25永吉(2年・C)、#88張本(2年・CF)、#0野本(1年・CF)の2m級3名を据える青山学院大とも大きくサイズの差は見えない。#89土井が果敢にゴール下でプレーし、青山学院大も出足はミスが出てもたついた。#92水口(1年・SG・福大大濠)の3Pも出て明治大が1Qはわずかにリード。互いにゾーンを繰り出し決定的な流れを作れない中、青学大がじわじわと押し始める。インサイドの#88張本、#4畠山(2年・G)の連続シュートで流れを作ると、2Qで10点のリードに成功する。

 後半に入りこの10点差をなんとかしたい明治大は、#16安藤(1年・G・明成)が1on1で強気のシュートを決め、#89土井がオフェンスリバウンドなどで食い下がるが、青学大は#88張本が3Qでファウル3でベンチに下がるものの、#4畠山のスティールなども出て、簡単には追いつかせない。また、#3小林が3P、ペネトレイト、Q終了時のブザービーターで立て続けに得点。明治大は#89土井、#16安藤がこちらも青学大をかわしてゴールを決めていくが逆転までには至らない。4Qになると、青学大のインサイドが強さを発揮。#88張本がオフェンスリバウンドからのカバー、#0野本のポストプレー、#25永吉のバスケットカウントで青学大が1桁に戻った点差を再び10点リードとすると、明治大はそこから追い上げ叶わず66-49で試合終了。青山学院大が準決勝へ駒を進めた。

 明治大はゾーンで相手を焦らせ、効果も見えたが勝負どころの高さ、強さは青山学院大が上回った。その青山学院大は高さはあるがバランスには偏りもある。次戦の筑波大が均整の取れたチーム構成であるだけに、どのような戦いになるか見所になりそうだ。

写真:明治大・土井は永吉相手にも臆せずプレー。かわしてシュートを決めるなど会場をどよめかせた。

※青山学院大・畠山選手のインタビューは「続きを読む」へ。
EDIT  |  23:40  |  2011新人戦  |  Top↑

2011.06.10 (Fri)

【2011新人戦】6/11試合予定

■国立代々木競技場第二体育館

13:00 明治大学 vs 東海大学(5~8位決定戦)
14:40 国士舘大学 vs 拓殖大学(5~8位決定戦)
16:20 白鴎大学 vs 日本体育大学(準決勝)
18:00 青山学院大学 vs 筑波大学(準決勝)

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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