FC2ブログ
2008年09月 / 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月


サイトを移行しました。現サイトはアーカイブとして継続してご覧いただけます。
http://bojweb.com

2008.09.07 (Sun)

9/7 関東大学1部リーグ 第1週 第2戦

1部は上位チームが順当に勝ち星を挙げる
台風の目となるチームは現れるか

主力の怪我人が多い1部校だが、その中でも上位チームは開幕2連勝を飾っている。しかし、東海大や日本大はそれぞれ法政大、大東大に迫られ苦しい試合展開に。波乱は起きにくいとはいえ、やはり何が起こるかわからないのがこのリーグ戦。特に最後まで東海大を苦しめた法政大の存在は侮れない。秋に弱いというレッテルを貼られている法政大はこれを打ち破り、台風の目となれるか。


スタートダッシュに成功した専修大が一気にゲームを決める
専修大85(22-5,19-19,27-24,17-15)63日本体育大
080907sensyunittai#10飯田(4年・F)、#15増川(4年・F)、#28能登(4年・F)が立ちはだかる専修大のゴール下を崩す事は容易ではない。また、ガードの#11藤井(3年・G)、#22鈴木(4年・G)は速い展開へとつなぎ、序盤からゲームの流れは完全に専修大ペース。ディフェンスも春シーズンより激しさが増しており、突破口を見出すのは難しい。よく走り、よく声が出て、いい雰囲気でバスケットをしている専修大。今のところ大崩れする気配はまるでない。対する日体大は、専修大インサイド陣を前に攻め手を欠くと、3Pを乱発するほか策がない。次週も日体大はインサイドに強みを持っている東海大との一戦が待っている。インサイドの強いチームに対して打つ手がないと開幕4連敗、ということもありえなくはない。



終盤失速の大東大。勝ち星を挙げられず
日本大69(13-13,17-11,17-11,22-10)45大東文化大
080907nichidaidaito前半は拮抗した展開が続いていた。大東大はアウトサイド、日本大はインサイドを中心にオフェンスを展開。大東大は次々とアウトサイドシュートが決まるが、日本大は攻めきれない。それでも日本大は#10種市(3年・F)の活躍が光り、リードを奪う。前半をなんとかリードで終えた日本大。後半へと不安が残る。しかし、後半に入ると日本大のワンサイドゲームになる。日本大はなおも#10種市のシュートが高確率で決まり、大東大を突き放しにかかる。大東大も#15遠藤(1年・PG・市立船橋)の外角シュートで応戦するが、それ以外に攻め手を欠いてしまう。要所でミスが出てしまう大東大は、リズムを掴んだ日本大を崩す事ができない。4Qに入ると足も止まり、試合の流れは完全に日本大へ。日本大は#13篠山(2年・G)の速い攻撃で得点を重ねていき、開幕2連勝を飾った。


青学大の主力を下げさせなかった中央大の奮闘
青山学院大86(25-14,24-14,16-20,21-20)68中央大
080907aguchuo最終スコアーは、86−69。点差を見れば、中央大は完敗と言っていいだろう。しかし中央大は最後まで奮闘し、青学大の主力を下げさせなかった。ゲームは序盤から青学大ペース。中央大は#8荒尾(4年・C)に対して厳しいディフェンスで抑えにかかるが、荒尾を抑えると#12渡邉(3年・PG)に外から射抜かれ、簡単に得点されてしまう。中央大は#4中野(4年・F)、#7佐藤(4年・G)を中心に得点を重ねていくが、すぐに返されてしまい、なかなか点差が縮まらない。後半に入っても青学大ペースは続いたが、4Qに入ると中央大に流れがきた。#4中野、#7佐藤が次々とシュートを決め、青学大に追いすがる。速い展開からの得点も生まれ、ようやく自分たちのバスケができ始めてきた。審判の判定に対して不満を爆発させる一面もあったが、それでも最後の10分はいい流れでバスケができた中央大。結果としては負けだ。しかし、次週へ向けて自分たちがどういうバスケをしたらいいのかということが見えた試合だったに違いない。次週、中央大は勝ち星を掴むことができるか。

※東海大VS法政大(落合選手インタビュー)は「続きを読む」へ。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:50  |  2008リーグ戦1部  |  Top↑

2008.09.07 (Sun)

9/7 関東大学リーグ2部 第1週第2戦

激戦の2部1週は慶應VS国士舘がヒートアップ
早稲田・明治・筑波は順当に勝利


2部初週の注目を集めたのはなんと言っても慶應大と国士舘大。これほどの試合は互いの選手も観客も全く予想していなかった。第1週は上位が下位のチームと対戦するため、大きな波乱は起きにくい。その他の試合は迫られる部分はあったものの、上位4校が勝利した。
しかし、にわかに存在感を増した国士舘大のおかげで、今後の2部も予想がつかなくなってきた。

※慶應大対国士舘大の試合については別途掲載します。


順当勝ちの筑波、白鴎大は来週以降どこまで修正できるか
080906sainbayaru.jpg筑波大112(28-23,23-16,29-21,32-24)84白鴎大
白鴎大は2戦とも筑波大に対し大差をつけられる結果となった。ポイントゲッターの#00藤江(3年・F)が開始早々ケガをしたこともあるが、筑波大相手に攻め手がない。自分たちのバスケットを出せなかった第1週は今後のリーグに大きな課題を突きつけられた格好だ。白鴎大苦戦の一つに主将・店橋がインタビューでも言っているように今年度より採用されたオン・コート・ワンのルールはあるだろう。外国人選手はコートに1人しか立てないというこのルールは今年のJBLでも採用されるが、インサイドの2枚看板だった#33フィルユン(4年・C)と#88サインバヤル(3年・C)が共にコートに立てないのはチームには痛い。ポイントゲッターが限られる中でどうやってチームを組み立てていくのか、2部2年目の課題は大きい。
筑波大は2戦見る限りまだ不安はない。今後の強敵との戦いが注目となろう。

写真:サインバヤルは途中からの出場となる。どこまでチームに勢いをもたらすことができるか。
※白鴎大・店橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。


金丸晃輔のアウトサイドで明治大が拓殖大にとどめを刺す
080907nagai.jpg明治大94(31-10,11-17,22-26,30-25)78拓殖大
試合開始は大差がつくかと思われた一戦、拓殖大は1Qで31-10と離されてしまった。2Qに明治大の得点が止まったこともあり、後半には追い上げに成功する。#22松崎(2年・G)、#42永井(2年・F)の奮闘もあり、4Qの中盤で1桁の点差にまで追いついた。しかし大事な場面で#14金丸晃輔(2年・SG)を簡単にワイドオープンにしてしまい、あっさり連続のアウトサイドで引き離されると反撃はそこまで。そのまま明治大が逃げ切った。
明治大は2戦とも危なげない勝利。次週の白鴎大戦にも弾みをつけた。一方拓殖大は厳しい立ち上がりとなった。昨年は6位とインカレ出場枠も逃したが、いい選手はいるが今ひとつ覇気がない印象はぬぐえない。序盤は上位校との対戦が続く。来週の筑波戦でどのような戦いができるだろうか。

写真:シュートにいく拓殖大・永井。



主将・綿貫が欠場するも粘りを見せた順天堂大
080907cho.jpg早稲田大83(17-10,27-20,18-19,21-26)75順天堂大
初戦のケガでこの日はエース#4綿貫(4年・F)が欠場した順天堂大。1Qこそ得点が伸びなかったが、その後は粘った。4Qで#18趙(1年・C)、#5北村(4年・G)らの得点で一気に3点差まで追い上げたものの、早稲田大も焦ることなく得点し、2勝目を上げた。粘ったが惜しくも破れた順天堂大。センターの#18趙はフィジカルも強く、インサイドで豪快な活躍を見せる。23点と頼もしく、今後の試合でも活躍が期待できそうだ。
早稲田大はここしばらくインサイドらしいインサイド選手を持たなかった。しかしルーキー#20久保田(1年・C)の加入で、ゴール下の勝負は面白くなった。また、早慶戦でもいいところを見せた#00金井(2年・F)が頭角を表してきている。2戦とも2桁得点とチームに貢献。#11井手(2年・SG)を筆頭に下級生の力がチームを押し上げていくのは間違いないだろう。

写真:順天堂大・趙は囲まれながらもシュートを決める。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:30  |  2008リーグ戦2部  |  Top↑

2008.09.07 (Sun)

関東大学リーグ戦9/7結果

■関東大学1部リーグ
専修大85(22-5,19-19,27-24,17-15)63日本体育大
東海大78(22-20,14-17,18-17,24-15)69法政大
日本大69(13-13,17-11,17-11,22-10)45大東文化大
青山学院大86(25-14,24-14,16-20,21-20)68中央大

青山学院大 2勝0敗
日本大   2勝0敗
東海大   2勝0敗
専修大   2勝0敗
法政大   0勝2敗
日本体育大 0勝2敗
中央大   0勝2敗
大東文化大 0勝2敗


■関東大学2部リーグ
筑波大112(28-23,23-16,29-21,32-24)84白鴎大
明治大94(31-10,11-17,22-26,30-25)78拓殖大
慶應義塾大108(20-20,33-24,25-23,30-23)90国士舘大
早稲田大83(17-10,27-20,18-19,21-26)75順天堂大

早稲田大  2勝0敗
慶應義塾大 2勝0敗
明治大   2勝0敗
筑波大   2勝0敗
白鴎大   0勝2敗
拓殖大   0勝2敗
国士舘大  0勝2敗
順天堂大  0勝2敗

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:08  |  2008関東リーグ予定・結果  |  Top↑
 | BLOGTOP |