2017年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月


第93回関東大学バスケットボールリーグ戦 9月2日より2部以下が開幕
1部リーグは9月9日(土)より
2017 年度 関西学生バスケットボールリーグ戦 9月2日より開幕

2017.05.07 (Sun)

【2017トーナメント】決勝 筑波大VS白鷗大

筑波大が力の差を見せて2連覇達成
白鷗大は初の決勝を戦い抜く


170507masuda.jpg 66回目となる関東大学トーナメントは2連覇を狙う筑波大と、ここまで8戦をこなして勝ち上がり、初の決勝進出を果たした白鷗大が春の頂点を懸ける舞台に臨んだ。

 白鷗大は立ち上がりに#0野﨑(4年・SG)の3Pやフリースローで流れに乗るが、決めきれずにリングからこぼれるシュートもある。筑波大はそうした隙を逃さず、#14波多(3年・SG)がアグレッシブに攻め、#65玉木も豪快なダンクを見せるなどして1Qは24-17のリード。2Q、白鷗大は#44星野(2年・PF)の3Pで追い上げの糸口を作るが、筑波大は#6馬場(4年・SG)が速攻から鮮やかにダンクを決めて勢いには乗らせない。2Qになりコートに送り出された#11増田(2年・PF)も着実に得点して白鷗大を引き離していく。白鷗大は#75シェッハ(2年・C)をコートに戻し、なんとか10数点の差を保ってついていく。残り4分、白鷗大は#0野﨑が反撃のシュートを決めるも筑波大も#11増田が3Pで返し、さらにバスケットカウントを獲得して波に乗ると、前半は48-28。筑波大が前半で20点もの差をつけて終了した。

 3Q、筑波大の激しいディナイに遭う白鷗大は思うようにシュートが打てず得点が伸びない。開始3分に#35秋野(3年・PF)がバスケットカウントを決めてようやくこのQ初得点とするが、その間にも着実に得点を重ねた筑波大は既に30点近い差をつけて先を逃げている。#6馬場の2本目のダンクも飛び出し、残り5分でさらに差は開いた。それでも筑波大は手を緩めず激しい攻守で白鷗大を引き離していき、3Q終了時には80-34。46点もの差がついた。白鷗大は攻めてはいるがアウトサイドが入らず、速攻でも筑波大の守りの前に決められない場面が続き、3Qは6点で終了。しかし4Qも諦めずにエース#0野﨑が率先して攻め続ける。しかし大差がついた筑波大もベンチメンバーが気迫あるプレーを続けて最後は115-57。筑波大が実力を見せて2連覇を決めた。

170507nozaki.jpg 展開としては余裕があったが、コートに出た全員がアグレッシブに攻め続けた筑波大は100点の大台越え。全員出場でも優勝達成となった。春は代表活動で主力が抜けている時間が長く、その点で序盤はチームの息を合わせるのに苦労していた。これは今後もついてまわる問題なだけに、それでも形をいかに保つかが問われるところ。若いメンバーたちはまだこれからの人材も多いが、層の厚さを競争に替えて伸びていければ言うことはない。馬場、杉浦の両エースに続く人材の成長を期待したい。

 白鷗大は全9試合を戦い抜いた。こちらも試合経験の浅いメンバーが多いが、試合を重ねるにつれて落ち着きを増していく様子が感じられ、多くの経験を積めたことは今後の糧になるだろう。地道にやり続けて力をつけていくタイプの選手が多いだけに、秋はさらに成長したところを見せて欲しい。

写真上:チームハイを記録した増田は26得点。タイミングやスペーシングなど勘所の良い選手だ。
写真下:最後まで攻め続けた野﨑は15点。プレーでチームを引っ張った。

※筑波大・馬場選手、波多選手、白鷗大・須田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.05.07 (Sun)

【2017トーナメント】5/7 3位決定戦 日本体育大VS東海大

日本体育大が集中力を切らさず3位を獲得
東海大は課題の見える敗戦で4位

170507tuda.jpg 決勝進出はならなかった東海大と、今大会、好試合を連発してきた日本体育大の対戦は、日本体育大の良さが終始出る内容となった。

 立ち上がりは日体大。#32フェイ(3年・C)のシュート、#20小田桐(4年・PG)の3P等も決まるとチームも大盛り上がり。日体大がリードする展開となるが、出遅れた東海大もすぐさま追いつくと点の取り合いになる。日体大は#45河野(2年・C)が速攻、ゴール下で活躍。東海大は#11白戸(4年・SG)の3Pや#10鶴田(3年・PF)のジャンパーも確率よく決まっていく。日体大は#19田口、#32フェイが2ファウルとなってベンチに下がるが、その時間帯をよくしのいで19-21で東海大リードで1Q終了。

 2Qの立ち上がり、日体大は外のシュートを打っていくが決まらず。東海大もミスが続き膠着状態となるが、#20小田桐が3Pのファウルをもらい、日体大が逆転する。東海大もすぐさま逆転するが、日体大が残り約6分で#19田口、#32フェイをコートに戻し、#19田口(4年・SF)、#64井手(3年・PG)のドライブ、ジャンパーなどが続き流れが日体大に。タイムアウトで修正をはかる東海大だが、日体大の集中も切れず点差は5のまま試合が進む。最後は#64井手がドライブでゴールを決めると、38-31と7点リードして前半終了。

170507nisida.jpg 3Q、立ち上がりに日体大#4江端(4年・SF)が連続ゴール。10点以上の差をつけるが、ここから東海大がディフェンスで粘り#15内田(3年・SG)、#23佐藤(4年・SF)のアウトサイドが沈んで一気に追い上げた。しかし日体大も#64井手の3P、#45河野のブロックなど好プレーが出て再び東海大の反撃の芽を摘むと、最後は#64井手の1on1から#4江端が押し込み、53-42。東海大はアウトサイドが入らず苦しい展開が続いた。

 4Q、#15内田のスティールで東海大が先制するが、日体大は#4江端のシュート、#45河野のブロックなど好プレーが続く。東海大は高い位置からのディフェンスで日体大からミスを誘っていく。開始3分、#19田口の3Pが沈み日体大のリズムは継続。東海大はノーマークを作って打ってはいくが、この確率が上がらないのが苦しいところ。残り4分、#19田口のドライブがバスケットカウントを獲得するなど日体大は確実に勝利を手繰り寄せ、76-58。日本体育大が20点近い差をつけて東海大を下した。

170507taguchi2.jpg「4Qで10点差だったら危険」と考えていた藤田HC。確かにバスケットではあっという間に追いつける点差だ。だがこれを「約15点差を保って持ちこたえた」ことが勝因と語る。ただし、終盤はノーマークで東海大にアウトサイドを打たれており、これが入っていればまた違っていただろう。そうした甘さは確かにあったが、勢いという点については今大会これ以上のチームはなかった。田口を筆頭とした粘り強いプレーを全員が続けることができた。

 東海大は司令塔に据えていた笹倉が4月頭に負傷。急遽ルーキーの西田をPGとして形にし、大会に臨んだ。一方で西田、寺嶋、笹倉らはいずれも下級生だ。全員が得点できる能力ある選手たちを揃えるチームだけに、司令塔として広い視野でボールを配給できるガードの育成は急務だろう。上級生は危機感を持ってチームの先を見据えている。秋までにそれが結実することを願いたい。

写真上:日体大はベンチから出場した津田も要所のシュートやインサイドでのプレーなどで貢献し、河野と共に2年生コンビの成長は著しかった。
写真下:元々シューターとしての能力はお墨付きだったが、ガードとしてのポテンシャルも感じるプレーぶりを見せた西田。「オールラウンドな選手としての成長を期待する」と陸川監督。

※日本体育大・田口選手、東海大・内田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2017.05.07 (Sun)

【2017トーナメント】5/7 5位決定戦 大東文化大VS中央大

大東文化大が安定感ある戦いぶりで5位
中央大は最後まで攻め続ける前向きさを見せて6位


190507saito.jpg 5位決定戦に臨んだのは、準々決勝で優勝候補の筑波大に破れて順位決定戦に回った大東文化大と、東海大や拓殖大など1部チームとの戦いを経てきた中央大

 1Qは互いに得点を決め合う形。1〜5番がバランスよく揃う大東大に対し、サイズこそないものの、アグレッシブな中央大のオフェンス力も光って23-20とハイスコアな出だしになった。

 2Qの頭は互いにベンチメンバーを登場させる。中央大は#2大崎(2年・PF)が気を吐き、主力が下がっている間も良いパフォーマンスを見せた。大東大は半ばにスタメンを戻してエンジンをかけると、中央大も#33三上(2年・SG)の3Pが決まり4点差にして大きなダメージにはさせない。だが#15モッチ(2年・C9のゴール下の強さ、#12熊谷(3年・PG)、#11齊藤(3年・SG)、#0葛原(4年・SG)のアウトサイドもこの日は好調。内外の強さを示して大東大が中央大を引き離していく。リバウンドで不利な中央大は持ち味の速いトランジションが出せず、前半は48-34と差をつけられた。

 後半3Q、#23奥住(3年・SG)の3Pを皮切りに大東大が波に乗り、快調に加点。中央大は苦しいところを#13中村(3年・PG)などの個人技もあるが、差は縮まらずに71-51と20点差に。4Qの中央大は#33三上が3Pを狙ってこれを勝負強く沈めていくものの、大東大が99-75と余裕を持って勝利を納め、5位を確定した。

190507nakamura.jpg 大東文化大の山場は準々決勝の筑波大戦に尽きるが、優勝チームに対して粘って見ごたえのある試合を繰り広げた。また、ベスト8がけの青山学院大、順位決定戦の専修大ら1部でビッグマンを揃えたチームいずれにも勝利を納めたのは、秋に向けて期待が高まる部分だ。今年から1部昇格となるが、1部のディフェンス対応や外が当たらない時間帯をどうするか等、細かな部分を詰めて充実のリーグ戦を見たいところだ。

 中央大はアグレッシブな攻守を持ち味として果敢な戦いぶりを見せたが、上位の戦いになると高さの面では苦戦が見えた。今はほとんどの1部チームが2m級の選手を揃える状況にあり、上に行けば行くほどバランス良く戦力を備えたチームとの戦いが待っている。だが、中村、三上、鶴巻といったスコアラーはやはり魅力が大きく、青木、大崎といったフォワード陣もいいプレーがあった。これを良い材料にリーグに向かってもらいたい。

写真上:今大会要所で起用された大東大・齊藤。複数のシューター陣の競争がチームを厚くしていく。
写真下:最後まで三上とともに攻め続け、積極的にパスも供給した結果、中村はアシスト王を獲得。


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2017.05.07 (Sun)

【2017トーナメント】5/7 7位決定戦 専修大VS拓殖大

内外で安定を見せた専修大が7位
アウトサイドの不振が響き拓殖大は8位


170507nishino.jpg 7位決定戦は拓殖大専修大の顔合わせに。ともにセンターに留学生を据え、得点力の高いメンバーが揃うチームだ。拓殖大は昨年準優勝だが、主力が抜けて下級生が中心の新チームに。一方の専修大は昨年5位。こちらもガードの層は厚く高さも備えているが、今大会は7位決定戦へと回った。

 展開は1Qから差のない戦いとなり、専修大はインサイドの#30アブ(2年・C)を始めとする高さ、拓殖大は#23ドゥドウ(1年・C・八王子)の内外からの得点も光り17-17で1Qを終了。2Qも拓殖大は#23ドゥドゥ、#16飯田(4年・SG)の3Pなどで得点を重ねるが、専修大は#12西野(1年・F・近大附属)、#34森實(2年・G)のアウトサイドの好調さ光って終盤に最大5点のリード。残り1分半、拓殖大はゾーンでターンオーバーを奪うが、3Pが決まらず。専修大はリバウンドから#27阿部(2年・G)、ルーズボールから#26砥綿(4年・G)のレイアップも決まりリードを広げると前半は39-31の専修大リードで終了。

 後半3Q、追い上げたい拓殖大だが、自慢の3Pが入らない。専修大は10点の差を守っていき、最後は#27阿部のドライブで58-44と14点差にして終えると、4Qは点差の有利も働いてか専修大が29点と大量得点で87-58とし、7位を決めた。

 専修大は荒削りながら重富兄弟、安部、森實といった若いガード陣が頭角を現してきた春だった。インサイドのアブは健闘してはいるが、大東文化大のモッチ、日本体育大のフェイ、そして拓殖大のドゥドゥ等、他チームの留学生も伸びてきており、今後はその競争も見どころになるだろう。柔らかいシュートタッチを見せたルーキー西野の台頭も今後の楽しみだ。

170507dudu.jpg 拓殖大も新チームがまだ形にはなっていない状況。ルーキーの岡田は今後楽しみな逸材だが、まだ大人しい場面も見られた。同じくルーキーのドゥドゥはドリブル、リバウンド、3Pとと入れ替わりに卒業したバンバに遜色ないプレーを見せており、これからが楽しみだ。3、4番のポジションが薄めなところで苦しい場面はあるが、攻撃力はあり、阿部が粘り強くチームを引っ張っている。若いチームだけに秋までの成長ぶりを期待したい。

写真上:17得点をあげた西野。196cmながらアウトサイドのシュートも確率が高い。
写真下:拓殖大・ドゥドゥは15点14リバウンド。3Pは2本。高い機動力、シュートの柔らかさ等、まだまだ伸びしろが期待できる。

※拓殖大・飯田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.05.07 (Sun)

【2017トーナメント】最終結果

優勝  筑波大学(2年連続6回目)
準優勝 白鷗大学
3位  日本体育大学
4位  東海大学
5位  大東文化大学
6位  中央大学
7位  専修大学
8位  拓殖大学
9位  青山学院大学
10位  神奈川大学
11位  明治大学
12位  国士舘大学
13位  駒澤大学
14位  東京成徳大学
15位  法政大学
16位  明星大学


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優勝  筑波大学



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準優勝 白鷗大学



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3位  日本体育大学



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4位  東海大学



【個人賞】
■最優秀選手賞 馬場雄大(筑波大学)
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■敢闘賞 野﨑零也(白鷗大学)
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■優秀選手賞 杉浦佑成(筑波大学)
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■優秀選手賞 増田啓介(筑波大学)
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■優秀選手賞 ディオップ マムシェッハイブラヒマ(白鷗大学)
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■優秀選手賞 田口 航(日本体育大学)
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■優秀選手賞 佐藤卓磨(東海大学)
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■得点王 ゲイ ドゥドゥ(拓殖大学)92点
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■3P王 三上侑希(中央大学)14本
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■アシスト王 中村功平(中央大学)14本
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■リバウンド王 ゲイ ドゥドゥ(拓殖大学)(OF19/DF36/TO73)
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2017.05.06 (Sat)

【2017トーナメント】5/6レポート(準決勝)

連覇を狙う筑波大が100点ゲームで決勝進出
白鷗大は東海大をディフェンスで押さえ初の決勝へ

 いよいよ頂点まで2試合、準決勝にはここ数年の常連である筑波大、東海大に加えて15年ぶりにこの舞台にやってきた日本体育大、そして初の決勝進出を懸ける白鷗大の4校がが登場した。新チームになって間もなく、まだまだ荒削りなのが春の大会。だがその中で筑波大が余裕を持って日本体育大を倒し、この関門を突破。ディフェンスチーム同士のぶつかり合いになった東海大と白鷗大の戦いは、白鷗大が勝利し、初めて決勝の舞台に駒を進めた。


【2Q以降をリードした白鷗大が決勝進出】
170506maeda.jpg 準決勝第1試合、東海大白鷗大もともに激しいディフェンスで流れを作っていくチームだ。どちらが自分たちの持ち味を生かし、失点を少なくする展開にできるかが一つの見どころになった。

 1Qから#75シェッハ(2年・C)の高さが生きる白鷗大と、対する#23佐藤(4年・SF)の積極的な攻めが光る東海大は互角となり、互いに得点を取り合って22-22の同点で1Qを終える。2Q、白鷗大は#75シェッハを下げている時間帯に東海大が抜け出しかかるところを、3Pやスティールが続いて勝負をスタートに引き戻す。さらに#44星野(2年・PF)の3Pがチームを盛り上げ、大きく跳ねたリバウンドを粘り強く拾ってゴールにつなげてリードを広げていった。東海大はオフェンスでややミスが出てターンオーバーが響き2Qは35-41。白鷗大6点リードで終了した。

 3Q開始2分、東海大は#19西田(1年・SG・福大大濠)の3ファウル目が#0野﨑に3Pのフリースローを与える形になってしまうと、そこから白鷗大の流れになり10点の差がついてしまう。東海大は1対1になりがちで、#0寺嶋(2年・PG)がドライブでレイアップを決めて東海大はコツコツと返していくが、#75シェッハの高さに阻まれる場面もあり、3Qは51-58で依然白鷗大がリード。

 4Q、白鷗大は#58前田(2年・SF)、#35秋野(3年・PF)のアウトサイドが連続し、#21神里の鋭いスティールも決まるなど快調に得点を重ね、最大19点のリードに。東海大は#19西田の3Pもあるが、白鷗大が泥臭くボールに飛び込み、リードしていても緩まず最後は63-80。粘り強さで東海大をしのいだ白鷗大が創部初の決勝進出を決めた。

170506terashima.jpg 東海大はリバウンドでもシェッハの高さに苦しんだが、オフェンスをあまり展開できず、個人技に頼りがちになった。リバウンドでは互角だが、得点が続かない時間帯が長かった。

 白鷗大はシェッハが下がった時間帯も他のメンバーが集中して守り、エースの野﨑も24分の出場にとどまったが、それでも東海大相手に80得点。今大会最多の8試合を重ねるうちに、控えの選手たちも落ち着いて戦えるようになってきている。落合監督「うちが前半は決め切れていて、流れを持って行かせなかった。前半を自分たちのペースで終えられた」と勝因をあげた。ディフェンスでは「3Pを打たせなかった徹底力」ことを挙げ、東海大の白戸、西田、内田といったアウトサイドの得意な選手たちを乗せなかったのも大きい。

 次は決勝で筑波大とまみえる。大舞台で大学界の王者にどう相対するかも楽しみだ。

写真上:白鷗大は前田もアグレッシブに攻めていった。
写真下:東海大は寺嶋はドライブでゴール下へと切れ込んだ。

※白鷗大・秋野選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【激しいディフェンスで筑波大が日体大を圧倒】
170506maki.jpg 準決勝第2試合は、ディフェンディング・チャンピオン筑波大が熱戦を重ねて勝ち上がった日本体育大の挑戦を受けた。

 日体大#19田口(4年・SF)のスティールによる速攻で幕を開けた試合は、#32フェイ(3年・C)がフックを決めると、さらにルーズボールのファウルを日体大が得て応援団の大歓声に包まれた。しかし筑波大も#14波多(3年・SG)がドライブをを仕掛けてのフリースロー、#65玉木(3年・C)のフックですぐに同点に戻し譲らない。筑波大は#11増田(2年・PF)が交代で入ると、すぐさまゴール下を決めて流れを引き寄せていく。日体大は激しいディフェンスに打たされる格好になるとターンオーバーが2連続。筑波大は#65玉木が2ファウルでベンチへ戻るが、激しいディフェンスを継続し、ここまで活躍してきた日体大のガード陣にはボールを持たせない。日体大の得点が途中から止まると1Qは21-12と筑波大がリードした。

 2Q、日体大はゾーンに切り替えた。だがQ半ばに#32フェイのリバウンド時の肘が#11増田の顎あたりに入ってしまい、テクニカルを宣告され3つ目。その#11増田はタッチ良くアウトサイドを沈めていく一方、日体大は苦しい戦いになり52-29。大きく差がつく形で前半が終了した。

 3Q以降、ファウルが込みつつある日体大は守勢に回る。攻撃では#64井手(4年・PG)が外を打って勝負強く決めるが、それでも簡単には打たせてもらえる形ではない。3Qで72-47となると、筑波大は4Qを控え主体でスタート。日体大も途中からスタメンを下げつつ戦う形になり、最後は104-57。筑波大が準決勝を余力を持って制し、4年連続決勝戦へと進出を決めた。

写真:筑波大は牧も徐々に存在感を増している。

※筑波大・増田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.05.06 (Sat)

【2017トーナメント】5/6レポート(5〜8位順位決定戦)

大東文化大が接戦をものにして5位決定戦へ
中央大は好調なシュートで拓殖大を上回る


 4位以下の最上位を目指す順位決定戦は、2試合とも熱戦となった。留学生センター同士が激突した大東文化大と専修大の対戦は、最後まで粘り強く戦った大東文化大に軍配。得点能力に長けた選手が揃う中央大と拓殖大戦は、より好調にシュートを決めた中央大が勝利。これにより、最終日の5位決定戦でぶつかるのは大東文化大と中央大に。専修大と拓殖大は7位決定戦へと回った。


◇5~8位順位決定戦

【大東文化大が専修大をしのいで勝利】
170506fm.jpg 5~8位の順位決定戦第1試合、大東文化大専修大は制空権が一つの見どころになった。専修大#30アブ(2年・C)、大東大#15モッチ(2年・C)の2年生センター同士が激しくゴール下でぶつかり合い、しのぎを削る。大東大は準々決勝の筑波戦よりは積極的にオフェンスを仕掛けられるが、専修大も一歩も引かず、この試合は#9友希、#88周希の重富兄弟をスタメンガードに据え、ここまで出番のなかった196cm、#12西野(1年・F・近大附属)も存在感を見せた。前半は33-32と大東大が1点リードながら互角で終了。

 3Q、専修大は重富兄弟が攻守で速い展開やディフェンスでも見せ、ややリードを奪う。大東大は#12熊谷(3年・PG)が勝負強いシュートを決めるが他が当たってこず。残り3分半には#15モッチがテクニカルを宣告され3つ目でベンチに下がると、インサイドで決めきれずに45-51と専修大が6点のリードとなって終了。

170506kumagai.jpg 4Q、リバウンド勝負では専修大の高さが勝り、セカンドチャンスからも得点して開始1分半で10点差に。一方で#15モッチが4ファウルとなり厳しい大東大は、10点以上引き離されそうなところを#12熊谷の3Pでなんとか9点差の一桁に戻し、嫌なムードを断ち切った。するとそこから#15モッチのフック、#23奥住(3年・SG)の3Pが出ると、#12熊谷のフリースローで一気に3点差。さらにスティールからの速攻で大東大が60-59の逆転に成功し、さらに引き離す。追う形になった専修大は残り1:15秒に#10大澤が3Pを決めて4点差。しかし残り20.5秒からのオフェンスは得点に結びつかず、ファウルで大東大にフリースローを与える形に。大東は残り時間も得たフリースローを着実に決めていき72-64。逆転されながらも再逆転し、僅差の試合を制した。

写真上:専修大・フィリップは19点・14リバウンド。大東文化大・モッチは22点・17リバウンド。激しいぶつかり合いを見せた。
写真下:苦しい場面を何度も打開した大東文化大・熊谷は19得点。


【点の取り合いを制した中央大が5位決定戦へ】
170506mikami.jpg 中央大拓殖大の対戦は、出だしは#23ドゥドゥ(1年・C・八王子)の高さが生きた拓殖大がリードする。しかし中央大も#33三上(2年・SG)の3P、#71沼倉(2年・PF)のゴール下の働きもあって持ち直すと逆転。残り7秒で#28鶴巻(3年・SF)の3Pも決まり28-21と1Qでリードした。2Q、中央大は#28鶴巻のジャンパーが連続。ここからずるずる20点差近く引き離されそうになった拓殖大だが、#16飯田(4年・SG)の2本の3Pがそれを食い止める。だが中央大も#33三上のが4本目の3Pを決めるなどしてリードは維持。49-39の中央大リードで前半終了。

 3Q、拓殖大は#16飯田、#2岡田(1年・G・東山)の3Pが続き差を縮める。拓殖大は残り5分、#16飯田の4本目の3Pが沈んで同点に戻すと中央大のターンオーバーから走った#13阿部(4年・SG)がバスケットカウントを獲得してガッツポーズを見せる熱い展開に。だが中央大も#33三上、#13中村(3年・PG)の3Pで返し一歩も譲らない。互いに入れ合うが最後は#13中村の速攻が決まった中央大が71-67とリードして終了。4Qの立ち上がりは#13中村のジャンパーが沈むと中央大が次々にシュートを沈めて一気に12点差。終盤に強い拓殖大は残り2分から必死に追い上げるが、オフェンスの調子が落ちない中央大がそのまま逃げ切り94-86で幕。5位決定戦へ進んだ。

170506iida.jpg 互いにスコアリング能力が高い選手が揃う戦いとなった。リバウンドでは拓殖大が11本も多く稼いだが、中央大は春から好調を維持する中村、そして三上が互いに25得点でチームを引っ張り、4人が二桁得点と自慢の得点力が爆発。拓殖大はドゥドゥが32点・27リバウンドと見せ、飯田21点、阿部が16点を稼いだが、あと今一歩が足りなかった。

写真上:中央大・三上が3P6本、25点で見せた。
写真下:美しいシュートフォームを持つ拓殖大・飯田は3P5本を沈めた。



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2017.05.06 (Sat)

【2017トーナメント】5/6 9位決定戦 神奈川大VS青山学院大

神奈川大のディフェンスに苦しむも
青山学院大が我慢の勝利で9位に


170506akaho.jpg ベスト8以下では最高位となる9位決定戦には、高さのある青山学院大と堅いディフェンスが強みの神奈川大との戦いになり、最後まで目の離せない試合となった。

 前半の流れをつかんだのは、ディフェンス力を発揮した神奈川大。高さで大きく劣るが、ガード陣への厳しいディフェンスや、ビッグマンに対するダブルチームを組み、青学大のミスを誘う。前半終盤には#24河野(4年・SG)がブロックからのファーストブレイク、更に#7田村(4年・SG)のスティールにより神奈川大がたたみかけ、27-23と4点リードで後半を向かえることとなった。

 3Q序盤も神奈川大は速攻などが出て流れは変わらないが、5分経過したところで青学大は#6木田(4年・F)が力強いゴール下を決めると息を吹き返し、逆転に成功する。神奈川大は簡単なミスが目立ち始め、その後両チーム我慢の時間が続くが、青学大#31戸田貫太(3年・SF)が3Pを沈めると、45-43と青学大の2点リードで3Qを終える。

 最終ピリオドの序盤はシーソーゲームとなった。先制点は神奈川大#34工藤(3年・PF)の3P。ここで流れは神奈川大に傾きそうになったが、青学大は#52赤穂(1年・PG・市立船橋)と#13前田(3年・F)の連続3Pで簡単にリードを許さない。勝負を分けたのは残り5分のプレー。青学大#52赤穂のリバウンドシュート、#37ナナー(2年・CF)のタップシートで一気に7点差。神奈川大は3Pで点差を詰めようとするものの、入らない。最後は青学大が#37ナナーのダンクシュートで会場を沸かせると、64-53。9位決定戦は青学大の勝利で幕を閉じた。

170506tanaka.jpg 神奈川大は持ち味である粘り強いディフェンスを武器に上位チーム相手に戦ってきた。最終戦は後半戦にリバウンド、そしてシュートの精度を欠いて引き離された。大会で惜しまれるのはベスト8のかかった中央大戦を1点差で落としたことだが、9位決定戦まで勝ち上がった。今季2部復帰となるが、秋も楽しみだ。

 青山学院大は昨年のエース安藤が抜け、絶対的スコアラーはいない状況だ。ナナー、ウィタカ、髙橋といったインサイド陣の高さは大学でもトップレベル。有望な選手も多く在籍するだけに、勝つバスケットをどう展開するかは課題だろう。

写真上:ルーキーで李相伯杯の候補にも入った赤穂。まだこれからの選手だが大型でありながら器用さを買われ、ガードとしての成長が問われる。
写真下:神奈川大・田中は得点も取れる選手だが、ゴール下での地道なリバウンドが光り、神奈川大らしいディフェンスを見せた。

※青山学院大・木田選手、神奈川大・阿達選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2017.05.06 (Sat)

【2017トーナメント】5/6 11位決定戦 国士舘大VS明治大

明治大が安定した試合運びで勝利し11位に
国士舘大は武器の3Pを生かすも及ばず12位


170506moriyama.jpg 11位決定戦は1部・明治大と2部・国士舘大の戦いに。試合は明治大#27松本(4年・SG)の3Pで始まり、その後#2齋藤(4年・PG)のドライブインや、#22宮本(4年・PF)の1対1や合わせのプレーで着々と点数を重ねる。一方国士舘大は、速攻や#25中村(2年・SG)、#22白井(2年・SF)の3Pでなんとか一桁差で持ちこたえ35-27と明治大9点のリードで前半を終える。

 3Qは明治大#28今川(3年・SF)のインサイドでの1対1が目立ち、さらにアウトサイドの#3綱井(3年・SG)や#32吉川(4年・SG)が合わせのプレーで点数を積み上げる。国士舘大は#0角田(4年・SF)や#22白井の3Pで点差を詰めようとするが、明治大の高さに対応しきれず55-42と明治大がリードを広げ最終ピリオドへ。

 4Q序盤、国士舘大#86下(3年・G)がバスケットカウントを決め、流れを引き寄せようとするが、明治大のルーキー#15渡辺(1年・PG・宇都宮工業)のギャロップステップシュートや正確なアシストにより、明治大は簡単には追いつかせない。終盤には国士舘大#37阿部(3年・SG)のファーストブレイクや#86下の3Pが見えたが点差は縮まらず73-62で明治大の勝利で両チームのトーナメント戦が終了した。

170506shirai.jpg 明治大は今大会接戦を落とした惜しいゲームがあり、最後は11位決定戦に回った。スタメンは1年生から試合に出てきた選手であり、今季大学界を代表するガード、齋藤の安定したゲームメイクや決定力が光る。ベンチメンバーが春からの出場機会を生かしてチームとしての層の厚みをつけていきたい。

 今季の国士舘大は全体のサイズが下がり、下級生が試合に絡む場面が多い。この試合ではスコアラーである下の得点が伸びず苦しい展開となった。臼井や下に続く選手の台頭が待たれる。

写真上:シックスマンとして登場することの多い明治大・森山はこの試合13点。内外できる器用な選手だ。
写真下:国士舘大・白井は今大会積極的に攻める姿が目立った。

※明治大・齋藤選手、国士舘大・比屋根選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2017.05.06 (Sat)

【2017トーナメント】5/7試合予定(最終日)

■国立代々木競技場第二体育館

11:00 専修大学 vs 拓殖大学(7位決定戦)
12:40 大東文化大学 vs 中央大学(5位決定戦)
14:30 日本体育大学 vs 東海大学(3位決定戦)
16:20 筑波大学 vs 白鷗大学(決勝)


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2017.05.06 (Sat)

【2017トーナメント】5/6結果(順位決定戦・準決勝)

■国立代々木競技場第二体育館

◇5〜8位順位決定戦
国士舘大学62(14-22,13-13,15-20,20-18)73明治大学(11位決定戦)
青山学院大学64(15-14,8-13,22-16,19-10)53神奈川大学(9位決定戦)
大東文化大学72(14-19,21-17,19-15,27-13)64専修大学(5~8位決定戦)
中央大学94(28-21,21-18,22-28,23-19)86拓殖大学(5~8位決定戦)

◇準決勝
東海大学63(22-22,13-19,16-17,12-22)80白鷗大学(準決勝)
筑波大学104(22-12,30-17,20-18,32-10)57日本体育大学(準決勝)


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2017.05.05 (Fri)

【2017トーナメント】5/5レポート(9〜12位決定戦)

神奈川大と青山学院大が9位決定戦へ
明治大は1点差に涙を飲む


◇9~12位順位決定戦
170505akaho.jpg ベスト8以下の最高位、9位を目指す順位決定戦。頂点には届かないとはいえ、大会を勝って終わりたいのはどこも同じ。最後の1点を争う熱戦も見られた。

 青山学院大国士舘大相手に高さとディフェンス力をしっかり発揮し、1Qで25-8とリードを得た。国士舘大は1Qから外が入らず、青山学院大のディフェンスの前に攻めあぐねる時間が続いた。2Q以降は#22白井(2年・SF)の3Pが決まり調子もやや上向きとなるが、20点の差は埋まらず青学大が余裕を持って試合を進め、78-50で試合終了となった。


170505tanaka.jpg 2部神奈川大は格上の明治大と対戦。持ち味のディフェンス力でロースコアに持ち込む1Qは、19-17で神奈川大。2Qも明治大は思うように得点に持ち込めず。神奈川大はターンオーバーからの攻撃をコツコツ粘って得点につなげ、10点近いリードを得る。Qの半ばになると明治大は#22宮本(4年・PF)が3つ目のファウルとなる痛手。しかし神奈川大のシュートが落ちる間に#21野口(2年・F)、#24森山(3年・PF)の3Pに#2齋藤(4年・PG)が切れ味鋭いドライブを決めて持ち直す。前半は35-29の神奈川大リードで終了。

170505miyamoto.jpg 3Qも明治大が終始追う形で5点差まで詰めよったが、神奈川大は#1阿達(4年・SG)の3Pが終了間際に決まり、52-44で終了。大事な4Q、点差は6~8で推移した。明治大は#22宮本のインサイド、ガードの#2齋藤で攻めるが、神奈川大もサイズが劣る中、全員リバウンドで粘り、#7田村のアウトサイドが苦しいところを打開して追いつかせない。残り2分半から、明治大は#21野口、#2齋藤の3Pで遂に1点差に。残り1分の攻防にすべては託された。残り45.7秒、神奈川大のタイムアウト明けからの攻撃はパスミスになりターンオーバー。残り25秒、明治大ボールからスタートしたオフェンスは#22宮本がドライブを仕掛け、フリースローを獲得。これが2本決まり明治大が遂に61-62と逆転。残り10.4秒、神奈川大はタイムアウトを取って最後のオフェンスに懸ける。これをゴール下に切れ込んだ#7田村が見事に決め、残りは5.4秒。明治大は最後に#2齋藤が放ったジャンパーがネットに吸い込まれるが判定はタイムオーバー。ゴールは認められず、神奈川大が63-62できわどい勝負を制した。

 この2試合の結果により、9位決定戦は青山学院大と神奈川大が挑み、明治大と国士舘大が11位決定戦へと回った。

写真上:プレーの幅広さで将来的にはガードとしても期待される青山学院大・赤穂。ボール運びをする場面もたびたび見られる。
写真中:神奈川大は田中が果敢にリバウンドに挑み、11本を獲得。
写真下:明治大は終盤、宮本が身体を活かしてゴール下で得点を重ねていった。

※神奈川大・田村選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2017.05.05 (Fri)

【2017トーナメント】5/5 13位決定戦 駒澤大VS東京成徳大

駒澤大が余裕を持って13位を決定
東京成徳大はファウルトラブルで苦しい展開に


170505ootaka.jpg 13位決定戦のカードは駒澤大東京成徳大の顔合わせになった。東京成徳大はここまでほぼフル出場し、ゴール下の得点源である#99ザン(2年・C)が1Qで3ファウルと厳しい状況に。これによりサイズでは有利になった駒澤大は早い展開から得点を刻む。10点差にされかけた東京成徳大は、駒澤インサイドの#65針生(3年・PF)が下がっている間にディフェンスで粘ってシュートを食い止めていく。2Q後半は控え主体にした駒澤大がプレーの精度を欠き、さらに差を大きくする形にはならず。35-24とリードは保つがロースコア気味に前半を終えた。

 3Qの開始22秒で東京成徳大は#99ザンが#65針生に対して痛い4つ目のファウル。しかしベンチには下げずにプレーを続行する。そのザンはオフェンスではゴール下で駒澤大センターをかわし得点を稼ぎ、上手さを見せる。しかし追い上げたいところを駒澤大にアウトサイドを立て続けに決められてしまうと、一気に20点の差がついてしまった。東京成徳大はこの日はアウトサイドが思ったように入らず追い上げるリズムが作れない。4Qは控え主体にした駒澤大がそのリードを維持し、84-70で逃げ切った。

170505kameyama.jpg 駒澤大は昨年と同じ13位で大会終了。ベスト8以内は叶わなかったが、下級生の働きも目だち、秋までにさらにチームとして成長が期待できる。

 東京成徳大は主力のほとんどがフル出場に近い形で大会を戦い続けた。体力的には厳しかったはずだが、明星大に勝利するなど、順位決定戦で一つ勝てたのは大きい。3年、2年が主体のチームだがその分まだまだ伸びしろがあるはず。こちらも秋リーグでの3部復帰に向けて期待が高まる。

写真上:駒澤大は2年生の大髙もこの大会で多くの出番を得た。ここから上級生に食い込んでいきたい。
写真下:東京成徳大・亀山も長時間の出場を続ける中、果敢にゴールを狙っていった。

※駒澤大・前田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.05.05 (Fri)

【2017トーナメント】5/5 15位決定戦 法政大VS明星大

点の取り合いを経て法政大が後半に引き離し15位
明星大は創部初のベスト16入りを果たして大会終了


170505nakamura.jpg 15位決定戦、法政大明星大の戦いは前半、点の取り合いになった。

 前半は法政大#14植村(4年・PG)が3本、明星大は#29丹野(4年・SG)が4本と互いに3Pが得点を引っ張り、50-50の互角。法政大は前の試合と打って変わって勢いあるプレーを続けた。対する明星大は後半に息切れ。3Qは#0濱田(1年・SG・育英)、#14植村、#30水野(1年・PG・福島南)の3Pが沈んだ法政大がリードして引き離していき、#6中村(2年・PG)がリバウンドから中央突破でレイアップを決めると、残り3分で75-64の法政大2桁リードとした。法政大は控えも使いつつの戦いになるが、攻撃力は落ちずに81-68で3Q終了。4アウトの明星大はシュート確率が上がらず苦しい展開が続いた。

170505ishii.jpg 4Q、リードする法政大は次々に速攻を出していく。明星大も最後の踏ん張りとディフェンスで当たって隙を狙っていくが、簡単には追いつけない。最後は#10和田(4年・F)の3Pで法政大が100点に載せて100-84。ハイスコアリングゲームを制して15位に。明星大は6連戦の中16位となったが、創部初となる成績を残して大会を終えた。この両者は秋は3部リーグで戦う相手でもある。約4か月後にどんな戦いを展開するのかも見どころだ。

写真上:2年目となり、存在感が増してきた法政大・中村は21点。李相伯杯メンバーにも入っている。
写真下:大会中に主力の怪我が相次ぎ、残り2試合はスタメンを努めた明星大・石井。抜群の脚力で速攻を出し、シュートを果敢に狙っていった。

※法政大・植村選手、明星大・丹野選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.05.05 (Fri)

【2017トーナメント】5/4レポート(準々決勝)

ベスト4は筑波大・東海大・白鷗大・日本体育大
日本体育大学は15年ぶりにベスト4進出

 準々決勝4試合は上位進出を果たしたいそれぞれの意地がぶつかり合い、見ごたえのあるゲームが続いた。ベスト4に進んだ顔ぶれのうち、今大会好調さを見せている日本体育大が唯一2部から進出を果たした。


170504yamamoto.jpg 準々決勝第2試合、中央大東海大に対してアグレッシブな攻守を見せて1Qは19-18と1点差。2Qも機動力の中央大、サイズの東海大というそれぞれの持ち味を出す中、東海大はゴール下での強さが光りわずかにリードを保っていく。中央大は#33三上(2年・SG)の3Pで同点に追いつくが、東海大は#23佐藤(4年・SF)が内外から得点。しかし中央大もアタックし続け、差は開かない。残り2分、東海大は#0寺嶋(2年・PG)が好ディフェンスやリバウンドを見せると44-36とリードして前半終了。

 3Q前半、中央大は得点が伸びず東海大に10点以上の差にされてしまう。東海大はサイズを下げてトランジション勝負でも中央大に負けない走りを発揮すると、73-53とここで一気に差が開いた。4Qもその勢いでお仕切り、97-66で東海大がベスト4へ駒を進めた。

写真:東海大は山本も好プレーを見せた。最終学年となり、さらなる存在感を見せて欲しい。

※東海大・佐藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


170504abe.jpg 準々決勝第3試合、白鷗大拓殖大は前半ロースコアでスタートしたものの、2Q途中には互いに得点の取り合いに。白鷗大は#14髙間(3年・SF)のアウトサイド、#75シェッハ(2年・C)が#23ドウドウ(1年・C・八王子)相手に勝負強さを見せ、拓殖大は#13阿部(4年・SG)、#23ドゥドゥの3Pもあって前半は38-38の互角。3Q、白鷗大は前半休ませていた#0野﨑(4年・SG)を投入。その野﨑の得点で流れを作っていく。拓殖大は白鷗大のディフェンスの前にやや得点が鈍り、3Qで66-58と8点差をつけられた。4Q、拓殖大は#11山崎(4年・G)の遠目の3Pが入ると、#13阿部の速攻からのバスケットカウントで追いすがる。ここからまた入れ合いになっていき、拓殖大が決めてはリードしている白鷗大が返すという形で、拓殖大は#13阿部、#23ドゥドゥが攻め続けて白鷗大に追いすがる。残り時間わずかになって3P攻勢で打ち続ける拓殖大は、さすがのシュート力でこれを何本も沈め続けていくが、チームファウルが5つを越え、フリースローで逃げられる。最後は95-85。白鷗大が創部初のベスト4へと進んだ。

写真:拓殖大は阿部がさすがの粘り強さでゴール下へ切れ込み、3Pもしぶとく決めて30得点としたが及ばず。


170504tamaki.jpg この日最も事前の注目度が高かったのは準々決勝第4試合、ディフェンディング・チャンピオンの筑波大と今季の下馬評では高い評価を得ている大東文化大の一戦だ。開始早々ピンチになったのは大東大。2分で#15モッチ(2年・C)が2ファウルに。筑波大はマッチアップの#65玉木(3年・C)が好プレーを見せた。それでも大東大は互いに譲らず競り合っていくが、ターンオーバーから再三#6馬場に走られるなどして23-16と開かれる。2Q、大東大は筑波大の激しいディフェンスと高さに苦しみ一時10点以上の差をつけられてしまう。#23奥住の2本目の3Pと#15モッチのミドルシュート等で5点差に迫ったものの、そこから再び筑波大にリバウンドを押さえられ、速い展開で畳み掛けられると41-30で前半終了。11点の差がついた。

 3Q、#15モッチのゴール下、リバウンドを起点に流れが大東大に戻ってくる。#0葛原(4年・SG)の速攻も出て開始約5分で大東大が3点差に迫る中、筑波大はインサイドを固める#65玉城が3ファウルとなりベンチへ。しかし大東大はフリースローのミスやもう1本が出ないところで3Qは52-48と4点差で終了。4Q、開始からすぐ互いに3Pやバスケットカウントの3点プレーが飛び出し一歩も譲らない。4点を追う大東大がインサイドのファウルトラブルが厳しくなり、5分半を残して#15モッチ、続けて#91ビリシベも5つ目の宣告で退場に。筑波大は#17杉浦(4年・F)のフェイダウェイも気持ち良く決まり、反撃を試みる大東大の出鼻をくじいていく。大東大は粘るも筑波大が得点を重ねて80-67で試合終了。筑波大が大きな山場を制した。

 大東大は立ち上がりにゴール下でファウルを吹かれたところで厳しくなったが、交代したメンバーで我慢し、3Qに追い上げができたところまでは昨インカレからも成長の跡が見える。追い上げの勝負どころをどう掴むかが今後の鍵だろう。今年の要注目チームであることは間違いなく、残り2試合、そして秋シーズンも楽しみだ。

 筑波大は確かなディフェンスで大東大の強みを出させなかった。インサイドで玉城がふんばり、走らせれば増田、馬場など強みを活かせる。このまま連覇へ向けて階段を駆け上がれるか注目だ。

写真:インサイドでは玉木がモッチ相手にファウルを奪ったことで、良い流れを生んだ。

※筑波大・杉浦選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【日本体育大が1Qから勢いを見せてベスト4へ】
170504ebata.jpg 日本体育大学は立ち上がりから#4江端(4年・SF)の3Pを皮切りに#20小田桐(3年・PG)も2本を沈め、リバウンドでも泥臭く粘って開始4分で1-15と専修大を圧倒。ターンオーバーを頻発する専修大はメンバーを入れ替えていくが日体大のリズムで試合は続く。#10大澤(3年・F)の速攻を#19田口(4年・SF)がブロックするとそこから#20小田桐のジャンパーが沈んで開始5分で1-17と差は開いた。専修大はタイムアウトで修正し、上からのディフェンスと#9重富友希(1年・G・福岡第一)・#88重富周希(1年・G・福岡第一)の注目ルーキーをここで投入。兄弟コンビの素早いプレーでかき回し、日体大のミスを誘う。日体大は#19田口、#32フェイ(3年・C)が2ファウルとなったのが痛いが、#20小田桐が#30アブをかわすためにボードのはるか上を越えて放ったティアドロップがきれいにネットに沈むなど、素晴らしいプレーを見せて1Qは11-24とリード。

 2Q、日体大は#54津田(2年・)が好リバウンドを見せるなど流れは維持。しかしコートに戻した#32フェイが開始3分で3ファウル目を吹かれてしまう。専修大は重富兄弟が小気味よく展開をリードし、日体大のガード陣に対応。次第に#30アブ(2年・C)のゴール下、#14髙澤(4年・SG)のシュートで追い上げるが、苦しみながらも日体大が34-39とリードを保って前半終了。

 3Q、日体大はややシュート精度を欠くがリードを保つ。専修大はスタメンに戻していたが5分で重富兄弟を再び投入した。日体大は残り4分で#4江端の2本目の3Pが決まるが#32フェイが4ファウルでベンチへ。だがここを#20小田桐、#54津田の3P、#4江端のバスケットカウントで稼ぎ、インサイドでは#45河野、#54津田がしっかり固めて#30アブに思うようにはさせず。48-64と日体大がリードを広げて3Q終了。

170504sigetomi.jpg 4Q、開始3分、専修大はこの日ようやく#10大澤、#14髙澤(4年・G)の3Pが決まり始める。日体大は#32フェイがダンクのあとリングにぶら下がったことでテクニカルを宣告され、これが5つ目となり退場。だがここでベンチも彼を温かく彼を出迎え、ネガティブになることはなかった。専修大は9点差まで詰め寄ったのがやっとで、そのまま集中力を保った日体大が73-85でベスト4の壁を突破した。

 日本体育大学は出場した全員が素晴らしいパフォーマンスを披露した。「インサイドが勝負」(#20小田桐)と踏んでいたところで田口、フェイのファウルが込んでしまったが、津田、河野の2年生コンビが目覚ましい働きぶりでこれをカバー。江端の要所の3Pも効いた。そこに井手、不調から脱した小田桐らガード陣が申し分のない働きを示した。また、チーム全体でのアグレッシブで泥臭いプレーぶりも勝利の大きな要因となっている。この次はさらに強敵が相手となるが、日体大らしい戦いを見せて欲しい。日体大がベスト4以上に進出するのは、優勝した2002年以来15年ぶりとなる。

 専修大はアブが前半は沈黙させられる格好に。期待のルーキー・重富兄弟をここで本格的に登場させて日体大を一時慌てさせたのは良かったが、この日は外が入らず。4Qになってようやく3本決まったが、日体大の11本には及ばなかった。アブもディフェンスを固められて苦しい戦いを強いられた。

写真上:日体大・江畑は20点。開始早々の3Pはチームを波に乗せた。
写真下:鮮烈なデビューを果たした専修大の重富兄弟。#9友希、#88周希がスピード感あふれるプレーで日体大を翻弄した。

※日本体育大・小田桐選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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