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第70回全日本大学バスケットボール選手権記念大会
東海大学が5年ぶり5回目の優勝

2018.12.09 (Sun)

【2018リーグ1部・コラム】2年生たちの台頭

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チームの未来を担う選手たちがリーグ戦で見せた成長
〜飴谷由毅(大東文化大#2)・小酒部 泰暉(神奈川大#75)・荒谷裕秀(白鴎大#23)〜


 チームの実力をはかる指針の一つに、節目節目に新たな選手が出てくるかどうか、というものがある。中でも長丁場のリーグ戦は安定して戦うためにも戦力は多い方ほど良く、ここで出場機会を増やして伸びていく選手の存在は欠かせない。それはBチームで努力を重ねて上がってくる上級生かもしれないし、実力ある下級生かもしれない。1部リーグでは今年、この先の成長が楽しみな2年生たちが何人も頭角を現した。今が伸び盛りと言える2年目の選手たちに焦点を当ててみたい。



「期待されている以上、それに応えていきたい」
〜#2飴谷由毅(大東文化大)〜


 昨年インカレ初制覇を成し遂げた大東文化大。長らく2部と1部を行き来しながら地道に力をつけてきたが、今季のリーグ戦でも2位に入り、今や立派な1部強豪校だ。今年飛躍的にプレータイムを伸ばし、チームが苦しいときに鮮やかな活躍を見せたのが、今年から出番を得ている飴谷由毅だ。身長190cm、細身の身体はまだ下級生らしさを残すが、高い跳躍力を持ち、リバウンドや速攻は伸びやか。立ちはだかる相手チームのインサイドの壁にもひるまず、ぶつかっていく強さも備えている。昨年は1年生で唯一のベンチ入りを果たしていたが、出場機会はほとんどなかった。しかし2年目に入るにあたり、西尾監督は「昨年1年生で一人だけベンチ入りを果たした意味を、本人はわかっているはず」と発破をかけた。その言葉に応えるように、春から急成長を見せている。

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「昨年の葛原さん(現Bリーグ富山)の仕事が、今年の自分の仕事だと思っています。西尾監督にもそれは言われています」。

監督の言葉を、飴谷も痛いほど自覚している。インカレを制覇したときに欠かせなかった主将の葛原が抜けた分の働きをこなすのは、今年は自分だと春から言い続けてきた。高い身体能力を持ち、指揮官から期待のかかる逸材だが、彼の良さはそのポテンシャルだけではなく、常に一生懸命にプレーできるところだ。ディフェンス力の高い大東文化大は、チーム全体が粘りを持っているが、飴谷も最後まであきらめない選手。その根底には絶対にボールを取る、という強い気持ちがある。

「飛び込みリバウンドなどは勘もあると思います。でも、跳んでおけば自分は手足の長さを活かして高い位置でボールに触れることができます。絶対に自分のボールにできる、と思って跳ぶだけですね。それに、チームとしてもどんなときも泥臭くディフェンスをまとまってやるように練習を継続しています。負けても、どんなときもディフェンス、ディフェンスと突き詰めて練習していくことで、自分の中にどんなプレーでも最後まであきらめない粘りが蓄積されていっているんだと思います」。

1811209ametani1.jpg 飴谷が偉大な先輩の抜けた穴を埋めることを意識し、粘り強く泥臭くプレーし続けている部分は見逃せない。そして、もっと大きく飛躍していける選手としての期待もかけられている。

「監督からは将来も見据えて、選手としてさらにグレードアップして欲しいという話もされています。だから今できているプレーだけではなく、アウトサイドのシュートやドライブといった幅広いプレーを積極的に習得しているところでもあります」。

その言葉通り、リーグ戦では春に比べて外のシュートを打つシーンも多く見られるようになった。外も自分の強みにすれば、チームをもっと助けることができると今は痛いほど感じている。2巡目の筑波大戦で負けたあとは「自分がもっと決められたら。もっと練習しないと」と、決意を新たにしていた。

「学年が上がり、求められていることも増えました。外のシュートがないというのはこの先プレイヤーとして有り得ません。アウトサイドはもちろん、ドライブもそうです。期待されている分、それに応えないといけません。そうでなければ出られない人もいる中で自分が出してもらっている意味がないし、多くの人に支えてもらっているからこそ、成長しないといけないと思っています」。

求められていることを素直に受け入れ、それに向かってひたむきに努力しようとする姿勢。それがあれば、まだまだ伸びていける。これから先、飴谷はまだいくつもの階段を上がっていけるだろう。


飴谷由毅
#2/SG/190cm/77kg/富山工業/2年



「悔しかったから、シュート練習を積んできた」
〜#75小酒部 泰暉(神奈川大)〜


 ダイヤの原石、と評されるのは神奈川大の#75小酒部 泰暉だ。神奈川県の最西端にある山北町に生まれ、小学生から高校まで同地で過ごした小酒部。所属した地元のバスケット部は強いわけではなかったが、抜群の跳躍力を持ち、オールラウンドなプレーでチームを牽引する小酒部は県内では知られた存在だったという。本人は神奈川大へは地元だから「普通に受験しよう」くらいの考えだったと言うが、幸嶋監督のかける期待は大きい。また、今季はチームが1部に昇格したことで注目され、小酒部の能力も大きく花開くに至った。

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 昨年、彼がルーキーイヤーの神奈川大は3、4年の上級生が多く、リーグ戦ではスポット的な出場にとどまった。自身、「まだ大学の練習にも馴染めていなかった」と、チームルールや大学の練習のレベルに慣れるまで少し時間が必要だったようだ。だが、インカレ時には既になくてはならないバックアップ選手となっており、神奈川大初のベスト8にも貢献した。そして、そのインカレの戦いが彼の成長を大きく促すことになる。

インカレのベスト4がかかった試合は、その年の1部リーグを制した拓殖大との対戦だった。この年の拓殖大はルーキーのドゥドゥ ゲイと岡田侑大を両エースとし、得意のオフェンスで勝っていくチーム。一方、守備力に定評のある神奈川大は1Qから拓殖大をロースコアに押さえて接戦を繰り広げ、最後までわからない勝負になる。この試合、小酒部はゲーム終盤の勝負がかかった場面で自分が放ったスリーポイントが決められなかったことを、今でも悔やんでいる。

「もし、自分があのスリーポイントを決めていたら勝てたかもしれないし、延長に持ち込むとか、勝機があったと思うんです。だから本当に悔しくて。この春からそのためにシューティングをしてきました」。

1811209osakabe3.jpg 敗戦が彼の意識を変えた。これまでの得点の取り方だけではダメだと、2年目の春から本格的にスリーポイントに取り組み始めたのだ。そして、リーグ戦では初戦から小酒部のスリーが勝負どころで試された。試合の勝敗を決める最後の1本、それを託されたのだ。惜しくも第1戦の筑波大戦ではそれを落とし、1点差で黒星スタートとなったが、2戦目以降もきれいなフォームから放たれるスリーポイントは次々にネットに沈み続けた。その勝負強さは、「これまでちゃんとスリーポイントの練習をしたことがなかった」、というのが信じられないぐらいの美しさと確実さでチームを勇気づけた。

その後も「自分の出来が勝敗を決める」と常に高い意識で試合に臨み続け、リーグ戦では1試合平均で35分近いプレータイムで、工藤卓哉らをはじめとする4年生のエースたちとともにチームを支えた。順位的には苦しんで9位となったが、挑戦という意味では得たものは小さくないに違いない。個人ランキングでは得点、スリーポイント、リバウンドでトップ10以内に食い込み、その能力の高さを示した。また、「やってみたい」と言っていたキャリアのある選手たちとのマッチアップも刺激を得ただろう。「まだまだプレーのバリエーションも、スキルも上げたい」と言うだけに、ここからの輝ける飛躍も大いに期待したい。


小酒部 泰暉
#75/SF/184cm/70kg/山北/2年




「ディフェンスでも流れを作っていく選手を目指す」
 〜#23荒谷裕秀(白鴎大学)〜


 今季のリーグ戦で後々まで記憶に残るであろう一戦が、9月12日の第6戦、白鴎大と拓殖大の試合だ。この試合はのちにBリーグの三河入りした拓殖大の岡田侑大が58得点を記録した試合であり、両チーム合わせて20本の3Pが沈む熾烈な点取り合戦でもあった。終始両者の集中力は切れず、100点を超えて延長戦にもつれ込んだが、終盤になってその得点能力を発揮し、チームの大きな助けになったのが、白鴎大の荒谷裕秀だ。アウトサイドシュートをしぶとく決めた白鴎大の髙間 龍之介や、岡田のマークマンだった前田怜緖らの要所の活躍も光った。その中で合計31点を挙げた荒谷は、119―117の2点差のゲームを制するに当たって見逃せない働きを見せた。

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 この春はトーナメントからの出場を果たし、新人戦ではベスト8入りに貢献。独特のタイミングでペイントに切れ込むプレーのリズム感と、抜群の得点感覚が光る。

「外のシュートよりはそういったプレーが得意ですね。春のトーナメントで公式戦に初出場したときは緊張があってうまくできない感じもありました。でも試合に慣れてきて新人戦ではベスト8入りの結果が残せました。ここでうまくプレーできたのも、春に準決勝や3位決定戦に出て少し試合に慣れたおかげだと思います」。

新人戦のあとでそんなふうに語っていたが、リーグ戦ではもっとチームに欠かせない存在となり、件の拓殖大戦では荒谷のプレーが何度もチームを救った。しかも、この試合で取った31点のうち、4Qと延長戦だけで17点を入れたのだ。リーグ戦の抱負として、「まだ他のチームにスカウティングされていないであろう自分だから、チームの役に立てることがあるはず」、とも言っていたが、第6戦のプレーはまさにそれに当てはまるような状況だった。この試合後もやはり「新人戦で自信がついたから」と控えめな態度だったが、その後は得点面で確かに計算できる選手としてプレータイムを伸ばしていく。そんな荒谷に課題を聞くと、アウトサイドのシュートとディフェンスという答えが帰ってきた。

1811209araya3.jpg「外のシュートをもっと打てるようになりたいです。そうすれば攻撃の幅も広がると思います。ずっとドライブが好きで、ドライブばかりしてきて、高校だとそれでも問題なく攻めることができました。でも大学だとそれだけではうまくいかないので、武器を増やしたいですね。あとはディフェンスです。勝たなければいけない接戦ではどうしてもオフェンスの方が先に立ってしまう。でも、ディフェンスを頑張って、そこからチームの流れを作っていける選手にならなければと思っています」。

白鴎大はディフェンスを重要視するチーム。それができた上でのオフェンスであれば、今より荒谷はもっと強力で存在感ある選手になるだろう。ディフェンス自体は「得意じゃない」と素直に認めるが、それが何よりも大事だということも理解している。

今季のチームは1部の中盤でリーグ戦を終えたが、荒谷の成長がチームの躍進と重なっていくかどうか、そういったところもここから見どころになっていくだろう。


荒谷裕秀
#23/PF/188cm/78kg/東北/2年



 2年生たちはいずれもまだ多くのことを学び、身につけようとしている段階だ。課題に正面から向き合い、克服していくこと、そして目指すところをはっきりと持ち、高い意識で臨んでいる姿勢が感じられる。20歳前後はまだ多感で、揺れもある。だが、学生時代だからこそ得られる豊富な練習時間を活かして素直になんでも習得し、伸びていける時期でもあることは間違いない。すでに自分のやるべきことを意識した彼らの、ここからのもう一段階、二段階のステップアップを楽しみにしたい。


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2018.12.09 (Sun)

【2018リーグ1部】東海大学〜ルーキーたちの挑戦〜

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1年生がみずみずしい魅力を発揮して
初めてのリーグ戦で優勝に貢献


94回目の関東大学リーグ戦は、東海大学の3年ぶり5度目の優勝で幕を閉じた。2005年に1部に参戦してから、大学界の強豪としてライバルたちとトップを争い続けてきた東海大には、優れた選手たちが毎年入学してくる。今年、チーム一丸で優勝に向かっていく中で目を引いたのは、そうした1年生たちの活躍だ。大会の優秀選手に入った大倉颯太、八村阿蓮の2名はリーグ戦途中からスタメンとしてチームに大きな貢献を果たすプレイヤーとして活躍。またもう一人、佐土原 遼もセカンドメンバーとして出場機会を得て、経験を積んだ。



「絶対どこにも負けられないと思ってやってきた」
 〜#11大倉颯太〜


 強い東海に憧れ、「東海大でチャンピオンになる」という固い決意を持って入学してきたのが、大倉颯太だ。彼にとって東海大は大学界を代表するチームであり、だからこそ勝たねばならない、という確固たる意志が1年目から彼を突き動かしていた。

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 今年最大の鳴り物入りとされ、注目を浴びていた大倉。その期待に違わずトーナメントからプレータイムを獲得して短い時間でもその実力を知らしめると、新人戦では主力として活躍し、優勝こそ叶わなかったものの3位。リーグ戦では第6戦からスタメンを務め、アシスト、得点にと随所でチームを輝かせるプレーを見せた。結果、チームは優勝。個人としてはリーグ優秀選手賞を八村阿蓮とともに受賞した。順調に見える初年度のここまでの結果は、彼がもともと持っている能力だけで獲得したものではない。チーム全体の取り組みはもちろん、大倉個人としてもどのようにすればチームの信頼を勝ち得、また対戦相手を凌駕し、勝利という結果を残していくことができるのか、普段の練習からたゆまぬ努力とあくなき追求を行ってきたからに他ならない。

「最初はもちろん信頼なんかありません。だから試合を重ねて自分の存在感を出して、しっかりチームの中心になれるように努力し、そのために必要なことを考えてやってきました。リーグ戦では帰宅中と帰宅後にはその日の試合のビデオを見直し、それから翌日には次の対戦相手の映像を見て、また次の日にはチームミーティングで再び映像を見て、と振り返りと次戦の予習を学生コーチにも協力してもらって、何度も繰り返しました。勝つために絶対に努力は怠りたくなかった。練習ももちろんファイトして、みんなに認めてもらわなければならないと思ってやり続けました」。

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勝つために必要なことを突き詰め続ける彼の姿勢が、チームに通じないわけはない。そして信頼を得た分、大きな責任を背負っていることも決して忘れていない。バスケットに真剣で、試合中は自分の意見をはっきり言い、ミスをしたら全力で謝る。リーグ戦中はそんな姿勢でチームに影響を与えるプレーを見せ続けた。

181208okura.jpg だが見事優勝を果たし、努力の成果は出たのでは、という問いはきっぱりと否定した。「4敗もしているようではまだまだ」と、厳しい表情を見せる。個人としてもチームとしても最大限の準備とトレーニングをしているのに、それでも4敗したというのは、まったく納得いっていない。そしてこのリーグ戦中、チームで最大の敗北感にうちのめされた出来事もあった。9月の半ばにあった天皇杯一次ラウンド、社会人チームの黒田電気に78-83で破れたことでチーム全体も言いようのない衝撃を受けた。

「あそこでチームが一番落ちました。陸さんも、学生コーチもあんな厳しいことを言ったことはありません。勝てた試合だったと皆が思っているはずだし、出ているのだったら本当にその分の役目を果たさないと、ということをもう一度突きつけられました。そこから一戦一戦をファイトしていくことを今まで以上に意識するようになったし、チームとしても大きく変わった瞬間だったと思います」。

敗北で得た教訓を生かし、チームは一つ大きくなった。優勝も遂げたが、まだそれは大倉が理想とする頂点ではない。もっと強く、もっと圧倒的な東海大にならなくては、という思いはむしろ強く掻き立てられたに違いない。リーグ戦はゴールではない。続くインカレでの戦いぶりはもちろん、自身の目指す強い東海大をどんなふうに見せてくれるのか、ここから描いていく軌跡をしっかりと見届けなくてはならない。

大倉颯太
#11/G/184cm/79kg/北陸学院/1年




「幅広いプレーのできる選手を目指していく」
 〜#86八村阿蓮〜


 大倉と呼応するような息のあったプレーを見せたのが、八村阿蓮。春こそ怪我で試合には出場せず、状態が気になるところだったが、新人戦からコートに登場すると、存在感を示し始めた。リーグ戦は鶴田 美勇士、平岩 玄といった上級生とプレータイムを分け合う形でスタートするが、どっしりしたセンターらしい先の2名と異なり、飛び込みリバウンドや合わせ、セカンドチャンスにも絡むうまいポジション取りでチームに何度も流れを持ってくるプレーを見せている。

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「新人戦では膝の状態があまり良くない中でのプレーでした。でもリーグ戦までは時間もあったのでしっかり完治させて、トレーニングも積んでいい状態にしていけました。リーグ戦では問題なくプレーできて、体力的にも不安はなかったです。トレーナーの方々には本当に感謝しています」。

リーグ序盤はベンチスタートで、数字も控えめだったが、プレータイムの増加とともにそれがどんどん上がっていく。第6戦から大倉とともにスタメンに入ると、その神奈川大戦では30分の出場でチームハイの19点12リバウンドを記録。一気にブレイクすると、それ以降はどの試合でも欠かせない活躍を見せ、得点やリバウンドで数字をあげていく。

181208hatimura4.jpg「最初はあまりプレータイムもなかったけれど、徐々に慣れてフィジカルの強い当たりも気にならなくなりました。リバウンドは練習から意識してきましたが、玄さん(平岩)が留学生と競り合ったときに、こぼれたりチップしたボールを取ったりして、玄さんの助けになるプレーを心がけていました。それが数字にも出てきたのかなと思います」。

そんなふうに先輩をサポートする意識でもぎ取ったリバウンドはもちろん、彼と一緒に出場している大倉との息の合ったプレーでも見せた。大倉のプレーぶりは際立っていたが、そこに抜群のタイミングで合わせてくる八村の動きもまた素晴らしかった。

「大倉はゴール下の動きを本当によく見てくれていて、そこにちゃんとジャストでボールが来る。すごいです。もちろんプレーの合わせは練習でもやっていますが、うまくそれを試合でも出せました」。

この2人がのびのびとプレーできるチーム環境もいい方向に働いたが、両者の働きは大きく、2人揃って1年ながらリーグの優秀選手賞を受賞する栄誉にも浴した。良い循環が働き、入学1年目でリーグ優勝を経験することになったが、もちろんそれでは終わらない。個人的にもまだもっとレベルアップしたいと思うところは多い。

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「国際的に見れば自分は大きくありません。代表の合宿ではラマスHCに世界で通用するようなプレイヤーになって欲しいと言われました。そのために大学のうちに3番ぐらいはこなしたいし、いずれは代表に入って3番や4番をやれるような選手になりたいんです。今はゴール下が多いですが、外のエリアへどんどんプレーを広げていきたいと思っています」。

目標は明確で、大きい。バスケット一家で育ってきたが、東海大というチームで得られる刺激も少なくないはず。目指すところに向かってただ、突き進んで欲しい。

八村阿蓮
#86/C/198cm/98kg/明成/1年




「泥臭く、常に120%で自分の持ち味を出すことが大事」
 〜#23佐土原 遼〜


 インサイドプレイヤーとして八村ともう一人、リーグ戦で出場機会を得られたのが佐土原 遼だ。東海大相模のエースとして活躍し、大学部へと上がってきた。

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身長192cm・97kgと厚みのある体格だが、高校入学時は今より身長が5cmほど低く、体重は20kgも軽い、線の細い選手だった。しかし東海大出身の小山孟志トレーナーの指導の元、体づくりに取り組み、増量に成功。「食べてウエイトをするとすぐに増える」そうだが、力強い肉体を作ったあとはフィジカルを武器として活躍。高校3年の関東大会では40分で54点を取るようなパフォーマンスも披露している。しかし、大学はまたレベルが一段階上がる。

「高校のときはトレーニングのおかげでフィジカル負けはしなかったけれど、大学にはもっと強いフィジカルの選手もいて、やはり負けてしまうことがあります。だから自分のこれまでの持ち味である体の強さだけではない、新しいプレーがこれから必要になってきます。それを考えながらやっていきたいです」。

大学に来て新しい壁に直面しているが、東海大にはそれを乗り越えるため、思い切ってぶつかっていける先輩もいる。100kgを越え、佐土原より上背もある平岩や鶴田といった相手と練習できるいい環境が東海大にはある。1対1では先輩に勝てることもある、と練習での成功体験を自信にするが、その積み重ねを確実な実力としていく努力が問われるだろう。

181208sadohara2.jpg リーグ戦ではセカンドチームとしての出場を果たしたが、同じルーキーでも大倉や八村とはまた異なる面で貢献していこうとしている。

「自分はあの2人のような、得点を取って活躍するタイプではないと思っています。それよりはリバウンドや泥臭いプレーでチームを救うような働きをしなければいけない。高校時代の恩師からも常に120%でやり続けるように言われてきました。今、少ないプレータイムで少しなりとも結果を残せるのは、高校時代からその心がけを忘れずにやっているからかなとも思います」。

全国大会に出場したことがなく、先の2人に経験もまだ及ばないが、そこで焦るよりは自分ができることは何かを考える方が先だ。

「思っているようなプレーはまだできていないんですが、そういうことばかりに気を取られていたらそれは自分じゃない。泥臭いプレーを忘れたら自分の良さがなくなってしまいます。だからリバウンドは誰にも負けない、その気持ちを忘れず、そして自信を失わずにやっていきたいと思います」。

持ち味を忘れず、そこに良さを付け加えていくことが第一と捉えているが、仲間たちに触発される部分は少なくないようだ。同期たちは佐土原がこれまで会った誰よりも個性的で、バスケットに懸命だという。東海大を目指してくるだけあって皆が負けず嫌いで、練習などでも喧嘩をするぐらい熱く、真剣に取り組み、コートを離れれば皆が和気あいあいと仲が良い。佐土原にとってそうした仲間たちを得られたことこそ、きっと東海大に進んだ一番の財産になっていくに違いない。

佐土原 遼
#23/PF/192cm/97kg/東海大相模/1年



 大倉、八村、そして佐土原。彼らのほかにも期待の選手は多く、伊藤 領や坂本聖芽といった面々も新人戦で活躍し、リーグ戦も試合によっては登録され、少しずつチーム内でその力を示しつつある。大学バスケット界に一歩を踏み出したルーキーたちにここからの4年間、どのような時間が訪れるのか、その行く末には大きな希望が広がっている。



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2018.11.14 (Wed)

【2018リーグ】11/14順位決定戦レポート(2日目)

下部リーグチームの気迫が見える試合が続くが
上位リーグチームがいずれも勝ち切る


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 順位決定戦は2日目を迎えた。この日、上位チームが勝利すれば1―2、2―3部間の日程は終了となる。一矢報いたい明治学院大が粘りを見せ、東京成徳大、国士舘大が最後の最後まで粘って接戦に持ち込むが、いずれも上位ディヴィジョンのチームを倒すことはできず、一発勝負の下位も含め、この日は全チームが現状の部に残留が決まった。

写真:神奈川大は国士舘大に追い込まれたぎりぎりの勝利。リーグ戦から中2日。コンディショニング的にも厳しさはあった。


東京成徳大が前半から粘るが
上武大が逃げ切り2部残留


181114 abe 2部9位の上武大は1勝すれば2部残留だが、3部4位の東京成徳大に接戦に持ち込まれた。前半から点数はつかない両者。東京成徳大は#99ザン(3年・C)が存在感を発揮。上武大はディフェンスが徹底できず、ミスもあってなかなか締まった内容にならないが、前半は37―33でリード。3Qになると#61布田(4年・SF)の3Pなどもあって10点のリードを得る時間帯も出て、このままの流れで進むかと思われた。しかし4Qに東京成徳大が反撃。じわじわ差を詰めていくと、#99ザンのゴール下、#52杉山(2年・PF)の3Pが決まり、残り1分41秒で65―65の同点に追いついた。上武大はタイムアウトで流れを切り、仕切り直し。すると再開直後に#5アリウンボルト(2年・F)の3Pが沈んだ。しかしここからは追加点を入れられない状況になり、残り1分、東京成徳大は#52杉山が3Pを狙っていく。しかしこれを決められず68―65。あとわずかの差で上武大が逃げ切り勝利を決め、アドバンテージも含めて通算2勝、2部残留でリーグ戦を締めくくった。

写真:東京成徳大・阿部は11点。スタメンはすべて3年生以下だけに、来季の上位進出が期待できる。


明治学院大が前半は好調ながら
明星大が3P攻勢で逆転し2連勝


181114 okada 1戦目に大差で明治学院大を下した明星大は、勝てば2部残留が決まる状況。しかしこの2戦目は出足から得点が伸びず、1Qは9―11と明治学院大がリード。2Qも明星大の動きは悪い。一方の明治学院大は#6コラン(4年・GF)のシュートや#24大島(2年・F)の3Pが決まり、#12高橋(1年・PF・アレセイア湘南)リバウンドももぎ取ってリードを継続。明星大はゴールへのペネトレイトも決めきれず苦しいが、#7岡田(1年・SG・北陸)の3Pでなんとかこらえ、#5水谷(2年・PG)のシュートで残り3分になんとか同点に追いついた。しかし明治学院大も逆転し返すなどシーソーゲーム。最後は#20黒田の3Pが決まった明治学院大が29―32とリードして前半終了。3Q、明星大は#7岡田、#18 菊地(4年・SF)の3Pが相次いで沈む。明治学院大もシュートは好調だが、明星大の勢いがそれを上回った。開始3分で10点をリードした明星大はその後も得点を重ね、このQ44点で点取り屋たちが本領発揮。最後に#2新田がハーフラインの向こうから放ったボールもゴールに吸い込まれ、73―46で3Qを終了すると、4Qもリードを広げ、 93―61で2戦2勝。2部リーグ残留を決めた。

写真:4本の3Pを決めた明星大の岡田。2部リーグ3P王を獲得。


国士舘大が後半に逆転するが
神奈川大が2点差で辛くも勝利


181114 shimo 1部9位の神奈川大は1勝のアドバンテージありでスタート。相手は2部リーグ最終日の激闘で4位を死守した国士舘大だ。1Qから神奈川大はディフェンスを締め、リードする。19―9として2Qに入りやや差を広げるが、国士舘大は#51田中(4年・PF)のスティール、#25中村(3年・F)の3Pも決まって差を一桁に戻す。神奈川大は#75小酒部(2年・SF)の3P、#30松岡(4年・PG)のシュートなどで簡単には詰め寄らせないが、国士舘大も粘りを見せて36―29と7点差で前半終了。後半3Q、神奈川大は#34工藤(4年・PF)のジャンパーが2連続。しかし国士舘大もディフェンスを締めて24秒オーバーを奪い気迫を見せる。開始5分で#18清水(3年・PF)の3Pが沈むと4点差。ここからさらに#86下(4年・PG)のシュートが連続で決まると残り4分で42―40の2点差に迫った。神奈川大はここでタイムアウト。しかし一進一退は変わらず#86下のスティールで国士舘大が同点に追いつくと、#21池田(3年・G)の3Pで44―47と国士舘大が逆転して4Qへ。

 181114 kudou 神奈川大はなかなかゴールが割れずに苦しい展開が続く。 両者同点で3Pが続く展開から後半に入ると、神奈川大は#27二ノ宮(2年・PF)が切れ込んでゴールし、続けて#75小酒部の3Pも決まり5点のリード。逆に国士舘大はミスが続いてしまう。神奈川大は残り4分、#34工藤が手を痛めて一時下がるが、国士舘大はこの絶好のチャンスで詰めきれない。しかし残り16.7秒、粘る国士舘大は#21池田の3Pが決まり58―55の3点差。ゲーム再開から国士舘大はファウルを犯してフリースローを2本決められるが、このタイミングで投入された#17望月(3年・SF)が残り12秒で3Pを沈めて2点差。続けて5.5秒でスティールからの速攻を決めて同点に追いつく。しかし4.4秒、国士舘大は#21池田が激しいディフェンスが仇になってファウルを取られてしまう痛恨のミス。神奈川大はこのフリースローを右手の指を痛めた#34工藤が放つが、2本ともインして62―60。あわやという勝負を神奈川大がなんとか勝ち切って、1部残留を1試合目で決めた。

写真上:リーグ戦は調子の上がらない試合もあったが、この日は彼らしい得点力でチームを牽引した国士舘大・下。
写真下:大事な右手の指を痛めながらも最後のフリースローをきっちり決めた神奈川大・工藤。レギュラーシーズンは1部で最も長い1試合37分の出場を続けた“鉄人”だ。


明治大が後半に確実性を見せて
駒澤大の反撃を断ち切る

18114 huda 明治大駒澤大の戦いは前半互角。駒澤大は#65針生(4年・PF)が1Qから2ファウルと苦しいが、残りのメンバーがカバー。接戦に持ち込み前半は31―30と明治大のリードは1点。後半3Q、駒澤大はターンオーバーが続き、明治大に次々にゴールを決められてしまう。#10須藤(3年・SF)の3Pが決まると開始2分で明治大のリードは10点に。駒澤大は#23金久保(3年・PF)の3Pも出るが、#65針生が3つ目のファウルで苦しいところ。外のシュートも打っていくが確率がなかなか上がって来ず、追い上げのきっかけができない。59―41と引き離されてしまうと4Qは明治大がこの得点差を維持していく形になった。最後は互いになかなか出番のなかった4年生や下級生を出場させ、78―56。明治大が2連勝で1部残留となった。

写真:今季は存在感も高まった駒澤大・布田。ほかにも大髙や金久保、櫻井など3年生たちの活躍も大きかった。。

※インタビューは別途まとめて掲載します。


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2018.11.13 (Tue)

【2018リーグ】11/13順位決定戦1日目

順位決定戦初日、まず1−2部間は明治大が1勝
2部−3部間は明星大が100点ゲームを見せる


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 1部リーグ終了から中1日、はやくも順位決定戦がスタートした。今年度からレギュレーションが変更。1〜3部において2勝先勝方式は変わらないが。1部9位、2部9位は下部の対戦チームに対して1勝のアドバンテージを持った形からスタート。1部10位、2部10位はこれまで通り3戦のうち2勝する必要がある。3〜5部においては1本勝負になる。初日は5部の日本ウェルネススポーツ大学が4部の横浜市立大学に勝利。3部の國學院大學は4部の茨城大学を退けた。そして1部10位の明治大が2部3位の駒澤大と、2部10位の明星大が3部3位の明治学院大と対戦したが、いずれも上位カテゴリの明治大、明星大が勝利した。


明治大は安定感ある試合運びでまず1勝

 1部10位の明治大は2部3位の駒澤大と対戦。1Qは駒澤大がわずかにリードしたが2Qに明治大が23得点と勢いを見せて逆転し、前半は36―30。3Qは開始早々駒澤大#3澁田(2年・PG)の3Pが決まり、#65針生(4年・PF)がゴール下を2連続。しかし明治大も#28今川(4年・SF)、#7植松(2年・PF)らもペイント内にやすやすと入りこみゴールを決めていく。明治大は#3綱井(4年・SG)の3Pが決まると3Q半ばに10点のリード。合わせもきれいに決まって、ディフェンスでも駒澤大を止めて流れを持ってくる。駒澤大は一気に引き離されそうなところを#33髙橋(4年・PF)のオフェンスリバウンド、#29布田(3年・SG)の3Pもあって、55―45となんとか10点で留め。明治大の10点リードで4Qへ。

 4Qの立ち上がり、駒澤大は連続のターンオーバーが出てしまうが、ミスもあるがフリースローで得点を得ていき、#55大髙(3年・PG)の速攻で持ち直す。ここで#65針生のゴール下が2連続。#30櫻井(3年・F)の3Pも沈むが、明治大も#28今川、#3綱井の3Pで譲らない。残り2分、駒澤大は#3澁田の3Pで6点差に迫るが#15渡辺(2年・PG)が3Pを決め返す気迫を見せた明治大のリードは揺るがず、最後は82―68。まずは明治大が1勝でリードした。

 駒澤大は針生が14点14リバウンド、澁田も14点を稼ぐが、金久保のところで得点が伸びず。ディフェンスでは簡単に明治大に中に入られてしまったところも修正したい。リーグ最終週のような勢いを出せれば十分に勝機はある。

 明治大は終始安定した試合運びで、内外のシュート、また相手の隙をついての得点など一枚上と感じさせる場面は多かった。ややミスもあったが油断せず2勝目をあげて締めくくりたいところだろう。


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2018.11.11 (Sun)

【2018リーグ1部】1位・東海大

チーム一丸となったバランスの良さで
3年ぶり5回目の優勝を達成


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 2018年のリーグ戦は18勝4敗で東海大が3年ぶりに頂点に輝いた。リーグ戦序盤はディフェンスの甘さやミスも散見され、やや安定感を欠く試合も見られた。それでも選手層の厚み、攻守の総合力では1部屈指。過酷なスケジュールも多くの人数でプレータイムを分け合える利点は大きかったはず。さらに途中からはより良い布陣を考えた上で#11大倉颯太、#86八村をスタメンに据えると、ルーキーの勢いがチームに良い循環を与えた。しばらく2位で大東文化大のを追走していたが、その大東文化大を第15戦に2点差で撃破。この勝利が優勝の大きなポイントであったことは確かだ。陸川監督も「ここで負けたら、大東さんの優勝が決まってしまったでしょう」と試合後にコメントしたが、かなり意識して臨んだことが伺える。ただ、課題はある。6位の白鴎大には唯一の2敗を喫しており、優勝マジック1となった第21戦では9位の神奈川大に勢い負け。まだ弱い部分もあるということを露呈した。また、9月半ばには天皇杯の一次ラウンドに臨んだが、黒田電気に敗戦し、二次ラウンドへ進むことは叶わなかった。この負けはチームの上級生にとっても転機となったと言う。

 今年、話題をさらったのはルーキーの活躍だ。スタメンとなった#11大倉颯太が起点となって攻撃を作り、#86八村の合わせやリバウンドが何度もチームを救ったのは確か。それをリーグMVPを獲得した#25平岩や#22笹倉、#0寺嶋といった3年生がさまざまな面をカバー。ベンチから出てくる上級生たちも、ディフェンスをはじめ自分たちの役割を確実に果たす姿が見えた。東海大は昨年1部リーグに上がってから最も苦戦したシーズンとなり、9位に低迷。途中から1、2年生がスタメンとなるなどさまざまな模索が続いた。そこで苦労した#25平岩や#22笹倉は自分たちのような思いを下級生にさせてはいけない、と強く決意した今季のプレーでもあった。チームのために最も良い選択は何かと考え、全員でそれを理解して戦うという姿勢を貫けたことこそ、優勝を勝ち取れた理由ではないだろうか。

 インカレは第一シードとして他チームを迎え撃つ。昨年はリーグ2位の専修大を倒してベスト8へ進出したが、準々決勝で白鴎大に破れ、順位決定戦に回った。今年は壁を突破できるか、注目を浴びる中での戦いぶりから目が離せない。



【個人ランキング】
#25平岩 玄 リバウンドランキング8位(156本)
#86八村阿蓮 リバウンドランキング9位(155本)
#11大倉颯太 アシストランキング8位(57本)


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※内田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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平岩はゴール下でルーキーたちをサポート。MVPを受賞。


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勘が良く、ここ一発のプレーで勝利を決めた試合もある笹倉も欠かせない活躍を見せた。


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オフェンス面では西田ものびのびとプレー。


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鶴田はインサイドのバックアップとして役目を果たした。


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ディフェンスとシュートで見せた秋山。


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この夏はU21デフバスケットボール世界選手権で準優勝を経験した津屋。


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チームに勢いを与えた寺嶋のスピードあふれるプレー。


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飛び込みの勘の良さが光った八村。


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ガードとしてすでに大きな存在感を放っている大倉颯太。


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2018.11.11 (Sun)

【2018リーグ1部】2位・大東文化大

後半に苦戦が続き優勝までわずかに届かず
修正の取り組みはインカレで実るか


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 今年のリーグ戦を牽引した大東文化大は17勝5敗で、わずかに1勝が足りず優勝を逃した。2位は過去の1部リーグ戦最高位。ただ、唯一持っていないのがリーグ戦のタイトルだっただけに惜しまれる部分はある。とはいえ、昨年は1部復帰したばかりで不安定な面もあったが、今年は最初から優勝を狙える強豪という位置づけにまで成長したのは見事だと言える。

 リーグ戦は前半から好調を維持した。第1週から専修大、青山学院大を接戦から撃破し、第4戦では東海大にも勝利。第8戦で首位に立つとそこから順位をキープした。上位チームの中ではビッグラインナップではないが、ディフェンスが確かで、ポイントゲッターとなる#12熊谷、#15モッチを中心にスタメンは安定。控えの選手の活躍も光った。ただ、後半戦に入ると苦戦が見えるようになっていく。第15戦で東海大に破れた頃から戦術的に対応され、持ち味が出しづらくなってしまった。特に終盤戦で上位チームに破れたあたりは、2か月以上続くリーグ戦の難しさを感じさせられた。ただ、チームとしてはそれを飲み込んだ上で乗り越えようと戦い続けた様子が伺える。特に終盤戦は動きやフォーメーションに変化が見え、模索から活路を見出そうとしている場面もしばしば見えた。こうしたことにあきらめずに取り組めば、さらにチームがレベルアップしていくことは間違いない。

 今年は#12熊谷がこれまで以上のリーダーシップを見せ、#15モッチも常にチームに声を書け続けている。#23奥住の安定感は頼もしく、#34中村、#2飴谷の成長ぶりも大きい。あと1人、2人と計算できる選手が出てくればチームとして厚みが増すだろう。インカレはディフェンディングチャンピオンとして追われる立場だ。このリーグ戦で得た教訓や苦心の成果をぜひ大舞台で見せて欲しい。


【個人ランキング】
#15モッチ ラミン 得点ランキング2位(412点/平均18.7点)
#15モッチ ラミン リバウンドランキング2位(266本)
#12熊谷 航 3Pランキング5位(46本)
#12熊谷 航 アシストランキング8位(57本同率)


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※熊谷選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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常にチームをメンタル・プレーで鼓舞するモッチ。熊谷が欠場し、苦戦した試合ではハーフタイムに選手一人ひとりに声をかけてまわっていた。


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ディフェンス、オフェンスで奥住の果たす役割は大きく、何度もチームを救った。


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昨年からセカンドガードを任せられている中村はしっかり定着し、落ち着いてチームをリード。


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バックアップで出てくる後藤も頼れるプレーを見せた。


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ゴール下が主戦場のビリシベが担う責任は大きい。


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モッチのバックアップとして出場するアビブ。少しずつ落ち着きも増してきた。


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今年飛躍的に成長が見えた飴谷。しなやかさを持ち合わせつつも大胆なプレーでチームを盛り上げている。


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2018.11.11 (Sun)

【2018リーグ1部】3位・専修大

豊富な戦力を生かしたタイムシェアが奏功
ルーキーたちの活躍も光る


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 昨年より1つ順位を下げた専修大は15勝7敗。3位でリーグ戦を終えたが、ここのところ安定して上位を保っている。上位チームでは東海大と筑波大に2敗。しかし2位の大東文化大には2巡目を接戦から良い形で勝利したのは見事だった。

 選手層が充実してきたチーム事情もあって、今年はタイムシェアが昨年以上にうまく機能している。#30アブや#34盛實がプレーではチームを牽引しているが、誰が出ても大きく変わらないというのが強みになってきた。ガードでは#88重富周希、#9重富友希の兄弟、ディフェンスに定評のある#8幸崎、高い跳躍力を持つ#5安部、チームをしっかり支える主将の#4塚本らに加え、ルーキーの#23キングも高い身体能力でダイナミックなプレーを見せる。また、インサイドでは#12西野、#16野口、#46寺澤、#10大澤らサイズのある選手が揃う。大きくても内外できる選手が多いのは、やはり大きなストロングポイントだ。途中#10大澤が怪我で欠場していたが、それもあまり気にならずにチームは勝利を重ねていた。昨年は苦しいところを#30アブ、#34盛實が決めるというパターンが多かったが、今季はそれを他の選手が担う部分もあり、総合力は上がっている。選手、スタッフからも「昨年より良くなっている」という声が聞かれ、手応えを感じている模様だ。

 昨年のインカレはリーグ2位で期待されながらベスト8に進めなかっただけに、今年は結果を出したいところ。ディフェンスの良い東海大、筑波大という両チームに2連敗していることから、こうした守備力の高いチームを攻略できれば、頂点は狙える。インカレでの戦いぶりが楽しみなチームの一つだ。


【個人ランキング】
#30アブ フィリップ 得点ランキング3位(404点/平均18.3点)
#30アブ フィリップ リバウンドランキング3位(238本)
#34盛實 海翔 アシストランキング5位(67本)
#34盛實 海翔 3Pランキング3位(51本)


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※大澤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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ゴール下の強さはさすが。安定してチームを支えたアブ。


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ベンチ出場で確実に仕事を果たした幸崎。


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盛實は自らの得点と周囲を活かすプレーで見せた。


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器用で幅広いプレーエリアが魅力の西野。


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後半戦では重富友希がスタメンを担った。


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キングは豪快なプレーで速攻などで活躍。先が楽しみな選手。


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2018.11.11 (Sun)

【2018リーグ1部】4位・筑波大

3年生エースがチームを引っ張り
若い力の伸びも見える


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 リーグの滑り出しこそ低調だった筑波大は、後半戦で調子を上げて14勝8敗で最終的に4位。インカレのシードの四つ角のポジションを獲得した。立ち上がりは4連敗と低迷。さすがにチームにも少し焦りが感じられた。しかも#14波多、#33三森、#16野本ら怪我人が続いて選手のやりくりには苦労したが、後半戦に入って#23半澤や#75井上、#13二上などルーキーの活躍も見えて持ち直すと、終盤に入って大東文化大や専修大など、上位校を撃破。良い流れでリーグ戦を締めくくった。勝敗では優勝した東海大に2敗、そして8位の早稲田大に2敗しているのがやや気になるところとはなった。

 今年は中核を4年生が担っているチームが多いが、筑波大は元々4年生の人数自体が少なく、また主将の#14波多が昨年の怪我からようやく復帰できたものの、リーグ戦中に再び怪我を負ってプレー不可能になったため、中心となっているのは3年生以下だ。主将の役目は3年生の#88牧に託され、#11増田はエースとして八面六臂の活躍を見せて得点王を獲得。リバウンドでも5位にランクインした。確かな能力がある#11増田と#88牧はプレー、メンタル面とも安定しており、昨年から主力として定着している#8菅原も落ち着いたリードを見せる。彼らが牽引役となっていくことで、周囲も次第にのびのびしたプレーを見せるようになっていったのは良い点だった。

 ディフェンスには定評があり、また平均身長としては関東最高峰で、ポテンシャルは高い。さらにトーナメント戦での一発の強さも持っている。春はそれで劇的な勝利を連発して優勝しており、インカレでもそれの再現なるかは注目したいところ。昨年のインカレ決勝で破れた雪辱を果たせるかどうか、戦いぶりは見逃せない。


【個人ランキング】
#11増田 啓介 得点ランキング1位(434点/平均19.7点)
#11増田 啓介 リバウンドランキング5位(187本)


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※増田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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途中からキャプテンになり、まだ思い悩む部分はあるようだが、それでもリーダーシップが光る牧。


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春は好調だった森下。インカレでもその強さを見せて欲しい。


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菅原は安定して試合をリードしている。


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サイズがあって機動力も高い山口はキーマンの一人。


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井上は終盤戦に入って調子の良さが見えてきた。


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能力の高さが見える半澤。ここから出番が増えていきそうだ。


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4年生として玉木の意地がもっと見たいところ。


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2018.11.11 (Sun)

【2018リーグ1部】5位・青山学院大

4年生がチームを引っ張り善戦
チームが一つとなったときの力強さが鍵


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 昨年4位の青山学院大は今年も豊富な戦力で上位進出が期待されたが、14勝8敗で5位。昨年より一つ順位を下げた。開幕は連敗スタートとなったが、その後は中盤から下位チームには確実に勝利。ただ、上位チーム相手となると優勝した東海大と2位の専修大には2敗、大東文化大、筑波大には1勝1敗と、ここが鍵だった。

 プレータイムのシェアによってルーキーを除くベンチ登録選手をまんべんなくプレーさせ、底上げをはかるスタイルは変わらない。個人ランキングのトップ10に青山学院大の選手がいないことからも、その状態がわかる。その中で光るのはやはり4年生。主将の#15石井が強い気持ちを見せると、#13前田はシュートからリバウンドまで攻守すべての面で貢献し、ゴール下を戦場に#10髙橋、また泥臭くボールを追いかける#31戸田貫太も頼もしさ抜群だった。唯一残念だったのは強靭な肉体で気迫あふれるプレーを見せる#20戸田晃輔が第1週で負傷し、その後欠場を余儀なくされたことだ。彼の分も、と奮闘する4年生たちの姿に続き、3年生は#14井森が春から継続してオフェンスに積極性を見せ、#21納見も得点力を発揮。#7ナナーは今リーグ中は波が見られたが、2巡目の大東文化大戦では力強くプレーしてこの撃破に一役買った。また、2年生の#52赤穂の万能ぶりはどんな場面においても有効だ。下級生では#20戸田晃輔の代わりに#43渡嘉敷が長いプレータイムを得て経験を積んだ。

 サイズも能力も揃っているが、上位4つのチームを破って頂点に到達するにはもう一つ壁を破る必要がある。チームとして同じ方向を向き、全員で向かっていけるかどうか。第19戦では東海大相手に後半を巻き返し、第20戦では大東文化大相手にチーム一丸で攻守揃った見事な試合を見せたが、安定してそうした戦い方ができるかどうかがインカレでの見どころだろう。


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※赤穂選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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「学生スポーツは4年が大事」という石井。主将として気持ちを見せる。


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オールラウンドにチームを支える前田も4年生としての意識が高い。


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泥臭いプレーを厭わない戸田貫太。チームを助ける仕事人だ。



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髙橋はディフェンスの良さが光る。


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納見は得点面で大いに貢献。


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オフェンスの積極性が伊森の良さ。


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まだまだポテンシャルを秘めているナナーがどうプレーするかは重要。


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チーム一のパワーを持つウィタカ。大東大戦の勝利には欠かせなかった。


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渡嘉敷はチャンスを活かしさらに飛躍したい。


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2018.11.11 (Sun)

【2018リーグ1部】6位・白鴎大

波もあったが粘り強く戦い
24試合で試されたタフネス


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 リーグ22試合+天皇杯一次ラウンド2試合、白鴎大は2か月と11日の間に全24試合の公式戦を戦い、1部リーグの中でも最も過酷なスケジュールをこなした。リーグ前半の滑り出しは好調で上位につけ、第6戦では拓殖大と延長戦となる117-119の死闘を繰り広げ、記憶に残る勝負を見せる。しかし天皇杯の2試合を挟んだあと、コンディションに陰りが見え始め、第11戦から#58前田が長期の欠場となり、今季からプレータイムを得て高い得点能力を発揮している2年生の#23荒谷も3試合を休み、チームとしては一進一退の中盤戦から後半戦を過ごした。接戦が多く、ホームで東海大に勝った試合は欠場者がいてもチーム一丸となった結果。その一方で惜しい試合も少なくない。最終的には11勝11敗と勝率は5割、順位は昨年度と同じく6位となった。

 昨年からプレータイムが増えてきた#37長島、#32三浦に、インサイドでは#75シェッハ、#44星野らが奮闘。#56中川も持ち前のスピードあふれる攻撃を見せた。ルーキーでは#52ブラが泥臭さを発揮し、後半戦に入ると#12菅谷がシュートで、#60松下がディフェンスでチームに貢献する姿も見えた。そして主将の#14髙間が持ち味の3P、ディフェンスでチームを牽引した。

 リーグから20日後、白鴎大は天皇杯の二次ラウンドに出場。Bリーグの新潟と対戦し、ここでも経験を積んだ。ラウンド突破はならなかったが、次はインカレが控える。この秋、1部で最も多くの公式戦をプレーしてきたということをプラスにして、高みを目指したい。


【個人ランキング】
#8髙間 龍之介 3Pランキング8位(37本)
#75ディオップ マムシェッハイブラヒマ リバウンドランキング4位(199本)


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※前田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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得意のシュートで何度もチームを盛り上げた髙間。


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長島は今季ポイントガードに挑戦。学びながらの日々だ。


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ゴール下の要、シェッハはブラが入り、負担も少し減ったがここぞというときは高さが活きる。


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欠場者が増えてからはスタメンとしても存在感が増した三浦。


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195cmある星野は3Pも得意で内外で貢献。


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2018.11.11 (Sun)

【2018リーグ2部】9位・神奈川大

苦闘しながら初挑戦の1部の初年度は9位
さまざまな可能性を感じさせた2か月


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 初の1部リーグを戦った神奈川大は苦戦もあったが後半にかけて調子を上げ、8勝14敗。レギュラーシーズン終了後、中2日で迎えた順位決定戦ではやや疲れが見え、国士舘大に接戦に持ち込まれた。しかしこれをなんとかしのいで9位。1部残留を決めて1部の初年度を終了した。

 リーグ序盤戦はあとわずかに泣いた。第1戦から第3戦までは1勝2敗ですべて1点差。第4戦も4点差での敗退と、惜しい勝負が続いた。特に4Qの終盤で疲れが見えてくるとミスから流れを失う場面が多かった。#30松岡や#34工藤、#75小酒部といった主力を下げれば苦しくなるため、彼らを消耗させずに長丁場を戦う難しさが見えた。しかし、後半戦にかけて#7東野や#3小針といったルーキーや、#5緒方、#6尾形のインサイド陣が調子を上げ、チームに貢献。終盤は拓殖大・明治大・中央大らと順位決定戦に進むことは決まったが、少しずつ白星を増やし、第21戦では優勝に王手のかかっていた東海大を撃破し、自力で自動降格を回避。最後は4連勝で8勝まで伸ばし、9位でリーグ戦をフィニッシュした。後半にかけてベンチの選手たちの出番も増え、リーグ戦でもまれるうちにチームとして成長し、力をつけていったといえる。

 神奈川大は昨年も4年生がチームを支えていたが、それは今年も同様。力強さと柔らかさを持つ#34工藤、点取り屋の#30松岡、勝負強いアウトサイドを決めた#11細澤らが今年の最上級生として責任感を見せた。1部リーグで最長の出場時間となった#34工藤は1試合平均36.9分の出場でも疲労を見せず安定感は抜群。そして今年1部でその能力の高さを知らしめた#75小酒部も35.7分の出場時間で奮闘し、得点とリバウンドランキングでは2人とも10位内にランクイン。#75小酒部は今年から本格的に取り組みはじめた3Pでも勝負強さを見せている。さらに、得点源として欠かせない存在の#30松岡もアシスト6位と、彼らがコートに居続けることの意味は大きかった。

 ディフェンシブなスタイルは長年変わらないが、それが1部でも通用すると証明した神奈川大。これから1部に定着していけるかどうか、来年も楽しみなチームだ。


【個人ランキング】
#34工藤卓哉 リバウンドランキング7位(157本)
#34工藤卓哉 得点ランキング8位(351点/平均15.9点)
#75小酒部 泰暉 得点ランキング4位(392点/平均17.8点)
#75小酒部 泰暉 リバウンドランキング10位(155本)
#75小酒部 泰暉 3Pランキング7位(40本)
#30松岡恭也 アシストランキング6位(64本)


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※工藤選手(11/11)、緒方選手、尾形選手(ともに11/10)のインタビューは「続きを読む」へ。



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鋭いドライブを武器に相手ディフェンスを切り裂く松岡。


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アウトサイドシュートを決めて貢献した細澤。


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軽々とダンクを決める小酒部。シュート、リバウンド、3Pと八面六臂の活躍を見せた。


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白鴎大戦では大きく勝利に貢献した東野。泥臭く頑張る姿勢を持ち、この先が楽しみな選手。

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2018.11.11 (Sun)

【2018リーグ1部】10位・明治大

後半にかけて調子を上げ
順位決定戦を2連勝で終了し1部残留


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 7勝15敗、順位決定戦で駒澤大に2連勝して1部残留を決めた。リーグ序盤に筑波大に1勝あげたが、連敗も続いて苦しい前半戦だった。1巡目終了時点では3勝。終盤は順位の似ていたチームと順位決定戦内の戦いを強いられた。良い兆しが見られたのは第15、16戦の2試合。中央大と青山学院大に連勝すると少し上向いた。特に青山学院大戦は1Qを10点ビハインドで入るが、2Qに巻き返すと最後は逆転から逃げ切った。上位チーム相手に勝利を収めたのがいい流れになり、その後もホームゲームだった第18戦を1点差で白鴎大に勝利すると、後半戦で中央大、拓殖大といった順位争いをしていたチームに勝利し、自動降格を回避。順位決定戦には進んだが駒澤大に2勝して1部残留。リーグ戦を締めくくった。

 今年は4年生が多く、#4小林、#28今川、#3綱井、#24森山らの主力に加え、スポットでシュートを決めた#33山口も良さが光った。サイズの差が点差に出てしまった試合はあるが、そうでない相手には粘り強く戦った。ほとんど出ずっぱりだったインサイドの#28今川が屋台骨を支え、#3綱井もアシスト3位を記録。こうした上級生の頑張りの中、このリーグ戦で頭角を現したのが2年生の#15渡辺。攻撃的なガードとしてチームをリードし、アグレッシブなスタイルは件の青山学院大の勝利など、チームに勢いをもたらした。また、3年生の#10須藤も次世代を担う選手として十分な活躍を見せ、#21野口は高確率3Pシュートでチームを救った。

 個々人が出番を得たときは役割を果たして粘り強さを見せた2か月。順位決定戦ではやや疲れが見えたが、インカレまでに一息入れ、ここで得たものを次につなげたい。


【個人ランキング】
#10須藤昂矢 得点ランキング6位(358点/平均16.2点)
#28今川友哲 得点ランキング7位(354点/平均16.0点)
#28今川友哲 リバウンドランキング6位(182本)
#3綱井勇介 アシストランキング3位(69本)


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※今川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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チームを引っ張りアシストを量産した綱井。


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主将の小林は渡辺と出番をわけあいながらチームをリード。


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山口はベンチスタートでアウトサイドを決めていった。


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チームの勝利には須藤の活躍が欠かせなかった。

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2018.11.11 (Sun)

【2018リーグ1部】12位・拓殖大学

2009年以来の2部降格
3P王#99多田ら得点源の活躍は光る

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 昨年、31年ぶりの1部リーグ優勝を遂げた拓殖大は、1年でまったく逆の結末を迎えることになった。原因はチームとして形になりきれないままの2か月を過ごしてしまったことだ。下級生エース2人が相次いでチームを離れ、また#24荒川や#34宮越が3☓3代表として今季は長くチームを離れ、リーグ直前までアジア大会もあったため、まとまって練習をする時間は短かった。開幕から連敗が続いたチームは、戦いながら立て直しをはかり、この2か月で成長した面も見えたことは確かだが、結果としては3勝19敗で2部自動降格となった。

 厳しい結果だが、悪いことばかりではなかった。勝利した3試合は昨年も見せていたゾーンを中心にしたディフェンスの良さが光り、そこに得点力の高い選手たちの攻撃力が加わって相手を翻弄した。3P王を獲得した#99多田が22試合で決めた3Pは驚異の89本。2位を26本も引き離す堂々の1位だ。これまでより4試合が増えたとはいえ、2017年の3P王ドゥドゥが18試合で56本、その前年、2016年は同じく多田が3P王だが、こちらは52本だ。1試合のアベレージは2016年が2.8本に対し、今季は4.0本と高い数字を記録した。また、#24荒川もその得点力を発揮し、得点ランキングは12位に食い込み、この2人がチームを牽引した。また、インサイド陣は出番が増えたことによって成長が見えた。#8須崎が存在感を増し、泥臭く頑張れる#41杉野、#34宮越は得点でも活躍。高さの課題やファウルが増えがちなところは改善の必要があるが、ここからまだまだ成長できるチームでもある。

 負けはしたが白鴎大との激戦や大東文化大との1点を争うゲームなどもあり、ここぞという瞬間の爆発力はある。あとは安定してそれを出し続けられるチームになれば、再びの1部は遠くない。


【個人ランキング】
#99多田武史 3Pランキング1位(89本)


【関連記事】
【2018リーグ1部】10/6レポート(日本体育大会場)


※多田選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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劣勢の中、しっかりした口調でチームに語りかけていた山梨。


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3☓3代表でもある宮越は要所で確かな活躍を見せた。


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多田と両エースとして活躍した荒川。昨年よりも飛躍的に成長が見えた。


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出番を出ることで次第に試合慣れするのが見えた須崎。あとはファウルを我慢したい。

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2018.11.11 (Sun)

【2018リーグ1部】大会結果

優勝  東海大学(3年ぶり5回目)
準優勝 大東文化大学
3位  専修大学
4位  筑波大学
5位  青山学院大学
6位  白鴎大学
7位  日本大学
8位  早稲田大学
9位  神奈川大学(1部残留)
10位  明治大学(1部残留)
11位  中央大学(2部自動降格)
12位  拓殖大学(2部自動降格)

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優勝 東海大学


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準優勝 大東文化大学


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3位 専修大学


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4位 筑波大学



【個人賞】
■最優秀選手賞 平岩 玄(東海大学)
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■敢闘賞 熊谷 航(大東文化大学)
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■優秀選手賞
八村阿蓮(東海大学)
モッチ ラミン(大東文化大学)
大倉颯太(東海大学)
盛實海翔(専修大学)
増田啓介(筑波大学)
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※写真左から


■得点王 増田啓介(筑波大学)434点
■リバウンド王 シェイク ケイタ(日本大学)OF112/DF237/TO349
■3ポイント王 多田武史(拓殖大学)89本
■アシスト王 長谷川 暢(早稲田大学)85本
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※写真左から


■MIP賞 内田旦人(東海大学)
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2018.11.10 (Sat)

【2018リーグ1部】11/10レポート

東海大は痛い敗戦で優勝が決まらず
神奈川大はこの勝利で自動降格を回避


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 勝てば自力優勝が決まる東海大は2部降格を回避するためにもあと1勝が欲しい神奈川大と対戦。1Qはロースコア。互いにディフェンスよく簡単には攻めさせない。東海大は#86八村(1年・C・明成)が2ファウルとなるが、これを#28津屋(2年・F)がカバー。神奈川大は#75小酒部(2年・SF)、#11細澤(4年・SG)の3P、#34工藤(4年・PF)のバスケットカウントで譲らず東海大リードの17―16。2Qは取られたら取り返すシーソーゲーム。東海大はミスが続き主力を戻すと#11大倉颯太(1年・G・北陸学院)が3P、リバウンドで流れを持ってくる。東海大はリードを広げかかるが、神奈川大もディフェンスから返していき大きな差はつかず。神奈川大は残り2分を切ってタイムアウトのあと、#30松岡(4年・PG)のパスから#34工藤の3Pがきれいに決まり逆転。ディフェンスでもターンオーバーを奪うと、さらに#30松岡の3Pで30―34とリードして前半終了。

181110osakabe.jpg 3Q、神奈川大が#75小酒部、#34工藤の連続3Pで逃げる。#6尾形(3年・SG)、#5緒方(3年・PF)の連続ゴール、#75小酒部の再びの3Pで開始3分半に15点のリードに成功。東海大はゾーンで対応。#86八村が3つ目のファウルを吹かれてしまうが、その#86八村が#11大倉颯太からのアシスト、中に攻め込んでの連続ゴールで差を一桁に戻す。しかし神奈川大も#75小酒部の3P、さらにスティールからランニングダンクを見せてチームを盛り上げる活躍。東海大は#11大倉颯太が攻守で奮闘するが、神奈川大は皆が満遍なくゴールに絡み、最後は#75小酒部のアリウープで49―63。

181110ookura.jpg 4Q、東海大は#22笹倉(3年・G)の連続ゴールで追うとスタメンに戻し、差を一桁に。神奈川大は残り5分、#86八村のファウルが4つになり苦しいが、#11大倉颯太の3P、#19西田(2年・SG)のバスケットカウントで69―70と1点差に迫った。しかしここから東海大はチームファウルが5つを越えてしまったのに対し、神奈川大は#5緒方の3Pも決まった。僅差の勝負が続く中、残り34.7秒、神奈川大は#6尾形が切れ込み駄目押しの得点を決め、東海大も粘ってゴールするが最後は75―78。神奈川大が終盤にも集中して勝ちきり、これで7勝目。順位決定戦こそあるものの、自動降格を回避することに成功した。そして勝てば優勝が決まるはずだった東海大はその機会を逃し、最終戦で全てが決まる。

写真上:スティールからのダンクを決めた神奈川大・小酒部。
写真下:東海大は大倉颯太がチームハイの23点。


 日本大早稲田大を立ち上がりから圧倒。この日は杉本が欠場したものの、シェイクのゴール下、本村のシュートも当たって前半から大量リードを得ると後半は余裕の展開となり100点ゲームで勝利した。

 2位の大東文化大も1Qで明治大相手に28―3と突き放してスタートすると、後半は控え主体の構成でゲームを進め、85―52で快勝。

 拓殖大白鴎大は立ち上がりからシュートが好調だった拓殖大に対し、白鴎大はゴール下の強さを生かしてリードを奪ったが、後半3Qに再び拓殖大の外の当たりが来ると接戦に。しかし4Qには再び白鴎大が盛り返し、最後は点の取り合いになるが99―84で白鴎大が勝利した。

 4位青山学院大は自動降格圏内の中央大に対して終始リードを守った。青山学院大は#52赤穂(2年・G)、#21納見(3年・PG)、#7ナナー(3年・CF)らが得点を牽引。最後は全員出場でホームの勝利を飾った。この日は明治大も敗戦したため、もう一つ残る降格枠は中央大、明治大の最終結果で決まる。

181110masuda.jpg じわじわと白星を増やしてきた筑波大は3位の専修大と対戦。立ち上がりはリードしたが、2Q頭に#16野本(2年・SG)が負傷で退場し、試合が中断する状況のあと、ここから専修大も追い上げた。専修大は#34盛實(3年・G)を筆頭に4人が2桁得点を記録するが、筑波大は#11増田(3年・PF)が26点8リバウンドアシスト4と奮闘を見せ、79-72と逃げ切り勝利。筑波大はこの勝利で最終戦の結果如何で4位以内も視野に入った。

写真:筑波大・増田は今リーグ長い出場時間の中でもパフォーマンスを落とさず、エースとして活躍している。得点王もほぼ手中に収めた。

※インタビューは最終戦のあとにまとめて掲載します。


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