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関東大学バスケットリーグ戦 9/25〜11/11
関西大学バスケットボールリーグ戦 9/1〜10/28

2018.09.13 (Thu)

【2018リーグ1部】9/12,13レポート

日本大に2敗目がつき、3位へ後退
1敗の白鴎大と大東文化大が首位を争う


180912 hakuou11

 13日間で7試合、単純に割れば約2日に1回はゲームという過酷な9月前半も、12日、13日の第6戦、第7戦で日程的には一旦小休止となる。その2試合で首位に動きがあった。トップを走り続けていた日本大が第7戦の中央大相手に黒星がつき、2敗目を記録して3位へと後退。白鴎大は第6戦の拓殖大との激闘を1点差で制するなど連勝して1敗を守って首位に立ち、大東文化大も危なげない試合運びで連勝。こちらも1敗を守って同率で2位に位置する。上位争いはこの次に東海大、青山学院大と続きまだまだ予断を許さない状況だ。

 1部リーグはここから19日(水)の試合までようやく6日の中日ができて少し身体を休めることができる。ただ、白鴎大と東海大は仙台で行われる天皇杯の一次ラウンドに参加するため、この2チームだけは一息つく間もなくもうひと踏ん張りが必要だ。

写真:第6戦の白鴎大と拓殖大の戦いはまさに死闘の様相を呈したが、わずか1点差で白鴎大が競り勝った。


【9月12日(水)】

神奈川大は東海大を追い詰めるも3勝目ならず
筑波大は専修大を倒しようやく2勝目


 第5戦で日本大を倒した神奈川大は第6戦で東海大に挑んだ。ともにディフェンス巧者の両チームだけにゲームはロースコア。40分を通して大きな差はつかず一時は神奈川大が逆転する展開だったが、#75小酒部(2年・SF)のファウルが混むと思い切りの良さが出せず、65-60で東海大に軍配。東海大は#86八村(1年・C・明成)が19得点12リバウンドのダブル・ダブルで活躍を見せた。

180912sieiku.jpg 前節で神奈川大に敗れて1敗のついた日本大は、この日は早稲田大に対して#0シェイク(2年・C)がゴール下の強さを見せてリードするゲーム展開となった。早稲田大は#26富田(4年・C)が得点を引っ張り、#41小室(2年・C)も2本の3Pを含む内外の得点で貢献するが、日本大のサイズ、また攻撃力のあるメンバーたちを止めきれず72-61で日本大が勝利。首位を守った。

 1勝にとどまり苦しい筑波大専修大と対戦。立ち上がりは専修大が#12西野(2年・F)、#30アブ(3年・C)でシュートを決めて波に乗る。筑波大は#11増田(3年・PF)が早々に2ファウルになるなどしてベンチへ下がるが、専修大も#30アブが2ファウルとなるとベンチメンバー主体となり、接戦に。3Q、専修大はアウトサイドシュートの確率が悪く、ターンオーバーから筑波大に走られてしまう。筑波大は#11増田を起点に3Qで31点の猛攻。専修大はターンオーバーが続きシュートも入らない。このQでリードを得た筑波大は最後はベンチ全員を出場させ、ホームで2勝目をもぎ取った。

写真:日本大・シェイクは22得点。208cmという1部リーグ2番目の高さを活かした彼のプレーがまずチームの土台になっている。

※日本大・比嘉選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【PICK UP】
拓殖大#1岡田が猛攻で58得点の個人記録をマーク
白鴎大は一歩も引かず119-118の1点差で激闘に勝利


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写真:両チームの激しいルーズボール争いも何度となく見られた。

 1敗で首位と同率の白鴎大は1勝からさらに浮上を目指す拓殖大に対し、前半は追いかける形になった。ゾーンから白鴎大のターンオーバーを奪う拓殖大は、アウトサイドも好調。前半から#99多田(3年・SG)、#1岡田(2年・GF)の3Pが面白いように決まり、ハイスコアの展開に。白鴎大は一時留学生を下げて機動力ある早い展開にし、#14髙間(4年・SF)が前半2本の3Pを含む12点、#23荒谷(2年・PF)も11得点をあげて点の取り合いについていく。それでも拓殖大は#1岡田が前半だけで3P5本を含む27得点、#99多田も3本の3Pを沈めて52-59と拓殖大が7点のリード。

180912maeda.jpg 後半の立ち上がり、拓殖大はターンオーバーが続き、白鴎大が次々に得点。開始4分に#58前田怜緒(3年・SF)の3Pで逆転した白鴎大は#75シェッハ(3年・C)のダンクやリバウンド、拓殖大のターンオーバーからの速攻などで勢いづく。拓殖大も再びゾーンで粘って#1岡田や#99多田の3Pにつなげ、これが次々に決まると3Qは82-85の3点リード。

 4Q開始1分、拓殖大はインサイドの要#8須崎(2年・C)らをはじめファウルトラブルが厳しくなる。白鴎大は#58前田が#1岡田をぴったりマークし、#23荒谷がゴールに切れ込み得点すると白鴎大が8点のリードに。拓殖大は残り4分にこちらもファウルトラブルで苦しむ#99多田を投入すると勝負をかけた。その#99多田の3Pや#1岡田のレイアップもあって1点差にした拓殖大だが、ここからの攻撃が続かず。白鴎大が足が動かなくなってきた拓殖大ディフェンスの穴に切れ込み、#75シェッハのゴール下等の攻撃で5点リードになるが、引き離されても追い上げるのがこの日の拓殖大。白鴎大が逃げては拓殖大が追うという展開が続いた試合の最終盤、残り35.8秒で拓殖大#99多田の3Pがバンクで沈み106-108と逆転。しかし白鴎大もオフェンスの残り2秒で#58前田が返し108-108とすると、残り9.9秒、タイムアウトを挟んだ最後の拓殖大のプレーは決まらず、延長戦へ。

180912tada.jpg 残り5分の延長戦、拓殖大は白鴎大の激しいディフェンスに、アウトサイドの確率も悪くなる。一方の白鴎大は#23荒谷が止まらない。しかし離されてもあきらめずに攻撃し続ける拓殖大は残り1分台に突入しても粘る。#1岡田がファウルをもらっての同点のフリースローを狙っていくが、1本を落とし同点にはならず。そして残り4.4秒からも最後の攻撃のチャンスを得た拓殖大だが、#1岡田のシュートはファウルをもらえず。岡田は44分の出場で58得点を記録するも、119-118で白鴎大が激戦を制した。

 残り3分半で100点を超えるハイスコアリングゲーム。展開としては拓殖大のペースだが、白鴎大もこれに遅れを取ることなく得点を重ねていった。岡田をマークした前田怜緒、アグレッシブにプレーした髙間、荒谷らのプレーぶりが光ったが、チーム全体が店の取り合いと我慢比べに負けなかった。一方、驚くべきシュート力を見せた拓殖大は終盤に疲れが見え、次第に確率が下がっていった。それでもインサイド陣が懸命にボールに絡み、ディフェンスで粘って攻撃につなげてスコアラーを助けるなど、チーム一丸の様子が感じられる。惜しすぎる敗戦だったが、ベンチを含めてチーム全体が盛り上がってプレーしている。こうした雰囲気が次の勝利につながるよう期待したい。

180912okada.jpg 過去93回の大会を通じての得点記録は調べる必要があるが、この10年ほどを遡ってみたところでの1部、ないしは2部の個人得点記録では、2008年に明治大の当時2年だった金丸晃輔(現Bリーグ渋谷)が2部リーグで54得点、2010年には法政大の当時3年だった長谷川 智也(現Bリーグ三河)が1部リーグで53得点という数字を残している。岡田の58点はそれを越える大記録だ。おおむね40分出場がチームの基本方針であり、攻撃のファーストオプションである岡田だからこそ打ち立てられたこの点数は、今後そう簡単に越える者は現れないだろう。

写真上:白鴎大は前田が岡田をマークしてディフェンスでしぶとさを見せながら、オフェンスでも勝負強いシュートを決め、流れを切らさず。
写真下:拓殖大は多田も高確率で3Pを沈め、8/12という驚異の確率で28得点。何度も白鴎大に食い下がるシュートを決めた。

※白鴎大・荒谷選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2018.09.09 (Sun)

【2018リーグ1部】9/8,9レポート(第4戦・第5戦)

拓殖大が大逆転でリーグ初勝利をあげ
神奈川大が首位日本大を下した第4戦・5戦


 9月5日から中2日で再び1部は試合を迎えた。1日の開幕戦から13日までに7戦をこなす、リーグ戦の中でも一番厳しい日程の真ん中にあたる。8日の第4戦では拓殖大にようやく白星がつき、9日の第5戦では無敗で首位だった日本大が初黒星となって、各チームの勝敗差が縮んだ2日間でもあった。



■9月8日(土)
大東文化大は同率の東海大に勝ち上位キープ
拓殖大は劣勢から巻き返し1勝目


180908takushoku.jpg

写真:拓殖大は出場した全員が好プレーを連発し、今後にもつながる大きな1勝。


180908ookura.jpg この日の注目は2試合。5日の第3戦でともに1敗のついた大東文化大東海大の試合は上位を争う見逃せない一戦だった。大東大は移動中の渋滞により開始時間が遅延となり、アップ時間がないままの試合開始となった。立ち上がりはほぼ差のない展開で両者3P、インサイドで得点していく。2Qになると大東大のディフェンスが締まって東海大を9点に抑え込んで迫ると、前半は31-33と東海大リードの僅差の勝負。しかし後半にじわじわと差がつきはじめる。序盤こそ点を取りあう展開だったが、#23奥住(4年・SG)、#12熊谷(4年・PG)、#34中村(3年・PG)の3Pに#15モッチ(3年・C)のフックなどが気持ちよく決まって大東大が抜け出すと3Qは55-48と7点のリードに。4Qに入り東海大は#11大倉(1年・G・北陸学院)のリバウンドやフリースローなどで追い上げのきっかけを得るが、再び大東大の3Pが3本続けて沈むと10点差。東海大は#0寺嶋(3年・PG)の攻撃もあって追い上げも見せるが大東大の優位は崩れず72-62。大東大は奥住の5/6の3Pをはじめ、11本の3Pとリバウンドでの11本差がものを言った。


180908tada.jpg また、ここまで3連敗で苦しいスタートとなっていた拓殖大は、筑波大相手にアグレッシブに挑み、逆転で初勝利をあげた。立ち上がりからペースは筑波大。1Qで29-12と20点近い差をつける展開に。2Qは拓殖大も27得点で迫るが、58-39で前半終了。しかしこの大差のゲームが後半に様相を一変。拓殖大のゾーンが徐々に奏功し、筑波大がターンオーバーを重ねる。拓殖大は攻撃では#1岡田(2年・GF)が1対1を仕掛け、内外から得点して追い上げていくと、ディフェンスで踏ん張り、#51前田(3年・PF)のバスケットカウントで3Q終了時には70-69の1点差。4Qに入ると#99多田(3年・SG)の3Pが続けて沈み、チームを盛り上げる。最後は#1岡田がスティールで筑波大のボールにサイドを割らせるなど際どいプレーが冴え、91-87と大逆転で1勝をあげた。#1岡田は38点、#99多田が3P6本を含む20点で勝利の立役者となり、遂に1勝。これで全敗のチームが消えた。

写真上:東海大・大倉はセカンドユニットのガードとしてプレーをリードしつつ、この日はチームハイの12点を記録し、得点面での貢献も大きい。
写真下:岡田が圧巻の得点力を見せたほか、拓殖大は多田の3Pの破壊力も大きかった。

※大東文化大・奥住選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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■9月9日(日)

日本大に初の1敗がつくも首位は変わらず
青山学院大は接戦を勝ちきり3連勝


180908maeta.jpg 第5戦は首位チームに動きがあった。無傷の連勝街道を走っていた日本大が神奈川大にペースを握られ、敗北。1敗がついた。また、大接戦となったのは連勝を伸ばしたい青山学院大と、1勝にとどまる筑波大の一戦。立ち上がりから点差のつかない勝負となり、1Qは17-16の1点差。2Qに入りエースの#11増田(3年・PF)を中心に得点し、守りでも手堅さを見せる筑波大が一時リードを広げるが、青学大は#15石井(4年・PG)の3Pが苦しい状況を救い37-33と筑波大4点リードで前半終了。3Qも差のない展開で推移し、勝負は4Qへ。筑波大は#11村岸(3年・SF)が連続で中距離を決めれば青学大は#10高橋(4年・CF)がインサイド、#15石井のレイアップなど奮闘が見える。青学大はフリースローの確率が悪く、最後の攻防で得たアンスポーツマンライクファウルのフリースローも落としてしまうが、筑波大も最後の攻撃がうまくいかず66-65。青学大が激しい勝負を制して3連勝。筑波大は3連敗となった。

写真:青学大は終盤に前田のシュートが苦しいところでものを言った。

※青山学院大・石井選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【PICK UP】
神奈川大が首位の日本大を終始リードで下す

180908matuwaki.jpg 4戦消化時点で4勝0敗の単独首位に立った日本大は、ディフェンスを武器に粘りのバスケットを展開する神奈川大に前半からビハインドを負った。1Q、#0シェイク(2年・C)が早めに2ファウル。これを下げるも持ち味の攻撃力を武器に得点を重ねるが、神奈川大もシュート確率は良く、ついていく。残り約1分で#14松脇(2年・SG)と#33比嘉(4年・SG)を投入した日本大は19-20で2Qに入るとディフェンスも激しくなる。この中で神奈川大はボールを回し、#75小酒部や#34工藤(4年・PF)までボールが渡って得点。日本大は#14松脇が連続の3P、#33比嘉もゴール下で粘ってボール押し込むなどするが、神奈川大は#75小酒部が立て続けに3本の3Pを沈めて開始4分で26-33とリード。日本大がタイムアウトで流れを切ろうと試みるも、神奈川大は中距離のタフショットもよく沈み、前半は31-44と13点リードで終了。

 3Q、開始2分で神奈川大は攻守でファウルが続き、あっという間にチームファウルが4と苦しい出だしに。コートに#0シェイクを戻した日本大はその高さを活かして次々にゴールし、追い上げる。やや得点に停滞が見られる神奈川大は#34工藤の3Pで持ちこたえるが、ファウル続きでディフェンスに粘りがなくなっていく。しかし日本大もこの日の笛に対応しきれず、開始4分半、#75小酒部をマークする#14松脇が3ファウル目をコールされると、動きが鈍りがちに。しかし攻撃では#14松脇が3Pで返し、#0シェイクのダンクも出ると4点差に。やはりファウルトラブルで得点の伸びない神奈川大は、ここで#3小針(1年・PG・桐光学園)のドライブが決まり流れが変わる。#11細澤(4年・SG)、#34工藤、#75小酒部のアウトサイドが決まり、#75小酒部がドライブからのバスケットカウントでリードを守りきり、61-70で4Qへ。

180908kobari.jpg 4Q、神奈川大は連続のオフェンスファウル。苦しい中で#34工藤、#75小酒部がゴールを射抜いて開始3分で63-75と持ち直すと、ディフェンスでターンオーバーを奪い、さらに得点を重ねる。日本大はディフェンスがゆるくなって次々に神奈川大にゴールを許すと最後は68-90。日本大が初黒星を喫し、神奈川大が2勝目をあげた。日本大の敗北により、これで4勝1敗が白鴎大、大東文化大を合わせて3チームとなった。

 1敗がついた日本大。杉本、ジャワラが怪我でリーグ戦は出場しておらず、戦力的にはダウン気味だ。しかし、その分「他の選手に自覚が生まれた」城間コーチが言うように松脇や青木といったこれまでの主力に加えて比嘉、島袋といった面々が良い働きをしている。最初の4連勝は「たまたま」と言うが、攻撃力は大きな武器だけに今後の戦いぶりも注目だ。

 神奈川大はここまでほとんどが接戦。5戦目にして初めて点差がつく快勝を収めたが、小酒部の37点(うち3P6/8)、工藤26点(うち3P4/5)の2本柱の得点に加え、リバウンドでは10本の差をつける会心のゲームだったといえよう。この勝利を弾みに白星を増やしていけるか。

写真上:厳しいマークを受けながらも松脇は攻撃で主軸となり、ディフェンス面でも小酒部とのマッチアップは見ものだった。
写真下:ルーキーの小針はアグレッシブにプレーして良いリズムを生んだ。

※神奈川大・小酒部選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【9/9・第5戦終了時点】
日本大学   4勝1敗
白鴎大学   4勝1敗
大東文化大学 4勝1敗
東海大学   3勝2敗
専修大学   3勝2敗
青山学院大学 3勝2敗
早稲田大学  2勝3敗
神奈川大学  2勝3敗
中央大学   2勝3敗
拓殖大学   1勝4敗
明治大学   1勝4敗
筑波大学   1勝4敗

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2018.09.05 (Wed)

【2018リーグ1部】9/1,2レポート

1部リーグが開幕し、初日から接戦が連続
22試合の長丁場で栄冠に輝くのはどのチームか


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 9月1日、2部以外の1部と3~5部リーグが開幕した。1部リーグは2部と同じく22試合を戦うハードなリーグ戦になる。また、天皇杯の一次ラウンドが9月16日(日)、17日(月・祝)に予定されており、県予選を勝ち抜いてこれに参加する東海大や白鴎大はさらに過酷なスケジュールだ。9月中は平日の試合も多い変則スケジュールだけに、コンディショニングも気にかかるところ。

 昨年は実力が拮抗したチームが多く混戦気味だったが、1週目の2試合を消化した時点で今年もやはりどこが勝つか単純にははかれない試合が多く見られた。さらに5日の3戦終了時点では全勝は白鴎大と日本大の2チームに。接戦の展開から勝負がつくという内容が多く、今年は昨年以上の混戦リーグとなる可能性もある。



白鴎大・日本大は好調な滑り出し
大東文化大・東海大は3戦目に初黒星


180901matuwaki.jpg 開幕連勝を飾っているのは白鴎大日本大。日本大はアジア大会の3×3代表として出場していた#10杉本(2年・SG)が負傷で欠場しているが、同じく代表の#14松脇(3年・SG)ほかポイントゲッターが好調。40分間飽かず攻め続けるオフェンスチームの強みが出て、#0シェイク(2年・C)の高さも生きている。開幕から明治大、拓殖大を下したが、3戦目も大東文化大に勝利したのは大きい。このあとディフェンスのより強いチームと当たったときも長所を出し続けられるかどうかが注目だ。

 白鴎大は#75シェッハ(3年・C)の高さと器用さは有効で、どの試合も出た選手が良さを出している。ディフェンスの良い青山学院大、東海大に勝利し、高さのある専修大も接戦から僅差で下し、白星を積み上げたのは自信にして良いところ。春からU22の活動でチームを離れることが多かった網野監督は、チームにすべての時間を注げていないという部分で「満足いく練習を積めてきている訳ではない」と言う。ただし「自分が不在にしていた分、選手に少しずつ自覚が芽生えてきている」と、個々の意識の変化や自主性の芽生えを好材料に挙げている。9月中の懸念といえば天皇杯の一次ラウンドか。昨年も出場しているが、勝ち上がれば2試合こなす必要があり、監督曰く「未知数」とするスケジュールをうまく乗り切りたい。

180901kumagai.jpg 大東文化大東海大は3戦目にともに破れた。夏は海外遠征を行い、ハードワークしてきた大東大の中で初戦、第2戦ともに存在感を見せたのは#12熊谷(4年・PG)だ。2戦目の青山学院大戦では得点が伸びずに苦しいところを、6本の3Pでチームを救った。西尾監督によれば「アジアパシフィックユニバーシティチャレンジに代表として選ばれ、これまで以上にリーダーとしての自覚が備わった」と言う。もともと落ち着いてリードする優れたPGだったが、精神的成長による変化がチームにもたらすものは少なくない。また、チームとしては春は見られなかった選手の出場も増えてきており、ここからの伸びしろに期待したい。同じく3戦目に敗戦を喫した東海大も豊富な選手層はやはり魅力的。このタレントたちが十二分に能力を発揮できるか否か、昨年9位となったときの轍を踏まないよう、上位をどのように維持していくのかを見ていきたい。ここに2戦目にワンゴール差で筑波大を下した早稲田大も2勝1敗で上位についている。

写真上:アジア大会終了後すぐだが、松脇は好調。
写真下:大東大は熊谷の勝負どころのプレーとリーダーシップが見どころ。



初の1部に挑む神奈川大は印象的なゲームを連発
拓殖大は苦しい黒星スタート

180901osakabe.jpg 1部昇格組で鮮烈な印象を与えたのは神奈川大。長く2部や3部に籍を置き活動してきたが、ディフェンスを主体に40分粘り続けるスタイルは変わらない。そこに得点力のある選手が少しずつ加入し、総合力も上がってきている。1戦目は筑波大相手に1点差の惜敗、2戦目では昨年ともに2部で切磋琢磨した中央大を1点差で下した。ここで2戦とも最後のシュートを放って観客をあっと言わせたのが、昨年から逸材との呼び声高かった#75小酒部(2年・SF)。180センチ台半ばの身長ながら高い跳躍力で2m級がそびえる筑波大相手にもリバウンドをもぎ取り、勝負どころのシュートを託されるほど信頼感もある。春のトーナメントでも活躍が光ったが、大学界に現れた新星のプレーは秋も必見だ。3戦目は専修大に破れたがこれも1点差。小さなようで大きな1点の壁を越えていくようなチームの成長を2か月で見たいところだ。

 苦しい船出となったのは拓殖大。#23ドゥドゥ(2年・C)の離脱により、これまでの必勝パターンが崩れ、3連敗。どう立て直しをはかるかが問われる。

 残りのチームも大きく実力差があるような試合展開は少なく、今のところどこが勝ってもおかしくない状況にある。中2日で次の4戦、5戦が迫る。焦る段階ではないが、序盤からコツコツ勝利を積み上げられるか否かが終盤戦にも響いてくるのは確か。すでに怪我人も出ているチームもあるだけに、過密日程の中でコンディションを維持できるかも注目だ。

写真:神奈川大・小酒部は第3戦終了時点で得点4位、リバウンド6位につける。


【9/5・第3戦終了時点の勝敗】
白鴎大学   3勝0敗
日本大学   3勝0敗
大東文化大学 2勝1敗
東海大学   2勝1敗
早稲田大学  2勝1敗
筑波大学   1勝2敗
中央大学   1勝2敗
専修大学   1勝2敗
青山学院大学 1勝2敗
明治大学   1勝2敗
神奈川大学  1勝2敗
拓殖大学   0勝3敗


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