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関東大学バスケットリーグ戦 9/25〜11/11
関西大学バスケットボールリーグ戦は近畿大学が優勝

2018.11.10 (Sat)

【2018リーグ1部】11/10レポート

東海大は痛い敗戦で優勝が決まらず
神奈川大はこの勝利で自動降格を回避


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 勝てば自力優勝が決まる東海大は2部降格を回避するためにもあと1勝が欲しい神奈川大と対戦。1Qはロースコア。互いにディフェンスよく簡単には攻めさせない。東海大は#86八村(1年・C・明成)が2ファウルとなるが、これを#28津屋(2年・F)がカバー。神奈川大は#75小酒部(2年・SF)、#11細澤(4年・SG)の3P、#34工藤(4年・PF)のバスケットカウントで譲らず東海大リードの17―16。2Qは取られたら取り返すシーソーゲーム。東海大はミスが続き主力を戻すと#11大倉颯太(1年・G・北陸学院)が3P、リバウンドで流れを持ってくる。東海大はリードを広げかかるが、神奈川大もディフェンスから返していき大きな差はつかず。神奈川大は残り2分を切ってタイムアウトのあと、#30松岡(4年・PG)のパスから#34工藤の3Pがきれいに決まり逆転。ディフェンスでもターンオーバーを奪うと、さらに#30松岡の3Pで30―34とリードして前半終了。

181110osakabe.jpg 3Q、神奈川大が#75小酒部、#34工藤の連続3Pで逃げる。#6尾形(3年・SG)、#5緒方(3年・PF)の連続ゴール、#75小酒部の再びの3Pで開始3分半に15点のリードに成功。東海大はゾーンで対応。#86八村が3つ目のファウルを吹かれてしまうが、その#86八村が#11大倉颯太からのアシスト、中に攻め込んでの連続ゴールで差を一桁に戻す。しかし神奈川大も#75小酒部の3P、さらにスティールからランニングダンクを見せてチームを盛り上げる活躍。東海大は#11大倉颯太が攻守で奮闘するが、神奈川大は皆が満遍なくゴールに絡み、最後は#75小酒部のアリウープで49―63。

181110ookura.jpg 4Q、東海大は#22笹倉(3年・G)の連続ゴールで追うとスタメンに戻し、差を一桁に。神奈川大は残り5分、#86八村のファウルが4つになり苦しいが、#11大倉颯太の3P、#19西田(2年・SG)のバスケットカウントで69―70と1点差に迫った。しかしここから東海大はチームファウルが5つを越えてしまったのに対し、神奈川大は#5緒方の3Pも決まった。僅差の勝負が続く中、残り34.7秒、神奈川大は#6尾形が切れ込み駄目押しの得点を決め、東海大も粘ってゴールするが最後は75―78。神奈川大が終盤にも集中して勝ちきり、これで7勝目。順位決定戦こそあるものの、自動降格を回避することに成功した。そして勝てば優勝が決まるはずだった東海大はその機会を逃し、最終戦で全てが決まる。

写真上:スティールからのダンクを決めた神奈川大・小酒部。
写真下:東海大は大倉颯太がチームハイの23点。


 日本大早稲田大を立ち上がりから圧倒。この日は杉本が欠場したものの、シェイクのゴール下、本村のシュートも当たって前半から大量リードを得ると後半は余裕の展開となり100点ゲームで勝利した。

 2位の大東文化大も1Qで明治大相手に28―3と突き放してスタートすると、後半は控え主体の構成でゲームを進め、85―52で快勝。

 拓殖大白鴎大は立ち上がりからシュートが好調だった拓殖大に対し、白鴎大はゴール下の強さを生かしてリードを奪ったが、後半3Qに再び拓殖大の外の当たりが来ると接戦に。しかし4Qには再び白鴎大が盛り返し、最後は点の取り合いになるが99―84で白鴎大が勝利した。

 4位青山学院大は自動降格圏内の中央大に対して終始リードを守った。青山学院大は#52赤穂(2年・G)、#21納見(3年・PG)、#7ナナー(3年・CF)らが得点を牽引。最後は全員出場でホームの勝利を飾った。この日は明治大も敗戦したため、もう一つ残る降格枠は中央大、明治大の最終結果で決まる。

181110masuda.jpg じわじわと白星を増やしてきた筑波大は3位の専修大と対戦。立ち上がりはリードしたが、2Q頭に#16野本(2年・SG)が負傷で退場し、試合が中断する状況のあと、ここから専修大も追い上げた。専修大は#34盛實(3年・G)を筆頭に4人が2桁得点を記録するが、筑波大は#11増田(3年・PF)が26点8リバウンドアシスト4と奮闘を見せ、79-72と逃げ切り勝利。筑波大はこの勝利で最終戦の結果如何で4位以内も視野に入った。

写真:筑波大・増田は今リーグ長い出場時間の中でもパフォーマンスを落とさず、エースとして活躍している。得点王もほぼ手中に収めた。

※インタビューは最終戦のあとにまとめて掲載します。


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2018.11.04 (Sun)

【2018リーグ1部】11/4レポート(筑波大会場)

大東文化大が5敗目を喫す
中央大も白鴎大に惜敗し厳しい状態に


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 筑波大の中央体育館で行われた延期試合2試合は、リーグ戦の最終順位を占う大事な試合となった。自動降格圏内の中央大は白鴎大に逆転負けし、残り2戦も上位相手とかなり厳しい状況に追い込まれた。また、大東文化大はホームの筑波大の前に流れを掴みきれず、5敗目。これにより東海大の優勝マジックが1となった。


中央大がリードして試合に入るも
後半に白鴎大が逆転勝利


181104bura.jpg 白鴎大中央大の一戦は立ち上がり、中央大が#28鶴巻を中心にペネトレイトで立て続けに得点し、流れを掴む。白鴎大はディフェンスに阻まれてなかなかゴールできずに一時21―7とあけられてしまう。しかし#23荒谷、#58前田をコートに入れると同時にゴール下のシェッハで立て直し、23―16で1Q終了。2Qの序盤、中央大の#28鶴巻と#13中村が下がっている間に白鴎大が逆転。リバウンドから早い展開でたたみかけた。そこからは一進一退になるが、中央大は#22足立、#2大﨑の3Pで勢いを増すとややリード。しかし白鴎大も最後は#75シェッハがダンクを決めて36-32、中央大4点リードで前半終了。

181104nakamura.jpg 後半、白鴎大は#14高間の3Pで同点にするが、中央大も切れずに得点を重ねる。一時白鴎大が引き離しにかかるが、中央大は#2大﨑と#33三上の3Pで再び流れを持ってくると57―55の中央大リードで4Qへ。中央大は#33三上の3連続3Pで一気にヒートアップ。白鴎大も内外から攻め譲らないが、中央大は#13中村の3Pも沈み残り5分で5点リード。残り1秒から#23荒谷のミドルが決まり、中央大のターンオーバーで1点差に迫ると、#52ブラのフリースローで残り2分半で逆転。しかし中央大も#13中村の3Pが決まる。残り2分を切って白鴎大は2点のリード。中央大は#28鶴巻のドライブが決まるが、#37長島が決め返し、残り40秒で白鴎大はやはり2点のリードを守る。中央大はタイムアウトのあと、再び#28鶴巻がゴール下へ仕掛けるが、これを#52ブラがブロック。その後中央大は白鴎大にフリースローを与える形になり、確率こそ悪いがリバウンドをことごとく#52ブラが押さえて75―78。際どい勝負を白鴎大が制した。

写真上:白鴎大はブラがインサイドで存在感を発揮した。
写真下:中央大は中村も好調だったが勝負どころで苦しんだ。

※白鴎大・松下選手のインタビューは「続きを読む」へ。


筑波大が大東文化大に
雪辱を果たしホームをわかせる


181104inoue.jpg 筑波大は延期となった大東文化大とのホームゲームをブラッシュアップして再構築。暗転からの選手紹介でホームの雰囲気を盛り上げ、試合に入った。1Q、ゴール下とリバウンドは大東大が優って12―15。大東大は2Q頭は#39アビブで、早めに交代して#15モッチがそれぞれ得点。しかし筑波大は#11増田がゴール下でフリースローを得ると#88牧の3P、#91ビリシベのアンスポーツマンライクファウルもあって迫ると逆転。ディフェンスの動きも良くなってくる。大東大は簡単にゴールできなくなり、ファウルからもフリースローを与えてしまう形も増えてくる。途中にはダブルファウルもあり、互いに停滞するが31―28の筑波大リードで前半終了。

 後半、大きな差はつかないが、大東大はオフェンスが重めでやや苦しい時間帯が続く。筑波大は#11増田が難しいシュートを沈めていくが、大東大は#15モッチのゴール下で持ちこたえ、残り3分半でようやく同点に追いついた。筑波大は#75井上の3P、フックシュートで再びリードを奪う。大東大はフリースローの確率が徐々に落ちてきてしまうが、大きく引き離されはせず46―42で3Qを終える。#2飴谷のミドルで幕を開けた4Q、大東大は#91ビリシベのファウルでフリースローを与えてしまい、振り出しに。筑波大は#75井上が気迫を見せ、ゴール下で躍動。ルーズボールで荒れ気味の展開になってくると、両者落ち着かなくなってくる。大東大は#2飴谷のアウトサイドは当たるが、他がなかなか来ない。筑波大は#88牧、#11増田が決めてきて残り3分でリードは8点。さらに残り2分、#8菅原、#27山口らのセカンドチャンスからの得点もあって10点のリードに成功すると最後は65―53で逃げ切り勝利を決めた。

写真上:筑波大は井上が内外好調だった。

※筑波大・牧選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2018.10.31 (Wed)

【2018リーグ1部・コラム】再び挑むホームでの戦い 〜筑波大ホームゲーム〜

台風接近による延期にも負けず
11月4日のホーム戦をもう一度盛り上げる


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9月29日(土)は筑波大学のホームゲームだった。つくばカピオでリーグの中日を迎えるのは恒例になっており、大学バスケファンにもお馴染みのイベントだ。運営は毎年筑波大がBチームを中心にホームゲーム委員会を結成し、彼らが中心になって運営している。手作りのアットホームな雰囲気が魅力だが、ポスターを始めビジュアルのクオリティは高く、グッズも豊富に用意され、チームをしっかりアピールしている。

このホームゲームを“声”で盛り上げたのは、普段は関東大学バスケットボール連盟で広報に従事する、筑波大の野島義史(3年)。ここ2年ほどマイクを握っていた仲澤翔大(筑波大・4年)が今年はAチームに昇格してプレイヤーとしてベンチに入るため、彼が抜擢された。張りのある声と、試合の盛り上がりに応じたMCは存在感があり、会場もヒートアップ。

「今年は仲澤さんがいないので、やって欲しいと頼まれました。自分で言うのもなんですが、普段から自分は盛り上げ役みたいな存在なんです。これまでやったことがないし、緊張をすると思ったんですが、自分の特徴を試合でも活かせればいいなと思ってやらせてもらいました」。

学連の仕事ではアナウンスは担当していないが、どんなことを言えばいいのか、基本的なことを事前に書き溜めた。また、会場の前日設営のあと、Bチームが紅白戦を行うのを利用してリハーサル的に練習できたという。

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「最初はとにかく緊張していましたが、試合が熱くなるにつれて、自然と声も出せたのかなと思います。いい試合になったし、自分の気分も盛り上がりました。それが実況に活かせましたね」。

29日の中央大戦は延長戦となり、最後は1点を争う展開。試合に呼応するようなアナウンスは熱さも全開で、チームを後押しした。試合後は声が掠れていたが、彼自身もチームの一人として頑張った証拠だ。

ホームゲーム初日のあと、「2戦目も頑張ります」という決意は、惜しくも台風の到来によって阻まれる。翌30日(日)の試合は筑波戦を含む3試合が延期という判断になってしまった。この日のためにとやってきただけに悔しさも募っただろうが、この延期試合が11月4日(日)の筑波中央体育館にて開催される。もちろん内容はホームゲーム仕様。照明設備の関係でつくばカピオよりもドラマチックな演出も可能という。今度は学内で開催される真のホームゲーム。熱い試合展開を期待するのはもちろんだが、これまで以上にチーム、またスタッフも含めてチーム全体での盛り上がりを期待したい。

また、29日同様、ホームゲームのグッズも販売予定だ。今年はTシャツ(1500円)やタオル(1000円)、ナップザック(500円)に加えて、チームの全選手・スタッフを紹介したオールカラー・全20ページのパンフレット(300円)、大人気で完売してしまった選手のトレーディングカード(3枚入り300円※)も再販される。なお、トレーディングカードについては18種類のコンプリートパックも限定数で発売予定だ。

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チケットに関しては、延期になった9月30日の当該チケットの半券を持っている人はそれで観戦することができる。また、11月4日は筑波大学の学祭の最終日でもあるため、キャンパス内は混雑が予想される。余裕を持って訪れたい。

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↑トレーディングカードの中身は開けてみてのお楽しみ。

※トレーディングカードの再販分は価格を改定。



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2018.10.28 (Sun)

【2018リーグ1部】10/28レポート(東海大学会場)

大東文化大が破れ、東海大が優勝に一歩前進
神奈川大は崖っぷちから2連勝で暫定10位浮上


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 1部リーグはいよいよ残り3戦。この日、2会場で試合が行われたが、東海大会場では10周年目を迎えた華やかなホームゲームの前に、下位、そして上位対戦で激しい火花が散った。上位では暫定2位をキープしている大東文化大が破れ、首位の東海大と2勝差がついた。また下位争いだが、この日別会場で拓殖大の2部降格が決まった。残りの1枠と順位決定戦の2枠は明治大・神奈川大・中央大の3チームになることも確定。そしてこの日の対戦で中央大が暫定11位に転落したが、まだその上の神奈川大、明治大とも1勝差でもあるため、自動降格の残り1枠をめぐる攻防に注目が集まる。

 1部リーグは11月4日(日)に台風の延期試合が3試合行われるが、それ以外のチームは11月10日(土)まで長いインターバルができる。残り2試合、全22戦を戦い抜いた末に待つのは歓喜か悲哀か、さまざまなドラマが展開されるだろう。



神奈川大が退場者を出しつつ6勝目
中央大は追い上げ叶わず11位へ


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 神奈川大中央大、5勝同士の一戦は、自動降格回避がかかる大一番。1Qから激しい主導権の握り合いになった。中央大は#14久岡(4年・SG)、#13中村(4年・PG)、#28鶴巻(4年・SF)らの得点源が攻め、ここに#86青木(2年・C)も加わる。一方の神奈川大は#75小酒部(2年・SF)、#11細澤(4年・SG)の3Pも決まり、#34工藤(4年・PF)のジャンパーもあってリードを奪う。1Qは22―25、神奈川大が3点リードで終了した。2Qも互いに譲らない。中央大は#13中村がフリースロー、レイアップと攻めるが、神奈川大も速攻を出し、チャージングを取っていく。しかしディフェンスで勝る神奈川大の前に中央大はペイント内で得点できない。さらに残り3分21秒で#34工藤の3Pが決まると、ここで神奈川大が10点のリードに成功。前半は34―43で神奈川大リードとなった。

181028kudou.jpg 3Qの立ち上がり、神奈川大はリバウンドが取れずセカンドチャンスが作れないが、中央大もなかなかゴールを割れず、点差が縮まらない。神奈川大は休ませていた主力を戻して対応し、#34工藤の3Pもあって点差を維持。中央大は#71沼倉(3年・C)のシュートが連続。苦しいところを持ちこたえると、リバウンドから#28鶴巻が速攻、ドライブで2連続のバスケットカウントを獲得。5点差まで追い上げるが、神奈川大も決め返し、53―60と7点リードで3Qを終了。

 勝負の4Q、神奈川大は#11細澤の3P、#30松岡(4年・PG)のペネトレイトで再び12点差に。中央大は#0肥後(4年・PF)の3P、#28鶴巻のバスケットカウントと攻め続け、すぐに点差を一桁にする。この日好調の#0肥後のシュートで残り4分半に4点差にするが、オフェンスファウルも犯し、ファウルが嵩んでいく。一方の神奈川大は#5緒方(4年PF)の5ファウルに続き、#75小酒部が足にきて退場し苦しい状況。中央大は#13中村の3Pが決まり、残り1分39秒で3点差。しかし神奈川大も#34工藤のポストアップからのシュートが決まり逃げる。中央大は残り38秒で#0肥後が退場し、これでチームファウルが5となったため、神奈川大はフリースローで逃げる展開に。中央大は残り10秒で3Pが決まるが、神奈川大はフリースローを着実に決めて73―79。6勝目を手にした。

181028higo.jpg 互いに総力戦という状況になったが、神奈川大がリードを守りきった。中央大は残り3試合。白鴎大、青山学院大、筑波大と上位戦になる。神奈川大は2試合で早稲田大、東海大戦だ。残り一つの自動降格枠回避を明治大も含めて3チームで争う状況になるが、目が離せない戦いになりそうだ。

写真上:主力がファウルトラブルになる中、最後まで安定して働き続けた工藤。16点7リバウンド。
写真下:中央大・肥後は攻守で健闘したがが惜しくも5ファウル退場に。



序盤かが主導権を握った青山学院大が
大東文化大を封じて完勝


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写真:大東大・熊谷には青学大・石井がつき、終始激しいディフェンスを展開。

 大東文化大青山学院大の戦いは、これも見逃せない一戦になった。立ち上がりから互いに好ディフェンスで簡単に得点が入らないが、大東大はリバウンドが取れず、ファウルも続いて青学大が開始4分半で0―10とリード。しかも大東大は#15モッチ(3年・C)がQの半ばに2ファウルとなりベンチへ。大東大はこの後もファウルが止められず、青学大にフリースローを与える機会が多くなってしまう。青学大は#7ナナー(3年・CF)のゴール下もよく決まり、10―20とリードに成功。

181028abib.jpg 2Qも大東大はファウルトラブルが続く。#12熊谷(4年・PG)も#15石井(4年・PG)に守られ、攻撃起点になれずに苦しい展開。ただ、青学大も控えの時間帯で簡単に点が伸びないところ、大東大は#13小谷(3年・PG)や#39アビブ(1年・C・北陸)のシュートで点差を詰めることに成功。一方の青学大は開始5分で2点とこちらも我慢の時間。大東大は4点差まで詰め寄るが、ここから青学大はフリースローで逃げ、#13前田の3Pで再び10点差。外のシュートが入ってこない大東大は12点差まで差を広げられてしまうが、残り1分から#12熊谷のフリースロー、#39アビブのバスケットカウントなどもあって28―34。青学大6点のリードで前半終了。

 3Q、青学大は#13前田の外が連続するが、開始2分半で#7ナナーが4ファウル。交代した#27ウィタカ(3年・C)がパワーと体格を生かして#15モッチを止め、流れを呼び込む。大東大はタフショットが続き、残り4分半で再び10点差にされるとさらに速攻などで引き離されてしまう。しかし青学大も早々に#27ウィタカのファウルが4つになり、フリースローで大東大が追い上げ45―53で4Qへ。

 4Q、大東大はモッチのゴール下が続き、開始1分半で2点差に迫った。しかしここから青学大もディフェンスが良く、オフェンスも#15石井、#52赤穂(2年・G)のシュートで逃げる。青学大は残り5分で#10高橋(4年・CF)がファウルアウト。しかし大東大は大事な場面でターンオーバーを出してしまい、流れが来ない。青学大は#7ナナーもファウルアウトするが持ちこたえ、60―74で大東文化大を下した。

181028akaho.jpg 1巡目の対戦は僅差だった両者。このときは熊谷の3Pが流れを持ってきたが、この日は「それが仕事なので」と言う石井がぴったりマークして簡単にボールを持たせず、熊谷らしいプレーを許さなかった。それに加えてセンター3人で計14ファウルを犯しつつも、モッチやアビブのゴール下でのプレーを最低限で阻止。さらにガードながら195cmもある赤穂のミスマッチが生きて、大東大のガード陣にシュートを打たせる隙を与えなかった。

 前日の東海大との対戦から1日でまったく異なるチームに変貌した青山学院大。「3年生たちが話し合い、チームとして4年生についていこうとまとまれたことが、結果につながった」と前田。4年生はリーグを通して気の引き締まったプレーを続けている。そこをチーム一丸となれたことが大きい。大東大は前半からファウルトラブルに悩まされ、リバウンドもなかなかいいところに落ちて来ずに巻き返しがきかなかった。これで首位の東海大にさらに引き離され、後ろには専修大が迫る。大東大は延期試合があるため、残りの3試合を勝って締めくくれるかに注目だ。

写真上:大東大・アビブはモッチがベンチにいる間、代わりをよく務めた。このリーグ戦の期間での成長が見えてきている。
写真下:青学大・赤穂のサイズと器用さは相手チームには驚異だ。高い位置でのディフェンス、ゴール下での競り合い、どちらもこなすことができる。

※青山学院大・前田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


前半は互角の戦いになるが
4Qで東海大が地力を発揮


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181028imagawa.jpg 満員の観客がホームに声援を送る東海大での試合はどのチームでもやりにくいものだ。しかしこの日の対戦相手、明治大は1Qからディフェンスも良く、好調な立ち上がり。#28今川(4年・SF)、#4小林(4年・SG)らの3Pも沈み、#28今川はゴール下でも得点していく。東海大は後手に回るが#86八村(1年・C・明成)のゴール下、#19西田(2年・SG)のスティールからの速攻で逆転。15―17の東海大がワンゴールリードして1Q終了。2Q立ち上がり、両者控えを入れつつスタート。互いに攻めあぐめるが、東海大は#37秋山(4年・F)のシュートが決まりやや抜け出す。明治大は#15渡辺(2年・PG)の3P、#52溝口(1年・C・東海大札幌)のゴール下で離されない。さらに#33山口(4年・PG)の3Pも決まりシーソーゲームで進むが、ファウルも続いてしまう。東海大は#23佐土原(1年・PF・東海大相模)の速攻が出るも明治大も#21野口(3年・SF)の3Pで食い下がり、30―30の同点で前半終了。

 後半の立ち上がり、明治大はゴールを決めきれず。東海大は#25平岩(3年・C)のダンク、#11大倉颯太(1年・G・北陸学院)のアウトサイドが沈み開始3分半で9点のリードに。明治大はタイムアウトで流れを切り、なかなか端緒が開けないながらも地道にディフェンスから粘り、#3綱井(4年・SG)の3Pで差を詰め、#10須藤(3年・SF)の速攻、#7植松(2年・PF)のフリースローも獲得。しかし東海大も#0寺嶋(3年・PG)、#10鶴田(4年・C)など控えが仕事を果たして42―50の8点リードで3Q終了。

181028hiraiwa.jpg 4Q、明治大は#7植松、#10須藤の2連続速攻で4点差に迫ると続けて#10須藤の3Pで1点差に。東海大は開始3分でスタメンを戻す流れになるが、#25平岩の3P、#22笹倉(3年・G)のレイアップ#11大倉颯太のシュートで再び10点差と隙のなさを見せる。明治大は#3綱井の3P、#10須藤のスローインを狙ってのボールカットなどで粘るが、東海大が64―56で明治大を下し、ホーム2連勝。10回目のホームゲームを見事な勝利で飾った。

写真上:前日、東海大の陸川監督が「サイズもあるのにドリブルもできて要注意」と話した今川は、15点10リバウンドと奮闘を見せた。
写真下:東海大・平岩はダンクも見せて会場をわかせた。13点6リバウンド。


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2018.10.28 (Sun)

【2018リーグ1部】10/28レポート(専修大学会場)

専修大と早稲田大が勝利し順位変動なし
拓殖大は2部自動降格が決定


 専修大学生田キャンパスで行われた3試合では、中位の順位変動はなかった。だが拓殖大が日本大に敗れ、3勝止まり。暫定10位の神奈川大とは星の差は3つのため、残り2試合を残すが2部自動降格が決まった。リーグ戦も終盤になり、選手たちの体力、精神共に疲れが見え始める。インカレのシードもかかってくるため、最後まで気を引き締めていきたいところだ。



日本大はシューター陣の活躍で点差をつけての勝利
拓殖大は一時追い上げるも及ばず


181028 higa 第1試合、拓植大日本大の対戦は、日本大が前半のリードを守りつつ最後に再びギアをあげ、最後は控えのメンバーも出しつつ70-98で拓殖大に勝利し9勝目をあげた。1Qから#14松脇(3年・SG)のシュートが好調。この試合で3Pが6/12と高確率で、25点でチームハイの活躍を見せる。拓殖大は#99多田(3年・SG)の3Pが当たるが、日本大#14松脇が守りシューター同士のマッチアップが繰り広げられた。2Qで拓殖大は反撃を開始。#24荒川(3年・G)と#0山梨(4年・PG)が果敢に攻め込み、開始3分で同点とするが、日本大はタイムアウト後に立て直し、#23本村(4年・SG)や#10杉本(2年・SG)の活躍で点差を再びつけると36-47とリードし折り返す。

 3Qは両チーム譲らない展開となるが点差はそのまま。日本大は#0ケイタ(2年・C)の高さを活かしつつ、得意の外角でも点を伸ばす。拓殖大も粘るが54-66と点差は縮まらない。4Qに日本大が一気に点差をつけ、70-98でタイムアップとなった。

181028 takushoku 拓殖大はこの試合を終了し2部自動降格が決まった。だがリーグ戦を通し、チームの雰囲気は良く、苦しい状況ながらベンチもコートも明るかった。特に多田の3Pは凄まじく、現在84本と2位との差は25本。ランキング1位はほとんど確定だろう。残りの試合で意地を見せてほしいところ。

 日本大はシューター陣の活躍が光った。特に松脇はシュートのみならず、ディフェンスでの働きも見事。この試合は島尻や青木のディフェンスも良く、1対1で守る力を証明した。現在暫定順位は7位とインカレのシード圏内ではあるが、8位白鴎大との星の差はない。残り3戦は上位チームとの戦いも控えるが、しっかり勝ちを積みたい。

写真上:フル出場に近かった日本大・比嘉は13得点。
写真下:拓殖大は苦しいリーグ戦だったが、それでもチーム全体の成長が見えたのは確か。残り2戦をしっかり戦いたい。


専修大が走り勝ち3位をキープ
各ポジションで激しい1対1に燃える


181029 senshu 機動力の白鴎大と高さの専修大の一戦。1Qは白鷗大の持ち味の速攻が多く、PGの#37長島(4年・PG)がアップテンポなゲームを作る。専修大は序盤からタイムシェア。#10大澤(4年・F)の3Pが当たるが、#12西野(2年・F)が2ファウルとなり早々とベンチへ。20-16と白鷗大がリードし1Qを終える。2Qは両者点の取り合いとなった。白鴎大が序盤の流れを掴むが、終盤にミスが続き、ディフェンスのピックアップが遅れた隙を突き、専修大が連続で速攻を決める。37-35とわずかに白鴎大がリードで後半へ。

 後半からゴール下では、専修大の#30アブ(3年・C)と白鴎大の#75シェッハ(3年・C)が白熱した攻防を見せた。流れを掴んだのは専修大。#9重富友希(2年・G)の3Pが決まり、開始3分で同点に追いつくと#30アブのオフェンスリバウンド、#46寺澤(1年・F・東海大諏訪)がレイアップをねじ込み、ブザーと共に#12西野がレイアップを決め48-52とリードし最終ピリオドへ。

181029 nagashima 4Qも専修大が主導権を握る。#46寺澤の3Pから始まり、着々と点を取っていく。白鴎大はこの日#37長島の調子が良く果敢に攻め込んでいくが、専修大がディフェンスリバウンドからの速攻が光り、開始6分で10点差をつける。白鴎大は前からディフェンスを仕掛け、#14髙間(4年・SF)の3Pとスティールで反撃に出るが、専修大のタイムアウト後は言い流れを作れず。77-65で専修大に軍配が上がった。

 専修大は序盤から西野のファウルトラブルがあったが、寺澤やキングいった1年生が元気を持ってきた。ここまで5連勝でいい流れを作っている。インカレに向けてあと2戦は筑波大と青学大だ。春のトーナメント上位チームに勝って終わりたい。

 白鴎大は長島が終始良かったが、専修大の幸崎も負けていなかった。アブとシェッハの熱い戦いもあった。走ると一気に強さを見せるが、その時間が短かった。だが荒谷の復活はチームにいい影響を与えるだろう。延期試合もあって休めないが、タイムシェアで体力を分散させたいところだ。

写真上:専修大はキング、寺澤といった1年生たちの活躍もチームを盛り上げている。
写真下:スピードある攻撃をリードする白鴎大・長島。持ち味を出し続けることが重要だ。

※専修大・幸崎選手のインタビューは「続きを読む」へ。



早稲田大が勝負所で3Pを決め10勝目
インカレシード圏内に食い込む


181028 morisada 1Qは筑波大が18-20と一歩リードするが、2Qに早稲田大がギアをあげた。前からの厳しいディフェンスでミスを誘うと、#14柳川(2年・G)が3Pを決める。筑波大は#23半澤(1年・SG・福島南)がタップシュートでベンチを沸かせ、#65玉木(4年・CF)のジャンパー、#11増田(3年・PF)が速攻と続く。ディフェンスはゾーンを組むが、早稲田大がローポストを突いて攻め込み得点を伸ばす。高さで劣る中、オフェンスリバウンドにも果敢に絡み、ディフェンスではローポストのオフェンスにダブルチームを仕掛けた。流れは早稲田大で、37-30と逆転し後半へ。

 3Qに筑波大が反撃に出る。#11増田の個人技が光り、#88牧(3年・G)も攻める。この日#65玉木がリバウンドで意地を見せ何度もセカンドチャンスを作った。開始7分で6点差に迫ると早稲田大はタイムアウトを要求。ここから#41小室(2年・C)が2本連続で3Pを沈め54-44と点差を2桁に保つ。4Qは筑波大の#27山口(2年・SF)がレイアップをねじ込みスタートするも、早稲田大は#39桑田(3年・F)と#14柳川の3Pが決まり最大で14点のリードを得る。あとがない筑波大は前からディフェンスを仕掛け、リバウンドも粘るが外角のシュートが落ち、追いつくことはできなかった。66-58で早稲田大が勝利した。

「早稲田らしいプレーができた」と小室は振り返る。外角のシュートと引き締まったディフェンスは大きな武器だ。高さで大きく劣るカードとはなったが、ローポストでダブルチームを仕掛け、ミスを誘い速攻で得点する場面は多かった。今週は見事2連勝でインカレのシード圏内に食い込んだ。前日に白鴎大との接戦を制した筑波大は、連日走るチームを相手に苦戦を強いられた。増田はコンスタントに得点し、玉木はリバウンドで大きく貢献したがあと一歩及ばなかった。

写真:早稲田大は森定の機動力も欠かせない。

※早稲田大・小室選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2018.10.28 (Sun)

【2018リーグ1部・コラム】熱い気持ちで歩み続けてきた二刀流 〜筑波大・仲澤翔大〜

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プレイヤーと運営、歩いてきた2つの道
〜仲澤翔大(筑波大・4年)〜


毎年セレクションが行われ、認められればBチームからの昇格が成る筑波大。今年度、4年目にしてこのAチームへの仲間入りを果たしたのが仲澤翔大。1年時から関東大学バスケットボール連盟の学連常任委員として活動しながら、プレーを続けてきた二刀流だ。



高いレベルでのバスケットを求めて
叩いた筑波大の門


筑波大を目指したのには二つの理由がある。一つは体育教師になりたかったから。そしてもう一つは高いレベルでのバスケットに触れてみたいと思ったからだ。この4年間は「気持ち一本でやってきた」と言う。

「中学からバスケットを始めて、僕自身は決して上手いわけではなく、チームも強くはなかったので6年間ほとんど勝てませんでした。でも、高校の恩師に指導を受けて成長できて、大学でもバスケットをしたかった。高いレベルのバスケットを経験したいという思いもありました。そこで、父が勧めてくれたのが筑波大です。教師の資格が取れて、バスケット部にはBチームなら誰でも入れるというのが魅力でした」。

一般入試で見事筑波大への入学を果たすが、そこから新たにプレイヤー一本ではない道がスタートする。関東大学バスケットボール連盟(以下学連)での活動だ。

学連は大学の公式戦の運営を担う、要の組織。関東では全日本大学バスケットボール連盟の委員も兼務し、筑波大からは毎年Bチームから人員の派遣を行なっている。筑波大では通常は一学年に2名を派遣しており、都合をつけながらプレイヤーを続ける者もいる。しかし、彼の代は活動可能な同期が4名しかおらず、ここから2名を派遣してしまうとBチームの練習や試合が成り立たない。そこで仲澤が一人名乗り出た。自分が「プレイヤー一本でいくような選手ではない」と感じ、それなら学連での貢献も視野に入れてもいいと思えたからだ。とはいえ、楽な道ではなかった。

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簡単ではない二刀流の道は
仲間のサポートで乗り越える


181012 nakazawa「やってもいいかなとは思ったものの、下級生の頃は大変でした。学連の仕事で時間を取られることも多く、Bチームの練習になかなか参加できないジレンマがありました。先輩も厳しく、辞めたいと思ったこともあります。でも後輩が入ってきて助けてもらったことと、自分が上級生になるにつれて活動の方針も徐々に変えていったことで、続けることができました。特に助けてくれた後輩には頭が上がらないですね。自分に余裕がないときはずっとカバーし続けてくれました」。

両立に悩みつつも、サポートを得て歩んできた2つの道。今は最上級生になり、選手活動をする後輩には練習を優先させる。Bチームとはいえ、プレイヤーとして入ってきた者にバスケットを制限させたくないと思うからだ。数年前より学連の人数が増え、余裕ができてきたことも良い方向に働いている。そして、仲澤自身は今季筑波大のAチームへ昇格を果たした。

「バスケットの実力というよりは、元気なキャラクターを監督の吉田さんが買ってくれました。吉田さんはチームの盛り上げにプラスになる選手の重要性を知っていて、そういう部分をちゃんと見てくれます。自分はバスケットの力では足りていないかもしれないけど、声出しは得意だし、貢献できることはあるのかなと」。

そんな思いで挑むAチーム。仲澤のポジションはPF、練習でのマッチアップは増田だ。大学界でもこのポジションでトップクラスの選手の相手は、容易ではない。

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「Aチームに上がったことで、一生交わることのなかったような高いレベルの選手たちとバスケットをやれています。でも毎日増田のサンドバッグになっていますね。関東で一番彼にやられている自信があります(笑)。将来振り返ったらすごくいい経験になったと言えると思いますけど、今のところは毎回練習で彼とやるのが嫌でしょうがないかな。わりと打たれ弱いメンタルなので(笑)」。

憧れの高いレベルのバスケットは充実はあるが甘くはない日々だ。だが、それもいずれ大事な財産になるだろう。



どちらにおいても自分のできることを
熱い気持ちでやり続けていく


181025nakazawa4.jpg試合においては常に大きな声でチームを鼓舞し、劣勢の時も仲澤の声が途切れることはない。また、時折試合で出番を得ては、ハッスルプレーを見せる。そして試合をこなしながら、今も学連の委員として試合当日の運営を続けている。「Aチームに入れば学連の仕事は一区切り」と思っていたが、後輩に頼られ、声をかけられると断れない。いわく「情に流されやすいんです」と笑う。そのため、試合の日は朝一で会場にやってきて設営や運営をこなし、試合の前後は選手としてチームに合流。その後は再び学連の仕事で撤収までこなす。1日中体育館で過ごすのは大変なことだが、それでも自分の練習や試合を済ませてから学連の仕事のために来るBチーム時代よりは楽、後輩は今も大変だと気遣う。

そして、二つの道を歩む学生生活もあと残りわずかになった。

「今思うのは、選手としては自分ができることをやり続けることだけです。試合に出る選手たちがのびのびプレーできるよう、それ以外の環境づくりが役目。プレーではそこまで貢献できなくても、チームのためになることをやっていきたいです。後輩たちが自分がいてくれて良かったと、少しでも思ってくれればそれで役目は果たせたと言えるし、十分だと思います。そして、学連としては後輩たちに感謝しつつ、できることで関われたら。インカレは4年生として最後の舞台。まだどうなるかわかりませんが、選手として登録されても会場でできる仕事はやるかもしれないです」。

チーム的には波多が再びの負傷でプレーできなくなり、数少ない4年生として気持ちの盛り上げはこれまで以上に重要になっている。そして“気持ち”こそ中澤の持ち味であり、チームのために出し続けて鼓舞することが最大の仕事だろう。

「ここまで学連もプレイヤーも、気持ち一本でやってきました。そして最後にAチームへの昇格も叶った。気持ちがあればここまでできるんだということを、伝えたいです。将来、指導者になって自分が人に教えるようになったとき、大事なものは何なのかを教えていきたいですね」。

自身の生き方をもって伝えられることがある。そのために残りの学生の日々を、あとはただやりきるだけだろう。ここまで自身を進ませてきた、強く熱い気持ちで。

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仲澤翔大/なかざわ しょうた
#21/PF/183cm/91kg/逗子開成


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2018.10.27 (Sat)

【2018リーグ1部】10/27レポート

東海大はホームで青山学院大に勝利
下位では神奈川大が貴重な5勝目


 1部リーグ戦は延期試合を除きあと4試合。19、20戦は東海大のホームゲームとなる。順位的には上位、下位ともまだ混戦が続いている。上位は東海大、大東文化大が揃って勝利。3位の専修大も勝利したが、残り試合すべてを勝利すればもう一つ順位を上げることは可能だ。大東文化大が1試合を残すため、最終順位は上位待ちになる。混戦の中盤の順位が決まるのは最後だろう。なお、インカレのシードは、今年は7位までだ。

 自動降格・順位決定戦については、3勝で12位の拓殖大は自力回避はなく、残りすべてを勝利して周囲の結果次第という状況。その上にいる11位の神奈川大は5勝目をあげて星の数で10位の中央大に並んだ。9位で6勝の明治大は破れ、星の差は一つと際どいところ。こちらも最終日までどうなるかわからず、緊張感に満ちた試合が続く。


■専修大学生田校舎

早稲田大が終盤の攻防で接戦を制す
拓殖大は前半のリードを守りきれず


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 3勝にとどまる拓殖大は、3連敗の早稲田大相手に立ち上がりから仕掛けた。シュートタッチが良く、#24荒川(3年。G)、#41杉野(2年・PF)、#99多田(3年・SG)が次々外から沈めると、ディフェンスも締めて早稲田大からターンオーバーを何度も奪いリード。早稲田大は#13長谷川(4年・G)の3P、#15森定のドライブで対抗するが、それ以外のシュート確率が今ひとつで、拓殖大の勢いは止まらず、最後に#9小室(2年・C)の3Pが決まると31―12で拓殖大が大量リードで1Qを終了した。

181027nakatani.jpg 2Q、早稲田大は#23中谷(4年・F)の3Pやオフェンスリバウンドで迫り、拓殖大は#9小室(3年・SG)の3Pで逃げる。早稲田大は#13長谷川がファウルトラブルでベンチへ。劣勢のなか、この試合で復帰した#27濱田(4年・F)が勝負強い3Pを決めていく。しかし拓殖大は#99多田の3Pが入ると、ディフェンスでもチャージングを取り、#9小室が難しいレイアップをねじ込んで20点のリードを守っていく。しかし次第にディフェンスがゆるむと残り3分を切ってから早稲田大がディフェンスリバウンドと#27濱田のシュートで追い上げていく。ボール運びでも拓殖大にミスを犯させ、#27濱田の3P、#15森定(4年・G)のスティールが生まれて48―42と20点あった差を6点差に縮めて前半終了。

181027arakawa.jpg 後半、早稲田大が立て続けにディフェンスリバウンドを押さえて逆転に成功すると、入れたら入れ返すシーソーゲームに。しかし開始4分、早稲田大は#13長谷川が4ファウルでベンチに。互いにシュートを入れ合う中、拓殖大は最後に#24荒川のフリースローと#0山梨(4年・PG)のドライブが決まり71―66で4Qへ入る。立ち上がりはどちらに流れるか見えない状況が続いた。拓殖大はガードのボール運びを狙われて厳しいところに#32祝(1年・PG・帝京長岡)を投入。そこから#34宮越(4年・PF)の3Pが生まれ、続けてチャージングを取るとわずかにリードを保っていく。追う早稲田大は残り5分31秒、#13長谷川が退場。しかし#41小室の体格を生かしたポストアップや、プレスディフェンスで差を詰めると#26富田(4年・C)、#27濱田の3Pが沈み早稲田大がこの4Q初めて逆転。タイムアウトを取った拓殖大は#24荒川の3Pで84―84の同点に戻すが、ここからのオフェンスが決まらなかった。早稲田大は#15森定が攻めてのフリースロー、またゴール下へボールが渡り決定打に。拓殖大は#99多田が守られ、きれいにシュートが打てず。最後は早稲田大が84―90で逆転勝利をあげた。

写真上:早稲田大は中谷が好機にリバウンドやシュートで貢献。
写真下:27得点と得点を牽引した荒川だが、終盤は簡単には打たせてもらえなかった。

 そのほかの2試合も競り合ったが、専修大、筑波大は4Qに逆転勝利を収めた。順位は動かず。



■東海大学会場

白熱の下位争いは神奈川大が4勝目

 白熱したのは6勝で自動降格圏内から遠ざかりつつある明治大と、4勝で苦闘中の神奈川大。前半から1点を争う攻防が続いたが、最後は神奈川大が勝利し、5勝目。また、5勝の中央大は2位の大東文化大に立ち上がりから差をつけられ、勝利は叶わず。中央大は1試合少ない状況だが、勝ち星で神奈川大に並ばれた。明治大は6勝しているが残りの試合は上位の大東文化大や東海大戦を残しており、ここからが正念場だ。


青山学院大は4Qに猛追するも
わずかに及ばず東海大がホームで勝利


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181027nisida.jpg 暫定首位の東海大はホームで青山学院大を相手に迎えた。1Qは互いに様子見の展開となった。青学大は守られてゴール下でのプレーができず、足が止まってターンオーバーを連発。東海大はアウトサイドも決まり、会場の盛り上がりと相まっていい雰囲気の立ち上がり。しかし最後は青学大の追い上げもあって13―15で終了。東海大は1Q途中から随時ベンチメンバーを投入し、スタメンを交えつつの構成で試合を進める。#15内田(4年・G)の3Pも決まると応援席も沸き、リードを維持していく。青学大は#52赤穂(2年・G)の速攻は出るが、ゴール下へは東海大のディフェンスに阻まれて力強いアタックができない。唯一#15石井(4年・PG)がペネトレイトで気迫を見せるが、#19西田(2年・SG)、#28津屋(2年 ・F)らのアウトサイドが着実に沈んだ東海大が31―39とリードして前半終了。

 3Q、東海大は#11大倉颯太(1年・G・北陸学院)がアシスト、シュートで青学大ディフェンスを翻弄。内外キレのある動きで掻き回し、周囲のメンバーが次々にシュートを決めると東海大のリードは20点に。4Q、あきらめない青学大は#21能見(3年・PG)の3P、#52赤穂のレイアップなど地道に追い上げ、残り4分で9点差と、最大23あった点差を一桁にまで戻す。余裕のあった東海大は控えを主体にしていたがミスが続き、あれよあれよという間に青学大に走られ、得点されてしまう。東海大は#11大倉颯太以下、スタメンを順次コートに戻して立て直しをはかるが、青学大はディフェンスでボールをカットし、#52赤穂が走り、フリースローなどで残り時間30秒を切って2点差にまで追い上げた。しかしここからのオフェンスはチャンスが作れず。83-81で東海大が際どい勝負を逃げ切った。

181027akaho.jpg「油断が招いた結果」陸川監督。指揮官である自分はもちろん、それ以上に選手たちの方がわかっているはずと言うが、大量リードを得てからは緊張感が緩んだのは確かだ。また、この試合で見られたスモールラインナップでの戦い方も検討課題と言える。抱負な人材を持つだけに、それを活かしたバリエーション豊かなパターンを持てれば、さらに強固なチームになるだろう。

写真上:東海大・西田は15得点。3Pは3/5。柔らかかつ正確なシュートが決まり始めるとチームも乗る。
写真下:23得点の青学大・赤穂。積極的なアタックで追い上げの中心となった。

※東海大・大倉颯太選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2018.10.21 (Sun)

【2018リーグ1部】10/21レポート(明治大学会場)

筑波大は10勝目をあげ暫定5位に浮上
明治大がホームゲームで白鴎大との接戦を制す


181021 motomura 1部リーグ第18戦は明治大学和泉キャンパスと専修大学生田キャンパスで開催された。終盤に入りコンディション調整に苦心するチームも増えてきたが、その分控えメンバーが活躍するという、リーグ戦らしい醍醐味の見える試合もあった。

 この日は明治大がホームで勝利し6勝目。自動降格圏内から星の差を2つとし、一歩遠ざかった。上位では東海大は暫定首位を守ったが、青山学院大が破れた。大東文化大は拓殖大の猛攻を耐えてワンゴール差で辛勝。上位も下位もまだ予断を許さない。

 明治大会場の3試合のうち、最初から大差がついたのは日本大神奈川大の一戦で、108-63と日本大が余裕を持って勝利。♯10杉本(2年・SG)の復活は大きく、♯14松脇(3年・SG)や♯21青木(4年・PG)への厳しいマークも分散されてきた。この試合は♯23本村(4年・SG)もプレータイムを伸ばし、キャプテンとしての意地を見せる。一方神奈川大は、♯34工藤(4年・PF)と♯75小酒部(2年・SF)が中心となり点数を取るが、マークも厳しくなり苦しい状況に。自動降格圏内からの脱出のため、ここからは負けられない戦いとなる。

写真:日本大・本村も調子を上げつつあり、終盤にかけてその働きも見どころだ。


【PIC UP1】
筑波大がルーキーの活躍で青学大に勝利
終盤戦に向けてさらなる浮上を目指す

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 後半戦にかけて勝率を上げてきた筑波大と、ディフェンスを武器に安定感を見せる青山学院大の対戦。青学大は平均身長の高い筑波大に合わせ、スタメンに♯52赤穂(2年・G)を起用すると、期待に応えた活躍で、ダンクシュートを始め着々と点数を取っていく。対する筑波大は♯11増田(3年・PF)が安定したプレーを見せ互角の戦いに。20-19と青学大がわずかにリードで1Qが終了。2Q序盤は青学大のペース。持ち味のディフェンスは健在で、♯10高橋(4年・CF)は簡単にゴール下を譲らない。しかし筑波大は♯11増田の個人技を皮切りに、前からゾーンを仕掛けると、ミスをついて速攻。青学大は♯15石井(4年・PG)をコートに戻し立て直すも、筑波大の1年生が勢いを作った。♯75井上(1年・C・福大大濠)は果敢にゴールへ向かい、♯23半澤(1年・SG・福島南)が見事なブロックショットから3P、ドライブと多彩な技をみせ47-34と点差をつけ、折り返す。

181021 inoue 後半は点数の取り合いとなった。しかし青学大は♯7ナナー(3年・CF)と♯13前田(4年・SF)が早々と3ファウルでベンチへ。筑波大はゾーンがうまく機能し、オフェンスのリズムも良い展開へ。4Qに青学大は追い上げを図るが前半の点差は大きかった。87-75で筑波大が10勝目をあげ、暫定5位に浮上。暫定4位の青学大との星の差は1つとなった。
 
 筑波大は波多の怪我による離脱はあったが、代わって主将を務める牧が精神面の安定をはかり、増田がプレーでチームを牽引。菅原と山口は下級生ながら我慢のプレーを見せる。玉木は唯一試合に出場する4年生として、自覚の姿勢を示す。そしてこの試合は1年生の活躍が光った。半澤と井上のフレッシュさがチームに元気と勢いをもたらし、10勝目につながった。

 青学大は4年生の石井、高橋、前田、戸田貫太が我慢のプレーで粘るが、第16戦の明治大戦から後半にかけての伸びがやや不調。ディフェンスからオフェンスへの切り替えが早い時は良い流れが来ているだけに、その時間をどれだけ継続させるかが課題だ。3年生以下の活躍にも期待していきたいところだ。

写真:筑波大は井上も持ち味を出してチームに貢献。

※筑波大・半澤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【PIC UP2】
明治大は再逆転で1点差の勝負を勝ち取る
白鴎大は怒涛の追い上げで逆転に成功するも惜敗


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 明治大白鴎大の一戦は、最後のブザーが鳴るまでどう転ぶかわからない白熱した内容になった。1Q序盤に明治大は♯10須藤(3年・SF)が点を取り、♯7植松(2年・PF)のディフェンスとリバウンドが光る。白鴎大は♯75シェッハ(3年・C)の高さを生かし譲らない展開で、16-14と明治大がリード。2Qは明治大の#7植松と♯15渡辺(2年・PG)のドライブから、♯21野口(3年・SF)の3Pと一気に12点差をつけ、白鴎大が早めのタイムアウトを要求。その後持ち味の速攻が出るが、明治大も負けず点を取り合い、リードを保ち42-30で折り返す。3Qも同様、白鴎大は果敢に攻め込むが明治大も外角が止まらず63-52と点差はそのまま。

 4Qに試合は大きく動いた。明治大リードのまま両チームノーゴールの状態が続くが、白鴎大は♯14髙間(4年・SF)の3Pや♯52ブラ(1年・C・帝京長岡)のダンクで残り5分で8点差の一桁にすると、そこからもペースを握り♯37長島(4年・PG)の2連続3Pが決まり同点。さらに明治大のミスを突いた♯58前田(3年・SF)の速攻、#37長島のフリースローで、残り1分10秒で67-71と逆転から4点のリードに変わった。明治大はこの勝負どころで一本を作り、このQなかなかボールの渡らなかった♯10須藤が右45度から放った3Pが決まり1点差。白鴎大はタイムアウト後の残り39.3秒、サイドラインからオフェンスを開始して早めにシュートを打つが決まらず。明治大の♯15渡辺がこぼれ球を拾い、そのままコートの端を駆け抜けた速攻が決まり、逆転に成功する。すぐさま白鴎大の♯37長嶋がドライブで仕掛けるも、これは入らずタイムアップ。72-71で明治大が劇的な勝利で6勝目をあげ、ホームの会場は熱狂した。

 明治大は、前半からセンター陣のファウルトラブルもあったが、植松や山口、野口が大事な場面で仕事を果たしたことで、スタメンの負担が軽減。3Qにセカンドメンバーで我慢ができたことは意味が大きい。これで下位争いから一歩抜け出したが、とはいえ残りはまだ4試合。油断はできない。白鴎大は4Qに勢いを持ってきたが、惜しくも及ばなかった。前田の復活でスピードと得点力はあがったが、荒谷の欠場は大きいか。だが、菅谷やブラという1年生も徐々にプレータイムを伸ばし始め、終盤戦、インカレに向け選手層を厚くしていきたいところだ。


※明治大・須藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2018.10.20 (Sat)

【2018リーグ1部】10/20レポート

専修大が首位の大東文化大をワンゴール差で撃破
中央大は劇的勝利を収め下位争いも混戦


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 1部リーグ第17戦は専修大学と明治大学の2会場で開催となった。いまだ順位は暫定で上位も下位も争いは熾烈だ。この日は専修大が接戦の末に大東文化大を下し、大東文化大は3敗目。暫定ながら東海大が首位に立った。また、中央大がブザービーターで早稲田大に勝利し、再び9位に浮上した。

 また、明治大学会場では筑波大、日本大が勝利した。

写真:専修大が接戦の末に大東文化大に勝利。


白鴎大・拓殖大は後半に失速
青山学院大・東海大の上位が確実に勝ち星を増やす


181020noumi.jpg 白鴎大青山学院大の試合は1Qから競り合いになった。前半は互角の両者。3Qも互いに点を取り合うが、青学大は#21能見(3年・PG)、#13前田(4年・SF)、白鴎大は#75シェッハ(3年・C)の高さが生きる。終盤ゾーンを敷いた青学大がやや優位に立ち58―52で4Qへ入ると、#21能見の3P、#31戸田貫太(4年・SF)のバスケットカウントで開始1分、青学大が10点リード。ディフェンスも激しくなる。白鴎大はここでついた10数点の差を盛り返せず。一方の青学大は得点を重ねて差を広げると85―62で試合終了。

181020miyakoshi.jpg 東海大拓殖大と対戦は拓殖大が奮闘し、後半まで譲らぬ展開になった。1Qから拓殖大は#24荒川(3年・G)らスコアラーが好調。東海大はインサイドの#86八村(1年・C・明成)をはじめまんべんなく得点に絡む。拓殖大は#9小室(3年・SG)、#99多田(3年・SG)の3Pも高確率。接戦から2Qに入ると#0山梨(4年・PG)もバスケットカウントの3Pを入れる4点プレーを見せ、リバウンドやディフェンスも粘って差を広げていく。拓殖大は最大9点リードに成功するが、東海大もディフェンスから粘り、#86八村のゴール下の得点も続いて追い上げ、前半は40―44拓殖大リード。

 後半の立ち上がり、東海大は#19西田(2年・SG)の3Pで迫るとここから僅差の戦いに。東海大は#25平岩(3年・C)の3Pで同点にするが、拓殖大も#99多田の3Pで逃げる。取ったら取り返すゲームは、東海大がインサイドでは#25平岩や#86八村、外からは#19西田のシュートが決まると得点で先行。拓殖大はインサイド陣のファウルが込んでくるが、#34宮越(4年・PF)のオフェンスリバウンドも良く、3Pも決まると#0山梨が攻撃のきっかけを作っていく。#9小室の3本目の3Pも入って粘るが、チームファウルが5を越え、フリースローを多く獲得した東海大が最後に速攻も出して74―68と6点のリードで4Qへ。すると東海大のディフェンスが激しくなり、拓殖大は簡単にボール運びができなくなり、シュートもタフショットに。それでも3Pで点差を詰める拓殖大だが、東海大は内外安定。最後は95―83で逃げ切った。

写真上:青学大は納見が得点を取っていく。
写真下:拓殖大は宮越がディフェンス・オフェンスとも踏ん張るがインサイドでのファウルが込むと厳しくなった。


【PICK UP1】
最後は中村の劇的3Pで幕
中央大が5勝目をあげる


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181020higo.jpg 早稲田大は前節で負傷した#27濱田(4年・F)が欠場。中央大は#86青木(2年・C)が好調で3P、バスケットカウントでリズムを作ると速攻も続く。早稲田大は一気に10点差にされるが次第に落ち着くと追い上げ開始。しかし中央大のアグレッシブなディフェンスに阻まれて決めきれないシュートが続き、25-15の中央大リードで1Q終了。2Q、依然ペースは中央大。高い位置からのディフェンスやアタックし続ける姿勢で勢いを切らさない。早稲田大はファウルが続いて思うような展開にできない我慢の時間もあったが、#15森定(4年・G)が起点になって早い展開から地道に返し、残り1分で1点差に。中央大は最後のオフェンスで#12樋口(2年・SG)の3Pが決まり、40―44で前半終了。

181020kuwata.jpg 後半の立ち上がり、3Qは中央大が5分間無得点の時間帯があるものの、早稲田大も突き放せず57―54と早稲田大リードで4Qへ入る。すると早稲田大はファウルトラブルもあって控えメンバーがコートにいる時間が長くなる。中央大はここで#2大﨑(3年・PF)の活躍で逆転。わずかにリードを奪う。早稲田大は残り7分に#15森定、#7宮本(1年・C・桐光学園)ら主力をコートに戻すが、早々にチームファウルも5となりギリギリの状態で1点を争う展開が続いた。試合時間残り1:17、#86青木がファウルを得てフリースロー獲得すると中央大は同点68―68に持ち込む。早稲田大は残り5秒、#39桑田(3年・F)のフリースローで2点のリードに成功するが、中央大最後の攻撃は、#28鶴巻(4年・SF)がドライブをしかけて外にパスをさばいた。0度で待ち構えていたフリーの#13中村(4年・PG)はブザーとともに3Pを沈め、70-71。中央大が劇的勝利を飾った。

 早稲田大はこの日、機動力の高い中央大に対して序盤からファウルに悩まされた。対する中央大は最後の攻撃が見事にハマり、貴重な5勝目となった。

写真上:中央大は肥後も奮闘し、10得点。出番を分け合いながらインサイドで戦っている。
写真下:早稲田大は桑田が得点、リバウンドで貢献するシーンも増えてきている。

※中央大・青木選手のインタビューは「続きを読む」へ。


専修大が攻守で粘り大きな1勝
大東文化大は3敗目で暫定2位へ


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 暫定首位の大東文化大は暫定4位の専修大との一戦を迎えた。#12熊谷(4年・PG)、#2飴谷(2年・SG)も復帰した負けられない一戦は、1Qから互いに主導権を求めて接戦になるが、最後に#34中村(3年・PG)が決めて16―15と大東大がまずリード。2Qは専修大が#12西野(2年・F)のシュートもあり先行。ディフェンスも締めて簡単に大東大には攻めさせない。大東大はアウトサイドがなかなか入らないが、#15モッチ(3年・C)がリバウンドを取ってインサイドで奮闘。しかし追い上げの段階でテクニカルもコールされ、我慢の時間が続く。その中でも#23奥住(4年・SG)を筆頭にディフェンスで粘り、#2飴谷がオフェンスリバウンドに何度も絡んで前半は31―31に追いついた。

181020kouzaki.jpg 同点で迎えた3Q、専修大は#12西野が攻め、柔らかいシュートが決まっていく。大東大は#12熊谷の3Pが決まり始め、#23奥住が続けてスティール。しかし専修大も#30アブ(3年・C)のダンク、#34盛實(3年・G)の3Pと譲らず、ディフェンスリバウンドからの速攻も出て点の取り合いになる。大東大はこのQ#12熊谷の3本の3Pもあってリードするが、最後に専修大#23キング(1年・G・アレセイア湘南)が3Pを沈めて52―53と大東大のリードは1点となり最終Qへ。

 4Qは開始早々#13熊谷の3Pで幕が開く。しかし専修大は#30アブが2連続のダンクを見せ、#34盛實の速攻で同点に。ゲーム動かない時間帯が続き、専修大は残り5分で#12西野が退場に。しかし選手層の厚さがその影響を感じさせない。取ったら取り返す展開は残り1分を切ってもどちらに転ぶかわからないまま進行していった。残り1分半、大東大のターンオーバーから#34盛實が3Pを決めると専修大が2点のリード。大東大もディフェンスから#2飴谷がボールを奪い速攻に走るが、これを#30アブが見事にブロック。残り5.5秒、2点を追う大東大はスローインからの攻撃になるが、思うような攻撃の形が作れないまま#15モッチが放ったシュートが外れ、同点にはできず67-69。専修大がホームで大東大を下した。

181020ametani.jpg 最後までどちらに転ぶかわからない試合となった。リバウンドでは大東大が圧倒的だったが、専修大はこの日ディフェンスも集中しており、勝負どころのシュートの確実性において大東大に勝った。大東大はこれで3敗目。ここで東海大が暫定的に首位に躍り出たが、大東大がまだ1試合少ないため、まだなんとも言えない状況だ。ただ、これ以上負けられなくなったことは確か。リーグ優勝を目指すには勝ち続けるしかない。

写真上:幸崎が熊谷に対しても好ディフェンス。
写真下:飴谷も復帰しサイズのある専修大に対しても高さ勝負で絡んだが、あとわずかだった。

※専修大・アブ選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2018.10.14 (Sun)

【2018リーグ1部】10/14レポート

専修大はホームゲームで快勝を収める
明治大はリーグ初の連勝を記録


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 リーグ戦は16戦目。終盤戦に入り順位は気になるところだが、それと同時に長いリーグを戦うにつれて選手のコンディションにも少なからず影響が出てきている。戻ってきた選手がいる一方でここにきて主力選手の欠場も相次ぎ、長期戦をいかに健康に戦い抜けるかも残りの試合のポイントになってきそうだ。暫定首位の大東文化大はスタメンの2名が欠場しつつもなんとか勝ちきったが、残りの試合でのコンディションが気になるところ。

 また、熾烈になってきている下位争いは明治大が2連勝で5勝目をマークし、暫定9位へとジャンプアップ。自動降格・インカレ出場の有無がかかるこちらの順位からも目が離せない。

写真:専修大はチアの応援などもあったホームゲームで、会心のゲーム。ベンチも盛り上がった。


大東大はヒヤリとするも逆転勝利
専修大はホーム戦を白星で飾る


181014mochi.jpg 暫定首位の大東文化大は#12熊谷(4年・PG)、#2飴谷(2年・SG)が欠場。対戦する神奈川大もポイントゲッター#30松岡(4年・PG)を欠いた。神奈川大は立ち上がりから激しいディフェンスを仕掛けてターンオーバーを奪うと前半リードし、大東大は追う形となった。しかし3Qには立て直して逆転すると勝利を収めた。

181014king.jpg ホームの専修大拓殖大相手に1Qから31得点と一気に攻めた。高さでは1部屈指であるだけに、リバウンドを取ってから#23キング(1年・G・アレセイア湘南)らが速攻を連発。拓殖大は開始からゾーンで戦い、#24荒川(3年・G)のショットは好調だが31-20と出遅れると、2Qも挽回できず56-34。後半、専修大は#24盛實(3年・G)、#46寺澤(1年・F・東海大諏訪)、#30アブ(3年・C)らが得点。拓殖大は#1岡田(2年・GF)のドライブやアシスト、#24荒川の得点で粘るが差が縮まらず、ディフェンスではファウルが込んでしまう。そのまま好調に得点し続けた専修大が97-68で勝利し、ホームで嬉しい白星をあげた。

 そのほか、東海大、筑波大は危なげなく勝利した。上位は順位が動かなかったが、下位は拓殖大が3勝、中央大神奈川大が4勝で動かず。明治大が5勝と星一つ抜け出し順位を上げた。

写真上:大東大はモッチがリーダーシップを取り、みんなを落ち着かせた。
写真下:抜群の運動量で何度も速攻に走った専修大のキング。リーグ戦から出番が増えてきた期待のルーキー。

※専修大・寺澤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【PICK UP1】
明治大が攻守で激しさを見せ
逆転で青山学院大に勝利

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 暫定3位の青山学院大は、前節で4勝目をあげて波に乗る明治大に2Q以降に強烈な突き上げを食らった。

181014maeta.jpg 青学大は序盤から好調で#43渡嘉敷(2年・SG)の3P、速攻も出て1Qで27―17とハイスコアな出足に。明治大は#24森山(4年・PF)が1Q序盤に2ファウルとなりサイズ面でも苦戦。ゾーンで粘るが内外から決められてしまう。しかし#3綱井(4年・SG)のスティールも出て#10須藤(3年・SF)の3Pも入ると持ち直す。ルーズボールやディフェンスを頑張り、2Qは地道に追い上げ。#15渡辺(2年・PG)のスティール、#21野口(3年・SF)の3Pなどもあって開始5分で逆転に成功する。ここからはシーソーゲームとなるが、ディフェンスからターンオーバーを誘発した明治大が逆転し、前半リードして42―46。

 3Qはどちらも主導権を握れないまま時間が過ぎる。互いにしぶといディフェンスを繰り出し、簡単にはゴールを割らせない。しかし、リバウンドに皆で飛び込み、運動量が落ちない明治大がじわじわ引き離し、最後は#33山口(4年・PG)が自らのシュートのオフェンスリバウンドに飛び込み、62―54とリードして4Qへ。その最終Qは開始早々#33山口の速攻が決まり、#24森山の3Pが沈むと開始1分半で明治大が13点のリード。タイムアウトを取った青学大は立て直しをはかるが、明治大は連続の速攻や#15渡辺の3P、全員で粘るリバウンドで残り5分を切っても10点ほどのリードを保っていく。残り3分を切り、青学大は#15石井、#14井森(3年・SF)で3本の3Pを沈めるものの、明治大も#7植松(2年・PF)のオフェンスリバウンドなど、集中力を保って84―74。連勝での5勝目を獲得。

181014uematu.jpg 明治大は嬉しい連勝。15戦で下位の中央大、そしてこの16戦で上位の青山学院大を倒したことで波に乗りたい。今川、須藤に負担がかかる傾向にあり、これをいかに軽減するかがチームとしても重要だが、この試合は植松が勝負どころのリバウンドで貢献し、野口も得意の3Pは3/3。そして司令塔の渡辺が攻めて10点・アシスト4と大活躍でチーム一丸となった勝利だった。一方の青山学院大は1Qこそ高さが生きたが、2Q以降は明治大の勢いを止めるようなバスケットとならなかった。

写真上:青学大はタイムシェアをしつつも前田がチーム最長出場で奮闘。24得点リバウンド7と4年としての意地を見せる。
写真下:明治大・植松は7リバウンド。抜群のタイミングで飛び込み、ボールをもぎ取っていく。

※明治大・渡辺選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【PICK UP2】
激しい戦いを制したのは白鴎大
終盤の3Pとリバウンドで勝利を掴む


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181014komuro.jpg 白鴎大早稲田大の試合は序盤からスピードのある展開の応酬になり、3Pもよく入り、ディフェンスも激しく当たりあう接戦に。しかしその激しさが仇になったか、1Q終盤の接触プレーで早稲田大の#27濱田(4年・F)と白鴎大の#35秋野(4年・PF)が流血を伴う負傷で#27濱田は退場。17―16で2Qに入ると接戦が続くが、やや走り勝った早稲田大が32―37で前半終了。

 3Q、白鴎大はディフェンスからターンオーバーを再々奪うが、外のシュートの確率が今ひとつ。早稲田大は迫られながらもうまくパスが回り、最後は#41小室(2年・C)の3Pが決まって50―55とリードで4Qへ。開始1分、白鴎大は9月末から欠場し、ようやくの復帰戦となった#58前田(3年・SF)の速攻で1点差に迫るとオフェンスリバウンドから得点が続き、逆転。ここからは一進一退の展開になる。白鴎大は#44星野(3年・PF)、#14髙間の3Pで流れを掴むが、早稲田大も#41小室が返して譲らない。しかし残り1分半、#14髙間の2本目の3Pで白鴎大に流れが来る。だが早稲田大は残り28秒、#15森定(4年・G)のスティールから得点につなげて最後の勝負へ。白鴎大はタイムアウト後のスローインミスで早稲田大に走られるが、早稲田大のシュートは入らずリバウンドは白鴎大#75シェッハ(3年・C)が長い手で誰よりも高い場所でキャッチ。最後は72―68。クロスゲームは白鴎大が勝利を収めた。

181014hoshino.jpg 8勝同士の譲れない戦いは息をつかせぬ展開で最後まで読めなかったが、白鴎大は終盤のリバウンドと髙間の3Pが流れを持ってきた。天皇杯に参加して以降はチームのコンディションがあまり良くなく、苦しい中盤戦が続いていた。この試合では荒谷が欠場したが、前田が戻ってきたのを好材料としたい。終盤戦にかけて順位を上げていけるかが注目だ。中盤戦以降好調の早稲田大も引けを取らないプレーだったが、惜敗。この週は上位の専修大から1勝をもぎ取ったが、2連勝とはいかなかった。

写真上:早稲田大・小室は勝負強い3Pでチームを助けている。
写真下:白鴎大・星野は3Pを3/4。立ち上がりから好調だった。

※白鴎大・髙間選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2018.10.14 (Sun)

【コラム】手探りながら温かい空間を構築〜専修大学ホームゲーム〜

“チームに良い流れを作りたい”
さまざまな協力を得てホームゲームを開催


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 10月13日(土)、14日(日)は専修大のホームゲームとして開催された。これまでリーグ戦会場になることはあってもホーム色はさほど強くなかった専修大学での試合。しかし今年は開催告知ポスターを作成し、ホームゲームTシャツ販売やチアによるハーフタイムショーなど、ホームらしい演出が随所に見られた。

 開催のリーダーシップを取ったのは工藤厚志学生コーチ(3年)。今年はリーグ戦自体が会場選定に時間を要したが、最終的に専修大開催が決まった際、「じゃあホームゲームをやろう」という流れになったという。そこにはホームゲームとして盛り上げることで、チームに良い流れを与えたいという気持ちも大いに働いている。とはいえ、手探りの中での準備だった。

「初めてのことだったので何をしたらいいのかわからないことが多かったですね。予算はいくらか、これをするのは良くて、これは駄目といったことが、ノウハウがないのでまったくわからない。なので他チームの開催例を参考にして、あれをやろう、これをやろう、と準備を進めながら見つけていく感じでした」。


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 時間がない中での準備だったが、ポスターは専大スポーツの協力を仰いで作成。Twitterで告知をし、来場を促した。ホームゲームTシャツは監督がデザインし、当日は応援スティックも配布。1階、2階とも観客が数多く訪れ、チームに声援を送った。音響設備も借り、学連の委員が普段のアナウンスとは異なるMC風に試合を実況し、慣れない中でもホームらしい雰囲気を構築。一戦目の早稲田大戦は競り負けたが、二戦目は立ち上がりから勢いあるプレーで勝利し、いい雰囲気でホーム戦を締めくくることができたのは、こうした盛り上げもあってこそだろう。

「二戦目は勝てたので良かったです。今回開催してみて他の学生や部活動、教職員、父兄までみんな一丸となって応援できる空間を作り上げられたのは本当に良かったし、自分も楽しかったです。来年があればもっと早くから計画を立てて、もっとしっかりした形のものができるといいなと思います」。

 苦労の中に手応えもあったホームゲーム。これが良い形で続いていくことを期待したい。チーム的にも16戦終了時点で暫定3位。「うちは選手個々のポテンシャルが目立ちがちだけれど、今年はチームみんなでディフェンスして、走って、点を取れるという点で今まで以上にいいチームになってきています。まだ優勝も狙えるし、残りのリーグ戦でいい結果を出したい」と学生コーチらしく意気込む。ホームゲーム形式ではないが、専修大を会場にした試合もまだ残る。ホームの利を次戦以降も活かしたい。

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写真下:一番左が工藤学生コーチ。ゲーム終盤は4年の長谷川選手にシュートを決めてもらおうと、ベンチも大盛り上がりになった。

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2018.10.13 (Sat)

【2018リーグ1部】10/13レポート

1位2位対決は東海大が終始リードで勝利し
星の数では大東文化大に並ぶ


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 第16戦、専修大のホームゲーム週でもあるこの日一番の注目となったのは、首位の大東文化大と1勝差で2位につける東海大の一戦だった。序盤からロースコアの戦いは東海大が確実さを見せて勝利。大東文化大は2敗目を喫し、星の数は東海大と12勝で並んだ。延期試合のある大東大はまだ1試合少ない状況であり、優勝争いはまだ予断を許さない。また、明治大が4勝目をあげ、下位争いも4勝が3チーム並ぶ形になり、ますます熾烈さを増してきた。

写真:見ごたえのあった大東文化大・熊谷と東海大・大倉颯太のマッチアップ。


全6試合はいずれも好勝負が続き
上位チームがしっかり勝ち切る


181013maeta.jpg 前節で白鴎大に勝利した神奈川大は連勝を狙うが、上位の青山学院大の高さとディフェンスをなかなか割れず。#14井森(3年・SF)が果敢に攻め込んだ青学大が得点を重ねて前半は41-28。3Qの立ち上がりでアウトサイドや速攻の出た神奈川大だが、十数点の差から先が縮まらない。#3小針(1年・PG)、#11細澤(4年・SG)がアグレッシブに攻めて盛り上がりを見せるが、#75小酒部(2年・SF)が4ファウルとなり苦しくなる。青学大も#15石井(4年・PG)が4ファウルとなってしまうが、3Qは結局15点差。4Qも青学大がきっちり守りきり83-66で勝利した。青学大は勝ち星数では並んでいた専修大がこの日破れたため、暫定で単独3位に。

181013sugimoto.jpg 白鴎大日本大の戦いは、前半は1点差。日本大は#10杉本(2年・SG)が復帰し、タフショットを次々沈めて流れを持ってきた。後半もたがいに差がつかず推移し、白鴎大リードの58―62としてからの4Q、序盤は日本大のシュートが安定せず。白鴎大はリバウンドを押さえて走っていくが差は大きくなく、日本大が決めれば追いつくという展開は続く。残り4分、白鴎大は#23荒谷(2年・PF)が足を痛めてベンチへ。終盤に入ってもゲームはシーソー状態。残り1分、白鴎大は#32三浦(4年・SG)がこの試合4本目の3Pで1点リードすると、#12菅谷(1年・SG・専大附属)フリースローで1点上積みし、残り39.4秒で差は2点。さらに残り18秒で決まった#12菅谷のスティールが決勝点となり、83-79で白鴎大が8勝目。

 そのほか、明治大中央大との接戦を制して4勝目。#15渡辺(2年・PG)、#10須藤(3年・SF)が好調だった。これで暫定だが下位4チームは3勝が1チーム(拓殖大)、4勝がチーム(中央大・明治大・神奈川大)となり、混戦の様相だ。また、拓殖大は#1岡田(2年・GF)が復帰。#99多田(2年・SG)が7本の3Pで盛り上げ、筑波大相手に僅差に迫って粘るが、最後は及ばず。筑波大は#11増田(3年・PF)が31得点12リバウンドで気を吐いた。また、ホームの専修大早稲田大に対して前半大きく遅れを取るが、後半怒涛の追い上げ。しかし終盤#41小室(2年・C)の2本の3Pもあって早稲田大が逃げ切り、専修大はホームでの勝利ならず。

写真上:青山学院大学は前田の貢献度も大きい。
写真下:日本大はこの試合から杉本が復帰。チーム浮上の起爆剤となるか。

※青山学院大・井森選手、白鴎大・三浦選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【PIC UP】
激しいディフェンスが見られた上位決戦は
東海大はメンバーがバランスよく活躍

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 首位の大東文化大と2位東海大との戦いは、ロースコアで互いのディフェンスの良さが光る勝負になった。

181013terashima.jpg 立ち上がりに#23奥住(4年・SG)の3Pが決まり、大東大は幸先の良さを感じさせたが、その後は東海大のディフェンスが効いて簡単には得点できない。東海大は#11大倉颯太(1年・G・北陸学院)のシュート、#86八村(1年・C・明成)のブロックと、ルーキーコンビが攻撃の口火を切ると、#22笹倉(3年・G)、#11大倉颯太と速攻が続く。大東大は#15モッチ(3年・C)のゴール下はあるが、アウトサイドが安定せず。しかしディフェンスの良さは見せて10―13。

 2Qは互いに控え主体でスタート。東海大は#10鶴田(4年・C)のタップやレイアップ、#0寺嶋(3年・PG)が走力を生かした速攻に、#12熊谷(4年・PG)からのスティールを決めると、ディフェンスでは高い位置から当たってミスを誘う。大東大は簡単にはオフェンスを組み立てられないながらも、#12熊谷の3P、#2飴谷(2年・SG)のオフェンスリバウンドなどで粘り、#15モッチの得点で11点差から3点差にまで詰め寄り、前半は23―27。

 3Q、大きく差のない中でゲームが展開するが、大東大はこの日は中・長距離ともアウトサイドの確率が上がってこない。東海大はリバウンドを押さえ、走って残り2分には再び11点のリードに成功する。しかし、#37秋山(4年・F)がアンスポーツマンライクファウルを取られたのをきっかけに大東大が盛り返し、#15モッチが3連続ゴール、#34中村(3年・PG)の3Pで39―42と大東大が追い上げて4Qへ。

181013MOCCHI.jpg 4Q、東海大は#86八村が躍動し#25平岩(3年・C)からのアシストも出て集中を保つ。大東大は激しいディフェンスの応酬の中での接触プレーで#12熊谷、#2飴谷がほぼ同時にベンチに下がる事態も。しかしここを#15モッチの奮闘で粘り、終盤に#12熊谷もコートに戻り残り20秒で点差は4。しかしこれ以上は追撃がきかず、51―56で試合終了。東海大が一戦目のリベンジを果たした。

 互いにディフェンスは良く、守り合いでは見応えがあった。各Qごとの数字は10-13,13-14,16-15,12-14とほとんど差はない。だが、大東大はいつもの勝負強いアウトサイドが入らず、また東海大が大東大の得意な形を出させなかった。陸川監督はようやくチームとしての安定感が出てきたことを評価。バックアップのメンバーたちも練習ではスタメンに勝るほどの力を見せているといい、試合を重ねることでついてきたチームとしての総合力の向上を、この勝利でさらに自信としたいところだ。

写真上:東海大は寺嶋のスティールやシュートも効果的だった。
写真下:大東大・モッチは激しいディフェンスを受けながらも22点17リバウンド。

※東海大・平岩選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2018.10.07 (Sun)

【2018リーグ1部】10/7レポート(日本体育大会場)

大東文化大は危うげなく12勝目
拓殖大は青山学院大に惜しくも敗れる


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写真:青山学院大は焦らず後半での立て直しをはかるゲームが増えている。


181008 nakamura 第14戦の日本体育大学世田谷キャンパスで行われた試合は3つ。首位の大東文化大は上り調子の早稲田大75-55で勝利。♯12熊谷(4年・PG)は1Qのみの出場で、♯34中村(3年・PG)と♯13小谷(3年・PG)がゲームをコントロール。♯15モッチ(3年・C)に頼る部分はあるが、選手の層が厚くなり、余裕あるゲーム内容だった。早稲田大は3Q序盤に♯26富田(4年・C)と♯41小室(2年・C)のファウルトラブルで苦しい展開になるが、4年生の安定感と意地は目を引くものがある。

 第13戦で中央大に勝利した拓殖大と上位の青山学院大との対戦。前半は拓殖大のペースで、♯24荒川(3年・G)のシュートが当たり、この日は28点の活躍をみせる。一方青学大はシュートが落ち、我慢の時間となって46-33と拓殖大のリードで折り返す一方、後半は青学大のペースに。♯21納見(3年・PG)が好調でジャンパー、3Pが決まり、♯7ナナー(3年・CF)と#13前田(4年・SF)がミスマッチをついて得点し、3Q終了で60-62と青学大が逆転する。巻き返したい拓殖大は4Q、♯41杉野(2年・PF)の3Pでスタートを切り、再び逆転する。青学大は♯13前田と♯21納見がジャンパーを決め1点を争う展開に。拓殖大は高さで劣る中、オフェンスリバウンドでも粘りをみせたが、試合序盤から重なったセンター陣のファウルトラブルが響き苦しい状況に。青学大はフリースローとミスマッチを生かした1対1で徐々に点差をつけ、78-87で青学大の勝利となった。

181008sheiku.jpg 中央大日本大の一戦は、78-91で日本大が1巡目のリベンジを果たした。外のシュートが当たらない中央大は中にドライブを仕掛けるが♯0シェイク(2年・C)がほぼフル出場で、簡単にゴールは許さなかった。日本大は♯14松脇(3年・SG)や#21青木(4年・PG)の活躍はもちろん、注目のルーキー♯11高原(1年・SG・土浦日大)がリーグ戦本格登場でようやくその能力を披露し、外角は安定。中央大は♯13中村(4年・PG)と♯28鶴巻(4年・SF)の調子が悪く、点は伸び悩んだ。♯71沼倉(3年・C)や♯86青木(2年・C)のリバウンドは良いだけに、セカンドチャンスを生かせるかどうかが鍵。白鴎大会場では神奈川大が4勝目をあげ、勝ち星では並ばれた。後半に突き放せるかが勝負で、5勝の日本大ももちろんうかうかしてはいられない状況になった。

写真上:大東文化大・中村は3年目となり安定感が上がっている。
写真下:日本大・シェイクの豪快なダンク。彼が働けている日の日本大は勝率も高い。



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2018.10.06 (Sat)

【2018リーグ1部】10/6レポート(日本体育大会場)

東海大は1点差で白鴎大に敗れ3位と1勝差
拓殖大は中央大に勝利し下位も混戦


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 1部は2会場に分かれ、日本体育大会場は2部と共催で行われた。9月30日の3試合が延期となっているため、順位は暫定的なところがあるが、それでも1勝の重みが感じられる試合が展開した。

写真:好調だった拓殖大・荒川は20得点。欲しいところで得点が決まり、流れを作った。


青山学院大は終盤に逆転のゲーム
早稲田大は星の数で並べず


181007maeta.jpg 早稲田大は持ち味の運動量があるバスケットを展開し、前半から青山学院大に対してディフェンスから流れを作るとリードを奪った。♯27濱田(4年・F)のアウトサイドも好調で前半だけで3Pは4/5の20得点。速攻からも得点が入る早稲田大らしいバスケットだった。青山学院大は#13前田(4年・SF)、#15石井(4年・PG)らの頑張りもあるが、前半は32-42の10点ビハインド。3Qも早稲田大のリードは継続。詰め寄られる場面はあってもアグレッシブにアタックしていく。ただ、終盤になるとシュートの精度を欠き、青学大がフリースローを得て49-52と詰め寄ると、勝負の4Qへ。

 立ち上がりは点差がなかなか動かないが、#31戸田貫太(4年・SF)の3Pで遂に青学大が同点にすると、#15石井がボールを奪って速攻につなげ、リード成功。ディフェンスも激しさを増し、#7ナナー(3年・CF)のオフェンスリバウンドも出て差を広げ、#31戸田貫太が3Pでさらに流れを呼び込む。早稲田大は#39桑田(3年・F)の3Pが決まるが、青学大も#13前田の3Pなどで再び差を開くと、その後も流れが途切れず。残り1分、4点を追う早稲田大は27.5秒で#27濱田の3Pが決まり1点差。しかし残り時間、青学大はフリースローを決めて最後の時間を守りきると72-69。8勝目をマークした。

写真:青学大は前田が19点。4年生たちの頑張りが目立つ。

※青山学院大・戸田貫太選手のインタビューは「続きを読む」へ。



拓殖大は勢いに乗った攻撃で
中央大とのトランジションゲームを制す


181007susaki.jpg 拓殖大中央大の戦いは、互いに早いトランジションを展開し、1Qから激しい応酬が続いた。サイズの差もない両者だけにリバウンドは取り合いになり、メンバーもさまざまに替えながらの戦いは差がつかず、19-18で2Qに入るが中盤は膠着状態に。#8須崎(2年・C)のリバウンド、#24荒川(3年・G)の3Pなども決まった拓殖大が終盤にリズムを掴み、30―37と前半リードして折り返した。中央大はシュートの精度を欠いた。後半もペースは拓殖大。ゾーンプレスで中央大のオフェンスを止め、#24 荒川のアウトサイド、#0山梨(4年・PG)のドライブなどが決まっていく。リバウンドも粘って押さえ、最後は#56平良(3年・PG)の浮かせたシュートが一度リングに跳ね返って入ると、47―58と11点のリードを得た。4Q、中央大は#28鶴巻が積極的にドライブを仕掛けて反撃の起点となるが、全体的に外のシュートの確率が上がってこない。残り2分から中央大は必死のディフェンスを繰り広げたが追いつけず、拓殖大が70―79で3勝目をあげた。

 これで下位3チームは拓殖大、明治大、神奈川大の3チームが3勝10敗。中央大はこの敗戦により星の差一つの4勝8敗。また、日本大の連敗が続き5勝7敗と順位が後退してきており、順位は各チームの頑張り次第でまだ入れ替わる可能性が高い。

 首位の大東文化大日本大相手に78-54とディフェンスの良さを発揮して11勝目。後半はベンチメンバー主体の戦いになったが、余裕を持って勝利した。

 もう一方の白鴎大会場では専修大、筑波大、そしてホームの白鴎大が2位の東海大相手に1点差で勝利。#52ブラ(1年・)が21点15リバウンド、#14髙間が16点と奮闘を見せた。東海大は3敗目。3位の青山学院大、専修大との星の差が一つになった。

写真:拓殖大は須崎がリバウンドで貢献。試合経験を積むに連れて存在感を増してきている。

※拓殖大・山梨選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2018.10.06 (Sat)

【2018リーグ1部】前半戦総括

8戦目以降は大東文化大が単独首位を守る
中盤位以降は混戦で後半戦が勝負に


 全12チームとなり、かつイレギュラーのスケジュールで戦った9月は、1部リーグの選手にこれまでにない厳しさを課した。それでも黙々と戦い続けた前半戦は、勝つ条件を揃えてきているチームが上位に立っている。とはいえ、1勝、2勝ですぐに順位が入れ替わるほどの差しかなく、真の勝負は後半戦とも言える。上位・中位・下位の状況をまとめる。


首位・大東文化大、2位・東海大は
ディフェンスの良さ、層の厚さを武器に安定感を誇る


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 1巡目を終了し、1敗の大東文化大が首位、2敗の東海大が2位に位置する。この上位2チームは3位以下と2勝以上の差がついている。両チームに共通するのはディフェンスの良さと、スタメン&バックアップメンバーの確かな活躍だろう。大東文化大は11試合で失点700点と12チーム中で最小を誇る。11試合の中には調子の上がらない試合や、接戦でどうなるかわからない展開の試合もあったが、ここぞというときのディフェンス力は抜群で、そこから流れを掴むというのがパターン。主軸になるのは主将の#12熊谷(4年・PG)と#15モッチ(3年・C)で、勝負どころには必ずどちらかが絡んでいる。ただ、彼らだけが目立つ訳ではなく、今季の大東大はベンチスタートのメンバーを含めて全員がカバーしあい、確かな仕事をしている。シックスマンの#81後藤(4年・SG)は、「スタメンの疲労が溜まっているときにいかに働くかがシックスマン。そして誰が出ていても競り合いの中でチームとしての質を維持して一定にできるように頑張っている」と言い、スタメンの仕事、シックスマンの仕事それぞれで皆がベストを尽くすことが勝利の要因だと語る。その上で「ここまでの試合はディフェンス、リバウンド、ルーズボールをしっかり押さえ、大事なときに相手にセカンドチャンスをやっていない」というのも大きなポイントで、勝ち続けることでチームとして自信も得ているようだ。2巡目も安定した戦いができるかに注目したい。

180930ookura.jpg 2位の東海大は豊富なメンバーを誇り、タイムシェアしながら戦っている。9月半ばには天皇杯の一次ラウンドに参加したが(惜しくも敗退)、その影響もあまり感じさせず白星を増やしている。オフェンスの上手い選手が揃い、さらにチームのモットーであるディフェンスは、やはり上級生が出てくると締まる。#37秋山(4年・F)「夏にBリーグのアルバルク東京などプロチームとの練習試合をこなし、肌で感じるものがあった」と言う。過去のチームに比べればまだディフェンスは十分なほど堅固とは言えないが「日頃からチームとして意識できているし、リーグ戦で少しずつ改善してインカレにつなげたい」とするが、そのために「2巡目こそ内容にこだわり、質を上げたい」と、後半戦への意気込みを見せる。

写真上:何度となくチームを救うシュートを決めている大東文化大・熊谷とモッチ。
写真下:東海大はルーキーの大倉颯太がプレータイムを多く得て、存在感を増しつつある。



中盤戦は一つの勝敗で順位が入れ替わる混戦状態
青学大・専修大が着実に勝利し、早稲田大も浮上


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180930oosawa.jpg 昨年同様、中盤は混戦だ。最終節までどこがどの順位に入るかはおそらく読めない部分が多いだろう。その中でも前半戦ややリードしたのが7勝の専修大青山学院大。専修大は開幕から怪我人がちらほらと存在し、フルメンバーでの戦いにはなっていなかったが、豊富な人材を生かしてタイムシェアしながら戦ってきた。「怪我人がいたところをしっかりカバーしあっている。試合によっては良くないときもあったが、次の試合では立て直せているので、崩れすぎていないのはいいところだと思う」#34盛實(3年・G)。駄目になっても立て直せる力がついてきたのがチームとして昨年からの成長部分と言い、「後半戦はフリースローやリバウンド等、やらなければならない単純なことを突き詰めればもっと高い順位を狙える」と、しっかりポイントは認識できているようだ。青山学院大はこちらもサイズ、選手層の厚さで大崩れしていない。#20戸田晃輔(4年・SG)が初週の怪我でその後全欠となってしまったが、#31戸田貫太(4年・SF)、#43渡嘉敷(2年・SG)らがアグレッシブなプレーでもり立てている。ディフェンスは良く、高さもあるため上位陣と競り合っているが、ここぞという勝負で白星をもぎ取れるかどうかが問われる。

180930takama.jpg 地道に順位を上げてきているのは早稲田大。初週2連勝でリーグに入り、その後5連敗のあと再び4連勝で前半戦6勝をマーク。このチームの持ち味は豊富な運動量。ここぞというときにはプレスを仕掛け、相手のターンオーバーを誘って流れを持ってくる。「体力的に厳しい時間帯でもそれを徹底してできるかどうかをチームに問い続けている」と言う#27濱田(4年・F)をはじめ、#13長谷川(4年・G)、#26富田(4年・C)、#15森定(4年・G)ら、4年生がしっかりチームを引き締めている。同じく6勝の白鴎大は序盤は好調だったものの、天皇杯後は4連敗で順位を落とした。このチームは9月だけで最多の13試合の公式戦をこなしており、疲労は溜まっているはず。主将の#14髙間(4年・SF)が攻守で奮闘し、#23荒谷(2年・PF)の台頭もある。後半戦での立て直しに注目だ。

 筑波大日本大はやや負けが先行の5勝。日本大は序盤戦では首位に立っていたが、次第に負けが混んでいる。「悪くなってきたときにどうするかが課題」城間コーチが語っていたが、ディフェンスの良いチームと当たると持ち味のシュートもやはり確率が下がってしまう。自分たちの流れにどう持ってくるかが問われている。筑波大は熱戦となる試合が多いが大東文化大、東海大、青山学院大といった上位陣だけではなく拓殖大、明治大といった、今のところ下位に位置するチームにも負けているのが気になるところ。苦しいときは#11増田(3年・SF)が打開するが、チーム全体で勝つ内容になっていかなければこの先の厳しさは否めない。

写真上:「4年が折れたらチームの軸がブレる、今出せる全力を出していく」と早稲田大・浜田は言うが、声掛けも頻繁でチームを引き締めている。
写真中:専修大は途中欠場していた大澤も復帰してきた。
写真下:白鴎大はさまざまな選手が出場するが、髙間が安定したプレーを続けている。



下位4チームはやや苦しいながらも
中盤へのジャンプアップは十分可能


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180930imagawa.jpg 自動降格と順位決定戦に進むのは4チームだが、現在の下位4チームはまだ勝てばすぐ順位がアップするという状況にある。4勝の中央大はサイズこそないがタイトなディフェンスとインサイド陣の体を張ったリバウンド、スコアラーたちの活躍で強豪相手にもひるまない姿勢で戦っている。勢いに乗れば上位陣を食うことも難しくない。明治大は11戦目で3勝目をあげた。粘るが勝利に届かず、という試合が多かったものの、11戦目は「追いつかれて逆転されたけれど、いつもならそこからずるずる負けてしまうところを、もう一度盛り返して勝てたのは大きな収穫」#24森山(4年・PF)。長い戦いでは何かのきっかけでチームが変わることもある。前半戦はチームとしても不完全燃焼だったが、自分たちの目指す戦い方で勝った試合で何らかの手応えは得たはず。「いい方向に向いてきている」と前向きな姿勢を白星につなげたい。

 1部初昇格となる神奈川大は苦戦が続く。幸嶋監督は課題を「全力疾走」と言う。他チームに比べれば人材は限られており、長いリーグでは出続けるということは不可能だ。常に頑張れるのがこのチームの良さだが、どの試合も全力疾走では難しいため、選択と集中はある程度考えていかなければならない部分。1点差、ワンゴール差という試合が多いのが惜しまれるが、「今は1部の戦い方を学んでいるところ」という状況を後半に打開できるかが鍵だ。

 拓殖大は2勝に留まる。ドゥドゥ、岡田が相次いで離脱したことにより、チームは大きな影響を受けている。その中でも#99多田(3年・SG)は3Pで1位の本数を誇り、また、ディフェンスは昨年同様ゾーンが効いて流れを持って来られることが多い。失点の多さが目立つところは改善したいが、惜しい試合もあるだけに後半の立て直しを期待したい。

写真上:中央大は11戦目で筑波大と延長線にもつれ込む熱戦を展開。惜しくも破れたが、白鴎大など中盤チームも倒し、力はある。
写真下:明治大は大黒柱の今川の頑張りが目立つ。後半戦も踏ん張りきれるか。



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