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関東大学バスケットリーグ戦 9/25〜11/11
関西大学バスケットボールリーグ戦 9/1〜10/28

2018.05.06 (Sun)

【2018トーナメント】5/6 決勝 筑波大VS中央大

筑波大学が安定した試合運びで3連覇を達成
中央大は持ち味を発揮するが後半に失速

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 トーナメントの掉尾を飾る決勝戦は、筑波大中央大という、決勝におけるカードとしては初の顔合わせになった。筑波大が勝てば3連覇、17年ぶりに決勝に進んだ中央大は勝てば1996年以来、22年ぶりの優勝となる。

180506masuda.jpg ゲームの立ち上がり、筑波大はここまでなかなか本領を発揮せずにいた#11増田(3年・PF)が、2本のバスケットカウントと速攻で一気に流れを持ってきた。高さもあり動きの幅もあるこの選手を中央大は止めきれず。2分半で9-0となると中央大は追いかける形になるが、ここで切れずに#14久岡(4年・SG)のジャンパー、#13中村(4年・SG)のアシストから#28鶴巻(4年・SF)、さらに#2大﨑(3年・CF)らが得点を重ね、追い上げていく。しかし筑波大は#27山口(2年・SF)が好調で3P1本を含む4連続得点で再び中央大を置き去りにすると、#11増田のスティールからの速攻、#88牧(3年・SG)、#8菅原(2年・PG)と続く猛攻で1Qを31-20とハイスコアで終了。

 9点を追う中央大は2Q、粘りを見せた。筑波大にファウルが続く間に#13中村の3P、速攻からのバスケットカウントなどでじわじわと迫っていく。筑波大は立ち上がりこそ足踏みしたが#11増田、#88牧の3Pで10点程度の差を保っていく。中央大は激しいディフェンスと#86青木(2年・C)がリバウンドで粘り、残り3分、#28鶴巻、#33三上(3年・SF)の3Pが沈むと、#0肥後(4年・PF)がオフェンスリバウンドからねじ込んで48-42と最大12あった点差を6にして前半を終えた。

180506oosaki.jpg 3Qの立ち上がり、筑波大は#27山口の3Pで先制するが、中央大は#14久岡が3Pを返し、#13中村がペイントへインしてのシュートで4点差に迫る。しかし筑波大は慌てない。センターの#15森下(3年・C)がゴール下で長身の存在感を示してゴールを決めていくと、再び点差は10以上に開く。中央大は筑波大のゾーンプレスに苦しみ、ボールが前になかなか運べない。筑波大はターンオーバーから次々と得点して76-50と大量リードを得て4Qに入るが、中央大は単発のシュートはあるが前半のような勢いは出せず。筑波大は最後まで好調に得点を重ねて最後は99-68。見事3連覇を達成した。

 決勝に至るまで劇的な展開もあった筑波大だが、まだまだ秘めているものが多いと思わせた試合も多かった。決勝ではエースの増田が立ち上がりから目の覚めるような動きを見せ、それに呼応するようにチーム全員が勢いあるプレーを披露した。中央大のディフェンスにも動じず、また自らは相手を思うようにプレーさせずにリズムを失わなかった。これまでは馬場、杉浦、青木といった主軸に光が当たりがちなチームだったが、新チームとしてまず結果を出したことは大きい。決勝に至るまでには接戦もあったが、それを勝ち切る経験を詰めたのも良い財産となるだろう。増田に加え、牧の活躍も大きなインパクトを与えた大会だった。

 準優勝の中央大は持ち味を存分に見せた大会だった。留学生が増え、大型化が進む1部リーグの中で中央大は小兵のチームだ。しかしそれを逆手に取って、高い機動力を活かして激しく当たりに行くディフェンスを磨き、大﨑、沼倉、足立、肥後といった190cm前後の選手たちがリバウンドに絡んでいく。さらに、中村や鶴巻といったスコアリング能力の高い選手たちのここぞというときの得点力は、特にトーナメント戦では威力を発揮する。今季より1部に復帰するが、このトーナメントでは自分たちの力や課題をいい意味で把握できははず。秋にどのような成果を出していくかを期待したい。

写真上:筑波大は増田が立ち上がりからチームを乗せる活躍を見せた。
写真下:大﨑は大会を通じ、ディフェンス・オフェンスで貢献。

※筑波大・森下選手、菅原選手、中央大・久岡選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2018.05.06 (Sun)

【2018トーナメント】5位決定戦 東海大VS日本大

日本大が残り30秒からの攻防を制して逆転で5位
東海大はリードする時間帯に突き放せず


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 5位決定戦の顔合わせは東海大日本大となった。日本大は立ち上がりこそ#14松脇(3年・SG)、#10杉本(2年・SG)のシュートも決まり、ゴール下で#0シェイク(2年・C)の高さも生きたが、終盤に入り失速。東海大が18-14とリードして2Qに入る。東海大は#28津屋(2年・F)の3Pなどもあって逃げるが、日本大は開始3分でスタメンを中心にしたメンバーに戻すと、ここから#14松脇が2本の3Pを沈め、#0シェイクがオフェンスリバウンドを獲得し、じわじわと1点差に迫る。東海大は#0寺嶋(3年・PG)が速攻に走り、#19西田(2年・SG)の合わせのシュートなども続いてリードを守るが、日本大は#14松脇が3本目の3P、ドライブで逆転に成功。前半を日本大が33-36とリードして終えた。

180506keita.jpg 3Q、日本大はペイントで攻められず、外のシュート中心の攻撃になるがこれが安定せずターンオーバーが続く。その間に東海大が#0寺嶋の速攻から流れを作ると逆転から7点のリードに成功。引き離されかけて苦しい展開となる日本大だが、#10杉本のバスケットカウントやジャンパー、#14松脇の得点でつなぎ、3Qは55-50と東海大リード。

 4Q、日本大は#9島尻(2年・F)のスティールから始まり、#0シェイクがゴール下で存在感を見せてリバウンドをもぎ取ってシュートを決め、一気に追い上げる。東海大は#19西田の3P、#0寺嶋への合わせをはじめ、早い展開を見せていくが、開始5分以降得点がストップ。日本大は残り4分、#10杉本が3Pを皮切りに立て続けにシュートを沈め、1点逆転。東海大はおよそ5分間無得点の苦しい展開の中、残り45秒に#25平岩(3年・C)がシュートをねじ込み、ここから互いに決め合う展開となる。日本大が1点リードの状況から残り17.3秒、ゴール下の混戦の中、東海大のオフェンスはエンドラインを踏むラインクロス。攻め続ける日本大は11.8秒に#10杉本がフリースローを獲得し、これを1本決めると68-70。東海大は残り時間でゴールを決めることはできず、そのまま試合終了。最後は日本大がわずかな差で勝負を決めた。

180506nisida.jpg シューターの多い日本大は1試合の中で波もあるが、攻撃の先頭に立つ杉本はコートに立つ間、休むことなく攻め続ける。これに松脇や青木が良いタイミングでアウトサイドシュートを沈めて、試合の流れを持って来る。ディフェンス重視を標榜するものの、最後はこの攻撃し続ける姿勢が吉と出て、順位決定戦を勝ちきっての5位。続く新人戦での戦いぶりも期待したいところだ。

 東海大は良い時間帯もあったが、この大会を通じてアウトサイドがあまり安定しなかった。昨年からあまりメンバーは変わらないが、ディフェンスの基盤だった4年生が抜けた分、チームの要となる守りの強度を上げていくのはここからだろう。新戦力としては大倉颯太が今大会出番を得たが、新たなメンバーが頭角をどう表してくるかも問われるだろう。

写真上:シェイクの高さが生きている時間帯は攻守ともに安定していた日本大。
写真下:2年目となり昨年以上の結果が望まれる西田。今大会はアウトサイドが今ひとつ当たらず。

※日本大・杉本選手、東海大・内田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:40  |  2018トーナメント  |  Top↑

2018.05.06 (Sun)

【2018トーナメント】最終結果

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優勝 筑波大学(3年連続7回目)


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準優勝 中央大学


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3位 白鷗大学


■MVP 牧 隼利(筑波大)
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■敢闘賞 中村功平(中央大)
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【個人賞】
■得点王 盛實 海翔(専修大学)(98点)
■3P王
 大澤希晴(専修大学)15本
 中村功平(中央大学)15本
 盛實海翔(専修大学)15本
■アシスト王 久岡 幸太郎(中央大学)22本
■リバウンド王 モッチ ラミン(大東文化大)57本(OR24/DR33)

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※写真左からモッチ、久岡、中村、大澤、盛實


■優秀選手賞
鶴巻啓太(中央大)
熊谷 航(大東文化大)
増田啓介(筑波大)
玉木祥護(筑波大)
前田怜緒(白鷗大)

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※名前は写真左から



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2018.05.06 (Sun)

【2018トーナメント】5/6結果(最終日)

■駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場

青山学院大学80(23-16,15-11,21-20,21-27)83専修大学(7位決定戦)
東海大学68(18-14,15-22,22-14,13-20)70日本大学(5位決定戦)
大東文化大学58(7-15,14-16,22-21,15-28)80白鴎大学(3位決定戦)
筑波大学 99(31-20,17-22,28-8,23-18)68中央大学(決勝)


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2018.05.05 (Sat)

【2018トーナメント】5/5準決勝 筑波大VS大東文化大

筑波大が連日の逆転劇で3年連続決勝進出
大東文化大は終盤のオフェンスが形にならず


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 準決勝第2試合、筑波大大東文化大の対戦はインカレ決勝と同カード。嫌が応にも高まる期待の中、試合は息詰まる熱戦となりどちらが勝ってもおかしくない展開となった。

 立ち上がりから互いに激しいディフェンスを仕掛けていく。準々決勝では簡単に決まった大東大#15モッチ(3年・C)のゴール下はサイズの大きな筑波大の中にあってはそう思うようにはスペースもなく、我慢の出足。筑波大は#11増田(3年・SF)のターンシュート、#65玉木(4年・C)のオフェンスリバウンド、#27山口(2年・SF)の3Pもあってリードに成功するが、大東大も次第に調子を上げて1Qは13-14。

180505masuda.jpg 2Qの立ち上がり、互いにベンチメンバーを主体にした戦いの中、どちらも主導権は握れない。主力を戻すも大東大はアンスポーツマンライクファウル、筑波大は速攻でオフェンスファウルなど、互いにミスが出て、点数的にも差がつかない時間が続く。残り5分、大東大は#12熊谷(4年・PG)の速攻からリズムが生まれ、#34中村(3年・PG)の速攻、#15モッチのオフェンスリバウンドやゴール下のプレーが続いてリード。筑波大も#8菅原(2年・PG)が3P、フリースローを沈めるなど、傷は最低限にとどめて29-35と大東大6点リードで前半終了。

 3Qの立ち上がりは筑波大が速攻を連発し、逃げる大東を捕まえに行く。しかし大東大は#12熊谷が2本の3Pを沈めてその勢いを断ち切り、リードを10点以上に広げることに成功。筑波大はタイムアウトを取って修正し、#15森下(3年・C)、#7青木(4年・SG)、#11増田とゴールが続く。筑波大の攻撃に対して激しいディフェンスにいくもファウルが続いてしまった大東大は#2飴谷(2年・SF)の速攻も出たが、45-50と11点あった差を45-50と5点にされて3Qを終えた。

 最終Qは立ち上がりから攻防が入れ替わる目まぐるしい展開になる。高い位置からのディフェンスでボールを奪った筑波大は#88牧(3年・SG)が速攻、そしてミドルシュートを決め、開始2分で2点差に。大東大は#14モッチが4ファウルとなりベンチへ下がるが、#39アビブ(1年・C・北陸)が代わって奮闘。ワンゴールを争う展開は終盤まで続いたが、大東大は何度もフリースローを得ながらこの確率が悪く、筑波大を突き放せない。残り2分で4点のリードを保っていた大東大に対し、最後の流れをじわじわ筑波大が引き寄せていく。大東大は筑波大のディフェンスの前に容易にオフェンスを展開できなくなってタフショットが続くと、リバウンドも取れず。そこから#8菅原の速攻が生まれた筑波大は残り1分で2点差。タイムアウトを挟んで再開した大東大のオフェンスは、#12熊谷がドライブを決めきれず、ボールを奪った筑波大が#27山口の3Pにつなげて64-63と逆転。残り14.2秒、#12熊谷からボールが渡った#91ビリシベ(4年・PF)のアウトサイドは外れ、筑波大が準々決勝に引き続き1点差で決勝進出を決めた。

180505birisibe.jpg 互いに堅いディフェンスで相手のポイントを止める、気の抜けない展開だった。大東大はモッチが4ファウルになっても持ちこたえたが、フリースローが7/17と決まらず。もう少し入っていればリードを広げ、もっと優位に試合を進めて逃げ切れた可能性もある。

 筑波大は連日の逆転だが吉田監督「このチームは焦らない」と、劣勢でもやることをやり続ける勝負強さがあると言う。春は代表合宿に行く選手もいたため、チームとしての練習期間はそう長くなく、「ぶっつけ本番」で臨んでいるというが、牧や菅原を軸に、増田が勝負どころで欠かせない働きをしており、チームとしてまとまりができつつある。3連覇に向かってこの流れを持続できるか。

写真上:前半4点に終わったが、後半は要所でシュートを決めた増田は試合巧者だ。
写真下:好ディフェンスを見せている春のビリシベだが、最後のシュートはリングに弾かれた。

※筑波大・山口選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2018.05.05 (Sat)

【2018トーナメント】5/5 準決勝 中央大VS白鷗大

勢いに乗った中央大が17年ぶりに決勝に進出
白鷗大は攻め気を見せるも一歩及ばず


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 準々決勝で日本大にリベンジを果たし、#13中村(4年・SG)と#28鶴巻(4年・SF)2人のエースが点数を量産する中央大。そして専修大を1点差で破り、泥臭いプレーと速い攻撃を仕掛ける白鷗大。両者の準決勝はスピードと機動力はほぼ互角で、最後の1秒まで勝敗がわからない熱い戦いとなった。

 1Qは高さのある白鷗大がペースを掴む。#58前田(3年・SF)の3Pで先制し、#75シェッハ(3年・C)を活かしたプレーが目立った。一方中央大はサイズで圧倒され点数が伸びず6-19と大きく出遅れる。2Qも白鷗大のペースで試合が進みリードを得るが、中盤になり中央大#28鶴巻の3Pから流れを作ると、ディフェンスにも締まりが見え始めた。#0肥後(4年・PF)のジャンパー、そして#13中村も引き続き好調。一方白鷗大は#44星野(3年・PF)がリバウンド争いから足を痛めてベンチへ。苦しくなる中、ガード陣がドライブインなど果敢に攻めの姿勢を見せ、ファウルをもらうがフリースローがなかなか決まらない。終盤は中央大のペースで前半を終え28-32と4点差まで迫った。

180505aoki.jpg 3Qが始まると、中央大#75沼倉(3年・C)のジャンパー、#13中村の3Pが2本連続で決まり開始1分で逆転に成功する。白鷗大は早くもタイムアウトを要求し、前からディフェンスを仕掛けるが、中央大のガード陣が速いペースで攻めにかかる。#28鶴巻の3Pとジャンパーは好調。白鷗大は#32三浦(3年・SG)のバスケットカウント、#58前田のドライブで食らいつくが、中央大の#86青木(2年・C)のディフェンス、そしてダブルチームの寄りの速さに苦しみ#75シェッハの高さが活かせなくなっていく。中央大はブレイクに走った#86青木がブザーと共にシュートを決めると、このQは31得点でまとめ上げ59-46で残り10分にかける。

 4Q開始直後、白鷗大は#75シェッハのタップシュートから追い上げの態勢に入る。リバウンドから速い展開に持ち込み#23荒谷(2年・PF)がレイアップ、#56中川(3年・PG)のバスケットカウントを決めると、さらに#58前田がギアを上げる。残り3分で#56中川の3P、ジャンパーで64-64の同点とする。中央大はシュートが落ち始め苦しい展開に。白鷗大は#52ブラ(1年・C・帝京長岡)を中心にオフェンスリバウンドでセカンドチャンスを作り、残り2分、#37長島のドライブで64-66と逆転に成功。ここで中央大#13中村が体勢を崩しつつの3Pを沈めると、すぐに白鷗大#58前田がドライブで返し1点を争う展開に。残り42秒、オフェンスリバウンドに絡んだ#52ブラがファウルをもらうが、フリースローが入らない。中央大もワンプレーを作るがシュートは決まらず。しかしオフェンスリバウンドに絡んだ#2大崎(3年・CF)がシュートファウルをもらい、フリースローを2本決め69‐68と1点リード。白鷗大はタイムアウトを要求し、残り17.7秒。#37長島が保持したボールは#58前田に渡るが惜しくもシュートまで行けず。69‐68でタイムアップとなり、中央大が決勝進出となった。

 中央大はこの試合も調子のいい中村が16点、鶴巻が15点と攻撃の要がしっかり出来上がっている。そして久岡が個性派ぞろいのチームをPGとしてまとめている。ここからサイズと機動力を持つ大崎やシューター三上が伸びてくると、安定したオフェンスを展開することができるだろう。サイズがない部分は欠点でもあるが、沼倉や青木のゴール下の頑張りはチーム全体を鼓舞している。ディフェンスは大きいチームにも効果的で、特にダブルチームに寄る速さはいい武器だ。「入りが悪い」と選手たち自身も自覚しているようで、決勝では筑波大のサイズに圧倒されず、いかに早いタイミングでリズムを作れるかが鍵となる。

180505maeda.jpg 白鷗大は4年生の長島スピード、秋野の頑張りはもちろん、前田が3年生ながらエースとしての活躍を見せ始めている。星野の怪我による離脱は痛かったが、三浦や中川というサイズの小さいメンバーのドライブやシュートも光った。シェッハの高さをうまく活かすとともに、豊富な運動量と、そのエネルギーが試合終盤まで失速しないのは鍛えられた足腰を持つ証拠だ。しかしフリースローが24分の8と確率が低く、大きな課題となった。「ディフェンス面がまだまだ」と落合HCはいう。持ち味の足腰がディフェンス面でどう活かされるか、秋が楽しみだ。まずは切り替えて3位決定戦に臨んでほしい。

写真上:青木はゴール下の泥臭いディフェンスで貢献している。
写真下:40分間走り続け、無尽蔵ともいえる体力を持つ前田。最後まで諦めずに前へと進んでいく。

※中央大・中村選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2018.05.05 (Sat)

【2018トーナメント】5/6試合予定(最終日)

■駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場

11:00 青山学院大学 vs 専修大学(7位決定戦)
12:40 東海大学 vs 日本大学(5位決定戦)
14:30 大東文化大学 vs 白鴎大学(3位決定戦)
16:20 筑波大学 vs 中央大学(決勝)


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2018.05.05 (Sat)

【2018トーナメント】5/5結果(準決勝)

■駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場

青山学院大学61(15-14,13-13,20-22,13-18)67東海大学
日本大学89(22-21,17-26,20-22,21-10)79専修大学
中央大学69(6-19,22-13,31-14,10-22)68白鴎大学
筑波大学64(13-14,16-21,16-15,19-13)63大東文化大学



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2018.05.04 (Fri)

【2018トーナメント】5/5試合予定(準決勝)

■駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場

12:00 青山学院大学 vs 東海大学(順位決定戦)
13:40 日本大学 vs 専修大学(順位決定戦)
15:20 中央大学 vs 白鴎大学(準決勝)
17:00 筑波大学 vs 大東文化大学

※5/4は試合はありません。


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2018.05.03 (Thu)

【2018トーナメント】5/3 準々決勝 筑波大VS青山学院大

筑波大が4Qの猛攻で追い上げ
大逆転で青山学院大を下す


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写真:1点差で勝利し、歓喜に湧く筑波大。

 この日の最終試合は筑波大青山学院大という、世代別代表等の有力選手を多く抱える注目のチーム同士の戦いだった。昨年のトーナメント覇者、3連覇を狙う筑波大は、昨シーズンから怪我で欠場している#14波多(4年・SG)が未だ完全復帰できていないが、平均身長が高く#11増田(3年・PF)#88牧(3年・SG)という3年生を中心とした若いチームだ。一方青学大は機動力のある#15石井(4年・PG)を中心に、エース#13前田(4年・F)を筆頭に#14井森(3年・F)、#21納見(3年・PG)も調子を上げ、プレシーズンから安定した強さを見せている。

180503masuda.jpg 前半は青学大のペースで試合が進む。代表から帰ってきた#7ナナー(3年・CF)のオフェンスリバウンドから、#14井森、#21納見の連続3Pで流れを作る。筑波大は#65玉木(4年・C)、#11増田のジャンパーで応戦するが、#8菅原(2年・PG)が早い段階で2ファウルとなりベンチへ。さらに青学大のスピードとスイッチディフェンスが筑波大を苦しめる展開に。ゴール下では青学大#7ナナーが成長を見せて要となり、リバウンドも優勢となった。筑波大も前半終盤にオフェンスリバウンドに絡むものの、なかなかフィニッシュが決まらず、26-40と青学大リードで折り返す。

 後半テンポアップを狙う筑波大は、オフェンスリバウンドの強化とスイッチディフェンス対策をハーフタイムで行い、ボールが早く回るようになるが、青学大の鋭いドライブと前からのディフェンスは安定していた。中を固めてスティールを狙い、走った#52赤穂(2年・PG)が、ワンパスからのタップシュートなど速いバスケを展開する。10点差以内で最終Qにつなぎたい筑波大は#88牧や#27山口(2年・SF)が3Pを決め食らいつくが、青学大#21納見がブザー間際に3Pを返し65-52と13点差とする。

170503noumi.jpg 第4Q序盤、筑波大の長いパスを連続スティールしブレイクに持っていく青学大だが、開始4分で4ファウルとなり、ここから筑波大が一気に攻め気を見せる。#11増田のドライブ、#33森下(2年・CF)のバスケットカウント、さらにオフェンスリバウンドにも積極的に飛び込みセカンドチャンスをものにする。ここから#88牧の3Pやジャンパーが光ると、波に乗り#8菅原の3Pが決まり、残り3分で3点差に迫る。青学大はスピードを生かし速い展開で再び点差をつけようとするが、なかなかシュートが入らない。終盤にかけて筑波大#88牧が強気のプレーを見せ、連続得点。さらに牧は残り25.7秒、囲まれながら打ったシュートでファウルをもらい、フリースローをしっかり2本沈めとうとう73-72と逆転。青学大はタイムアウトを要求し、最後のワンプレーにかける。しかし#15石井がギリギリまでボールを保持し、#52赤穂から#21納見に渡ったボールからの3Pはリングに弾かれた。しかしオフェンスリバウンドに絡み1.2秒を残し青学大のエンドスローイン。筑波大は5人全員をサイズアップさせ、ゴール下を守る。青学大はスクリーンを使って飛び込んで来た#52赤穂がゴール下を打つが、惜しくも入らず試合終了。73-72で筑波大が大逆転勝利を果たした。

 筑波大は青学大のディフェンスに苦しみボールが回らず、我慢の時間が多かった。ハーフタイムにセンター陣のスクリーンを使ってディフェンスを振り切るという対策から流れが戻ってきたが、第4Q残り5分の時点で10点差。このとき吉田監督は「テンポアップをしなければならない」と考えていた。「筑波のバスケはディフェンスをしてブレイクを繰り返すこと。それを徹底していけば自然とテンポアップしてくる。それができた」。準決勝の相手は大東文化大。昨年のインカレ決勝のリベンジマッチで、筑波大のペースをいかに長く継続できるかが鍵となる。

 青山学院大は前半からスピードと高さを生かし、自分たちのペースに持っていくことができたものの、前田がゴール下の争いで足を痛めて前半に離脱。スコアラーを一人失い、後半終盤のシュート率の低下が敗戦につながった。しかしガード陣全員の1対1の強さ、そしてセンター陣の成長、さらに機動力のあるディフェンス力はここ数年取り組んできたものが成果としてしっかり見えてきている証だ。切り替えて最高位の5位を目指したい。

写真上:終始激しいディフェンスを受けた筑波大・増田。しかし最終盤に彼らしい動きからの得点を決め、反撃に貢献。
写真下:17点の青学大・納見。最後のシュートを託されたが惜しくも決められず。

※筑波大・牧選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。


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2018.05.03 (Thu)

【2018トーナメント】5/3 準々決勝 専修大VS白鷗大

残り1分半から勢いを得たのは白鷗大
1点差のゲームでベスト4へ進出


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 白鷗大専修大の戦いは、立ち上がりから最終盤までどちらに転ぶかわからない白熱した展開となった。前半はハイスコアリングゲームになった。開始早々、専修大は#10大澤(4年・F)が白鷗大#35秋野(4年・PF)をブロック、さらにスティールからの速攻を見せる。一方の白鷗大も#44星野(3年・PF)が連続得点したのに続き、#58前田(3年・SF)の3P、#35秋野も果敢に攻めて#30アブ(3年・C)のティンディングを誘うなどして開始3分で4-14の10点リード。しかしここからファウルが続発してしまい、流れは専修大へ。専修大は#30アブを中心に得点し、#10大澤、#34盛實(3年・G)の3Pなどで追い上げて26-29で1Q終了。

180503maeda.jpg 2Qも立ち上がりからファウルが続いてしまった白鷗大は激しいディフェンスに出にくくなり、その間に専修大が逆転。しかし#32三浦(3年・SG)がアグレッシブに攻め、#58前田のオフェンスリバウンドなどで逆転するとシーソーゲームに突入する。互いに速攻を出し合うなど早い展開が続くが、どちらも切れず勝負は互角。しかし最後に#34盛實が3Pを沈めて50-47と、今度は専修大の3点リードで前半を終えた。

 後半、専修大は5分間ノーゴール。白鷗大は#58前田の速攻、#75シェッハ(3年・C)が#30アブをブロック、#37長島(4年・PG)から#75シェッハへのアシストが決まるなどして一時6点のリードに成功する。専修大は#30アブ、#46寺澤(1年・F・東海大諏訪)が徐々にゴール下で存在感を増し、#5安部(3年・G)がドライブで得点すると追い上げに成功。ここから#30アブのゴール下、#88重富周希(2年・PG)のドライブ、フリースローで今度は7点のリードを奪った。白鷗大は終盤3分間ノーゴールとなり、3Qは66-61の専修大リードに。

 4Q、白鷗大はここまで積み重なってきたファウルがさらにじわじわと増えて、点差以上の苦しさが見えてくる。しかし専修大の得点も序盤に#46寺澤が得点して以降止まる。#30アブがベンチへ下がっている間に白鷗大は#75シェッハのアシスト、シュートで逆転に成功。残り4分、#30アブ、#88重富がコートに戻ってくると、ここからが最後の勝負になった。専修大は#46寺澤が2連続得点にフリースローを獲得し、1分半で6点を稼いで5点のリードに。残り2分となり白鷗大は苦しくなるが、#35秋野のシュートで3点差とすると、残り1分、#75シェッハのシュートをブロックにいった#30アブがティンディングと判定され、さらに#35秋野のリバウンドから#75シェッハの得点で残り46.8秒に白鷗大が76-77と1点先行する展開となる。最後の攻防で白鷗大のシュートは決まらないが、専修大は残り時間わずか、ブザーとともに放ったシュートは間に合わずタイムアップとの判定。白鷗大が何度もリードが入れ替わる展開を僅差で制した。

 昨年準優勝しているだけにここで負けなくないという気持ちは強かっただろう。ゲーム序盤からファウルが嵩んでいった白鷗大だが、なんとかディフェンスを持ちこたえて粘った。「結果的に勝った試合。内容的には負けているし修正点が多い」と今季指揮を執る網野監督(兼部長)。こういう試合を薬にして次につなげたいと言うが、オフェンスではチャンスを得たら前田や長島ら機動力の高い選手がアグレッシブに攻め続け、積極性は評価できる。これは昨年までハーフコートでの展開が多かったところを、アタックするオフェンスを増やしているせいもある。まだまだディフェンスは課題で、PGも経験値が足りない。網野監督としてはインサイドの強調も考えており、レベルアップしたい部分は山ほどあるようだが、今大会を通じて経験値を得て糧としたいところだ。

180503morizane.jpg どちらに転んでもおかしくないゲームだったが、専修大は最終盤の流れを持ってこられなかった。いつもなら相手の勢いを削ぐようなシュートを決める盛實が、後半はしっかりディフェンスされて0点。リバウンドでも15本負けているが、シェッハの高さに対してアブもきわどい判定が続く中、よく粘った。ルーキーの寺澤による終盤の連続得点など、新戦力の働きぶりも光り、チームとしてのベースアップを期待したい。

写真上:17得点の白鴎大・前田。よく走りボールを前へ、前へと持っていく。
写真下:前半終了時には3Pを決めた盛實。後半に入らなかったのが惜しまれる。

※白鴎大・長島選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。

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2018.05.03 (Thu)

【2018トーナメント】5/3 準々決勝 日本大VS中央大

シュート確率の高さ、スピードある展開で
中央大が日本大を圧倒してベスト4へ


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写真:シュートを沈め、両手を広げてベンチへ帰る中央大・中村。

 シューター陣と高さを十分に備えた日本大と、ディフェンスを武器に速い展開で攻撃を仕掛ける中央大。ベスト8がけでは入りに緩みがでた中央大であったが、昨年のリーグ戦順位決定戦では日本大が終始リードする形で勝利したこともあり、中央大にとってリベンジマッチともいえる戦いで、調子をしっかりと合わせてきた。

180503numakura.jpg 試合開始直後、日本大の#10杉本(2年・SG)のドライブインから先制すると、オフェンス、ディフェンス共に#0シェイク(2年・C)の高さを生かしていく。中央大は高さに苦しみやむを得ずタイムアウトをとると、一気にスピードアップにかかった。速いパス回しと、小さいながらリバウンドに積極的に絡み#28鶴巻(4年・SF)、#13中村(4年・SG)、#0肥後(4年・PF)の3Pで波を作ると、ディフェンスの足も動きはじめ、前半は完全に中央大ペースに。日本大は#21青木裕哉(4年・PG)が応戦するが、27‐48と中央大リードで前半を終える。

 後半も中央大のディフェンスは緩むことがなく、#2大崎(3年・CF)の3Pで先制する。10点差にしたい日本大は、開始5分程で中央大のシュートが落ち始めるとリバウンドから速い展開に持っていき、#14松脇(3年・SG)と#21青木の3Pでギアを上げ、タイトなディフェンスでミスを誘いブレイクに成功する。しかし中央大は#13中村が好調でこの日25点の活躍と、なかなか点差が詰まらない。さらにブザーと共に#28鶴巻の3Pがネットを揺らし58‐71と中央大のリード。第4Qも中央大の勢いは止まらず、サイズがない中で#86青木亮(2年・C)のパワープレーも印象的であった。日本大は前からディフェンスを仕掛け、3Pを積極的に狙っていくが、全体で24分の4と確率が上がらずそのまま幕。72‐98で17年ぶりに中央大がベスト4進出を決めた。日本大は第3Qで31得点をあげるも、中央大のエースたちに苦しめられ点差詰めることはできなかった。

180503sugimoto.jpg 中央大のサイズはないが、ディフェンスやスピードで他のチームを上回り、大きなチームを苦しめる。1部チームには2m級の留学生も多数いるが、ダブルチームに寄る速さやボールに向かう泥臭さは他のチームを圧倒するものがある。加えてエース#13中村と#28鶴巻のシュート率の高さはオフェンス面で最大の武器となっており、彼らのシュートが中央大のリズムを作っている。今年の3、4年生は2016年の新人戦で準優勝しているメンバーたちであり、気合は十分だ。

 日本大は今大会、特にハーフライン付近のガード陣のディフェンスが良く、前からプレッシャーをかけてスティール、速攻のパターンもしばしば見られた。しかし杉本と松脇などシューター陣の3Pと、シェイクとジャワラのセンター陣の安定は勝利の鍵となってくるため、青木や控えの藤井といったガード力も試される。

写真上:ビッグマンをかいくぐる上手さのある沼倉。中央大の仕事人だ。
写真下:日本大の杉本は激しくディフェンスされながら、攻め続けた。3Pが入らず苦しい中でも17得点。

※中央大・肥後選手のインタビュー、写真は「続きを読む」へ。


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2018.05.03 (Thu)

【2018トーナメント】5/3結果

■青山学院大学青山キャンパス

大東文化大学70(15-11,23-18,12-12,20-12)53東海大学
日本大学72(15-26,12-22,31-23,14-27)98中央大学
専修大学76(26-29,24-18,16-14,10-16)77白鴎大学
筑波大学73(14-23,12-17,26-25,21-7)72青山学院大学


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2018.05.02 (Wed)

【2018トーナメント】5/2レポート

ベスト8が出揃い
ここからさらにレベルの高い戦いへ


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 下位の順位決定戦が行われない今大会では、この日負けたチームは春シーズンを終えることになる。合計8試合が行われたベスト8を懸けた戦いは、いずれも1部の強豪が勝ち残り、準々決勝へと駒を進めた。

写真:中央大は最後に出番を得た青木(中央)が仕事を果たした。


【A・Bブロック】

ベスト8は筑波大・青山学院大学・大東文化大・東海大
青山学院大は激戦ブロックで拓殖大を下す


180502tokai.jpg 東海大は#0寺嶋(3年・PG)らスピードあるガード陣が次々に速攻を決め、駒澤大を圧倒。メンバーをまんべんなく使いながらも、セカンドユニット以降も能力の高い選手たちがそれぞれ活躍し、61-86で快勝を納めた。駒澤大は2、3Qで攻撃が機能せずそれぞれ一桁得点に終わってしまった。

 拓殖大青山学院大の戦いは、出だしから大きな差がついた。拓殖大は序盤アウトサイド一辺倒となるが、これが入らない。青学大はディフェンスで相手を抑え、内外から攻めて1Qで20-7のリード。2Qになり拓殖大もやや持ち直すが、青学大も途切れず27得点で前半は47-25と大差をつけた。後半、ディフェンスにタフさが出た拓殖大が盛り返すが前半の得点差は重く、90-73で青山学院大が猟師した。

 国士舘大大東文化大相手に前半出遅れる。大東大は#12熊谷(4年・PG)を初戦からベンチに下げつつ戦う余裕を見せる。国士舘大は後半#86下(4年・PG)や#22白井(3年・F)など、3Pが当たって6点差に詰め寄る場面もあったが、要所で大東大が断ち切り、86-70で大東大がベスト8へ。
 
180502nitta.jpg 昨年優勝の筑波大は今季2部に昇格している明星大の挑戦を受けたが、終盤まで受け身の展開となった。明星大は1on1とトランジションを主体とした攻撃型チーム。サイズはないが高い機動力を誇り、それをインサイドの2m、#9シェッラ(2年・C)が補完する。サイズはあるがスピードでは劣る筑波大はこれに足がついていかず、接戦に持ち込まれた。前半は39-38と筑波大はわずか1点のリード。明星大は後半になっても勢いとスピードは落ちず、3Q半ば逆転にも成功する。58-55と筑波大3点リードで終えた4Q、しかしここで1部強豪の力を見せたのは筑波大。ファウル続きで調子の上がっていなかった#11増田(3年・PF)が連続得点で流れを作ると、#7青木(4年・SG)の3Pで遂に10点のリードに成功。明星大はここからシュートが決まらなくなってずるずると引き離されると、90-70で筑波大が勝利を納めた。
「どんなに追い詰めても切れない、やはりそこが1部であり、強かった」と明星大の芝山監督。スピードと1対1という、相手とは真逆である自分たちの持ち味は存分に魅せたが、そこに焦らない筑波大の経験値と実力に終盤はメンタル、体力も削られてしまったと認める。とはいえ、徐々に人材を揃えてステップアップし、今季は2部に挑むチーム。この戦いぶりは秋のリーグ戦に向けても多くの見どころを作りそうだ。

写真上:今年の東海大は誰が出てもほとんど遜色のないスター揃い。どこまで見せるかが楽しみだ。
写真下:圧倒的スピードで筑波大のディフェンスをかいくぐっていった明星大。新田は17得点でシェッラとともにチームハイを記録。


【C・Dブロック】

日本大・中央大・専修大・白鴎大がベスト8へ
中央大は逆転から接戦の勝負をものにする


 白鴎大と対峙した法政大は立ち上がり次々にシュートを沈めて応援団も大歓声。しかし白鴎大もその都度入れ替えして譲らぬ展開に。勝負を分けたのは3Q。法政大の攻撃が機能せずにターンオーバーが続くと白鴎大が一気に引き離して25点差とここで勝負を決し、最後は60-71で試合を終えた。

180502kanagawa.jpg 専修大神奈川大との対戦となり、優位は保ったがディフェンス巧者相手にスムーズにはいかない場面も多かった。高さでは専修大が圧倒的だが、神奈川大の執拗で徹底されたディフェンスが何度も専修大の足を止めた。神奈川大は#34工藤(4年・PF)、#30松岡(4年・PG)といった得点源や#75小酒部(2年・SF)が高い身体能力で反撃。しかし追い上げれば専修大も逃げるという展開が続き、#34盛實(3年・G)の高確率の3Pやゴール下の高さが神奈川大の反撃の芽を摘んで10点差程度を保っていく。あきらめない神奈川大は食い下がって4Q終盤3点差まで迫るが83-79で専修大が逃げ切り勝利を決めた。

180502imagawa.jpg この日最後まで目が話せなかったのは明治大中央大の一戦。高い攻撃力を持つ中央大と、バランスよくメンバーが活躍する明治大は明治大リードから中央大が互角に持ち込み、終始波のある試合展開となった。前半明治大は#10須藤(3年・SF)を中心に点数を重ね、#4小林(4年・PG)がゲームを作る。中央大は2Qでゾーンディフェンスに切り替え、得意の走る攻撃も見えたが、波に乗り切れず41‐31と明治大リードで折り返す。さらに明治大は後半、ディフェンスとリバウンドを固め、最大16点のリードを得る。しかし中央大は#2大崎(3年・CF)と#28鶴巻(4年・SF)のドライブ、#71沼倉(3年・C)のゴール下の奮闘で58‐54と3Qは4点ビハインドまで押し戻すと、第4Q序盤はシーソーゲーム。終盤、互いにファウルトラブルが厳しくなり、中央大#71沼倉(3年・C)と明治大のゴール下の要#28今川(4年・PF)が中盤から終盤にかけてファウルアウトに。インサイドで代わりに責任を担ったのが、中央大#86青木(2年・C)。同点から1点を争う中、オフェンスリバウンドからシュートをねじ込み、これが決勝点となり75‐80で中央大がベスト8に駒を進めた。明治大は4Qで得点源が機能せず、惜しい敗戦となった。

180502sugimoto.jpg 劇的な勝利で初戦に早稲田大を破った日本体育大は、日本大という次の高い山に挑んだが、1Qから苦戦した。日本大はディフェンスで日体大の足を止め、1Qから#10杉本(2年・SG)、#8ジャワラ(3年・PF)がアウトサイド、ダンクと相手の勢いを削ぐ攻撃を見せ、ゴール下では#0シェイク(2年・C)が高さを生かして12-30と圧倒。日体大は2Qに次第に速攻や3Pが出て点差を縮めて前半は11点のビハインド。粘る3Qも#50バム(1年・C・福岡第一)や#3大浦(3年・SG)のシュートで6点差まで詰め寄る奮闘を見せた。しかしこの日は日本大も#10杉本のシュートが落ちず、交替した#9島尻(2年・F)が再三のバスケットカウントを得るなどベンチメンバーも仕事をこなし、再び19点差として4Qに入る。それでもあきらめない姿勢を見せる日体大は粘って4Qも差を10点前後まで縮める戦いぶりを見せるが追いつくことまでは叶わず76-87。日本大が攻守の良さを発揮してベスト8へ進んだ。

写真上:神奈川大は泥臭いディフェンスで専修大にしぶとく粘った。
写真中:明治大は大黒柱の今川が27得点を記録するが、惜しくもファウルアウト。
写真下:32得点と気を吐いた日本大・杉本。

※神奈川大・松岡選手、中央大・鶴巻選手、日本大・青木選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2018.05.02 (Wed)

【2018トーナメント】5/3試合予定(準々決勝)

■青山学院大学青山キャンパス

12:00 大東文化大学 vs 東海大学
13:40 日本大学 vs 中央大学
15:20 専修大学 vs 白鴎大学
17:00 筑波大学 vs 青山学院大学

※5/3-5/5は銀座線渋谷〜表参道、青山一丁目〜溜池山王間は運休となります。来場の際はご注意ください。

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