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2020.01.17 (Fri)
【その他の試合】シーガルスカップ2020レポート

特別指定選手たちもほとんどが集う中での開催は
2年生がシーガルスカップを2連覇!
東海大シーガルスの学年ごとにチームとして対戦し、優勝を競う「シーガルスカップ」。2007年度までは親睦の意味合いが強い部内の催しだったが、2008年度(2009年1月開催)より現行のようなガチンコ勝負の大会にリニューアルされ、ここまで続いてきた。今回のシーガルスカップ2020は都合により平日のみの開催に。各地に散っている特別指定選手も当初は参加が危ぶまれたが、可能な範囲で選手が揃い、部内一決定戦を1月14日〜17日の4日間に渡って戦った。また、今年はダンクコンテストも開催され、各学年の選手たちが技を競った。
可能性を見せた1年生の奮闘

写真:オフェンスで攻め続けた松崎。
2年生は3戦全勝で2連覇達成

写真:ルーズボールを追うなど、ハッスルプレーの見えた坂本。
健闘が光った3年生と、これが最後の大学でのプレーとなった4年生たち
3年生は1勝2敗で4位。名古屋の特別指定選手の#19西田は、後半の2試合の出場。16日の対2年生の試合は後半からの出場となったが、長時間のプレーで得点を重ねた。#28津屋、#35木下が中心になってゲームを牽引し、#26寒川や#34内田も思い切ったプレーが見えた。最終日の4年生との対戦では前半は5点差で食らいついたが、後半に突き放された。
4年生は東海大での最後の試合になった。既に多くの選手が特別指定で各地に散っており、同じ日に全員が揃うことは叶わなかったが、それでも見慣れたシーガルスでのプレーを楽しむ様子が伺えた。最終日の3年生との対戦では#1大倉 龍之介がアグレッシブなアタックを続け、#22笹倉もらしいシュートを連発。#9山内のスティール、#38春日の3P、#25平岩のインサイドと数々の見せ場を作った。1勝2敗で2位で大会を終え、個人賞も得点王とリバウンド王、ダンクコンテスト以外はすべてタイトルを4年生が獲得した。

写真:最終日、怪我の影響も全く感じさせずのびのびプレーした大倉龍之介。
ダンクコンテストは津屋が優勝

シーガルスカップはチームとしてシーズンを締めくくる催し。大会終了後は陸川監督、副将の#38春日による挨拶と、新キャプテンに就任した#28津屋が観客に挨拶し、最後は恒例の観客席も含めた写真撮影を行い、終了となった。
新チームは既に始動している。一区切りではあるが、ここからも日々シーガルスの鍛錬は続く。
大会結果(シーガルス公式サイト)
※その他の写真は「続きを読む」へ。
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2019.12.21 (Sat)
【2019その他の試合】第1回関東社会人・関東大学バスケットボールオールスターゲームレポート

クリスマスムードの中で開催された
大学生と社会人のオールスターゲーム
インカレの激闘から1週間も経たない12月22日。足立区総合スポーツセンターにて第1回の関東社会人と関東大学の、男女のオールスターゲーム「クリスマスカップ」が開催された。かつては関東実業団時代にも大学生とのオールスターが開催されてきたが、社会人へと組織変更されてから新たな開催となる。クリスマスソングの流れる会場はオールスターらしいなごやかさと華やかさに包まれ、リラックスしてバスケットボールを楽しむひときとなった。
関東の社会人地域リーグは12月上旬に終了したばかり。また学生もインカレ終了直後とあって、選手たちはほとんどが揃って練習する時間はなく、ぶっつけ本番。それでもそれぞれの選手たちが見せ場を作って盛り上げ、また試合の間には子どもたちのフリースローチャレンジや、選手たちがシュートを競うゲームなども行われた。
4Qは終盤の攻防で盛り上がるが
関東大学男子選抜が僅差で勝負を制す

2Q、社会人は奥住(横河電機)の3P、山本(新生紙パルプ商事)らのシュートで一時10点以上のリードに。関東大学はナナー(青山学院大)のインサイドや納見の3Pが入ると追い上げの流れとなり、バムのインサイドで点差を詰めると、47-47と追いついて前半を終えた。
3Qは立ち上がりに盛實(専修大)、西野(専修大)の3Pが連続し、学生側がリードを奪った。社会人はこのQはあまりアウトサイドを打つ形にはならず、一気に追い上げとはならない。関東大学は納見から八村(東海大)への明成コンビでのパスも通り、フリースローでも加点をする形で71-62のリードで4Qへ。
4Q、社会人は植村の3Pが好調で、インサイドでは劉(日本無線)が身体を張ってファイト。また、山岸(日本無線)が抜群のスピードを活かしたディフェンスで動き回り、速攻も決めて接戦に持ち込んでいく。関東大学は増田(筑波大)が2本の3P、さらにバスケットカウントと得点を重ねて追撃をかわしていく。残り3分、社会人は劉(日本無線)のシュートで86-86の同点に。関東大学はバムのオフェンスリバウンドやフリースロー、またディフェンスでもプレスをかけて存分に見せる展開に持ち込み、追いつ終われつの状況でわずかにリード。残り役1分、社会人は田野の3Pで1点差に迫った。関東大学はタイムアウトをとって対応するが、プレー再開後の増田のシュートは外れてしまう。しかし社会人側もチャンスは得るがシュートが入らず時間は減っていく。関東大学は残り13.3秒に牧(筑波大)のフリースローで94-91。残り7.6秒、社会人ボールでの最後のプレーは、この日好調だった田野がボールを持った。しかし放った3Pは惜しくも外れ、タイムアップ。最後の1本で競り合った勝負は、関東大学チームが僅差で制し、最初のクリスマスカップを手にした。

関東大学チームの主将を務めた納見は「こういう感じでバスケットをすることがなかなかないので楽しい時間だった」と、貴重な1日を振り返った。スケジュールとしても事前に集まる時間はなかったため、ぶっつけ本番のオールスター。スタッフ陣からはディフェンスを頑張って、オフェンスをやって、自分たちのバスケットをしよう、と言われてシンプルに挑んだ。明成の先輩である植村とのマッチアップとなったが、「高校時代は差があると思っていたけど、ようやく同じくらいのところに来られたのかな」と謙遜を見せた。
先輩の植村は「納見とは多分高校時代以来のマッチアップ。ガードとしてピックの使い方、パスの出し方もすごくうまくなったと感じた。勉強になった」とこちらも謙遜。同じく後輩の八村との対戦も「阿蓮は高校時代一緒にプレーしていた塁の弟。明成ではかぶってないけどOB戦でもやっているから、やはり特別な感じ」と笑顔で締めくくった。
写真上:日本体育大・バムと、黒田電気Bullet Spirits・マーテルは互いにインサイドで豪快なプレーを見せ、得点を牽引。
写真下:明成高校の先輩・後輩にあたる納見と植村。終始笑顔でのプレーだった。
※当日の様子は「続きを読む」へ。
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2019.05.19 (Sun)
【その他の試合】5/19 李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会 第3戦

大熱戦となった第3戦は互いに譲らぬ展開から
韓国学生選抜が勝負どころのスリーを沈めて優勝
日本学生選抜71(19-16,22-23,23-16,7-21)76韓国学生選抜
男子は1勝1敗で最終戦を迎えることになった李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会。勝てば優勝となる最終日、日本学生選抜と韓国学生選抜は互いに意地の見える熱い勝負を繰り広げ、満員の名古屋市体育館の観客も盛り上がりを見せた。

韓国学生選抜は2Qの立ち上がりに#7李(延世大學校2年・G)のドライブからのバスケットカウントで19-19の同点にし、日本のターンオーバーから#10朴(成均館大學校4年・F)の速攻で逆転。しかしここで日本学生選抜は#12赤穂(青山学院大3年・SF)の2本の3Pで持ち直し、1点を争う展開になる。中盤は互いにファウルや24秒オーバーなど、激しいディフェンスでの応酬がある中でのシーソーゲームが続くが、日本学生選抜は#11小酒部(神奈川大3年・SG)が速攻から軽やかに跳んでダンクを決めて会場を盛り上げると、さらにジャンパーも沈める。韓国学生選抜も譲らないが、日本学生選抜はここから#4平岩(東海大4年・C)のドライブ、さらには#11小酒部2本目の速攻ダンクにバスケットカウントが続くと、#10増田のバンクショット、#8星野(白鴎大4年・PF)のカバーからのシュートで勢いを持続。小酒部がルーズボールで派手に役員席に突っ込むと会場からは大きな拍手も巻き怒った。しかし韓国学生選抜は残り4.4秒から#7李がようやくこの日1本目の3Pを沈め、41-39の日本学生選抜2点リードで前半を終えた。


最終戦は両者気合いの入った戦いだった。韓国学生選抜は初戦で黒星を喫したあと、スタッフ陣からの強い喝が入っており、絶対に負けられないという気迫が2戦目、3戦目を通して感じられた。3試合を通して#7李のシュートは圧巻の冴えを見せ、ことごとく勝負どころで沈んだ。204cmの#12朴らインサイドへの合わせも終始日本の裏をかき、ディフェンスの寄りも激しかった。

写真上:前半は赤穂の2本の3Pが大きな効果をもたらした。
写真中上:9点10リバウンドの八村。インサイドでいかに戦うかも鍵だった。
写真中下:勝負どころの3Pを見事に決めた韓国学生選抜#7李。ストンとゴールを通過するきれいなシュートは、3戦を通じて効果的に決まった。
写真下:平岩はゴール下の難しいところもねじ込んでいった。
※日本学生選抜・平岩選手、笹倉選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。
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2019.05.18 (Sat)
【その他の試合】5/18 李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会 第2戦

韓国学生選抜の逆襲で1勝1敗
優勝の行方は最終日の一戦にかかる
日本学生選抜69(19-26,10-19,17-28,23-8)81韓国学生選抜
李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会は2日目を迎えた。初日は男女とも日本が勝利し、迎えた2戦目。女子の日本学生選抜は初戦よりも動きが良くなってディフェンスが締まり、シュートも気持ちよく当たって立ち上がりから大量リード。快勝で2勝目をあげ、優勝を決めた。一方、男子は韓国学生選抜が初日から修正し、怒涛の攻撃を仕掛ける展開となった。

3Qも流れは韓国学生選抜。アウトサイド・インサイドとも好調で、フリースローも次々獲得するが、この日は第1戦とは違い確実に決めていく。日本学生選抜は逆にディフェンス、オフェンスが機能せず一時は30点近い差が開いてしまった。46-73で試合は4Qに入り、追う日本は激しいディフェンスを継続。#7前田がドリブルで持ち込みファウルをもらっていくなど、最後まで諦めないプレーが続いた。このQは8-23と盛り返した日本学生選抜だが、途中の差は大きく、69-81で試合終了。韓国学生選抜が1勝を返した。優勝は最終日の第3戦で決まる。

日本学生選抜は1Q途中からはタフショットが続いて苦しい展開だった。互いに激しくやりあう中で、ミスから差を広げられたのが痛い。ただし3Qで大差がついた中、4Qでも切れずに追い上げた。
写真上:10得点・7リバウンドの八村。サイズの大きな韓国選手に囲まれつつも持ち味を発揮している。
写真下:速攻からレイアップを決める笹倉。地道なディフェンスでの貢献も見逃せない。
※日本学生選抜・前田選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。
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2019.05.17 (Fri)
【その他の試合】5/17 李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会 第1戦

初戦は絶対に落とせないと意気込んだ
日本代表が2Qで差をつけて逃げ切る
日本学生選抜77(19-22,18-8,17-19,23-10)59韓国学生選抜
日本と韓国で交互に開催されている、日韓学生代表による李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会、通称「李相佰盃」は今年で42回目を迎えた。今年度は名古屋市体育館を舞台にした3試合だ。初日は男女とも白星を挙げ、幸先の良い滑り出しとなった。

この2Qの立ち上がり、日本の目指す早い展開が続く。#4平岩の得点を皮切りに、ディフェンスから#12赤穂(青山学院大3年・SF)がスティール、さらに#4平岩と立て続けに速攻が決まり、日本学生選抜が逆転し、さらに引き離しをはかる。韓国学生選抜は#7李の3Pやフリースロー、#12朴(高麗大學校4年・C)の得点で食い下がり、拮抗した点数になるが、終盤に#11小酒部が速攻ダンクを含む3連続得点で韓国学生選抜の流れを断ち切ると、37-30と日本学生選抜が前半リードで折り返した。

日本学生選抜は2Qで18-8と圧倒。小酒部が攻守に渡って目立ったほか、前田が先陣を切り、ゴール下では平岩、ナナーの粘りが見えた。まずは目標にしていた第1戦に勝利。ただしリバウンドはHCも課題としてあげており、次戦以降で修正できるか。フリースローは両チームとも確率が悪く、特に韓国学生選抜は2本落とす場面も目立った。この出来次第で勝負も変わって来そうだ。
◆比嘉 靖日本学生選抜HC(大阪体育大学)
「チームには切り替えの早いトランジションゲーム求めている。合宿の段階からリバウンドを取ったら少ない時間でスコアする速い展開に取り組んできた。出だしはお互い固さがあったが、第1戦目の1Qの入りが悪いと近年試合を落としているので、選手も慎重になったかもしれない。ただ、点が入らない時間帯に相手にじわじわと追い上げられたが、そこを我慢してスティールやファーストブレイクで逆転されなかったところは大きい。修正点としてはディフェンスのところでは後半ギャンブル的に行って簡単に縦に割られてインサイド選手にファウルが増えたので、我慢していきたい。ディフェンスではやはりリバウンド。また、ローテーションになったときの確認はもう一度明日しないといけない。オフェンスではターンオーバーが多かったので、ボールをキャッチしてから次のプレーをするということを徹底させたい」
写真上:前田は先陣を切って攻めていく姿が目立った。
写真下:ゴール下のパワープレーを見せたナナー。リバウンドは11で貢献。
※小酒部選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。
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2019.04.21 (Sun)
【その他の試合】第54回 日本体育大学 筑波大学バスケットボール定期戦レポート

後半に勝負強さを見せた筑波大が定期戦8連勝
日本体育大は前半の勢いを保てず
日本体育大学と筑波大学による通称「日筑定期戦」は、今年で54回を数える歴史ある定期戦。また、関東学生連盟の最初の公式戦となるトーナメントの直前に行われるということもあって、Aチームがどの程度仕上がっているのかが測れる試合でもある。今年も日本体育大学世田谷キャンパスで試合が行われ、ジュニアバーシティ(Bチーム戦)に始まり男女とも熱い試合が繰り広げられた。そして、目玉の一つである男子戦は試合開始序盤からホームの日本体育大が主導権を握り、後半に筑波大が追いあげる展開となった。

後半3Q、筑波大が巻き返す。#27山口(3年・GF)、#15森下(4年・C)、#10村岸(4年・SF)らが高さを生かして攻め込み、ディフェンスリバウンドから連続速攻。開始4分で39-39と同点に追いつく。日体大は前半の勢いが失速。粘りたいが、筑波大の猛攻が止まらず53-63と筑波大がリードで最終Qへ。4Qの序盤、日体大#24土居がバスケットカウントを獲得するとベンチが沸き、開始2分で3点差にまで迫る。筑波大は早くもチームファウルは4つ。しかしこの日は#27山口が走り、#11増田(4年・PF)が安定した得点力を見せ、ともに21点のチームハイのプレーを見せる。日体大も持ち味の早い展開で挽回し、#50バムがオフェンスリバウンド、#3大浦がジャンパーを沈め残り3分で67-71と再び4点差に縮めて粘った。しかし反撃はここまで。その後は筑波大#8菅原(3年・PG)がジャンパー、#11増田がとどめのバンクシュートを決めると勝負あり。70-79で筑波大が3Qからの勢いを保ち、勝利した。

勝利した筑波大だが、「前半は動きが固かった」とベンチスタートの牧。だが後半の序盤から山口、増田を中心に点を取り、センター陣のうまさも光った。勝利とはなったが前半の出足の重さは改善したいところ。トーナメントは追われる立場だけに、気を引き締めてかかりたい。
写真上:最上級生になった村岸も大いに貢献。代表メンバーらが不在の間も練習ではチームをリードしてきた。
写真下:後半はなかなかいいプレーが出せなかったが、日本体育大の大黒柱としてゴール下での働きは必見。
※筑波大・牧選手、日本体育大・大浦選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2019.04.13 (Sat)
【その他の試合】第35回 京王電鉄杯10大学チャリティマッチ最終日
明治大学が日本大学を下して優勝
3日間にわたる10大学の戦いは、最終日は各ブロック間の同順位で対戦し、最終順位を決めたが、第1試合から接戦が続いた。

5位決定戦、慶應義塾大は1Qからシュートがよく入り、拓殖大を大量リードする前半になった。拓殖大はシュートが入らず、ディフェンスでも慶應大に再三ボールを奪われる格好に。2Qの終わりで10点ほどの差まで点差を縮めた拓殖大は、3Qになるとディフェンスも良くなり、#9小室(4年・G)のシュートが当たって逆転。慶應大はなかなか得点の取れない時間帯が続いた。拓殖大は逆転に成功すると4Qで差を広げる展開となるが、慶應大はそれでも粘り、終盤は3点差の展開。しかしここで主力のアウトサイドが決まらず、拓殖大が勝利を納めた。

その他、3位決定戦は専修大が後半に早稲田大を突き放した。下級生から上級生まで幅広く選手を使いつつ、サイズと高い能力は健在。#34盛實(4年・G)、#9重富友希(3年・G)らが怪我で欠場したが、その不在を大きく感じさせなかった。7位決定戦は中央大が後半#71沼倉(4年・C)の二桁得点でリズムに乗り、法政大を振り切った。
写真上:優勝した明治大は野口の高確率のアウトサイドシュートも武器。
写真下:日本大は前半こそシェイクの高さが生きたが、終盤インサイドをダブルチームで囲まれ、簡単にプレーさせてもらえず。
【大会結果】
優勝 明治大学
2位 日本大学
3位 専修大学
4位 早稲田大学
5位 拓殖大学
6位 慶應義塾大学
7位 中央大学
8位 法政大学
9位 青山学院大学
10位 東京大学

※明治大・須藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2019.04.07 (Sun)
【その他の試合】第35回 京王電鉄杯10大学チャリティマッチ
最終日の13日は総合順位決定戦を開催
10大学が参加する京王電鉄杯はリーグ戦を終え、各ブロックの順位が決定した。ダブルヘッダーのために試合によってABチームを使いつつのチームもあるが、その中でAブロックを抜け出したのは明治大学。接戦もあったが1敗で持ちこたえた。Bブロックは日本大学が1位となった。主力を休ませる余裕を持ちつつ、1位通過。大きくメンバーが変わらない中で安定感が見えた。
最終日となる13日は各ブロックの同順位同士が対戦し、総合順位を決定する。
【試合予定】
4月13日(土)@エスフォルタアリーナ八王子サブアリーナ
◆Aコート
10:00 中央大学 vs 法政大学(A4位vsB4位)
11:40 専修大学 vs 早稲田大学(A2位vsB2位)
14:10 日本大学 vs 明治大学(A1位vsB1位)
◆Bコート
10:00 青山学院大学 vs 東京大学(A5位vsB5位)
11:40 慶應義塾大学 vs 拓殖大学(A3位vsB3位)


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2019.03.24 (Sun)
【その他の試合】第15回東京六大学バスケットボールリーグ戦
早稲田大学が7度目の優勝

第4戦を終えた時点で無敗だったのは明治大。1敗で続く早稲田大が最終戦で対戦したが、勝った方が優勝となるため、白熱した試合となった。明治大がやや先行した入りとなるが、早稲田大は#14柳川(3年・G)が前半から好調に3Pを沈めて引き離されない。明治大は#10須藤(4年・SG)、#15渡辺(3年・PG)らの主力がオフェンスを引っ張り、#21野口(4年・F)のシュートも要所で決まる。後半も僅差で試合が進むが、早稲田大が終盤に逆転すると、明治大の追撃を断ち切り70-63で勝利。#14柳川が8本の3Pを沈めて大いにチームを盛り上げた。そのほか、4月入学となるルーキーの#27土家(G・福大大濠)、#12神田(G・浜松開成館)の両名も、ここしばらく好ガードを幾人も排出してきた早稲田大の次世代を担う存在として期待できそうだ。
六大学のチームはこのあと、4月上旬から始まる京王電鉄杯(エスフォルタアリーナ八王子・4/6〜)に参加する。
写真:最終戦で8本の3Pを沈めた早稲田大・柳川。今季は得点力にも期待がかかる。
【大会結果】
優勝 早稲田大学
2位 明治大学
3位 法政大学
4位 立教大学
5位 慶應義塾大学
6位 東京大学

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2018.04.22 (Sun)
【その他の試合】第53回日本体育大学大学 筑波大学バスケットボール定期戦レポート
日本体育大は終盤同点に持ち込むが届かず

トーナメント前に行われる試合としては一番最後になる筑波大と日本体育大の一戦は、昨年同様終盤僅差で争う展開となった。

2Q、日体大は#50バム(1年・C・福岡第一)のオフェンスリバウンド、#3大浦(3年・SG)の3Pなどでじわじわ追い上げ。筑波大は#75井上(1年・C・福大大濠)が負傷退場すると動揺したかミスが続く。日体大はここで#96ディクソンタリキ(2年・F)が速攻を始めとする連続得点でチームを盛り上げ同点に。一方の筑波大は#88牧(3年・SG)が3Pでチームを落ち着かせると33-28とリードを守って前半終了。

日体大はアウトサイド、フリースローの確率が上がらず「これだけ入らなければ勝てない」(#64井出)と苦戦した。バムら新戦力が奮闘を見せるなど、若返ったチームはここからの成長がカギだ。筑波大は牧、増田を軸に、高さも活かして日体大に簡単には攻めさせなかったが、こちらも得点が止まる時間がありまだまだといったところ。ここからトーナメントまで1週間、どのように仕上げていくか楽しみでもある。
写真上:2年目の菅原が牧と分け合いながらゲームをコントロール。
写真下:日体大は大浦が後半になって筑波大ディフェンスを切り崩していった。
※筑波大・増田選手、日体大・井出選手、大浦選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。
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2018.04.14 (Sat)
【その他の試合】4/14 第34回京王電鉄杯10大学チャリティマッチ
接戦となるも早稲田大はわずかに及ばず
34回目の京王電鉄杯は14日に最終日を迎えた。各ブロックの同順位同士で対戦し、青山学院大が早稲田大学を下して優勝を納め、トーナメントに向けて弾みをつけた。その他、この日はデフバスケットボールのエキシビションマッチも行われた。
デフバスケットボールを大学生たちが体験
初のエキシビションマッチ

デフバスケットボールとは、ろう者によるバスケットボール。「DEAF」は「ろう者(聴覚障害者)」の意味だ。特定非営利活動法人日本デフバスケットボール協会の管轄の元、大会運営や人材育成、選手派遣や啓蒙といった活動を行っている。関東学連所属の選手でいえば、東海大学の津屋一球選手はデフバスケットボールの代表でもあり、このように二刀流で活躍している選手もいる。この日は法政大学との縁からデフバスケットボールのチームが参加し、京王電鉄杯の会場でデフバスケットボールがどんなものかを見せてくれた。ルールは通常のバスケットボールと同じだが、試合中は補聴器の使用はできない。笛についてはレフェリーが吹くと同時にコーナーでフラッグを上げて知らせ、視覚情報で分かるようになっている。まずは女子の「東京VAMOS」と「IBARAKI」が10分のゲームを行い、デフバスケットボールをデモンストレーション。アイコンタクトやちょっとしたハンドサインでコミュニケーションを取るといったプレーを見せてくれた。
その次に10大学から各1名の選手が参加したチームと、男子のデフバスケットボールチーム「東京Resonaters」の対戦が5分ハーフで行われた。10大学の選手たちは耳栓をつけての対戦。全くの遮音状態ではないが、それでも声や足音は聞こえにくく、プレーの判断基準とする気配や音が感じにくい分、やりにくい部分もあったようだ。「足音が聞こえない中でブロックがきて驚いた」「仲間の選手が触って教えてくれた」と、実際にやってみるとやはりいつもとは違う感覚を体験したよう。
デフバスケットボールは各種大会が行われているが、聴覚障害者と聴者も両方参加できる全国デフバスケットボール大会(通称ミミリーグ)が、2019年3月に行われる。今回が初めて東京開催となり、東京都葛飾区の水元総合スポーツセンターで行われる予定だ。
写真:10大学の選手もデフバスケットボールを体験。コーナーにはフラッグを持つ審判が立つ。
互いに流れをつかみ合うが
青山学院大が最後を制して優勝

2Q、青山学院大が早稲田大のミスを誘い、早い展開で一気に10点差をつけるが、早稲田大はこの試合で怪我から復帰した#15森定(4年・G)を起点に追い上げ、再び#41小室の3Pで終盤に差を詰める。しかし青山学院大も#21納見(3年・PG)が最後のプレーをドライブで返して38-36と青山学院大が2点リードを守る。

写真上:後半に勢いあるドライブを決めた青学大・納見。
写真下:早稲田大・長谷川は力強さとスピードで青学大のディフェンスを翻弄。
【最終順位】
優勝 青山学院大学
準優勝 早稲田大学
3位 専修大学
4位 明治大学
5位 法政大学
6位 中央大学
7位 日本大学
8位 拓殖大学
9位 慶應義塾大学
10位 東京大学

※青山学院大・前田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2018.04.11 (Wed)
【その他の試合】4/7,4/8 第34回京王電鉄杯10大学チャリティマッチ
決勝は青山学院大VS早稲田大に

Aブロックは中央大、専修大、青山学院大、拓殖大、慶應義塾大の5チーム。ここを抜け出したのは青山学院大。2日間を通してシュート確率がよく、キーとなった専修大戦では高さ、早さに加えて接戦から勝負どころを制して無敗でブロック1位を獲得。Bブロックは明治大、早稲田大、日本大、法政大、東京大が戦った。明治大と早稲田大が安定感を見せたが、早稲田大は同率ながら直接対決で明治大を下してBブロック1位に。最終日の14日は専修大と早稲田大が優勝をかけて戦う。
写真:青山学院大・井森が好調なシュートタッチで活躍した。
【14日の試合予定】エスフォルタアリーナ八王子
◆Aコート
10:00 日本大(B4位)vs 拓殖大(A4位)
11:40 明治大(B2位)vs 専修大(A2位)
14:10 早稲田大(B1位)vs 青山学院大(A1位)
◆Bコート
10:00 東京大(B5位)vs 慶應義塾大(B5位)
11:40 法政大(B3位)vs 中央大(A3位)
※13:10からはデフバスケットボールのエキシビションが行われる。


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2018.03.18 (Sun)
【その他の試合】第14回東京六大学バスケットボールリーグ戦 陸前高田大会
岩手県・陸前高田市に完成した新アリーナで開催

東京六大学バスケットボールリーグ戦は14回目を迎えた。今年は陸前高田大会として岩手県、陸前高田市に4月に正式オープンする「夢アリーナたかた」(陸前高田市総合交流センター)にて、3月16日から18日の3日間の日程で行われた。東京六大学バスケットボールリーグ2011年の東日本大震災発生時には大会自体が中止となったが、その後は大会で被災地復興支援募金を呼びかけるなどの活動を行ってきた。また立教大学は2003年より陸前高田市と交流を持ち、他大学より関わりも深い。これらのこともあって今回は新アリーナのプレイベントとして、当地を訪れての大会開催が実現した。遠征での六大学リーグ戦は初めての試みであり、初日には震災遺構を見学するなど、選手たちにとっては単なる試合以外の経験も含まれた特別な大会となった。

写真上:クリニックに参加した子どもたちや大学生で集合の1枚。
写真下:元は山だったという場所を切り崩し、高台に作られた交流拠点の愛称が「夢アリーナたかた」。メインホールにアリーナ、柔道場や剣道場、プールまで備えた総合施設で、これから地域の交流拠点としてのにぎわいが期待される。
大学ごとに分かれたクリニックで
一緒にバスケットボールを楽しむ

初日の16日は開会式と2試合のリーグ戦をこなし、大会2日目の7日は各種プログラムが盛り込まれた1日となった。まずは六大学の選手たちによる、地元の子どもたちへのクリニックを朝から開始。子どもたちは2面あるコートで2グループに分かれ、ウォーミングアップ。その後はそれぞれの大学ごとにさまざまなスキルやシュートを練習した。教える内容はチームそれぞれ異なり、フットワークを重点的に教えるチームもあれば、シュートで競い合うチームもあり、大学生たちが盛り上げながら子どもたちをサポート。スキルを一通りこなしたあとは、大学生vs子どもたちのチームでミニゲームも行われた。ミニバスの高さに下げられたリングでは、大学生たちが豪快なダンクを次々と決めて子どもたちを驚かせたり、持ち上げてダンクをさせてあげる微笑ましいシーンもあり、笑顔にあふれたひとときとなった。
ミニゲームのあとは3Pコンテストとダンクコンテストを実施。3Pには地元の高校生も出場し、大学生たちと本数を競った。ダンクコンテストでは大学生4人が豪快なダンクを次々と決めて会場を盛り上げた。

各大学1名+高校生の計7名で行われた3Pコンテストは、早稲田大の小室選手が優勝。



ダンクコンテストは4名のうち2名が残り、最後まで勝負したがどちらも譲らずダブル優勝という形に。慶應義塾大の岩片選手は3本ともほぼノーミスでダンクを叩き込んだ。



最初は決まらず苦戦したが、豪快な跳躍を見せた法政大の千代選手も優勝。
車椅子バスケットボールの日本代表選手に
六大学の選手たちが挑戦

クリニックの後は車椅子バスケットボール体験が行われ、日本選手権で9連覇中の宮城MAXよりキャプテンでロンドンとリオパラリンピックに出場した豊島英選手、アテネからリオまでの4大会のパラリンピックに出場してきた藤本怜央選手と藤井新悟選手、北京パラリンピックに出場し、東北初の女性車椅子バスケットボールチームでも活躍している藤井郁美選手ら4名が登場した。

新年度間もない時期での試合は
バランスの良さが見えた明治大が優勝


写真上:明治大は今川ほかメンバーそれぞれが活躍。
写真下:早稲田大は初日に濱田が負傷し、代わりに富田が踏ん張りを見せた。
【大会結果】
1位 明治大学 5勝0敗
2位 早稲田大学 4勝1敗
3位 立教大学 3勝2敗
4位 法政大学 2勝3敗
5位 慶應義塾大学 1勝4敗
6位 東京大学 0勝5敗
※その他の様子は「続きを読む」へ。
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2017.08.18 (Fri)
【その他の試合】埼玉BBドリームカップレポート
「埼玉BBドリームカップ」開催!
エキシビションマッチでは大東文化大と筑波大が対戦
8月12日、埼玉県バスケットボール協会が主催する「埼玉BBドリームカップ」が、ウイングハット春日部にて開催された。これは国体選手の強化をはじめ、埼玉のバスケットボール全体の盛り上げを狙い、県内のさまざまなカテゴリの選手が集ったまさに「オールバスケ」イベント。U12、U15、Jr.オールスターから国体メンバーまで、さまざまな世代のバスケットが見られる1日となった。
記念のエキシビションマッチは
大東文化大が展開有利で勝利を収める

1Qは互いに得点を取り合う形でスタートし、終盤に#15モッチ(2年・C)が連続でフリースローを得るなどした大東大が24-18と抜け出す。筑波大は2Qに#7青木太一(3年・SG)が積極的に攻める姿勢をみせて追い上げると、1点差に迫る場面も。大東大は外が入らず停滞するが次第に確率を上げ、#12熊谷(3年・PG)や#20毕(4年・PF)のシュートなどで46-32と再び突き放して前半終了。

いくつか練習試合をこなしたものの、ここまでトレーニング中心だったという大東大。本格的な夏の強化はこれからとなり、韓国遠征を敢行する。韓国の強豪・延世大をはじめ、Kリーグも含めて5チームほどと試合をこなす予定だと言う。「昨年も同様の経験で力をつけた」(西尾HC)と言うだけに、秋の仕上がりを楽しみにしたい。
筑波大はスタメンのほとんどが抜けた状況で夏を過ごす。逆に言えばチーム全体の底上げを夏の間にどれだけ行えるかが、秋の結果を左右するだろう。馬場が抜けた穴は小さくはなく、代表メンバーもユニバーシアード後にすぐチームにフィットできるかという問題もある。今いるメンバーが危機感を持って向き合うべき時期になるだろう。
写真上:筑波大は2Qに青木太一が積極的に攻めていった。
写真下:思い切りのいいシュートを放っていた大東大・小谷。
国体強化試合は成年チームと少年チームが対戦

男子戦は女子戦より、より体格や技量の差が見える戦いとなった。少年男子は正智深谷を中心に埼玉栄、昌平高の選手で構成されたメンバー。成年男子は関東実業団の曙ブレーキ工業の選手をメインに、富士通やクラブチームなどの選手が参加する。体格でいえば成年に分がある戦いだが、少年チームはセンターの#9中村(正智深谷)がインサイドで懸命の守りを見せ、#7勝山(正智深谷)も上手いタイミングからゴールを奪う場面もあった。終始リードを保った成年チームは#14占部(曙ブレーキ工業・鹿屋体育大卒)が抜群の個人技を見せ、#5吉本(曙ブレーキ工業・明治大卒)のアウトサイドもよく決まった。インサイドでは#12皆川(富士通・明治大卒)の198cmや#8張(曙ブレーキ工業・山梨学院大卒)の197cmといったサイズの大きさも効いた。今年は成年チームが予選ありとなっている国体だが、埼玉チームの本番での戦いぶりを期待したい一戦となった。
写真:抜群の個人技で立ち上がりから少年チームとの差を見せた成年チーム・占部(曙ブレーキ工業)。
※筑波大・牧選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。
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2017.07.14 (Fri)
第40回李相佰盃争奪日韓バスケットボール競技大会レポート
27年ぶりの3戦全勝で優勝




写真上:サイズとスピードのある韓国インサイドをかいくぐり、シュートを決めていった平岩。
写真中:3戦目の勝利に齋藤がガッツポーズ。
写真下:両チームによる記念撮影。
※日本代表・齋藤選手(明治大)、保岡選手(江戸川大)のインタビュー、その他写真は「続きを読む」へ。
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