2016年12月 / 11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月


第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2016.05.13 (Fri)

【その他の試合】第39回李相佰盃日韓バスケットボール競技大会・概要

日本と韓国の学生代表が戦う通称“李相佰盃”が
今年度は韓国で開催


「李相佰盃日韓バスケットボール競技大会」が5月13日(金)~15日(日)の日程で、祥明大学(韓国・天安)を舞台に開催される。今年で第39回となるこの大会は計3試合行い、2勝したチームが優勝となる形式だ。


2017年夏のユニバーシアードに向けた強化合宿を経て
メンバー選抜を行ったチーム日本


 2016年2月16日に「第29回ユニバーシアード競技大会(※)」(2017年8月、台湾・台北)に向け、2年間に及ぶ継続的な強化を目的に、大会対象選手となる大学2年生から高校3年生までの代表候補選手・計45名が発表された。2~3月に強化合宿が計3回行われ、同時に李相佰盃に向けたセレクションも敢行。その結果、最終的に12名の選手が決定した。

 昨年12月、日本で開催された前回大会から5名(満田、馬場、杉浦 ともに筑波大)、成田(拓殖大)、安藤(青山学院大))が再び選出。また、ガード陣には、初選出ながらも生原(筑波大)、伊藤(東海大)など頼もしい4年生が顔を揃え、インサイド陣にはルーキーの平岩(東海大)など新戦力も加入した布陣で挑む。これまで日本の戦い方は、大会が終わるころにようやくチームとしてのまとまりが見える傾向があった。2年後のユニバーシアードに向けていいスタートが切るためにも、1試合目を大切にして挑んでくれることを期待したい。


2月末に2016年シーズンが開幕し
リーグ戦中盤での大会となるチーム韓国


 李相佰盃を8連覇中の韓国は、2016年2月に新シーズンが開幕しており、すでに日本で言うところの選手権大会(いわゆるトーナメント)に当たる大会・MBC杯を終え、今はリーグ戦(3月~9月)の真っ最中。そのため、前回大会と大きく異なるのは、「コンディション」だ。前回大会が行われた12月は、日本のシーズンで例えればちょうど2月ごろ。オフシーズンであったため、動きづらそうな表情が見てとれた。だが、現在は試合をある程度こなし、動きの良さはもちろんのこと、試合勘も十分持ち合わせ、コンディション面には問題はないだろう。

 メンバー選出においては例年選抜合宿などは行わず、前年度のリーグ戦上位6チームから選手を選抜。その年の成績を反映した選抜方式ではないが、それでも昨年度の「第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会」に韓国A代表として選出された3名、イ・ジョンヒョン、カン・サンジェ(ともに高麗大)、チェ・ジュニョン(延世大)の2mトリオや、チョン・ギボム、ホ・フン(ともに延世大)など6名の主力ガードが選出されており、現在韓国大学バスケットボール界で注目を集める選手が揃っている。

(※)ユニバーシアード競技大会:国際大学スポーツ連盟の主催する国際学生競技大会。17歳以上28歳までの学生(卒業後2年以内の者を含む)が参加資格を持ち、2年ごとに開催。


■大会名:第39回李相佰盃日韓学生バスケットボール競技大会
■開催地:韓国・天安 祥明大学
■日程:2016年5月13日(金)~15日(日) ※全て15時開始


◆日本学生選抜メンバー
*チームスタッフ
ヘッドコーチ:陸川 章(東海大学)
アシスタントコーチ:池内泰明(拓殖大学)
アシスタントコーチ:比嘉 靖(大阪体育大学)
トレーナー:吉本完明(青山学院大学)
マネージャー:岩部大輝(東海大学)
マネージャー:齊藤尋太郎(全日本大学バスケットボール連盟)

*選手
No.2 満田 丈太郎(筑波大4年・SF・188cm)
No.6 馬場雄大(筑波大3年・SF・195cm)
No.7 成田正弘(拓殖大4年・SG・174cm)
No.8 佐藤卓磨(東海大3年・SF・194cm)
No.9 安藤周人(青山学院大4年・SF・187cm)
No.11 高橋浩平(青山学院大2年・C・197cm)
No.14 伊藤達哉(東海大4年・PG・173cm)
No.17 杉浦佑成(筑波大3年・SF・195cm)
No.24 林 翔太郎(東海大学九州3年・SF・196cm)
No.25 平岩 玄(東海大1年・PF・199cm)
No.32 野口夏来(専修大2年・C・202cm)
No.46 生原秀将(筑波大4年・PG・183cm)
※平均身長 190.3cm

◆韓国学生選抜メンバー
*チームスタッフ
監督:イ・ミニョン(朝鮮大)
コーチ:コ・スンジン(祥明大)
コーチ:ホン・ソンホン(成均館大)

*選手
No.4 キム・ナッキョン(高麗大3年・G・184cm)
No.5 パク・ジフン(中央大4年・G・185cm)
No.6 ホ・フン(延世大3年・G・180cm)
No.7 ビョン・ジュニョン(東国大2年・G・188cm)
No.8 アン・ジョンフン(祥明大4年・C・197cm)
No.9 チェ・ジュニョン(延世大4年・F・200cm)
No.10 イ・スンギュ(朝鮮大4年・G・183cm)
No.11 カン・サンジェ(高麗大4年・F・201cm)
No.12 チャン・ムンホ(建国大4年・F・195cm)
No.13 チョン・ギボム(延世大4年・G・186cm)
No.14 イ・ジョンヒョン(高麗大4年・C・206cm)
No.15 キム・チョルク(慶煕大4年・C・204cm)
※平均身長 192.4cm


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  09:54  |  その他の試合  |  Top↑

2016.04.17 (Sun)

第32回 京王電鉄杯10大学バスケットボール・チャリティマッチ結果

後半逆転した専修大が2004年以来の優勝
新シーズン好調なスタートを切る


160417dentetu1.jpg 第32回京王電鉄杯バスケットボール・チャリティマッチは最終日を迎え、各順位決定戦を始め、Aブロック1位の専修大(3勝1敗)とBブロック1位の青山学院大学(4勝0敗)が決勝を戦い、専修大が2004年以来の優勝を果たした。

 青山学院大は李相伯杯の合宿で外角の要である#24安藤(4年・F)と、インサイドで欠かせない#10高橋(2年・C)が不在。一方の専修大も#32野口(2年・C)を同じく合宿で欠いたが、こちらは#30アブ(1年・PF・アレセイア湘南)がそれを埋める存在としてゴール下にたちはだかる。青山学院大学は#7ナナー(1年・CF・横須賀学院)で対抗するが互いに決め手の出せない前半はあまり差のないロースコアゲームになった。

160417dentetu3.jpg 後半3Qは#3大崎(4年)の3Pも決まった青山学院大学がリードして進むが、専修大もインサイドで差を詰め、残り23秒から#11秋山(3年・PG)の3Pで48-47と逆転に成功して4Qに入ると、#6渡辺(4年・PF)が積極的にドライブで攻め込んではフリースローをもらい、また得意のリバウンドでも見せ場を作って残り約5分で10点近くのリードを奪った。そのままの勢いで専修大が逃げ切り勝利を収めた。

 終盤ゲームを引っ張った渡辺は最後は勝ちを意識して「攻めていった」模様。今年はインサイドにアブが加入し、ゴール下の強さが増した。エース田代が抜けたが、アブの加入で戦力はプラマイゼロというぐらいの頼もしさを感じているようだ。また、これまで高さがないもののリバウンドで非凡なものを見せてきた渡辺だが、アブにリバウンドを任せるのではなく、「自分も負けたくない。取りに行く」と、その部分については良い意味で刺激されている。リバウンドが取れればチームを勢いに乗せられる。頼もしいルーキーの加入で「ディフェンスとリバウンド」というチームの合言葉を昨年以上に実践していくことができるかどうかが、今年の鍵になりそうだ。

160417dentetu2.jpg 専修大が優勝したのは、中川兄弟として知られた中川和之、中川直之や波多野和也、長澤晃一らが在籍した2004年以来で、現在指導にあたる佐々木コーチが主将を務めた代でもある。この年は参加チームに慶應義塾大と早稲田大が新たに加わり、それまでの8チームから10チームで総当りを行うようになった年だ。プレシーズンゲームでもあり、京王電鉄杯は「勝敗をどうこう言う段階の試合ではない」(佐々木コーチ)としながらも、やはり勝ったことによって新チームの手応えは感じられたはず。今年は高さ、攻撃力ともにバランス良く戦力が揃い勢いに乗れば作年のような上位陣撃破の可能性も高い。「まずは新しく入ってきたメンバーも絡めて、オフェンスでうまくいくよう取り組んできました。いきなりディフェンスばかりやるのはうちの選手たちの性に合わないので。それにオフェンスの調子がよければ、そこからディフェンスも頑張れます。ただ、今日のような1・2位を争うゲームになればなるほど、ディフェンスの強さというのは絶対必要になってくる。今日のゲームで選手たちもそれを感じることができたと思うので、ここから2週間はディフェンスの細かい部分をしっかり詰めてトーナメントに入れればいいかなと思います」とコメント。乗せれば強いチームだが、「調子に乗らせすぎないように」意識していくというトーナメントが楽しみだ。

160417dentetu4.jpg

写真上:ナナー(左)とアブ(右)のゴール下の争い。
写真中:専修大は秋山の3Pで逆転に成功。
写真下:今年は最上級生としてもチームを引っ張る渡辺。


【結果】
優勝  専修大学   4勝1敗(Aブロック1位)
準優勝 青山学院大学 4勝1敗(Bブロック1位)
3位  慶應義塾大学 3勝2敗(Aブロック2位)
4位  法政大学   3勝2敗(Bブロック2位)
5位  拓殖大学   3勝2敗(Aブロック3位)
6位  早稲田大学  2勝3敗(Bブロック3位)
7位  日本大学   3勝2敗(Aブロック4位)
8位  中央大学   1勝4敗(Bブロック4位)
9位  明治大学   2勝3敗(Aブロック5位)
10位  東京大学   0勝5敗(Bブロック5位)

160417dentetu6.jpg


160417dentetu5.jpg
※全部で5試合のため、画像の勝敗数には一部誤りがあります。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:58  |  その他の試合  |  Top↑

2016.04.09 (Sat)

第32回 京王電鉄杯10大学バスケットボール・チャリティマッチ組み合わせ

4月9日(土)
◆Aブロック
10:00 拓殖大学 vs 慶應義塾大学
11:30 明治大学 vs 専修大学
13:00 日本大学 vs 拓殖大学
14:30 慶應義塾大学 vs 明治大学
16:00 日本大学 vs 専修大学

◆Bブロック
10:00 青山学院大学 vs 東京大学
11:30 早稲田大学 vs 中央大学
13:00 青山学院大学 vs 法政大学
14:30 東京大学 vs 早稲田大学
16:00 法政大学 vs 中央大学


4月16日(土)
◆Aブロック
10:00 専修大学 vs 慶應義塾大学
11:30 明治大学 vs 拓殖大学
13:00 日本大学 vs 慶應義塾大学
14:30 拓殖大学 vs 専修大学
16:00 日本大学 vs 明治大学

◆Bブロック
10:00 早稲田大学 vs 法政大学
11:30 青山学院大学 vs 中央大学
13:00 法政大学 vs 東京大学
14:30 青山学院大学 vs 早稲田大学
16:00 中央大学 vs 東京大学


4月17日(日)
◆Aコート
10:00 東京大学 vs 明治大学
11:30 早稲田大学 vs 拓殖大学
13:00 青山学院大学 vs 専修大学

◆Bコート
10:00 中央大学 vs 日本大学
11:30 法政大学 vs 慶應義塾大学


【会場】エスフォルタアリーナ八王子

【アクセス】京王線「狭間駅」目の前
・新宿より京王線高尾山口行きに乗車し、約50分。八王子行きに乗車の場合は「北野駅」で乗り換え。

【入場】無料


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  02:09  |  その他の試合  |  Top↑

2016.04.02 (Sat)

【その他の試合】4/2 白鷗大VS日本大エキシビションマッチ

リンク栃木ブレックスのホームコートで
白鷗大学と日本大学のエキシビションマッチが実現


160402kawabe.jpg 4月2日、ブレックスアリーナ宇都宮において、関東大学1部リーグに所属する、白鷗大学日本大学のエキシビションマッチが行われた。白鴎大学は地元栃木県のチーム。元リンク栃木ブレックスの育成チームを率いていた落合コーチが、一昨年より指導に当たる。一方の日本大学は元日本代表であり、2013年にリンク栃木ブレックスを最後に現役引退し、現在はチームのアンバサダーを努める網野友雄コーチが昨年より本格的に指揮している。ともにリンク栃木ブレックスに馴染み深いコーチ同士、「やろうか」という気軽なやりとりで試合は決まったという。観客も暖かい拍手で両チームを迎えた。

 新チームになってから間もない対外試合、新年度早々ということもあり、すべてのメンバーが揃った訳ではないが、引き離す白鷗大に何度も日本大が追い付く、読めない展開となった。

160402nihira.jpg 白鷗大はこの日が入学式。1年生は不参加となったが、昨年のスタメンもすべて残るチーム構成。日本大はこちらも授業のガイダンス等で不参加となった選手があり、ルーキーをスタメンに据える状態で試合はスタートした。1Qから白鷗大はゾーン。日本大はこの攻略ができず重めの立ち上がり。白鷗大は#13野﨑(3年・G)、#4川邉(4年・F)が得点を重ねるが日本大も終盤に#1本村(2年・SG)の3Pや#4柳下(4年・SG)のシュート、そしてスタメン出場のルーキー#15松脇(1年・SG・土浦日大)の3Pも入って19-19と同点で終了。2Qはターンオーバーからの速攻などが出始めた白鷗大が波に乗り、#4川島(3年・SG)のバスケットカウントや速攻で白鷗大が7点のリードに成功。一方の日本大は#6新号(3年・PG)、#15松脇の3Pが連続し、#5仁平(4年・F)の速攻で逆転に成功すると、ここからはシーソーゲームで前半は41-38と日本大が3点リードで前半終了。

 3Qも一進一退の攻防となるが、外角の確率が上がってきた白鷗大に対し、日本大はゾーン攻略がうまくいかず外を打たされる形が続く。#1本村、#15松脇が決めていくものの、確率が下がってゆき、67-60と白鷗大にリードされて4Qに入ると、今度は追いつくことは叶わず。4Qは終始追いかけるが5点差に戻すのが精一杯で、最終スコア81-74として白鷗大が勝利した。

160402amino.jpg この日が新チームになって初めての対外試合という日本大。網野コーチ「できること、できないことはあるが、いい練習だと思って取り組んだ。まさにエキシビションというところ」「見てくれる人に学生の楽しさを伝えられるようにしたい」と、新チームの展望を語った。今年はサイズがないため、走ることを意識したチーム作りとなるが、その浸透は「まだまだ」。優れたシューターもおり、外からのシュートが多くなるのはやむ無しだが、インサイドでのプレーも意識させていきたいと言う。

160402otiai.jpg 白鷗大はほとんどメンバーも変わらないため、昨年以上の成績を求めて精度を上げていきたいところだろう。「シンプルに点を取れるようなチームにしていきたい」落合コーチ。ディフェンスではまずまずのものを見せるが、オフェンスは作年からの課題でもある。「考えすぎず、やりすぎず」を求め、オフェンスが上手く回せるかどうかが、今年の見どころと言える。また、この試合で上手くいったゾーンも今シーズンどれほど取り入れてくるか、こちらもひとつ注目したい。

写真上:今年は主将を務める白鷗大の川邉。チームを率いることでこれまで以上の成長を見せられるか。
写真下:日本大は仁平の走りが目立った。フォワードだが今年はインサイドとして求められるものが多くなりそうなだけに、活躍を期待したい。


アーリーエントリーの橋本が
3分半で8得点の活躍


160402hashimoto.jpg メインゲームは既にプレーオフ進出を決めているリンク栃木ブレックスが、熊本ヴォルターズをホームコートに迎えた。「前半と後半ではパフォーマンスが違った」(ウィスマンHC)という前半はミスが多く、シュート確率も上がらず30-26のロースコア。しかし、3Qの立ち上がりで一気に引き離してこのQを30-16とほぼダブルスコアにすると、4Q終盤はアーリーエントリーの#21橋本、今期途中加入した#17安藤ほか、#11須田、#27熊谷等、若手中心の構成で88-61とし、試合を締めくくった。#17安藤が4:49の出場で3P1本、アシスト4を記録したほか、#21橋本は3:38の出場で3P2本を含む8得点。ウィスマンHC「橋本は素晴らしい活躍、中でもベンチ(メンバー)の方が3P確率が良かった」と若手を評価。その橋本「ディフェンス面ではコミュニケーション不足でまだまだ」としながらも、オフェンス面はまずまず納得の様子を見せた。この試合では守りやリバウンドの面で求められている部分は発揮できなかったことを反省点に挙げたが、「東海大(で学んだ)ディフェンスは生きていると思う」と言うだけに、今後はディフェンスをさらに磨いて地元で輝きを見せて欲しい。

 同学年の中で一足先にアーリーエントリーを果たした選手たちは、橋本を始めそれぞれが既に出番を得てお披露目を果たした。シーズンは終盤に向かうが、残りのシーズンを実り多いものにできるかどうか、NBL最後のシーズンを最後まで戦い抜いて欲しい。

写真:安藤からのアシストで3Pを放つ橋本。


【PHOTO】

160402nozaki.jpg
川邉とともに白鷗大の得点を引っ張るのが野崎。3年生となり、上級生としての責任を果たしていけるか。


160402kamisato.jpg
神里もチームに欠かせない選手に成長してきた。昨年以上の活躍を見たいところ。


160402motomura.jpg
安定したアウトサイドシュートでチームを助ける本村。2年目の活躍も期待したい。


160402matuwaki.jpg
ルーキーの松脇は、スタメン起用。立ち上がりは緊張も見えたが、思い切りよくシュートを放っていった。



160402monma.jpg
主将を務める日本大・門馬。1部昇格でどんなキャプテンシーを見せてくれるか。


160402syugo.jpg
両チームでの集合写真。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:17  |  その他の試合  |  Top↑

2015.10.27 (Tue)

【2015関西リーグ1部】近畿大学優勝インタビュー

「目標に決めたことを達成できて去年より気持ち良い」
達成感と充足感を得られる優勝を涙で噛み締める

◆#33藤田俊祐(近畿大・4年・主将・SF)
151018KINKI_FUJITA.jpg天理大との決戦を制し、目に光るものがあった。関西三冠は昨年に続くものだが、今年はリーグ全勝での達成。それも、自分がリーダーを務めての快挙だからこその、満ち足りた涙だった。関西1位チームの称号を手にし、残されているのはインカレでの戦いだ。学生として最後の1年を最高の1年として締めくくることを目指し、再びの関東撃破を誓う。


—優勝経験は何度もありますが、勝利の後に泣いていた姿が少し驚きでした。
「そうですね(苦笑)。ただしんどい試合だったので、感極まって泣いてしまったのかなと」

—西日本インカレの決勝同様、天理大に1点差勝ちでの優勝でした。苦しくても勝ち切れたのは何が良かったのでしょうか。
「今日はみんな気持ちが入っていたのと、スタートが良かったので。やっぱ追う立場よりも追われる状況になっていたので、最後に逃げ切って勝ち切れたのかなと思います」

—その逆の状況で追いついた天理大もさすがだったという感じですね。
「そうですね。ずっとうちのライバルと言われているチームで、やっぱ強いなと思いました」

—それを勝ち切って2年連続三冠です。以前も話をしましたが、やはり去年とは違った意味を感じるものだと思います。
「そうですね。自分らの代で、春に今年も三冠をしてインカレで関東を倒そうと決めている状況で達成出来たのは、去年よりも良い気持ちですね」

—このところはずっと追われる立場ですが、精神的に変化してきたことはありますか。
「いや、そこは特に。ミーティングでも、ずっとうちは勝ってるけどそこで受けるんじゃなくて自分たちから向かっていって、チャレンジャーの気持ちでやろうと。毎年言ってるんで、特に変わることもなくやれたかなと思います」

—リーグ戦はケガ人もいる状況でしたが、下級生も確実に成長した大会でしたね。
「はい。3番(岡田)と8番(濱高)が上がってきてくれたから、また選手層が一つ厚くなって。インカレに向けて良いチーム作りができるかなと思いますね」

—インカレまであと1か月ですが、練習からどのような心がけで臨んでいきたいですか。
「去年もやって自分たちの肌で体感しているから、もっとコミュニケーションを取って、もっと層を厚くして。下がどんどん出てきてくれて、5人だけじゃなくて、10人、15人で戦えるようにしていけたらなと思います」

—キャプテンということで、これも去年と違った状態ですね。
「去年は先輩に引っ張ってもらってやってた部分はありますけど、今年は自分らの代なんで。関東にしっかり勝って、良い思い出作りじゃないですけど、良い結果を残して卒業できたらなと思います」

※ソウ選手、戸梶選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  14:53  |  その他の試合  |  Top↑

2015.10.09 (Fri)

【2015関西リーグ1部】9/13〜10/4フォトギャラリー

151004NAKANISHI.jpg
果敢に攻め込む近畿大・中西。プレータイムを増やしている。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  12:00  |  その他の試合  |  Top↑

2015.10.09 (Fri)

【2015関西リーグ1部】中盤戦(9/13〜10/4)レポート

近畿大が順当に全勝キープし終盤の上位2次リーグへ
立命館大は猛ラッシュで5位に滑り込み成功


151004RITSUMEIKAN.jpg 関西1部リーグは、既に10チームの総当たりによる1次リーグが終了し、上位・下位それぞれ5チームずつによる2次リーグに入っている。関東と比べてインカレ出場枠数の少ない関西では、1部所属チームはまず上位リーグ入りを果たさなければインカレ出場の可能性が消える。そればかりか、8位以下では2部上位校と入替戦に回ることとなり、10位の場合は自動降格を強いられる。このため、各チームがリーグ戦を戦う上で上位リーグ入りは第一の目標となる。

 一方、上位リーグ入りを果たしても、順位によっては2部以下の各部1位チームとインカレ出場をかけたトーナメント形式の「チャレンジマッチ」を戦わなければならない。最後のインカレ出場権は、これに勝ち進んだ場合にのみ与えられるのがレギュレーションであり、関東などとは大きく異なる見どころだろう。

 各チーム9試合ずつの1次リーグの末、上位リーグ入りを果たしたのは上位から順に近畿大天理大大阪学院大京都産業大立命館大の5チーム。順調に走るチームもあれば、一気に上位に滑り込んだチームもあった。反面、意外なチームが上位リーグ入りを果たせず涙する光景も見られ、関西リーグ特有の厳しさが随所に垣間見える展開となっている。

写真:1勝4敗という危機的状況にあった立命館大は、怒濤の巻き返しで上位リーグ入りを果たした。

※中盤戦の総括、近畿大・藤田選手、天理大・榎本選手、大阪学院大・合田選手、京都産業大・井林選手、立命館大・上田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  01:09  |  その他の試合  |  Top↑

2015.09.14 (Mon)

【2015関西リーグ1部】8/29〜9/7フォトギャラリー

kindai_sow.jpg

豪快なダンクを決める近畿大・ソウ。厳しくマークされ時折フラストレーションを溜め込む素振りも見せるが、それでも折れずに次のプレーに集中している。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  00:07  |  その他の試合  |  Top↑

2015.09.12 (Sat)

【2015関西リーグ1部】序盤戦(8/29〜9/7)レポート

関東に先んじて開幕した関西リーグ
近畿大、天理大が4連勝スタート

kindai_fujita.jpg 8月29日から関西でも1部リーグが開幕している。各チーム総当たりの1次リーグを終えた後、上位と下位の各5チームによる2次リーグが行われる全13試合の日程は今年も変わらない。関東と比較して試合数が少ないレギュレーションは、わずかな取りこぼしが最終順位に影響することになる。

 4試合を終えて無敗は、数年関西でタイトルを奪い合っている近畿大、天理大という留学生を擁する2チーム。だが、昨年2部から昇格を果たした大阪経済大と大阪体育大が既に勝利を挙げるなど、4試合を終了した段階ではまだまだ各チームの好不調が見えづらい状況である。

 今回は、約2か月間の関西リーグのダイジェストを3回に分けてレポートする。第1回目は、序盤戦の4試合を終えた各チームを総括する。

写真:負傷のため最初の2試合目を欠場した近畿大・藤田だが、3試合目に復帰。関西3冠をかける大会に臨んでいる。

※序盤戦の総括、各チーム選手のコメント、写真は「続きを読む」へ。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  16:00  |  その他の試合  |  Top↑

2015.07.21 (Tue)

【その他の試合】第19回日本男子学生選抜バスケットボール大会フォトギャラリー

150705KANSAI_20150721011059a25.jpg
優勝した関西選抜のメンバーたち。自チームに戻り、インカレでも打倒関東を狙う。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  01:16  |  その他の試合  |  Top↑

2015.07.21 (Tue)

【その他の試合】7/5 第19回日本男子学生選抜バスケットボール大会レポート

大歓声をバックに関西選抜が11大会ぶりの優勝
終始リードの展開で関東選抜の5連覇を阻止


150705KANSAI.jpg 全日本選抜大会は5日で最終日を迎えた。今年の戦いの舞台となった大阪では地元の関西選抜が決勝に進んだこともあって、関西の有力チームのメンバーが多数会場に応援に駆けつけ、盛り上がりを見せた。

 その決勝は、声援を一身に受けたその関西選抜が勢いに乗り、関東選抜をねじ伏せ11大会ぶりの優勝。関東選抜の大会5連覇を阻止しただけでなく、見事に期待に応え地元優勝という最高の結果を手にした。


 ともに初勝利の欲しい北信越選抜東北選抜の7位決定戦は、立ち上がりから北信越選抜#4木村啓太郎(4年・PG・新潟医療福祉大)の3Pが絶好調。#5江端(4年・PF・新潟医療福祉大)の果敢なインサイドプレーも光り、ペースを握った。序盤こそ食らいついた東北選抜だったが、1Q終盤に得点が止まると、なかなかリズムを掴むことが出来ない状況に。それでも後半開始と同時にラッシュ開始。#9呉(3年・SG・富士大)の3Pなどで詰め寄り、#11山田(3年・C)のドライブで逆転に成功する。しかし北信越選抜も応戦し、#10飯塚(3年・PF)らの奮闘で再びリードを得た。最後は#11木村嗣人(2年・SG)が着々と加点していった北信越選抜が、92—69で勝利。最後の試合で大会初勝利を飾った。

 北海道選抜中四国選抜の5位決定戦は、流れをつかんだ北海道選抜が圧倒する展開に。前半途中まではお互いにスコア接近のシーソーゲームだったが、途中から北海道選抜のシュートが決まり出し流れを掴む。北海道選抜は前半だけで6本もの3Pを決めた反面、中四国選抜はミスも多くなかなか攻めきれず、20点もの差をつけられてしまう。後半になっても北海道選抜の勢いは収まらない。#15志水(4年・G・札幌大)や#18田原(3年・F・札幌大)が大量に得点し、差は広がるばかり。中四国はコートにいる選手をガラリと変えるなど、流れを断ち切ろうとするものの上手くいかず、試合は86-51で終了し、北海道選抜が制した。

写真:優勝を決め、笑顔で健闘を称え合う関西選抜の面々。


【3位決定戦】
九州選抜が追いつめるも東海選抜がこれを振り切る

150705MATSUMOTO.jpg 東海選抜九州選抜の3位決定戦は、東海選抜が何度も引き離しにかかるも、九州選抜も引かずに応戦。終盤まで見応えのある試合となった。

 序盤は両者一歩も引かない展開に。九州選抜は大会を通じて活躍が光る#8谷里(3年・SF・東海大熊本)が奮闘し、一方の東海選抜は#9佐藤(4年・F)が積極的に攻め込んで、1Qは東海選抜2点リードとほぼイーブン。だが、2Qに入るとじわじわと東海選抜優勢に流れが傾く。九州選抜が24秒オーバーやトラベリングを犯すのを尻目に、#6東(2年・G・名古屋学院大)の3P、#7出口(4年・SG・中京大)、#10堀口(2年・F)も相次いでジャンプシュートを決める。九州選抜は最後に#15赤塚(4年・C・九州共立大)の得点が続いたが、東海選抜が8点リードで前半終了となった。

 このまま開くかとも思われた試合は、ここから九州選抜が意地を発揮した。3Q立ち上がりこそ東海選抜が攻勢を続け一旦は二桁差とするが、#5兒玉(4年・福岡大・PG)のジャンプシュートで潮目が変わった。#7林(2年・C・東海大熊本)のゴール下や#10玉田(4年・PG・日本経済大)のレイアップで差を5点に戻す。勢いの良さを失った東海選抜はオフェンスが単調となる。#14伊木(4年・C・中京大)の奮闘でリードを保つが、九州選抜は#5兒玉の2本の3Pや、#7林のジャンパーなど、得点源の#8谷里以外の面々の活躍で必死に追いすがる。すると4Q、九州選抜は#14松山(4年・PF・九州共立大)の3Pが炸裂。#8のミドルが決まって、残り7分を切ってとうとう69−69の同点に。どちらに流れが転ぶか予想出来ない状況となった。ここで仕事を果たしたのが東海選抜#8松本(3年・F・名古屋経済大)。貴重な連続得点で再度東海選抜リードとなると、今度は九州選抜のスコアが止まってしまった。その間にも#15スイラ(2年・C・名古屋経済大)や#6東が確実に得点を重ね、もつれた勝負が決着。83−74で、競り合いを制した東海選抜が3位となった。

写真:東海選抜は、松本がもつれた展開で流れを呼ぶ貴重な仕事を果たした。

※東海選抜・稲葉選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【決勝】
関西選抜が序盤から優位に試合を運び、地元優勝を果たす

150705SAWABE.jpg 関西選抜関東選抜の決勝は、関西選抜のペースで進められ、関東選抜が一度も流れを掴めず引き離される展開となった。
 
 1Q、関東選抜はスタートから#11山崎(4年・SG・大東文化大)と#7加藤(4年・SF・法政大)が3Pを決める。流れをこれでつかんだかと思われたが、この後関東選抜はシュートの決まらない時間帯が続き、更にターンオーバーやファウルを重ねてしまう。残り5分のところで関東選抜のチームファウルは5つに。フリースローが狙える状況となった関西選抜は#12池嶋(3年・C・関西学院大)を中心に積極的に攻めていき、残り1分で追いついた。1Qは13-13の同点で終了。

 2Q序盤、関東選抜は#12刘(4年・C・日本大)がゴール下で攻め、関西選抜を突き離しにかかる。関西選抜は残り6分のところでタイムアウトを取ると、ここで流れが変わった。タイムアウト後すぐに#11澤邊(3年・F・大阪学院大)がバスケットカウント、フリースローを決め、会場が一気に盛り上がる。1分間で立て続けに関西選抜が得点し逆転すると、今度は関東選抜がタイムアウトを挟む形に。しかしそれでも#11澤邊の勢いが止められず、関東選抜は選手交代を頻繁に行うも、どの選手もなかなか点を取れずファウルばかりがかさみ我慢の時間帯に。#15生原(3年・PG・筑波大)の3Pでなんとか食らいつくが差は詰められず、36-28で前半を折り返した。

150705KOJIMA.jpg 3Q、関東選抜は#11山崎や#15生原の3Pで、5点差まで詰め寄るが、関西選抜も#9室垣(4年・G・近畿大)の3Pや#11澤邊の連続得点で対抗し、振り出しに。関東選抜はタイムアウトを取るが流れは変えられず、ここからまた関西選抜の得点が続くと、#12池嶋が調子を上げ残りの5分間で10得点をマークし、17点差まで開いた。関東選抜は#7加藤のバスケットカウントなどで多少差を詰めるが、中盤で開いた差は大きく、59-48で最終Qへ突入する。4Q、会場と一体となった関西選抜の勢いは止まらない。#11澤邊が更に得点を重ねて、差は開くばかりとなった。点数が伸び悩む関東選抜は、終盤に#4小島(4年・主将・PG・東海大)のシュートが決まり出すが、関西選抜に追いつくには至らず74-63で試合終了。地元開催の関西選抜が、11年ぶり2回目の優勝を果たした。

 関東選抜には悔しい結果となった。アウェイの雰囲気に飲まれた印象が拭えず、流れを掴んだ時間帯がほとんどなかった。双方の選手たちにそれほど大きな力の差はない印象だったが、関西選抜の勢いの前に屈した。

 関西選抜は得点力のある人材が多く、何より勢いがあった。地元開催ということで、会場の空気も加わり選手たちの力となった部分もあっただろう。そう多くはない練習期間や、大会に入ってから発生したアクシデントなど、順風満帆ではなかった大会だが、そういった逆境をモチベーションにして戦って得た地元優勝だった。

写真上:流れを呼び込むバスケットカウント獲得など、随所にハイセンスなプレーを見せた関西選抜・澤邊。
写真下:関東選抜・小島は強気のプレーを最後まで続けていた。

※関西選抜・藤田選手、澤邉選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  01:10  |  その他の試合  |  Top↑

2015.07.04 (Sat)

【その他の試合】7/4 第19回日本男子学生選抜バスケットボール大会レポート

夏恒例の全日本選抜大会が今年もスタート
決勝は5連覇中の関東と、地元・関西の対戦に


150704DAITAIDAI.jpg 男子は今年で19回目となる学生選抜大会が、7月3〜5日の3日間の日程で大阪のなみはやドームで開催されている。全国各地区で選抜されたメンバーで編成された8チームが、2ブロック4チームずつに分かれて総当たりで対戦。A・B各ブロックの同順位同士の2チームが最終日に対戦し、最終順位を確定する方式だ。
 大会2日目の日程を消化して、ブロックの順位までが決定した。Aブロック1位は5連覇中の関東選抜、Bブロック1位は地元の関西選抜となった。最終日は、いずれも3連勝したこの2チームによる決勝戦など、4試合の順位決定戦が開催される。

写真:関西選抜チームの応援に駆けつけた大阪体育大の面々。自チームから選出された内藤が出番を得ると、ひと際大きな声援を送った。


【Aブロック】

関東選抜が盤石の3連勝で6連覇にリーチ

150704BI.jpg 初日勝利の関東選抜が、2日目も北信越選抜81-49東海選抜80-61で勝ち、決勝へと駒を進めた。

 関東選抜はユニバーシアードに召集された選手抜きでのメンバー編成。それでもトーナメントで優秀選手賞を受賞した5名のうち#4小島(4年・PG・東海大)、#5頓宮(4年・C・東海大)、#7加藤(4年・SF・法政大)、#8伊澤(4年・PF・明治大)の4名が揃い、全試合余裕を持っての勝利だった。ただし選抜チームでの練習回数はわずか。選手たちの連携が上手くいかない部分も多く、特に東海選抜戦では差を詰められた場面が何度か見られた。主将の#4小島は、「2日間このチームでやってみて純粋に楽しいが、全体的に集中力が欠け、細かいミスが多い。そこを修正しなければならない」と反省の表情。

 一方手応えを感じた点として、「ディフェンスでガード陣がプレッシャーをかけたことに周りが反応して、スティールしてブレイクという展開が何回もあったので、そういうところは続けてやっていきたい」。その言葉通り、北信越選抜との戦いではディフェンスが機能したことで相手ガードを苦しめていた。キャプテンという立場だが「みんな各チームの代表の選手でしっかりしているから、キャプテンとしてまとめなきゃいけないとはあまり思わないし、伸び伸びやらせればいいのかなと思っている」と、あまり意識はしていない様子。それでもベンチでは率先して声を出してチームを盛り上げ、責任を果たしている。

 決勝は関西選抜との対戦となる。「完全なアウェイになると思うので、こういう時こそチームとして、出ている5人とベンチが一体となって戦っていきたい。心は強いので大丈夫です。絶対優勝します」と力強いコメントを残した小島。アウェイの中、どれだけ関東の強さを見せられるか。

写真:関東選抜の大黒柱となっている毕(大東文化大)。決勝では関西選抜・イビス(天理大)とのマッチアップとなる。注目ポイントだ。


【Bブロック】

負傷者を抱えながらも関西選抜が首位で決勝へ

150704IKEJIMA.jpg 一方のBブロックは、前回大会の2位・関西選抜、3位・九州選抜が同居する形となった。両チーム2連勝同士でぶつかった最終戦は、会場の声援をバックに関西選抜が勝利し3連勝。ブロック首位を決めた。

 初日の試合で#4合田(4年・PG・大阪学院大)、#10井林(4年・C・京都産業大)が相次いで負傷し、やや苦しい戦いとなっている関西選抜。事実上のブロック決勝戦となった九州選抜戦では、相手の#8谷里(3年・SF・東海大熊本)らのシュートにやや手を焼きつつ、91—76で押し切った。負傷者2人の穴は小さくないが「残りの12人で精一杯やろうと話している。自分の持ち味はディフェンスやリバウンドといったハッスルプレーなので、今日(2日目)はその気持ちは切らさずにやろうと心がけた」と話す#9室垣(4年・G・近畿大)や、#17イビス(3年・C・天理大)らの活躍で補っている。

 今大会のチームのテーマは「激しいディフェンスから速攻という形でオフェンス回数をどんどん増やして、大量得点に繋げようという方針。寄せ集めのチームではあるので、個人個人の感性を信じて自分の持ち味を出してくれたらなと思っている」(室垣)。このブロックではタレントも豊富なチームだが、決勝の相手は、更に層の厚い関東選抜。容易い戦いとはいかないだろう。室垣も「技術や高さでは一枚上手かとは思う。まずは気持ちで負けずに自分たちのバスケを出来るかどうか」と警戒するが、何と言っても関西選抜の強みは地元で戦えること。「開催地で絶対に負けられないし、一生懸命やったら見ている人も気持ち良いと思う。そういう部分は諦めずにやりたい」

 関西選抜として、11大会ぶりの優勝なるか。

 また、このブロックでは北信越選抜と北海道選抜の戦いが熱を帯びた。序盤に#11鳴海(4年・F・北海道教育大岩見沢)の果敢な攻めで北海道選抜がリードするが、北信越選抜も#5江端(4年・PF・新潟医療福祉大)や#10飯塚(3年・PF)が決め返して食い下がり、2Q途中まではがっぷり四つの競り合い。北海道選抜が#4中村(4年・C・札幌大)のアウトサイドが当たり始めると二桁の点差となるが、北信越選抜はなおも諦めずに4Q途中に同点にまで戻す展開とした。しかし、北海道選抜#4中村のシュート力がそれを上回った。再びスコアを重ねてリードを得ると、これを保って試合終了。初勝利を目指すチーム同士による好ゲームを制した北海道選抜が、このブロックで3位となった。

写真:九州選抜戦は、池嶋(関西学院大)のペリメーターのシュートが効果的に決まった関西選抜。関東選抜の連覇にストップをかけられるか。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:30  |  その他の試合  |  Top↑

2015.04.29 (Wed)

第50回 日本体育大学 vs 筑波大学バスケットボール定期戦レポート

筑波大が王者らしい貫禄の勝利
日体大は終盤に気を吐くも届かず


150426BABA.jpg 大学バスケのシーズン開幕の風物詩である、日本体育大学筑波大による日筑定期戦。日体大を会場に設定した今年は、節目となる50回目。両校の名だたるOB、OGを迎え、普段とは趣の異なる特別な空気感の中での試合となった。

 Bチーム戦や女子戦に続いて最後に実施されるのが男子戦。昨年念願の学生最高のタイトルを手にした筑波大相手に、2部に留まっている日体大がどこまでの戦いを見せるかに注目が集まった。

 立ち上がりは、実力で勝る筑波大にファウルやターンオーバーが頻発し、拮抗したゲームだった。しかし、#16小松(4年・SG)の3Pを皮切りに筑波大にリズムが生まれ、#6馬場(2年・SF)がフィニッシュ役となって本来の速くて多彩なオフェンスが展開される。日体大は単発なオフェンスが続き、早々に追いかける苦しい展開となってしまった。この状況で、更に日体大をアクシデントが襲う。ブロックに行った#35佐々木(4年・SF)が転倒して昏倒。脳震盪のため動かす措置は取らず、一旦試合は中断となった。

 約30分ののち、試合は1Q残り5分14秒から再開。このアクシデントを逆にバネにしたい日体大だが筑波大の集中は続き、点差は広がる。インサイド固めに重きを置いたゾーンで筑波大のオフェンスの足を止めるが、打たされた形での外のシュートがなかなか落ちない。日体大は#88万(4年・C)が早い段階で2ファウルとなり、インサイドでの起点が作れない。イージーシュートもこぼしてしまう場面が続き、前半だけで20点差をつけられた。

150426SEKIDO.jpg 後半、日体大はどうにか追い上げたいが、前半に鳴りを潜めていた#17杉浦(2年・PF)のミドルが続いてきっかけを作れない。筑波大は、#6馬場が代名詞の豪快なスラムダンクを沈めて勢いに乗り、点差に余裕も出て繰り出されたベンチメンバーも良い働きを見せ、早い段階で勝利を確実なものとした。日体大は、終盤に出番を得た#39松田(4年・SG)の意地の3Pが2本決まるが、差が大きく試合を動かすまではいかず。最終的には82−59とし、筑波大が貫禄の勝利で記念の定期戦を飾ることに成功した。

 勝負を分けたのは1Q終盤から2Qにかけてだろう。日体大がゾーンを敷いたこの場面、筑波大はオフェンスが重たくなったが、その中でも放つシュート率は高かった。内容面は決して良いものとは言えず、主将の小松は反省をのぞかせていたが、それでも勝ちきれる強さが今の筑波大には備わっている。この日見つかった課題を修正していけば、トーナメント優勝の可能性はグッと近づくはずだ。

 日体大は、ゾーンを敷いた布陣とした状況で、相手のシュート率の良さはもちろん、自らのシュート率が悪化し、ずるずると差を離されていった。それでもゾーンが筑波大のインサイドを封じることには一定の成果があった。トーナメントでは、序盤でいきなり青学大とぶつかるが、インサイドでの戦いには日体大に優位性がある。策がはまれば、勝機は見えそうだ。

150426NITTSUKU.jpg

写真上:序盤から高い集中力で得点を量産した筑波大・馬場。17分余りの出場で15得点は、さすがの一言。
写真中:筑波大に実力差を見せつけられた日体大だが、赤土の奮戦が光った。3年目の今季は、主軸としてより一層の活躍が求められる。
写真下:恒例の両校混じっての記念撮影。来年以降も、大学バスケシーズンのプロローグを告げるに相応しい伝統の定期戦として、その役割は続いていくだろう。

※筑波大・小松選手、日本体育大・松田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:54  |  その他の試合  |  Top↑

2015.04.22 (Wed)

【その他の試合】第31回京王電鉄杯結果

150422takusyoku.jpg

優勝  拓殖大学
準優勝 青山学院大学
3位  明治大学
4位  早稲田大学
5位  日本大学
6位  法政大学
7位  専修大学
8位  中央大学
9位  慶應義塾大学
10位  東京大学

MVP 岡本飛竜(拓殖大・4年・G)

拓殖大が前半のビハインドをはねのけ優勝

150422okamoto.jpg 2週間に渡って分散開催された第31回の京王電鉄杯。春の前哨戦とも言える戦いだが、新入生を交えての練習期間はまだわずか。昨シーズンが終了してから久しぶりの試合だったというチームもあり、コミュニケーションやチームケミストリーはまだまだこれからといった段階でもある。そうした状態ではあるが、決勝では締まった試合が見られ、拓殖大学が逆転で青山学院大学を下し、2012年以来の優勝を収めた。

 前半は青山学院大学のシュートが好調で1−3−1のディフェンスも機能し、拓殖大は思うように攻められず20点を追う展開。しかし後半に「スイッチアップでタフショットを打たせようとした」(拓殖大・岡本)と、切り替えがうまくいき、青山学院大学を60点台に抑えて勝利。試合を振り返った主将の#0岡本(4年・G)は、「かなり荒削りで20点が開いてしまって、そこがダメなところなんですが、それでも勝ち切れたのは良かった」と、内容に問題はあるが勝ったことを評価。前半の重苦しい展開の中でも「しっかり声をかけて、皆も立ち直ってくれた」と、チームメイトをねぎらった。この京王電鉄杯では普段出られない控えも使いながら、フリーランスで前から仕掛けるスタイルを意識していたと言う。激しいプレッシャーから速い展開を見せてまさに拓殖、といったスタイルを見せた一方、やや大人しい展開の試合もあった。「まだ相手に合わせてしまうのが自分たちのダメなところ。トーナメントでそれをやると食われてしまうので、気をつけないといけない」と、間近に迫った大会に向けて気を引き締める。今年の拓殖大は昨年とほぼメンバーも変わらない。「やんちゃで個性豊か。そういったメンバーを生かしてあげたい」と岡本。メンバーの個性を発揮できるようにするのがリーダーとしての目標だ。今回の反省を踏まえてセットプレーなどもまだまだ考えたいという。春の最初の大会でどのような戦いを見せるか、今大会で得た好材料を結果につなげたい。

写真:果敢にゴール下へと攻めこむ拓殖大・岡本。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  16:49  |  その他の試合  |  Top↑

2015.03.22 (Sun)

2015年度 第11回東京六大学リーグ戦結果

150323_rokudai.jpg

優勝  慶應義塾大学
準優勝 明治大学
3位  立教大学
4位  法政大学
5位  早稲田大学
6位  東京大学


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:37  |  その他の試合  |  Top↑
 | BLOGTOP |  NEXT