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第69回全日本大学バスケットボール選手権大会
大東文化大が筑波大の4連覇を阻止して初優勝

2017.11.20 (Mon)

【2017リーグ】11/8順位決定戦レポート

1部の日本大が2戦連続快勝を納める
東海大は3点差で神奈川大を下し2連勝


 1~3部の順位決定戦の2戦目は、初戦に勝ったチームがいずれも勝利し、2戦先勝方式によってこの日で対戦がすべて終了した。

FP9A0259.jpg 1部10位日本大は2部1位の中央大相手に100-74と100点ゲーム。3Pを中央大5本に対し12本沈め、自慢の攻撃力を遺憾なく発揮した。苦労はしたが日本大はこれでリーグ戦から3連勝で秋を締めくくった。5人が2桁得点した日本大に対し、中央大は#28鶴巻(3年・SF)が25点、#2大﨑(2年・CF)の15点以外は伸びなかった。

 1部9位の東海大は初戦こそ気持ちよく勝利したが、2戦目は2部2位の神奈川大に前半はリードされ、終盤は1点を争う攻防となった。前半は神奈川大のディフェンスが機能して32-39と7点の神奈川大リード。しかし3Qになると一転、得点がストップしてしまい、その間に東海大が一気に追い上げ逆転に成功する。東海大4点リードで入った4Qは何度も神奈川大が追いつきそうになるが、その度に#23佐藤(4年・SF)の3P、#22笹倉(2年・SG)のバスケットカウントなど、東海大が引き離すという形になる。神奈川大は最後の3Pにかけたいが打つ形を作れず73-70で幕。東海大がなんとか逃げ切り、2連勝で順位決定戦を終えた。

写真:東海大は笹倉が22得点。勝負どころで次々に得点していった。

※神奈川大・阿達選手のインタビューは「続きを読む」へ。


3部の上武大・法政大も2連勝

161107materu.jpg 3部1位の上武大は1Qで15-23と2部10位の東洋大にリードすると、そのままその差を守った。エースの#11マーテル(3年・C)がダブル・ダブル。高さと上手さを活かしたプレーでチームを牽引すると、#49味戸(3年・F)も24得点と続き、4人が2桁得点。東洋大は2Q以降反撃し、#11村上(2年・SG)が3P6本の22点、#50唐澤(4年・SG)も3P3本の25点と奮闘し、1Q以外の各Qの点数はほとんど互角だったが、最後は86-103と引き離された。

 3部2位の法政大は豊富な戦力がこの日もまんべんなく得点。2部9位の立教大は#73吉田(4年・PF)が40分出場して24点と気を吐くが、総合力では法政大の方が上回り、70-96。シーズンを締めくくった。

写真:攻守で大きな存在感を放った上武大・マーテルは25得点13リバウンドの活躍。

※東洋大・岩淵選手、立教大・武田選手、法政大・植村選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.11.19 (Sun)

【2017リーグ1部】10位・日本大学

豊富な攻撃陣を生かしきれず10位
苦心の続く2か月に ~日本大学~


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 最終戦績は5勝13敗、10位となったのは日本大だ。ただし、最終戦の早稲田大戦は#0シェイク(1年・C・北陸)が18点19リバウンドのダブル・ダブル、#23本村(3年・SG)、#44松脇(2年・SG)、#10杉本(1年・SG)の土浦日大出身のシューターが合計11本の3Pを入れるなどして、快勝。最後はきれいに締めくくった。

17nihon18.jpg 新人戦では魅力的な攻撃陣を軸に準優勝。ただし、長丁場のリーグ戦は勢いだけでは勝ちきれず、苦戦が続いた。コートに立つ4年生は主将の#6新号(4年・PG)のみ。彼自身も途中から肩の怪我があって苦しい中で司令塔としてプレーし続け、もう一人のガードの#21青木(3年・PG)は序盤戦で負傷により欠場。こうなると自慢の攻撃陣だけでは打開できない場面も多く見られ、ディフェンスも甘くなってしまった。終盤戦には#34藤井(2年・PG)がガードとして出番を得るようになったが、経験を積んでいくのはここからになるだろう。下級生がほとんどという状況に「コミュニケーションこそ大事にしないといけない」と語っていた#6新号。選手間だけではなく、今年からHCを務める城間氏との間をいかにうまく取り持つかも意識している。勢いがつけば一発必中の強さは秘めているだけに、インカレでは爆発力を発揮できるかどうかが鍵だ。

 ただ、最終戦を勝ち切ったあとは、順位決定戦も圧倒的な力を見せて2部1位の中央大を一掃した。サイズのない中央大に対して高さでアドバンテージがあっただけではなく、攻撃力でも差が際立った。一発の勢いがあるのは中央大も同じだが、それを上回るものを見せつけ、2戦とも30点近い差で2連勝。この順位決定戦を気持ちよく終えられたことを良い材料に、インカレまでに課題をつぶしていきたい。

写真:松脇は主にベンチスタートとして、内外から攻撃に絡んだ。

※日本大・新号選手の10/29のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.11.19 (Sun)

【2017リーグ1部】9位・東海大学

7連敗も記録し、9位でフィニッシュ
1部リーグ戦で初めて下位に沈む ~東海大~


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 最終週まで順位決定戦回避がかかった戦いが続いていたが、第17戦で青山学院大が勝利したことにより9位が確定した東海大。最終戦は3位に入った大東文化大に粘りはしたが、68-74と6点差の惜しい負け。7勝11敗でリーグ戦を終えた。

 リーグ戦はフタを開けてみないとわからないとよく言われるが、それに該当したのが今年の東海大だ。初戦を落としたあとは3連勝するが、5戦目以降、ずるずると7連敗。2005年に1部リーグに上がってきてから過去に例のない状況に陥った。実力がどうのいうよりは、勝ち方自体がわからなくなってしまったようにも見受けられたが、連敗を止めた青山学院大戦では東海大らしい激しいディフェンスで相手の攻撃の芽を摘み、オフェンスでは次々にゴールにアタックして相手を圧倒した。今季新人王の#19西田(1年・SG・福大大濠)が前半戦を欠場したものの戦力は十分保有しており、ユニバーシアード代表の#23佐藤(4年・SF)、#25平岩(2年・C)らをはじめ注目選手は多く、攻撃面では新人戦で頭角を表した#22笹倉(2年・SG)、#0寺嶋(2年・PG)らが牽引。#28津屋(1年・SF・洛南)もアグレッシブなオフェンスでルーキーらしい魅力を放った。

17tokai06.jpg 初めての進出となった順位決定戦では2部2位の神奈川大と対戦。夏の天皇杯予選では陸川監督以下、代表組がいない中で敗れた相手だ。1戦目は余裕を持って相手を下したが、2戦目は神奈川大のディフェンスの前に攻めあぐね、接戦となったところを逃げ切って2勝。あぶないところはあったが、借りは返した形になった。

 東海大らしさをいかに発揮するかは、やはりディフェンスに鍵があるだろう。勝った試合は失点も60点前後で抑えている。リーグ中盤からはよりディフェンスに意識を傾けて取り組んでいる様子が伺えたが、どこまで徹底できるかが見どころだ。過去にない経験をしたことをプラスに変えていくことができれば、もう一回り強い東海大が生まれるだろう。

写真:終盤戦は山本のプレーでチームが乗った試合もある。4年生たちは最後の頑張りどころだけに、インカレでの活躍を期待したい。

※東海大・岩松選手の10/29のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.11.19 (Sun)

【2017リーグ1部】8位・早稲田大学

爆発力を武器に好スタートを切るが
後半戦で連敗が続く ~早稲田大学~


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 8勝10敗で8位となった早稲田大。最終戦は日本大との対戦になり、相手の好調なシュートに対処しきれず、68-78と10点差の敗戦となった。

 開幕は2連勝、しかも筑波大相手に延長戦を劇的に制すなど幸先の良いスタートを切り、その後も中盤をキープしていたが、後半戦の4連敗が響き、最終的にはこの順位に落ち着いた。2巡目の大東文化大戦では延長の末に、また、終盤の青山学院大戦では最後のシュートが時間内ではないという判定でいずれも2点差の惜敗。ここを取れていれば順位も大きく変わっていただけに、あとわずかという試合を落としたのは痛かった。

17waseda14.jpg 1部の中では小兵ながら、プレスやガード陣が激しくプレッシャーをかけてミスを誘うなど、流れを持ってくる地力はあり、拓殖大と同じく後半に巻き返す試合が多かった。抜群の攻撃力を持ち、魅せるプレーでも目を奪われる#7石原(4年・G)、華麗なパスで相手を翻弄し、アシスト王も獲得した#18森井(4年・G)、鍛えられた肉体で激しいプレッシャーを仕掛ける#13長谷川(3年・G)といったガード陣が起点になり、#27濱田(3年・F)、#41小室(1年・C・北陸学院)らが劇的な3Pを沈め、#26富田(3年・C)も内外から得点に絡むなど、個々の能力は高い。「いい時間帯をどれだけ出せるか」(森井)と、持続力が問われる。#7石原や#8新川(4年・G)が高校時代には全国制覇を成し遂げており、経験値はある。上級生が主体なだけに、最後のインカレで一花咲くところを見てみたい。

写真:苦しい時間帯を何度も石原の個人技が切り開いた。

※早稲田大・森井選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.11.19 (Sun)

【2017リーグ1部】7位・明治大学

司令塔・齋藤を筆頭に奮闘
後半の苦戦が結果に響く ~明治大学~


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 最終戦を優勝した拓殖大と戦い、前半こそまずまずだったが3Qに突き放されて92-79で終了。合計8勝10敗で7位に落ち着いた。後半戦に入り黒星が増え、下位に後退する形となった。

 開幕は2連勝、東海大、青山学院大を破って良いスタートを切った。昨リーグは連敗続きだったが、それを反省して臨んだことが奏功した。夏はユニバーシアードの代表として司令塔の#2齋藤(4年・PG)がいなかったが、主将の#27松本(4年・SG)を筆頭に選手たちも主体的に取り組んだ様子が伺える。サイズはないが#28今川(3年・SF)がゴール下で奮闘し、リバウンドランキングでは6位にランクイン。ルーキーの#7植松(1年・PF・桐光学園)も190cmながら果敢にリバウンドに挑み、大きなチーム相手にも負けていなかった。機動力の高い#10須藤(SF)が頭角を表し、#3綱井(3年・SG)も得点源として存在感を放つなど、スタメン、ベンチスタートの面々がそれぞれの役割を果たして前半戦は好調だった。

17meiji07.jpg ただ後半戦に入ると失速気味で、10敗のうち6敗は後半に入ってから。#7植松の負傷欠場も痛かった。司令塔の#2齋藤「夏の間いなかった自分の指示をみんながよく聞いてくれて、それは感謝している。ただ、もっともっとつきつめなければいけないところはある」と、限られた時間の中で対応しなければならなかった苦心も覗く。インカレまで時間がたっぷりあるとは言えないが、必要なことをどこまで追い込めるかで、結果が変わってくるだろう。後半戦には前半怪我でDNPだった#24森山(3年・PF)も戻って、持ち味のシュート力を見せていた。万全の状態で最後の戦いに望みたい。

写真:今川がインサイドで存在感を見せ、リバウンドでは大きな相手にも引けを取らず。

※明治大・齋藤選手、吉川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.11.18 (Sat)

【2017リーグ1部】5位・筑波大学

離脱者も多い中で奮闘するが
後半の5連敗が響き5位に ~筑波大学~


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 5位となった筑波大。最終戦となった白鴎大との戦いはオーバータイムにもつれ込む大熱戦となった。前半は30-51と、#17杉浦(4年・PF)いわく「気づいたら」あっという間に引き離されてしまい、3Qもそのまま大きく点差は動かずそのままずるずるいくかと思われた。しかし、4Q終盤、#4青木(4年・PG)、#17杉浦のシュートが次々に当たって巻き返し、このQ38得点。一報の白鴎大がリズムを崩してしまい、追いつかれてオーバータイムに突入した。延長戦は白鴎大は思うように攻撃が展開できず、ファウルトラブルも仇となると、99-94と筑波大が大逆転で最終戦を飾った。筑波大は負ければ6連敗で後味の悪いままリーグ戦の終焉を迎える状況だっただけに、大きな意味のある勝利だった。

17tsukuba08.jpg 前半は上位をキープしていたが、終盤には連敗が続いて失速し、最終戦績は9勝9敗の5割。馬場がアルバルク東京に加入し、スラッシャーの#14波多(3年)が長期欠場。第1週には#65玉木(3年・C)も負傷により戦線を離脱した。その中で#11増田(2年・PF)や#88牧(2年・SG)が安定した力を発揮し、#15森下(2年・C)、#10村岸(2年・SF)といった選手も伸びてきた。ルーキーの#27山口(1年・SF・正智深谷)のはつらつとしたプレーも印象的だった。これまで以上にメンバー全員にチャンスや責任が与えられたシーズンだったと言えるが、その一方でさまざまな課題も見えた。「一度崩れると盛り返すのに時間がかかる」(杉浦)というのは、チームとしての経験値がまだまだ必要だということだろう。下級生が多いのは他チームも同様。だが伸びしろもまたある。インカレまでに何をどう積み重ねるかが、#17杉浦、主将の#4青木といった面々にかかっていそうだ。#65玉木も復帰し、最終戦では延長戦を良い雰囲気で勝ちきった。その勢いを持続していきたいところだろう。

写真:積極的に攻め、チームに声をかけている青木。どのようにチームをまとめ、リーダーシップを発揮するかも重要だ。

※筑波大・杉浦選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.11.18 (Sat)

【2017リーグ1部】4位・青山学院大学

終盤の4連勝で4枠の一つを確保
総合力を高めた全員バスケ ~青山学院大~


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 10勝8敗で4位に滑り込んだ青山学院大。最終週はドラマチックな展開だった。残り2試合を残した段階では、負ければ下位の順位決定戦もあり得る状況だったが、その大事な17戦目を勝利すると、最終日はベスト4入りも視野に入るという上位への食い込みが可能な位置に。4位から9位までわずか3勝差という僅差の勝負だからこその順位変動だったとも言える。その最終戦は2位の専修大と大接戦を繰り広げたが、粘り強く戦って2点差で勝利し、ベスト4の座を掴んだ。

17aoyama10.jpg 2か月を通してみると連勝できる週がなく、なかなか安定しなかった。競り合いから落とした試合も多く惜しまれるが、残り4試合となった段階で初の連勝を飾ると、そのまま連勝続き、最終的には4連勝と上がり調子でリーグ戦を終えた。序盤戦はツープラトンを採用したが、それ以降は柔軟な起用となり、模索している様子もあった。目指していた走るスタイルは簡単には出すことができなかったが、昨シーズンに比べると全員でアタックする姿勢は強まり、#6木田(4年・F)が3Pを始めとしたプレーでチームをリードし、#52赤穂(1年・PG・市立船橋)が195cmというサイズと器用さを生かして、ボール運びからリバウンドまで、オールラウンドなプレーで存在感を放った。リバウンドが機能し、#13前田(3年・F)、#21納見(2年・PG)といったスコアラーが活躍すれば安定感はさらに強まる。インカレは一発勝負のため、一戦一戦、いかに実力を発揮していくかが問われるだろう。

写真:主将の木田は優秀選手賞を受賞。勝負強い3Pを何度も決めた。

※青山学院大・石井選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.11.16 (Thu)

【2017リーグ1部】3位・大東文化大学

粘り強さを後半戦で発揮して巻き返し
1部リーグ初年度で3位獲得〜大東文化大学〜


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 最終日の結果で3位に躍り出たのは大東文化大。1部昇格の初年度に一つの結果を得られたと言えるだろう。最終戦は引き続き#12熊谷(3年・PG)が欠場したものの、#34中村(2年・PG)以下他メンバーが穴を埋め、東海大を破って10勝8敗。4位青山学院大と同率ながら、直接対決の結果で上回り、3位の座についた。

 リーグ序盤は1部の洗礼を浴びた。夏は韓国遠征を行いそれなりの手応えを得ていたが、リーグでは持ち味を思うように出せなかった。2部では圧倒的な力を誇ったが、今季の1部リーグはサイズも大きく、層の厚いチームが多かったこともあって、思うようなゲーム運びができなかった。初戦で青山学院大の前に敗退すると、そこからは一進一退、連敗のあとは連勝といった波がある状況で安定しない戦いが続いた。

17daito01.jpg 一つの転機になったのは、第11戦以降。大黒柱の#15モッチ(2年・C)が負傷し、そこから3試合を欠場したことだ。11、12戦は敗れたものの、第13戦の早稲田大学戦はオーバータイムにまでもつれ込む大激戦に。ここで#20毕(4年・PF)が奮起して31得点を挙げ、#12熊谷が勝負強さを見せて22得点でチームを引っ張り勝負を制すと、チームの雰囲気も変化。怪我もあった#91ビリシベ(3年・PF)も後半にかけて調子を上げ、主将の#0葛原(4年・SG)も存在感を発揮。特に「モッチもいなかったのでやるしかなかった」と、リバウンドでも光るものを見せて、最終的には8位にランクインするなど、オフェンス以外でも奮闘する姿を見せた。終盤戦には#13熊谷の欠場が続いたが、その影響もあまり感じさせず、優勝がかかっていた拓殖大を破って足止めさせるなど、見どころを作った。

 1勝の差が大きく順位を左右する状況だった今リーグを、最終的には3位で終了。2部時代からもトーナメント大会では注目を浴びてきたが、その実力が1部リーグでも証明できたと言えるだろう。

写真:毕を始め、#30島元、#54山岸ら4年生が後半戦ではチームに大きな活力を与えた。

※大東文化大・中村選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.11.16 (Thu)

【2017リーグ1部】準優勝・専修大学

上級生・下級生がバランスよく活躍し
リーグ戦準優勝に輝く~専修大学~


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 専修大学は11勝7敗で準優勝。最終戦は上位を目指す青山学院大と最後まで分からない攻防となった。前半は2Qに青山学院大がリードを奪うが、3Qに専修大が巻き返し、3Q終了時では62-61の互角の勝負に。4Qは#30アブ(2年・C)が連続ダンクで見せ、#14髙澤(4年・G)、#34盛實(2年・G)などが続くが、青山学院大が最後は逃げ切り、80-78。青山学院大が接戦を制した。

 専修大はこの2か月、序盤には#11秋山(4年・PG)、中盤には#10大澤(3年・F)などを怪我で欠いたが、豊富な選手層を持つだけに大きな影響は感じさせず、#30アブ(2年・C)、#12西野(1年・F・近大附属)ら下級生がゴール下で奮闘し、#34盛實が印象的な3Pを次々と沈めてチームを勢いづけるシーンが目立った。7戦目の筑波大戦から4連敗を喫したが、チームでディフェンスへの意識を高めて立て直し、終盤は7連勝。2位をキープした。

17senshu15.jpg 個人では#30アブがリバウンド王、#34盛實が得点ランキング5位、3Pでは2位に輝き、2年生ながらリーグ敢闘賞に輝いた。また、4年生の活躍も目立った。怪我からさほど時間を置かず復帰した#11秋山はもちろん、途中からスタメンに入った#14髙澤は持ち味を発揮して高確率のシュートを沈め、#26砥綿(4年・G)も司令塔として試合の流れをコントロール。#15安保(4年・G)、#65佐々木(4年・F)といった面々がコートに登場すればチームも沸いた。これまで「個」が目立ちがちなチームだったが、今年は4年生たちが例年以上にチームワークを意識し、上下の別なく話し合いながらチームをまとめてきた印象がある。準優勝を果たしたのは2004年以来のこと。この勢いのままインカレに臨みたい。

写真:ハードにプレーし倒れ込んだアブをベンチの皆が助け起こす。

※専修大・安保選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.11.15 (Wed)

【2017リーグ1部】優勝・拓殖大学

ルーキーの勢いあるプレーを要所で上級生が締め
31年ぶりの優勝を達成~拓殖大学~


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 13勝5敗で31年ぶりの優勝を果たした拓殖大学。最終戦は今リーグの拓殖大らしい展開となり、明治大相手に前半は40-36の4点リード。後半3Qに#16飯田(4年・SG)の3Pや#24荒川(2年・G)の得点が続いて引き離し、4Qも明治大を追いつかせないまま後半に引き離して92-79で最終戦を白星で飾った。

 リーグ戦は2連敗でスタート。専修大と東海大相手に、ともに競り合いながらの敗戦だったが、勝負を分けたのはほんのわずかの差だった。ゲームキャプテンの#13阿部(4年・SG)は「やろうとしたことはできているので心配していない」と語って3戦目からは巻き返し、連勝街道を走った。印象的だったのは最終盤までもつれこむ接戦を幾度も制したことだ。展開としては前半に先行されることが多かったが、夏の間にディフェンスを強化し、ゾーンとマンツーマンのチェンジングが相手を翻弄。接戦や劣勢の状況でも何度も巻き返して勝利したのは意義深い。特に#13阿部、主将の#16飯田を筆頭に上級生が泥臭いディフェンスに取り組み、チームをしっかり支えた。夏には合宿を通して育まれたコミュニケーションも大きく作用。これは#16飯田ほか、多くの者が口にした勝因の一つだった。5敗はしたが2か月間、混戦の中で気力を維持して優勝できたのは、チームとして意思疎通しあい、共通認識が形成されていたからだろう。

17takushoku05.jpg オフェンスでは#2岡田(1年・G・東山)、#23ドゥドゥ(1年・C・八王子)のルーキーコンビが引っ張った。#2岡田はランキング6位、#23ドゥドゥは3P王と得点王、さらにはリバウンドでも2位にランクインし、献身的なプレーで戦い続けた。主将の#16飯田は印象的な3Pで何度も流れを引き寄せ、今リーグよりスタメンに入った#24荒川(2年・G)も速攻などランプレーが光り、#18多田(2年・SG)も印象的なシュートでチームに勝利をもたらすなど、さまざまな選手たちが持ち味を見せた。

写真下:攻守で欠かせない存在だったドゥドゥ。黙々とプレーし続ける姿が印象的だった。

※拓殖大・阿部選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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EDIT  |  08:03  |  2017リーグ戦  |  Top↑

2017.10.29 (Sun)

【2017リーグ1部】大会結果

【大会結果】

優勝  拓殖大学   13勝5敗(31年ぶり3回目)
準優勝 専修大学   11勝7敗
3位  大東文化大学 10勝8敗
4位  青山学院大学 10勝8敗
5位  筑波大学   9勝9敗
6位  白鴎大学   9勝9敗
7位  明治大学   8勝10敗
8位  早稲田大学  8勝10敗
9位  東海大学   7勝11敗(2部2位との順位決定戦へ)
10位  日本大学   5勝13敗(2部1位との順位決定戦へ)

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【個人賞】

■最優秀選手賞(MVP) ゲイ ドゥドゥ(拓殖大学)
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■敢闘賞 盛實海翔(専修大学) 
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■MIP賞 斎藤拓実(明治大学)
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■優秀選手賞 阿部 諒(拓殖大学)
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■優秀選手賞 岡田侑大(拓殖大学)
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■優秀選手賞 アブ フィリップ(専修大学)
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■優秀選手賞 熊谷 航(大東文化大学)
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■優秀選手賞 木田貴明(青山学院大学)
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■得点王 ゲイ ドゥドゥ(拓殖大学)458点
■3P王 ゲイ ドゥドゥ(拓殖大学)56本
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■リバウンド王 アブ フィリップ(専修大学)OR96/DR177/TO273
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■アシスト王 森井健太(早稲田大学)77本
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優勝 拓殖大学

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拓殖大4年生


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3位 大東文化大学

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大東文化大4年生


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4位 青山学院大学

※集合写真は撮影したチームのみ掲載しています。

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2017.10.28 (Sat)

【2017リーグ1部】10/28レポート

リーグ戦大詰めは3位〜7位までが混戦
順位決定戦のもう一枠は東海大に決定


 リーグ戦もあと残すところ2試合となり、17節は2部の最終日との共催になった。ここまで、ほとんどの試合が接戦続きだった1部だが、この日は初めて全5試合のいずれもが15点〜30点近い差が開く展開となった。既に優勝が決まり、緊張感のある戦いを続けてきた各チームも一気にそれが緩んだ感はある。


青山学院大、早稲田大が順位決定戦を回避
東海大は勝利するも9位確定


171028hamada.jpg 日本大が10位で順位決定戦進出を既に決めていたが、残りの一枠をめぐる戦いがこの日のポイントになった。9位の東海大を上回るためには早稲田大と青山学院大は勝利が必須。この2チームは積極的なアタックで勝利を手にした。

 混戦を極めたリーグで最終週を待たず優勝を決めた拓殖大は、早稲田大相手に前半から攻守に精細を欠き、シュート、リバウンドでも集中力を欠いて前半はダブルスコアに近い差に。後半立て直しをはかるが、20点差はさすがの拓殖大でも重く、最後は61-91。早稲田大が快勝し、この勝利により下位の順位決定戦回避を決めた。

171028maeta.jpg 勝てば順位決定戦回避ができる青山学院大は4連敗中の筑波大と対戦したが、1Qから気持ちこもったプレーで一気にリード。内外からの得点が続き、前半で31-46と15点のリード。筑波大はディフェンスで対処ができず、簡単に得点される場面が目立ち、最後まで立て直しは効かず64-83。青山学院大は3連勝。この勝利で自力により順位決定戦を回避し、4位へと躍り出た。一方、筑波大は5連敗。

 負ければ順位決定戦進出が決まる東海大も、激しいディフェンスで日本大を圧倒。これにより日本大の強みであるオフェンスはシュートまで持ち込めずに苦しい展開に。東海大はオフェンスでもアグレッシブさを発揮して97-62で勝利したものの、最後の一試合を勝利しても8位以上のチームを上回ることはできず、9位が確定。2005年の1部昇格以来、初の順位決定戦へと進むことになった。

 8勝8敗同士の明治大大東文化大の戦いは立ち上がりこそ差がなかったが、大東大が次第に抜け出し、3Qの立ち上がりで一気に引き離すと、20点近い差をつけた。明治大は得点が伸びずに苦しい状況を打開できず。82-60で大東大が勝利した。

写真上:早稲田大は濱田が好調で、5本の3Pを含む27点。
写真下:青山学院大は前田が13点。得点源の一人として数字を引っ張った。

※早稲田大・富田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


白鴎大を余裕で下し専修大は2位確定

171028takasawa.jpg 2位専修大と3位白鴎大の、1勝の差がある対戦は例え白鴎大に並ばれても得失点差では専修大のアドバンテージが大きい対戦。専修大がリードしては白鴎大が追いつくという流れで前半は進んだ。ゴール下はシェッハ、アブと互いに簡単には勝負できない中、専修大は#34森實(2年・G)の連続3P、#14髙澤(4年・G)のシュートなどが引き離しのポイントに。アウトサイドが決まった分、専修大がリードして前半は30-39。3Q、白鴎大は#75シェッハが下がっている間は専修大のディフェンスが突破できずにターンオーバーが続き、開始3分で15点のビハインドになると、タイムアウトでも修正できず、ずるずると18点もの差がつき、42-60。4Qも白鴎大はターンオーバーが続き、簡単には追い上げられない。専修大が58-74で勝利し、2位の座を確実にした。

写真:スタメンに定着して安定した活躍を見せている専修大・髙澤は22点のチームハイ。


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2017.10.22 (Sun)

【2017リーグ1部】10/22レポート

拓殖大がきっちり勝ちきり31年ぶりの頂点へ
東海大はホームで劇的な勝利を納める


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 台風が近づく中での試合となった今年の東海大でのホームゲーム。リーグ戦も終盤に差し掛かり、優勝、順位決定戦といった各戦いも決着がつきそうな中、5試合のうち3試合が大接戦の末に劇的な結末に。まさに嵐を呼ぶ展開で手に汗握る1日となった。そして前の試合を落とし足踏みとなっていた拓殖大は1Qから得点を重ねて勝利し、この長い混戦のリーグの中、最終週を待たずに優勝を決めた。

写真:勝利し、応援に駆けつけてくれた人々に笑顔で応える拓殖大。



最後の最後までわからない勝負が3つ
白鴎大は劇的な逆転弾で幕


171022hakuo.jpg 同じ8勝7敗で並ぶ白鴎大大東文化大の戦いは、最後の最後に劇的な幕切れとなった。試合は当初大東大ペースで進んだ。#15モッチ(2年・C)のゴール下の強さも際立ち、シュートも好調で6点リードで前半を終えた。後半、白鴎大も追い上げてじわじわと差を詰めていくが、そのたびに離す大東大のペースは変わらず。ただし、4Qに入っても10点ほどの差がついていたが、終盤にオフェンスが決まらずターンオーバーが続く大東大を尻目に、白鴎大は着実に加点。残り数分に入ると勝負はわからなくなる。残り14.1秒、大東大は#23奥住(3年・SG)の得たフリースローが1本しか決まらずリードは2点。すると、白鴎大は残り時間わずかから放った#21神里(4年・PG)の3Pがブザーとともに決まり、72-71。ビッグショットによる逆転劇で幕切れとなった。

171022hasegawa.jpg 7勝8敗同士の青山学院大早稲田大の対戦も、最後のシュートで勝負が決まった。前半は青学大#6木田(4年・F)、#31戸田(3年・SF)、#52赤穂(1年・PG・市立船橋)ら青山学院大の3Pがよく決まり、リード。3Q、早稲田大は#8新川(4年・G)の3P、#26富田(3年・C)のゴール下で10点ほどあった差を詰めていき、残り4分弱で逆転。4Qは差がつかない中で試合は進み、勝負は最終盤に持ち込まれた。残り1分を切り、青学大はフリースローで加点し、残り26秒で同点にする。早稲田大はシュートが決まらず追い込まれるが、残り約2秒で青学大がスローインを得た。これが見事にゴール下の#37ナナー(2年・CF)に通ると、66-68と青学大が2点のリードに。残り0.4秒からの早稲田大のオフェンス、#13長谷川(3年・G)がブザーとともに放った3Pがネットに沈むが、これは惜しくもノーカウントに。青山学院大が逆転で勝負を制した。

171022yamamoto.jpg ホーム2戦目、東海大は悪天候のこの日も1000人以上の観客を集めた。対する筑波大は3連敗中。この日は東海大のディフェンスに阻まれて得点チャンスがなかなかなく、前半は31-38と苦戦。3Q、筑波大は#17杉浦(4年・PF)の3Pもあるが、ターンオーバーが続く。一方の東海大は#25平岩(2年・C)のダンクも飛び出すなど、雰囲気は悪くない。しかし点差はつかないまま4Qに勝負は流れ込み、最初の5分ほどは勝負も膠着。この試合もまた最後の1分にすべてがかかる戦いになった。残り47秒、2点を追う筑波大は#4青木(4年・PG)がフリースローを2本落とすが、残り23秒でその青木が3Pを沈め、71-71の同点。東海大は#91山本(4年・PF)がドライイブを仕掛けてフリースローを得るが、これを2本決めて73-71の2点リードに。残り5.9秒、筑波大は最後にボールを持った#4青木がドライブを試みるが、これはあえなくブロックされゲームセット。東海大が接戦を勝利し、ホームの歓声に答え、ホームゲームを1勝1敗で終えた。筑波大は4連敗。

写真上:大東大は熊谷が欠場。日野澤がたびたび出番を得た。
写真中:早稲田大・長谷川が最後に放ったシュートは時間内と認められず。
写真下:12得点の東海大・山本。中距離に安定感があり、最後はアグレッシブに攻めてフリースローを獲得。

※青山学院大・ナナー選手、東海大・平岩選手のインタビューは「続きを読む」へ。


上位陣は互いに崩れず
拓殖大は31年ぶりの優勝を決定


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写真:ホームでの劇的な勝利に笑顔の東海大。

171022fujii.jpg 前の試合で大東文化大の前に敗退した拓殖大は、この試合は1Qからオフェンスが全開。日本大のディフェンスプレッシャーもさほど厳しくなく、#23ドゥドゥ(1年・C・八王子)、#2岡田(1年・G・東山)が気持ちよくオフェンスを仕掛け、3Pも決めていく。1Qで32-13とすると、拓殖大は控えも積極的に投入。ただ、1Qで水をあけられた日本大もここで切れずにオフェンスを仕掛け続け、じわじわと迫った。それでも最初の差を取り戻すことは叶わず90-83。拓殖大が勝利した。この結果により専修大が最終的に並んでも、ゴールアベレージで上回る拓殖大の優勝が確定した。

171022yoshikawa.jpg 2位で9勝の専修大は8勝で中盤位につける明治大が相手。前半は#11秋山(4年・PG)の3Pが気持ち良くきまって専修大が抜け出した。明治大は3Q、#28今川(3年・SF)が専修大の高さをかいくぐってシュート、リバウンドに奮闘し、#32吉川(4年・SG)が次々に得点。さらに#24森山(3年・PF)の3Pが3本入り一気に専修大に詰め寄った。4Q、明治大は開始3分、#2齋藤(4年・PG)のスティールからの速攻が決まり5点差に。しかし専修大は#14髙澤(4年・G)の3P、#30アブ(2年・C)のゴール下などで詰めさせず、86-80で勝利した。

写真上:日本大は前の試合でも奮闘したガードの藤井を長時間起用。13得点4アシスト。
写真下:明治大は吉川が19点。3Pも3/4と数字を引っ張った。

※拓殖大・池内監督のコメント、飯田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2017.10.22 (Sun)

【2017リーグ2部】10/22レポート

中央大が2部優勝とインカレ出場を決定
残る一つの枠は日本体育大と神奈川大の争いに


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 2部リーグ戦も17戦目を迎え、いよいよ大詰め。この日、中央大が国士舘大に勝利し、インカレと1部昇格の枠が一つ埋まり、日本体育大は神奈川大にリベンジを果たし勝率を並べた。残る1枚の切符は、この日の結果により、最終日の最終カード、日本体育大対中央大、神奈川大対国士舘大ですべてが決まることになった。一方下位チームでは、慶應大が東洋大を破り、順天堂大と共に5勝、立教大が4勝となり最終日の慶應大と立教大の対戦で順位決定戦進出が決まる。

写真:中央大は最後は全員を4年生に。


中央大が4年生でタイムアップを迎え首位確定

171022tunodakennshin.jpg 中央大にとって勝てば1部昇格とインカレが決定する国士舘大との大事な一戦。第1Q、序盤から#28鶴巻(3年・SF)、#14久岡(3年・SG)を中心に点数を稼ぐ。高さでは劣勢に見られたが、中を固めリバウンド強化とセンター陣対策に努める。国士舘大は出だしこそ勢いのある雰囲気に飲まれそうになるものの、#20角田憲信(1年・F・正智深谷)の外角シュートでもちこたえ、2Qになると流れは国士舘大に傾きかけた。しかし中央大#28鶴巻がリングへ向かい続け、#2大崎(2年・CF)と#33三上(2年・SG)も3Pを沈めて差をつける。前半は41-33の中央大リードで終了。
 3Q開始から国士舘大はゾーンディフェンスを仕掛け、中央大の速いリズムを止めにかかる。しかし中央大は#33三上の3P、さらにドライブが好調で残り3分で15点差に。勢いは止まらず終了間際には再び#33三上がブザーと同時に3Pを決め63-50でリード。国士舘大は4Q、#32臼井にボールを集め点数を取りに行くと、中央大のセンター陣にファウルが目立ち始める。#20角田憲信のジャンパー、#37阿部の3Pも好調で追い上げ7点差まで迫るが、中央大はディフェンスを緩めることなくリードを守る。1分を切ったところで中央大#24小林(4年・PG)の冴えたドライブインで勝負をつけると、残り43秒間は5人を4年生にメンバーチェンジ。インカレ出場と1部昇格の瞬間を中央大は4年生メンバーで迎えた。

写真:国士舘大は角田憲信が高確率でシュートを決めていった。


日本体育大は2連勝で最後の週にすべてをかける

171022oura.jpg 神奈川大日本体育大との戦いは、両者の勝利への気持ちが大きく見えた試合となった。試合前から日体大はベンチ、応援席共に盛り上がりを見せ、コート上のプレーヤーを鼓舞。それに応えた#4江端(4年・F)が序盤からシュートを決め、流れを作る。神奈川大は#7田村(4年・SF)が好調、加えて#30松岡(3年・PG)がオフェンスをコントロールし簡単にリードを許さない。しかし日体大の高さが優勢で、#45河野(2年・PF)、#54津田(2年・C)を中心にリバウンドを取り続け日体大がリードする試合展開に。前半は終了間際に#3大浦(2年・SG)が3Pを沈め36-26。

 後半に入ると#20田中(4年・SF)、#34工藤(3年・PF)を中心にボックスアウトを強化りリバウンドを支配。その波に乗り、#7田村がジャンパーでのバスケットカウント。開始5分で5点差に迫る。我慢の時間となった日体大は#19田口(4年・F)のジャンパーで勢いをつけると、リバウンドから走った#20小田桐(4年・PG)がファーストブレイク。最後は再び#3大浦がブザーと共に3Pを決め13点差をつけ最終ピリオドへ。4Q、日体大は#4江端の活躍が止まらない。リバウンド11本、得点31点とチーム1番の数字をたたき出して終始日体大が押すような形となり、77-54でタイムアップ。日体大が13勝目を挙げ神奈川大と星を並べた。

写真:日本体育大は春、怪我のあった大浦が躍動。


慶應義塾大の勝利で順天堂大と共に5勝
立教大は苦しい4勝、最終戦で巻き返しを狙う


171022kimura.jpg 順位決定戦回避をかけて1勝が欲しい慶應義塾大は、2連勝していた東洋大との対戦し、前半からベンチも一体となった力強いプレーが目立ち、前半は32-25と慶應大リード。3Qは東洋大が#5渡邉(3年・PF)のゴール下での器用さを発揮し2点差まで迫ると、#7大野(3年・PG)のドライブで開始4分に追いつき、流れは東洋大に傾きかける。慶應大は#7木村(4年・CF)のバスケットカウントで持ちこたえ、Qの終了間際、慶應大#13山崎(2年・G)が3Pを沈め一歩リード。4Q、慶應大が#14髙田(2年・G)の3Pから一気に畳み掛ける。東洋は#29石淵(4年・PG)が3P、#28佐久間(3年・SF)のジャンパーで踏ん張るが、慶應大がオフェンスリバウンドで勢いをつけ、最後は#7木村の3Pで逃げ切りの勝利。71-60で5勝目を挙げた。東洋大はこの時点で10位が決定した。

171022iida_2017102809353196c.jpg 中盤位の江戸川大と5勝の順天堂大の対戦は、1Qに順天堂大の持ち味の3Pが当たるものの、江戸川大の走るバスケットが上を行き5点リード。2Qに順天堂大がじわじわ差を詰めると、#29千葉(2年・F)に合わせた#44大橋(1年・PF・八千代松陰)がゴール下を決め逆転に成功。そこからは点の取り合いとなるが、ブザー間際に江戸川大#23保岡が3Pを沈め、42-40のリードで後半へ。3Qは江戸川大一時10点差とするが、順天堂大は#11川久保(4年・F)の3P、#44大橋のジャンパーで踏ん張り、差を一桁の8点差に戻し、最終Qへ。追いつきたい順天堂大はスティールから走った#37岩井(1年・G・盛岡市立)がファーストブレイクに成功。その勢いに乗り3Pを決め開始2分で逆転。そこからシーソーゲームとなるが、江戸川大は#12オウマ(2年・C)の高さを生かし徐々に点差をつける。最後は#1平岩(4年・SF)が3Pを沈め勝負あり。91-82で江戸川大に軍配が上がった。順天堂大は最終日に順位決定戦回避を懸ける。

 未だ4勝の立教大は順位決定戦を避けるべく、勝利のほしい一戦を駒澤大相手に臨んだが、3Qに大きく突き放した駒澤大が逃げ切り99-79。駒澤大は1巡目のリベンジを果たした。

 この時点で下位チームでは、10位東洋大が決定し、3部との順位決定戦が決定。順天堂大と慶應大は5勝。立教大は4勝と星一つ差で9位。最終日に慶應大vs立教大、順天堂大vs東洋大で残りの一枠が決まる。

写真上:慶應大は木村が4年生として気を吐いた。
写真下:シュートを決め、ポーズを決める江戸川大・飯田。


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2017.10.21 (Sat)

【2017リーグ1部】10/21レポート

拓殖大は勝利ならず優勝までもう一頑張り
専修大は2位を守りベスト4争いは混沌


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 1部リーグも残り4試合。第15戦は東海大と明治大に分かれて試合が開催された。あと1勝すれば勝敗が並んでも2位以下を得失点等で上回れる拓殖大は、大東文化大相手に敗れた。また、勝敗同率での2位争いは、専修大が筑波大に勝利して2位を守ったが、3位から8位までは8勝に4チーム、7勝が2チーム並び、まだ順位の行方は混沌としている。

写真:専修大は佐々木がチームの雰囲気を盛り上げ、アブも笑顔に。専修大は試合を経るにつれて4年生の存在感が出てきている。


◆東海大学湘南キャンパス

大東文化大が首位拓殖大をストップ
専修大は5連勝で3位以下に1勝差をつける


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写真:大東文化大は3連勝。モッチはベンチスタートで12点、熊谷は前半3ファウルとなるが15点4アシスト。


171022okuzumi.jpg 拓殖大大東文化大相手に前半は苦戦。1Qは大東大がゴールに積極的にアタックし、シュートもよく決まってリード。反対に拓殖大はいつもは入るようなシュートがことごとく外れて1Q4点しか取れずに終わってしまう。2Qも大東大リードだが、徐々にディフェンスリバウンドから足が出始めて拓殖大が追い上げると、前半は24-27と3点差まで迫って終了。後半、互いに決めては決め返す形になり差はあまりつかないが、拓殖大が迫ると大東大に逃げられ4、5点差から先がなかなか詰まらない。大東大は4Qに#23奥住(3年・SG)が中へ攻め、外まわりのシュートも入ると終盤で一気に突き放し73-56。じわじわと順位を挙げてきた大東大が4位へジャンプアップした。拓殖大はオフェンスでリズムが作れず、フラストレーションが解消できないまま敗戦となり、優勝まではこの日は足踏みとなった。

171022morizane.jpg ともに8勝で同率ながら10/15現在で2位専修大、3位筑波大となっているカード。1巡目では専修大が8点差で勝利しているため、筑波大は9点差以上で勝利しないと上回ることができない。順位のかかった試合の前半は32-37。専修大が立ち上がりにリードするが、筑波大が次第に速攻を連発して流れに乗ると逆転となった。後半は一進一退。3Qは互いに点の取り合いになるが、3Q終盤に#32森實(2年・G)の3Pが決まり、専修大が56-52とやや引き離して4Qに入る。すると#54佐々木(4年・F)が抜群のタイミングでオフェンスリバウンドに絡んで連続得点すると、勢いをつけた専修大は71-78で筑波大に勝利。

171022tomita.jpg ホームの東海大早稲田大を対戦相手として迎えた。立ち上がりは早稲田大がリードするが、ディフェンスから追いつき東海大も譲らない。2Qになると早稲田大は外から打つ単調なオフェンスが続き、リバウンドを取れずに東海大に流れを持っていかれるが、#7石原(4年・G)の3Pなどで持ち直し、前半は27-31と早稲田大リード。後半も互いに拮抗。4Q立ち上がりには東海大が2連続で速攻を決めて会場も盛り上がるが、早稲田大は#7石原、#26富田(3年・C)がディフェンスをかいくぐって得点して勝負どころで抜け出す。東海大は最後まで反撃を試みるが63-71で早稲田大がようやく5連敗をストップ。

写真上:大東文化大・奥住のオフェンスも光った。3P1本を含む11得点。
写真中:3P5本、30得点の専修大・盛實は難しい体勢からでも次々にシュートを沈め、得点を牽引。
写真下:4Qの大事なところ、富田のプレーで相手に流れを与えなかった早稲田大はようやく連敗脱出。富田はチームハイの15得点。

※専修大・佐々木選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆明治大学和泉校舎

ともに1点差の勝負が白熱
青山学院大、明治大がそれぞれ1点差で勝利


 明治大で行われた2戦は、ともに大接戦になった。続けて接戦を落として下位に沈んでいた青山学院大は、白鴎大と互いに譲らぬ試合に。最後は青山学院大のスティールで62-63。1点差の勝負を制した。白鴎大は2連敗。

 もう一戦はホームの明治大日本大を相手に1Qは27点と得点を荒稼ぎする。一方の日本大は8点しか取れずに出遅れるが、2Q以降に奮起して追い上げると最後は大接戦。最後は80-81の1点差で明治大がホームで白星を挙げた。明治大#2齋藤(4年・PG)は24点、日本大#10杉本(1年・SG・土浦日大)が29点と、ポイントゲッターが意地を見せた試合になった。


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