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第93回関東大学バスケットボールリーグ戦 9月2日より2部以下が開幕
1部リーグは9月9日(土)より
2017 年度 関西学生バスケットボールリーグ戦 9月2日より開幕

2017.10.15 (Sun)

【2017リーグ1部】10/15レポート

拓殖大は連日の接戦を制し優勝までマジック1
また、4連勝の専修大が2位に浮上


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 リーグ戦は後半戦に入り、どのチームも疲れが見えてくる頃だ。今年は僅差の試合が多く、主力を休ませられる試合がほとんどない。これまで出番の少なかった控えも試合に絡ませつつ戦うチームも増えてきたが、ベンチメンバーがどこまでのパフォーマンスを発揮するかも大事なところだ。そんな状況でも数多くのタイトなゲームを制してきた拓殖大は、この週末を2戦とも逆転で制し、優勝に王手をかけた。

写真:#14髙澤は12点。2位浮上の専修大はここ数試合、4年生の出番が増え、貢献しているのが印象的だ。



専修大は4年生の活躍も増え上昇傾向
筑波大は6敗目を喫して3位にダウン


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写真:速攻では先頭に立つことが多い拓殖大・荒川は鋭い走り出しに注目。

 7勝で4位につける専修大は序盤戦からじりじりと順位を上げている要注目チーム。この日は日本大と対戦し、前半は日本大のアウトサイドが当たって点差はつかず。しかし後半になると日本大はファウルトラブルが徐々に厳しくなり、ターンオーバーも頻発。専修大は#30アブ(2年・C)のゴール下、#12西野(1年・F・近大附属)の速攻などで4Qには一気に20点差まで突き放し、86-59で8勝目。この日筑波大が負けたことにより、2位に浮上した。

171015sudo.jpg 6勝7敗で同率の意地がぶつかった明治大早稲田大の戦いは、明治大がここまでベンチスタートだった#2齋藤(4年・PG)をスタメンで稼働させ、勝負に出た。早稲田大の激しいディフェンスに遭いながらも前半は早稲田大のシュート確率が悪いことも手伝って、明治大がリード。後半も明治大が流れを維持するが、早稲田大は4Q、#8新川(4年・G)、#41小室(1年・C・北陸学院)の3Pで一気に迫る。しかし明治大がディフェンスを締め直すと早稲田大もターンオーバーが増え、流れを掴むまでには至らず。74-68で勝利し、5割の勝率で中盤位を維持。

171015yamagishi.jpg 1巡目では大敗した大東文化大に挑む筑波大は、1Qはシュートも当たらず追う展開に。大東大は#15モッチ(2年・C)が復帰するが、スタメンは#20毕(4年・PF)でスタート。1Qは筑波大がふるわず5点に終わるが、2Qは#11増田(2年・PF)を中心に逆転。しかし大東大は3Qに巻き返し、#0葛原(4年・SG)、#91ビリシベ(3年・PF)、#56山岸(4年・PF)らが躍動。12点の差をつけると、4Qに筑波大が33点の猛攻を見せるも届かず81-83で幕。5人が2桁得点の大東大が勝利し、5位浮上。

171015noumi.jpg 首位の拓殖大はこの日もクロスゲームを制し、勝負強さを発揮した。対する青山学院大は、前半#6木田(4年・F)や#21納見(2年・PG)の3Pもよく決まり、2Qは引き離されかけるも得点が伸びて競り合う形に。後半3Q、青山学院大のディフェンスが割れず、拓殖大は開始4分で追いつかれるとクロスゲームに。青学大は外からのシュートが好調で何度も拓殖大に迫るが、そのたびに拓殖大も積極的に攻め、ディフェンスでもミスを誘って逆転はさせない。4Qは互いに一歩も譲らない点の取り合いになった。拓殖大が逃げていることには変わりないが、青学大は#13前田(3年・F)をはじめ次々に3Pを沈めて迫る。その中で拓殖大は#23ドゥドゥ(1年・C・八王子)の2本の3Pでムードが一変。その後アグレッシヴに#24荒川(2年・G)、#15飯田(4年・SG)、#2岡田(1年・G・東山)らが攻めていく。青学大も切らさずにシュートが沈むが追いつけずに85-94で試合終了。4Qは29-33と互いに点を取り合ったが拓殖大が11勝目を挙げた。

 この日は2位の筑波大が敗戦し、拓殖大はあと1勝すれば2位以下のチームが残りを全勝しても届かないため、優勝を決めることができる。

写真上:明治大は須藤がゴール下に切り込み、難しい体勢からでも得点していった。
写真中:ベンチスタートの大東文化大・山岸は泥臭いプレーでボールに食らいつき、12得点。
写真下:12点の納見ほか、3Pで粘った青山学院大だが最後は引き離された。

※専修大・秋山選手、大東文化大・熊谷選手、明治大・今川選手のインタビューは「続きを読む」へ。



東海大は上級生、下級生ともに一丸となってアタック
白鴎大は奮闘するがホーム2連勝を飾れず


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171015hakuo_20171018150610862.jpg 9敗と苦しい東海大は、3位に位置し、ホームの白鴎大との対戦を、立ち上がりからシュートも高確率で決めて良い流れを作った。1Qこそビハインドを負ったが、2Q途中にはメンバーを全員4年生にチェンジ。ディフェンスの練度では下級生には勝る4年生たちは激しいマッチアップから白鴎大のシュートチャンスを次々に潰す。ターンオーバーからの早い展開のオフェンスでもきれいなシュートが次々に沈んだ。白鴎大はインサイドでファウルが続いて苦しい中、2Q後半は#35秋野(3年・PF)がフリースローを獲得していく。#0野﨑(4年・SG)もわずかなチャンスからの3Pで見せ場を作るが、前半で46-34と東海大が大きなリードを得た。白鴎大は後半に入り#75シェッハ(2年・C)のゴール下も前半より決まっていき、追い上げモード。しかし東海は出てくるベンチメンバーが次々とゴールにアタックして流れを切らさず、迫る白鴎大を蹴散らして最後は67-87。チーム全体で好循環を作り出し、1勝をもぎ取って最下位脱出を果たした。

写真上:タフショットを見事に決めた東海大・内田を皆が囲む。
写真下:白鴎大は何度も立て直しをはかるが、この日の東海大の勢いはこれまででも一番といっていいほどで、削ぐことができず。


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2017.10.14 (Sat)

【2017リーグ1部】10/14レポート

頂上決戦は逆転から延長戦に持ち込み
粘った拓殖大が筑波大を破る


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 1部リーグは後半戦に入り優勝のゆくえのみならず、降格はないものの、順位決定戦の進出回避も気になる時期になってきた。この日、1勝差だった拓殖大と筑波大は激闘の末に拓殖大が制し、首位を守った。また、連敗を脱した東海大は専修大相手に攻撃的になりきれず再び敗戦。最下位脱出はならなかった。

写真:4本の3Pを決めた拓殖大・飯田が皆に応えるように左手を上げた。



後半に追い上げた拓殖大が延長戦でも逆転
100点ゲームで首位の座は譲らず


171015okada.jpg 首位決戦となる9勝の拓殖大と8勝の筑波大の戦いは、10点差をつけて筑波大が勝てば首位に立つというゲーム。1Qから筑波大の#10村岸(2年・SF)、#27山口(1年・SF)の3Pが当たり、ディフェンスでも拓殖大の攻撃をしのいで18-16とリード。拓殖大は2Qはベンチメンバーを多くコートに出しつつ戦うが、筑波大にシュートを簡単に決められて次第に差が開き、前半は43-34。3Q、拓殖大は#16飯田(4年・SG)の3Pのほか、オールコートでのプレッシャーから次々にターンオーバーを奪って筑波大に迫り、4Q残り7分ついに追いつく。そこからはシーソーゲームになって互いに劇的なシュートを決め合うが、残り5秒、同点からの拓殖大のスローインは、#23ドゥドゥのドライブが外れ、勝負はこの日2度目の延長戦へ。残り5分も譲らぬ戦いになったが、#2岡田(1年・G・東山)、#23ドゥドゥが大事なシュートを決めた拓殖大が97-101。劇的な逆転劇で首位を守った。

写真:拓殖大・岡田は24点。延長戦で流れを変えた3Pは見事だった。



大東文化大が延長戦で勝利
一方の早稲田大は3連敗


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171015ishihara.jpg 下位グループからの脱出をはかりたい5勝の大東文化大は、6勝の早稲田大と対戦。#15モッチ(2年・C)がこの試合も欠場したが、前半から#0葛原(4年・SG)、#12熊谷(3年・PG)が勢い良く攻め、リード得た。早稲田大は前半は低調で3Qには20点もの差がつくが、プレスを展開して大東大から次々にターンオーバーを奪うと、#7石原(4年・G)の1対1や#41小室(1年・C・北陸学院)、#27濱田(3年・F)の3Pが次々に決まり、4Q残り1:39で逆転に成功。しかしそこから勝負はつかずに試合は延長へ。残り5分の勝負は早稲田大が引き離しそうに見えたが、大東大は粘って追い上げ、最後は#20毕(4年・PF)のペネトレイトで勝負を決めて92-94で勝利し、6勝目を挙げた。#15モッチこそ不在だったが、その分トランジションは早くなり小気味よいバスケット展開が一つの鍵になった。

写真上:熊谷の勝負強さも勝利には欠かせないファクターとなった。この日は前半から3Pを沈め、5/8で22得点。チームが苦しいときに決められる頼もしさがある。
写真下:早稲田大は石原も奮起。ボールを持ったら止められない怖さがあり、何度もドライブからゴールを決めていった。



白鴎大がホームゲームで快勝
専修大は7勝目で上位に近づく


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写真:白鴎大のホームに「We are the Soldiers!」の掛け声が響き渡った。

171014morizane.jpg 連敗を脱した東海大専修大との対戦になったが、この日は専修大のディフェンス、オフェンスの勢いが勝った。#34森實(2年・G)、#11秋山(4年・G)、#14髙澤(4年・G)らの3Pシュート、#30アブ(2年・C)のゴール下など、東海大を寄せ付けず。専修大は11本の3Pが流れを呼び込み、81-89。東海大は2桁の得点を追い上げたが届かなかった。

 4勝の日本大と5勝の青山学院大は、途中までどちらともつかない接状態で推移し、日本大はファウルトラブルもあり控えの多い時間帯もあったが、点差は離れない。青山学院大は#52赤穂(1年・PG・市立船橋)が得点を牽引。日本大は僅差でついていくが、ファウルもあってベンチメンバーを多用する展開に。青学大は#37ナナー(2年・CF)のゴール下も決まりだしてリード。追う日本大は4Qに#23本村(3年・SG)の3Pも決まるが後が出ず80-73で青学大が6勝目。

171015suda.jpg この日最後の試合となったホームゲームは、前半から白鴎大が#75シェッハ(2年・C)の高さ、#0野﨑(4年・SG)のシュートなども好調で流れを掴んだ。明治大はリバウンドで苦戦し、ここで大きな差をつけられて80-61。白鴎大は控えの選手ものびのびとプレーして80-61で勝利した。

写真上:専修大は森實が4本の3Pを決めた。そのほか、髙澤も4本、秋山も3本を沈め、乗せたら止められない勢いがあった。
写真下:白鴎大は主将の須田も3Pを見事に決め、ホームは歓声に沸いた。

※青山学院大・赤穂選手、白鴎大・長島選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.10.13 (Fri)

【2017リーグ1部】10/9レポート

拓殖大が3敗目をマークし筑波大との差は1に
東海大は遂に連敗を脱し、ここから再スタート


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 3連戦の最終日、どこのチームも疲れが見える中でこの日も1部はきわどい勝負が続いた。これまで接戦をものにし続けてきた拓殖大も、この日は白鴎大相手にクロスゲームをクリアできずに3敗目。2位の筑波大は勝利したため、差が星一つまで縮まった。そしてこの日の勝利で単独3位に躍り出たのは白鴎大。とはいえ、まだ星の差はどこもほぼなく、一つの勝利で大きく順位が上がる状況には変わりない。

 また、この日は10位の東海大がようやく連敗をストップし、明るい兆しが見えた。9位の日本大も勝利し、ともに4敗。直接対決の結果で東海大の最下位脱出はならなかった。

写真:白鴎大が終盤に勢いを増して拓殖大を倒し、歓喜に沸いた。白鴎大は大崩れせず、上位を狙う位置につけている。



首位拓殖大は白鴎大との激戦に破れ3敗目
筑波大が星の差1にし、後ろに迫る


171009nozaki.jpg 前半リードしたのは拓殖大白鴎大はアウトサイドのシュートが決まらず、ターンオーバーが続いた。白鴎大は2Qに8点しか取れず後半は10点ほどを追いかける形に。しかしディフェンスでは拓殖大を好きに攻めさせず、4Qで差を詰め残り6分で2点差に。拓殖大も#23ドゥドゥ(1年・C・八王子)の2本の3Pで逃げるが、白鴎大はディフェンスからターンオーバーを奪い、再三#0野﨑(4年・SG)が速攻で走り、追い上げる。残り2分を切り、拓殖大のリードはついに1点。残り43.9秒、白鴎大は#18奥野(4年・PG)の3Pでついに逆転を果たす。拓殖大はファウルゲームで白鴎大に1本のフリースローを決められ4点差。残り4.4秒、#13阿部(4年・SG)が渾身の3Pで1点差に迫るが残り時間での挽回は叶わず76-73。首位は変わらないが拓殖大は3敗目となった。白鴎大は終盤、持ち味のディフェンスが効いて#23ドゥドゥを押さえ込めたゆえの勝利と言える。

sugiura.jpg 2位で拓殖大を追う筑波大明治大と対戦。終始接戦となるが、明治大はインサイドの#28今川(3年・SF)を始め、ファウルトラブルで苦しい状態の中、ベンチ復帰の#22宮本(4年・PF)も出場させ粘る。筑波大は#88牧(2年・SG)が好調でチームハイの23点、#17杉浦(4年・PF)が22点、#4青木保憲(4年・PG)が20点と3人が20点台を稼ぎ、何度も明治大に迫られつつも4Q終盤に突き放して92-83。失点は多いが得点力で逃げ切った。

 早稲田大は2Qに8点と失速し、全体を通して低調。専修大は後半は4年生中心に攻めて6勝目。勝敗を5割に戻した。早稲田大は2連敗でやはり6勝6敗の勝率5割。

写真上:白鴎大は終盤に野﨑がターンオーバーから何度も速攻に走った。
写真下:筑波大・杉浦はまだまだ本領発揮していない試合も多い。終盤に期待。

※専修大・髙澤選手、白鴎大・シェッハ選手、筑波大・牧選手のインタビューは「続きを読む」へ。



日本大、東海大が揃って4勝目
東海大の連敗は7でストップ


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171009terashima.jpg 7連敗と陸川監督就任以来最大の連続黒星となっていた東海大は、青山学院大との対戦で意地を見せた。この日は立ち上がりから激しいディフェンスとアグレッシブなオフェンスを展開し、青山学院大は再三ボールをこぼしターンオーバーに。東海大は#0寺嶋(2年・PG)のドライブ、#25平岩(2年・C)のインサイドの内外で得点。一方の青学大はシュートまでなかなか持ち込めない状況が続き、前半で20点差をつけられた。後半は点差こそつかなかったが青学大の巻き返しは叶わず74-56で東海大がようやく連敗を止めた。

171009shimamoto_kenta.jpg #15モッチ(2年・C)、#20毕(4年・PF)が欠場した大東文化大日本大に対し、高さの劣勢をあまり感じさせず粘りを見せた。日本大が先行するが前半は#12熊谷(3年・PG)の3Pもよく決まり、#30島元(4年・PF)、#91ビリシベ(3年・PF)といったインサイド陣も奮闘し、前半は差がつかず。後半3Q、日本大のシューターたちが当たり始め、リードを広げるが、大東大は4Q、プレスから日本大のミスを誘い、#23奥住(3年・SG)の3Pや#34中村(2年・PG)の3Pのバスケットカウントなどで1点差まで追い詰めた。しかし最後は日本大がファウルからフリースローを得て67-73で逃げ切り。4勝目を挙げた。

写真上:ようやく東海大らしいディフェンスが出て来るようになってきた。ここから上昇できるか。
写真中:東海大の先鋒としてディフェンスを切っていく寺嶋。鋭い切れ味のドライブはチームにとっては既になくてはならない武器だ。
写真下:大東大は欠場したモッチ、毕にかわり島元が健闘。日本大のシェイク相手にボールをもぎ取っていった。

※東海大・佐藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.10.13 (Fri)

【2017リーグ2部】レポート(10/7,8,9)

首位神奈川大が慶應義塾大相手に2敗目
怪我人の影響が響くチームも多数


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 2部も3連戦となった第11、12、13戦は、順位こそ大きく変動がなかったが、首位の神奈川大が慶應義塾大にブザービーターで破れ、2敗目。これで勝敗数では2位の中央大と並び、3位につける日本体育大も星一つ差となり、チャンスが大きく広がった。2部は最終週に向け、上位同士の対決も残されている。また、中盤位、下位のチームも上位を倒すアップセットを起こすこともあり、最終的な上位陣の順位はまだまだわからなそうだ。

写真:第11戦に神奈川大を倒し、12戦では中央大、13戦では日本体育大といった上位3つのチームに健闘した慶應義塾大。中央大戦では高橋が必死にボールにくらいついた。



【1~3位】
首位神奈川大が2敗目を喫し中央大との勝敗差はなし
2位中央大、3位日本体育大は3連戦を3連勝


171008kakiuchi.jpg 上位グループは首位に立つ神奈川大と、2位の中央大、そして日本体育大だ。この3連戦で順位の変動こそなかったが、10/7の試合では神奈川大が慶應義塾大に終盤の3Pを決められて敗れ、2敗目を喫した。後ろから追いかける中央大は星の差は同率、日本体育大は星一つ差となり、願ってもない状況になり、この2チームは3連戦を3連勝で乗り切った。神奈川大はインサイドで泥臭くチームを支える#20田中(4年・CF)が足を痛め、9日は欠場した。主力のアクシデントが今後にどう響くかが注目となるだろう。

写真:中央大は2部でも人材豊富なチーム。要所で主将の柿内がチームを締める。

※神奈川大・田村選手のインタビューは「続きを読む」へ。



【4~6位】
3連勝した中盤位チームはなし
残りの試合でジャンプアップを懸ける


171009usui.jpg 中位グループは3連戦を国士舘大駒澤大は2勝1敗、江戸川大は1勝2敗で終えた。この中で徐々に順位を上げてきているのが駒澤大だ。リーグ序盤こそ波が大きかったが、3週目に日本体育大を倒すと、その後は江戸川大、国士舘大などを倒し、中位に上がってきた。反対にやや下降気味なのが江戸川大。10/8はエース#23保岡(4年・SG)が8分、10/9は6分しか出場できず敗戦。コンディションを整えて終盤戦に向かいたい。この中で星一つリードする国士舘大も波はあるものの、#86下(3年・PG)や得点ランキング2位、リバウンドではトップにつける#32臼井(4年・C)を中心に持ちこたえ、4位につけている。中位チームのプレー次第ではまだまだ順位はわからなくなりそうだ。

写真:国士舘大は4位の位置。臼井が得点、リバウンドでチームを支えている。

※国士舘大・下選手、駒澤大・針生選手のインタビューは「続きを読む」へ。



【7~10位】
怪我人が続出した苦しいチームもあるが
健闘を見せてアップセットを果たした試合も


171009kimura.jpg 下位はこの3連戦3連敗の順天堂大、1勝2敗の立教大慶應義塾大、そして勝ち星なしの東洋大だ。10/7の試合では立教大が江戸川大を、慶應義塾大が首位神奈川大に2敗目をつけるという、ともに上位チーム相手に健闘を見せ、勝敗差ほどは実力に差がないところを示している。さらに慶應大は10/8の中央大戦で3名の負傷者を出しつつも奮闘し、10/9の日本体育大戦では下級生や控え中心で終始接戦を繰り広げ、最後に惜しくも敗れるなど、チームが例え完全に整っていなくても戦えるところを見せている。順天堂大はエースの#6川久保(4年・F)が負傷で3連戦を欠場しており、今後の回復具合が注目だ。

 下位2チームは3部上位チームとの順位決定戦が待つ。今年は降格こそないが、体力的にもモチベーション的にも難しい戦いはなるべく回避したいのは正直なところだろう。終盤戦にいかに白星を増やせるか、あと一踏ん張り、頑張りどころだ。

写真:リバウンドにかなり改善が見られた慶應義塾大は木村もゴール下で奮闘。粘って戦い続けたい。

※慶應義塾大・山崎選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2017.10.09 (Mon)

【2017リーグ2部】慶應義塾大学ホームゲーム「ARCH」レポート(9/30,10/1)

演出面に大きな進化が見え
さまざまな人たちと作り上げた“架け橋”


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 第3回の開催となった慶應義塾大学のホームゲームが9月30日、10月1日に日吉キャンパスにて開催された。各大学で開催される試合のうち、大規模なホームゲームを開催している大学は東海大、筑波大、そしてこの慶應義塾大といえるが、運営のスタイルはそれぞれ異なる。外部の協賛や学校の支援などを受けずに、バスケットボール部の学生がすべて企画・運営し、資金もホームゲームで販売するTシャツ売上で賄うという単独運営が慶應義塾大のやり方。企画立案から当日の運営まで選手、スタッフに関わりなくすべての部員が協力しあい、作り上げていくが、部だけの活動でこれだけの規模のホームゲームが運営できるという好例でもある。

 今年のテーマは「ARCH」。ホームゲームの運営を行うようになってから体育会、近隣の地域やミニバスケットボールクラブ、そして慶應義塾大の関連校などとこれまで関係づくりを進めてきたが、バスケットボール部とそれ以外の人や場所との「架け橋」を目指して選んだテーマだ。当日は観客席の面々も同じTシャツを来てホームの一体感を煽り、試合後には関連校やクリニックで接しているミニバスケットボールの子どもたちとの懇談や質問の場を設けたり、Tシャツへのサイン、写真撮影などさまざまなふれあいを行った。

171001keio8.jpg ゲームにおける演出は年々ブラッシュアップされているが、今年はより進化した形となった。壇上には大型ビジョンを配し、入場前にオープニング映像を流した。また、試合中の交代等の表示も随時選手の写真付きで画面に映し出す仕様。音楽もNBAやBリーグなどを参考に、観客を乗せる形でオフェンス、ディフェンスコールをMCが主導し、会場一体となった応援が繰り広げられた。曲の使い方や煽り方はプロの試合にかなり近い雰囲気まで近づけていたのが印象的だ。MCを担当したのは学連役員として、1部リーグのアナウンスも担当する服部(4年)。「MCとしてよりお客さまが楽しめ、ホームという一体感を作るためにどうすればいいかが鍵でした。プロの試合を参考にしつつ、学生感も損なわないうよう、どう盛り上げることができるかを考えました」と言う。“プレイヤーズファースト”を心がけたアナウンスや音楽のや盛り上げには当日も苦心したと言うが、試合の流れを見ながら程よいタイミングをはかりつつ行い、自然と良い雰囲気を作り上げていたことは間違いない。

171001keio2.jpg また、ハーフタイムのアトラクションも初めて盛り込み、一般参加者がゲームを行った。4人一組で順次ゴール下、フリースローライン、3Pライン、ハーフラインのシュートを打っていき、早くすべてのシュートを入れたチームの勝ちというもので、勝利したチームの各々には、選手のサイン入りTシャツが送られた。

 こうして部員全員で取り組むホームゲームだが、案は全員で出しつつ演出面は3年の宇野、2年の鈴木の両学生スタッフが中心になり、映像編集等では1年生の津野地など、それぞれが持てるものを発揮。手の空いた部員は合間を見て塾内でのビラ配りやTシャツ予約を受け付けるなど宣伝にも励み、学生としてできることを自ら考え、形にしたホームゲーム。11月には取り壊しが始まる思い出深い記念館での最後を、バスケットボールを楽しめる空間として大いに盛り上げた2日間だった。

写真上:原がシュートを決め、応援席は大盛り上がり。間近でプレーに触れられ、また声援を受けられるのがホームゲームの魅力。
写真中:壇上の大型ビジョンにはオフェンスやディフェンスの文字が表れ、効果音とともに盛り上げた。
写真下:ゴール下、フリースロー、3P、ハーフラインのうち一番難しいのはハーフライン周辺からのシュートだが、これが決まった勝者チームは大喜び。参加者同士が盛り上がれるアトラクションだった。

※その他の写真は「続きを読む」へ。


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2017.10.08 (Sun)

【2017リーグ1部】10/8レポート

首位・拓殖大は東海大との接戦を制し9連勝
筑波大が早稲田大を下し単独2位に浮上


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 3連戦の中日、1部リーグ第11戦は拓殖大が東海大を退け、首位を守った。続くポジションには筑波大が単独2位に。しかし2位から7位まではわずか1勝差でしかない。順位、星の差に関係なくこの日も最後までわからない接戦続きとなった。今日を勝ちきり、そして翌日も続く試合に集中力を保つことこそ勝利のポイントであり、上位チームはそのきわどい勝負を制し続けている。

写真:筑波大は出だしから早稲田大を圧倒し、全員出場で勝利し単独2位に。



首位を伺う位置にいた明治大、早稲田大が黒星
日本大は最終盤まで粘るが白鴎大が競り勝つ


171008akaho.jpg 4勝6敗で下位ゾーンに位置する青山学院大は、6勝4敗の明治大と対戦。1Qこそファウルが続き波に乗れなかったが、この日は明治大も青学大のディフェンスの前に簡単に得点ができず、リングからボールがこぼれた。前半はあまり得点差がつかずに終わったが、3Qに青学大のディフェンスが機能して速攻が続くと、15点もの差をつける展開に。明治大は4Qに盛り返すが、ファウルが厳しく、シュートも簡単には打てない。粘りはしたが72-64で青山学院大が5勝目を挙げた。

171008sheha.jpg 3勝にとどまる日本大は6勝の白鴎大相手に、互角の戦いに持ち込んだ。1Qは#10杉本(1年・SG・土浦日大)のシュート、#0シェイク(1年・C・北陸)のゴール下のシュートもよく決まった。しかし次第に巻き返され前半は白鴎大の37-36と白鴎大の1点リード。後半も競り合いのまま試合は進み、日本大は4Q終盤に#44松脇(2年・SG)が3連続の3Pを決めるが、白鴎大も#35秋野(3年・PF)のバスケットカウントや#21神里(4年・PG)の3Pで1点差で行ったり来たりするシーソーゲームが続いた。しかしチャンスを得ながら日本大は終盤ミスに泣き、71-68の3点差で白鴎大の勝利となった。

  大東文化大は前節の試合で負傷した#15モッチ(2年・C)が欠場。専修大との対戦になったが終始後手に回った。4Qにディフェンスから追い上げたが届かず83-91で専修大が勝利し5勝目。

 勝ち星で同率だった明治大が負けたため、2位争いとなった筑波大早稲田大の最終戦は、筑波大のディフェンスが固く、サイズのない早稲田大は1Qで5-18と出遅れると、そのまま筑波大が攻守で流れを渡さず86-46で試合終了。この結果により、団子状態だった中で筑波大が単独2位に躍り出た。

写真上:青山学院大はセンター陣が次々にファウルする中、赤穂がゴール下で踏ん張りを見せた。
写真下:白鴎大はシェッハが17点8リバウンド。日本大のシェイクもそれに近い数字だったが、白鴎大に軍配が上がった。



拓殖大はビハインドから競り合い逆転勝利
東海大は健闘するも7連敗


171008abe.jpg

171008okada.jpg 6連敗で苦しむ東海大は8勝で首位の拓殖大相手に前半はリード。東海大のタイトなディフェンスに、拓殖大もオフェンスで速攻を何度もつぶされるなど得点が伸びなかった。後半は得点差がつかないまま推移し、どちらに転ぶかわからない展開の中、終盤にリードを握ったのは拓殖大。残り1分、東海大は#19西田(1年・SG・福大大濠)がフリースローを得て64-66の2点を追う形。しかしそこから#23ドゥドウ(1年・C・八王子)がゴール下、フリースローを決めていく。負けられない東海大は#0寺嶋(2年・PG)が3Pを沈めて再び1点差に。しかし残り7秒は拓殖大ボール。最後はフリースローを得た#23ドゥドゥがこれをしっかり2本決め、68-71で逃げ切り勝利を決めた。このカードは1巡目で拓殖大が最高の攻防の1点差に泣いたゲームだったが、見事借りを返した。

写真上:苦しい体勢からでも何度もゴールをねじ込む阿部の粘り強さも、拓殖大の勝利には欠かせない。この試合は13得点6リバウンド。
写真下:ドゥドゥとともに攻撃で大きな役目を果たしている岡田。

※拓殖大・ドゥドゥ選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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2017.10.07 (Sat)

【2017リーグ】10/7結果

【1部リーグ】
専修大学86(23-17,16-21,26-24,21-33)95拓殖大学
大東文化大学64(11-10,13-13,14-20,26-12)55青山学院大学
東海大学74(15-22,15-14,16-21,28-22)79明治大学
白鴎大学65(21-14,17-19,13-15,14-20)68早稲田大学
筑波大学80(15-17,19-18,23-13,23-21)69日本大学

拓殖大学   8勝2敗
筑波大学   6勝4敗
早稲田大学  6勝4敗
明治大学   6勝4敗
白鴎大学   5勝5敗
大東文化大学 5勝5敗
青山学院大学 4勝6敗
専修大学   4勝6敗
日本大学   3勝7敗
東海大学   3勝7敗

----------------------------------------

【2部リーグ】
江戸川大学59(14-24,10-19,15-15,20-19)77立教大学
国士舘大学83(13-23,15-26,30-30,25-28)107駒澤大学
神奈川大学62(17-15,14-15,15-13,16-22)65慶應義塾大学
中央大学93(16-20,21-16,26-22,30-25)83東洋大学
日本体育大学82(18-24,17-17,23-15,24-23)79順天堂大学

神奈川大学  9勝2敗
中央大学   9勝2敗
日本体育大学 8勝3敗
駒澤大学   6勝5敗
江戸川大学  6勝5敗
国士舘大学  6勝5敗
順天堂大学  4勝7敗
立教大学   4勝7敗
慶應義塾大学 3勝8敗
東洋大学   0勝11敗

----------------------------------------

【3部リーグ】一次ステージ
関東学院大学78(24-21,13-14,15-27,26-13)75國學院大學
埼玉工業大学69(13-15,20-15,16-10,20-20)60明治学院大学
法政大学66(17-16,12-14,14-21,23-16)67上武大学
帝京平成大学75(11-25,21-17,24-21,19-22)85文教大学
山梨学院大学108(29-19,31-10,26-13,22-25)67学習院大学
明星大学71(19-16,17-10,17-18,18-12)56玉川大学

上武大学   10勝0敗
法政大学   9勝1敗
埼玉工業大学 7勝3敗
明星大学   7勝3敗
関東学院大学 6勝4敗
山梨学院大学 6勝4敗
玉川大学   5勝5敗
明治学院大学 4勝6敗
國學院大學  2勝8敗
学習院大学  2勝8敗
文教大学   2勝8敗
帝京平成大学 0勝10敗


1~5部の詳しい予定・スコアは関東大学バスケットボール連盟の公式サイトへ。



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2017.10.06 (Fri)

【2017リーグ1部】1部リーグ前半戦

前半戦を終えて首位に立ったのは拓殖大
最下位までの星の差は4つで後半戦にも注目

 1部リーグは10月1日で前半戦を終了した。未だに団子状態には変わりなく、最終的にどこが上位に来るかは予断を許さない状態が続いている。1位から各チームの前半戦を振り返る。


ディフェンス強化と一体感で首位を守る
■拓殖大学
171001takushoku.jpg 7勝2敗で首位に立つのは拓殖大。初週に2連敗したあとは7連勝。1巡目最終戦の明治大戦では、逆転勝利で粘りのあるところを見せた。3Pで1位、リバウンドでも2位にランクインする#23ゲイ ドゥドゥ(1年・C・八王子)の活躍は大きく、出場時間でもトップであり、彼が数字を引っ張っている。同じくルーキーの#2岡田(1年・G・東山)の積極性も欠かせない。だが、こうした下級生たちを輝かせている4年生たちこそ、今のチーム好調の影の立役者とも言える。攻守で引っ張る#13阿部(4年・SG)はもちろん、#16飯田(4年・SG)がコミュニケーションやディフェンスでがっちりと下支えをしているからこそ、大崩れをしない。特に夏の間に強化してきたディフェンスは、マンツーマン、ゾーン、プレスと使い分け、これまで集中が切れやすかった時間帯を支えている。一発必中のスコアラーを抱えているため、逆転劇も少なくない。攻守ともに強みを持ち、メンタル面を支える存在ががあることこそ、チーム首位の理由だろう。

写真:10/1の明治大戦では最後に多田がビッグプレーを決めた。

※多田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


上級生主体の小気味よい展開で流れを掴む
■早稲田大学
171001waseda.jpg 5勝4敗のチームは早稲田大学以下4チーム。下級生が多く試合に絡むチームが多い中、早稲田大は珍しく#18森井(4年・G)、#7石原(4年・G)、#8新川(4年・G)、#21南木(4年・G)、#13長谷川(3年・G)#27濱田(3年・F)、#26富田(3年・C)といった、3、4年生が主体のチームだ。戦い方はこれまでとは変わらないが、勝負どころの勢いは昨年を上回り、ガード陣が勢いづいたときは強い。後半に逆転勝利を収めている試合が多いことも特徴だ。インサイドは高さがなく手薄だが、ルーキーの#41小室(1年・C・北陸学院)が189cmながらゴール下でよく頑張っている。4年の多い今年が勝負のチームとも言える。

写真:3ガード、4ガードに近い状態だがスピード、力強さの破壊力は抜群。


怪我人が続く中、新たな選手が台頭
■筑波大学
171001morishita2.jpg 1巡目最終週のホームゲームを1勝1敗で乗り切った筑波大学は、馬場の離脱、怪我人の連続などで陣容が大きく変わり前半戦は5勝4敗。#14波多(3年)が長期離脱、1週目の怪我で#65玉木(3年・C)も長く戦列を離れることになり、下級生が多数を占めざるを得ない状況だ。チームをまとめる#4青木保憲(4年・PG)の牽引力や#17杉浦(4年・PF)の力が問われるところだが、安定感を保つのは簡単ではない。その中、#11増田(2年・PF)が2年生ながら勝負どころを締め、チームを救っている。また、#88牧(2年・SG)が今季は頼もしい活躍を見せているのもありがたい。#27山口(1年・SF・正智深谷)もルーキーながら光るものがあり、成長が楽しみ。チーム全体として後半にかけてまだまだ成長の余地が大きいだけに、巻き返しに期待だ。

写真:玉木が欠場中はインサイドは森下の頑張りが必要だ。

※青木保憲選手のインタビューは「続きを読む」へ。


4年生を中心に新戦力も躍動
■白鴎大学
171001hakuo.jpg 春トーナメント準優勝の白鴎大も5勝4敗。#0野﨑(4年・SG)、#18奥野(4年・PG)、#6神里(4年・PG)ら4年生は経験豊富で頼れる存在。#75シェッハ(2年・C)も高さで貢献する。一方で、今年から本格的に試合に出場し始めた選手も多く、#32三浦(2年・SG)、#37長島(3年・PG)、#44星野(2年・PF)、#58前田(2年・SF)ら、誰が出てきても大きく変わらないプレーでチームを盛り立てている。昨年は大物食いもあり、3位。ただし、2位に十分入れる状況で崩れた試合もあった。今は十分優勝を狙える位置だけに、後半戦は波を少なく確実な勝利を掴んでいけば優勝も狙える。前半戦で落とした試合は全体的に勢いがなかったが、これまでさまざまなアクシデントがあっても、前向きに無心に頑張ってきたのがカラーでもあるだけに、のびのびとした白鴎大らしさをもっと見たいところだ。

写真:誰もが変わらぬ活躍を見せるのが強み。

※神里選手のインタビューは「続きを読む」へ。


バランスの良い全員バスケで好ゲームを連発
■明治大学
170930sudou.jpg 明治大の健闘は、1部の中でも印象的だ。U24の#2齋藤(4年・PG)を筆頭に、出て来る選手が全員役割をこなし、劇的な試合を連発している。ガードでは#32吉川(4年・SG)が齋藤と司令塔の役目を分け合い、インサイドでは#28今川(3年・SF)、そしてルーキーの#7植松(1年・PF・桐光学園)が、2m級の選手たちの中に入ってリバウンド争いに負けないで泥臭く頑張っている。#27松本(4年・SG)、#14濱西(4年・SF)といったベンチから出てくる4年生もチームを盛り立てる活躍をしているのが頼もしい。今年は選手もスタッフもコミュニケーションをしっかり取って、強いまとまりがあると#2齋藤も言う。昨年の8連敗の反省が生きていることも大きいだろう。惜しくも競り負けたが、1巡目最後、首位の拓殖大戦では最後までわからない展開だった。後半戦の戦いぶりにも期待したい。

写真:スタメンに入る須藤も欠かせない活躍で貢献している。


走りを強化し、新たな世界に挑む
■青山学院大学
170930noumi.jpg ツープラトン主体で選手を使い、走りにも重きを置いて夏を過ごしてきた青山学院大は、4勝5敗。以下3チームが同率だ。上位に粘って競り負けている試合もいくつかあって惜しまれるが、シュート確率、リバウンドが悪い日は鍛えてきた足が生きず、攻めあぐねる傾向が目立つ。目指すスタイルに持ち込むには、リバウンドはしっかり取りたいところ。その上で走り出しをもう少し意識すればブレイクは増えていくはずだ。得点面は#13前田(3年・F)、#21納見(2年・PG)ら、決めるべく選手が決めていくとチームの雰囲気もガラリと変わる。主将の#6木田(4年・F)が3Pを始め、幅広いプレーでチームを引っ張っているが、自分たちがやる、という意識で話し合ってきたという最上級生のプライドをいかに見せられるかにも注目したい。

写真:ツープラトンを行いつつ次第に交代は臨機応変に。全員が活躍することが勝利の必須条件。


1部へに適応できれば上位浮上は可能
■大東文化大学
171001mochi.jpg 今年1部に挑んでいる大東文化大は出遅れたが、1巡目最終週は筑波大、東海大に連勝し、4勝5敗。2部とは異なり、ディフェンスもオフェンスもしっかりしている1部では、簡単には得点できない。また、強みである#15モッチ(2年・C)のポジションも、外国人留学生が多い1部では絶対的な武器にはならない。前半戦は良い時間帯を長時間維持できず、崩れてしまう試合が多かったが、最終週の初の連勝をはずみにしたい。スタメンはこれまでと布陣は大きく変わらないだけに、ベンチから出てくる選手がもっと増えていくことが、層の厚い1部で戦うには必須だ。ガードポジションはスタメンの#12熊谷(3年・PG)ほか、#34中村、#13小谷(2年・PG)ら、得点力も備えた選手が複数揃うが、他ポジションは控えの成長が望まれる。

写真:モッチはアグレッシブで劣勢のときも大きく声を出す。留学生仲間とはコート内外で楽しそうに話しているのも印象的だ。

※葛原選手のインタビューは「続きを読む」へ。


サイズ、選手層ともに豊富で個性豊かな能力軍団
■専修大学
171001nisino.jpg 全ポジションに能力豊かな選手が揃う専修大は質・量ともに十分な戦力を有する。1部でも主力のサイズはかなり大きく、センターには#30アブ(2年・C)をスタメンに据えるが、#10大澤(3年・F)、#12西の(1年・F・近大附属)といった3、4番の選手まで190cm以上で揃えられる上に、これらの選手がアウトサイドもこなせるのが大きな強みだ。また、ガードには#11秋山(4年・G)、#26砥綿(4年・G)、#34森實(2年・G)、#88重冨周希、#9重冨友希(ともに1年・G・福岡第一)等、多彩で人材豊富。選手の枚挙にいとまがない。一方、下級生が多い分安定感には欠ける。これは下級生が多い他のチームも同様の悩みではあるが、集中力の維持こそ上位浮上の鍵となるだろう。

写真:サイズがある上にドリブル、柔らかいシュートタッチなど西野は期待の逸材。


シューター陣をどう生かすかが浮上の鍵
■日本大学
171001nihon.jpg 3勝6敗の日本大は、波が大きい。#23本村(3年・SG)、#44松脇(2年・SG)、#10杉本(1年・SG)と抜群の得点力を持つ土浦日大出身の選手たちは、攻撃的で乗らせたら怖い選手。一方で誰もが常に当たる訳ではないため、得点が取れないときにいかに我慢するかが勝負を分ける。調子次第で気分にムラの出てしまう下級生たちの重しとなる重要な役目を担うのが、主将の#6新号(4年・PG)だ。長年チームの司令塔として活躍してきたが、今年はプレーのみならず、常に大きな声でチームメイトを励まし、ときに怒り、終始もり立てている。コミュニケーションが何よりも重要だと考える主将の存在感が、このチームを支えていると言っても過言ではない。負け越してはいるが、秘めているものは大きく、スイッチが入れば大きく変貌しそうなチームであるとも言える。後半戦に注目したい。

写真:4年生でただ一人メインでコートに立つ新号が、チームを支え、鼓舞し続けている。

※杉本選手のインタビューは「続きを読む」へ。


攻守で波に乗れず痛恨の5連敗
■東海大学
171001sato.jpg 3勝6敗、5連敗で前半戦最下位に沈んだのは東海大。2005年に1部昇格を果たしてから、これだけの連敗を記録したのは初めてになる。数多くのプロ選手を排出してきたチームだが、それだけ今年の1部は甘くない証拠だ。実力差がほとんどないため、勝負を分けるのはほんのわずかのところ。しかし負ければ順位がガクンと下降するため、星の差以上にメンタル面でのダメージは少なくないはず。負けが込んできてからはどう打開するか模索中といった様子だが、今年はどのチームも得点力のある選手を揃えているため、まずは持ち味のディフェンスをいかに効かすかが問われるところ。初戦から欠場していた#19西田(1年・SG・福大大濠)が1巡目最終週にようやく復帰したのは朗報だが、他の怪我人も出始めるなど苦しい部分はある。#11白戸(4年・SF)、#23佐藤(4年・SF)ら、4年生たちが大きな壁を破るきっかけを作って欲しい。

写真:夏はU24の活動で長くチームを離れた主将の佐藤。苦しい状況でいかに存在感を発揮できるか。


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2017.10.01 (Sun)

【2017リーグ1部】筑波大ホームゲームレポート

創部90周年を迎え新しい段階へ
「NEXT PAGE」を謳う筑波大のホームゲーム

171001syugo.jpg

 1部リーグの1巡目最後の週末は、つくばカピオを会場にした筑波大のホームゲームとして開催された。毎年ホームゲーム委員長を選出し、Bチーム主体に準備を行っているが、今年は各大学のBチームによって行われるディベロップメントリーグ(通称Dリーグ・9/10〜22)、県大会などをこなすこれまでよりも忙しい中での準備になった。

 今年のテーマは「NEXT PAGE」。五十嵐ホームゲーム委員長によると、「今年は筑波大学の前身である東京教育大にバスケットボール部が誕生してから90周年。この節目に次の段階にステップアップしていく必要があります。また、Bリーグが昨年誕生し、日本のバスケットボール自体も変わろうとしています。こうした状況を踏まえ、新しい段階へ入る意味合いでテーマを定めました」と言う。奇しくも、エースの馬場雄大が抜け、チーム自体フレッシュなメンバーが台頭しており、チーム自体、テーマを体現しているところは多い。

 また、今年は協賛も昨年よりも増加。毎年近隣や関係のある企業等に協賛を募るが、昨年、一昨年とインカレを2連覇し、ここ最近は全国から有力な選手が集まるようになったゆえか、今年は九州や北海道の企業、団体からも協賛を申し出てくれたという。それに応えるにはやはり勝つことだ。「初戦は筑波らしさが出せていなかった。ディフェンスからの速攻という筑波の持ち味を出していって欲しい。Bチームも精一杯応援したい」という五十嵐委員長たちの思いも通じたか、初戦は黒星となったが、2戦目は勝利し、ホームの観客にも応えられた。前半戦はこれで5勝4敗と勝ち越し。ホームゲームを機に後半戦も巻き返したい。

写真:全員での集合写真。

※開場の様子は「続きを読む」へ。


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2017.10.01 (Sun)

【2017リーグ】10/1結果

【1部リーグ】
早稲田大学78(17-9,23-18,16-14,22-22)63日本大学
拓殖大学84(11-22,27-23,23-20,23-17)82明治大学
専修大学75(19-23,12-16,18-23,26-21)83青山学院大学
東海大学68(13-17,18-21,22-13,15-30)81大東文化大学
筑波大学73(22-24,27-18,4-13,20-15)70白鴎大学

拓殖大学   7勝2敗
早稲田大学  5勝4敗
筑波大学   5勝4敗
白鴎大学   5勝4敗
明治大学   5勝4敗
青山学院大学 4勝5敗
大東文化大学 4勝5敗
専修大学   4勝5敗
日本大学   3勝6敗
東海大学   3勝6敗

----------------------------------------

【2部リーグ】
国士舘大学74(15-18,17-18,24-14,18-19)69江戸川大学
中央大学107(32-19,19-18,29-25,27-27)89順天堂大学
神奈川大学92(19-18,17-14,31-13,25-14)59立教大学
日本体育大学68(19-10,15-11,20-18,14-14)53東洋大学
駒澤大学72(13-10,22-13,21-18,16-15)56慶應義塾大学

神奈川大学  9勝1敗
中央大学   8勝2敗
日本体育大学 7勝3敗
江戸川大学  6勝4敗
国士舘大学  6勝4敗
駒澤大学   5勝5敗
順天堂大学  4勝6敗
立教大学   3勝6敗
慶應義塾大学 2勝8敗
東洋大学   0勝10敗

----------------------------------------

【3部リーグ】一次ステージ
関東学院大学100(20-29,21-16,26-23,33-19)87文教大学
山梨学院大学67(18-25,17-20,19-16,13-22)83明治学院大学
法政大学70(15-17,18-12,21-10,16-9)48玉川大学
帝京平成大学67(18-25,17-20,19-16,13-22)83國學院大學
埼玉工業大学98(21-9,19-18,29-12,29-21)60学習院大学
明星大学69(19-35,20-22,15-29,15-26)112上武大学

法政大学   9勝0敗
上武大学   9勝0敗
埼玉工業大学 6勝3敗
明星大学   6勝3敗
玉川大学   5勝4敗
関東学院大学 5勝4敗
山梨学院大学 5勝4敗
明治学院大学 4勝5敗
國學院大學  2勝7敗
学習院大学  2勝7敗
文教大学   1勝8敗
帝京平成大学 0勝9敗

1~5部の詳しい予定・スコアは関東大学バスケットボール連盟の公式サイトへ。


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2017.09.30 (Sat)

【2017リーグ2部】9/30レポート

日本体育大が2位中央大を倒し復調の兆し
神奈川大は首位をキープ

 慶應義塾大でのホームゲーム開催となった1巡目の最終試合。神奈川大が首位を守った一方で、苦しい状況に立たされていた3敗の日本体育大が2位中央大に対し会心の出来栄えを見せ、踏みとどまった。神奈川大は国士舘大に追い上げられつつも、シュートも好調で逃げ切り勝利。首位を守った。


日本体育大が序盤から中央大を圧倒
江戸川大は終盤ファウルが重なり3敗目

170930odagiri2.jpg

 3敗で後がない日本体育大は、2位の中央大相手に立ち上がりから勢いあるプレーで引き離した。インサイドでは#32フェイ(3年・C)が確実に得点し、#20小田桐(4年・PG)も次々にシュートを沈めて一気に10点の差を開いた。中央大もじわじわ立て直していくが、この日は日体大の勢いがそれを凌駕。前半で42-27とすると、後半も次々に得点を決めて勢いのまま88-70で試合終了。これに負ければ1部が遠のくという崖っぷちに勝利し、6勝3敗。この日江戸川大も負けたため、勝率は3位タイ。後半戦で2位以内に入れるかに注目だ。
 
170930maeda.jpg 2敗で3位につける江戸川大は下位グループ脱出をはかりたい駒澤大と対戦。立ち上がりは互いにゆっくりとした形になり、江戸川大が#10オウマ(2年・C)の高さも生きてリードしたが、駒澤大も2Qで差を詰めると、後半は終始接戦になった。4Qまで互いに決め合う形となるが、江戸川大は不運なファウルが続き、残り1分、同点の状況で#49飯田(4年・PG)がファウルアウト。そこから駒澤大は#18前田(4年・PG)がスティールから3Pを沈めて一気に流れを持ってくると、江戸川大にアンスポーツマンライクファウルが続き、フリースローを得て78-74で逃げ切りを決めた。駒澤大はこれで4勝目。江戸川大は3敗で日本体育大に並ばれる結果となった。

写真上:3P3/3で19得点の日体大・小田桐。立ち上がりの得点でチームを乗せた。
写真下:試合終了間際、前田のプレーが駒澤大を勝利に導いた。

※日本体育大・小田桐選手のインタビューは「続きを読む」へ。



ホームの慶應義塾大は大声援を受けるが
立教大の早い展開の前に敗れる


170930takahashi.jpg ホームの慶應義塾大立教大を相手にホームゲームを戦った。足が止まりがちになる慶應大に対し、立教大は持ち味のトランジションが生きた。慶應大のターンオーバーや、オフェンスリバウンドから次々に速攻を出し、リード。慶應大は一時15点を追う展開となり苦しくなるが、後半#14高田(2年・G)の3Pなど、アウトサイドをきっかけに追い上げ、何度もあとわずかまで立教大に迫る。しかしここぞという場面で決めきれず、最後は立教大を逃げ切った。

写真:1階席はほぼ満席の盛況だった。慶應大は高橋が13点・15リバウンドだが惜しくもファウルアウト。ぜひともホームで勝ちたいところ。

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2017.09.24 (Sun)

【2017リーグ1部】9/24レポート

7戦目にして拓殖大が単独首位浮上
続く2位以下は4勝3敗で5チームが並ぶ


170924takushoku.jpg

 7戦目を迎えたリーグ戦は同率で首位にいた早稲田大が破れ、拓殖大が単独1位に立った。まだまだ予断を許さない状況だが、トップと再開の星の差は3つになり、じわじわと開き始めている。東海大が3連敗を喫し、2勝で苦しんでいた青山学院大が早稲田大を倒すなど、やはり実力差はわずか。緊張感を持っていかに試合に臨むかも勝敗を分けそうだ。

写真:コート上のコミュニケーションもしっかり行っている拓殖大。


拓殖大がアグレッシブにプレーして5勝目
集中して最後まで勝負し続ける


170924arakawa.jpg 拓殖大日本大の試合は105-75と差がついた。日本大は#10杉本(1年・SG・土浦日大)、#0シェイク(1年・C・北陸)が欠場。一方の拓殖大は攻守ともに切れ味良く、#23ドゥドゥ(1年・C・八王子)が内外で得点した他、オールコートプレスで何度もターンオーバーを奪っては得点を重ねた。点差がついても集中を切らさず激しいプレッシャーディフェンスを仕掛け、100点ゲームで5勝目を飾った。日本大は拓殖大の激しいディフェンスの前にミスが続き、集中力が切れてしまい、立て直せなかった。

写真:リーグ戦ではスタメン出場の荒川もこの先が楽しみな選手。

※拓殖大・飯田選手のインタビューは「続きを読む」へ。



2位以下は激しい競り合いが続き
いずれも前半リードしたチームが逃げ切る

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写真:白鴎大は#37長島、#58前田といった今年から出番を得た選手らも頑張っている。


170924imagawa.jpg 4勝で首位に立つ専修大明治大と対戦。サイズでは専修大が上回るが、明治大はディフェンスで対抗し、速攻も出るなど2Qに抜け出し前半は24-34とリード。3Qも明治大リードのまま進むが4Qに専修大がディフェンスから追い上げ残り2分には2点差に。しかし明治大#7植松(1年・PF・桐光学園)が絶妙のスティールから速攻を決めるなど見せ場を作り、57-61で逃げ切り2連勝。明治大、専修大ともにこれで4勝3敗。

 3勝3敗の白鴎大は2勝4敗の大東文化大と対戦。インサイドでは白鴎大#75シェッハ(2年・C)と大東大#15モッチ(2年・C)のやり合いになるが、高さで勝る#75シェッハの方が有利。後半は大東大に何度も追い上げられるが、そのたびに決め返して逃げ、76-72でタイムアップ。2位グループを堅持。

170924tuya.jpg 筑波大東海大に対し、1Qで27-13と立ち上がり好調。2Q以降は、東海大が持ち直して互角の戦いだったが、最初の差が響き71-65。東海大は反撃の時間帯もあったが、その先頭で引っ張っていた#11白戸(4年・SF)が2度のテクニカルを宣告されて退場になるなど、ツキも回ってこなかった。筑波大は4勝目。東海大は3勝4敗と負け越しに。

写真上:明治大は攻守で今川がゴール下をよく支え、粘る。
写真下:3連敗の東海大は苦しい状況に。西田が欠場中の中、ルーキー津屋が奮闘。

※明治大・植松選手のインタビューは「続きを読む」へ。



トップタイの早稲田大は競り負けて
首位争いから一歩後退


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170924nanmoku.jpg 2勝で苦しい青山学院大は前日東海大を倒して勝率ではトップタイの早稲田大に対し、前半からディフェンスでターンオーバーを奪い、52-36と差をつけた。3Qは早稲田大が徐々に差を詰めていくと、4Qは一転激しい攻防に。早稲田大は#21南木(4年・G)が奮闘し、ジャンパーも次々に決まり逆転。しかし青学大も#15石井(3年・PG)が2本、#13前田(3年・F)が1本で合計3本の3Pを連続して入れると、#20戸田晃輔(3年・SF)が放ったタフショットが決まり逆転。3点を追う形になった早稲田大は残り46秒で#27濱田(3年・F)が3Pファウルを獲得するもこれを1本しか決められず。青山学院大が早稲田大の追撃を振り切り、81-77で3勝目。早稲田大は同率首位からわずかに後退となった。

写真上:#8時田のプレーに#6木田が笑顔を見せる。4年の頑張りこそチームの要だ。
写真下:早稲田大は#21南木の奮闘も光ったが惜しくも敗れた。

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2017.09.24 (Sun)

【2017リーグ2部】9/23,24レポート

7戦目に中央大が破れ全勝が消滅
粘りのプレーで遂に神奈川大が首位に立つ


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 1部に劣らず2部も熾烈な上位争いが続いている。無敗だった中央大に7戦目で土をつけたのは神奈川大。2部は6戦目のあと8日間のインターバルがあったが、神奈川大はその間に釧路で行われた天皇杯の二次予選をこなしてのタフな戦い。それを持ち前の粘り強さで乗り切った。8戦目には日本体育大を撃破し、8戦を消化して神奈川大が首位、同じく1敗の中央大は直接対決で破れているため2位、そして江戸川大が2敗で3位につける。日本体育大は3敗に追い込まれ、国士舘大も同じく3敗で踏みとどまる。だが、まだリーグは半分も消化していない。簡単には予測できない勝負は今しばらく行方を注視する必要がある。

写真:3部から返り咲いた神奈川大が遂に2部の首位に立った。


激闘の末、7戦目で神奈川大が首位浮上
中央大は2巡目の戦いが鍵に


170923matsuoka.jpg 第7戦、リーグを動かしたのは全勝街道を走る中央大と、春のリベンジを誓う1敗の神奈川大の一戦だった。前半は神奈川大ペースが続き、#工藤(3年・PF)を中心に点数を重ね11点リードで後半へ。後半開始5分に中央大#13中村(3年・PG)が3Pのバスケットカウントが決まると、そこから一気に流れを掴み逆転に成功。1点差で入った最終ピリオド開始5分、中央大は早い段階でファウルが5つを越え、フリースローを次々に与えてしまう。しかし神奈川大はそれを決めきれず、終盤までシーソーゲームが続いた。残り1分切り、勝負は最後の局面へ入った。神奈川大#30松岡(3年・PG)のドライブインが決まると同点。神奈川大は次の中央大の攻撃を守り切り、再びオフェンスのチャンスを得ると、ファウルをもらいフリースローを1本決めると、そのまま逃げ切り63-64

 神奈川大は翌日の第8戦で日本体育大を逆転で破り、首位を維持。あと1試合で1巡目が終了となるが、1位で折り返せるかどうかが注目だ。中央大は1敗がついたとはいえ2位。9戦目で当たる日本体育大に注目だ。

写真:神奈川大の切り込み隊長でもある松岡はペネトレイトなど、常にアグレッシブに攻め込んでくる。

※神奈川大・工藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。



江戸川大は3位をキープ
国士舘大との競り合いから抜け出せるか


170923komazawa.jpg 2敗で首位を伺う位置につける江戸川大は、7戦で慶應義塾大、8戦で順天堂大を破り3位位置をキープ。7戦目では前半慶應大にリードされるなど、ややゆるさが出てしまう部分もあるものの、#23保岡(4年・SG)が得点ランキング2位につけてチームを牽引する。チームで大一番を制した昨年のような力を見せられるかが後半の鍵か。国士舘大は7戦目で日本体育大に破れ3敗目。上位陣をいかに崩すかが問われる。1巡目最後の相手、9戦目の中央大戦が注目だろう。

 下位グループは慶應義塾大立教大がこの週揃って2勝目を挙げた。5週目は慶應義塾大のホームゲームで慶應義塾大と立教大の対戦があり、一つの見どころだ。上位と差はついてきているが、同等の勝率相手に確実に星を取り2巡目に良い形で入るのが理想だ。

写真:駒澤大は3勝。後ろを追ってくる慶應大、立教大をかわし、上位争いに加われるか。

※江戸川大・保岡選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.09.23 (Sat)

【2017リーグ1部】9/23レポート

6試合をこなし、まだまだ先行き不透明
ゲーム差わずかで並ぶ順位は日替わりで変動

 ゲーム差1の勝負からいかに脱落せず、最後に頂点に立つか、どのチームもかつてない状況に向き合い、毎試合が熾烈な内容になっている。差がないからこそ、各チームとも今が頑張り時なのは確かだ。この日は早稲田大が5戦の負けを取り返し、拓殖大、専修大が連勝を重ねてともにトップに立った。


4勝目を挙げたのは3校
拓殖大・早稲田大・専修大


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写真:早稲田大は濱田の3Pで一気に波に乗った。

 3勝の拓殖大は5戦目で2勝目を挙げた大東文化大と対戦。立ち上がりに好調だったのは大東大。#15モッチ(2年・C)はジャンパーもよく決まり、早い攻めも出て勢いに乗る。拓殖大は前半23点とロースコアに終わるが、後半高い位置からのプレスディフェンスでミスを誘う得意のパターンで追い上げ、3Q残り20秒には同点にすると、4Qは#23ドゥドゥ(1年・C・八王子)が次々に3Pを沈め、チーム全体が勢いづいて逆転勝利。55-70。拓殖大は4連勝で4勝2敗となった。大東大は2勝4敗。

 3勝同士の東海大早稲田大の戦いは立ち上がりから激しいディフェンスの応酬に。接戦が続く中機動力が生きた早稲田大が2Qに抜け出し前半は24-32とリード。後半には東海大も追いつき競り合いになるが、早稲田大は4Qに#27濱田(3年・F)の3連続3Pが決まって流れを掴むと58-68で4勝目を挙げた。東海大は2連敗で3勝3敗。

170923abu.jpg こちらも3勝同士の筑波大専修大の一戦も終盤まで熱い試合となった。インサイドでは専修大#30アブ(2年・C)がリバウンドを支配。2Qに専修大のゾーンが聞いて抜け出すが、筑波大は#11増田(2年・PF)の奮闘で盛り返し、4Qも2点差の攻防となるが、ファウルが嵩んだ筑波大が苦しくなり、最後は71-79で専修大が逃げ切った。

写真下:専修大・アブは31点28リバウンドと圧倒的な数字。ゴール下で献身的にプレーする。

※専修大・砥綿選手のインタビューは「続きを読む」へ。




明治大、白鴎大が3勝目
勝率5割は全4チーム


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写真:明治大は接戦を制して3勝目。1部ではサイズは小さい方だが、全員が懸命にプレーしている。


 2勝3敗同士の明治大日本大の一戦は、終盤まで点差のつかない拮抗したゲームになった。インサイドの高さでは208cmの#0シェイク(1年・C・北陸)、#48ジャワラ(2年・CF)を有する日本大が有利だが、明治大は#28今川(3年・SF)を筆頭にボールによく絡み、早い展開も出て勝負は互角。日本大は#44松脇(2年・SG)が好調でスティール、アウトサイドを決めていく中、明治大は全員が得点に絡んでいった。4Q終盤まで続いた競り合いは、最後に明治大が抜け出し87-80で3勝目、3勝3敗。日本大は2勝4敗。

 白鴎大は前半から青山学院大にリード。#75シェッハ(2年・C)の高さが生き、ゴール下を支配。青山学院大は外も当たらず苦戦し、白鴎大がリードしたまま試合終了。

 勝率5割は筑波大、白鴎大、明治大、東海大。青山学院大、日本大、大東文化大が2勝にとどまった。


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2017.09.22 (Fri)

【2017リーグ2部】レポート(9/13,14)

2部は序盤から上位下位の差が見え
中央大が3週目で単独首位に

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 勝敗が読めない1部とは異なり、1週先に開幕した2部は3週の6試合を消化して差ができつつある。事前の下馬評では春に結果を出している日本体育大、中央大が有利と見え、昨年2位の江戸川大もまた上位が予想されていた。フタを開けてみると無敗の中央大に続いたのは、今季2部昇格の神奈川大と国士舘大が1敗で粘る状況だ。一方、江戸川大と日本体育大は2敗と痛い状況に追い込まれた。大東文化大が1部へ上がり、今季の2部に圧倒的存在はいない。1部昇格の上位2位までにどこが食い込むか、まだまだ予断を許さない。6試合消化時点での上位下位について見ていく。

写真:6戦全勝の中央大。このポジションを維持できるか。



中央大は江戸川大に競り勝ち無傷の6連勝
神奈川大・国士舘大は上位と当たる4週目が鍵


【6勝~4勝】
中央大学   6勝0敗
神奈川大学  5勝1敗
国士舘大学  5勝1敗
江戸川大学  4勝2敗
日本体育大学 4勝2敗


170914yasuokatsurumaki.jpg 首位は無敗の中央大。センターこそサイズがなく高さでは劣るが、得点力では2部で屈指のメンバーが揃う。開幕から下位チームと当たって順当に勝利してきたが、大きかったのは6戦目の江戸川大戦。昨年は2戦目のこのカードを落として一気に苦しくなっただけに負けられない戦いを、#13中村(3年・PG)の3Pなどもあって物にした。4週目に神奈川大、国士舘大と1敗で後ろに続くチームとの対戦に勝利して首位を守れるかに注目だ。

170914kanagawa.jpg 1敗で続くのが国士舘大と今季2部昇格の神奈川大。神奈川大は長く試合に出てきた主力が4年生となり、安定感ある戦いを続けている。タフなディフェンスで苦しい時間帯も乗り切って白星を重ねてきた。4週目の中央大、日本体育大戦がここも山場だ。国士舘大は今年はサイズがないが、#86下(3年・PG)を筆頭に得点力ある選手が揃う。国士舘大もここから上位との戦いに入るため、どうなるかが見ものだ。

170914odagiri.jpg 2敗で一歩上位争いから後退したのは昨年2位の江戸川大と、春のトーナメントで3位に食い込んだ日本体育大の2チーム。江戸川大は神奈川大、中央大に敗戦。昨年よりも多くの選手をコートに出し、それぞれに成長も見えるが勝敗では一歩後退の位置。学生代表の#23保岡(4年・SG)や#10ジャガニー(2年・C)が得点源だが、チームとしてどこまで高められるかで結果が違ってきそうだ。春は強い印象を残した日本体育大は下位相手には難なく勝利したが、江戸川大、駒澤大と3週目に連敗。アグレッシブで泥臭かった春とは異なり、どこか大人しい印象もある。もう一度集中力を取り戻したい。

写真上:江戸川大のエース、保岡をマークする中央大・鶴巻。ディフェンスの激しさも中央大の持ち味。
写真中:神奈川大は地道なディフェンスで粘る。
写真下:日本体育大は小田桐を始め点が取れるメンバーは多い。ここからどう立て直すか。

※中央大・中村選手のインタビューは「続きを読む」へ。



上位を脅かす力も秘めており
2か月でどう成長していくかでリーグの行方も変わる


【2勝~0勝】
順天堂大学  2勝4敗
駒澤大学   2勝4敗
慶應義塾大学 1勝5敗
立教大学   1勝5敗
東洋大学   0勝6敗


170914jyuntendo.jpg 下位グループの5位、6位、2勝の駒澤大順天堂大は現在4位と2ゲーム差だが、3週目は今後の変化を予感させるゲームもあった。駒澤大は6戦目で日本体育大を破り、順天堂大は5戦目で慶應義塾大に大敗したものの、翌日には雰囲気も一変し、無敗だった神奈川大に土をつけ、両者上位チーム相手に1勝をもぎ取った。この2チームがここから上り調子となっていくかどうかが見どころだ。

170914kiguchi.jpg 1勝は慶應義塾大立教大。慶應義塾大は#4トカチョフ(4年・CF)が抜けたことにより、苦しい状況に追い込まれている。元々サイズがない分、ゴール下では苦しいところ。ガード陣の奮闘もあるがいいオフェンスが作れていない。終始相手を圧倒した順天堂大戦で1勝目を挙げたが、このようなゲーム運びを安定してできるかどうか。立教大も1勝に留まる。ここもサイズはない方だが得点力はあり、僅差で敗れたゲームも多い。勢いがつけば白星を伸ばせる兆しはある。

 0勝で苦しむのは東洋大。開幕の日本体育大戦は1Qに速い展開で相手を圧倒するプレーも見せた。40分を通じてスタイルを貫きたいところだ。ただし序盤は上位チームからの対戦で差をつけられたが、ここから下位チームが相手になるため、巻き返しを期待したい。

写真上:順天堂大は6戦目で神奈川大を撃破。
写真下:立教大は1年生の木口(福島南)ら、新人戦ベスト8で活躍した選手たちも主力として働いている。

※順天堂大・川久保選手、中央大・中村選手、慶應義塾大・高橋選手、駒澤大・大高選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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