サイトを移行しました。現サイトはアーカイブとして継続してご覧いただけます。 http://bojweb.com |
2017.11.20 (Mon)
【2017リーグ】11/8順位決定戦レポート
東海大は3点差で神奈川大を下し2連勝
1~3部の順位決定戦の2戦目は、初戦に勝ったチームがいずれも勝利し、2戦先勝方式によってこの日で対戦がすべて終了した。

1部9位の東海大は初戦こそ気持ちよく勝利したが、2戦目は2部2位の神奈川大に前半はリードされ、終盤は1点を争う攻防となった。前半は神奈川大のディフェンスが機能して32-39と7点の神奈川大リード。しかし3Qになると一転、得点がストップしてしまい、その間に東海大が一気に追い上げ逆転に成功する。東海大4点リードで入った4Qは何度も神奈川大が追いつきそうになるが、その度に#23佐藤(4年・SF)の3P、#22笹倉(2年・SG)のバスケットカウントなど、東海大が引き離すという形になる。神奈川大は最後の3Pにかけたいが打つ形を作れず73-70で幕。東海大がなんとか逃げ切り、2連勝で順位決定戦を終えた。
写真:東海大は笹倉が22得点。勝負どころで次々に得点していった。
※神奈川大・阿達選手のインタビューは「続きを読む」へ。
3部の上武大・法政大も2連勝

3部2位の法政大は豊富な戦力がこの日もまんべんなく得点。2部9位の立教大は#73吉田(4年・PF)が40分出場して24点と気を吐くが、総合力では法政大の方が上回り、70-96。シーズンを締めくくった。
写真:攻守で大きな存在感を放った上武大・マーテルは25得点13リバウンドの活躍。
※東洋大・岩淵選手、立教大・武田選手、法政大・植村選手のインタビューは「続きを読む」へ。
テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.11.19 (Sun)
【2017リーグ1部】10位・日本大学
苦心の続く2か月に ~日本大学~

最終戦績は5勝13敗、10位となったのは日本大だ。ただし、最終戦の早稲田大戦は#0シェイク(1年・C・北陸)が18点19リバウンドのダブル・ダブル、#23本村(3年・SG)、#44松脇(2年・SG)、#10杉本(1年・SG)の土浦日大出身のシューターが合計11本の3Pを入れるなどして、快勝。最後はきれいに締めくくった。

ただ、最終戦を勝ち切ったあとは、順位決定戦も圧倒的な力を見せて2部1位の中央大を一掃した。サイズのない中央大に対して高さでアドバンテージがあっただけではなく、攻撃力でも差が際立った。一発の勢いがあるのは中央大も同じだが、それを上回るものを見せつけ、2戦とも30点近い差で2連勝。この順位決定戦を気持ちよく終えられたことを良い材料に、インカレまでに課題をつぶしていきたい。
写真:松脇は主にベンチスタートとして、内外から攻撃に絡んだ。
※日本大・新号選手の10/29のインタビューは「続きを読む」へ。



















テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.11.19 (Sun)
【2017リーグ1部】9位・東海大学
1部リーグ戦で初めて下位に沈む ~東海大~

最終週まで順位決定戦回避がかかった戦いが続いていたが、第17戦で青山学院大が勝利したことにより9位が確定した東海大。最終戦は3位に入った大東文化大に粘りはしたが、68-74と6点差の惜しい負け。7勝11敗でリーグ戦を終えた。
リーグ戦はフタを開けてみないとわからないとよく言われるが、それに該当したのが今年の東海大だ。初戦を落としたあとは3連勝するが、5戦目以降、ずるずると7連敗。2005年に1部リーグに上がってきてから過去に例のない状況に陥った。実力がどうのいうよりは、勝ち方自体がわからなくなってしまったようにも見受けられたが、連敗を止めた青山学院大戦では東海大らしい激しいディフェンスで相手の攻撃の芽を摘み、オフェンスでは次々にゴールにアタックして相手を圧倒した。今季新人王の#19西田(1年・SG・福大大濠)が前半戦を欠場したものの戦力は十分保有しており、ユニバーシアード代表の#23佐藤(4年・SF)、#25平岩(2年・C)らをはじめ注目選手は多く、攻撃面では新人戦で頭角を表した#22笹倉(2年・SG)、#0寺嶋(2年・PG)らが牽引。#28津屋(1年・SF・洛南)もアグレッシブなオフェンスでルーキーらしい魅力を放った。

東海大らしさをいかに発揮するかは、やはりディフェンスに鍵があるだろう。勝った試合は失点も60点前後で抑えている。リーグ中盤からはよりディフェンスに意識を傾けて取り組んでいる様子が伺えたが、どこまで徹底できるかが見どころだ。過去にない経験をしたことをプラスに変えていくことができれば、もう一回り強い東海大が生まれるだろう。
写真:終盤戦は山本のプレーでチームが乗った試合もある。4年生たちは最後の頑張りどころだけに、インカレでの活躍を期待したい。
※東海大・岩松選手の10/29のインタビューは「続きを読む」へ。























テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.11.19 (Sun)
【2017リーグ1部】8位・早稲田大学
後半戦で連敗が続く ~早稲田大学~

8勝10敗で8位となった早稲田大。最終戦は日本大との対戦になり、相手の好調なシュートに対処しきれず、68-78と10点差の敗戦となった。
開幕は2連勝、しかも筑波大相手に延長戦を劇的に制すなど幸先の良いスタートを切り、その後も中盤をキープしていたが、後半戦の4連敗が響き、最終的にはこの順位に落ち着いた。2巡目の大東文化大戦では延長の末に、また、終盤の青山学院大戦では最後のシュートが時間内ではないという判定でいずれも2点差の惜敗。ここを取れていれば順位も大きく変わっていただけに、あとわずかという試合を落としたのは痛かった。

写真:苦しい時間帯を何度も石原の個人技が切り開いた。
※早稲田大・森井選手のインタビューは「続きを読む」へ。





















テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.11.19 (Sun)
【2017リーグ1部】7位・明治大学
後半の苦戦が結果に響く ~明治大学~

最終戦を優勝した拓殖大と戦い、前半こそまずまずだったが3Qに突き放されて92-79で終了。合計8勝10敗で7位に落ち着いた。後半戦に入り黒星が増え、下位に後退する形となった。
開幕は2連勝、東海大、青山学院大を破って良いスタートを切った。昨リーグは連敗続きだったが、それを反省して臨んだことが奏功した。夏はユニバーシアードの代表として司令塔の#2齋藤(4年・PG)がいなかったが、主将の#27松本(4年・SG)を筆頭に選手たちも主体的に取り組んだ様子が伺える。サイズはないが#28今川(3年・SF)がゴール下で奮闘し、リバウンドランキングでは6位にランクイン。ルーキーの#7植松(1年・PF・桐光学園)も190cmながら果敢にリバウンドに挑み、大きなチーム相手にも負けていなかった。機動力の高い#10須藤(SF)が頭角を表し、#3綱井(3年・SG)も得点源として存在感を放つなど、スタメン、ベンチスタートの面々がそれぞれの役割を果たして前半戦は好調だった。

写真:今川がインサイドで存在感を見せ、リバウンドでは大きな相手にも引けを取らず。
※明治大・齋藤選手、吉川選手のインタビューは「続きを読む」へ。




















テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.11.18 (Sat)
【2017リーグ1部】5位・筑波大学
後半の5連敗が響き5位に ~筑波大学~

5位となった筑波大。最終戦となった白鴎大との戦いはオーバータイムにもつれ込む大熱戦となった。前半は30-51と、#17杉浦(4年・PF)いわく「気づいたら」あっという間に引き離されてしまい、3Qもそのまま大きく点差は動かずそのままずるずるいくかと思われた。しかし、4Q終盤、#4青木(4年・PG)、#17杉浦のシュートが次々に当たって巻き返し、このQ38得点。一報の白鴎大がリズムを崩してしまい、追いつかれてオーバータイムに突入した。延長戦は白鴎大は思うように攻撃が展開できず、ファウルトラブルも仇となると、99-94と筑波大が大逆転で最終戦を飾った。筑波大は負ければ6連敗で後味の悪いままリーグ戦の終焉を迎える状況だっただけに、大きな意味のある勝利だった。

写真:積極的に攻め、チームに声をかけている青木。どのようにチームをまとめ、リーダーシップを発揮するかも重要だ。
※筑波大・杉浦選手のインタビューは「続きを読む」へ。



















テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.11.18 (Sat)
【2017リーグ1部】4位・青山学院大学
総合力を高めた全員バスケ ~青山学院大~

10勝8敗で4位に滑り込んだ青山学院大。最終週はドラマチックな展開だった。残り2試合を残した段階では、負ければ下位の順位決定戦もあり得る状況だったが、その大事な17戦目を勝利すると、最終日はベスト4入りも視野に入るという上位への食い込みが可能な位置に。4位から9位までわずか3勝差という僅差の勝負だからこその順位変動だったとも言える。その最終戦は2位の専修大と大接戦を繰り広げたが、粘り強く戦って2点差で勝利し、ベスト4の座を掴んだ。

写真:主将の木田は優秀選手賞を受賞。勝負強い3Pを何度も決めた。
※青山学院大・石井選手のインタビューは「続きを読む」へ。






















テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.11.16 (Thu)
【2017リーグ1部】3位・大東文化大学
1部リーグ初年度で3位獲得〜大東文化大学〜

最終日の結果で3位に躍り出たのは大東文化大。1部昇格の初年度に一つの結果を得られたと言えるだろう。最終戦は引き続き#12熊谷(3年・PG)が欠場したものの、#34中村(2年・PG)以下他メンバーが穴を埋め、東海大を破って10勝8敗。4位青山学院大と同率ながら、直接対決の結果で上回り、3位の座についた。
リーグ序盤は1部の洗礼を浴びた。夏は韓国遠征を行いそれなりの手応えを得ていたが、リーグでは持ち味を思うように出せなかった。2部では圧倒的な力を誇ったが、今季の1部リーグはサイズも大きく、層の厚いチームが多かったこともあって、思うようなゲーム運びができなかった。初戦で青山学院大の前に敗退すると、そこからは一進一退、連敗のあとは連勝といった波がある状況で安定しない戦いが続いた。

1勝の差が大きく順位を左右する状況だった今リーグを、最終的には3位で終了。2部時代からもトーナメント大会では注目を浴びてきたが、その実力が1部リーグでも証明できたと言えるだろう。
写真:毕を始め、#30島元、#54山岸ら4年生が後半戦ではチームに大きな活力を与えた。
※大東文化大・中村選手のインタビューは「続きを読む」へ。



















テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.11.16 (Thu)
【2017リーグ1部】準優勝・専修大学
リーグ戦準優勝に輝く~専修大学~

専修大学は11勝7敗で準優勝。最終戦は上位を目指す青山学院大と最後まで分からない攻防となった。前半は2Qに青山学院大がリードを奪うが、3Qに専修大が巻き返し、3Q終了時では62-61の互角の勝負に。4Qは#30アブ(2年・C)が連続ダンクで見せ、#14髙澤(4年・G)、#34盛實(2年・G)などが続くが、青山学院大が最後は逃げ切り、80-78。青山学院大が接戦を制した。
専修大はこの2か月、序盤には#11秋山(4年・PG)、中盤には#10大澤(3年・F)などを怪我で欠いたが、豊富な選手層を持つだけに大きな影響は感じさせず、#30アブ(2年・C)、#12西野(1年・F・近大附属)ら下級生がゴール下で奮闘し、#34盛實が印象的な3Pを次々と沈めてチームを勢いづけるシーンが目立った。7戦目の筑波大戦から4連敗を喫したが、チームでディフェンスへの意識を高めて立て直し、終盤は7連勝。2位をキープした。

写真:ハードにプレーし倒れ込んだアブをベンチの皆が助け起こす。
※専修大・安保選手のインタビューは「続きを読む」へ。



















テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.11.15 (Wed)
【2017リーグ1部】優勝・拓殖大学
31年ぶりの優勝を達成~拓殖大学~

13勝5敗で31年ぶりの優勝を果たした拓殖大学。最終戦は今リーグの拓殖大らしい展開となり、明治大相手に前半は40-36の4点リード。後半3Qに#16飯田(4年・SG)の3Pや#24荒川(2年・G)の得点が続いて引き離し、4Qも明治大を追いつかせないまま後半に引き離して92-79で最終戦を白星で飾った。
リーグ戦は2連敗でスタート。専修大と東海大相手に、ともに競り合いながらの敗戦だったが、勝負を分けたのはほんのわずかの差だった。ゲームキャプテンの#13阿部(4年・SG)は「やろうとしたことはできているので心配していない」と語って3戦目からは巻き返し、連勝街道を走った。印象的だったのは最終盤までもつれこむ接戦を幾度も制したことだ。展開としては前半に先行されることが多かったが、夏の間にディフェンスを強化し、ゾーンとマンツーマンのチェンジングが相手を翻弄。接戦や劣勢の状況でも何度も巻き返して勝利したのは意義深い。特に#13阿部、主将の#16飯田を筆頭に上級生が泥臭いディフェンスに取り組み、チームをしっかり支えた。夏には合宿を通して育まれたコミュニケーションも大きく作用。これは#16飯田ほか、多くの者が口にした勝因の一つだった。5敗はしたが2か月間、混戦の中で気力を維持して優勝できたのは、チームとして意思疎通しあい、共通認識が形成されていたからだろう。

写真下:攻守で欠かせない存在だったドゥドゥ。黙々とプレーし続ける姿が印象的だった。
※拓殖大・阿部選手のインタビューは「続きを読む」へ。


















テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.11.07 (Tue)
【2017リーグ】11/7入れ替え戦、順位決定戦レポート
3部上武大・法政大は2部チームを撃破

4部の東京国際大と5部の成蹊大戦、東京国際大はリバウンドが取れず、成蹊大が64-82で勝利し、1年で4部に復帰。4部千葉商科大は5部の創価大学の挑戦をはね除け、101-67で4部残留となった。
3戦制で2勝した方が勝者となる1-2部間、2-3部間順位決定戦、初日は3部の上武大、法政大、1部の日本大、東海大がそれぞれ対戦相手となる2部チームに勝利した。3部全勝優勝の上武大は、2部10位の東洋大と対戦。4Q中盤までは差が開かず東洋大がリードする場面もあったが、残り5分で上武大が一気に引き離すと、東洋大は追いつけずに74-92で上武大がまず1勝。2部9位の立教大は3部2位の法政大に対し1Qこそ早い展開で互角の点数となったが、シュート確率や高さ、個人技で勝る法政大が2Qで引き離すと最後は60-100の大差で終了となった。

写真上:法政大・中村は20得点。高さ、上手さを兼ね備えている。
写真下:日本大・杉本は内外から積極的に攻め、中央大のディフェンスはこれに対処できず。
テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.10.29 (Sun)
【2017リーグ1部】大会結果
優勝 拓殖大学 13勝5敗(31年ぶり3回目)
準優勝 専修大学 11勝7敗
3位 大東文化大学 10勝8敗
4位 青山学院大学 10勝8敗
5位 筑波大学 9勝9敗
6位 白鴎大学 9勝9敗
7位 明治大学 8勝10敗
8位 早稲田大学 8勝10敗
9位 東海大学 7勝11敗(2部2位との順位決定戦へ)
10位 日本大学 5勝13敗(2部1位との順位決定戦へ)
----------------------------------------
【個人賞】
■最優秀選手賞(MVP) ゲイ ドゥドゥ(拓殖大学)

■敢闘賞 盛實海翔(専修大学)

■MIP賞 斎藤拓実(明治大学)

■優秀選手賞 阿部 諒(拓殖大学)

■優秀選手賞 岡田侑大(拓殖大学)

■優秀選手賞 アブ フィリップ(専修大学)

■優秀選手賞 熊谷 航(大東文化大学)

■優秀選手賞 木田貴明(青山学院大学)

■得点王 ゲイ ドゥドゥ(拓殖大学)458点
■3P王 ゲイ ドゥドゥ(拓殖大学)56本

■リバウンド王 アブ フィリップ(専修大学)OR96/DR177/TO273

■アシスト王 森井健太(早稲田大学)77本

----------------------------------------

優勝 拓殖大学

拓殖大4年生

3位 大東文化大学

大東文化大4年生

4位 青山学院大学
※集合写真は撮影したチームのみ掲載しています。
テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.10.28 (Sat)
【2017リーグ1部】10/28レポート
順位決定戦のもう一枠は東海大に決定
リーグ戦もあと残すところ2試合となり、17節は2部の最終日との共催になった。ここまで、ほとんどの試合が接戦続きだった1部だが、この日は初めて全5試合のいずれもが15点〜30点近い差が開く展開となった。既に優勝が決まり、緊張感のある戦いを続けてきた各チームも一気にそれが緩んだ感はある。
青山学院大、早稲田大が順位決定戦を回避
東海大は勝利するも9位確定

混戦を極めたリーグで最終週を待たず優勝を決めた拓殖大は、早稲田大相手に前半から攻守に精細を欠き、シュート、リバウンドでも集中力を欠いて前半はダブルスコアに近い差に。後半立て直しをはかるが、20点差はさすがの拓殖大でも重く、最後は61-91。早稲田大が快勝し、この勝利により下位の順位決定戦回避を決めた。

負ければ順位決定戦進出が決まる東海大も、激しいディフェンスで日本大を圧倒。これにより日本大の強みであるオフェンスはシュートまで持ち込めずに苦しい展開に。東海大はオフェンスでもアグレッシブさを発揮して97-62で勝利したものの、最後の一試合を勝利しても8位以上のチームを上回ることはできず、9位が確定。2005年の1部昇格以来、初の順位決定戦へと進むことになった。
8勝8敗同士の明治大と大東文化大の戦いは立ち上がりこそ差がなかったが、大東大が次第に抜け出し、3Qの立ち上がりで一気に引き離すと、20点近い差をつけた。明治大は得点が伸びずに苦しい状況を打開できず。82-60で大東大が勝利した。
写真上:早稲田大は濱田が好調で、5本の3Pを含む27点。
写真下:青山学院大は前田が13点。得点源の一人として数字を引っ張った。
※早稲田大・富田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
白鴎大を余裕で下し専修大は2位確定

写真:スタメンに定着して安定した活躍を見せている専修大・髙澤は22点のチームハイ。
テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.10.22 (Sun)
【2017リーグ1部】10/22レポート
東海大はホームで劇的な勝利を納める

台風が近づく中での試合となった今年の東海大でのホームゲーム。リーグ戦も終盤に差し掛かり、優勝、順位決定戦といった各戦いも決着がつきそうな中、5試合のうち3試合が大接戦の末に劇的な結末に。まさに嵐を呼ぶ展開で手に汗握る1日となった。そして前の試合を落とし足踏みとなっていた拓殖大は1Qから得点を重ねて勝利し、この長い混戦のリーグの中、最終週を待たずに優勝を決めた。
写真:勝利し、応援に駆けつけてくれた人々に笑顔で応える拓殖大。
最後の最後までわからない勝負が3つ
白鴎大は劇的な逆転弾で幕



写真上:大東大は熊谷が欠場。日野澤がたびたび出番を得た。
写真中:早稲田大・長谷川が最後に放ったシュートは時間内と認められず。
写真下:12得点の東海大・山本。中距離に安定感があり、最後はアグレッシブに攻めてフリースローを獲得。
※青山学院大・ナナー選手、東海大・平岩選手のインタビューは「続きを読む」へ。
上位陣は互いに崩れず
拓殖大は31年ぶりの優勝を決定

写真:ホームでの劇的な勝利に笑顔の東海大。


写真上:日本大は前の試合でも奮闘したガードの藤井を長時間起用。13得点4アシスト。
写真下:明治大は吉川が19点。3Pも3/4と数字を引っ張った。
※拓殖大・池内監督のコメント、飯田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
2017.10.22 (Sun)
【2017リーグ2部】10/22レポート
残る一つの枠は日本体育大と神奈川大の争いに

2部リーグ戦も17戦目を迎え、いよいよ大詰め。この日、中央大が国士舘大に勝利し、インカレと1部昇格の枠が一つ埋まり、日本体育大は神奈川大にリベンジを果たし勝率を並べた。残る1枚の切符は、この日の結果により、最終日の最終カード、日本体育大対中央大、神奈川大対国士舘大ですべてが決まることになった。一方下位チームでは、慶應大が東洋大を破り、順天堂大と共に5勝、立教大が4勝となり最終日の慶應大と立教大の対戦で順位決定戦進出が決まる。
写真:中央大は最後は全員を4年生に。
中央大が4年生でタイムアップを迎え首位確定

3Q開始から国士舘大はゾーンディフェンスを仕掛け、中央大の速いリズムを止めにかかる。しかし中央大は#33三上の3P、さらにドライブが好調で残り3分で15点差に。勢いは止まらず終了間際には再び#33三上がブザーと同時に3Pを決め63-50でリード。国士舘大は4Q、#32臼井にボールを集め点数を取りに行くと、中央大のセンター陣にファウルが目立ち始める。#20角田憲信のジャンパー、#37阿部の3Pも好調で追い上げ7点差まで迫るが、中央大はディフェンスを緩めることなくリードを守る。1分を切ったところで中央大#24小林(4年・PG)の冴えたドライブインで勝負をつけると、残り43秒間は5人を4年生にメンバーチェンジ。インカレ出場と1部昇格の瞬間を中央大は4年生メンバーで迎えた。
写真:国士舘大は角田憲信が高確率でシュートを決めていった。
日本体育大は2連勝で最後の週にすべてをかける

後半に入ると#20田中(4年・SF)、#34工藤(3年・PF)を中心にボックスアウトを強化りリバウンドを支配。その波に乗り、#7田村がジャンパーでのバスケットカウント。開始5分で5点差に迫る。我慢の時間となった日体大は#19田口(4年・F)のジャンパーで勢いをつけると、リバウンドから走った#20小田桐(4年・PG)がファーストブレイク。最後は再び#3大浦がブザーと共に3Pを決め13点差をつけ最終ピリオドへ。4Q、日体大は#4江端の活躍が止まらない。リバウンド11本、得点31点とチーム1番の数字をたたき出して終始日体大が押すような形となり、77-54でタイムアップ。日体大が13勝目を挙げ神奈川大と星を並べた。
写真:日本体育大は春、怪我のあった大浦が躍動。
慶應義塾大の勝利で順天堂大と共に5勝
立教大は苦しい4勝、最終戦で巻き返しを狙う


未だ4勝の立教大は順位決定戦を避けるべく、勝利のほしい一戦を駒澤大相手に臨んだが、3Qに大きく突き放した駒澤大が逃げ切り99-79。駒澤大は1巡目のリベンジを果たした。
この時点で下位チームでは、10位東洋大が決定し、3部との順位決定戦が決定。順天堂大と慶應大は5勝。立教大は4勝と星一つ差で9位。最終日に慶應大vs立教大、順天堂大vs東洋大で残りの一枠が決まる。
写真上:慶應大は木村が4年生として気を吐いた。
写真下:シュートを決め、ポーズを決める江戸川大・飯田。
テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ