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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2012.11.06 (Tue)

【2012リーグ1部】10/28 青山学院大VS東海大

【注目のライバル対決を制し青学大が全勝優勝を達成】
121028hiejima.jpg 無敗で最終日を迎えた青山学院大が、過去13年間どのチームも成し得ていない全勝優勝を果たすのかに焦点が集まった最終試合・東海大戦。会場には、インカレでも覇権争いを演じることが予想される好カードを見ようと多数の観衆が詰めかけ、急遽客席が増席される事態となった。

 既に優勝を決めている青学大と、3敗で2位が決定している東海大。1Qは立ち上がりこそ東海大は#24田中(3年・SF)の3P、#7晴山(2年・PF)のバスケットカウントが出てリード。しかし青学大は冷静に#56比江島(4年・SF)のジャンプシュートが決まって大きく離されず、前日同様にスタメン起用された#15山崎(4年・SG)が3Pを決めて逆転。東海大も得点するがこの一本の効力は大きく、#3小林(3年・PG)と#8張本(3年・SF)も3Pを決めて再度リードを奪う。青学大は得意のトランジションからの得点も出ると、ディフェンスも固めて東海大のスコアを停滞させる。東海大は時折オフェンスリバウンドを制してそのまま#0ベンドラメ(1年・SG・延岡学園)、#7晴山がシュートを決めるものの、他に手だてがなく開始10分は8点のビハインドを背負った。このまま2Qも青学大優勢の展開が続く。ベンチスタートとなった#7野本(2年・CF)のジャンパーや#56比江島の速攻も出て順調に得点を伸ばす。しかし東海大も#10バランスキー(2年・PF)が奮闘してシュートを次々と沈め、離されかけるものの、なんとか押し戻す。すると青学大は成長株の#13鵤(1年・PG・福岡第一)が活躍。ゴール下やジャンプシュートで得点し、#8張本も2本目の3Pを沈める。追いかける東海大は最後のオフェンスで#24田中が一対一からファウルを貰い、フリースローを2本揃えて前半を36−47と繋いで終わらせた。

 3Qも、青学大が逃げ、東海大が追い上げる展開が続く。速攻で青学大#3小林が決め、#56比江島もミドルシュートで2分過ぎにはリードを16点とする。すると東海大はタイムアウト明けからゾーンディフェンスを敷き、青学大は3分半の間ノーゴール。この間に東海大は#10バランスキー、#33狩野(4年・SG)で徐々に追い上げる。青学大の嫌な流れを断ち切ったのはエースの#56比江島。リバウンドシュートを決めて停滞を打開する。東海大は#7晴山のミドルシュートなどで残り3分を切り5点差まで詰め寄るが、24秒ギリギリで#56比江島に3Pを決められ苦しくなる。青学大は前半の勢いがやや翳りを見せるが、#56比江島同様に#25永吉(3年・C)もタフショットを決めて二桁点差を維持。東海大は最後のオフェンスで#24田中が3Pを決めるが、点差は10点から縮まらない。4Q、東海大は依然として#10バランスキーが上手くシュートを決めていくが他の選手が点を決められない展開が続く。青学大は#8張本の3P、#25永吉、#13鵤はゴール下を制して得点を重ね残り6分半でリードを13点とする。タイムアウトを使った東海大もここから修正。ディフェンスを固めて6分間青学大をノーゴールに追い込むが、#8藤永(2年・PG)が4ファウルとなってベンチに下げざるを得ず、自分たちの得点も単発となって時間だけが経過していく。青学大のチームファウルが増え、終盤には#10バランスキーがフリースローを得るが、これを2本とも落として攻め上がる糸口を掴めなかった。結局安全圏の点差を維持し続けた青学大が75−66で勝利。98年の日体大以来、実に14年ぶりの全勝優勝を果たした。

121028tanaka.jpg 青学大は立ち上がりで早々に10点近くのリードを獲得。それも、春先には課題だった3Pが高確率で決まってのリードだった。なおかつトランジションも功を奏し、前半はほぼ思い通りの試合展開に持ち込んだ。だが、なかなかダメ押しができず、後半は東海大のディフェンシブな展開に付き合わされる試合内容を強いられた。比江島は「もっと離せた」と言い、長谷川監督も「展開的には20点離したかった」とやや不満げ。課題の残った試合でもあった。

 リーグを通じては危ない試合もいくつかありながら、全勝優勝を達成した青学大はこの先のインカレを制して3年連続3冠を目指す。現時点の力でも決して困難な課題ではないが、長谷川監督は「4年生は最後の大会だから、後輩に対して『俺達が優勝したいからお前らついてきてくれ、力を貸してくれ』という意気込みを言葉や態度で出さないと駄目」と、最上級生の奮起を必須事項に挙げる。インカレまでの3週間で、更なる底上げを図っていく考えだ。

 東海大はゲームを通じてバランスキーが活躍。要所でエースの田中もシュートを沈めていったが、この試合も及ばなかった。「今の青学に勝つには、ターンオーバーをどれだけ抑えられるかがキー。そこを修正させようとしたが、その差が最終的にこの点差になったと思う。オフェンスではバリエーションを増やしていかないと(青学大を)崩していけない」と陸川監督。課題はしっかりと捉えており、若いチームだけに伸びしろも大きい。故障でリーグ途中から欠場中だった和田や橋本も戻れば、長くつかめていないタイトルが見えてくるはずだ。

青学大:18勝0敗
東海大:14勝4敗

写真上:青学大は得点が止まる度に比江島が決めていった。苦しい状況を打開する力はさすがだ。
写真下:注目の東海大・田中。

※青山学院大・張本選手、東海大・バランスキー選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2012.11.01 (Thu)

【2012リーグ1部】10/28 拓殖大VS大東文化大

【同率対決は大東大が勝利し5位に】
121028fujiiyusuke.jpg 勝った方が5位、負ければ6位になるという拓殖大大東文化大の対戦は、2Qに逆転した大東大が勝利し、昨年からひとつ順位は下げたが昨年と同じ5割の勝率で5位を獲得した。

 1Q、大東大は#14岸本(4年・PG)が#1鈴木達也(4年・PG)にマークされ、簡単には動かせてもらえず立ち上がりは重い。しかしインサイドでは拓殖大より優位な高さを活かして#43鎌田(4年・C)が得点。拓殖大は#11佐々木(4年・C)のミドルシュートをはじめ#94長谷川(4年・F)、#40藤井祐眞(3年・G)も得点を続ける。速攻なども出て、1Qは21-16と拓殖大がリードした。しかし2Qになると大東大の攻撃が勢いを増す。#19藤井佑亮(4年・SG)のシュートをはじめ、#14岸本がアシスト、ドライブ、当たられながらのミドルシュートと両名で攻撃を牽引。開始4分半で逆転に成功。拓殖大は#40藤井祐眞が攻撃を仕掛けて再三フリースローを得ていくが、大東大は#30鈴木友貴(3年・SG)のスティール、3Pもあって36-40と4点リードで前半を終えた。

121028fujiiyuma.jpg 勝負は3Qで決した。拓殖大のファウルが続く間に大東大は#30鈴木友貴、#19藤井佑亮の連続3Pで12点のリードをに成功。ファウルが出る時間帯もあったが、3Pのバスケットカウントを含む4本の3Pが効いて、このQで45-61とリードを奪った。拓殖大は#11佐々木が抑えられ、攻撃の攻め手を欠いたままずるずると引き離された。続く4Qも大東大は勢いを切らすことなく攻撃を続け、75-95と大差で勝利。5位を確定した。

 大東大はバランス良く選手が活躍。3Pは9本と好調だった。今大会ではここまで試合経験の少なかった選手も出番を経てそれぞれの役割を果たし、チームとしての成長を感じさせる2ヶ月だった。岸本の存在感が強かったが、それにつられるようにチーム全体が良いプレーを連発。粘り強さも発揮した。

 拓殖大は1部復帰以来5位以下に転落したことはなかったが、思うように白星が伸びず6位。ガード陣の構成は変わらず、オフェンスの破壊力は相変わらずだが、インサイドの人員が減ったことで安定感を欠いた。だがセンターの佐々木は何度もチームを助け、相手に的を絞らせない内外の活躍が印象的だった。

大東文化大:9勝9敗
拓殖大:8勝10敗

写真上:藤井佑亮もオフェンスの要として活躍した大東大。
写真下:長谷川とともにオフェンスを引っ張る拓殖大・藤井祐眞。苦しい時に激しいアタックで相手を崩してくれる強いハートの持ち主。

※大東文化大・岸本選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  21:56  |  2012リーグ戦1部  |  Top↑

2012.11.01 (Thu)

【2012リーグ1部】10/28 日本大VS専修大

【後半に突き放した専修大が2008年以来の3位に】
121028hiroshima.jpg 勝てば3位を確定できる専修大は10位の日本大との最終戦になった。日本大はこの試合で#1坂田(3年・F)、#11飛田(3年・G)を温存。入れ替え戦前に他の選手を使おうとする意図が見える。立ち上がりは#25菊池(3年・F)のオフェンスリバウンドや#72佐野(1年・G・東山)の得点で先行していく。専修大はフロントランナーとしてである#11宇都(3年・G)の得点が中心。その一方で、、インサイドでは復帰した日本大の#24刘(1年・C・北陸)のサイズもあって、簡単にペイント内では得点ができない状態が続いた。1Qは日本大も#刘、#15栗原(1年・G・前橋育英)らの得点もあり、18-20と専修大のリードは2点。

 2Q、専修大はディフェンスが激しくなる。日本大は厳しく守られながらも#19 浜田(4年・F)のアウトサイドも当たり始めた。専修大はベンチに下がった#11宇都の代わりに#33館山(4年・G)が奮起。このQ16点のうち3Pを始め中へも切れ込み、10点をあげる活躍を見せた。日本大は#15栗原が返していき、前半を終了して33-36で点差は3。接戦の様相を見せたまま終了した。

121028ryu.jpg しかし後半、実力を発揮したのは専修大の方だった。ゾーンを使いながらのディフェンスに日本大の足が止まり、インサイドも簡単には点が入れられなくなってしまう。何度もターンオーバーを繰り返す間に専修大は#11宇都のシュートと#33館山の3Pが続き、3点だった差をこのQで24点にまで一気に広げると、4Qも手を抜かず50-90で試合終了。専修大が後半に本領を発揮し、3位を確定した。

 日本大は前半は機能したが、後半のオフェンスで躓いた。この日温存した選手を入れつつ、入れ替え戦でどう戦うか布陣も含めて見所と言える。

 専修大は宇都が33点。リーグ後半に入って出場時間の増加とともに得点面でもハイスコアを叩きだし、流れを作る形が顕著になってきている。結果、得点王を手に入れ、チームは2008年と同じく3位を獲得。3年前は下級生ばかりで全敗を喫したチームが、主力の成長で見事な結実を見せた。青山学院大にも東海大にも善戦をした今リーグ。まだ上を狙える能力は秘めており、インカレでの戦いも注目だ。

専修大:11勝7敗
日本大:1勝17敗

写真上:セカンドガードとして活躍した専修大・廣島。ディフェンスの強い高橋とは反対にオフェンシブなところが魅力。
写真下:日本大は刘ら2mオーバーの選手たちの働きで簡単に専修大にゴール下を攻めさせなかった。まだまだ荒削りだが、入れ替え戦というメンタルが削られる戦いで実力を発揮できるかが重要だ。

※専修大・高橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  21:53  |  2012リーグ戦1部  |  Top↑

2012.11.01 (Thu)

【2012リーグ1部】10/28 筑波大VS早稲田大

【熱戦の末、筑波大が早稲田大に競り勝つ】
121028bando.jpg 筑波大は4位、早稲田大は8位と、試合前に順位が確定したチーム同士の対戦。モチベーション面での難しさも懸念されたが、両者とも勝利へ執念を見せ、好勝負となった。

 スタートは筑波大のペースだった。#21笹山(2年・PG)、#14坂東(2年・SG)の2年生コンビが3Pを決めて、#47砂川(4年・PF)や#32武藤(3年・C)もインサイドで上手く得点を重ねていく。早稲田大はシュートミスが続き、#12武津(2年・PG)がアンスポーツマンライクファウルを犯すなど、波に乗り切れないまま1Qで早々に二桁を追いかける展開を強いられる。しかし2Qに入ると修正。筑波大にイージーシュートのミスやターンオーバーが出るのを尻目に、#21河上(3年・F)が内外で得点。するとこの日スタメンに抜擢された#27平野(2年・F)もレイアップを決めてチームを盛り上げる。筑波大はこの苦しい時間帯で#34池田龍之介(3年・SF)が活躍。シュートが次々とネットを射抜く。一方の早稲田大も応戦。#34池田慶次郎(1年・G・京北)と#2木澤(1年・G)のルーキー2人が活躍を見せ、背負った10点のビハインドを帳消しにして、前半は35−35となった。

 3Qに入ると早稲田大がリズムを掴んだ。#27平野がバスケットカウントや3Pを決めて勢いに乗り、#34池田慶次郎も好調を持続。筑波大は#14坂東の3Pは出るものの、他で攻め手を欠き追いかける展開に。最後は#15木村のブザービーターで、早稲田大は8点のリードを得て4Qを迎える。この時間になっても早稲田大は流れを渡さない。#27平野、#34池田慶次郎の両名が相変わらず好調で、久々の勝利が見え始める。だが、ここから筑波大は#21笹山、#14坂東の2年生コンビが覚醒。2人とも2本の3Pを決めて3分半を残して4点差に迫る。早稲田大はタイムアウトを使うが、直後に#21河上が#34池田龍之介にフリースローを献上。2本とも揃えられると同時に、河上はこれが4つ目となってしまう。完全に流れを呼び込んだ筑波大は、好ディフェンスから相次いでスティールして得点を決め、一挙に逆転に成功。早稲田大はファウルゲームに出るが、この時点でポイントゲッターの#21河上をファウルアウトで失っており及ばず。83−78で、筑波大に軍配が上がった。

121028HIRANO.jpg 筑波大は4位。一時は3位につけていたがメインガードを務める笹山が欠場した時期もあり、最終的にこの順位に落ち着いた。4位以上に食い込んだのは優勝した2002年以来。リーグ戦の好調を、シーズン最終盤まで持続させたいところだ。

 終盤にまさかの5連敗と失速した早稲田大は8位に沈み、2部3位の国士舘大との入れ替え戦に回ることとなってしまった。絶対的司令塔である大塚の状態は万全ではなく、この点が早稲田大にとっては痛い。しかし、この日はこれまであまり活躍の見られなかった平野や池田慶次郎らが奮闘。最後まで筑波大を苦しめ続けた。1部の舞台には昨年復帰したばかり。易々とその座を明け渡すわけにはいかない。入れ替え戦での戦いぶりを期待したい。

筑波大:11勝7敗
早稲田大:6勝12敗

写真上:大会を通じて安定してシュートを決め続けた筑波大・坂東。
写真:この試合で早稲田大は平野の活躍が光った。入れ替え戦に回るが、1年生の木澤など、控え選手の働きもリーグ後半に好材料が出てきている。

※筑波大・池田龍之介選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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EDIT  |  21:16  |  2012リーグ戦1部  |  Top↑

2012.11.01 (Thu)

【2012リーグ1部】10/28 明治大VS日本体育大

【明治大が逃げ切り勝利で1部残留を確定】
121028saaka.jpg 勝てば自力で7位が確定する明治大は、日本体育大との対戦。試合は序盤から明治大の流れ。#16安藤(2年・PG)がいきなりバスケットカウントを獲得すると、#51皆川(2年・C)のゴール下、#12中東(2年・SG)の3Pで早々に抜け出す。出遅れた日体大は#88万(1年・C・中部第一)の高さを活かして粘るも、#12中東に3Pをブザービーターで決められ1Qで5点のリードをつけられた。2Qに入っても明治大は攻め手を緩めず、点差を一気に10点にするが、ここから得点がぴたりと止まってしまう。日体大は堅い明治大のディフェンスを前にしながら、#22水沼(4年・SG)の3P、速攻で#11北川(3年・SG)が決めていきシュート一本差にまで迫る。明治大は、相手がシュートの頂点を越えてボールを触ったとのゴールテンディングで膠着を打開するが、ここからは互いにシュートを決め合う展開となり、38−32と明治大6点リードで前半が終了。

121028KITAGAWA.jpg 3Qも、立ち上がりは明治大が猛攻を仕掛ける。#51皆川がインサイドで、#16安藤や#2目(3年・F)が3Pを沈めていき、この試合最大の15点リードを得る。日体大はここからやや修正して速攻や、セットでは#19中野(3年・SF)の3Pで詰め寄るが、明治大は#51皆川や#16安藤の活躍が顕著だった。11点リードで3Qを終えると、最終4Qも序盤から攻め立て日体大に付け入る隙を与えず。74−62で勝利して7位を決め、昨年から2つ順位を上げてリーグ戦を終えた。

 明治大は下級生が中心のメンバー構成ながら、入れ替え戦に回ることなく1部残留を決めた。ディフェンスについては1部チームの中でもレベルが高く、この試合では5人が二桁得点とオフェンスでも良さが出た。チームは伸びていく途中、インカレでのさらなる成長が見られるか。

 4年ぶりに1部を戦った日体大は故障者が複数出たのが痛かった。それでも東海大に勝利するなど、強みを生かした時は存在感を見せた。最終週には北川が復帰。体勢を立て直し、今年は1部の地位を守る立場で入れ替え戦に臨む。

明治大:7勝11敗
日本体育大:5勝13敗

写真上:今大会は目の働きも重要だった明治大。
写真下:敗れはしたが、前日から北川が復帰した日体大。駒が出揃い、入れ替え戦へ向けて状態は上向いている。

※日体大・熊谷選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  20:32  |  2012リーグ戦1部  |  Top↑

2012.10.28 (Sun)

【2012リーグ1部】1部最終結果

優勝  青山学院大学 (3年連続10回目)
準優勝 東海大学
第3位 専修大学
第4位 筑波大学
第5位 大東文化大学
第6位 拓殖大学
第7位 明治大学
第8位 早稲田大学(2部3位・国士舘大学との入れ替え戦へ)
第9位 日本体育大学(2部2位・中央大学との入れ替え戦へ)
第10位 日本大学(2部1位・白鴎大学との入れ替え戦へ)

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優勝 青山学院大学


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準優勝 東海大学


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4位 筑波大学


【個人賞】
■最優秀選手賞(MVP)比江島 慎(青山学院大学)
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■敢闘賞 バランスキー ザック(東海大学)
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■得点王 宇都直輝(専修大学)Ave.23.11点
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■3ポイント王 長谷川 智伸(拓殖大学)Ave.3.89本
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■リバウンド王 バランスキー ザック(東海大学)
Ave.10.78本(OF・3.39本、DE・7.39本)
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■アシスト王 大塚勇人(早稲田大学)Ave.5.67本
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■MIP賞 バランスキー ザック(東海大学)
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■優秀選手賞 張本天傑(青山学院大学)
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■優秀選手賞 野本建吾(青山学院大学)
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■優秀選手賞 田中大貴(東海大学)
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■優秀選手賞 宇都直輝(専修大学)
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■優秀選手賞 星野拓海(筑波大学)
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※3位の専修大は集合写真を撮影されなかったため写真がありません。ご了承ください。

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EDIT  |  23:19  |  2012リーグ戦1部  |  Top↑

2012.10.27 (Sat)

【2012リーグ1部】10/27レポート

リーグ戦もいよいよ大詰め
順位をかけた最後の戦いが続く


 既に青山学院大が優勝を決めているリーグ戦も、最終週を迎えた。入れ替え戦回避やひとつでも順位を上げたいというそれぞれのチームの思いがぶつかり合う最後の場面。明治大早稲田大に勝利して1部残留に大きく前進するなど、どれも一戦一戦が熾烈な戦いが続いた。

 日本体育大日本大の試合は、2Q途中に二桁点差を得た日体大が、そのまま差を維持し続けて余裕の勝利を遂げた。両チームともケガ人が多い状況だったが、日体大は北川が、日本大は浜田と刘が復帰。日体大が主導権を握る続けた試合だったが、両者とも既に決まっている入れ替え戦に向けて、好材料が揃ってきている。

 青山学院大拓殖大の試合は、青学大が100点ゲームで大勝。これで青学大は無傷の17連勝となり、最終日の東海大戦に全勝優勝をかけて臨むこととなった。拓殖大は黒星が一つ先行。こちらは翌日の試合で勝率5割に挑む。

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【クロスゲームを制した明治大が入れ替え戦回避へ前進】
121027ANDO.jpg 1巡目は1点差勝負だった早稲田大明治大。早稲田大は勝てばその時点で入れ替え戦回避が確定、明治大も勝てば7位以上がぐっと近づく対戦は、前回同様緊迫の接戦となった。

 試合は開始直後から動いた。早稲田大が、開始1分足らずでスタメンガードの#34池田(1年・G・京北)が2ファウルに。明治大は早稲田大の動揺に乗じて#16安藤(2年・G)、#2目(3年・F)が外のシュートを射抜き、4分半で14−6とする。しかし明治大のオフェンスはここから停滞し、早稲田大は#21河上(3年・F)を中心にシュートを決めていく。最後は#21河上に3Pが出て1Qは早稲田大が1点リードで終了。2Qに入ると互いにディフェンスを引き締めて簡単に得点を許さず、競り合いのまま時間が経過する。だが、残り1分半で#2木澤(1年・G・洛南)がスティールから走ると均衡が崩れた。コートに戻った#34池田がフリースローを2投揃えると、#15木村が3Pをブザービーターで決めて、ロースコアの中、大きな9点のリードを得てハーフタイムとなった。

 一気に引導を渡したい早稲田大は、3Q頭から#6大塚(4年・G)を投入し勝負に出る。しかし、明治大がディフェンスを再修正し、早稲田大はスコアを伸ばせない。その間着実に明治大は追い上げ、6分過ぎに#16安藤が決めて逆転に成功。早稲田大はトラベリングのミスが続いてしまい、なおも安藤に得点を許してしまう。早稲田大は3Q終わりに#34池田のドライブや#15木村のバスケットカウントで一時的に再逆転するものの、4Qが始まるとすぐに#51皆川(2年・C)に3点プレーを許して攻守が噛み合わない。明治大は#16安藤のシュートでまたもビハインドを跳ね返し、#2目の速攻でリードを広げる。早稲田大は明治大ディフェンスに苦しみ続け、ようやく#21河上が得点するが直後にキーマンの#15木村が4ファウル目。#2目に3Pを決められると、#21河上も4つ目をコールされてしまう。明治大もオフェンスファウルが出て攻撃は単発だが、残り3分を切って#16安藤が#21河上からファウルを得る。河上はこれでファウルアウトとなり、安藤はここで貰ったフリースローを2本揃えて6点のリードとする。早稲田大も#15木村のゴール下で反撃を試みるが、直後に木村もファウルで退場となってしまった。明治大はなおも#16安藤が仕掛けて得点し、#10清水(3年・G)も速攻に走る。早稲田大はファウルゲームに出るが及ばず、66−59で明治大が7位争いの天王山を制した。

 明治大は、最後は武器のディフェンスで早稲田大を追いつめ、見事に勝利した。勝率で早稲田大と並ぶが、直接対決で2勝しているため7位に浮上。最終節に勝利すれば、1部残留が決まる。

 早稲田大は悔し過ぎる敗戦。故障を抱える大塚もポイントで出場してこの試合を取りにいったが、河上、木村という得点源を最後にファウルアウトで失い策が尽きた。順位は8位となり、入れ替え戦に回る瀬戸際に立たされた。

明治大:6勝11敗
早稲田大:6勝11敗

写真:勝負どころで自ら仕掛けて得点を重ねた明治大・安藤。21得点と心強い活躍だった。

※ 明治大・清水選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【筑波大が逃げ切り勝利、3位戦線に踏みとどまる】
121027IKEDA.jpg 3位をうかがう専修大筑波大は、この日直接対決となった。立ち上がりは筑波大がリズミカルに攻めた。#32武藤(3年・C)がエリア内で得点を重ね、#47砂川(4年・PF)も速攻に走り、#14坂東(2年・SG)はバスケットカウントを獲得。すると専修大も#33館山の3Pを皮切りに応戦し、#11宇都(3年・G)の得意の速攻や#9長谷川のゴール下などでリードを得る。しかし筑波大は#34池田(3年・SF)が苦しい場面でジャンパーを沈め、最後は3点プレーを披露し1Qを17−16とする。すると2Qは完全に筑波大ペースに。#50梅津(4年・C)の連続得点が出て、#6西村(3年・PG)も3Pを決めてリードを拡大。専修大はリバウンドで優位に立ち何度もセカンドチャンスを得るものの、これを活かし切れない。時間経過とともに単調なオフェンスに陥ってしまう。筑波大はなおも順調に得点を決めていき、前半で14点のリードを得た。

 後半も筑波大がリードを保つ。#11宇都が攻め気を見せるものの、その都度筑波大がバリエーション豊富なオフェンスでネットを揺らしていく。4Qに入ると好調の#32武藤の独壇場に。ドライブやジャンプシュートなどを決めてチームを盛り上げる。筑波大は4Q中頃から得点がストップし、一時は6点差にまで追い上げられるが、この場面も武藤の得点で悪い流れを断ち切った。最終的には76−64とし、大敗した1巡目の借りを返した。

 筑波大は勝率の上では専修大に並んだ。直接対決の得失点差の関係上まだ4位に止まっているが、最終節の結果次第ではまだ3位の可能性が残っている。一方の専修大は、この日は自慢のディフェンスが上手く機能しなかった。だが、翌日の最終戦に勝利すれば他の結果に関わらず3位となる。しっかりと勝利でリーグ戦を終わらせたい。

筑波大:10勝7敗
専修大:10勝7敗

写真:1Qにチームを救うシュートを決めていった筑波大・池田。最初の10分間をリードして終えたことが、筑波大にとって結果的に大きかった。


【田中の活躍が光った東海大が大東大にリベンジ】
121027IIJIMA.jpg 既に2位が確定している東海大は、このリーグ戦で最初に黒星を喫した大東文化大との対戦となった。東海大にとって、リベンジを果たしたい一方で、既に順位が確定しておりモチベーション維持の観点から難しさのあるこの試合で、リズムをまず得たのは大東大。#30鈴木(3年・SG)がスタメン起用に応えて内外で得点を重ね、#14岸本(4年・PG)や#8戸ヶ崎(3年・F)もシュートを決めていく。東海大はスタートで後手を踏み、オフェンスにリズムが生まれた時には既に追いかける展開となった。東海大ペースになったのは2Qに入ってから。#7晴山(2年・PF)、#33狩野(4年・SG)のミドルシュートなどで差を詰めていき、残り6分超の場面で#10バランスキー(2年・PF)のゴール下で逆転に成功する。するとここから大東大も応戦。#43鎌田(4年・C)がローポストでシュートを決め、得たフリースローもしっかりと沈める。東海大はリズムが膠着して抜け出す契機となるべき一本が出ない。それでも#7晴山が最後に得点するとビハインドは1点に。前半はこのまま終了となった。

 3Qも逃げる大東大、追う東海大という試合展開が続く。大東大が#43鎌田のインサイド、#19藤井(4年・SG)のアウトサイドで得点しリードを再度広げる。東海大は#24田中(3年・SF)が孤軍奮闘するも、他の選手で点が伸びず反撃の糸口を掴めず、#0ベンドラメ(1年・SG・延岡学園)もファウルが4つとなってしまう。だが、ここからリズムが生まれた。#33狩野がフリースローを2本決め、#10バランスキーのゴール下で追い上げる。そして残り2.7秒の場面で#24田中がバスケットカウントを獲得。ワンスローも沈めて、42−42の同点に。4Qに入っても、#24田中の積極的なオフェンスが続いてようやく東海大のリードとなる。大東大は東海大ディフェンスの僅かな隙を突いて#43鎌田が得点するが、他の選手で得点が伸びない。一方東海大はこの場面になってようやく田中以外の選手、#33狩野、#7晴山、#10バランスキーに得点が生まれ、差が広がった。最終的には61−52となり、東海大が1巡目の雪辱を果たした。

 東海大は、3Q終了間際から4Q序盤に田中の活躍が光った。最後はこれに呼応するように他メンバーも得点を決めて、競り合いを制した。最終日は全勝優勝を狙う青学大との対戦となる。既に順位は決まっているが、ライバルチームとして、目の前で14年ぶりの快挙を許すわけにはいかない。

 途中まではリードを得ながら敗戦を喫した大東大は、鎌田のインサイドは活き、ここで20得点を挙げた。だが、岸本をはじめとしたアウトサイド陣が一桁点数に抑えられた点が痛かった。昨年は終盤目に見えて波に乗り4位にこぎつけたが、今年はそこまでの勢いを得ている印象は薄い。内外でいかにバランスの良さを出せるかに、最終的な順位とインカレでの浮沈がかかってくる。

東海大:14勝3敗
大東大:8勝9敗

写真:競り合いの場面でプレータイムを得た東海大・飯島。藤永、ベンドラメのファウルトラブルを繋いだ。

※東海大・田中選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2012.10.26 (Fri)

【2012リーグ1部】10/21レポート

青山学院大が3連覇を達成し、東海大は2位を確定
日本体育大は入れ替え戦行きが決定


 東海大学ホームで行われた2戦目、最終週を待たず青山学院大が優勝を決め、3連覇を達成した。代表候補を3名抱え、このリーグ戦はベストメンバーではない試合もあったが残りのメンバーが奮闘して現在無敗。後は14年ぶりの全勝優勝ができるかどうかに期待がかかる。一方、日本体育大は残りの2試合を勝利して現在7位の早稲田大に並んでも、直接対決で負けているため越えることはならず入れ替え戦行きが決定。既に入れ替え戦が決定している日本大は初勝利をあげた。離脱している主力も間もなく戻るとあって、明るい希望の光が少し射した。

 専修大学明治大学の対戦は、専修大が終始リード。#11宇都(3年・G)が24得点とこの試合でも得点を引っ張り、#33館山(4年・G)の要所の3Pも効いた。明治大は#12中東(2年・SF)が積極的に攻めたが、#10安藤(2年・G)が抑えられ80-61。現在8位の明治大は入れ替え戦回避には最終週の試合が重要になる。

 筑波大学日本体育大学は筑波大が終始リードの展開となった。日本体育大はリバウンドでは10の差をつけたが、フィニッシュで決めきれず、アウトサイドも苦戦。長所を生かしきれず76-67で敗北し、入れ替え戦行きが決まった。筑波大は3位との差は詰まらず。最終週に望みをかける。

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【日本大学がうれしい初勝利!】
121021KOMAKI.jpg 連敗が続く日本大が、早稲田大に対し念願の初勝利をあげた。試合開始から日本大は#7古牧(1年・G・市立船橋)が3Pを皮切りにミドルシュート、バスケットカウントと約2分で8点を稼いでリード。早稲田大はこの日#6大塚(4年・G)が欠場。シュート自体も良くない入りだったが、トラベリングや日本大のディフェンスにゴール下も阻まれ、なかなか得点できない。ようやく最初の点が入ったのが開始約4分頃と出遅れた格好となった。その後も日本大は#1坂田(3年・F)などのシュートも好調で1Qは15-25と10点リードとなった。2Qに入っても早稲田大はなかなか良いところは出ず、ファウルも多い。一方の日本大は交代した#11飛田(4年・G)が2本の3Pを含め12得点をあげてリードを守る。前半は30-42と日本大がリードした。

 3Qになり早稲田大は#2木澤(1年・G・洛南)、#34池田(1年・G・京北)の速攻が続くなど、ようやく流れも出るが、池田が4ファウル、木澤も3ファウルとファウルトラブルが痛い。日本大は一時得点が止まる時間もあったがこのQも41-62と大量リード。4Qは早稲田大が奮起した。ここでようやく#15木村(2年・F)と#21河上(3年・F)の得点が続いて追い上げを開始。日本大は再び#11飛田の得点で逃げる。早稲田大は最終盤に入って粘り、最大21点の差を残り1分、#34池田の2本の3Pで1点差にまで追い上げる。しかし日本大も#7古牧が返し3点リード。早稲田大はファウルゲームで粘るが日本大が74-79で逃げ切って初勝利をあげた。

 早稲田大は前半の悪さが響いた。1年生の木澤が攻守で積極性を見せたがファウルアウト。河上も5ファウル、二宮、池田も4ファウルと主力の悪循環が続いた。早稲田大は8位の明治大と1勝差。残り2試合は明治大との対戦もあるだけに、大塚の状態もどう響くか気になるところだ。

 日本大はようやくの1勝。序盤からオフェンス、ディフェンスとも積極性がうまく働いた。怪我人も多く苦しい中戦ってきたが、1勝できたことでチームもホッとした表情を見せた。菊池が復帰し、浜田、刘らも間もなく戻る予定。入れ替え戦に向けて層を厚くし、どこまでチーム力を向上させられるかが鍵だ。

日本大:1勝15敗
早稲田大:6勝10敗

写真:16得点の日本大・古牧。試合序盤からリードする流れを作った。

※日本大・坂田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【青山学院大がリーグ3連覇を達成】
121021HIEJIMA2.jpg この試合に勝利すれば優勝が決まる青山学院大は、大東文化大との対戦になった。前半は大東文化大の良さが出た。インサイドに#43鎌田(4年・C)を据える大東文化大。さすがの青学大のインサイドもそのサイズと幅には簡単に攻め込めない。#14岸本(4年・PG)にマッチアップする#3小林(3年・G)が2ファウルでベンチへ下がったり、シュートの精度も悪かったりして1Qは18-16。2Q、大東大は#0有村(4年・PG)や#14岸本の3Pやアシストでリードを守り、ゾーンプレスも繰り出しながら、#14岸本の2本の3Pで10点のリードに成功。しかし青学大も#56比江島(4年・SF)、#8張本(3年・SF)といった得点源が返し、#25永吉(3年・C)のバスケットカウントもあって35-40と差を5点に詰めて前半を終了した。

 3Q序盤は#14岸本の絶妙のスクープショットや#99山崎(1年・G・弘前実業)の3Pなど大東大がリズムを持続させたが、その後は青山学院大のディフェンスを前に伸び悩んだ。青学大は#13鵤(1年・PG・福岡第一)を投入。鵤が積極的に攻めて同点の流れを作ると、#56比江島が連続得点で一気に大東大を置き去りにし、60-50と逆に10点の差をつけて3Qを終了。4Q、大東大は反撃のきっかけを掴むことはできず、青山学院大が得点を重ねて86-61。最終週を待たず優勝を決めた。

 出足でミスも出て重い立ち上がりだったが、最後は余裕を見せた青山学院大。リーグ戦中も相手につけこまれる試合は多々あり、なかなか改善できない部分でもあるが「このまま行くかも」とピンチの度にチームを救う比江島は相変わらず飄々とした態度。それでも一番危ないと思った試合は専修大戦との2戦目と言う。「個々の能力が高くて、あれは本当に負けるかと思った」と30得点で貢献したが、決して余裕があった訳ではない様子が伺える。しかしそこで負けないのもまた青学大の強さだ。残り2試合に勝てば1998年の日本体育大以来の全勝優勝達成となる。最終日には東海大戦も控え、気は抜けない。

 大東文化大は前半はうまく勝負したが、全体的なミスマッチの差は大きく、後半は青学大のディフェンスがなかなか割れず、シュートの精度も上がらなかった。だが勝負強さは健在で、前半はたっぷりと魅せた。最終週も東海大、拓殖大と強敵が相手だが昨年の4位を越えられるかに注目したい。

青山学院大:16勝0敗
大東文化大:8勝8敗

写真:要所でのタフショットを軽々と決めていった青山学院大・比江島。さすがの貫禄を見せた。

※青山学院大・鵤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【東海大がホームの声援に後押しされ2連勝】
121021HASEGAWA.jpg 最終ゲーム、ホームの東海大拓殖大は、東海大が終始拓殖大を圧倒して満場の観客の中、ホーム2連勝を飾った。

 最初のシュートは拓殖大#94長谷川(4年・F)の3P。しかし東海大も#0ベンドラメ(1年・G・延岡学園)がすぐさま3Pで返し、その後もベンドラメが連続得点。拓殖大は#40藤井(3年・G)がアンスポーツマンライクファウルをトラれ、その後もファウルが続いてしまう。また、ここまでチームに大きく貢献してきた#11佐々木(4年・C)のアウトサイドも簡単には打たせてもらえない。東海大はこの間に#7晴山(2年・PF)や#10バランスキー(2年・PF)らの得点が続き1Qで29-17とリード。2Qも#33狩野(4年・SG)が好調。拓殖大は東海大のディフェンスに苦しみ、メンバーチェンジをしていくも前半で49-32と大きく離された。

 後半も東海大は手を緩めず得点を続け、反対に拓殖大は3Qは10得点と苦しい状況。終盤は互いにベンチメンバーを出場させ、最終的には92-67で東海大がホームゲームを初の2連勝。東海大は詰めかけたホームの観客に勝利という結果で応えた。

 この日は終始積極的に攻めた東海大。声援がいい方向に出た。優勝は決まってしまったが2位は確定。この流れを維持していけば最終節の青山学院大との対戦も楽しみになる。拓殖大は佐々木が10点と伸びず大垣も0点など、スコアラーが思うように点が取れず悔しい敗戦。最終週に切り替えたい。

東海大:13勝3敗
拓殖大:8勝8敗

写真:5本の3Pを決めた長谷川。アウェイということでやりにくかっただろうが、最後まで攻め続けた。

※東海大・藤永選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2012.10.24 (Wed)

【2012リーグ1部】東海大ホームゲームレポート

会場がブルーに染まった東海大ホームゲーム
さまざまな角度から楽しめる多彩な企画が満載


121021tokai10.jpg 例年J SPORTSでの録画中継など、メディアも巻き込んで華々しいホームゲームが行われる東海大。ホームゲームは体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科が協力し、企画・運営されている。選手のポスターやオフショット写真、ユニホームを来て写真を撮るコーナーやフェイスペインティングなど、企画は盛りだくさん。また、今年は会場を東海大のカラーであるブルーに染めるため、応援Tシャツを無料配布。正面に東海大のロゴ、後ろには陸川監督の現役時代の番号である「55」が染め抜かれたTシャツ姿の観客が会場を埋めた。背番号のデザインについては陸川監督も「知らなかった」と試合後のスピーチでも喜びと照れをあらわに。

121021tokai12.jpg こうした応援もあってか試合は土曜に続いて快勝を収め、東海大がホームゲームを開催するようになって、初の連勝を飾ることになった。

 大学側の支援が大きい東海大のホームゲームは、学生バスケットボールのイベントとしては大規模なもの。今後もさらなる発展を期待したい。

 また、10月21日の青山学院大が3連覇を決めた青山学院大VS大東文化大、そして東海大VS拓殖大の試合はJ SPORTSにて11月1日まで複数回放送中。詳細はJ SPORTSのサイトへ。

写真上:全選手紹介で最初に出ていく狩野選手。入場を彩ったチア「FINE」はハーフタイムショーでも盛り上げた。
写真下:Tシャツやチアースティックなど、東海大の応援で染まった会場。


※会場の様子は「続きを読む」へ。

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2012.10.20 (Sat)

【2012リーグ1部】10/20レポート/東海大学キャンパス

東海大がホームゲームで快勝
青山学院大の優勝は次節以降に決定か


 東海大湘南キャンパスでは2試合が開催された。この2試合の結果次第では青山学院大の優勝が決まる状況だったが、青学大と東海大が揃って勝利し、青学大の優勝は翌日以降に持ち越された。


【筑波大が良さを発揮するものの3Qに抜け出した青学大に軍配】
121020IKARUGA.jpg この日にも優勝が決まる青山学院大は、筑波大の挑戦を受けた。立ち上がりから攻め立てて余裕を持って勝利を得たい青学大だったが、前節に負傷交代した#32畠山がこの試合欠場。筑波大のシュート率の良さを前に思うような試合運びが出来ず、苦しむ展開となった。

 序盤は筑波大の流れ。#32武藤(3年・C)が内外で得点すると#14坂東(2年・SG)も3Pを決めて開始2分半で10−2と先行する。一方、重い立ち上がりとなった青学大も徐々に修正。#25永吉(3年・C)のバスケットカウントや#56比江島(4年・SF)のペネトレイトで徐々に盛り返す。筑波大は序盤の良さが消えてこの後のオフェンスは単発に。トラベリングのミスが続く間に青学大に走られて失点し、相手に流れを渡してしまう。筑波大は欠場の続いていた#21笹山(2年・PG)を投入して打開を図るが、なおも青学大のトランジションに手こずり、1Qは21−16で青学大がリードする形となった。しかし、筑波大は2Q出だしの#14坂東の3Pが効いた。#34池田(3年・SF)が果敢にドライブを仕掛けて2本のバスケットカウントを奪うなど、このQも立ち上がり2分半で得点を量産し一挙にビハインドを跳ね返す。青学大はタイムアウトで修正を図るが、この後は両者互角の展開に。青学大が#25永吉のローポストや交代出場の#13鵤(1年・PG・福岡第一)が得点を重ねれば、筑波大も#14坂東はもちろん#76星野(4年・SF)も3Pを沈めてリードを保つ。46−42と筑波大4点リードで前半が終了した。

 このまま点差を維持したい筑波大。しかし、3Qは青学大の一方的な展開となった。#3小林(3年・PG)、#8張本(3年・F)、#56比江島の得点で早々に逆転に成功。タイムアウトを挟んで筑波大はやや持ち直すものの、#8張本に3Pが飛び出すと完全に青学大が優勢に立った。#25永吉や#13鵤が小気味良くジャンプシュートを決めていくと#3小林はバスケットカウントを獲得。このQ30得点と青学大が猛ラッシュを見せたのに対し、筑波大は11得点と失速。4Qには修正して再度シュートを決め合う展開に持ち込むが、筑波大にとって3Qでのブレーキは大き過ぎた。結局94−81で青学大が逃げ切り、この後の東海大の試合の結果待ちとなった。

 敗れた筑波大は3Qのブレーキが響いた。このQ以外は青学大を上回る勢いを見せていただけに、勝てる試合をフイにしてしまった格好となった。しかし、内容面で良さが見え、笹山が戦列に復帰したのは大きい。失速気味のチーム状態だったが、好材料が揃ってきた。

青山学院大:15勝0敗
筑波大:8勝7敗

写真:16得点の青学大・鵤。ポイントガードとしてのタイプは異なるが、畠山欠場の穴をしっかり埋めている。


【競り合いから抜け出した東海大がホーム初戦を飾る】
121020TANAKA2.jpg ホームゲーム開催時にみすみす青学大の優勝を許すわけにはいかない東海大早稲田大を相手に3Qまでは競り合ったが、4Qに声援を受けて勢いに乗った。

 先手を打ったのは東海大。#7晴山(2年・PF)のゴール下、#0ベンドラメ(1年・SG・延岡学園)のスティールからの得点が出て早々に抜け出しかける。しかし、ここから早稲田大が反撃開始。#8玉井(3年・SG)や#21河上(3年・F)のミドルシュート、ゴール下では#15木村(2年・F)が得点してついていく。東海大は早稲田大に得点される度に返すが、連続での得点が出ず、1Q終わって得たリードは2点に止まった。すると2Q立ち上がりにギアが変わる。#7晴山のバスケットカウント、#0ベンドラメの速攻に続いて#24田中(3年・SF)がダンクを決めて会場を沸かせる。しかし、ここから畳み掛けることが出来ない。早稲田大タイムアウト後に#21河上に決められると、#16山本(1年・F・福岡第一)にはフリースローを2本揃えられて点差が縮む。オフェンスは単発に陥り、#6大塚(3年・PG)の3Pからは早稲田大がリズムを掌握。#21河上にも3Pが出ると、#16山本のドライブも出て逆転に成功。東海大は#7晴山と#24田中がリバウンドを沈めて返すものの、早稲田大は大塚がまたも3Pを沈めて再逆転。36−34と早稲田大2点リードで、前半を終えた。

 後半も競り合いの展開が続く。早稲田大が#4二宮(3年・C)のタップ、#21河上のレイアップで得点すれば、東海大も#33狩野(4年・SG)のジャンパーや#24田中の3点プレーで返していく。勝負のポイントとなったのは、3Q残り3分を切った早稲田大速攻の場面。#6大塚がゴール下を決めるが、故障を抱える足の痛みに耐え切れず交代。東海大は#0ベンドラメのドライブ、#7晴山のゴール下がこの時間帯も決まってこれが奏功した。5点リードを得て迎えた4Qは完全に主導権を握る。ルーズボールを繋いで#33狩野の得点が決まるなどして勢いに乗った。一方オフェンスの起点を失った早稲田大は得点が停滞してしまった。東海大は終盤に#33狩野のこの日1本目の3Pが飛び出して、会場の盛り上がりも最高潮に。途中まで競り合いとなったが、最後は94−64と大きく差が開き、東海大が勝利。これにより、青学大のこの日の優勝はならず、翌日以降に持ち越された。

東海大:12勝3敗
早稲田大:6勝9敗

写真:ダンクに行く東海大・田中。前後半に1本ずつ決め、会場を沸かせた。

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2012.10.20 (Sat)

【2012リーグ1部】10/20レポート/明治大学キャンパス

大東大、拓殖大は終盤巻き返して逆転勝利
些細な差が勝敗を分かつ白熱したゲームに


 二会場に分かれての開催となった1部リーグ。明治大会場では専修大日本体育大大東文化大日本大拓殖大明治大の計3試合が行われ、白熱した試合に会場も沸いた。勝利したのはいずれも勝負所を制した専修大、大東大、拓殖大。明治大はホームゲームで勝利とはならなかった。

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【好ディフェンスで専修大が日体大に快勝】
121020fujioka.jpg 専修大は堅い守りで簡単には得点を許さず、序盤から#33館山(4年・G)が快調にシュートを決めてリード。日本体育大も#16横山(4年・SF)がスティールやブザー寸前に3Pを決めて20-16とビハインドを4点に留めたが、2Q開始早々#11宇都が速攻に走るなどして専修大が4連続得点に成功し、点差を二桁に乗せた。日体大は鍵となる#22水沼(4年・SG)が#4高橋(4年・G)の徹底マークに遭い、高橋と交代した#3廣島(4年・G)もフェイスガードで付いてボールを簡単には渡らせない。#21熊谷(4年・F)や#12周(2年・C)らインサイド陣も専修大#14藤岡(3年・F)や#9長谷川(4年・F)の好守に阻まれ、手数が少なくなってしまった。反対にディフェンスから流れを掴んだ専修大は日体大の変則的なゾーンにも#11宇都の速攻、#33館山の3Pで対抗し、チームの持ち味を存分に発揮。前半終わって46-32と専修大の14点リードで試合を折り返す。

 追いかける日体大は#12周のフックシュートや、#21熊谷のブロックなど徐々に高さを活かし始める。しかし点差を一桁にする度、専修大#4高橋らが要所でシュートを決め、それ以上の追撃を許さない。専修大はターンオーバーやトラベリングなどもったいないミスはありつつ、後半も引き続きディフェンスが光り、終盤突き放して82-63で逃げ切り勝利。重要な一戦を制し、これで3位入賞に一歩近づいた。

 専修大は青学大・東海大には2敗したものの、その他のチームからは順調に勝ち星を挙げて3位につけている。今の4年生は1年生の時にリーグ戦で全敗、昨年は入替戦も経験した。今年はようやくチームの成長に勝ち星が伴い、「上位にいれるのは嬉しい」と専修大・館山。勝負の年の意地を懸け、残りの3試合も全力でぶつかるだけだろう。

 日本体育大は、専修大の堅守に阻まれターンオーバーが25。リバウンドや高さの面ではほぼ互角だったが、プレーの正確さに差が出た試合だった。これで4勝11敗と苦しい状況に。入替戦行きは濃厚となってしまったが、切り替えて残りの試合も戦いたい。

専修大:9勝6敗
日本体育大:4勝1敗

※専修大・館山選手のインタビューは「続きを読む」へ。

写真:藤岡は11得点。ディフェンスでも奮闘した。


【日本大リードも大東大#14岸本が勝利を引き寄せる】
121020kurihara.jpg 日本大大東文化大と対戦。先週同様、善戦するも目の前に迫った勝利を惜しくも落とす結果となった。

 1Qこそ23-17と大東大が先行したが、その後日本大の高さに大東大はなかなか得点を奪えず、その間じわじわと#11飛田(4年・G)や#15栗原(1年・G・前橋育英)が積極的にリングにアタックして日本大が追い上げを図る。大東大もエース#14岸本(4年・PG)がトリッキーなドライブで魅せ、#43鎌田(4年・C)がブロックを決めるなど逆転はさせない。37-33とわずかに大東大がリードして前半を終えた。

 3Q開始早々#11飛田のバスケットカウントでリズムを掴んだのは日本大。#29上原(1年・G・興南)の強気なドライブも出て、逆転から最大6点のリードを奪う。ここから一進一退で試合は進み、4Qに入っても4点~6点の点差が動かない。すると残り6分40秒、#11飛田がスティールからワンマン速攻を決め、日本大がリードをこの試合最大の8点に広げた。

 だがここから、土壇場の強さを持つ大東大が真骨頂を発揮した。#43鎌田のシュートや#14岸本の2本の3Pなどオフェンスが火を吹き、残り2分半にはついに逆転に成功。しかし日本大も#29上原がミドルシュートを決めて同点に戻し、残り時間は1分半を切る。するとこの勝負所で、大東大は#14岸本がドライブからバスケットカウント獲得。1スローもきっちり決めて残り1分10秒3点のアドバンテージを奪い優位に立った。日本大は次のオフェンスで#11飛田がドライブするもスリップしてしまい、大東大ボールに。その後のファウルゲームも逃げ切り、70-65で大東大が嬉しい逆転勝利を飾った。

 大東大は圧巻の勝負強さを披露。日本大の高さに苦戦した時間は長かったが、数点差で食らい付いて我慢の時間を乗り切り、終盤一気に乗って勝利をさらった。接戦を勝ちきる粘り強さは、大東大の勝ちパターンと言えるだろう。逆に日本大は4Qの途中までリードを保っていたものの、大事な場面で相手の勢いに呑まれてしまった。先週に引き続き、惜しい試合を落としてリーグ戦初勝利とはならず。しかし1年生らも試合経験を積んで確実に成長が見られ、チーム全体として吹っ切れた感覚は見られる。チーム状態は上向きなだけに、どこかで1勝挙げて入替戦に臨みたいところだ。

大東文化大:8勝7敗
日本大:0勝15敗

写真:1年生ながら能力の高さを感じさせる栗原は飛田に次ぐ18得点。


【後半立て直した拓殖大が逆転勝利】
121020sakka.jpg ホームゲームとなる明治大の相手は拓殖大。終盤まで息をのむ接戦となったが、63-59で拓殖大が明治大を下した。

 「前半は明治のリズムに合わせてしまった」#94長谷川)という拓殖大は、序盤から#16安藤(2年・PG)が軽快にジャンプシュートを決めた明治大を後追いする形になる。#40藤井(3年・G)がドライブや飛び込みリバウンドに奮起し逆転するものの、明治大の高さに決定率が落ち、13-11とロースコアな1Qとなった。すると2Qから明治大はディフェンスと3P攻勢で反撃。3分間拓殖大の得点を0点に抑え、その間に#2目(3年・F)や#12中東(2年・SG)が3Pを決めて逆転からリードを二桁に。拓殖大は24秒ギリギリになってタフショットを打たされる形が続き、#94長谷川(4年・SF)が苦しい中でも決めていくがその度明治大#2目に3Pを決め返される。23-33と、明治大がリードして前半を終えた。

 3Q、明治大は#2目の3Pや#50伊澤(1年・PF・愛産大工)のインサイドなど内外バランスよく得点。しかし拓殖大も得意の速い展開に持ち込んで#91井上(4年・PF)らがファウルを得ていき、次第に流れは拓殖大に傾き始める。残り3分50秒には明治大の得点源の一人、#12中東が4つ目のファウルでベンチに。41-46と拓殖大が点差をやや縮めて4Qに入った。

 迎えた最終Q、明治大は好調の#2目が2本の3Pを決めるも、それを最後に得点がぴたりと止まる。拓殖大の激しい守りに2連続で24秒オーバータイムになり、その隙に#40藤井の3Pで拓殖大が逆転。しかし#16安藤も負けじと得点し返し、ラスト5分間は白熱したシーソーゲームとなった。ルーズボールやリバウンド争いも激しいぶつかり合いとなるが、残り2分、#40藤井が素早い反応でリバウンドを拾い拓殖大が4点リード。明治大は#2目がファウルアウトするが、残り1分12秒#0川内(3年・G)が貴重な3Pを決めて1点差に迫った。明治大は続く拓殖大の攻撃を何とか凌ぐが、#16安藤のドライブが決まらずリバウンド争いがファウルとなって残り25.3秒に拓殖大にフリースローを与えてしまう。これを#91井上がきっちり2本揃えて3点差にすると、続く#16安藤のドライブはバスケットカウントになりかけるもボールがリングからこぼれ、万事休す。その後のファウルゲームを逃げ切り、拓殖大が激しい競り合いを制した。

 明治大はホームゲームで惜しくも勝利とはならず。長くリードを保ったが、大事な場面でのファウルトラブルやターンオーバーが手痛かった。逆に拓殖大はディフェンスがよく機能し、オフェンスでは#40藤井と#94長谷川が仕事を果たして両名合わせて49得点。明日は東海大が相手と、2試合連続のアウェーゲーム。タフな戦いにはなるだろうが、全力を尽くしたい。

拓殖大:8勝7敗
明治大:5勝10敗

※拓殖大・長谷川智伸選手のインタビューは「続きを読む」へ。

写真:目は高確率で7本の3Pを沈め会場を沸かせたが、勝利とはならず。

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2012.10.19 (Fri)

【2012リーグ1部】10/14レポート

勝敗の一つひとつが順位変動につながる終盤
3位争いと入れ替え戦ラインはまだまだ混戦


 リーグ戦も終盤戦。首位の青山学院大、2位の東海大の上位2チームに大きな変動はなく、最下位の日本大は入れ替え戦行きが決まっているが、それ以外のチームはまだ一試合一試合で浮沈する状況が続いている。もちろん順位だけではなくチームとしての完成度、ゲームの展開力など、それぞれが重視しているポイントを把握し、この2ヶ月で克服できているかも重要だ。順位争いとともにそうしたゲームの中味も見落としてはならない。

 前日の日本大戦で辛勝の首位・青山学院大は、この日は早稲田大を2Qに圧倒。このQで得た17点リードを最後まで維持して勝利し、全勝を守った。これにより青学大は次節にも優勝が決まる状況となった。早稲田大はインサイドのミスマッチに苦しみ勝率5割復帰はならず。残り4戦を残し7位につける。


【再三のビハインドを覆し明治大が日本大を下す】
121014SAKATA.jpg 前日に首位・青山学院大に善戦した日本大。入れ替え戦は確定したが、この日も明治大相手に競り合いに持ち込んだ。序盤は明治大ペース。#51皆川(2年・C)の強力なインサイドプレーで得点すれば、#2目(3年・SG)も好調に3Pを決めて日本大を一気に引き離す。しかし、前日の試合内容で自信を深めた様子の日本大も応戦。単発だったオフェンスが#15栗原(1年・G・前橋育英)の3Pで好転。最後に#11飛田(3年・G)の3Pが出て1Qを3点リードで終える。2Qも、互いに競り合う内容が続く。明治大は#2目が次々と3Pを決めるが、日本大は#1坂田(3年・F)や#11飛田の得点で返していき、#7古牧(1年・G・市立船橋)の3Pで再び勝ち越し。#9杉本(2年・G)も終了間際にレイアップを決めて、4点リードで後半を迎える。

 3Qも日本大の流れ。明治大がミスを犯してしまうのに対し、#72佐野(1年・G・東山)の3Pや#15栗原のバスケットカウントで得点する。明治大は#12中東(2年・SG)がペイントエリアで得点し引っ張るが、6分過ぎに#16安藤(2年・PG)にオフェンスファウルが出ると日本大が一方的に攻める。#72佐野の3P、#15栗原のドライブ、#21国本(2年・C)のリバウンドシュートが続いてリードを8点とし、リーグ戦初の勝利が見えそうに。だが、この流れを断ち切ったのは明治大#22西川(3年・PF)。フックシュートに続き、連続バスケットカウントを獲得する活躍で60−60の同点に戻して3Qを終える。それでも4Qの日本大は集中を切らさず好ディフェンスで明治大を単発なオフェンスに追い込むと、#21国本や#15栗原が再びシュートを決めて意地を見せる。だが、ここで再び明治大が流れを掌握。タイムアウトを挟んで#16安藤がジャンパーやレイアップを決めてまたも試合をひっくり返す。日本大はファウルが増えてなかなかマイボールの時間を得られず、明治大の好ディフェンスを前に24秒のミスが出るなど得点が完全にストップ。明治大はなおも#16安藤が攻め立て、#22西川のミドルシュートで突き放すなど、77−71で明治大が勝利し、5勝目を挙げた。

 明治大は追いかける時間も多かったが、勝負どころを好ディフェンスでしのぎ切った。入れ替え戦圏内だが、まだ4試合残っており、7位以上に浮上出来る余地は充分にある。日本大は前日以上に惜しい敗戦となった。内容は着実に上昇している。浜田の復帰も間もなくで、ひとつでも勝利という目に見える結果が得られれば、自信を持って入れ替え戦に臨めるはずだ。

明治大:5勝9敗
日本大:0勝14敗

写真:決してサイズが大きくない中、インサイドで得点していった日本大・坂田。下級生主体のチームを引っ張る。

※明治大・目選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【主力の奮闘で専修大が勝利を呼び込む】
121014UTO.jpg 7勝同士の同率対決となった大東文化大専修大の対決は、序盤から接戦となり最後までわからない状態だったが、専修大が抜け出して勝負を制した。

 1Qは16-19と点数的には互角だったが、専修大は#11宇都(3年・G)のランニングプレーと#22樋口(4年・F)のオフェンスリバウンドが強く、両名で19点すべてを稼いだ。一方の大東大は序盤にミスが続き、#8戸ケ崎(3年・F)が負傷退場するなど重めの立ち上がりで、#14岸本(4年・PG)も簡単には打たせてもらえず。2Qになり大東大は#41小山(4年・G)の3Pが決まり、#99山崎(1年・G・弘前実業)の速攻なども出て五分の勝負となるが、ゴール下で#22樋口のバスケットカウントや#4高橋(4年・G)のスティールなども出た専修大が再び優位を得て一気にリード。33-43と専修大10点リードの前半となった。

 3Q、大東大が息を吹き返す。前半は3P1本だった#14岸本が攻めに転じて13得点。#43鎌田(4年・C)もそれに呼応してゴール下で存在感を増す。専修大はゾーンを攻略できず開始3分無得点となって10点差を同点に戻されてしまう。#33館山(4年・G)のテクニカルなども出て雰囲気が悪くなりかけるが、その館山がQ終盤に連続得点で61-63と専修大がリードを保って4Qへ。その最終Q、専修大は#77松井(4年・G)が立ち上がりに3Pを決めて流れを作る。1点を争う均衡を破ったのは#11宇都。大東大のシュートが外れたところを速攻で返すなど連続得点で4点リードとすると、最後は#33館山が3Pでダメ押しをして72-80。専修大が勝利を収めた。

 両チームとも笛に振り回されがちなフラストレーションのたまる試合だった。その中でも、この日は交代無しの専修大・宇都が最初から最後まで豊富な運動量で得点を牽引。館山も5本の3Pで後押しした。大東大は追いついた後の決め手となるオフェンスが出なかった。専修大は3位浮上。大東大も5割をキープし、上位進出を伺う位置にとどまっている。

専修大:8勝6敗
大東文化大:7勝7敗

写真:33得点の専修大・宇都。この日はフル出場でランニングプレーを連発した。


【先行逃げ切りに成功した拓殖大が勝率5割復帰】
121014OGAKI.jpg 拓殖大日本体育大の戦いは、拓殖大が得意の先行逃げ切りの展開で勝利を収め、勝率を5割に戻した。

 日体大は開始早々に#19中野(3年・SF)の3Pで先制する。だが、開始7分間でのフィールドゴールは僅かにこの1本だけ。拓殖大は#11佐々木(4年・C)の活躍で早々に逆転し、#40藤井(3年・SG)も果敢にシュートを決めてリードを開く。日体大は#16横山の3Pなどで繋ぐが、ターンオーバーも多く一方的に離される。拓殖大は#11佐々木を筆頭に、#29岩田(1年・SG)や#94長谷川(4年・SF)の3Pが決まって、前半で13点のリードを得る形で終えた。

 だが、後半に入ると日体大も修正。#12周(2年・C)のゴール下や#22水沼(4年・SG)の合わせのプレーで得点していき、#21熊谷(4年・F)も得意のダンクを披露。拓殖大は#11佐々木のシュートが前半とは打って変わって当たらず、24秒オーバーもなどらしくないミスも出る。ただ、この日は#14大垣(2年・SF)が好調。ミドルシュートを沈めるとレイアップを狙って相手のゴールテンディングのミスを誘う。4Qには効果的な2本の3Pを決めて点差を維持。71−62とした拓殖大が白星を拾った。

 やや爆発力が鳴りを潜めた印象のある拓殖大。池内監督「相手チームもリーグを通じて伸びてきていて、プレスに引っかからないこともある。プレスをかけるディフェンスでは逆に相手にスコアを伸ばされるリスクもある。ラインを下げて、スリークォーターやハーフコートにディフェンスに切り替えている段階」と、ここに来てディフェンス志向を高めている意図を明かす。自然、組み合うセットオフェンスが増えることとなるが、「二対二のスクリーンプレーが出来るようになればもう少し良くなるのかなと思う。どんなプレーをすれば良いのかを、試合と練習で高めていきたい。今日は出だしが良くて、声も出ていた」と、リーグ終盤戦とインカレに向けて徐々に手応えを掴んでいる様子。果たして再構築が、吉と出るか、凶と出るか。

 日本体育大の藤田HC「前半の佐々木選手に18点取られてしまった。あとはサイズで勝っているのにリバウンドで負けているのが敗因。ボールが来なかったというより取りに行かなかった」。相手エースの長谷川の3Pを1本に抑えたものの、前半でタフショットを打たされてから相手に走られ、オープンに打たれた展開が敗因と分析する。リーグ序盤のガードの2選手、北川、本間の離脱が大きな不安要素だったが代わりに司令塔となった「水沼が思った以上に早く良くなった」と明るい材料もある。「怪我人も含めていろんなものと戦っている」状態だが、上位チームと渡り合える展開の試合もあり、下位にいようとそれを深く考えすぎてはいないようだ。4年生は2部からスタートした状態で初めての1部。今シーズンを経験の1年と捉えて多くを学んでいる状態であり、上向きになっている部分を後半でもうまく出せればまだまだ化けそうなチームでもあるだけに、残り4試合に期待したい。

拓殖大:7勝7敗
日体大:4勝10敗

写真:終盤に効果的なシュートを決めていった拓殖大・大垣。徐々にフィニッシュの精度を上げてきている。


【東海大が競り勝ち優勝戦線に踏みとどまる】
121013KARINO.jpg 1巡目は全勝同士での対戦となった東海大筑波大のカード。前回は2桁得点差を東海大が跳ね返しての勝利だったが、今回も東海大が競り合いから抜け出して筑波大を退けた。

 先手は東海大。#10バランスキー(2年・PF)のシュートが小気味良くリングを射抜き#24田中(3年・SF)も速攻に走って得点を重ねる。筑波大も#14坂東(2年・SG)のミドルシュートや#32武藤(3年・C)の3Pで応戦。相手のリズムになりかけた部分も#47砂川(4年・PF)の3Pが決まって点差を離されない。筑波大は2Q途中に#6西村(3年・PG)が3ファウルとなって苦しくなるが、#42坂口(3年・PG)が危なげなく繋ぐ。このまま前半は接戦で推移し、筑波大1点リードでほぼ互角の展開となった。

 だが、後半に入ると東海大の流れに。相手のターンオーバーに乗じて速攻が決まってリードを広げにかかる。筑波大は#47砂川がアンスポーツマンライクファウルを犯してしまい、#0ベンドラメ(1年・SG・延岡学園)に2スローを揃えられて苦しさが増す。#14坂東の3Pや#32武藤の奮闘でスコアを動かすものの、東海大は#33狩野(4年・SG)がバスケットカウントを獲得するなど勢いに乗る。筑波大は#6西村がこのプレーで4つ目のファウルとなり、#16小松(1年・SG・福岡第一)を1番ポジションで起用する布陣で追い縋る。#50梅津(4年・C)が3Q終わりに3Pをブザービーターで決めるなど、1桁点差でついていくが、24秒オーバーが出てしまうなどで続かない。東海大もオフェンスで何度もチャージングの判定を受けて苦しいが、#24田中の3Pで点差を維持する。筑波大は残り4分半に#14坂東の3Pが出て4点差にまで詰め寄るが、反撃もここまで。東海大は筑波大の反撃に冷静に対処し、70−62で勝利を手中にした。

 3敗の東海大は、結果次第はこの週にも青学大に優勝を決められる可能性があったが競られつつもきっちり勝利。上位進出を狙う専修大、筑波大という難敵を連破して2位の座は守った。リーグ優勝は客観的に見て厳しいが、#0ベンドラメは「何があるか分からない」と諦めない姿勢を覗かせる。次週ホームゲーム。地元の応援団を前にし、必ず勝ちたいところだ。

 筑波大は笹山欠場後の4戦で1勝と失速気味。昨年もリーグ終盤からインカレにかけて失速しただけに、ここが一つの正念場となりそうだ。

東海大:11勝3敗
筑波大:8勝6敗

写真:ここ数試合はベンチスタートとなっている狩野。しかし要所でのアウトサイドはやはりエースの風格。主将のシュートでチームも落ち着きを見せるだけに、存在感は大きい。

※東海大・ベンドラメ選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2012.10.13 (Sat)

【2012リーグ1部】10/13レポート

青山学院大は日本大に迫られるも全勝を守る
日本大は入れ替え戦決定、下位争いも正念場


 この日、日本大が最初の入れ替え戦行きチームとなった。首位青山学院大は優勝がもう手に届くところにある。ここしばらくどのチームも果たしていない全勝優勝を叶えることができるかどうかが見所だ。下位争いはまだ混沌としているが拓殖大早稲田大は勝利で回避に一歩前進。日本体育大明治大は星2つ差で8位、9位に。ここからが一番苦しい戦いになる。

 早稲田大日本体育大の試合は、前半は早稲田大が7点リード。後半になると#15木村(2年・F)を中心に内外でバランス良く得点した早稲田大の一方的な展開になった。細かいミスはあったものの最終的には早稲田大が25点差で快勝し、6位へ。最低目標である入れ替え戦回避へ一歩前進した。一方、前週2連勝の日体大は後半に失速。こちらは逆に入れ替え戦へ回る危機が高まってきてしまった。

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【流れを掴んだ大東文化大が明治大を振り切る】
121013kamata.jpg 大東文化大明治大の対戦は明治大ペースのスローペース展開となったが、後半に勝負どころで得点した大東大が勝利した。

 1Qは11-14。大東大は要の#14岸本(4年・PG)、#43鎌田(4年・C)が起動するまでにやや時間がかかった。明治大はいつもながらのロースコア展開。2Qに入っても両者なかなか得点が伸びない。明治大は4分半近く無得点の時間があり、大東大もそれに付き合うかのような重い展開。特にゴール下では#43鎌田と明治大の#51皆川(2年・C)を始めビッグマン同士がお互いに消し合う形となり、それ以外のところが勝負のポイントになったが、互いに決め切れない展開が続き前半は20-24の明治大リード。

 後半に入り大東大は#0有村(4年・PG)を投入。#14岸本が点取りに注力し、#41小山(4年・G)の確率も上がり始める。明治大は#16安藤(2年・G)の2連続の3Pもあったが、残り2分で逆転される形に。4Qになると大東大は#43鎌田がポストプレーでチームを乗せ、#14岸本、#41小山の得点で引き離しに成功。明治大はアウトサイドが入らず、ファウルもかさんで流れを好転させるには至らず。66-54で大東文化大が明治大を下した。

 大東大は勝ちパターンがはっきりしてきた。競り合う展開も多いが勝負強いエースの存在感は圧倒的だ。ベンチメンバーも流れを変えるのにそれぞれの役割を果たし、このリーグ戦を通してチームとしての形が見えてきた。明治大は無得点の時間が長い。守りで相手を抑えこむ力はあるが相手を上回るためにどう点を取るかが課題でもある。7位と星2つの差を残り試合で挽回できるか。

大東文化大:7勝6敗
明治大:4勝9敗

写真:13リバウンドの大東大・鎌田。大東大の勝利はゴール下の安定も大きなカギ。

※大東文化大・小山選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【1点を争う展開から拓殖大が抜け出す】
121013sasaki.jpg 3位の筑波大と下位から抜け出したい拓殖大の戦いは、後半に拓殖大が流れを掴んだ。

 筑波大はこの日もエースガードの#21笹山(2年・G)が欠場。#6西村(3年・PG)、#42坂口(3年・PG)を使い分けながらの試合となった。しかしそのガードでうまくゲームメイクできず出足は重め。拓殖大も全体的に確率は今ひとつで14-14のロースコアな立ち上がりとなると、2Qもシーソーゲームが続いた。拓殖大の核となったのは#11佐々木(4年・C)。ミドルシュートを中心に得点を重ね、他のメンバーの外が入らない間をつないだ。筑波大は終盤にファウルが続いたがこのQは19-19として前半は33-33の全くの互角の戦いとなった。

 3Qになり、#94長谷川や#14坂東(2年・SG)といったエースシューターに当たりが来た両者。互いに入れ合う形となるが、拓殖大は#91井上(PF)のオフェンスリバウンドなども光り、5本の3PでこのQを61-55とリードで終えることに成功。4Qも序盤で#11佐々木が連続得点で10点のリードを得て、この差を守っていく。筑波大は#14坂東へ打たせることはできず、#47砂川(4年・PF)もファウルアウトなど、打開策がない。ディフェンスで24秒オーバーを奪うなど、ディフェンスは最後まで粘ったが逆転するような流れは作れず79-70で拓殖大が接戦を制した。

拓殖大:6勝7敗
筑波大:8勝5敗

写真:23得点10リバウンドとダブル・ダブルの拓殖大・佐々木。今シーズンは佐々木がチームを救っている試合も多い。

※拓殖大・井上選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【序盤での出遅れを取り戻した東海大が快勝】
121013VENDRAME.jpg 首位の青学大を追う上ではこれ以上の取りこぼしは許されない2位の東海大は、この日は上位進出をうかがう専修大とのゲームとなった。立ち上がりは専修大のペースで推移した。#11宇都(3年・G)のペネトレイトに#33館山(4年・G)や#22樋口(4年・F)もミドルシュートなどで続いて開始2分で8−0とする。このまま勢いに乗って試合を進めたい専修大だったが、3分半で司令塔の#4高橋(4年・G)が2ファウル。交代を余儀なくされると、ここから東海大が主導権を掌握。#7晴山(2年・PF)が速攻や中での合わせのプレーで着実に得点をしていき、5分過ぎには逆転に成功。早々に後手に回ってしまった専修大はトラベリングのミスが続いて流れを逸し、インサイドの要である#22樋口も1Qで2ファウルと苦しくなる。宇都が遠目からブザービーターを決めて1Qこそビハインドは3点とするものの、その後も東海大が着実にリードを広げていく。専修大は#33館山が#24田中(3年・SF)のマークの前に楽なシュートを打たせてもらえず、武器である3Pは0本。得意のチームディフェンスは機能を見せるものの、この点は東海大も得意とする部分であり、スコアの上で後手を踏んだ点が痛かった。最終的にはスコアを67−51とした東海大が勝利。3敗を守った。

東海大:10勝3敗
専修大:7勝6敗

写真:この日チームで最もプレータイムの長かった東海大・ベンドラメ。ルーキーながら、既に東海大では欠かせない存在となっている。


【粘る日本大を振り切り青学大が辛くも全勝死守】
121013TOBITA.jpg 全勝で首位を独走する青山学院大と、未だ勝ち星無しで最下位にあえぐ日本大の対戦となった最終試合。青学大の一方的な展開になるかと思われたが、日本大が大健闘を見せた。

 序盤から終始競り合いとなった試合だった。日本大が#29上原(1年・G・興南)のミドルシュートや#15栗原(1年・G・前橋育英)のリバウンドシュートで青学大相手に牙を剥くと、青学大も得意の速攻で決め返す。青学大は日本大のファウルに乗じて大量にフリースローを得るが、確率が上がらずなかなか点差を離せない。一方の日本大は、#11飛田(3年・G)の3Pが出てついていく。青学大は2Qに入っても重たい戦いを強いられる。#56比江島(4年・SF)が#72佐野(1年・G・東山)にバスケットカウントを献上し3ファウル。調子の上がらないスタメン選手を下げてベンチメンバーも交えて戦う布陣に変更して打開を図る。#1大峰(4年・SG)や#13鵤(1年・PG・福岡第一)の得点でスコアを伸ばすが、#7古牧(1年・G・市立船橋)に連続で3Pを決められ、34−29と大きなリードは得られずに前半を終えた。

 後半も、手に汗握る競り合う展開が続く。日本大は#72佐野の3Pや、#20舘(1年・C・三本木農)のゴール下で青学大に肉薄。青学大は#25永吉がフリースローを得るが、1本目を外すと2本目は5秒オーバーを吹かれるなど、ミスもあって苦しむ。日本大もインサイドでのファウルが込み苦しくなるが、#11飛田がアグレッシブなオフェンスを披露。3Pを沈め、バスケットカウントも獲得。ここで得たワンスローを沈めて逆に青学大からリードを奪う。青学大は相手インサイドを突いてフリースローを得るオフェンスが続くが、前半同様にこのフリースローの確率が悪い。3Q残り2分で#56比江島が4ファウルとなると、流れは完全に日本大へ。#11飛田が2本の3Pを沈めれば#1坂田(3年・F)も速攻に走り、3Qを終えて56−50と6点リードとした。しかし、4Qに入ると青学大はファウルトラブルの比江島が奮闘。ミドルシュートやこぼれ球のタップで得点し、すぐに追いつく。日本大は3Qに5ファウルとなっていた#20舘に続いて、#21国本(2年・C)もファウルアウト。インサイドのポイントを失い万策が尽きた。#56比江島はなおも攻撃の手を緩めずにアタックを続け、#7野本(2年・CF)もジャンプシュートを決めていった。最終的には76−63で青学大が押し切り、連勝を13に伸ばした。

 日本大は惜しい試合を落してしまい、残り5試合を全勝しても現在7位チームの6勝を上回れないため、入れ替え戦へ回ることが決定した。だが、首位をひた走る青学大に善戦したことは収穫だ。故障により、ベンチで戦況を見守る状態の主将・石川「今までは『意味のない負け』を繰り返してきたが、今日の内容は自分たちが勉強する上で良い刺激になったのではないかと思う。バスケットは一人でやるスポーツではないので、その点では今日は皆がバランス良く得点して皆でディフェンスが出来た。良くしようと話して来た中で、吹っ切れてきた部分がそれぞれの選手にあるのではないか」と話し、良くない状況下でも手応えを感じている様子。1部残留のために、残り5試合の中で、この日見せた内容のバスケットを継続的に展開させたいところだろう。

青山学院大:13勝0敗
日本大:0勝13敗

写真:効果的な3Pを決めていった日本大・飛田。未だ勝ち星無しのチーム状態だが、この日の内容を浮上へのきっかけとしたい。

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2012.10.12 (Fri)

【2012リーグ1部】10/7レポート

筑波大勝利に沸いたつくばカピオ
専修大は青学大を最後まで苦しめる


 9週間に渡るリーグ戦もこの日で全体の3分の2を消化したが、中位の勢力図はまだ見えてこない。特に波に乗るチームが上位チームを苦しめる展開が傾向として見られ、強豪校も手を焼いている様子だ。青学大#56比江島「勢いのあるチームで競るかもと思っていた」と言い、筑波大#76星野「最近調子が上がっている相手でそういう勢いが少し怖かった」と口にするなど、今週の対戦ではいずれも波に乗るチームの“勢い”を警戒。代表へ選手を送った青学大や東海大はチーム作りが遅れたことでまだ揺らぐ様子もある。その隙につけ入ることができるか、残り3週間も見逃せない。

 ここまで白星なしの日本大は、2位の東海大に挑んだ。序盤は競り合うスコアになったものの、2Qに得点が止まると追いかける展開に終始。東海大も#24田中(3年・SF)がファウルトラブルに陥りなかなかスコアを伸ばせず、リードしながらも我慢の展開が続く。しかし4Q早々に#10バランスキー(2年・PF)の内外での得点が効いて最後は差を開いて勝利し、3敗を守った。一方日本大は12連敗となり、早ければ次週にも2部上位チームとの入れ替え戦が確定する状況となった。

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【大塚がオフェンスを引っ張り早稲田大が逃げ切る】
121007KIMURA.jpg 早稲田大に挑んだ拓殖大は、この試合で勝てば勝率5割となる。前回敗れている相手だけに是が非でも勝利を収めたいところだったが、それ以上に星の伸ばせていない早稲田大のオフェンスが拓殖大を凌駕した。

 序盤は点の取り合いに。拓殖大が#94長谷川(4年・SF)、#91井上(4年・PF)のシュートで先手を打つが、早稲田大は#15木村(2年・F)が好調。速攻や3Pなど多彩なシュートを決めていき、1Qに一人で15点を稼ぐ活躍を見せる。一方の拓殖大も#1鈴木(4年・PG)の連続3Pなどで応戦していく。しかし2Qに入ると、イーブンだった流れは早稲田大に。#21河上(3年・F)の3点プレーをきっかけに、#6大塚(4年・PG)の3Pも飛び出して一歩リード。拓殖大は#11佐々木(4年・C)が2Q5分で3ファウルとなり一時交代。ここからオフェンスが単発となり、相手のチームファウルで得たフリースローは決めていくがフィールドゴールが決まらずに点を離されていく。早稲田大は好調の#15木村に加えて#6大塚が再び3Pを決めるなどしてシュートが落ちない。前半は47−35と早稲田大が12点のリードを得た形となった。

 3Qもリズムは早稲田大。#15木村のオフェンスは拓殖大に阻まれるが、この日は#6大塚のシュートが高確率で決まり、拓殖大ディフェンスは手をつけられない状態に。拓殖大はタイムアウトを挟んで持ち直し、20点以上あった差を#94長谷川や#14大垣(2年・SF)のアウトサイドで点差を詰めていくが、早稲田大は#16山本(1年・F・福岡第一)が返して点差を維持する。この展開は4Qになっても変化せず、拓殖大が得点する度に早稲田大が返す展開が続いた。拓殖大は残り1分で7点差まで迫ってみせ、ファウルゲームを仕掛けるが、早稲田大はフリースローを落さずに落ち着いて試合を締めた。102—93とした早稲田大が逃げ切った形となり、続いていた連敗を止めた。

 早稲田大は足の状態に不安のあった大塚が復調。3選手が20得点以上をマークし、バランスの良さを見せた。まだ下位に位置するものの、上位チームとの差は決して大きくはなく、ジャンプアップの可能性を秘めている。

 拓殖大はベストメンバーで戦えているだけに、なかなか白星が伸ばせない現状に苦しんでいる。ただこちらも早稲田大と勝率は同じとなっており、上位の背中は見えている。まだ青学大や東海大といった上位チームとの対戦が控えるが、持ち前の爆発力は現在の大学界では屈指。入れ替え戦回避をまずは至上命題とし、勝てる試合から何とか拾っていきたい。

早稲田大:5勝7敗
拓殖大:5勝7敗

写真:ここに来て調子を落としていた印象ある早稲田大・木村は25得点と面目躍如。最終的にはファウルアウトしたが、強気の攻めが光った。

※早稲田大・大塚選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【終始接戦になるも日体大が一歩抜け出す】
121007nakano.jpg ここまで4連勝中と好調の大東文化大に対し、日本体育大も前日東海大から金星を挙げ勢いに乗るチーム。1巡目の対戦もその実力はほぼ互角と見られたが、この日もやはり接戦となった。

 お互い相手の出方を窺うような、やや重い立ち上がりとなった。大東大は#8戸ヶ崎(3年・F)が強い体で日体大#21熊谷(4年・F)をよく抑え、#14岸本(4年・PG)が2本の3Pを決めて一歩抜け出そうとする。だが日体大も#19中野(3年・SF)や#16横山(4年・SF)が3Pを決め返し、1Qは16-17と互角の点数。2Qに入り大東大は#41小山(4年・G)が連続で速攻に走るも、度重なるファウルでリズムを崩し、その間日体大にフリースローや#12周(2年・C)のゴール下で逆転を許した。しかし大東大もそれ以上は引き離されず、33-33と同点で後半へ。

 3Qに入り、日体大は#16横山が先制点となる3Pを決め、その後もオフェンスリバウンドやルーズボールに奮闘する。だが大東大も依然として#41小山のシュートタッチが好調。#14岸本も要所で3Pを決め、日体大#12周が速攻を決めてもすぐにバスケットカウントを返すなど相手を乗らせない。そのまま大東大がじわりとリードを5点に広げた。しかし3Q終了間際に#22水沼(4年・SG)がドライブと3Pを決めて追い付くと、4Qに入っても相譲らない拮抗した展開に。#19中野が強気なプレーでリングに向かう日体大に対し、大東大も大黒柱の#43鎌田(4年・C)がインサイドを攻め立て、点差が一向に離れない。試合が動いたのは、残り4分を切っての攻防。この大事な場面で#22水沼が3Pを決めると、#88万(1年・C・中部第一)がバスケットカウントでこれに続き日体大が一歩前に出る。6点差をつけられ大東大はタイムアウトで立て直しを図るも、その後#16横山のスティール、そして#22水沼のダメ押しの3Pが決まり残り1分半9点差に。苦しくなった大東大は#0有村(4年・PG)が3Pを打って行くも決まらず、接戦を最後に抜け出した日体大が71-77で逃げ切り勝利を果たした。

 終始点差の離れない展開となったが、「絶対自分たちの流れが来ればいけると思っていた」と日体大#16横山。チームの調子が好転している中で、勝利への自信が良い方向に働いたようだ。今年の日体大は突出した絶対的エースがいる訳ではないが、一人ひとりがそれぞれの持ち味を出すことで強豪チームに対抗している。4勝目を挙げて明治大と並び、中位から下位もより混戦模様だ。入替戦となる下位3枠を抜け出すためにも、争いは今後ますますヒートアップするだろう。

 大東大は、東海大戦からの破竹の4連勝もここでストップ。この日は#41小山が好調、コンスタントに活躍する#14岸本の存在感も健在だったが、ファウルやもったいないミスが手痛く思うように波に乗れなかった。来週は1巡目に5点差、3点差で落とした明治大・専修大が相手だ。切り替えてリベンジなるか、注目したい。

日本体育大:4勝8敗
大東文化大:6勝6敗

写真:日本体育大#19中野は昨日の活躍を経て一皮むけた様子。荒削りな部分はあるが、強気なプレーはチームの起爆剤となっている。

※日本体育大・横山選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【専修大が接戦に持ち込むも青学大の牙城は崩れず】
121007hiroshima.jpg 1巡目では21点差をつけて青学大が快勝した青山学院大専修大のカードだったが、2巡目は終盤まで専修大が食らい付く好勝負となった。

 先手を取ったのは専修大だった。#11宇都(3年・G)、#33館山(4年・G)の両エースが得点を量産。特に#33館山は3Pが絶好調で、ディフェンスに当たられ放り投げるような苦しい姿勢になってもボールがリングに吸い込まれていく。青学大は#8張本(3年・SF)や#7野本(2年・CF)の得点で食らい付いて行くが、二人共にこのQで2ファウルとなり勢いに乗れない。#56比江島(4年・SF)が終盤に連続得点に成功し5点差に縮めて2Qに入るも、依然として#33館山の3Pを止められず、#7野本も#22樋口(4年・F)の好守にチャージングを取られて開始2分でファウルが3つ目となるなど、専修大ペースで試合は進んだ。

 しかし2Q序盤のタイムアウトで流れが変わる。ディフェンスを引き締め直した青学大は専修大の得点源をよく抑え、相手を24秒オーバータイムに陥れるなど堅守でイニシアチブを握る。その間攻撃では#25永吉(3年・C)がオフェンスリバウンドを奪って確実に加点し、逆転に成功。2点リードで3Qに入ると、この勝負所で#56比江島がリバウンドや合わせに飛び込み、#3小林(3年・PG)の連続ブレイクも続いて開始4分で点差を二桁に乗せた。だが専修大もこのまま引き下がらない。#3廣島(4年・G)がボールを運びからドライブを決め悪い流れを断ち切ると、#11宇都も速攻を倒れ込みながらも決めていく。ディフェンスも機能し3Qラスト3分間を失点0に抑え、その間じわりと追撃。ゴール下がこぼれるもどかしいシーンも多かったが、#3廣島のブザービーターで締め、2点ビハインドと射程圏内のままに最終Qに入った。

 4Qも、序盤で勢いに乗ったのは専修大。速攻でアンスポーツマンライクファウルをもらって同点に追いつき、#33館山の3P、#3廣島の3ショットのフリースローが続いてリードを最大5点差まで広げた。だがこの場面で魅せたのは#56比江島。バスケットカウントを含む連続得点ですぐさま同点に追いつくと、その後も専修大は#56比江島を簡単には止められない。大事な時間帯の9得点を全て比江島が稼ぎ、青学大が逆転に成功して1点リードのまま試合は進んだ。専修大はなかなか逆転の得点が奪えず刻々と時間は進む。青学大も得点が伸び悩むが、残り1分47秒に#56比江島のアシストから#25永吉がほぼノーマークでゴール下を決めて3点差にし、残り40.5秒に追い打ちをかける#32畠山(3年・PG)のミドルシュートが決まって5点のリード。専修大はオフェンスリバウンドで粘るも頼みの#33館山の3Pが決まらず、万事休す。76-69で青学大が接戦を逃げ切った。

 専修大が長く主導権を握り青学大を最後まで苦しめる展開だった。今年は交代でエースを休ませながら試合を進める戦法を取っていたが、この日はほぼ5人~7人程度で試合を回し、勝負に出た。結果として主力が噛み合った時の強さは十分に証明できたと言えるだろう。次週の東海大戦も注目が集まる。

 青学大は「まだチームが出来上がっていない」(56比江島)と、噛み合わない場面も見えた。主力が抜けていた時期も長く、まだまだチームの完成度は満足できるレベルではない。それでも#56比江島がチームを牽引し、まわりの選手も要所で仕事を果たして無敗をキープしているところは強さの表れ。過去2年間は、圧倒的な強さで優勝しつつもどこかで1敗し全勝は果たしていない。今後取りこぼしなく勝ち進めるか。

青山学院大:12勝0敗
専修大:7勝5敗

※写真:#33館山・#11宇都に加え、専修大は#3廣島の活躍もチームを乗らせた。

※青山学院大・比江島選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【前日から切り替えた筑波大が念願のホームゲーム勝利】
121007TOKUDA.jpg 筑波大のホームゲームということもあって、最終試合の筑波大対明治大は客席や応援団も一体となって会場は盛り上がった。しかしそれとは裏腹に、試合自体は互いに苦しい中で単発のシュートを決め合う重い立ち上がりになる。筑波大は#14坂東(2年・SG)の外、#32武藤(3年・C)の中でバランス良く得点し、明治大は#12中東(2年・SG)や#2目(3年・SG)のアウトサイドが決まるが、両者とも確率は良くなく、互いに単発シュートを決めては落し、落しては決めるというロースコアで得点が推移。1Qは#76星野(3年・SF)が最後に決まった筑波大が4点リードで終了した。2Qに入っても相変わらずのロースコアゲームとなる。しかし残り4分14秒の明治大タイムアウトから、逆に流れを掴んだのは筑波大。厳しいディフェンスで5秒オーバー、8秒オーバーのミスを誘うと、#42坂口(3年・PG)のジャンパー、#50梅津(4年・C)のリバウンドシュートでやや抜け出す。明治大は#12中東のドライブで食らいつくが、トラベリングのミスが出ると#51皆川が2ファウル目。#32武藤がここで得たフリースローを2本決めると、最後は#34池田が連続シュートを決め、34−29と筑波大が僅かにリードして前半終了となった。

 3Qになると完全に筑波大一辺倒の流れとなった。#32武藤のフリースローから入り、#47砂川(4年・PF)はゴール下で合わせて得点。明治大は#16安藤(2年・PG)が自らゴールを奪うものの他の選手の得点が伸びない。その間筑波大は#32武藤が存在感を発揮。ゴール下で得点を重ね、ファウルで止められてもフリースローを落さずに点差が離れる。明治大は3Qを11点ビハインドで何とか繋ぎ、4Q立ち上がりに#12中東のミドルシュートで点差を1桁まで戻す。しかし筑波大は#34池田がドライブをかけてバスケットカウントを獲得。ワンスローも決める。明治大は直後にダブルドリブルのミスが出てしまい良くなりかけた流れをここで逸した。筑波大は#76星野の3Pと#34池田の得点でリードを拡大。明治大も粘るが、筑波大は#6西村(3年・PG)がドライブから2本決めて引導を渡した。最終的にはベンチメンバーもコートに送り出した筑波大が79−62で快勝。ホーム2戦目は白星で飾り、地元の観衆を沸かせた。

 笹山が前日に続いて欠場した筑波大だったが、代わってスタートとなった#6西村がしっかりとゲームを作り4敗を堅持。優勝は厳しい状況だが、2位の東海大の背中は目前に迫り、この日敗戦した専修大と星の差を一つつけた。いずれのチームとも直接対決を残しているだけに、今後一戦一戦が重みを増すだろう。

 明治大は痛恨の3連敗で、9位の日体大に星の上では並ばれてしまった。既に上位の青学大や東海大との対戦は消化しているだけに、早急に入替戦圏外に脱出し、インカレに繋げたい。

筑波大:8勝4敗
明治大:4勝8敗

写真:一般生ながらAチーム入りを果たしている筑波大の4年生徳田。終盤にプレータイムを得て1本決め、応援団を盛り上げた。

※筑波大学・星野選手、武藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2012.10.09 (Tue)

【2012リーグ1部】10/6,7 筑波大ホームゲームレポート

「筑波大学が中心になり、スポーツが多角的に定着すれば」
――地域全体のスポーツ振興を目指して

121006T_7.jpg 筑波大のホームゲームとなった第6週の11節と12節。つくばカピオを舞台にした計10試合はその多くが接戦となり、普段学生バスケットに携わる機会の少ない地元の観衆を沸かせた。ホームゲームの運営について筑波大学スポーツアソシエーション担当者と中心メンバーに話を聞いた。

 元々つくば地区での筑波大ホームゲームは、2009年の筑波大の1部昇格以前から続けられていた。現在のところ、ホームゲーム開催で最も顕著な活動をしている競技がバスケットボールだという。筑波大学スポーツアソシエーション事業推進担当の神林秀彰さんによると「以前から様々な活動を続けてきました。例えばつくばスポーツOnlineというポータルサイトがあるんですが、その中でホームゲームの告知をさせてもらったりしています。バスケットを例にしてつくば市周辺のスポーツ全般、具体的には下は小学生から上は社会人のクラブチームまでが発展して、そこで筑波大学が中心になっていければ良いです」と話す。筑波大バスケットボール部以外でのつくば地区でのスポーツイベント実施を通じ、筑波大学生はもとより地域住民を巻き込んだ地域密着型スポーツイベントを多角的に定着させることも視野に入れている。

121007tsukubastaff.jpg 運営を支えているのは筑波大バスケ部のBチームのメンバー。リーグ戦のメンバーにもエントリーしている4年生の籾井宏一「今年から企業に協賛金を集める動きを始めて、規模を大きくしようとしました。夏休みの練習とこの活動で、夏休みはほぼ潰れましたね」と苦労を明かしてくれた。それでも「将来はお祭りのような感じで規模を大きくしようと話しているので、ある意味文化祭のような感じでもあります(笑)」と楽しそうに続ける。「選手が気持ち良く勝つことが大事なので。今日のように(2戦目)勝ってくれるとやった意味もあるし、ハーフタイムショーも含めて普段は東京まで試合を見に行けないお客さんが観戦して楽しんで頂ければ良いかなと思います」とチームの勝利、観衆の盛り上がりに成果を感じた様子だ。

「スポーツチームの地域密着」が喧伝されて久しいが、それでも筑波大ホームゲーム開催は、まだ発展途上段階。今後どのように進歩を続けていくのか、注目していきたいところである。

写真上:観客席には運動部の統一カラーである筑波フューチャーブルーのTシャツや応援グッズを持つ観客であふれた。
写真下:ホームゲームを運営したのは主にBチームの選手達。前列左から福田、梅原、後列左からリーダーを務めた籾井、越智、石川。

※会場の様子は「続きを読む」へ。

つくばスポーツOnline
筑波大学バスケットボール部

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