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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.09.14 (Sun)

9/14 関東大学1部リーグ 第2週 第2戦

日体大の復調も終盤のミスで初勝利を逃す
東海大は伏兵・鮫島が台頭、無傷の4連勝達成

080914hassakanishimura東海大78(26-26,17-14,16-15,19-18)73日本体育大
第1戦では東海大を後一歩まで追い詰め復調の兆しを見せた日体大。勝ちは拾ったものの相次ぐ怪我人でSFの選手層が薄く、身長差15cmのガードが日体大#27眞庭(4年・F)に対しマッチアップし35点も許した東海大。同じ相手と連戦が続くリーグ戦において、前日からの軌道修正が勝負を分けるポイントの一つだ。

序盤、スターターに抜擢されながら結果を残せなかった東海大#45鮫島(3年・F)が積極果敢に攻め立てる。東海大は鮫島のドライブやミドルシュート、アシストと多彩なオフェンスで、開始5分で10点差をつける。だが1Q終了までに日体大も#27眞庭の3Pや#24于(3年・F)が内外に得点し同点とする。2Qに入ると、東海大は#33西村(4年・PG)、#7遥(2年・F)の連続3Pなどで再び10点差をつけるも、日体大も#15宮村徹(4年・C)がインサイドのスペースに飛び込み連続得点で追い上げ。3Qに入っても外から#27眞庭が連続でドライブを仕掛け同点となる。だが東海大は#7遥が連続得点を奪うと、#27石井(3年・SG)が3Q終了のブザーと同時に3Pを決め59―55のリードをもって最終Qを迎える。
勝負所を見極めるのも強いチームの証。東海大は立ち上がりに#27石井の3Pや#7遥の1対1などでリードを8点に広げる。しかし日体大も#27眞庭の連続3Pで追い上げ。だが日体大は#45佐藤(2年・F)、眞庭が3Pを狙うも入らない。さらに残り3分でプレスを仕掛け眞庭がスティールに成功するも、わずかに阻まれレイアップを決め損ねてしまう。日体大のミスでチャンスを得た東海大はここで#32安部(4年・G)が勝負を決める3P。日体大は#27眞庭が最後まで攻めるがそのまま試合終了。この週も勝ち星を得られなかった。

写真:日本体育大・#3八坂と東海大・#33西村のマッチアップ
※日本体育大・眞庭選手のインタビューは「続きを読む」へ。


我慢比べを制した中央大がリーグ初勝利を上げる
080914syonji日本大68(14-15,20-15,15-20,19-21)71中央大
ロースコアでいきたい中央大と堅いディフェンスを前に仕掛けきれない日本大。この試合、特徴的であったのは試合が終始スローテンポであったことだ。速い展開を好む#13篠山(2年・G)がPGを務める日本大だが、昨年まではハーフコートオフェンスを主体とするチーム。対する中央大は#11小野(3年・C)という得点源不在で点の取り合いでは分が悪い。
序盤、日本大は#13篠山(2年・PG)、#23上江田(3年・F)の連続3Pで先制するが、インサイドの守りが堅い中央大を前に攻めきれない。一方の中央大は日本大のハーフコートオフェンスに合わせるよう、じっくりとオフェンスを組み立て、#4中野(4年・F)のドライブや、#19山田(2年・PG)の3Pなどで着実に日本大についていく。2Qに入ると日本大は#18渡部(1年・G・能代工業)を投入し2本の3Pを決める。だが、中央大も#7佐藤(4年・G)が積極的に仕掛け日本大にリードを許しつつも均衡状態を保つ。
後半に入ると得点の面では互角だが、本来の力やタレントを見れば単発の感が否めない日本大に対し、中央大は#13砂原(3年・CF)、#7佐藤、#6篠原賢、#19山田がそれぞれ3Pを決め、さらに#17吉田(2年・F)がインサイドで奮闘し1点リードで4Qに突入する。4Q中央大は#19山田が3Pを決めるが、日本大も#23上江田の3Pと#10種市(3年・F)の3本の3Pでスパートをかける。だが、中央大も#7佐藤の連続アウトサイドや、この日好調の#19山田の3Pで逆転。さらに日本大は終盤に#13篠山の不運なミスや#23上江田がチャージングを取られるなど点が奪えない。すると、中央大は#4中野のバックドアや#7佐藤が篠山から値千金のスティールを決め5点のリードを奪いそのまま逃げ切り。
選手の能力を加味すれば圧倒的不利な状況下、お互いに仕掛けられないという守りあいの続く我慢比べの展開の試合を制した中央大が1部復帰後、初の白星を手に入れた。中央大はこれをきっかけに現有戦力でも充分に戦えることを証明していきたいところだ。
一方の日本大は終盤のミスをなしと考えても、どこかで主導権を握るポイントが必要であったが、終盤まで淡白なオフェンスとなってしまった。春から復調の兆しが見えたかのように思えたが、同じような試合をしてしまった。序盤戦とはいえ、優勝を狙うには痛すぎる一敗を喫した。

写真:堅い中央大ディフェンスに囲まれながらもシュートを狙う日本大・#21熊。



青山学院大が圧倒的な力で大東文化大を前半で一蹴080914watanabe
青山学院大87(31-16,20-7,23-6,13-20)49大東文化大
青学大があたかも前日の再現をするかのように大東大を圧倒。開始早々に青学大#7渡邉(3年・G)が4連続3Pで先制攻撃を見舞うと、その後もタイトなディフェンスからブレイクを量産。まさに必勝パターンと言うべきか、青学大はコートの5人が組織的に攻守に統率が取れ付け入る隙を与えない。大東大も#41山本(4年・SG)の連続3Pや#9石原(4年・F)の個人技で得点を奪うも青学大を揺るがすには至らない。さらに大東大は青学大のゾーンディフェンスに阻まれ単発の得点に終始。1Qで15点差をつけた青学大はその後控えメンバーを出しながらも徐々にリードを拡大し、最終的には87―49で大勝を収めた。
完敗の大東大。しかし、個々人の能力には目を見張るものがある。特にスターターの#1本田(2年・PG)や#15遠藤(1年・PG・市立船橋)、#13小原(1年・SF・高知工業)などは伸び代がある下級生。ポストで安定した得点源がいないのは大きな痛手ではあるが、持ち前の爆発力で番狂わせを演じられるか期待がかかる。
青学大は無傷の4連勝。現段階で判断するには早すぎるが、早くも負けのついた日本大や主力の怪我に悩む東海大に比べると青学大以上に安定した試合運びをするチームはいない。優勝争いが熾烈となるのは後半戦、専修大や昨年唯一の黒星をつけた日体大がピークに持ってくれば面白い存在となりそう。このまま青学大はリーグを独壇場とし2連覇達成となるか。

写真:序盤から3Pが好調だった青山学院大・#7渡邉。

※専修大VS法政大は別途掲載します。

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【INTERVIEW】
080914maniwa◆#27眞庭城聖(日本体育大・4年・主将・F)
―2週目を終えてまだ勝ち星がありませんが、どういう心境ですか?
「やっぱり専修戦が入りが最悪だったんですけど、東海とやって負けはしたんですけど得たものは大きかったと思うんで、来週は勝てるっていう雰囲気はチーム全体に流れていますね。負けたけど気持ちは落ちてはないですね」

―得たものというと?
「専修の時に全く動きがなくてやられた部分が大きかったんで、東海戦にいくまでの一週間でみんなで動いて、そこから展開しようってなって、その練習をずっとしていて。それが東海戦ではできて接戦に持ち込めたことと、4Qまで接戦に持ち込もうっていう作戦だったのでそれが2試合ともできたことがよかったと思います」

―では、終盤まで接戦に持ち込んで勝ち切れなかったのはなぜですか?
「勝負所で東海の方が上手だったっていうのと自分たちのミス。自分たちのミスが大きかったと思います。その接戦になったときにリードされてしまう。ディフェンスでこらえきれなかったのが敗因だと思います」

―4年目のリーグという経験があるわけですが、それを踏まえてリーグ戦はどうですか?
「4年間は早いなって感じますけど、4年目が一番マークがきつくなった年ですね。ディナイとか自分につく相手はヘルプ行かないとかとにかくシュートを打たせてくれない。去年もきついと思ったんですけど、今年はさらにきつくなったと思いますね」

―スターターにルーキーの横江選手を起用してますが、どうですか?
「1年生でガードポジションっていうのはきついと思うんですけど、他の大学もほとんど3、4年生とかで、下級生は日大の篠山君くらいしかいないんで。やっぱ監督たちからだと経験させたいから出していると思うんで。専修戦は結構やらかして、東海戦も相手の2ガードがすごいからやられると思ったんですけど、意外と対等にやれてるんでそこは成長したんじゃないかなと思います」

―自分の最終学年の年に下級生の経験を積ませることに複雑な気持ちはありますか?
「それはチームでそういうふうに言ってるんですけど、自分たちが采配できることじゃないから仕方ないこととして。ただ1年生ですが、ガードポジションなんでミスしたら言うし、横江にも“俺ら上級生やけど、指示を出せ。コートに出たらみんな一緒や”ということは言ってます」

―日体大というと伝統が付きまとうと思うのですが、ここ数年芳しい結果を残せてないことに関してプレッシャーはありますか?
「今は本当に日体は苦しい時期にいるんですけど、その伝統とかは今は関係ないんで。ずっと負けてきているから、こっちはチャレンジャーなんで。受身になる必要はないんで、向かっていこうって気持ちでやるのがチームの目標になってます」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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