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2008.10.29 (Wed)

10/29関東大学入れ替え戦 日本体育大VS筑波大 第3戦

学生バスケの代名詞として君臨してきた日体大が遂に降格
筑波大は大逆転で1部への扉を開く

日本体育大(1部7位)66(22-10,15-17,21-18,8-28)73筑波大(2部2位)
081030t1.jpg1勝1敗に戻った戦いが、遂に終幕を迎えた。

長らく学生バスケットを支え、牽引してきた日本体育大学。学生バスケの歴史の大半は日体大の歴史といっても過言ではない。過去、幾多のチームがこれに挑み、破れてきた。数々の名選手を輩出し、伝統と名声は他に並ぶものはなく、「日体」であることのプライドは他選手を遙かに凌駕していた。
だが、時代は移り変わる。各大学は熱心な強化活動を行い、新しいトレーニング法やコーチングが大学バスケに取り入れられ、その力を飛躍的に伸ばし始める。いつしか日体大というだけでは威厳は保てなくなった。ここ数年苦しい戦いを強いられ、そして遂に入れ替え戦という背水の陣に至った。

歴史的な戦いの相手となったのは筑波大。2004年に2部降格となってから何度も2部上位で足踏みを繰り返した。入学時から期待され続けてきた選手たちは4年生となった。大舞台に弱いと言われ続けてきたチームは、一昨年と同じく入れ替え戦の第3戦までもつれこむ。

試合はともに気持ちのこもった好勝負だった。そしてその気持ちがわずかに上回った筑波大に、勝利の女神は微笑んだ。

写真:昇格の瞬間、選手達がコートで喜びを弾けさせた。

※試合のレポートと筑波大・梁川選手、中務選手、木村選手、富田選手、高橋選手、鹿野選手、片峯選手、日本体育大・赤石選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.10.29 (Wed)

10/29 関東大学入れ替え戦 拓殖大VS関東学院大

前半は互角の展開も、後半はワンサイドゲームに
意地を見せた拓殖大が2部を守りきる

拓殖大(2部7位)115(26-25,28-23,21-9,40-27)84関東学院大(3部A2位)
081028nagai.jpg2部に残りたい拓殖大と2部に上がりたい関学大。
それぞれが強い気持ちを持って臨んだこの入れ替え戦。前半は互角の展開になる。拓殖大は、この負けられない試合でようやくコートに立った#21寒竹(4年・F)のシュートを始め、5人が小気味良くシュートを決めていく。対する関学大は、もちろん#1パプ(2年・C)で応戦。高さを生かしてゴール下を支配し、次々と得点を奪う。また、外からは#16高杉(3年・F)や#13山下(4年・F)の3Pが決まる。1Qはこのまま競った展開が続いた。2Qの立ち上がりに関学大#1パプがバスケットカウントで関学大がリードを奪うが、拓殖大も#22松崎(2年・G)がすぐさま決め返して、依然として競り合う。だが、拓殖大は#21寒竹の2つのバスケットカウントと、3Pでじりじりと点差を離していく。関学大は#1パプがなんとかゴール下で粘って、前半終わって54-48。終盤に決まった#21寒竹のシュートで拓殖大が6点リード。

ハーフタイムもスタート5人を集めてミーティングを行っていた拓殖大。後半へ向けても抜かりはない。立ち上がりからゾーンディフェンスを仕掛けて、関学大を苦しめる。オフェンスでは#1宮城(4年・G)のスティールから生まれた#21寒竹の得点をはじめ、#3宇佐美(3年・G)の3Pも決まってリードを広げる。対する関学大は、拓殖大ディフェンスの前に苦しんで3分間無得点。3Q中盤、拓殖大#21寒竹の得点が決まると、点差は9点に。関学大はタイムアウトを取るが、流れは変わらない。ここから拓殖大は大きくリードを奪っていく。なんとか追いすがりたい関学大だが、#1パプがオフェンスファウルを吹かれ、ファウル4つ。なかなか思うように攻められず、リードは広がるばかり。4Qの立ち上がりに拓殖大#99長谷川(1年・F・能代工業)がスティールからダンクを連続で決めると、完全に拓殖大ペースとなった。#1宮城、#3宇佐美の高確率で決まる3Pはもはや止められない。関学大も#1パプや#32前田(1年・F・延岡学園)らが得点を重ねるも、点を取っても縮まらない点差に徐々に集中力を欠いていく。残り2分、拓殖大はベンチ入りしていた4年生が全員出場。#51下中(4年・F)は得意のダンク、#44山田(4年・G)は3Pを沈めて拓殖大ベンチは大盛り上がり。結果、115-84で拓殖大が快勝。2部残留を決めた。

かつては1部リーグ所属、2002年に2部リーグに降格してからは、なかなか結果が出せなかった拓殖大。その後も見る見るうちに沈んでいき、今年は遂に3部Aとの入れ替え戦を経験することに。高校時代は全国制覇、全国準優勝という#1宮城、#21寒竹というキャリアのある選手がいながらも、チームは苦しい戦いを強いられた。何がそうさせてしまったのかというのは宮城がインタビュー内で語っている。
残留を決めた瞬間、拓殖大の面々は歓喜の声をあげた。だが、「自分はやらなくてはいけないことをやっただけ。出来は普通」と主将・宮城が言う通り、この入れ替え戦での勝利というものは決して満足できる結果ではない。2部昇格を目指しているチームはたくさんある。それを今回、目の当たりにした拓殖大はこのことを忘れてはならない。そして、来シーズンも2部でプレーできるということ。これがどういうことだかを重々理解して来シーズンに臨んで欲しい。

※拓殖大・宮城選手、関東学院大・山下選手、パプ選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.10.29 (Wed)

10/29 関東大学入れ替え戦 順天堂大VS國學院大

強いインサイドと高確率のシュートを取り戻した順天堂が
1年で2部復帰を狙った國學院大を破り、2部を堅守

順天堂大(2部8位)98(19-9,29-16,27-24,23-28)77國學院大(3部A1位)
081029yamamoto.jpgゲームは出だしから順天堂のものだった。2部ではなかなか通用しなかった力をこの試合にぶつけた。#10山本(3年・C)、#18趙(1年・C・藤枝明誠)の強いインサイドに、スラッシャーである#4綿貫(4年・F)、アウトサイドを固める#5北村(4年・G)、#6渋谷(4年・G)らが本来持っている力をそのままコートに表現する。一方の國學院大はそうした順天堂の勢いに押され、こちらは持てる力を発揮できない。國學院大らしさを発揮する前に順天堂大に引き離され、完全に出鼻をくじかれてしまう。

2Qになり落ち着いたか、國學院大は得点では押し戻すも、逆転するには至らない。心理的に優位に立った順天堂大はリバウンドをもぎ取り、またノーマークになった渋谷らが簡単に3Pを決めていく。國學院大はインサイドで#5成田(4年・C)や#41傳田(3年・F)が決めきれず、アウトサイドも安定しない苦しい時間を過ごすことになった。それでも、後半主将の#1須永(4年・G)がコートに出ると次第に落ち着いたゲーム運びができるようになる。だが、序盤の差が全てだった。追いつくことに力を割かねばならなかった展開で、勝負にまで持ち込むことは不可能だった。1年で復帰を誓いこの一戦にかけてきたが、入れ替え戦を突破することは叶わず、悔しい敗戦を迎えた。

一方、歓喜の声をあげたのは順天堂大。一発勝負の入れ替え戦で、持っている力をそのままコートに出して2部に踏みとどまった。ケガに泣き、苦しんだリーグだったが、来年にたすきをつないでリーグを終えた。

写真:インサイドで力強さを発揮した順天堂大・山本。

※順天堂大・綿貫選手、北村選手、國學院大・須永選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.10.29 (Wed)

10/29 関東大学入れ替え戦 千葉商科大VS獨協大

獨協大、3年ぶりの3部復帰!
千葉商科大は敗れるも最後まで“らしさ”見せる

千葉商科大(3部B5位) 95(26-33,8-24,23-24,38-37)118 獨協大(4部4位)
081029dokkyo上位まであと1歩の5位となっても、下部リーグとの入替戦で勝たねば翌年の立場が保障されないのが3部Bリーグの宿命だ。今年、3部Bで5勝をあげて5位となった千葉商科大は、4部4位の獨協大の挑戦を受けて立った。昨年、3部昇格を決めた時と全く逆の状況だった。

能力に光るものはあるもののスロースタートの千葉商科大に対し、獨協大は#16須佐創(3年・F)らのアウトサイドシュートで先制攻撃を加える。1Qは千葉商科大も決め返してハイスコアゲームとなるが、勝負が分かれたのは2Q。闘志溢れるリバウンダーの#8田中(3年・F)をケガで欠く千葉商科大のインサイドを、獨協大のルーキー#15森田(1年・C・市立柏)がこじあけ、着実に加点していく。さらにサイズのハンデをカバーする運動量あふれるディフェンスから速攻・3Pも決まり、あっという間に点差を20とした。
後半、千葉商科大は#7伊賀(4年・SG)が怒涛の攻撃を見せるが、獨協大の勢いも衰えず点差は変わらないまま4Qを迎える。獨協大は下級生が4年生の花道をお膳立てした形となり、ラスト3分間は3人の4年生のプレーに一喜一憂となった。一方、千葉商科大も点差があいても#7伊賀ら4年生を中心に互いに声を掛け合い、最後まで顔を上げてプレー。「勝っているときはノリノリ、負けているときはしっかり」という“千葉商科らしさ”を最後まで見せてくれた。昨年3部昇格の原動力となった今の4年生が抜け、来シーズンは新しいメンバーで3部再挑戦となる。
獨協大は、3年ぶりの3部復帰。今年のチームで唯一3部でプレーした経験を持つ4年生が、3年生以下に大きな財産を残した。

写真:獨協大は終盤コートに立った#4遠藤ら4年生が笑顔でプレー。コーチ不在の中、練習メニューを考え、ベンチワークを担ってコートに立つ下級生を支えてきた努力が報われた。

※獨協大・須佐創(はじめ)選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.10.29 (Wed)

10/29入れ替え戦結果

千葉商科大(3部B5位)95(26-33,8-24,23-24,38-37)118獨協大(4部4位)
順天堂大(2部8位)98(19-9,29-16,27-24,23-28)77國學院大(3部A1位)
拓殖大(2部7位)115(26-25,28-23,21-9,40-27)84関東学院大(3部A2位)
日本体育大(1部7位)66(22-10,15-17,21-18,8-28)73筑波大(2部2位)

※獨協大の3部B昇格
※筑波大の1部昇格

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2008.10.28 (Tue)

10/29入れ替え戦予定

大東文化大と慶應義塾大の対戦が2戦で終了したため、入れ替え戦最終日の対戦は以下のように決まった。

11:00 千葉商科大(3部B5位)-獨協大(4部4位)
12:40 順天堂大(2部8位)-國學院大(3部A1位)
14:20 拓殖大(2部7位)-関東学院大(3部A2位)
16:00 日本体育大(1部7位)-筑波大(2部2位)

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2008.10.28 (Tue)

10/28関東大学入れ替え戦 大東文化大VS慶應義塾大 第2戦

昨年の無念を晴らし、慶應大が1部復帰!
大東大も意地を見せるが残留は叶わず

大東文化大(1部8位)84(22-26,15-29,27-27,20-24)106慶應義塾大(2部1位)
081028keio.jpg「大東大ともう一度戦って1部へ帰りたい」
春から慶應大の選手達が言い続けていたことだ。昨年、阿部(レラカムイ)、竹野(bj新潟)ら4年生主体の大東大に敗北した苦い入れ替え戦を、誰も忘れてはいなかった。そして実現したリベンジマッチ。第1戦を戦って力の差ははっきりとしていた。もちろん2戦目に向けて慶應大に油断はない。序盤から高い確率でシュートを決めてリードを保つ。大東大もこのまま終われない気迫で、1戦目よりも気持ちのこもったプレイを展開したが、慶應大の勢いの前にはそれも届かなかった。

慶應大はベンチ入りした4年生全員を出場させ、2連勝で見事昇格。苦しい思いでチームを去った昨年の主将・加藤らOBらも駆けつけた試合で、後輩は見事に結果を出して見せた。代々木体育館に「若き血」の合唱が響き渡った。

※試合のレポートと慶應義塾大・鈴木選手のインタビュー、小林選手のコメントは「続きを読む」へ。

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2008.10.28 (Tue)

10/28入れ替え戦レポート

慶應義塾大が圧勝で最短・1年での1部復帰を決定
日本体育大は底力を見せ、筑波大と1勝1敗に押し戻す!

5試合が行われた入れ替え戦2日目。兄弟校対決となった城西大と城西国際大の試合は序盤から圧倒した城西大がそのまま大差で4部を守るなど、地位をキープする戦いがあった一方、この日は昇格が2つあった。4部で勝ち上がった東京理科大が昨年昇格したばかりの明治学院大を下し3部Bへと昇格。慶應義塾大も大東文化大に2連勝で1部復帰を決めた。
日本体育大と筑波大の対戦は、序盤筑波大がリードしながらも、日体大必死のプレーに気圧されたか逆転負け。しかも控え選手相手で力を出し切れなかった。注目の対戦は最終日で決することとなった。



オフェンス能力&ディフェンスでも粘った
明星大が4部残留を決める

明星大(4部17位)99(25-14,25-14,22-9,24-25)62朝鮮大学校(5部8位)
081029ogawa.jpg4部得点王、主将#0柳谷(3年・F)率いる明星大は昨年5部から昇格。4部リーグでは上位まで行けずに苦しみ、入れ替え戦に回った。しかし元来押せ押せのオフェンスチーム。朝鮮大学校相手に序盤から飛ばし、得点を量産する。この日は4部リーグでもあまり見せなかったディフェンスにも積極的で、相手オフェンスを必死に止めた。

既に前半で勝負あり、という点差がついた試合。惜しくも柳谷はアグレッシブさが災いして5ファウルとなってしまったが、その分他のメンバーが奮闘を見せた。最後には4年生も出場させ、代々木でのリーグ最終戦を見事勝利で飾って4部リーグ残留を決めた。4部リーグ上位進出にはまだ課題は多いが、来期の奮闘も期待したい。

写真:4Q終盤、見事3Pを決めた#23小川(4年・F)は4年間の思いを実らせるような笑顔を見せていた。ベンチも大盛り上がりとなった。



互いに必死さが見えた好勝負は東京理科大に軍配!
明治学院大は惜しくも1年で4部へ後退

明治学院大(3部B6位)59(16-17,14-18,20-20,9-22)77東京理科大(4部3位)
081029rikadai.jpg4部3位ながらサイズもあり、4部リーグで洗練されたバスケットを展開していた東京理科大。対するは昨年勝利して見事3部B昇格したばかりの明治学院大だ。序盤から互いに一歩も引かない接戦が展開される好勝負は、フィジカルの強さが勝った東京理科大が次第に明治学院大を押す形となった。

1Qから点の取り合いとなったが、明学大はサイズのある理科大のペイント内に攻め込めず、外が中心。しかしこれがなかなか決まらず得点を量産できない。一方の理科大は明学大の激しいディフェンスにあって決めきれないシーンも目立つが、内外からオフェンスを仕掛ける。1Q、2Qともわずかに理科大が勝ったが、明学大も気迫では一歩も引かないデッドヒートとなった。両校応援も必死に声を張り上げ、代々木は俄に騒然とした空気に包まれる。

試合は後半、理科大ペースにシフトしていく。明学大はシュートが決まらず、3Q終盤に8点差をつけられ苦しい時間帯が続いた。しかし3Qの終わりに3Pブザービーターでなんとか5点差に押し戻し、望みをつなぐ。しかしやはりインサイドの強さがある理科大がその後もペースを握った。明学大は4Q9点に終わり、理科大の前に屈した。昇格1年での苦い降格。一方の理科大は歓喜に包まれ、Bとはいえ、38年ぶりの3部へとステップアップを果たした。

写真:必死のディフェンスを見せる明学大に理科大も苦しんだ。



#27眞庭離脱も脅威の粘りが日体大に1勝をもたらす
筑波大は一昨年と同じく最終決戦へ望みをつなぐ

日本体育大(1部7位)85(15-22,22-8,22-19,26-26)75筑波大(2部2位)
081028horita.jpg注目の第2戦、筑波大がこのまま決めて日体大が歴史的な瞬間を迎えるのか、それとも日体大は日体大でありえるのか、慶應大歓喜の名残が漂う代々木には異様な空気が立ちこめた。そんな中で始まった戦いは、「死力を尽くす」という言葉がぴったり当てはまるような、日体大が「気持ち」を見せつける試合となった。

試合開始18秒、日体大にアクシデントが起きた。エースで主将の#27眞庭(4年・F)が負傷退場。リーグ戦中、眞庭が負傷退場した後、チームが崩れて敗北という試合があった。そんな不安もよぎるが、この日の日体大は気迫が違う。眞庭の穴を埋めるように#12堀田(3年・G)や#15宮村徹(4年・C)らが粘り、序盤は日体大ペースに。激しいディフェンスと勢いで筑波大を飲み込み、リードを奪う。だが、筑波大も1Q終盤に#31梁川(4年・G)、#13片峯(3年・G)の3Pで得点し、1Qは筑波大がリードを奪い返して終了。2Qの立ち上がりは互いにシュートが入らない。だが、その均衡を破ったのは日体大だった。#23横江(1年・G・光泉)の速攻、#15宮村徹のリバウンドシュートが決まる。さらにその後も#24于(2年・F)のゴール下が連続で決まり、逆転に成功。その間、約6分。筑波大は無得点。残り4分17秒でようやく#47富田(4年・F)のジャンプシュートで初得点も、すぐに日体大#23横江に決め返されて日体大リードは変わらず。なんとか持ち直したい筑波大だが、ミスも出てしまい、結局このQに奪った得点はわずか8点。日体大に7点のリードを許し、後半へ。

この日も筑波大の司令塔はファウルトラブルに悩まされる。#13片峯は後半開始2分で3ファウルとなりベンチへ。その後すぐに日体大インサイド陣に3連続得点され、筑波大はたまらずタイムアウト。だが、タイムアウト明けも日体大#45佐藤(2年・F)に3Pを許すなど、流れを断ち切ることが出来ない。ここで筑波大はゾーンディフェンスを展開。これが功を奏し、ディフェンスでは成功。日体大を2分ほど無得点に抑える。だが、オフェンスは単発で得点が奪えない。チャンスを生かしきれなかった筑波大は日体大を捕らえられない。最後の10分では前線からディフェンスをしかけて日体大のミスを誘発した筑波大。一時は6点差まで詰めるものの、その後の一本が出ない。詰めても詰めても日体大に返される筑波大。結局、最後まで点差を返すことが出来なかった筑波大は昇格を決めきれず。1部入れ替え戦は第3戦までもつれ込むこととなった。

081028nitaai.jpg2戦目、眞庭が下がった後も頑張り続けたのは#15宮村徹だ。リーグ戦中はファウルトラブルに悩まされ、実力を発揮しきれない試合が続いていた。眞庭の離脱がチームに集中力をもたらしたと言えるかもしれない。そして、キーマンとなったのは#12堀田。昨年スタメンを獲得するも、今期はなかなか出番をもらえていなかった。だが1戦目で好ディフェンスを見せると、2戦目もコートに出された端から確実に仕事をこなして数々のファインプレイを見せた。さらには、応援もチームを盛り上げる。100人を越える部員たちが全員でチームを後押しする。年々大人しくなっている伝統の応援ではあるが、やはりこの一体感が日体大には不可欠と思わせられた。筑波大はこうした勢いの前に完敗。実力やキャリアでは日体大を凌駕する選手たちのはずなのに、相手の気迫に圧倒されて筑波の悪い面が出てしまった格好だ。

勝負は振り出しに戻った。入れ替え戦は実力以上に気力が必要とされる試合。最後に一番強い気持ちを見せた方が最終戦を勝つだろう。

写真:(上)激しいプレイでぶつかり、顔を腫らしてベンチへ下がった堀田をメンバーが「よくやった」という風に抱きとめた。
(下)観客席の一角を埋め尽くした日体大の応援団。これだけの大人数による恒例、「乗ってけ」の応援は壮観。

※大東文化大VS慶應義塾大は別途掲載します。

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2008.10.28 (Tue)

10/28入れ替え戦結果

城西大(4部18位)106(23-18,28-10,30-25,25-21)74城西国際大(5部7位)
明星大(4部17位)99(25-14,25-14,22-9,24-25)62朝鮮大学校(5部8位)
明治学院大(3部B6位)59(16-17,14-18,20-20,9-22)77東京理科大(4部3位)
大東文化大(1部8位)84(22-26,15-29,27-27,20-24)106慶應義塾大(2部1位)
日本体育大(1部7位)85(15-22,22-8,22-19,26-26)75筑波大(2部2位)

※城西大は4部残留
※明星大は4部残留
※東京理科大が3部B昇格
※慶應義塾大が1部昇格

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2008.10.27 (Mon)

10/27入れ替え戦レポート

余裕を見せて千葉大が逃げ切る
千葉大(4部20位)83(18-20,22-15,28-13,15-17)65首都大学東京(5部5位)
091027chiba.jpg4部下位リーグ8校のうち、4校が5部へ自動降格、残り4校が5部と入れ替え戦を行う。4部リーグは1部や2部以上に過酷で、選手も必死なリーグだ。その4部下位リーグで4勝3敗の千葉大が首都大学東京と対戦した。

試合は開始から千葉大がリード。実力差は大きく、大差をつけてそのまま余裕で逃げ切るかと思われた。しかし控えメンバーにした千葉大に対し、首都大が粘り、一時は10点差まで追い上げることに成功する。しかし、最後は千葉大もつけ込ませることなく逃げ切りを決め、4部にとどまる勝利をあげた。

写真:試合後、千葉大の選手が安心したように笑顔になった。



文教大は粘るが、桐蔭横浜大の勢いの前に届かず
桐蔭横浜大(4部19位)95(27-17,25-25,24-19,19-21)82文教大(5部6位)091027toin.jpg
千葉大と同じく、4勝3敗で4部下位リーグを終えてきた桐蔭横浜大。対する文教大は前半から勢いよく攻めていく。1Qを終えて、点差は10点を境に行きつ戻りつという格好になった。しかし2Qに文教大のリバウンドが取れ出すと、リズムが好転。一時は5点差にまで詰め寄ることに成功する。しかし桐蔭横浜大も黙ってはいない。#15石田(1年・SG・土浦日大)が積極的にオフェンスを仕掛け、連続ミドルシュートで文教大の追い上げを断ち切る。そのまま桐蔭横浜大が再びリードを広げると、文教大は必死に追い上げるが追いつくまでには至らない。
結局、文教大の追撃をかわしてそのまま桐蔭横浜大が4部残留を決めた。

写真:石田のシュートが桐蔭横浜大にいい流れを持ってきた。



下級生主体でふんばりがきかない大東大
慶應大は控えも出場させて30点差の勝利

大東文化大(1部8位)64(16-25,13-22,10-21,25-26)94慶應義塾大(2部1位)
081027iwashita.jpg1部で2勝しかできなかった大東文化大と激戦の2部で12勝してきた慶應義塾大。奇しくも昨年の入れ替え戦と同じカードとなった対戦は、慶應大が地力の差を見せつける格好となった。

序盤の立ち上がりはともに重く、慶應大は再三ターンオーバーを繰り返す。大東大は#7今井(1年・C・青森山田)が#7岩下(2年・C)をうまくかわしてゴール下でシュートを入れる。#41山本エドワード(4年・G)も華麗なレイアップを決めて度肝を抜く。慶應大は1Q残り5分の#4鈴木(4年・F)の3Pを皮切りに#15酒井(2年・F)、#7岩下のカットから#10小林(3年・G)の速攻、#16二ノ宮(2年・G)もスティールから速攻を決めて一気に差をつけた。大東大はこうした勢いの前に攻め手が少ないが、2Qに#9石原(4年・F)の3Pで6点差に戻す。しかしこの日は気迫の見えるプレーが光る#7岩下がバスカンを決め、#10小林の連続3Pが出ると完全に慶應大ペースとなった。

このまま慶應大が逃げ切るかと思われた後半、大東大も意地を見せる。#41山本、#15遠藤(1年・PG・市立船橋)の連続3Pが決まると#9石原のミドルシュートで点差を詰める。この間慶應大はアウトサイドが入らず、ターンオーバーが続くが、それでも優位は揺るがない。4Q、大東大はリーグ戦では出番のなかった#21鈴木(4年・SF)を投入。高確率でシュートを決めていくが、それ以外は慶應大ディフェンスの前に得点を伸ばすことができない。終盤は余裕の出た慶應大が控えのメンバーをコートに送り出した。#6青砥(4年・F)、#9神田智(3年・G)ほか、1年生も#19春本(1年・PF・春日部)、#18金子(1年・G・春日部)、#23原田(1年・C・岡崎城西)、#21松谷(1年・F・福大大濠)らも臆することなく得点を決め、大差で1戦目を勝利した。

慶應大が最短の1年での1部復帰なるか、大東大が意地を見せるのか。昨年は第3戦までもつれこんだ対戦だが、2戦目が待たれる。

写真:この日は再三ボールに絡んだ岩下。「今日ぐらいやってくれれば大丈夫」と佐々木HCも及第点。



#5中務のダンクに沸いた筑波大
日体大は終盤好ディフェンスを見せるも敗北

日本体育大(1部7位)61(19-23,17-29,15-11,10-12)75筑波大(2部2位)
081027hiitai.jpg第1戦を制したチームが入れ替え戦の勝利に大きく近づく。1部残留を果たし伝統を守りたい日体大と悲願の1部返り咲きを目指す筑波大。それぞれの応援団が観客席を埋め、日筑戦となった試合で先手を取ったのは筑波大だった。

開始2分20秒、筑波大の司令塔#13片峯(3年・G)が2ファウルでベンチへ。片峯の替わりに入ったのは1年生の#34田渡(1年・G・京北)。入れ替え戦という大舞台ながら、田渡は臆することなくプレーする。試合はここまで一進一退の展開。だが、1本のプレーが流れを変える。筑波大#5中務(4年・F)の豪快なダンクだった。このプレーで勢いづいた筑波大は#32木村(4年・C)のシュートも決まってリードを奪う。対する日体大は、筑波大のディフェンスを前にミスを連発。また、オフェンスもシュートで終わることが出来ない。タイムアウトで立て直しを図るも、打開策は見当たらず。結局、筑波大#31梁川(4年・G)、#32木村ら4年生に得点を許し、16点ビハインドで前半を終える。

後半は日体大が粘る。前線からディフェンスを仕掛けると筑波大がそれにはまる。ボールを運ぶのに時間がかかり、そこからのオフェンスも単発に。筑波大にタイムアウトを取らせる。その後も日体大はディフェンスで筑波大からミスを誘い、そこから#11冨江(3年・F)の3Pや#27眞庭(4年・F)のブレイクなどで着々と得点を詰めていく。4Qの残り6分台には6点差。だが、その後の1本が決まらない。ディフェンスでは#12堀田(4年・G)が好ディフェンスを見せるも、得点に繋げられず。逆に筑波大は#32木村のインサイドなどで得点を重ね、再び点差は10点に。終盤、日体大はシュートが落ちて最後まで筑波大を捕らえられず。第1戦は筑波大が勝利。1部昇格に王手をかけた。

日体大が筑波大を追い込めるとしたら、やはり後半に光ったディフェンスを持続させること。これに尽きるだろう。筑波大もフリースローを落とすなど、決して調子がいいとは言い切れない。日体大は筑波大から星を奪って第3戦まで持ち込めるか。

写真:片峯を激しいディフェンスで囲む日体大。ヘルドボールを奪うなど、気迫が感じられるプレーを見せたが、課題はそれを40分間できるかどうか。
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2008.10.27 (Mon)

10/27入れ替え戦結果

千葉大(4部20位)83(18-20,22-15,28-13,15-17)65首都大学東京(5部5位)
桐蔭横浜大(4部19位)95(27-17,25-25,24-19,19-21)82文教大(5部6位)
大東文化大(1部8位)64(16-25,13-22,10-21,25-26)94慶應義塾大(2部1位)
日本体育大(1部7位)61(19-23,17-29,15-11,10-12)75筑波大(2部2位)

※千葉大は4部残留
※桐蔭横浜大は4部残留
※1部入れ替え戦は3戦2勝方式で行われる。先に2勝した方が勝ちとなる。

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2008.10.27 (Mon)

入れ替え戦日程

10月27日(月)
13:00 千葉大(4部20位)-首都大学東京(5部5位)
14:40 桐蔭横浜大(4部19位)-文教大(5部6位)
16:20 大東文化大(1部8位)-慶應義塾大(2部1位)
18:00 日本体育大(1部7位)-筑波大(2部2位)

10月28日(火)
11:00 城西大(4部18位)-城西国際大(5部7位)
12:40 明星大(4部17位)-朝鮮大学校(5部8位)
14:20 明治学院大(3部B6位)-東京理科大(4部3位)
16:00 大東文化大(1部8位)-慶應義塾大(2部1位)
17:40 日本体育大(1部7位)-筑波大(2部2位)

10月29日(水)※火曜までの対戦結果により試合内容が異なる
1)大東大-慶應大、日体大-筑波大の試合が28日までに決着がついた場合
11:00 千葉商科大(3部B5位)-獨協大(4部4位)
12:40 順天堂大(2部8位)-國學院大(3部A1位)
14:20 拓殖大(2部7位)-関東学院大(3部A2位)

2)大東大-慶應大の試合が28日までに決着がついた場合
11:00 千葉商科大(3部B5位)-獨協大(4部4位)
12:40 順天堂大(2部8位)-國學院大(3部A1位)
14:20 拓殖大(2部7位)-関東学院大(3部A2位)
16:00 日本体育大(1部7位)-筑波大(2部2位)

3)日体大-筑波大の試合が28日までに決着がついた場合
11:00 千葉商科大(3部B5位)-獨協大(4部4位)
12:40 順天堂大(2部8位)-國學院大(3部A1位)
14:20 拓殖大(2部7位)-関東学院大(3部A2位)
16:00 大東文化大(1部8位)-慶應義塾大(2部1位)

4)大東大-慶應大、日体大-筑波大の試合が28日までに決着がつかなかった場合
11:00 千葉商科大(3部B5位)-獨協大(4部4位)
12:40 順天堂大(2部8位)-國學院大(3部A1位)
14:20 拓殖大(2部7位)-関東学院大(3部A2位)
16:00 大東文化大(1部8位)-慶應義塾大(2部1位)
17:40 日本体育大(1部7位)-筑波大(2部2位)


◆アクセス
国立代々木競技場第二体育館
JR山手線「原宿」駅 徒歩約8分
JR山手線「渋谷」駅 徒歩約15分
地下鉄千代田線「明治神宮前」駅 徒歩約8分

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2008.10.20 (Mon)

関東大学リーグ3部A最終結果&総括

1年間のすべてをかけた14戦
3年ぶりの混戦を抜けたのは國學院大と関学大!


081019_3buall3部Aリーグの1・2位は、昨年・一昨年とも圧勝で決まった。だが今年は一転、3年ぶりの混戦となった。3年前は国士舘大・神奈川大・白鴎大が10勝4敗で並び、対戦成績によって国士舘大と神奈川大が入替戦に進出。今年、それに劣らない混戦を抜けたのは國學院大と関東学院大だった。
一方、インカレ出場権のない3部A以下のチームにとっては、この秋のリーグが1年間の集大成となる。躍進したチームも、思い通りにいかず苦しんだチームも、最後は「自分達にできることをやりきった」という充実の笑顔だった。
國學院大の強さ、混戦を生んだドラマ、降格回避争い、そして3部Aらしさを振り返る。

写真:3部A全員集合!

■最終結果 1・2位、3・4位は直接対決の結果、6・7位は直接対決の得失点差による
優勝  國學院大  11勝3敗  ※2部8位順天堂大との入替戦へ
2位  関東学院大 11勝3敗  ※2部7位拓殖大との入替戦へ
3位  立教大   10勝4敗
4位  神奈川大  10勝4敗
5位  駒澤大   8勝6敗
6位  玉川大   3勝11敗
7位  東京成徳大 3勝11敗  ※3部B自動降格
8位  江戸川大  0勝14敗  ※3部B自動降格

3部A総括と個人ランキング最終結果は「続きを読む」へ。

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2008.10.19 (Sun)

10/19 関東大学1部リーグ 最終週 青山学院大VS日本大 第2戦

青山学院大が大差で優勝決定
リーグ2連覇の偉業を達成し、目指すは3冠

青山学院大97(28-14,28-7,19-13,22-17)51日本大
081019aogaku2.jpg前の試合で東海大が専修大に勝ったことにより、優勝するには勝つしかなくなった青山学院大。だが、周囲の考えるプレッシャーをよそに、王者らしく自分たちのバスケットを体現。前日に続き日本大に大差をつけ危なげなく勝利した。長いリーグ戦を全員出場という形で締めくくり、チームとしての優勝を印象付けた。
青山学院大は2年連続7回目のリーグ戦優勝。トーナメントに続きリーグ戦との2冠を達成した。次の目標はインカレを制覇して3冠、ここしばらくどのチームも達成できていない大きな偉業へ挑む。

写真:胴上げで宙を舞う主将・梅田。「長谷川監督のもと、3冠へ向けて頑張りたい」と語っていた。

※ゲームレポートと青山学院大・長谷川監督、荒尾選手、渡邉選手、小林高晃選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.10.19 (Sun)

10/19 関東大学1部リーグ 最終週 東海大VS専修大 第2戦

最終順位を巡る接戦を制したのは東海大
2位でリーグ戦を終了

東海大83(22-15,20-24,18-24,23-15)78専修大
081019tokai.jpg最終日にもかかわらず、第一試合から終わったムードの漂う1部で唯一見応えのあったのがこの試合。東海大が勝ち、青学大が負けることがあれば優勝は東海大に転がり込む。専修大が既に東海大を越えられない状況となっても、東海大には負けられない最終戦となった。

試合は第1戦と同じく互いの持ち味の出た接戦となった。前半はシュートが良かった東海大だが、後半失速。専修大に逆転されあわやと思わせたが最後は粘りを見せた。結局青学大が勝利したため、優勝は叶わなかったが、昨年3位から一つランクアップの2位。今期無敵の青学大に唯一黒星をつけ、得失点差で上回りながらも、日本大に対する1敗が順位を決めた。惜しいというよりは痛すぎる敗戦が東海大に2位という結果を突きつけた。

写真:プレーを確認する西村・安部・前村。今大会はこの3人による3ガードの場面もたびたび見られた。

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2008.10.19 (Sun)

10/19 関東大学2部リーグ 最終週 第2戦

大東文化大が最終戦を勝利
入れ替え戦に向け弾みとなるか

大東文化大
75(19-14,19-18,18-14,19-17)63中央大
081019imai.jpg入れ替え戦回避が確定したこともあり、中央大は#6篠原(4年・F)、#8三浦(4年・SG)、#9渡辺(4年・PG)を起用し全員が4年生のスタメンとなった。一方の大東文化大も前日に順位が確定したこともあり、序盤はお互い緩いスタートとなった。大東文化大はアウトサイドから次々にシュートを放つ。だがこの日の中央大の高さがなくなったこともあり、次々とオフェンスリバウンドを奪取。#5兵後(2年・F)や#41山本(4年・SG)の3Pに繋いでいく。一方の中央大は#7佐藤(4年・G)の個人技は目立てど、入れ替え戦回避決定の安堵感からか#4中野(4年・F)がミスを連発。チームとしてもこの日ばかりはいつもの粘り強いディフェンスも見られず。ソーンプレスを仕掛けるもどちらが主導権を握っているともいえない展開となる。大東大が10点離せば中央大が5点差に戻す。大東大が9点リードで迎えた4Q、中央大が#4中野、#6篠原の3Pで差を詰めようとすれば、大東大も#41山本、#11田中(1年・G・東京農大三)、#16坂下の3Pで反撃。FGの半数以上が3Pという大味な試合となったが大東大が中央大の追撃をかわし、なんとか最終戦を勝利で飾った。

※中央大・中野選手と大東文化大・小原選手のインタビューは「続きを読む」へ。


最終戦も法政大が勝利
日本体育大は入れ替え戦へ不安が残る内容

日本体育大67(14-24,11-21,17-28,25-19)92法政大
081019yu.jpgすでに入れ替え戦が決まってしまった日本体育大。「(入れ替え戦が決まり)いい意味で開き直れた」と#27眞庭(4年・F)は試合後に語ったが、最終戦の試合内容は不安が残るものとなった。
日体大は序盤こそ#27眞庭、#23横江(1年・G・光泉)の得点で好スタートを切るが、徐々に調子を上げる法政大を前に失速。法政大は#11長谷川(1年・G・新潟商業)が絶好調。1Qだけで3P3本含む14点を上げ、10点のリードを築く原動力となると、2Qに入っても#5神津(3年・C)、#91落合(3年・PF)、#39梅津(4年・C)の強力インサイドが活躍。前半で20点差をつける。日体大は法政大のディフェンスを前にドライブができない。さらに課題であるインサイドを攻められないため、アウトサイド陣が悪いシュートセレクトとなり点が伸びない。またリバウンド33-52と圧倒され攻め手がない。後半に入っても日体大は#27眞庭が法政大#27福田(4年・SG)に3Pを打たせてもらえず、打開点を見出せないまま試合は終了。67-92と消化試合のような形で最終戦を締めくくってしまった。


※法政大・長谷川選手、神津選手、日本体育大・眞庭選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.10.19 (Sun)

10/19 関東大学2部リーグ 最終週 白鴎大VS拓殖大 第2戦

入れ替え戦回避をかけた両チーム
最後の最後に勝利を掴んだのは白鴎大!

白鴎大73(24-20,21-13,12-20,16-18)71拓殖大
081019takudaibench「勝ちたい」というよりも「負けたくない」という気持ちがあらわれていた試合だった。負ければ3部Aとの入れ替え戦が待っている。それだけはなんとしてでも避けたい。だからこそ、1つのプレーが必死だった。

前半は12点のリードを奪われた拓殖大だが、終盤にかけては2点差まで詰め寄った。コートサイドでチームを見守ることしかできない#21寒竹(4年・F)は、チームがどんな状況でも大きな声でチームメイトを励ましていた。選手もそれに応えての追い上げ。だが、あと2点届かなかった。逆に、3年生の頑張りに応えるように4年生が奮起した白鴎大は2点差で逃げ切り。たった2点。バスケットでいうならシュート1本分の得点。この1本が両チームの明暗を分けたのだった。

※ゲームレポートと白鴎大・千葉選手のコメント、拓殖大・宮城選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.10.19 (Sun)

10/19 関東大学2部リーグ 最終週 明治大VS筑波大 第2戦

最後の切符は筑波大へ!
明治大を破り、2年ぶりに入れ替え戦へ挑戦

明治大77(28-21,11-20,18-27,20-29)97筑波大
081019tsukubagree第1試合、国士舘大が順天堂大に勝利したことで、筑波大は自らが勝つほか入れ替え戦への切符を手にする方法はない。欲しい切符は自身の手中に収まるのか、はたまた国士舘大へと持っていかれてしまうのか。この試合が全てを握っていた。

「明治にもプライドがある」
そう語ったのは明治大#14金丸晃輔(2年・SG)。既に自らの入れ替え戦進出はなくなっっていたが、明治大の勝利は筑波大の入れ替え戦出場権がなくなることを意味していた。筑波大の入れ替え戦出場は何としてでも阻止。そんな気持ちで挑んだ第2戦だった。明治大は勝っても負けても4位という結果は変わらない難しいモチベーションの中、好ゲームを見せる。だが、筑波大の「勝ちたい」という気持ちが上回った。終盤に懸けては筑波大ペースとなり、明治大は勝ち星を奪えず。そして同時に筑波大が入れ替え戦への切符を手に入れたのだった。

※ゲームレポートと筑波大・梁川選手、明治大・金丸晃輔選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.10.19 (Sun)

関東大学リーグ1部最終結果

■関東大学1部リーグ
大東文化大75(19-14,19-18,18-14,19-17)63中央大
日本体育大67(14-24,11-21,17-28,25-19)92法政大
東海大83(22-15,20-24,18-24,23-15)78専修大
青山学院大97(28-14,28-7,19-13,22-17)51日本大

081019aogakushugo.jpg
優勝  青山学院大 13勝1敗 ※2年連続7回目
準優勝 東海大   12勝2敗
3位  専修大   9勝5敗
4位  日本大   8勝6敗
5位  法政大   7勝7敗
6位  中央大   3勝11敗
7位  日本体育大 2勝12敗 ※2部2位筑波大との入れ替え戦へ
8位  大東文化大 2勝12敗 ※2部1位慶應義塾大との入れ替え戦へ


■最優秀選手賞 荒尾 岳(青山学院大・4年・C)
081019mvp.jpg


■敢闘賞 西村文男(東海大・4年・G・主将)
081019kanto.jpg


■優秀選手賞 小林高晃(青山学院大・3年・F)
       渡邉裕規(青山学院大・3年・G)
       安部 潤(東海大・4年・G)
       能登裕介(専修大・4年・F)
       篠山竜青(日本大・2年・G)
081019yshu.jpg
※写真左から能登・小林・渡邉・安部・篠山。


■得点王 佐藤基一(中央大・4年・G)305点
■3ポイント王 長谷川智也(法政大・1年・G)48本
■リバウンド王 荒尾 岳(青山学院大・4年・C)OR/50 DR/125 TO/175本
■アシスト王 渡邉裕規(青山学院大・3年・G)71本
081019kakusho.jpg
※写真左から佐藤・長谷川・渡邉・荒尾。


■MIP賞 西村文男(東海大・4年・G・主将)
081019mip.jpg
※MIPは最も印象に残った選手(Most Impressive Player)としてファン投票により選出される。


※個人賞の詳細は関東大学バスケットボール連盟の公式サイトでご確認ください。

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2008.10.19 (Sun)

10/19 関東大学2部リーグ 最終週 第2戦

混戦の2部にも終止符!
1部入れ替え戦への切符は慶應義塾大と筑波大が獲得

国士舘大の台頭で混戦となった2部リーグも終わりを迎えた。
危ない試合もいくつかあったが、自分達のスタイルを貫き通した慶應義塾大は2部優勝。そして、最終戦までもつれた2位争いは筑波大の手中へ。この2校が1部との入れ替え戦切符を手に入れた。もう一方の入れ替え戦は、8位の順天堂大。そして、拓殖大か白鴎大だった。デットヒートを繰り広げた最終戦は、白鴎大に軍配があがり、白鴎大は見事入れ替え戦を回避、2部残留を決めた。対する拓殖大は、まさかの2部7位。そして、3部Aとの入れ替え戦へ。「こんなはずでは」を今年も断ち切ることが出来ず、厳しい結果となってしまった。



国士舘大が快勝も、入れ替え戦出場は叶わず
国士舘大93(27-15,20-27,31-17,15-24)83順天堂大
081019kokushikanjunten序盤は一進一退の展開となるが、1Q中盤になると国士舘大にスイッチが入る。コートに立つ5人が万遍なくシュートを沈め、順天堂大からリードを奪う。1Qでつけた点差は11得点。だが、2Qに入ると今度は順天堂大にスイッチが。#4綿貫(4年・F)の3Pを皮切りに次々とシュートが決まった順天堂大は、前半終了時には5点差と詰め寄った。

後半もゲーム展開としては国士舘大にあった。順天堂大も粘って6点差まで詰め寄るも、国士舘大は#13馬のゴール下などで決め返し、リードを保つ。結局、最後まで点差がひっくり返ることはなかった。国士舘大は4年生が出場。ベンチも応援団も大いに盛り上がり、10点差をつけて快勝した。

自身が勝ったことで入れ替え戦に望みを繋いだ国士舘大だったが、筑波大の勝利が決まるとともにそれがなくなった。「4年間、下の入れ替え戦にしか行ったことがなかったから…」と#4寺嶋は語ったが、結局それは叶わなかった。だが、このリーグで国士舘大は2部の結果に大きな影響を与えた。インカレでも「国士舘旋風」が巻き起こることに大いに期待したい。逆に順天堂大は春のトーナメントで6位と幸先の良いスタートを切ったが、リーグでは2部の洗礼を浴びることとなってしまった。#4綿貫をはじめ、故障者が続出。満身創痍の中のリーグ戦だった。序盤は勝ち星が見えず、チームも沈みがちだったが、終盤にかけてはチーム全員が楽しそうにバスケットをしていた。順天堂大の入れ替え戦の相手は圧倒的な力で3部A優勝を飾った國學院大。順天堂大は2部残留を守りきることができるか。

※国士舘大・寺嶋選手、順天堂大・綿貫選手のインタビューは「続きを読む」へ。



2部最後のゲームは慶應大が勝利!
早稲田大は最後までファウルトラブルに苦しむ

早稲田大94(14-25,24-21,21-36,35-30)112慶應義塾大
081019keiowaseda第1戦とは打って変わって、立ち上がりからハイペースで飛ばす慶應大。次々と得点を重ねていき、早稲田大の出鼻をくじく。しかし、2Qに入ると早稲田大は#51相井(2年・SG)の3Pなどで加点。残り4分8秒で6点差まで追い上げ、慶應大にタイムアウトを取らせる。この後も勢いをそのままにして攻めたい早稲田大だが、慶應大#15酒井(2年・F)、#12田上(3年・F)に決め返されて再び差を広げられてしまう。前半終了間際に早稲田大は#4赤沼(4年・F)の3Pが決まるも、点差をつめきることはできず、8点さで後半へ。

3Qは慶應大ペース。序盤から#16二ノ宮(2年・G)、#10小林(3年・G)のシュート、そして#4鈴木(4年・F)の速攻であっという間に20点差をつける。その間、早稲田大を苦しめたのがファウル。3Qで主力のほぼ全員がファウルトラブルに陥ってしまい、流れがつかめない。怒涛のオフェンスで早稲田大から36得点を取った慶應大は、4Qに入っても攻撃の手を緩めなかった。ベンチメンバーも全員出場、#21松谷(1年・F・福大大濠)はしっかりと3Pを決めて仕事を果たす。早稲田大も4年生やベンチメンバーがコートに立ち、4Qは慶應大から35得点を奪うも逆転にはいたらず。2部リーグ最後の試合は、112-94で慶應大が大勝。ラストゲームを勝利で飾った。

危ない試合もいくつかあった。それでもコツコツと勝利を重ねていった慶應大。やはり1部での経験は大きく、そして何よりも「絶対的な義務」としている1部昇格に懸ける思いが強かった。そして主将#4鈴木の存在も慶應大にとっては大きかった。若いチームだけに、鈴木の存在は際立ち、彼がコートに立っている間はチームが大きく崩れることはなかった。勝利の末に掴んだ入れ替え戦への切符。相手は昨年と同じ大東文化大となった。「2部にいてくすぶりたくない」と語ったのは#7岩下。慶應大は昨年の雪辱を果たし、1部昇格なるか。

対する早稲田大は、怪我人続出で苦しい戦いを強いられた。だからこそ見えた部分もあったのは確か。#00金井(2年・F)、#51相井の存在は今やチームの貴重な戦力となった。だが、2年生だけにまだミスも多い。「あの2人はガンガン攻めるから、それをコントロールするのが自分の仕事」と司令塔・#1東。入れ替え戦争いに食い込むことはできなかったが、早稲田大に見つかった材料は大きかったに違いない。

※慶應義塾大・岩下選手、早稲田大・東選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.10.19 (Sun)

関東大学リーグ2部最終結果

■関東大学2部リーグ
国士舘大93(27-15,20-27,31-17,15-24)83順天堂大
白鴎大73(24-20,21-13,12-20,16-18)71拓殖大
明治大77(28-21,11-20,18-27,20-29)97筑波大
早稲田大94(14-25,24-21,21-36,35-30)112慶應義塾大

優勝  慶應義塾大 12勝2敗 ※1部8位大東文化大との入れ替え戦へ
2位  筑波大   11勝3敗 ※1部7位日本体育大との入れ替え戦へ
3位  国士舘大  10勝4敗
4位  明治大   9勝5敗
5位  早稲田大  5勝9敗 ※5位までインカレ出場
6位  白鴎大   4勝10敗
7位  拓殖大   4勝10敗 ※3部A2位関東学院大との入れ替え戦へ
8位  順天堂大  1勝13敗 ※3部A1位國學院大との入れ替え戦へ


■得点王    金丸晃輔(明治大・2年・SG)490点
■3P王    金丸晃輔(明治大・2年・SG)63本
081019KANAMARU.jpg


■アシスト王 伊與田 俊(明治大・4年・G)101本
081019IYODA.jpg

■リバウンド王 馬 隆(国士舘大・2年・C)OR/76 DR/139 TO/215本
081019MA.jpg

※個人賞の詳細は関東大学バスケットボール連盟の公式サイトでご確認ください。

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2008.10.19 (Sun)

10/19 関東大学3部Aリーグ 最終週 第2戦 國學院大VS神奈川大

1点を争う攻防を勝ちきったのは神奈川大
だが順位に影響はなく、寂しさも残った最終戦


國學院大 73(20-18, 18-18, 20-16, 15-28)80 神奈川大
081019_kanagawaリーグ最終戦の最終試合は、終盤の1点を争う攻防になった場面以外、淡々と進んだ。
ともに1年での2部復帰を誓った2チームだが、國學院大は優勝も入替戦での対戦相手もすでに決まり、一方の神奈川大はこの試合に勝っても負けても4位が確定していた。
昨年の最終試合は、100点ゲームを連発していた国士舘大と順天堂大の3部レベルを超えた優勝決戦だった。さらに一昨年は、1点でも勝った方が入替戦、という順天堂大と駒澤大の死闘だったが、それらに比べるとやや寂しいものと言わざるを得ない。

今年の3部Aで、2部の舞台に立った経験があるのは駒澤大の4年生と國學院大・神奈川大の2~4年生のみ。その経験の力で3部で勝ち星をあげることはできても、2部を取り戻すのは簡単ではない。「できれば一緒に上がりたかった」とは國學院大の選手の言葉。神奈川大はこれでシーズンを終え、國學院大は最後の決戦・入替戦に臨む。

写真:神奈川大・綿貫のブザービーターが決まった瞬間、チームメートがベンチから飛び出した。綿貫はめずらしく派手なガッツポーズ。リーグ戦でずっと抱えていたであろうプレッシャーから開放されたような笑顔だった。

※試合のレポートと國學院大・須永選手、神奈川大・蓮見直選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.10.19 (Sun)

10/19 関東大学3部リーグAB 最終週 第2戦

笑顔あり涙ありのシーズン最終戦
國學院大と関学大はエクストラステージ・入替戦へ


【3部A】
関東学院大、10連勝で入替戦切符つかむ
東京成徳大はあと1勝が遠く無念の3部B降格


081019_kanazawa2位につけていた関東学院大が第1試合で快勝、10連勝で自力での2部入替戦進出を決めた。立教大、駒澤大は入替戦まで1歩届かなかったが、100点ゲームでリーグ戦をしめくくった。もう1勝しなければ3部B自動降格が決まってしまう東京成徳大はここまで接戦が続いていたが、力尽きた。最終試合の國學院大VS神奈川大は1点を争う攻防になり、最後は神奈川大の逆転勝ちとなった。
この結果、國學院大と関学大が2部との入替戦に進出した。立教大は昨年の5位から躍進したが、あと1勝及ばず3位。1年での2部返り咲きを狙った神奈川大も1勝足りず、3部の壁に跳ね返された格好となった。これまで昇格を重ねてきた江戸川大も3部Aでは白星をあげることができず、3部Bに自動降格。そして、6・7位は星が並んだが、得失点差で東京成徳大が3部B降格となった。

写真:関学大は試合終盤、4年生をコートに送り出したが、負傷欠場が続いた主将の金澤(中央)は呼ばれず。入替戦では金澤に出場機会をプレゼントすることができるか。

※関東学院大・原田選手
 江戸川大・山口選手
 立教大・岩田選手
 玉川大・村田選手
 駒澤大・吉田選手
 東京成徳大・鎌田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※國學院大VS神奈川大は別途掲載します。


■10/19の結果
関東学院大 91(20-15, 25-14, 29-19, 17-22)70 江戸川大
立教大 102(25-18, 32-19, 27-32, 18-25)94 玉川大
駒澤大 114(31-16, 24-16, 38-18, 21-35)85 東京成徳大
國學院大 73(20-18, 18-18, 20-16, 15-28)80 神奈川大

■最終結果 1・2位、3・4位は直接対決の結果、6・7位は直接対決の得失点差による
優勝 國學院大  11勝3敗  ※2部8位順天堂大との入替戦へ
2位 関東学院大 11勝3敗  ※2部7位拓殖大との入替戦へ
3位 立教大   10勝4敗
4位 神奈川大  10勝4敗
5位 駒澤大   8勝6敗
6位 玉川大   3勝11敗
7位 東京成徳大 3勝11敗  ※3部B自動降格
8位 江戸川大  0勝14敗  ※3部B自動降格

■MVP    #5成田拡明(國學院大・4年・C)
■新人王    #9大山耕治(神奈川大・1年・G・甲府西)
■得点王    #1パプ・ムール・ファイ(関東学院大・2年・C) 381点
■3ポイント王 #31原田佳明(関東学院大・2年・SG) 38本
■リバウンド王 #1パプ・ムール・ファイ(関東学院大・2年・C) 236本
■アシスト王  #4岩田周人(立教大・4年・主将・G) 61本

※3部A個人最終成績(トップ10)は別途掲載します。


最終週は全て1勝1敗
東洋大は最短1年、国際武道大は2年ぶりの3部A復帰


【3部B】
最終週の2試合は、4つの対戦全てが1勝1敗となった。東洋大、国際武道大はそれぞれ3部復帰を果たしたが、有終の美は飾れず。5・6位は直接対決の結果、千葉商科大が5位、明治学院大が6位となり、それぞれ4部3・4位との入替戦に進んだ。
3部Bリーグは最も入れ替わりが激しく、東京大と東京経済大は残留となったが、上位と下位の計4チームは自動昇格/降格で入替が確定。入替戦の結果によっては、さらに2チームプラスされて最大6チームが入れ替わることになる。

■10/19の結果
明治学院大 66(20-18, 15-26, 15-18, 16-10)72 千葉商科大
学習院大 63(7-25, 10-25, 20-19, 26-12)81 横浜国立大
国際武道大 71(24-21, 22-21, 16-25, 9-26)93 東京大
東洋大 98(33-24, 29-31, 22-17, 14-36)108 東京経済大

■最終結果
優勝 東洋大    12勝2敗  ※3部A自動昇格
2位 国際武道大  11勝3敗  ※3部A自動昇格
3位 東京大    10勝4敗
4位 東京経済大  9勝5敗
5位 千葉商科大  6勝8敗  ※4部4位獨協大との入替戦へ
6位 明治学院大  5勝9敗  ※4部3位東京理科大との入替戦へ
7位 横浜国立大  2勝12敗  ※4部自動降格
8位 学習院大   1勝13敗  ※4部自動降格

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2008.10.18 (Sat)

10/18 関東大学1部リーグ 最終週 東海大VS専修大第1戦

東海大が西村の3Pで激戦制す!優勝へ望み繋ぐ
東海大66(21-14,13-10,21-21,11-16)61専修大
081018MITSUHARA.jpg優勝するためには専修大に連勝が絶対条件の東海大。一方、優勝はなくなったが、まだ2位は狙える位置にいる専修大。チームの完成度の高い両者の戦いは予想通りの好勝負となった。

先に流れを掴んだのは東海大。序盤から堅いディフェンスで専修大を抑えると、要所での得点が光り前半を終えて10点差。後半に入り専修大が反撃を見せるも、東海大はそれをかわしリードを保つ。だが、チームの司令塔#33西村(4年・PG)が試合残り5分で4ファウル目を犯しベンチに退くと、一気に流れは専修大へ。残り30秒で2点差まで追い詰める。だが、コートへ戻ってきた#33西村がこの土壇場で3P。大黒柱の活躍で東海大が接戦をものにした。

写真:シュートにいく東海大・満原。

※試合のレポートは「続きを読む」へ。

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2008.10.18 (Sat)

10/18 関東大学1部リーグ 最終週 第1戦

2部入れ替え戦は日本体育大、大東文化大
リーグ優勝争いは最終日に持ち越し


リーグも最終週のこの日、とうとう2部との入れ替え戦行きのチームが決まった。第1試合で大東文化大を中央大が下し、大東大の入れ替え戦が決定。これにより法政大から2勝を奪わなくてはならなくなった日本体育大。終盤にはシーソーゲームとなるが、試合巧者の法政大に勝負所の強さを見せつけられ敗戦。歴史と伝統を誇る日体大が入れ替え戦へいくという事態がとうとう起こってしまった。
そして青山学院大が東海大を一歩リードしている優勝争いは、この日に両者がそれぞれ勝ったため最終日に持ち越し。青山学院大は第1戦に快勝した日本大に勝てば自力優勝。一方の東海大は自らの勝利と青学大が負けなければ優勝はなくなった苦しい状況。最後まで見逃せない戦いが続く。


攻守に圧倒した中央大が勝利!
大東文化大が入れ替え戦行き決定

大東文化大67(16-24,15-15,20-27,16-24)90中央大
081018SATO2.jpgこの試合に勝つことで入れ替え戦回避に大きく近づく中央大。
「リズムを崩して、乗らせないようにするだけ」(中央大#7佐藤)
中央大は序盤からディフェンスで積極的に仕掛ける。マンツーマンではインサイドにポストにボールが入ればダブルチームで潰しにかかり、さらにはゾーンも織り込む。また要所ではゾーンプレスを仕掛け、その言葉通り大東大のリズムを奪った。得点面でも#4中野(4年・F)が内外に31得点を奪取すれば、#7佐藤(4年・G)もアウトサイド中心に29得点と続き、2人で60点を叩き出す。また#11小野(3年・C)の不在でかねてからの課題であったインサイドでは#16吉田(2年・F)が15点16リバウンドと存在感を発揮。大東大は#41山本(4年・SG)を始め、中央大のチームディフェンスを前に売りとしている個人の能力がなりを潜める。#9石原(4年・F)の奮闘が見られるも、第3Qには最大19点差を付けられ、最後まで見せ場を作れず、タイムアップ。中央大が入れ替え戦回避に大きな1勝を挙げ、大東大が入れ替え戦を決めてしまった。

写真:苦しい中でエースとしてチームを引っ張った佐藤。

※中央大・佐藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。



日本体育大敗北!とうとう入れ替え戦決定
日本体育大87(24-15,10-23,34-26,19-31)95法政大
081018NIITAI.jpgもう後のない日本体育大。伝統校ゆえに背負うそのプレッシャーは並々ならぬものだろう。対するは良くも悪くもマイペースな法政大。立ち上がりはその差がはっきり表れる。日体大は#15宮村徹(4年・C)の連続得点でスタートを切ると、その後も順調に加点。対する法政大は6分間でわずか2点。すると法政大は#11長谷川(1年・G・新潟商業)の連続3Pから徐々にリズムを掴み追い上げを図る。だが日体大は#27眞庭(4年・F)の3連続3Pでそれをかわす。だが2Qに入ると、法政大に完全にスイッチが入ってしまったか、#5神津(3年・C)がインサイドで力強く得点を奪えば、外からは#11長谷川がまたも連続3Pでついに逆転。さらに後半に入ると法政大は長谷川に触発されたように#27福田(4年・SG)も連続3Pで10点のリードを奪う。だが、ここから日体大も猛反撃。#27眞庭の連続得点や#23横江(1年・G・光泉)のバスカン、さらに#24于(2年・F)がインサイドでファウルを獲得。これで日体大は逆転に成功し第4Qを迎える。

だが日体大にとって不運なことにもこの日の法政大は3Pが絶好調。#5神津、#27福田の3Pで逆転すると、さらに#11長谷川、福田が3Pを決めリードを広げる。試合終盤には#23横江のドライブなどで1点差まで詰め寄るが、直後に#11長谷川に3Pを決められると、さらに#5神津が速攻で続き万事休す。87-95で法政大が日本体育大を下した。

日本体育大はまさかの入れ替え戦行きが決定。ゴールアベレージでは日体大は大東大を大きく上回っているため、7位がほぼ確定。入れ替え戦につなげるためにも最後はいい終わり方をしたい。また、この日8本もの3Pを決めた法政大・長谷川、現在3Pランキング1位の日体大・眞庭にあと2本差という肉薄。ルーキーながら脅威の44.9%という成功率で猛烈な追い上げを見せている。最終日にはタイトルの行方も気になるところだ。



青山学院大が快勝!自力優勝までマジック1
青山学院大88(23-16,18-9,31-17,16-14)56日本大
081018UMEDA.jpg自力優勝へ向け重要な試合となる青山学院大。かたや4位が確定した日本大。モチベーションの差ゆえなのか、青山学院大が32点という大差をつけ快勝した。序盤こそ青学大はオフェンスが噛み合わず低調。得意の速攻を出せず、逆に日本大#23上江田(3年・F)や#10種市(3年・F)にアウトサイドを決められてしまう。だが1Qの終盤に、青学大は#23湊谷(2年・F)から#27宇田川(2年・F)にメンバーチェンジすると、持ち前の速いトランジションからリズムを掴む。併せのプレイや速攻が決まりだすと、アウトサイドも決まり始め徐々に日本大を突き放しにかかる。対する日本大は試合のテンポを握られ2Qに9点と失速。さらに16点ビハインドで臨んだ後半も、#5小林高晃(3年・SG)、#7渡邉(3年・PG)に3Pを浴びると、その後も青学大の攻撃は止むことを知らない。3Qだけで31点の猛攻を仕掛けた青学大はその差を30点差とし、ベンチメンバーもフル出場する余裕も見せ快勝。悲願のリーグ2連覇まであと1勝と迫った。

写真:青学大は主将・梅田もコートへ。

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2008.10.18 (Sat)

10/18 関東大学2部リーグ 最終週 明治大VS筑波大 第1戦

激闘を制したのは筑波大!
入れ替え戦の切符獲得に向けて一歩前進

明治大71(23-19,8-22,25-15,15-22)78筑波大
081018TSUKUBA.jpg昨年、両チームはあと一歩のところで入れ替え戦出場を逃した。そのため、1部昇格にかける思いは強い。

入れ替え戦進出のためには2勝が絶対条件。だからこそこの第1戦の重さを両者とも感じていた。試合は終始「気持ち」が見えた熱いゲームだった。「負けたくない」という思いが伝わり、会場も大いに沸いた。互いに一時は10点前後のリードを奪われる展開となったが、粘りに粘って接戦へと持ち込んだ。

最後に勝利の女神が微笑んだのは筑波大。入れ替え戦出場へ向けて一歩前進した。

写真:勝利の瞬間、筑波メンバーが抱き合った。

※試合のレポートと筑波大・中務選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.10.18 (Sat)

10/18 関東大学2部リーグ 最終週 第1戦

明治大VS筑波大は見応えのある好勝負
入れ替え戦への意地のぶつかり合いはまず筑波先勝


最終週まで毎週が見逃せない戦いばかりだった2部。この日は明治大と筑波大という大一番が会場を沸かせた。見所はなんといっても明治大・金丸晃輔と筑波大・中務のマッチアップ。1試合に54得点を稼いだこともあり、悪い日でも20点台をたたき出す金丸を中務は17得点に抑え、筑波大の勝利に貢献した。
また、一方では早稲田大がインカレ出場を確定。慶應大が優勝を確定した。残すは3部入れ替えと1部入れ替えのもう一枠が2部の注目ポイントだ。



順天堂大の粘りを振り切り、
入れ替え戦に望みをつないだ国士舘大

国士舘大98(25-17,20-16,22-21,31-13)67順天堂大
081018kokushi立ち上がりは国士舘大ペース。#4寺嶋(4年・F)、#13馬(2年・C)を中心に得点を重ねていき、リードを奪う。対する順天堂大はツープラトンで選手を起用。だが、序盤はオフェンスが上手く噛み合わずに得点を奪えない。ディフェンスでも国士舘大に簡単に得点されてしまうケースが多く見られる。逆に国士舘大は順天堂大に対し好ディフェンスを見せ、リードを保つ。だが、2Q中盤順天堂大は#4綿貫(4年・F)の連続得点からリズムに乗り、10点差まで詰め寄る。だが、前半終了間際に国士舘大#13馬にフリースローを決められて、12点差で前半を終える。

3Q序盤、順天堂大は#4綿貫、#10山本(3年・C)、#19近藤(1年・PF・八千代)の3連続得点で2点差に詰め寄る。国士舘大は#23三村(1年・F・東海大菅生)のジャンプシュートで対抗。だが、残り5分42秒で#4綿貫にバスケットカウントを許すと、ついに逆転される。このまま順天堂大のペースで試合が進むかと思われたが、国士舘大#5立花(4年・G)がバスケットカウントで再逆転すると、そこから再び国士舘大が試合の主導権を握る。#23三村、#5立花などが5連続得点。再び10点以上の差をつける。順天堂大も3Q終盤に#11森田(3年・F)らインサイド陣が奮闘するも、点差を詰めきれずに13点差で最後の10分へ。4Qも順天堂大は粘りを見せるが、流れを掴んでいくのは国士舘大だった。中盤、国士舘大に2本の速攻が出るとそこから流れは一気に国士舘大へ。また、#23三村の連続3Pも決まって得点を90点に乗せる。最後はベンチメンバーも出て、国士舘大は大盛り上がり。試合の中盤に逆転されたものの、最後はしっかりと勝利を掴んだ国士舘大は、入れ替え戦出場へと望みをつないだ。

写真:監督の指示の後、さらに立花自らが作戦板を手に持ち、チームメイトに指示を出す。選手自らが考えられるのは強いチームの証と言える。



あと一歩が及ばなかった拓殖大は今年もインカレを逃す
白鴎大との入れ替え戦争いは最終日に決着

白鴎大73(20-26,15-11,21-17,17-16)70拓殖大
081018ikeda白鴎大は自らの2勝が入れ替え戦回避条件。拓殖大は1勝すれば入れ替え戦回避だが、2勝しなければインカレ出場はない。
序盤リードしたのは拓殖大。#99長谷川(1年・F・能代工)が積極的に仕掛け、あっと言うまに10点近く差をつけた。後手に回った白鴎大。ここまでならばそのままずるずるといってしまいそうな部分だったが、それでも粘った。6点差を追う2Q、なかなか拓殖大ディフェンスが割れない時間帯に#25池田(4年・C)がふんばると、得点では#29徳丸(4年・F)の連続得点逆転。それで気持ちも落ち着いたのかディフェンスにも集中力が出てきた白鴎大。そこからリードを広げたいが、拓殖大も#97小袋(3年・G)のバックドアや#7松本(2年・G)の活躍でなんとかついていく。しかし大事な4Q、拓殖大にミスが出る。#7松本と#99長谷川の速攻が連続で失敗。白鴎大もミスはあるが#33フィルユン(4年・C)がゴール下で粘る。拓殖大は得点が止まりがちだが、なかなかスコアラーを戻すタイミングが得られない。#3宇佐美(3年・G)と#22松崎(2年・G)をコートに入れられたのは残り2分半の時間帯。入った宇佐美と#1宮城(4年・G)が連続3Pで逆点するが、#00藤江(3年・F)にすぐさま3Pを決め返されて逆点されてしまう。残り1分を切り、4点を追う拓殖大。#99長谷川が速攻を1本決めるが、ファウルゲームを仕掛けても届かず3点差で敗北。拓殖大は5位を失い、入れ替え戦争いからも抜けられなかった。

さまざまなものがごくわずかだけ足りなかった結果、拓殖大は2年連続インカレ出場権を失うことになった。しかしこれで決着がついた訳ではない。2戦目に負けた方が入れ替え戦行きとなる。白鴎大も依然崖っぷち。特に2戦続けて安定した試合ができていない白鴎大の調子が最終戦の勝負を分ける可能性もある。

写真:白鴎大は池田の頑張りでリズムが好転。



慶應義塾大が2部優勝決定
昨年の無念を晴らすべく、入れ替え戦に臨む

早稲田大78(17-15,18-25,22-24,21-23)87慶應義塾大
081018SUZUKI.jpg筑波大の勝利を受けて、1勝すれば優勝決定となる慶應義塾大。しかし序盤の立ち上がりは悪い。佐々木HCは「二ノ宮が変だった」と指摘。その#16二ノ宮(2年・G)も「用意できていなかった」と反省する1Q。明治大戦でスパークした早稲田大#51相井(2年・SG)に再三3Pを決められてしまう。それでも2Qには#15酒井(2年・F)、#12田上(3年・F)、#16二ノ宮らの得点で逆点。しかし開始4分で#10小林(3年・G)がリバウンド争いでテクニカルを取られると早稲田が再びリード。しかしトラベリングやファウルが続いてリズムが作れず、その間に慶應大はフリースローなどで再度逆点して前半は5点のリードを奪った。

このまま慶應大がリードするかと思われたが、早稲田大は#相井、#9平井(2年・SG)のタッチは好調で、#13下山(2年・PG)もミドルシュートが決まる。一時は10点あった差も慶應大が引き離しきれないうちに4Qには逆点を許してしまう。しかしそういった状況でも最後に集中を戻せるのが慶應大。#4鈴木(4年・F)の3Pに#16二ノ宮が華麗なレイアップを決め、#4鈴木がバスカンの速攻を決めると残り2分で再びリード。そのまま危なげなく逃げ切り、優勝を決めた。

「予想外の時点で入れ替え戦が決まってしまい、モチベーションを保つのが難しかった。練習も良くなかった」(#4鈴木)というように、最終週の出来としては慶應大らしくない部分はあった。それでも最後は締めて優勝。2003年は2位だったため、それよりも上の結果を示しての入れ替え戦進出となった。


※明治大VS筑波大は別途掲載します。

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2008.10.18 (Sat)

10/18関東大学リーグ3部AB 最終週 第1戦

関東学院大、入替戦進出に王手
東京成徳大は惜しくも自動降格脱出ならず、明日に全てを掛ける


【3部A】
081018_3buまず、関東学院大が勝って入替戦進出に王手を掛けた。明日勝てば無条件で2位となる。敗れると、立教大・神奈川大の結果次第だが、有利な立場にいることは変わりない。立教大は快勝したが、関学大の勝利により入替戦進出の可能性はなくなった。対する江戸川大は、リーグ全敗は避けたいところだ。最終試合では神奈川大が勝利、奇跡の入替戦進出に望みをつないだ。明日の最終戦で関学大と立教大が敗れ、神奈川大が勝った場合のみ神奈川大が2位になれる。

東京成徳大は、1勝して同星数ながら得失点で上を行かれている玉川大を逆転したかったが、駒澤大に3点差と惜しくも勝利ならず。明日の最終戦に全てを掛ける。ここまで、上位相手に僅差の試合をしてきており、明日こそ勝利につなげたいところだ。

写真:怪我から復帰した神奈川大#3蓮見直(3年・G)

※神奈川大・小島選手のインタビューは「続きを読む」へ。

■10/18の結果
関東学院大 87(24-20 19-16 26-15 18-8)59 江戸川大
立教大 97(30-11 27-17 22-28 18-27)83 玉川大
駒澤大 89(22-19 23-28 24-17 20-22)86 東京成徳大
國學院大 63(15-21 14-20 13-17 21-22)80 神奈川大

■10/18現在の勝敗
國學院大  11勝2敗  ※優勝決定
関東学院大 10勝3敗
立教大   9勝4敗
神奈川大  9勝4敗
駒澤大   7勝6敗  ※5位確定
玉川大   3勝10敗
東京成徳大 3勝10敗
江戸川大  0勝13敗  ※8位確定


東洋大優勝!国際武道大も勝って自動昇格決める
下位争いは星が並び、最終戦で決着


【3部B】
東洋大、国際武道大が勝ってそれぞれ1・2位を確定した。3部A-B間は自動昇格のため、嬉しい昇格決定だ。また、敗れた東京経済大、東京大も、それぞれ4位、3位と順位が確定した。

下位争いは、学習院が最終週にして大きな初勝利を上げた。明治学院大も勝って千葉商科大と星が並び、明日は勝った方が5・7位、負けた方が6・8位というシンプルな条件となった。5位なら4部6位の獨協大と、6位なら4部3位の東京理科大と入替戦を戦う。

■10/18の結果
明治学院大 74(18-19 24-17 16-16 16-14)66 千葉商科大
学習院大 74(19-12 15-16 19-15 21-18)61 横浜国立大
国際武道大 88(19-12 23-14 17-16 29-18)60 東京大
東洋大 75(16-19 14-15 15-19 30-15)68 東京経済大

■10/18現在の勝敗
東洋大   12勝1敗  ※優勝決定
国際武道大 11勝2敗 ※2位確定
東京大   9勝4敗  ※3位確定
東京経済大 8勝5敗  ※4位確定
千葉商科大 5勝8敗
明治学院大 5勝8敗
横浜国立大 1勝12敗
学習院大  1勝12敗

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2008.10.18 (Sat)

関東大学リーグ10/18 1・2部結果

■関東大学1部リーグ
大東文化大67(16-24,15-15,20-27,16-24)90中央大
日本体育大87(24-15,10-23,34-26,19-31)95法政大
東海大66(21-14,13-10,21-21,11-16)61専修大
青山学院大88(23-16,18-9,31-17,16-14)56日本大

青山学院大 12勝1敗
東海大   11勝2敗
専修大   9勝4敗
日本大   8勝5敗
法政大   6勝7敗
中央大   3勝10敗
日本体育大 2勝11敗 ※入れ替え戦進出
大東文化大 1勝12敗 ※入れ替え戦進出


■関東大学2部リーグ
国士舘大98(25-17,20-16,22-21,31-13)67順天堂大
白鴎大73(20-26,15-11,21-17,17-16)70拓殖大
明治大71(23-19,8-22,25-15,15-22)78筑波大
早稲田大78(17-15,18-25,22-24,21-23)87慶應義塾大

慶應義塾大 11勝2敗 ※優勝決定
筑波大   10勝3敗
国士舘大  9勝4敗
明治大   9勝4敗
早稲田大  5勝8敗 ※インカレ出場確定
拓殖大   4勝9敗
白鴎大   3勝10敗
順天堂大  1勝12敗 ※8位確定

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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2008.10.18 (Sat)

10月18・19日 関東大学リーグ予定

■関東大学1部リーグ
10月18日(土)国立代々木競技場第二体育館
13:00 大東文化大 vs 中央大
14:40 日本体育大 vs 法政大
16:20 東海大 vs 専修大
18:00 青山学院大 vs 日本大

10月19日(日)国立代々木競技場第二体育館
11:00 大東文化大 vs 中央大
12:40 日本体育大 vs 法政大
14:20 東海大 vs 専修大
16:00 青山学院大 vs 日本大


■関東大学2部リーグ
10月18日(土)国士舘大学多摩キャンパス
13:00 国士舘大 vs 順天堂大
14:40 白鴎大 vs 拓殖大
16:20 明治大 vs 筑波大
18:00 早稲田大 vs 慶應義塾大

10月19日(日)国士舘大学多摩キャンパス
12:00 国士舘大 vs 順天堂大
13:40 白鴎大 vs 拓殖大
15:20 明治大 vs 筑波大
17:00 早稲田大 vs 慶應義塾大


◆アクセス
国立代々木競技場第二体育館
JR山手線「原宿」駅 徒歩約8分
JR山手線「渋谷」駅 徒歩約15分
地下鉄千代田線「明治神宮前」駅 徒歩約8分

国士舘大学多摩キャンパス
小田急多摩線、京王相模原線「永山駅」から「鶴川駅行」バス「永山高校前」下車 徒歩5分
小田急線「鶴川駅」から「永山駅行」バス「永山高校前」下車 徒歩5分
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