2016年12月 / 11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月


第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2011.11.27 (Sun)

【2011インカレ】青山学院大インタビュー

「キャプテンは思った以上にきつい」
チームの勝利を考えた1年

◆#7伊藤 駿(青山学院大・4年・主将・PG)
111127ito_i.jpg決勝では最後に印象的なシュートも決め、チームを盛り上げた。3人のガードどれぞれに持ち味があり、層が厚いと言われた今年の青学大。しかし、リーグ戦ではその3人ともが故障を抱え、最終的にスタメンとなったのは2年生の畠山だった。それでも主将である伊藤が重視したのは自分のプレーよりチームのこと。今年の4年生は絆も強く感じられる仲間たちだった。


―いい決勝の内容だったと思いますが。
「最終学年で優勝できたことは大きかったし、それに今まで苦労した分が実ったなと思ったらすごくうれしいですね」

―苦労した部分というのは?
「この1年間でいうといろいろあってきつかったです。チームとしても個人としても。チームとしてはキャプテンという立場でチームをまとめるのが思った以上にきつかったです。昨年の主将の竜馬さん(昨年度主将・現JBLアイシン)にも『思った以上にきついよ』と言われてはいたんですが、楽しみにしている部分もあったんです。それが思ったより厳しかったですね。やはりうちのチームは個性派だし、それをまとめるのが難しかったですね。言えば『はいっ』と言うけれど、本心はどうなのかなかなか見えないメンツですよね。でももちろんこういう試合の場になれば絶対頼りになるし、そこは信頼してやっていましたが」

―4年生の仲間としてはどんな思いがありますか? 1年生の時から新人戦で優勝したり、チームの絆を感じられる存在だったとも思いますが。
「そうですね。仲はいいですよ。決勝前になるとメーリングリストで一斉送信でメールを送るんですよ。昨日も送りました。それは1年生の新人戦の時からずっと続けています」

―昨日はどんなことを?
「最初に送るのは一般入学の佐藤という選手なんです。あいつが一番気を遣って考えてくれてるといますね。例えば『優勝しかないから、おいしいお酒を飲もうぜ』という感じから始まって、一人ひとりがそれに必ず返していくんです。中川も普段はメールの返事をよこさないことが多いんですが、この時は必ず返しますし。そういうところはみんな考えているメンバーでしたね」

―そのメールとはまた別に、記者会見の際、準決勝の前夜にも辻選手から連絡があったそうですね。それで伊藤選手が吹っ切れたようなプレーをしてくれて良かったと言っていましたが。
「そうですね。お互い言いたいことを言って、言われて、ということができましたのが良かったと思います」

―3年生はそういう絆はありそうですか?
「あまり引っ張るというタイプがいないので、そこが来年は気になりますね。でもすごく仲はいいんですよ、3年も。リーダーになれる選手が出てくればすごく良くなると思います」

―伊藤選手自身は今年はケガもありましたが、納得いくプレーができない悔いはありませんか?
「チームが優勝できたのでぜんぜん悔いはないです。欲を言えばスタートで出て活躍したかったですが(笑)」

―その中から畠山選手がリーグ戦からはスタメンを努めましたが、彼は見ていてどうでしたか?
「アグレッシブにやっていたので、いいところが出ていたと思います。この1年であいつが一番成長したと思います」

―3冠達成となりましたが、まだオールジャパンもありますね。
「4年生ももう少し頑張る必要がありますね。それにオールジャパンが終われば新チームになるので、いい形で引き継ぎたいですね。竜馬さんからはキャプテンのキツさと、個人としては一生懸命やることが大事と言われていました。それは本当にそうだし、後輩にも伝えていきたいと思います。リーグ戦ではそういう一生懸命さをなかなかできなかったけれど、1敗してその大切さがわかったし、それを下に伝えたいですね」

※辻選手、織田選手、比江島選手、畠山選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2011.11.27 (Sun)

【2011インカレ】11/27 決勝 青山学院大VS東海大

比江島の爆発力で抜け出した青学大が初の連覇を達成
東海大は一時リードを奪うも勢いに屈す


111137aogaku4_20111201113318.jpg 青山学院大学東海大学――。

 2011年の大学バスケットの総決算であるインカレの決勝戦は、2000年代に入り大学バスケット界を牽引してきた2チームの戦いとなった。共に豊富なタレントを擁していながら、ここ数年は主要なタイトルの多くを青山学院大が制している状況で、06年のインカレ優勝以来三冠タイトルから離れている東海大にとっては久々に大学チャンピオンの座を奪うチャレンジャーとしてのファイナルの戦いである。一方の青学大は、新人戦も含めた四冠タイトル独占を初めて2年続けて視野に収める。

 タイトル獲得に飢えたチャレンジャーが、5年ぶりの頂点に立つのか。黄金時代を迎えた華やかなスター軍団が、初の連覇を果たすのか。注目の一戦はお互いに何度も流れが行き来し、今季の大学バスケを締めくくるに相応しい好ゲームとなった。日本バスケットの聖地・代々木の舞台に詰めかけた観衆の歓声と悲鳴とが、ワンプレイごとに交錯するインカレ決勝ならではの雰囲気と最高潮のボルテージの中、どちらに転んでもおかしくない接戦を制したのは、エースプレイヤーが持ち前の爆発力を見せた青山学院大学だった。

写真:優勝を喜ぶ青山学院大。

※詳しいゲームレポートと、東海大・満原選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。

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2011.11.27 (Sun)

【2011インカレ】11/27 3位決定戦 天理大VS拓殖大

初のベスト4進出となった天理大が3位入賞
ミスも多かった拓殖大は4位でインカレを終える


111127RYUG.jpg 5位から8位の順位決定戦が行われなかった今年、最終日に残されたのは2試合。青山学院大学と東海大が決勝に進み、それぞれに準決勝で敗れた天理大拓殖大が残された最後のメダルを懸けて3位決定戦でぶつかった。じっくり組み立てるディレイドオフェンスが持ち味の天理大と、激しい守りから思い切りの良いシュートで勢いに乗るアーリーオフェンスが持ち味の拓殖大。全く異なるタイプ同士の対決とあっていかに自分たちのスタイルを出すかが試合の鍵となったが、主導権を握ったのは天理大。84-59と大差をつけて快勝し、見事3位入賞を果たした。

 1Q、#11佐々木(3年・C)の得点でややリードを奪った拓殖大。だがパスミスやトラベリング、ノーマークのレイアップを外すなどイージーミスが続いて思うように流れに乗れない。対する天理大も起点となる#23劉(3年・C)らのシュートがなかなか決まらず、両者点数の離れない展開が続いた。すると拓殖大が2連続でファウルを吹かれてリズムを崩すと、天理大が#5清水(4年・SF)のスティールからのワンマン速攻で流れを掴む。だが終盤#94長谷川智伸(3年・SF)や#26上杉(4年・C)のミドルシュートが決まり、拓殖大が何とか同点に追い付いて1Qを終えた。

 すると続く2Q、拓殖大はシュートが落ちて完全にオフェンスが沈黙。対する天理大は#23劉や#25平尾(4年・PG)、#17船津(3年・PF)の活躍でバランスよく攻め、ディフェンスでも素早いカバーで拓殖大のオフェンスファウルを誘った。後手に回った拓殖大はパスも簡単にカットされる場面が目立ち、2Q開始6分間で決まったのは#11佐々木の2得点のみ。残り4分を切って#2大谷(4年・SG)の3Pが決まり、36-21と天理大が15点差をつけて突き放したところで拓殖大はたまらずタイムアウトを請求する。ここから拓殖大は2連続得点でやや追い上げるも、ファウルがかさんでフリースローから易々と得点されてしまう。結局2Q前半でついた点差は縮まらず、44-29で試合を折り返した。

111137FUJII.jpg 後半に入り、ここから拓殖大が追い上げを図る。速い攻めから次々ミドルシュートを放つ持ち前のスタイルから得点を量産し、#40藤井(2年・SG)のシュートで10点差。天理大のタイムアウト後も激しいディフェンスを仕掛けてミスを誘い、#1鈴木(3年・PG)の得点で3Q残り7分47-39と遂に点差を一桁とする。しかし追い上げられて焦る天理大だが、#5清水がオフェンスリバウンドを取って落ち着かせると、続けて#23劉が#26上杉から3つめのファウルを奪う好プレーを見せる。ここから再び流れは天理大に傾き、#25平尾が引きつけて#23劉に次々アシストを供給して3連続得点。#25平尾は自分でも切れ込みダブルクラッチで難しいシュートを決め、完全に流れをものにした。拓殖大も辛うじて#8長南(4年・SF)の2本の3Pで食らい付くものの、依然として試合は天理大ペースで進む。17点差で入った4Qも、拓殖大が追い上げる時間帯はあっても点数が追い付くまでには至らず。天理大が点差を保ち続け、最後はベンチメンバーも活躍して快勝でインカレを締めくくった。

 拓殖大は4位で大会を終えた。日本体育大戦、早稲田大戦と接戦を勝ち抜いてベスト4まで駆け上がったものの、順位決定戦からは失速。この2試合はあまり持ち味を出させてもらえず勝ち星は上げられなかった。チーム一のシューター#94長谷川智伸もこの試合ではタフショットを強いられ3Pは0本に終わった。また追い上げる時間帯は何度もあったが、その流れを絶ち切ってしまうようなミスが多かったのが惜しまれる。

 一方の天理大は、大舞台でもひるまず自分たちのペースを貫いた。インサイドの#23劉を起点に、スクリーンプレーなどで相手の隙をついたオフェンスを披露。大会を通して素晴らしかった#25平尾のコートでのリーダーシップに引っ張られるように、最後の試合は#5清水らも好調だった。主将の#3濱田を中心に“どうしたら勝てるのか”を考えぶつかり合いながら作り上げた今年のチーム。関西での敗戦をチームの糧にし、最後のインカレでは見事な快進撃を見せてくれた。最終試合でも関東3位の強豪・拓殖大を破り、最後まで存在感を示してインカレを締めくくった。

写真上:天理大・劉はリバウンド王も獲得。3位進出に欠かせない存在だった。
写真下:拓殖大・藤井はアシスト王に。劣勢のチームを最後まで引っ張った。

※天理大・濱田選手、大谷選手、清水選手、平尾選手、拓殖大・長南選手、上杉選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2011.11.27 (Sun)

【2011インカレ】最終結果

優勝 青山学院大学(2年連続4回目)
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準優勝 東海大学
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第3位 天理大学
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第4位 拓殖大学
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【最優秀選手賞】(MVP)辻 直人(青山学院大学)
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【敢闘賞】 満原優樹(東海大学)
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【優秀選手賞】
比江島 慎(青山学院大学)
永吉佑也(青山学院大学)
田中大貴(東海大学)
上杉 翔(拓殖大学)
平尾充庸(天理大学)
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【得点王】 平尾充庸(天理大学)115点
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「MIP受賞は本当に本当にうれしくて、すごく評価されたというのを感じます。本当に感謝です。得点王も比江島に抜かれたと思っていて、だから驚きました。ありがとうございました、という感謝の念以外は本当にないですね。とにかくMIPを取れたことが一番うれしいです。ありがとうございました!」


【3ポイント王】 大谷拓也(天理大学)18本
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【リバウンド王】 劉 瑾(天理大学)OR:16/DR:47/TOT63
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【アシスト王】 藤井祐眞(拓殖大学)24本
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【ディフェンス王】 畠山俊樹(青山学院大)
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【MIP賞】 平尾充庸(天理大学)
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【1~3位4年生】
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青山学院大


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東海大


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天理大

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2011.11.27 (Sun)

【2011インカレ】11/27結果

◆国立代々木競技場第二体育館

天理大学84(19-19,25-10,24-22,16-8)59拓殖大学(3位決定戦)
青山学院大学77(23-14,9-21,27-19,18-12)66東海大学(決勝)

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2011.11.26 (Sat)

【2011インカレ】11/26 準決勝 青山学院大VS天理大

【青山学院大が天理大を振り切り決勝進出】
111126HIEJIMA.jpg 準々決勝で大東文化大を破った天理大は優勝候補青山学院大と対戦。1Qはシュートが好調でリードしたが、青山学院大は次第に高さと確実さでこれを凌駕し、85-59で勝利。決勝進出を決めた。

 開始早々、青山学院大は#14辻(4年・SG)の3Pで会場の期待に応えると、天理大は##25平尾(4年・G)が#23劉(3年・C)に鮮やかなアシストパスを出し、これも会場をわかせる。続いて#56比江島(3年・SF)が軽やかにシュートを決めると#2大谷(4年・SG)が3Pを決め返すといった具合に、互いのエースの活躍に会場が沸いた。天理大は#25平尾が得点を牽引。ミドルシュート、ドライブにと奮闘を見せる。ディフェンスでは#14辻にボックスワンでマークマンをつけ、インサイドにもうまく勝負をさせない対応でこのQは19-20と1点のリード。互いに譲らない立ち上がりとなった。

 2Q、青山学院大のミスが続く間に天理大は序盤の#2大谷の3Pで19-24。しかし天理大のファウルが続き、青山学院大はフリースローで逆転。さらには#56比江島がボールをカットしてからワンマン速攻でダンクを披露。天理大はすかさず#2大谷、#25平尾の3Pで傷を小さくするが、ゾーンディフェンスを攻略できず、青山学院大はオフェンスリバウンドから速攻を連発。#56比江島が2本目のダンクをリングに叩きつけると、次には#88張本(2年・PF)もダンクを見せ、このQで10点のリードを奪った。

111126hirao.jpg 後半はリードを得た青山学院大が有利に試合を進めた。天理大は外のシュートが入らなくなり、ゾーンディフェンスで対抗するが青学大に引き離されていく。また、インサイドの要である#23劉がファウル4となり、チームが機能しなくなる。4Qもそのまま青学大がリードを広げるが、天理大は最後は#25平尾も笑顔。青学大相手に勝負を楽しむようにプレーを続け、終盤には#5清水(4年・SF)とともに鮮やかなシュートを何本も決めて見せた。最終スコアは85-59。青山学院大が連覇に向け、実力を発揮して勝利した。

 青山学院大・長谷川監督は決勝の相手、東海大について「昨日今日の東海さんの出来は凄い。まさしくピークです。明日は最初にあれをやらせたら負けます。そのまま乗っていっちゃうかもしれない」と要警戒のコメント。明治大戦が東海大に大きな影響をもたらしたとし、「満原・坂本・森田の4年生3人の東海は、うちより一枚上手かな、というのが正直なところ」と、自チームがスタメンの4年生ひとりなのに対し、東海大は4年生の影響力が強いことを認識。「4年生の気持ちが無いとダメ。『勝ちたい』という気持ちで上回れるか」と、最後の最後に闘志の発露こそ最大の勝利ポイントであることを強調した。

 天理大は「最初はシュートが入ったので」と主将の濱田。青山学院大相手にはそう簡単なゲームはできなかったが、それでもここまでこられたことは大きい。「銅メダルを持って帰るのと、そうでないのとはぜんぜん違う」と言うように、最後は勝って終われるか。

写真上:2本のダンクを見せた比江島。決勝では東海大・田中との対戦が見所になるだろう。
写真下:平尾は30点。連日の奮闘で左足はテーピングでガチガチだったが、それでも数字を出している。

※青山学院大・辻選手、天理大・濱田選手、清水選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2011.11.26 (Sat)

【2011インカレ】11/26 準決勝 拓殖大VS東海大

【東海大が完勝、5年ぶりの決勝へ】
111126tanakadaiki.jpg インカレ準決勝一つ目のカードは、リーグ戦2位の東海大と3位の拓殖大の対戦となった。直前に女子決勝と表彰式が行われ、その余韻を残しつつ大勢の観客が詰めかけた中で繰り広げられたファイナリストを決める試合は、序盤から東海大が攻守で拓殖大を圧倒。竹内譲次(現・JBL日立)らの「ゴールデン世代」を擁して連覇を果たした2006年以来の決勝進出を果たした。

 この試合のハイライトは1Qに凝縮されていた。#0満原(4年・C)のミドルシュートが連続で決まると、#33狩野(3年・SG)もシュートを落とさない。拓殖大は東海大のシュートが落ちないため、得意の形であるディフェンスリバウントからのブレイクが全く出せない。セットオフェンスを強いられ、東海大とは対象的にシュートが決まらない展開に陥ってしまう。どうにかゾーンディフェンスで対応を試みるものの、#24田中(2年・SF)に3Pを沈められ機能しない。東海大は開始5分過ぎに速攻で鮮やかなパッシングから#16坂本(4年・C)がダンクを決めて早くも18-4と大量リードをものにした。拓殖大はタイムアウトを使って修正を図るが、あえなく#16坂本にバスケットカウント、#24田中に2本目の3Pを献上。東海大は最後にオフェンスの起点である#4森田(4年・PG)のセットシュートが決まり、1Qで25-8とした。

 東海大のペースはその後も止まるところを知らなかった。#16坂本のフックシュートや#24田中のレイアップに3Pなどで拓殖大をぐんぐん引き離す。拓殖大は#94長谷川智伸(3年・SF)が1Qになかなか狙えなかった3Pをようやく打っていくものの、この日は確率が上がらない。#40藤井(2年・SG)がドライブを仕掛けて連続得点し、ひとり気を吐くが、東海大はこの局面で再び#0満原のミドルシュートが決まっていき流れを渡さない。50-27と、ほぼダブルスコアで前半を終えた。

111126hasegawa.jpg 後半に入ってすぐは、さすがの東海大オフェンスも停滞を見せる。この間に拓殖大は#94長谷川智伸の得点や、#26上杉(4年・PF)のフリースローで徐々に差を詰める。さらに#16坂本が3つ目のファウルをコールされ、拓殖大が反撃の糸口を掴んだかに見えた。しかし、東海大はベンチメンバーである#10バランスキー(1年・PF・東海大三)のフリースローで4分近く続いた無得点の状態を脱すると、#0満原の3Pが飛び出して再びオフェンスが活性化。#0満原と#10バランスキーのハイローの合わせも何本か飛び出せば、主将の#34三浦(4年・SG)もフリースローを2本揃えていく。拓殖大は#40藤井がアグレッシブなプレーでオフェンスをリードしていくが、前半の大量ビハインドを埋めるには至らず。結局東海大が全ての局面で拓殖大を圧倒し続け、89-64の快勝。決勝へと駒を進めた。

 東海大は前半、#0満原や#24田中を中心にシュートが好調。準々決勝に続いての2試合連続100点ゲームこそならなかったが、文句無しの内容で拓殖大を文字通り一蹴した。3Q途中に一時得点が止まったが、陸川監督「自分たちで立て直すことができた。これは前よりも良くなった」と、選手の修正力に目を細めた。インカレ決勝の舞台は東海大にとっては5年ぶり。今のチームに三冠タイトルを知る選手はいないが、この重要な局面でチーム状態を上げてきている。

 一方の拓殖大は悔しい敗戦となった。リーグ戦途中にチームの要とも言える長谷川 技をケガで欠く中、このインカレは競り合いを制しながらベスト4まで進出。東海大とも競り合い、勝ちきりたかったところだが、持ち味の速い展開をほとんど出せずに3位決定戦へ回ることとなった。「インカレはまだ終わっていない。気持ちを切り替えて3位決定戦に臨みたい」とは#1鈴木のコメント。上杉ら4年生は卒業を迎えるが、3年生以下の多い拓殖大。3位決定戦をしっかり勝ち、来季へつなげたい。

写真上:ダンクに行く東海大・田中。準々決勝、準決勝と強い存在感を発揮している。
写真下:拓殖大・長谷川智伸の3Pは2本に終わった。試合途中に腿にダメージを受け、いつものような動きができなかったのも痛い。

※東海大・満原選手、拓殖大・藤井選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2011.11.26 (Sat)

【2011インカレ】11/27試合予定(最終日)

◆国立代々木競技場第二体育館

13:20 天理大学 vs 拓殖大学(3位決定戦)
15:00 青山学院大学 vs 東海大学(決勝)
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2011.11.26 (Sat)

【2011インカレ】11/26結果(準決勝)

◆国立代々木競技場第二体育館

拓殖大学64(8-25,19-25,17-17,20-22)89東海大学
青山学院大学85(19-20,28-17,23-8,15-14)59天理大学

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2011.11.25 (Fri)

【2011インカレ】11/25 拓殖大VS早稲田大

【早稲田大の追い上げを拓殖大がかわし準決勝進出】
111125uesugi.jpg 関東3位の拓殖大と関東6位の早稲田大は、リーグ戦も1勝1敗でチームの力はほぼ互角。それだけに勝利の行方が注目となったが、拓殖大が接戦を制し、76-73で早稲田大を下した。

 立ち上がり、#11佐々木(3年・C)が好調でリードしたのは拓殖大。早稲田大も#14久保田(4年・C)が奮起しファウルをもらって#26上杉(4年・C)を開始4分で2ファウルに追い込むが、同時に早稲田大・#90二宮(2年・C)も2ファウルに。その後も拓殖大は早稲田大#14久保田にボールを入れさせずリバウンドから#40藤井(2年・SG)らが速攻に走る。一方の早稲田大もオフェンスリバウンドに絡み、2Qに入っても点差は大きく離れない展開が続いた。ここから一歩抜け出したのは早稲田大。#6大塚(3年・PG)を起点に#15木村(1年・PF・洛南)や#21河上(2年・PF)がシュートを決めていく。だがこの流れを#8長南(4年・SF)が断ち切り、#94長谷川智伸(3年・SF)の3Pも出て再び拓殖大が追い上げた。アグレッシブな守りで拓殖大は早稲田大のターンオーバを誘い、38-34と拓殖大が逆転して前半を終える。

 試合が動いたのが3Q。序盤はシーソーゲームが続くが、#1鈴木(3年・PG)が力強いドライブでバスケットカウントを得ると流れは拓殖大に傾いた。#11佐々木、#26上杉らが決めてリードを広げ、最後は#94長谷川智伸がブザービーターで決めて66-52で最終Qへ。

 4Q、負けじと早稲田大が怒涛の追い上げを図った。拓殖大は惜しくもシュートがこぼれる場面が見られ、#26上杉のアンスポーツマンライクファウルもあって早稲田大が勢いに乗る。#14久保田のターンシュート、#15木村のゴール下で残り6分切って70-65と5点差。拓殖大は焦りも見えて落ち着いてシュートを決めきることができず、#8長南のシュートを最後にここから約5分間無得点となりその間#14久保田の活躍で72-73と早稲田大が逆転した。だが残り26.8秒、#94長谷川智伸のフリースローが1本決まって同点に。早稲田大は次のオフェンスで、ハーフからのスローインが何とバックパスの判定になる不運。これで最後にもう一度オフェンスチャンスを得た拓殖大は、残り6.7秒、#8長南のドライブが決まり75-73。これに#14久保田がシュートを打つも外れ、ファウルゲームとなって#8長南にフリースローを1本決められ3点差。同点を狙った最後の#8玉井(2年・SG)の3Pは外れ、結局76-73で拓殖大が接戦を制した。

111125kubota.jpg 拓殖大は得点の止まる時間帯もあったが激しいディフェンスが光り、再三早稲田大のターンオーバーを誘った。これで嬉しいベスト4入り。次は決勝への切符をかけ、東海大とぶつかる。

 一方の早稲田大は、ファウルやターンオーバーなどいらないミスも多かった。最後は際どい判定もあって倉石監督は最後まで抗議し続けたが「最後の(拓殖大・#8長南の)レイアップだけじゃなく悪いところがいっぱいあった。一つひとつのミスが3点差の負けにつながった」(#14久保田)と選手たちは問題を把握。リーグ戦中から上位相手に接戦を繰り広げるもそれを制しきれない、というのはこの試合でも同じ展開。追い上げはできるが、追い上げなければならない状況に自らのミスでしてしまっている点は課題としてそのまま残った形となってしまった。「昨日足をつったということもあって、今日はそうならないように守りに入ってしまった」と言う#6大塚も今日は自身満足のいくプレーとはいかず。悔しい敗戦でインカレを終えた。

写真上:上杉は久保田をうまくかわしてシュートするシーンが目立った。
写真下:最後のシュートはわずかに短かった久保田。

※拓殖大・長南選手、早稲田大・久保田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2011.11.25 (Fri)

【2011インカレ】11/25 天理大VS大東文化大

【息詰まるエース対決を#25平尾が制し天理大がベスト4】
111125hirao.jpg 第4シードの大東文化大は関西2位の天理大とベスト4をかけて対戦。最後まで全く分からない戦いになったが、63-62のわずか1点差で天理大が制し、初のベスト4へと進出した。

 強いインサイドとアウトサイドシューター、個人技に優れたガードという布陣は互いに同じ。それだけにどのような展開になるか分からなかったが、1Q序盤、大東文化大は#34鎌田(3年・C)が202cmの天理大#23劉(3年・C)に対して攻めあぐね、#15遠藤(4年・PG)も早い段階で2ファウル。天理大は#23劉がフリースローを確実に決める形でリードを得る。大東大は鎌田に代わった#7今井(4年・C)が連続得点するが19-15で1Qを終えた。

 2Q、天理大にミスが続き#14岸本(3年・G)が3P2本を含む3連続得点で逆転。また、岸本を警戒する天理大の虚をついて#37草野(4年・F)が3P1本を含む3連続得点で天理大を一気に引き離す。天理大はオフェンスが形にならず、フリースローはなんとか得るものの、重苦しい展開に。しかしそのフリースローでじわじわ追い上げ、#25平尾(4年・PG)と#2大谷(4年・SG)の3Pが出て追い上げ、#5清水(4年・SF)のドライブで逆転。天理大は一時9点離されたが2Qを終了して33-32と1点リードして折り返した。

 3Qの序盤、天理大は連続でファウルを犯すも、#2大谷のミドルシュートと#0河原(2年・C)が得点。さらに#25平尾が果敢に得点を続けてチームを牽引する。大東大はオフェンスが停滞してしまうが、#43鎌田がふんばり、得点を引っ張る。天理大は#23劉、#25平尾が3ファウルとなるがこのQは50-45と5点リードして最終Qを迎えた。

111125kisimoto.jpg 4Q、大東文化大は#13小原(4年・G)が奮闘。一方の天理大は#23劉がインサイドで攻めていく。大東大#14岸本の3Pが開始4分に決まり逆転。そこからは激しい主導権争いが続くが1点を争う展開のままゲームは終盤に入った。残り2分半、#13小原がドライブから切れ込みフリースローを獲得。天理大がうまくオフェンスできない中、さらには残り1分、#14岸本のドライブで57-60の3点リード。しかしここからは互いのエース級選手の熾烈な戦いになった。天理大は#25平尾が支配した。まずドライブからバスケットカウントを獲得し、ボーナススローは外すものの、天理大がリバウンドを確保。ボールを持った#5清水は焦ってシュートを打たず平尾に回すと、これを平尾が決めて61-60と逆転。残り20秒、大東大はこれも#14岸本が鮮やかなドライブで61-62と再度リードを奪い返す。だが、天理大は再び平尾が返し、残り6.9秒で63-62。大東大はここでタイムアウト。そして天理大は#3濱田(4年・PG)を投入した。天理大のチームファウルはここまでわずか1つ。ハーフからのスローインで#3濱田が#14岸本に入ったボールを的確に続けてファウル。残り時間を減らしていく。残り4秒、再々度のスローインでボールを持った#14岸本はドライブに行くがボールはリングからこぼれ落ち、#13小原がリバウンドを抑えるもタイムアップ。63-62で天理大が激闘を制し、初のベスト4へと進出した。

 平尾23点、岸本25点とリーディングスコアラーの対決はほぼ互角。勝負のポイントでそれぞれが見事な活躍をした。大きな力の差があったとは言えないが、岸本「向こうの方が気持ちが強かった」と記者会見で述べた。大東大は遠藤が本来の活躍ができず小原がこれをカバーする奮闘を見せたが、わずかに届かなかった。西尾監督は平尾の気持ちに屈したことと、「インカレの枠を一つ取られ、申し訳ない気持ち」と(ベスト4に入った地区にインカレシードが1枠与えられる)開口一番に述べ、この試合で負っていたものの重さも感じさせた。

111125tenri2.jpg 天理大は平尾の活躍が光ったが、そこに至る過程をチームがきちんと踏んできたことが第一の勝因と言える。サンバ(10年度卒・現JBL東芝)の入学で関西でまずまずだったチームは一躍トップに踊りでたが、昨年は同じセネガル人留学生を擁する関東学院大に一回戦で負け、またサンバという大黒柱が抜けた後、その穴をどう埋めて雪辱を果たすかをチームで考え続けた様子が伺える。主将の濱田「どうしたら勝てるのか、何をやれば勝てるのか、それをチーム全員でぶつかり合い、先生とも話し合い、追求してきた」と言う。スタイルを少し変え、当初はなかなか結果が出せずリーグでも昨年度からメンバーが変わらず安定していた京都産業大に1位を譲った。しかし練習中から話し合い、少しずつ取り組んできたことを表現できるようになり、今ようやく成果として出たと言う。「(ここまで到達するには)遅かったけれど、今ようやくいい雰囲気になってきた」(#3濱田)。エースの「絶対勝ちたい」という強い意志、そしてチーム全体の改革が実ってのベスト4はまったく見事だった。

写真上:常に強い気持ちで攻め続けた平尾。
写真中:岸本も素晴らしかったが、あと1点足りず。
写真下:勝利し、泣き顔を見せる平尾や清水。2日連続の嬉し涙。

※大東文化大・田中選手、小原選手のインタビュー、試合の写真は「続きを読む」へ。

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2011.11.25 (Fri)

【2011インカレ】11/25レポート(準々決勝)

ベスト4は青山学院大・東海大・拓殖大・天理大
実力十分の4チームで優勝を争う


 今年は5位以下の順位決定戦が行われないため、ベスト8は確定しているものの、4チームがこの日代々木を去ることになった。激闘となったのは天理大対大東文化大。最後の最後まで分からない勝負が続いたが、天理大が1点差で大東文化大を制した。この天理大の勝利により、関東は来年のインカレ出場枠を一つ関西に奪われることになった。天理大以外は第1~第3シードが勝ち上がり、青山学院大、東海大、拓殖大がベスト4に進出。この4チームで頂点を争う。

【東海大が日本大を突き放し100点ゲームでベスト4】
111125zakk.jpg 第2シード東海大は2Qで一気に日本大を引き離して105-71で勝利を収めた。1Qは点数的には互角だが、日本大は東海大の厚いインサイドの壁に阻まれ、なかなかペイント内でプレーできない。日本大は#11飛田(3年・F)や#1坂田(2年・F)のアウトサイドが当たったが、東海大も#24田中(2年・SF)のスティール、#0満原(4年・C)のシュートが確実で18-21とリード。

 しかし2Qになると東海大の勢いが日本代を凌駕。日本大は内外ともに攻めることができず東海大に大量リードを許してしまう。2Qは29-11とした東海大は、そのままゲームを優位に進めた。東海大は#10バランスキー(1年・PF・東海大三)のシュートも好調で、前の試合で劇的なシュートを決めた#34三浦(4年・SG)が3Pを3/3とようやくの本領発揮。日本大は後半持ち直すも、ディフェンスが機能せず東海大を止めることができない。東海大はゲームの最後を#25祐川(4年・SF)のシュートで締めくくり、快勝で準決勝に駒を進めた。

111125sukegawa.jpg 東海大は前の試合の盛り上がりをそのまま次の試合で活かせた印象があり、常に強気で勢いが途切れることはなかった。「昨日はどこかに明治をなめていた部分が最初に出てしまったと思う」と#34三浦。その明治戦では勝利のシュートを決めたが、このゲームでも3Pをしっかり決め、主将として存在感を示した。リーグ戦はケガ明けから入り、しばらく思うようなプレーができなかったが、「リーグの後に少しずつ感覚も戻ってきて、ようやく今いい状態になってきている」と復調の自信を伺わせた。主将の復活は頼もしい材料になる。ただ、チームはリーグ戦では調子が良くてもそれがずっと続かず苦労した面もある。明治戦のようなタフな試合を経てチームが一回り成長したとするならば、残る試合でそれを証明したいところだ。

 日本大は今期苦しいシーズンを過ごした。4年生がチームを引っ張ることができずにリーグ途中からは3年生の#3石川をリーダーに、下級生に主導権を渡すことになった。しかしそれは逆に下級生にさまざまな意味で成長をもたらした一面もある。この経験をオールジャパン、そして来年に続く糧にしたいところだ。

写真上:バランスキーは高確率のミドルシュートで16点。
写真下:最後のシュートを決めた祐川がガッツポーズ。得意な45度のミドルシュートだった。


【中央大が追い上げるも青学大が落ち着いて引き離す】
111125hatakeyama.jpg 優勝候補筆頭の青山学院大にぶつかった中央大。離される場面もあまり崩れず食らい付き、何度も追い上げる場面が見られた。だが青山学院大は落ち着いて逆転はさせず、89-73で勝ち進んだ。

 1Q、内外バランスよく攻める青学大に対し、中央大も#20小野(3年・F)の1on1や息の合った華麗なパッシングで対応。しかし終盤シュートの確率が落ちると、青学大は強みのインサイドを攻めて差を離した。だが11点ビハインドを負って2Qに入った中央大も、ここから追い上げを図る。#16佐藤(3年・PG)の3P、#22山田(2年・PF)のタップシュートで6点差。ここで#24塩谷(2年・SG)がコートに入ると、青学大の高さにひるまずオフェンスリバウンドをもぎ取る持ち前のジャンプ力を見せ、これに#5谷口(1年・F・洛南)の連続得点で2点差に。だが青学大も#56比江島(3年・SF)、#14辻(4年・SG)と両ウィングが仕事を果たして逆転はさせない。しかし終盤ミスもあり、41-37と4点差で前半を終了した。

 後半、3Q序盤で青学大は#56比江島の活躍もあって点差を二桁に。中央大も#11入戸野(3年・PG)が永吉相手にバスケットカウントを獲得し、終盤は流れるような速攻で10点前後の点差を保つ。だが4Qで#14渡邉(3年・SG)が3Pを決めて6点差とするも、そこからの1本が決めきれずに再度引き離された。インサイド陣も走った青学大の速攻を中央大は止めきることができず、結局89-73でタイムアップ。これで青学大のベスト4進出が決まった。

 青学大は相手の勢いに後手に回る部分もあったが、盤石の強さを発揮して準決勝に向かう。次の相手は関東校を連続で破って勢いに乗る天理大。注目の一戦だ。対する中央大もオフェンスを組み立てる事で引き離されても崩れない力がついてきた。リバウンド数は青学大の46に対し中央大は45と、高さで不利になる中でもほぼ互角に持ち込み、頑張りが見えた試合。この経験を来シーズンに活かしたい。

写真:終盤、高校の先輩の小野からスティールも奪った畠山。次戦も楽しみだ。

※中央大・小野選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※中央大・佐藤選手のインタビューは追って掲載します。

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2011.11.25 (Fri)

【2011インカレ】11/26試合予定(準決勝)

◆国立代々木競技場第二体育館

12:00 筑波大学 vs 愛知学泉大学(女子3位決定戦)
13:40 大阪人間科学大学 vs 早稲田大学(女子決勝)
16:20 拓殖大学 vs 東海大学(男子準決勝)
18:00 青山学院大学 vs 天理大学(男子準決勝)

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2011.11.25 (Fri)

【2011インカレ】11/25結果(準々決勝)

◆国立代々木競技場第二体育館

天理大学63(19-15,14-17,17-13,13-17)62大東文化大学
拓殖大学76(18-16,20-18,28-18,10-21)73早稲田大学
日本大学71(18-21,11-29,20-24,22-31)105東海大学
青山学院大学89(27-16,14-21,23-18,25-18)73中央大学

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2011.11.24 (Thu)

【2011インカレ】11/24 拓殖大VS日本体育大

【4Qを制した拓殖大が日本体育大を下す】
 関東3位の拓殖大と関東11位の日本体育大の対戦は、最終Qまで接戦になったが、最後に突き放した拓殖大が94-86で勝利した。

111124hasegawatomonobu.jpg 1Q、#94長谷川智伸(3年・SF)の3Pで幸先の良い立ち上がりを見せた拓殖大。だが日本体育大も#11北川(2年・G)が走ってアンスポーツマンライクファウルをもらうなど、反撃を図って追い上げる。24-19で2Qに入ると、日本体育大は激しいディフェンスで勢いに乗りブレイクを出して連続得点。拓殖大はゾーンに対し攻あぐねるが、#15八木(4年・C)がリバウンドに粘って持ち直し、42-39とややリードして試合を折り返すと、続く3Qも拓殖大はゾーンディフェンスを攻めあぐねながら#11佐々木(3年・C)の活躍でつないだ。日本体育大も#21熊谷(3年・F)が攻め、結局61-61と同点のまま3Qを終える。

 4Q、拓殖大は#94長谷川が開始早々3Pでバスケットカウントを獲得。これで#11北川をファウル4つに追い込んで勢いに乗り、その後も#8長南(4年・SF)が高確率でシュートを決めて差を開く。日本体育大は果敢に攻め込みフリースローで点を取るが、差を縮めることが出来ない。オフェンスリバウンドもことごとく奪われ反撃の芽をつぶされた。残り1分を切り、日本体育大はベンチの4年生をコートへ。#27近藤(4年・F)や#35村瀬(4年・C)がシュートを決めると、下班も含めチームも大きく沸く形に。日本体育大最後のオフェンスはキャプテン#23横江(4年・G)に託され、切れ込んで見せ場を作った。そのまま94-86でタイムアップ。拓殖大が日本体育大を下し、ベスト8へと進んだ。

 拓殖大は攻めあぐんだ場面もあるが、大事な場面で持ち味のアウトサイドが決まった。勝利のスタイルは確立している。これを続けて頂点を狙うだけだろう。日本体育大は早い展開やゾーンディフェンスで持ち味を出したが、終盤のオフェンスはドライブやゴール下で決められない場面が目立ち、やや力強さを欠いた。しかし、今年は収穫の大きかったシーズン、来期の充実に向けてまた取り組んでもらいたい。

写真:21点の長谷川智伸。クラッチシューターとしてこの先どんなシュートを決めるか楽しみだ。

※日本体育大・横江選手のインタビュー、写真は「続きを読む」へ。

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