2016年12月 / 11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月


第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2016.10.30 (Sun)

【2016リーグ1部】10/30筑波大VS拓殖大(第18戦)

前半は互いに譲らぬハイスコアリングゲームを展開も
後半筑波大が拓殖大を突き放し、最終戦を勝利で飾る


161030aoki_201611161252224a1.jpg 優勝が既に決定している筑波大と順位を上げたい拓殖大との戦いが、このリーグを締めくくる最後の試合となった。内外バランス良く得点できる筑波大に対し、インサイドの要である#23バンバ(4年・F)を欠く拓殖大がどう戦っていくのかが注目された。

 1Q、筑波大はまず#17杉浦(3年・F)と#6馬場(3年・G)の3年生コンビが良い流れを作る。#17杉浦がインサイドで積極的に1on1を仕掛け、#6馬場は3P、速攻と活躍し、#46生原(4年・PG)も要所でアシストして味方の得点を演出する。#39成田(4年・G)と#18多田(1年・F)の連続3Pで得点を伸ばしてきた拓殖大に対し、筑波大はタイムアウトで立て直しを図る。そのタイムアウト明け#17杉浦のインサイドと「この日は積極的に得点を取りに行こうと思った」という#2満田(4年・SG)の連続3Pで、内外バランス良く得点を重ねていく。拓殖大はアウトサイドシュートの確立が良く、#18多田、#13阿部(3年・G)が3Pを決め、1Qは互いにハイスコアをマークし29-25と筑波大がリードするが大きな差はつかず。
 
161030fujii_20161116125224138.jpg 2Q、筑波大は#17杉浦、#6馬場の活躍に加え、途中交代で入った#11増田(1年・PF)のインサイドと#2満田の3Pで得点を伸ばしていく。対する拓殖大は#33富山(3年・G)、#16飯田(3年・F)、#11山崎(3年・G)と控え選手が代わるがわる3Pを決めていき、それに対して筑波大のディフェンスが外に広がる中、要所で#55藤井(4年・C)がゴール下で得点。拓殖大はアウトサイドシュート中心のオフェンスを展開し、第2Qまでに3P成功率9/18という驚異的な数字を叩き出すと、前半終了時は48-46と、2点差。互角の勝負となった。

 3Q、ここまで好調だった拓殖大の外の確率が下がり、苦しくなっていく。筑波大はトランジションバスケットでオフェンスを早く展開し、また内外バランス良く得点をしていく。拓殖大はこのQ序盤、#13阿部のジャンプシュートが決まるも後が続かず、その後の得点も単発になり、また前半驚異的な数字を出した3PもこのQ2/7となり失速してしまい、このQ22-9と一気に差がついてしまった。続く4Q、取り返したい拓殖大は#39成田、#13阿部を中心に得点を重ねていくが、筑波大が控えメンバーも出場させる中、#17杉浦、#11増田といった得点源が中心になって拓殖大を上回る勢いで得点を重ね、最後は100-74。筑波大が後半に一気に差を広げて最後の試合を勝利で締めくくった。

161030tukuba.jpg リーグ優勝した筑波大は16勝2敗。大崩れこそなかったが、後半戦で2敗しており、精彩のない試合があったのも確か。しかし、集中している日は驚異的な強さを発揮する。インカレという一発勝負でそれを持続し続けられるかどうかに、3連覇の期待がかかる。

 拓殖大はこの結果で7位。リーグ中盤にエースの一人、バンバを負傷で欠く形になり、後半戦はリバウンドなどインサイドで苦戦が見えたが、得点力では成田、阿部、そして3P王獲得の多田など、リーグ屈指の実力がある。インカレの布陣はまだ未定だが、持ち味を生かしたバスケットを貫けるかどうかになるだろう。

写真上:生原が負傷した時期は青木が司令塔としての役割を担った。インカレでの働きも大事になるだろう。
写真中:バンバ欠場後はサイズ面で苦しんだ拓殖大。インカレに向けても藤井らインサイド陣の奮闘が欠かせない。
写真下:下級生の貢献もチーム力アップのためには欠かせない筑波大。このリーグで得たものを大一番でも発揮できるか。

※筑波大・生原選手、満田選手、木林選手、杉浦選手、拓殖大・多田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2016.10.30 (Sun)

【2016リーグ1部】10/30東海大学VS早稲田大学(第18戦)

早稲田大前半リードもゲーム終盤の攻防で東海大が勝利
東海大は2位、早稲田大は5位フィニッシュ


161030tomita.jpg 順位的には2位を確定している東海大は、勝率で4チームが並び一つでも上にいきたい早稲田大との最終戦を迎えた。前半は早稲田大が持ち味を出してリードするが、後半に東海大が逆転。しかし、再び粘った早稲田大によって最後の最後まで分からない展開となった。

 1Q、東海大は#33鈴木(4年・F)がリバウンドシュート、3Pと活躍し、早稲田大は#36澁田(4年・SF)がフリースロー、ドライブで得点していく。東海大・早稲田大と互いに24秒近くかけてシュートにつなげる場面が多く見られるが、それでもなかなか得点につながらず、第1Qは東海大が出遅れる形にはなるが、9-13と両者共に重い立ち上がりとなる。2Q序盤、東海大は早稲田大のディフェンスを崩せず、アウトサイドシュートが単発で終わる所が見られるが、#33鈴木がオフェンスの起点となり得点を伸ばしていく。早稲田大は途中交代で入った#26富田(2年・C)がインサイドで存在感を示し、27-32と前半は5点差で早稲田大のリードとなった。

 3Q、早稲田大は#36澁田、#26富田が得点していくも、全体的にアウトサイドシュートの確率が悪く、得点が伸びない。対する東海大はこのQ開始早々の#37秋山(2年・F)、#4寺園(4年・PG)の連続3Pが決まり、Q終盤にも#11白戸(3年・F)の3P、ジャンプシュートの連続得点とアウトサイドシュートが決まってこのQだけの点数で21-13と逆転。48-45として4Qへ入った。

161030suzuki_20161115111837ced.jpg 4Q、ペースを作りたい早稲田大だがオフェンスが攻めきれず、アウトサイドシュートを打つもそれが決まらない。このQ5分経過時点、東海大#11白戸、#7中山(4年・SG)らによる7得点、早稲田大#26富田による4得点のみとなる。両者とも得点できない中、早稲田大は#7石原(3年・G)がドライブからゴール下の#36澁田へボールをつなぐと、そこからパスアウトして#11河合(4年・G)の3Pと良い形でオフェンスを作ることができ、早稲田大ベンチも盛り上がる。しかしその後が続かず、3分間、両者共に無得点に。東海大は最後の時間帯を4年生主体の構成にして逃げ切りをはかるが、早稲田大は残り1分で#27濱田(2年・F)が3Pを決めて1点差に迫った。逃げたい東海大はシュートを仕掛け、何度もオフェンスリバウンドを取っていくが追加点が決まらず、息詰まる攻防が続く。だが早稲田大もディフェンスで粘って自分たちに攻撃につなげるものの、得点することができない。最後はファウルゲームを仕掛けたが届かず、58-55で東海大が逃げ切って勝利を収めた。

 早稲田大は復帰して1年目のリーグ戦を5位で終えた。ガード主体のアグレッシブなプレーで相手を脅かし、上位を倒す試合を見せたが、途中からは怪我人が続いてやや安定を欠いた。負け越しとはなったが、混戦の中盤では上位を堅持した。

161030tokai.jpg 東海大はこの試合最終盤の攻防で、早稲田大のディフェンスの前に何度も決めきれないシュートがあったが最後はボールを押さえ、フリースローを得て逃げ切った。リーグ戦は育成を大きな目的に置き、中には大敗した試合もあるが、下級生の中から内田、白戸、秋山といった新しい人材が出てきているのは好材料だ。続く一発勝負のインカレでは結果が第一目的となる。4年生の安定感維持と、ここで伸びた人材が確かな力を発揮することが求められる。

写真上:早稲田大・富田は20点。早稲田大はゴール下の富田までボールがうまく渡れば、決定率はかなり高い。
写真中:東海大・鈴木は14点8リバウンド。最後は勝利を引き寄せるフリースローを獲得。
写真下:最後は東海大の切り札でもある、4年生の粘りできわどい勝負を制した。

※東海大・秋山選手、早稲田大・澁田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2016.10.30 (Sun)

【2016リーグ1部】10/30 専修大VS青山学院大(第18戦)

前半は青山学院大が快調に飛ばすも
後半専修大がリバウンドを押さえる逆転劇で4位に


161030watanabe.jpg 8勝9敗同士の専修大青山学院大の対戦は、やはり同率の拓殖大、早稲田大も巻き込んで順位を決する戦いになった。

 1Qは完全に青学大ペース。前日の試合で8分の出場にとどまった#24安藤(4年・F)を始め、#3大崎(4年・SG)らもアグレッシブに攻めて3Pも気持ちよく沈んだ。専修大はオフェンスが回らず一桁の点数で長い時間とどまってしまった。1Q、2Qも青学大リードのまま先行。互いにゾーンを繰り出すなどさまざまなプレーを試しつつ試合は推移し、最後は青学大#15石井(2年・PG)がリバウンドからこぼれたボールをフローターで決めて28-42と、前半7本の3Pが決まったことも作用し、青学大が14点リードして前半を終えた。

 3Q、青学大は得点がストップ。ファウルも続き流れが良くない。リバウンドを押さえた専修大がそこから追い上げ、#10大澤(2年・F)の3Pが決まると、開始5分で41-44の3点差に。さらにタイムアウトを挟んで#11秋山(3年・G)のジャンパーで1点差に詰め寄り、#6渡辺(4年・PF)がオフェンスリバウンドを取り逆転。青学大は開始7分が経とうとしてもこのQ2点にとどまり、苦しい状態。残り2:55にようやく#32前田(2年・F)の3Pが決まるが、ディフェンスでは専修大にフリースローを与えてしまい、チーム全体でもファウルが嵩んでいく。互いに譲らない両者は、専修大は#30アブ(1年・C・アレセイア湘南)のダンク、青学大は#21石黒(4年・PF)、#7ナナー(1年・CF・横須賀学院)のドライブからのバスケットカウントなど見せ場を作り、57-55の専修大2点リードで最終Qへ。

161030maeta.jpg 4Q、速攻、バスケットカウントと流れが切れない専修大はオフェンスリバウンドの強さも発揮。青学大はこのQも得点が決まらない時間帯が長く、開始から5分ほど無得点。10点以上の差が開いてしまう。残り3分半、ようやく#24安藤の3Pが決まるが、専修大のリード残り2分で11点と安全圏に近づく。勝利を確信したところで最後に#5山田(4年・F)、#25大越(4年・F )の4年生をコートに送り出し、#5山田がシュートを決めるとベンチも大盛り上がりに。最後は83-66として専修大が勝利を収め、最終成績でも4位へと滑り込み、インカレのシードで有利な立ち位置を得た。

写真上:リバウンドを取る専修大・渡辺。「チームがまとまっておらず、泥臭さみたいなものが足りなかった」と言い、ハーフタイムに気合を入れ直し、後半は一気に加速した。
写真下:青山学院大は安藤不調の時間帯は前田の得点が頼りに。

※専修大・國分選手、青山学院大・柏倉選手のインタビューは「続きを読む」


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2016.10.30 (Sun)

【2016リーグ1部】10/30 明治大VS慶應義塾大(第18戦)

明治大が安定したプレーでリードを保ち勝利
慶應大は入替え戦に向け再びチームの統一を

161030hirasada.jpg 既に順位と入替え戦行きが決まっている9位・明治大と10位・慶應義塾大による第2試合は、1巡目の対戦では明治大が1点差で逃げ切った。しかし、この試合では差がつく展開となった。

 前半は互いに点が伸びず。1Qは明治大が先行するが慶應大のディフェンスの前にターンオーバーが続いて突き放せず、慶應大がその間に追いつく展開となった。しかしQの最後に#2齋藤(3年・PG)の3Pが入り明治大が17-12と5点リードで2Qへ入ると、流れを維持する明治大優位のまま試合が進行。慶應大はインサイドでファウルをもらい、点差を縮める場面もあるがアウトサイドが当たらない。落ちたシュートのリバウンドが取れない場面が目立ち、前半は明治大33-27とリードし前半終了。

 3Q、慶應大はゴール下で踏ん張る場面もあるが明治大が簡単に内外シュートを決めていく場面が目立ち、一時は10点以上に差が開いた。#5後藤(4年・SG)の3Pが決まって一桁に差を戻すが、そこからターンオーバーが続いてしまうとその間に明治大はアウトサイドもやすやすと決まり、59-42と17点のリードを得て4Qへ。追う慶應大は大きく開いた20点の差を詰めるにはディフェンス・オフェンスとも精度を欠いた。勝利を確定的にした明治大は残り4分、コートに4年生5人を送り出した。ここから得点はならなかったが、74-63で勝利し、最終戦を締めくくった。

 明治大は最終的には6勝をマークしたものの、わずか1点、日本大との得失点差に泣いて9位でリーグ戦の結末を迎えた。ただし、この6勝はすべて後半戦で得たもので、前半も多くは最終的に接戦を落とした形が多く、入替え戦行きといっても悲観すべき状態ではない。やるべきことをきっちりやって、2部のチームを跳ね返したい。

161030sawa.jpg 課題がより顕著なのは慶應義塾大の方。元々少ない人数のところを怪我人が相次いで10位に沈んだ。後半戦では下級生の成長も見えてきたが、終盤戦はまた崩れて最下位に。後半戦ではオフェンスが孤立してしまい1対1に偏りがちで、何度もチャンスを得ながら自身のミスでそれをフイにする場面が目についた。慶應大は限られた人材でも粘りや泥臭さといった部分を追求することで、一時代を築いてきたチーム。自分たちがやるべきことをもう一度思い出す必要がありそうだ。

写真上:明治大は平佐田らベンチの4年生も最終戦で仕事をこなした。学生バスケは4年生こそチームの核。入替え戦でも4年生たちの働きは問われるだろう。
写真下:インサイドではトカチョフがリーグ戦を通じて踏ん張った慶應大。あとはチームとしてどこまで意思統一し、意識を引き上げられるかだ。

※明治大・田中井選手のインタビュー、慶應義塾大・西戸選手のコメントは「続きを読む」へ。


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2016.10.30 (Sun)

【2016リーグ1部】10/30 日本大VS白鷗大(第18戦)

1Qから好調さを見せた日本大が躍動
白鷗大はゾーンで追い上げ逆転勝利


161030kawashima.jpg 1部リーグ戦最終日の第1試合、日本大白鷗大の一戦は1Qから日本大が好調。白鷗大はチャンスを生かしきれず26-15と日本大リードで終了する。2Qも流れに乗れないのは白鷗大の方。日本大は控えで試合を進めるが、その状況でも白鷗大はパスミスやボールのファンブル、決めきれないシュートが目立ち、追い上げできない。中盤以降はともにベンチメンバー同士のプレーとなって前半は33-30、日本大3点リードで終了。

 後半、日本大は#21青木(2年・PG)のアウトサイドが好調で#4柳下(4年・SG)、#24高橋(4年・SG)の3Pも決まっていく。白鷗大は1-3-1のゾーンを敷いて対応。#5川島(4年・SG)のアウトサイドも決まるが、日本大の方がより好調に外を沈めていく。終盤、白鷗大は#0野﨑(3年・SG)の速攻、#21神里(3年・PG)の3Pもあって詰め寄るが54-51と日本大が3点のリードを保って4Qへ。

161030aoki.jpg 4Q、白鷗大はゾーンを続けるが、肝心のリバウンド、ルーズボールがなかなか取れず。互いに無得点のまま時間がすぎるが#0野﨑のレイアップ、#75シェッハ(1年・C・延岡学園)のフリースローが1本決まり開始3分でようやく54-54の同点に戻した。日本大はゾーン攻略ができず4分を過ぎてもノーゴール。たまらずタイムアウトで修正をはかるが、タイムアウト明けに#5川島の3Pが決まり白鷗大が流れを掴む。日本大は下げていたスタメンを一部戻すが、やはりゾーンは破れず残り3分、#0野﨑の3Pで白鷗大は10点のリードに成功する。残り1分7秒、日本大は#11門馬(4年・SG)の3Pがようやく決まりこれがこのQ初得点。しかしここからも勝負の大局が変わることなく57-66。白鷗大が逆転で最終戦を飾った。

 勝っても負けてもどちらも順位は変わらない試合だったが、互いに先を見据えてか、控えを多用した内容になった。日本大は控えメンバーのシュートもよく決まり、現在の4年生3人が抜けた穴を来年誰が補うかを伺う形に。一方の白鷗大はシーズン当初からゾーンを用意していたものの使う場面がなく、この試合で試した模様だ。いくつかのパターンがあるが、これをインカレでも使っていくかどうかが注目だろう。今季は創部初の3位に食い込み、初めてづくしのシーズンだった。台風の目的な存在としてリーグ戦では注目を浴びたが、インカレでも第3シードとしての実力を発揮してもらいたい。

写真上:白鷗大は川島のここぞという3Pが効いた。野﨑とともにこのリーグ戦では勝負どころでのシュートでチームを牽引した。
写真下:日本大はスタメンガードの新号をこの試合は1Qのみの起用。それに代わった青木は16点とチームハイを記録。まだ2年生で来年以降が期待される人材だ。

※白鷗大・川邉選手、日本大・門馬選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2016.10.30 (Sun)

【2016リーグ1部】最終結果

優勝  筑波大学(14年ぶり10回目)
準優勝 東海大学
3位  白鷗大学
4位  専修大学
5位  早稲田大学
6位  青山学院大学
7位  拓殖大学
8位  日本大学
9位  明治大学(2部2位との入替え戦へ)
10位  慶應義塾大学(2部1位との入替え戦へ)


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優勝 筑波大学


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準優勝 東海大学


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3位 白鷗大学


【個人賞】
■最優秀選手賞 杉浦佑成(筑波大学)
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■敢闘賞 寺園脩斗(東海大学)
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■優秀選手賞 渡辺竜之介(専修大学)
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■優秀選手賞 野﨑零也(白鷗大学)
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■優秀選手賞 中山拓哉(東海大学)
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■優秀選手賞 馬場雄大(筑波大学)
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■優秀選手賞 生原秀将(筑波大学)
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■得点王 アブ フィリップ(専修大学)
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■3P王 多田武史(拓殖大学)
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■アシスト王 齋藤拓実(明治大学)
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■リバウンド王 アブ フィリップ(専修大学)
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■MIP賞
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2016.10.29 (Sat)

【2016リーグ1部】10/29レポート(第17戦)

筑波大を撃破した東海大が2位を死守
日本大は最終日を待たずに入替え戦回避を決める


 入替え戦を除けば、残り2日となったリーグ戦は上位、中位、下位にほぼ分かれる形に。上位は、白鷗大が12勝目をあげ、1勝差で追いかける東海大の結果次第では2位浮上の可能性があったが、すでに優勝を決めている筑波大に競り勝った東海大が2位を死守した。

 中位は、8勝9敗で4チーム(青学大、専修大、拓殖大、早稲田大)が並ぶ結果に。下位は明治大が敗れ、日本大が勝ったことで、8位日本大、9位明治大が確定。日本大が入替え戦を回避し、1部残留。明治大は、10位慶應大とともに1-2部入替戦へ回ることになった。


161029takahashi.jpg 2位浮上の可能性をかけた白鷗大と入替え戦回避をかけた明治大は、どちらも譲れない一戦となった。序盤は、積極的な攻めを展開した明治大が先行。白鷗大も#75シェッハ(1年・C・延岡学園)のインサイドや#28川邊(4年・SF)の連続3Pで追いつくと、そこから一進一退の攻防が続く。しかし、3Qに入るとディフェンスからいいリズムで攻撃につなげた白鷗大が一気に2桁差リード。一時3点差にまで詰めよられるが、明治大は逆転できず、試合終了。白鷗大は出だしの悪さを後半の入りでカバー、最後は落ち着いたプレーで70-77。12勝目を飾った。

 明治大が負けたことで勝てば入替え戦回避が決まる日本大は、中位争いを抜け出したい青山学院大との対戦。1Qは日本大リードで終えたが、2Qで#0納見(1年・PG・明成)、#35伊森(1年・F・広島皆実)、#7ナナー(1年・CF・横須賀学院)らの活躍で青学大がリードを一時奪う。しかし、前半終了間際に日本大#24高橋耕陽(4年・SG)が3Pを沈め34-34の同点で後半へ。

 後半は青学大のゾーンディフェンスに攻めあぐねる姿も見られたが、#11門間(4年・SF)、#5仁平(4年・PF)ら4年生の得点でリードを奪った日本大が、最後まで青学大の追撃をかわし、60-68で勝利。これで、最終日に1勝差の明治大と勝敗数が並んだとしても得失点差で1点上回るため、日本大は入替え戦を回避。嬉しい1部残留を決めた。対する青学大は、途中足を引きずる様子を見せたエース#24安藤(4年・F)を後半はベンチに温存、8分台の出場にとどまったことも痛かった。

 4位から7位の中位争いの中にいる専修大と、10位確定となるも入替え戦に向け勢いをつけたい慶應義塾大との戦いは、#10大澤(2年・F)が1Qだけで3P3本を含む活躍により専修大が先行。慶應大も#22トカチョフ(3年・CF)と#11木村(3年・CF)らインサイド陣の得点で対抗するも、#30アブ(1年・C・アレセイア湘南)のダンクも飛び出した専修大が44-29で前半終了。後半に入っても高さで勝る専修大がリードを広げ、4Qには主力メンバーをさげる余裕を見せ、91-66で8勝目を手に入れた。

161029shibuta.jpg 8勝8敗の拓殖大を1勝差で追いかける7勝9敗の早稲田大との戦いは、1Qを13-24と早稲田大がリード。2Qに入っても拓殖大の得点が伸びず、早稲田大ペースのまま試合が続く。後半に入っても状態は変わらないが、試合残り4分になりルーズボールを奪った拓殖大がシュートをねじ込むと一気にヒートアップ。激しいディフェンスからミスを誘い、差を縮めると#11山崎(3年・PG)の3Pで1点差に。しかし、早稲田大#36澁田(4年・G)に3Pを決め返されるなど、あと1歩及ばず。最後は早稲田大が逃げ切り、70-74で8勝目を手にした。

写真上:チームトップの25得点13リバウンドを叩きだした日本大・高橋。門間や仁平とともに4年生としての気持ちを見せるプレーを終始展開。1部残留に大きく貢献した。
写真下:終了間際、猛追の拓殖大が1点差に迫るも、突き放す3Pを決めたのが早稲田大・澁田だ。序盤から果敢にゴールに攻め込む気持ちを見せていたからこそ大事な場面での得点につながった。

※白鷗大・奥野選手、日本大・新号選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆PICK UP
【東海大が終始集中力を見せて筑波大に一矢報いる】

161029game.jpg 1勝差の3位白鷗大が第1試合で勝利したため、直接対決の得失点差では負けている東海大は、敗れれば2位の座を奪われてしまうことに。2位死守を胸に、そしてインカレでの雪辱を期す前哨戦としても負けられない相手として、既に優勝している筑波大との対戦を迎えた。

 1Qは東海大が主導権を握った。序盤、#46生原(4年・PG)の積極的なシュートや#6馬場(3年・SF)の速攻ダンクなども早々に飛び出すなど、筑波大がリズムを掴んだに見えたが、東海大は#4寺園(4年・PG)がこれを阻止。決められてもすぐさま3Pを決め返し、さらには筑波大ディフェンスの隙をついてゴール下でフリーの選手に活かし、アシストパス。その活躍もあり、勢いが増した東海大はディフェンスで筑波大からミスを誘うなど、有利にすすめ、14-20で2Qへ。

 2Qも東海大の流れは変わらず、#13中山(4年・SG)らの連続バスケットカウントでリードを広げると、筑波大はミスが続き、苦しい時間帯に。タイムアウトから立て直しを図り、ディフェンスで東海大のオフェンスを防ぐと流れは筑波大へ。#11増田(1年・PF・福大大濠)が獲得したフリースローで得点を重ね、差を縮める。そこに、#8木林(4年・PF)がジャンプシュートを決めると、25-28の3点差。しかし、タイムアウトを請求した東海大が逆転は許さず。#3大矢(4年・PF)のジャンプシュート、#25平岩(1年・C・土浦日大)のフリースローで再びリードを広げると、#13中山からのアシストパスで#33鈴木(4年・SF)が3Pを沈める。最後、筑波大#6馬場がドライブをねじ込むも、31-40で東海大ペースのまま前半を終えた。

 3Q、筑波大は3ファウルの#8木林にかわり、#81小原(4年・C)をコートへ。3Pが決まらず苦しい状況を、オフェンスリバウンドでチャンスをつなぎ#46生原が倒れながらフリースローを獲得すると、#6馬場がスティールから速攻ダンクを決め、再び3点差。ここで前半1点と抑えられていた#17杉浦(3年・PF)が奮起し、フリースローと3Pを沈め、ついに43-43の同点へ。#6馬場がスティールから速攻でバスケットカウントを沈めると盛り上がる筑波大。しかし、この日の東海大は筑波大の追撃に焦る事もなく、終盤は#13中山の連続得点で48-49と東海大1点リードで最後の10分間へ。

 筑波大は歯車が嚙み合わないのか、シュートがことごとくリングに嫌われ、決めることができず。3分間ノーゴールの間に#24卜部(3年・SF)、#13中山の3Pフリースローなどでリードを広げると、#11白戸(3年・SG)の3Pが決まり、流れは完全に東海大へ。筑波大が再三タイムアウトを請求し立て直しを図るも、#13中山、#4寺園ら東海大4年生がチームを牽引。これに、#25平岩、#白戸など3年生以下のメンバーも続き、試合終了。57-73で東海大が大きな1勝をあげ、白鷗大と1勝差をキープ。2位を死守したまま、最終戦を迎える。

161029nakayama.jpg その東海大は、怪我により#35伊藤(4年・PG)、#81関野(4年・SF)らを欠いたが、残りの4年生・#4寺園、#13中山を中心に、その気持ちを汲んだ下級生が奮闘。特にディフェンスは寄りの早いディフェンスで筑波大の攻撃リズムを崩し、得点源である#17杉浦を前半1点に抑えたことも大きかった。「(ダブルチームなど)指示は出していないが、彼らが自ら危機感を感じて寄ったりスイッチしたりとだいぶ連動というか心配りができるようになってきた」(陸川HC)とリーグ戦を通して3年生以下の成長を優先にし、苦しい試合でも戦い抜いてきたことが結果として出始めている。

 対する筑波大は、「1巡目は全勝だったが2巡目は2敗。ということは我々が成長していないということ吉田監督」(吉田監督)と厳しいコメントを残した。前週で優勝を決めただけに、「優勝チームとして見られることになるのだから、最終週きっちりと勝って終わらせないと意味がない」と選手たちに伝えるも、目指していたものを掴んだ後のモチベーションコントロールの難しさに最終週にして直面した形だ。初めて追われる立場となった今季の新たな課題だけに、インカレにつながるよう最終日をいい形で終わらせたいところだ。

写真上:積極的にダブルチームを仕掛ける東海大ディフェンスにリズムを狂わされた筑波大はシュートが決まらず苦しい試合内容となった。
写真下:前半は寺園、後半はこの中山がチームを牽引した東海大。得点のみならず、アシスト、ディフェンス、リバウンドなど多くのプレーで躍動した。

※東海大・白戸選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2016.10.23 (Sun)

【2016リーグ1部】東海大ホームゲームレポート

2500名もの観衆を集めたホームゲームは
お祭りの雰囲気も漂う特別な2日間


161023tokai08.jpg 第8週、大学界でも最大といえる東海大のホームゲームが開催された。今年で8回目を迎えるというホームゲーム。当初のシンプルな形から年々進化し、現在は音響設備の投入やプロのMCによる進行等、演出面ではBリーグ風のプロ仕様に仕上がっている。また、他大学は基本的には部員が主体となってホームゲームを運営するが、東海大の場合は大学を巻き込んでの開催であり、当日は各ブースや屋外イベント等、東海大の学生もスタッフとして数多く参加している。

 今年は4月に起こった熊本地震における復興もテーマとして盛り込まれ、熊本の物産の販売ブースも設置された。この災害では九州にある東海大のキャンパス、学生にも多くの被害があったのは周知の通り。その他、Tシャツの売上からもチャリティに回される予定だ。

161023tokai09.jpg 22日の土曜日には2試合、23日の日曜日は計5試合が会場で行われたが、日曜日の最終入場者数は2571名。最終試合となった東海大の試合では、満員の観客が母校のチームに多くの声援を送った。

写真上:今年からアリーナ照明がLEDとなり、会場を暗くする演出が可能になった。オープニングはよりドラマチックな雰囲気に。
写真下:エスコートキッズたちと記念撮影。

※その他のホームゲームの様子は「続きを読む」へ。

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2016.10.23 (Sun)

【2016リーグ1部】10/23レポート(第16戦)

あと1週を残して筑波大が14年ぶりのリーグ優勝決定
東海大はホームの観衆に応える2連勝


161023tukuba.jpg 第8週は1部リーグでも最大規模を誇る東海大のホームゲーム。23日は全5試合が東海大学湘南校舎にて行われた。筑波大はここで早稲田大を下し、2試合を残して優勝を決定。優勝は2002年以来、14年ぶり。

 また、下位争いは慶應義塾大が10位確定となり、2部との入替え戦に進むことが決まった。もう一枠については8位日本大、9位日本大の両チームとも勝利したため、最終週まで分からない状態だ。

写真:ベンチで喜ぶ筑波大の面々。筑波大は東京教育大時代も含め、10度目のリーグ優勝。


161023ikuhara.jpg 3位白鷗大は中盤位に留まる専修大相手に、シュートの確実さ、#75シェッハ(1年・C・延岡学園)の高さが#30アブ(1年・C・アレセイア湘南)を上回った。専修大は制空権を握られる場面も多く、2Q頭からじりじりと差を広げられた。何度もあと数点差という状況まで詰め寄る場面もあったが、同点にするまではいかず。白鷗大はメンバーをまんべんなく使いながら余裕を持って79-98で11勝目。

 勝てば優勝が決まる筑波大は、早稲田大と対戦。立ち上がりこそ#2満田(4年・SF)の3Pが連続で決まり早稲田大を翻弄したが、早稲田大がディフェンスをプレスに切り替えると途端に機動力が鈍り、追いつかれて逆転してはされるシーソーゲームに。しかし1Qを17-16で終えたあと、2Qは#46生原(4年・PG)の3Pなども決まって勢いがつくと、早稲田大を引き離して前半は44-27と17点のリードに。早稲田大は上からの位置でディフェンスを仕掛け続けるが粘りきれず、オフェンスでは相手の高さもあって持ち味は出せなかった。3Qの立ち上がりは両者停滞するが、早稲田大はオフェンスをシャットアウトされてこのQは7点に終わると、最終Qは筑波大がベンチメンバーも使って93-60で、14年ぶり10度目の優勝を決めた。早稲田大は依然として怪我人の欠場が続いており、やや苦戦が続く。

161023tokai4.jpg 東海大拓殖大をホームに迎えた。この日は#3大矢(4年・PF)、#4寺園(4年・PG)、#35伊藤(4年・PG)、#33鈴木(4年・SF)、#81関野(4年・SF)とスタメン全員を4年で揃え、立ち上がりは上々。#4寺園、#33鈴木の3P、#81関野のドライブインなど、4年生同士のこなれたプレーで滑り出す。一方の拓殖大は#13阿部(3年・SG)が開始早々2ファウルと苦しくなるが、ゴール下の#55藤井(4年・C)へパスが通り、#39成田(4年・SG)の3Pもあってやや追い上げ1Qは26-19で終了。しかし簡単にシュートは打てず2Qは9点止まり。

 東海大は2Qになると下級生も使っていき前半は47-28。3Q、拓殖大は#39成田が当たって来ず、#18多田(1年・SF・八王子)、#16飯田(3年・SF)の布陣に切り替える。しかしディフェンス面ではサイズがない分、東海大に簡単に得点されてしまう状態は止まらず。4Qもそのまま優位に試合を進めた東海大が96-73で勝利し、満員の観客の声援に応えた。この日は4年メインの起用となが、やはり最上級生が5人コートに揃うと息の合い方は絶妙。途中、#35伊藤が膝の大事を取って下がったのがやや気にかかるが、やはり4年の力の確かさは見事だった。

写真上:筑波大は#4青木が欠場したものの、生原がアグレッシブに攻めた。
写真下:東海大は4年生の連携で立ち上がりから拓殖大を突き放した。


◆PICK UP
【下位争いの2試合は日本大・明治大ともに5勝をマーク】

 下位争いは混戦が続いてきた。入替え戦回避に向けて互いに負けられない2勝の慶應義塾大と4勝の日本大の対戦は、ディフェンスで勝った日本大に軍配が上がり、また日本大と同じ勝率で9位の明治大は、青山学院大に完全勝利して、どちらが入替え戦に進むのか、回避の熾烈な争いが続いた。


161023motomura.jpg 慶應義塾大-日本大は、立ち上がりに日本大#23本村(2年・SG)の2本の3Pや#24高橋(4年・SG)のレイアップなどで日本大が先行。慶應義塾大もすぐ追いついて逆転するが、残り3分から互いに決めきれない場面が続き、結局15-16と日本大リードで1Q終了。1Qで#6新号、2Q頭に#11門馬が2ファウルとなった日本大はこの2人を下げて分が悪くなるが、慶應大も外が当たって来ず、両者思うように得点が伸びない。しかし慶應大の方がより多くミスが続き、前半は23-34で日本大がリードして終了。

 3Q、今度は日本大のターンオーバーが頻発して次第に追いつかれる。しかし終盤に3点プレーが多く出て40-47と最小3点差になったところを7点に戻して4Qへ入ると、日本大はディフェンスで慶應大の外を封じ、#24高橋がペイントに切れ込むプレーで再び15点差にして流れを掴んで、49-66で勝利。これで日本大は5勝。慶應大は続く試合で明治大が勝利したため、勝敗で並ぶことができなくなり10位で入替え戦進出が決まった。

161023tanaki.jpg 前の試合の日本大の勝利を受けて負けられない明治大は、青山学院大相手に立ち上がりから内外で得点。青学大は得点源のインサイド、アウトサイドとも機能せず。8点のビハインドを負って2Qへ入ったが、2Qもオフェンスが改善せず、インサイド勝負でも負けて明治大に逃げられ前半で20-36と大差がついた。後半3Qも青学大はゴール下でのイニシアチブが取れず、ディフェンスにも簡単に穴ができてしまい、明治大に簡単に得点されていくと3Q終了時で点差は22まで開いてしまった。青山学院大は4Q、点差を縮める場面もあるが挽回は叶わず54-69で明治大が5勝目をあげた。青学大は終盤に入り課題が大きく見えてきている。インカレを見据えた修正が必要だろう。

写真上:日本大はミスも多かったが、本村らシューター陣の得点に助けられた。
写真下:明治大は田中井がスタメンに入り、攻守で活躍。

※日本大・青木選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2016.10.22 (Sat)

【2016リーグ1部】10/22レポート(第15戦)

筑波大、3戦を残し優勝に王手
中位、下位の順位争いは依然混とん


 残り4試合となったリーグ戦、首位の筑波大は1敗を守り、東海大との3勝差をキープ。次の第16戦を勝てば、残りの2試合を負けても東海大が追いつけないため優勝が決まる。東海大はホームコートで一縷の望みに賭ける。7勝の青山学院大は8勝の拓殖大を破り、中位の混戦は変わらない。また、現在8~10位の中で明治大が4勝目をあげ、2勝の慶應大を引き離した。ただ、4勝の明治大・日本大ともに、その上の早稲田大・専修大と3勝差がつき、1-2部入替戦はこの3チームに絞られつつある。

161022souma.jpg 専修大学生田キャンパス会場では、チーム初の1部リーグ2桁勝利を目指す白鷗大が、慶應義塾大を迎えた。前半こそ慶應大の3Pが5割に近い確率で決まり、42-36の接戦に。だが、慶應大は課題の3Q、白鷗大のトラップに引っ掛かってしまうとともに外が落ちる。白鴎大はそのリバウンドをしっかり確保してリードを18点に広げると、終盤には1・2年生もコートに立たせて84-67。10勝目を挙げた。

 ホームの専修大は首位の筑波大とぶつかった。1Qこそ、スタートに久しぶりのフルメンバーが揃った筑波大が残り3分半23-10と走る。しかし専修大が#10大澤(2年・F)を入れるとリズムが変わり、5点差まで詰める。筑波大はメンバーを入れ替えながらリードを保つも、専修大も#26砥綿(3年・G)らがつなぎ、残り1分半から#7國分(4年・F)の連続3Pで38-40と逆転に成功する。しかし3Q、#30アブ(1年・C・アレセイア湘南)がファウルトラブルに陥った専修大の攻め手を潰して速攻を連発、ラスト3分半の間に15点を叩き出し、65-51として勝負あり。メンバーを入れ替えた4Qはやや追い上げを許すも、#11増田(1年・PF・福大大濠)の奮闘もあり84-76。集中が今ひとつの時間帯もあったものの余裕を見せた。

161022towata.jpg 東海大学湘南キャンパス会場では、拓殖大青山学院大が激闘を演じた。拓殖大#23バンバの欠場により、両チームとも走る展開と外角シュートという武器は同じであり、前半はわずか2点差。3Q、青学大は堅守とリバウンドからオフェンスの機会を増やし、62-52とリードを広げる。この時点でフィールドゴール数は青学大44本に対し拓殖大は24本。しかし4Q、拓殖大も意地を見せ、怒涛の3Pで同点まで持ち込むものの、最後は青学大#10高橋(2年・C)の高さが活きた。オフェンスリバウンドからの得点で83-77と突き放した。2連敗の拓殖大は明日東海大と対戦する。踏ん張りたいところ。

161022sensyu.jpg ホームコートの東海大日本大を迎え撃った。立ち上がりからまんべんなくシュートを決め、層の厚さを見せる。日本大も3Pを中心に食らいつくも、東海大ディフェンスの前にどうしても点が止まってしまう時間帯があり、東海大を脅かすには至らず。69-58で東海大がホームの声援に応えた。

写真上:筑波大・相馬は4年生として役割を果たした。
写真中:幸崎の欠場を埋める働きを見せる専修大・砥綿。
写真下:専修大はチアスティックによる応援が見られた。


◆PICK UP
【明治大、得点の止まる時間も堅守で耐え4勝目】
161022miyamoto.jpg 7勝7敗から勝ち越したい早稲田大と、現在3勝で1勝でも多く積み上げたい明治大。1巡目は69-64で早稲田大の逆転勝利と接戦になったカードだ。

 立ち上がり、明治大の外が気持ちよく決まるのに対して早稲田大は噛み合わず開始7分間ノーゴール。タイムアウトやメンバーチェンジで打開を試み、ようやくバックコートプレスから#36澁田(4年・G)らが3連続得点を上げるも、ファウルがかさんでしまい17-6と明治大が先行する。2Qは両者シュート率がよくない中、フリースローで粘った早稲田大が26-20とわずかに詰める。

 3Q開始4分、早稲田大#7石原(3年・G)が、前半はチーム全体で成功0本に留まった3Pを沈め、32-27とじわじわ追い上げる。一方の明治大は#9田中井(4年・SG)が「ディフェンス切らすな!」と檄を飛ばす。それが効いてルーズボールやリバウンドから#22宮本(3年・PF)の得点につなげ、10点差に押し戻す。早稲田大は#21南木(3年・G)、#18森井(3年・G)の3P、明治大はオフェンスリバウンドからの得点で43-35と点差はほぼ変わらず4Qへ。

 4Q、早稲田大は単発の3Pやミスが続くのに対し、明治大は#2齋藤(3年・PG)が3Pを2本決め、残り6分53-37。早稲田大はタイムアウトに追い込まれる。#25伊藤(4年・F)が3Pを返すも、その後はアウトサイドがことごとく決まらず、ドライブに切り替えてもファウルをもらえない。約4分間ノーゴールと足踏みする。その間に明治大は#28今川(2年・SF)、#22宮本を始め全員がオフェンスリバウンドに絡んで加点、守ってもリバウンドを支配して反撃を封じ、65-42と快勝を収めた。

写真上:囲まれながらもリバウンドを掴む明治大・森山。

※明治大・今川選手のインタビュートは「続きを読む」へ。


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2016.10.21 (Fri)

【2016リーグ1部】筑波大ホームゲーム 2016

「当たり前に感謝」の気持ちを大事に
ホームは一体感に包まれ2連勝


161009tukuba1.jpg 1部リーグ第6週、10月8日、9日は筑波大のホームゲームとして、つくば駅よりほど近いつくばカピオにて開催された。

 会場装飾は例年同様、2階にギャラリーを作り、スタメン5人の等身大看板を置いたほか、SNS用の顔出し枠でフォトスポットを作成。Tシャツ、タオルといったホームゲーム用オリジナルグッズも販売された。ハーフタイムには観客参加のフリースローチャレンジを行い、より親しみやすい内容に。また、会場MCは例年プロが行ってきたが、今年は学連で活動する筑波大のメンバーが敢行。交代した選手に即座に反応して紹介できるのは、同じ大学の仲間だからこそ。そのメリットが生きる形で、会場を盛り上げていた。試合後にはファン交流も行われ、多くの観客がサインをもらいに行列を作った。

161009tukuba7.jpg 島田ホームゲーム委員長によると、今年のテーマは「当たり前に感謝」。今年は熊本・大分で大規模な震災が起こったが、それがきっかけにもなって生まれたテーマだ。かつて東日本大震災ではこの筑波の地も大きな被害を受け、被災した体育館が建て直されるまで練習場所にも難儀した過去がある。「自分たちもかつてバスケができる環境が整わず苦労しました。でも新しい体育館ができてその環境に慣れ、感謝の気持ちが薄れてきていると感じました。いつの間にかバスケットができていることが当たり前になってしまっている。そうではなく、この当たり前の環境にもう一度感謝することを考えて決めました」と言う。それが前述のMCを学生にして盛り上がりやすくすることや、参加型のアトラクション、ファン交流の時間を用意して、より観客を楽しませる=感謝を伝える形につなげたのだ。もちろん、選手も2試合とも快勝して会場を盛り上げ、応援団側からは「気持ちが緩む時間帯もあるので、応援団から叱咤激励して盛り上げ続ける」(島田委員長)ことを目標に、2日間懸命に応援。会場にも一体感ある雰囲気が作られた。

161009tukutuku.jpg 昨年よりも観客を集めるのが目標だったと言うが、2日間を通して観客席はほぼ満席で、台湾遠征をきっかけに海外から応援に来た熱心なファンもいた。筑波大の、そして日本のバスケットボールのファンを今後も筑波の地から増やし続けていって欲しい。

写真上:ミニバスチームの子どもたちをエスコートキッズに、入場後はボールの投げ入れを行った。
写真中:応援団も子どもたちと一緒に応援を盛り上げる。
写真下:つくば市のキャラクター、ツクツクも会場を歩き回って写真撮影に応じたり、愛嬌をふりまいて周囲をなごませていた。

※その他の様子は「続きを読む」へ。


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2016.10.16 (Sun)

【2016リーグ1部】10/16レポート(第14戦)

白鷗大が東海大を倒し前回のリベンジ
慶應義塾大は早稲田大を下し2勝目


161016yoyogi.jpg 第14戦は順位こそ大きな動きはなかったが、残り4試合を占う重要な週になった。まず、上位では3位白鷗大が東海大を倒し、この両者の差は再び1勝差に。白鷗大が残すところ中位から下位しか対戦が残っていないのに対し、東海大は筑波大戦を残す。勝率で並べば得失点では白鷗大が上回るため、残り4試合の動きが重要だ。

 また、下位では慶應義塾大が早稲田大を倒し2勝目。こちらも10位から抜け出してはいないが、日本大が明治大に敗れたため、下位もどこが入替え戦に行くのかまだ読めない。リーグは最後の緊迫した場面を迎えようとしている。

写真:代々木第二体育館では慶應義塾大-早稲田大戦、拓殖大-専修大戦の2試合が行われた。会場は普段と異なるアルバルク東京の赤と黒のカラーに。


◇国立競技場代々木第二体育

161016kokubu.jpg 中盤で伸び悩む7位の専修大は、#23バンバ(4年・C)の欠場が続く拓殖大と対戦。1戦目は拓殖大が#39成田(4年・SG)を欠きながら勝利している。しかし試合は立ち上がりからサイズのある専修大に対し、拓殖大が攻めあぐねる。前日の慶應大戦では同等のサイズの同士で、アウトサイドもスピードも存分に生かせたが、高さのある専修大相手ではそれができない。得意の3Pも決まる場面はあるが、ゴール下の差が響いてじわじわと離される展開で1Qは15-29。2Qの前半、#30アブ(1年・C・アレセイア湘南)がベンチにいる間は拓殖大らしいアップテンポな形に持っていって点差を詰める流れにはなったが、Qの半ばに#30アブが戻ると再び苦しくなり、前半は専修大がリードして30-44。

 後半も流れは変わらず。専修大はリバウンドで勝る分、加点が続く。3Qの終わりには#26砥綿(3年・G)のレイアップもブザーとともに決まり、53-73とその差を20点にした。拓殖大はリバウンドが取れずこの差が埋まらないまま4Qを迎え、最終的には73-98。専修大は#6渡辺(4年・G)、#10大澤(2年・F)、#30アブがダブル・ダブルでチームでもリバウンド70と荒稼ぎして勝利した。

写真:専修大・國分はこの日37点8リバウンド。


◆PICK UP1
【粘り強く戦った慶應義塾大が早稲田大に勝利し2勝目】

161016nisido.jpg 早稲田大慶應義塾大の早慶戦は、序盤慶應大の方がリバウンドへの反応が良く、開始5分で5-14とリード。早稲田大は高い位置からのプレッシャーディフェンスに切り替えつつ、残り4分でメンバーを4人チェンジ。慶應大は外を打たされるがリバウンドに入れておらず得点がストップ。早稲田大はターンオーバーを奪ってからの早い展開、ゴール下へのパスも通り、17-16と逆転して1Q終了。

 2Q立ち上がり、#16高田(1年・SG・城東)の3Pが入ると、互いに譲らないシーソーゲームに。しかし終盤に慶應大がプレスを受けてのミスと、シュートが打ちっぱなしになってしまう間に#36澁田(4年・G)の3Pが決まった早稲田大が6点先行。しかしタイムアウト開けに#4西戸(4年・G)が3Pを返し、33-30と戻して早稲田大3点リードで前半終了。

 3Q、立ち上がりは再び慶應大のペース。ディフェンスが機能して逆転するが、早稲田大も離れず、プレスから再び慶應大を焦らせる。しかし、リバウンドを押さえた慶應大は#9鳥羽(2年・G)速攻も続き、#4西戸の3Pがさらに引き離す。しかし早稲田大も残り2分のプレスから慶應大にミスを頻発させ、フリースローでじわり詰めよると47-51と慶應大のリードは4点で4Qへ。

161016tomita.jpg 4Qの入りは互いに決めきれないが、早稲田大がプレスからミスを誘い#26富田(2年・C)のゴール下が連続で決まり開始3分で逆転。追う慶應大は残り3分半、#5後藤(4年・SG)の3Pが決まると同点に押し戻し、ゲームは振り出しに。残り2分、互いに得点が決まらない膠着状態が続くが、慶應大はチームファウルがたまり厳しい状態。ここで#27富田にフリースローを決められ追う形になったが、残り1:11秒、#9鳥羽の3Pで56-57と逆転。さらに残り36.3秒、慶應大は#16高田の3Pが沈み4点リードに成功。さらにダブルチームで早稲田をターンオーバーに追い込むと、残り30秒でボールは慶應のスローインに。残り時間、早稲田大はファウルゲームを仕掛けるが慶應大も得たフリースローをきっちり決めて処理し、60-66と嬉しい2勝目、そして1巡目のホームゲームで大敗した借りを返すうれしい勝利となった。

161016takada2.jpg 早稲田大はほぼ全体の半分以上は高い位置からのプレスで慶應大のミスを誘おうとしたが、自身も得点が伸びず、最後は慶應の気迫が勝った。早稲田大はここ数週で#11長谷川、#26濱田が欠場していたが、この週はさらに#8新川が欠場。元々豊富な人材を持つゆえに見た目には大きな戦力ダウンではないが、これらも少しは響いた可能性がある。

 慶應義塾大は前日の拓殖大戦では立ち上がりからファウルが懸念材料になったが、この日はそれを押さえ、プレスからのターンオーバーは最低限の許容範囲に押さえた。高さがない分、今のチームでは外の攻撃が武器になっているが、全員が勝負強く決めて最後まで弱気にならなかったことは大きい。ようやくの2勝目だが、一歩前進の大きな2勝目だ。

写真上:慶應大は主将の西戸も要所で得点。西戸が積極的に動く日はチームも勢いが出る。
写真中:早稲田大は富田へのゴール下のパスはよく通ったが、終盤粘りきれず。
写真下:高田の3Pに本人も、鳥羽も笑顔を見せた。

※慶應義塾大・高田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◇明治大学和泉校舎

161016imagawa.jpg 筑波大−青山学院大は、筑波大の勢いに青山学院大が終始太刀打ちできず。筑波大のディフェンスが効き、前半を終えて54-16と大差がついてしまう。後半になって筑波大はリザーブメンバーを出し始めるが、それでも青山学院大は差を詰めることはできず。最後まで筑波大のペースで試合は進み、97-47と筑波大が大差をつけて勝利した

 入替え戦を回避するためにどちらも負けられない明治大日本大は全体的に打ち合いになるが、ディフェンスで要所を押さえた明治大に軍配が上がった。明治大は前半からディフェンスが厳しく、アウトサイドも好調。リバウンドでも差をつけて28-39とリードして前半を終えた。3Qもこの流れは変わらず。日本大は不本意なファウルもあって逆転はならない。

 4Qの立ち上がりは打ち合いになる。日本大は#44松脇(1年・SG・土浦日大)の3P、#24高橋(4年・SG)のジャンパー、フリースローに続き、ディフェンスリバウンドから、ゴール下の#6新号(3年・PG)へのパスが届き同点に。しかしここから明治大も譲らず#2齋藤(3年・PG)の抜け目ないスティールなども飛び出し、再びリードを握り返した。日本大はアウトサイドの確率が落ちてきて、リバウンドも取れない。77-68で明治大が3勝目。日本大とも1勝差に迫った。

写真:リバウンドを取る明治大・今川。後半のリバウンドは明治大が押さえた。


◆PICK UP2
【両者ともに最後まで粘りを見せた試合は白鷗大が勝利】

20161016kamizato.jpg 試合の立ち上がりからお互い激しいプレーを見せ、緊迫感のある試合となったのは、2位東海大vs3位白鷗大。白鷗大は前日に5敗目がつき、東海大相手に2勝差となったために負けられない戦いだ。

 序盤は#11白戸の連続得点などで東海大が先行すると思われたが、素早い攻めで徐々にリズムを掴んだ白鷗大がリードする展開に。#0野崎(3年・SG)や#5川島(4年・SG)の3Pなどが決まり、残り2分で13-22。東海大はタイムアウトを請求し、再開後には#19三ッ井(4年・PF)の速攻、#4寺園(4年・PG)のジャンプシュートで点差を詰めて、19-22で1Qを終えた。

 白鷗大・#27川邊の得点から始まった2Q。すぐさま東海大・#81関野(4年・SF)が3Pを決め返し、#33鈴木(4年・SF)のジャンプシュートで24-24と同点に。しばらく両者ともにシュートが決まらない時間帯が続いたが、白鷗大・#21神里(3年・PG)が3Pを沈めると流れは白鷗大へ。#23ジャニ(4年・C)の連続バスケットカウント、#21神里の3Pで残り4分24-37と再び白鷗大が突き放す。さらに東海大はチームファウルがかさみ、苦しい状況となるが、#13中山(4年・SG)のセカンドショット、#35伊藤(4年・PG)のドライブでわずかに差を縮め、28-38で前半を終えた。

 3Qに入っても東海大は追い上げる糸口を掴めず、#25平岩(1年・C・土浦日大)のポストプレー、#33鈴木の3Pで何とか食らい付き、残り6分で#4寺園が3Pを決め39-45とすると白鷗大がタイムアウト請求。再開後、#35秋野(2年・PF)が3Pを決め、白鷗大が先手を取るも、#81関野、#35伊藤、#13中山ら4年生の活躍で東海大が51-57とし、4Qへ。

 東海大が勝利への粘りを見せ徐々に差を縮めるも、逃げる白鷗大。東海大は#37秋山(2年・SF)、#33鈴木のシューター陣を投入。白鷗大が3分間ノーゴールの間に、#37秋山が3Pを決めると、#13中山のフリースローで60-60とついに同点へ。再び#37秋山がフリースロー1本を決めると残り2分半で東海大が逆転。さらに、#13中山のセカンドショットで追加点を決め、63-60とリードを奪う。

20161016akiyama.jpg しかし、今度は白鷗大が粘りを見せ、オフェンスリバウンドからチャンスをつなぎ#21神里の3P、#5川島の得点で再びリード。東海大は再逆転を狙い、激しいディフェンスを見せたが、エンドライン際で奪ったボールを、誤ってゴール下の白鷗大・#27川邊へパスしてしまう。白鷗大に得点のチャンスを与えてしまい、残り29秒63-67で東海大タイムアウト。最後まで諦めずに、シュートを狙うも決まらず。逆に#75イブラヒマの速攻ダンクが決まり、試合終了。63-69で白鷗大が勝利を手にした。

 終始緊迫感のあるプレーを展開した両チーム。その姿に会場が何度も沸いた。東海大は終始気迫のこもったプレーを見せ、土壇場で逆転するも、ここぞという時にシュートを決められなかったことが響き、勝利を逃してしまった。それでも、白戸、平岩ら3年生以下の成長が見られ、そこに負傷でコートを離れていた伊藤が復帰とその好材料を力に変え、残り4試合に挑む。

 対する白鷗大は、前日の敗戦を切り替え、序盤から強気のプレーを展開。1巡目ではほぼ勝ちを手にしながら1点差で敗れたこの対戦を、得失点を奪って勝利したことは大きい。「創部初(落合監督)」となる1部9勝目(昨年までは最高7勝をあげた。「これからは先輩たちも見たことがない景色を見に行く。それを少しでも多く積み重ねていければいい」(落合監督)とまだまだ上を目指す。

 1勝差で並ぶ2位・東海大と3位・白鷗大。直接対決の失点差は白鷗大が5点上回るも、このリーグ戦多くの試合で競り勝ってきた東海大だけに、残り4試合はまだ未知数。順位争いからも目が離せない。

写真上:2Qでは流れを引き寄せる3P、4Qでは逆転のきっかけとなる3Pを決めた白鷗大・神里。大きな1勝獲得に貢献した。
写真下:4Qの追い上げ時にコートへ送り込まれた東海大・秋山。起用に応え、逆転となる得点も決めた。

※白鷗大・川邉選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2016.10.15 (Sat)

【2016リーグ1部】10/15(第13戦)

白鷗大は青山学院大に破れ2位との差が開く
拓殖大は延長戦の末に100点ゲームで慶應義塾大に勝利


 第7週は、一部の試合でBリーグのアルバルク東京のホームコートである代々木第二を使用し、残りの試合は明治大学でのホームゲームとして開催された。華やかなBリーグの装飾が施されたコートでは、慶應義塾大学と拓殖大が延長戦にもつれる白熱した試合も見せた。

 一方、この日勝利すれば2位東海大と勝率では並ぶはずだった白鷗大は、出足から良さが出ずに青山学院大に敗れた。これで2位東海大との差が2勝と、再び開くことになった。


◇国立競技場代々木第二体育館
161015top.jpg 慶應義塾大-拓殖大は、拓殖大で#23バンバ(4年・C)の欠場が続くこともあって、サイズ的には互角。その上でどちらが点を取るかという内容になった。序盤から両者3Pが高確率で決まりハイスコアゲームに。リバウンドを確保した拓殖大が前半で14点差をつけるものの、3Qは足が止まる。残り5分66-68と慶應大が一気に逆転。慶應大はここでファウルトラブルに陥るが、#14原(2年・PG)、#9鳥羽(2年・SG)ら下級生が奮闘する。4Qには拓殖大の3Pが火を吹き95-89と突き放すも、慶應大も3Pを決め返して101-101で延長に突入。延長では拓殖大が多彩な攻撃で5連続得点し、最終的には113-108で逃げ切った。拓殖大は3Pが15本、慶應大は18本と打ち合いの様相を呈し、両者が100点を越える1部では珍しいゲームになった。しかし、リバウンド数では拓殖大が16本の差をつけ、人員の少ない慶應大がファウルを止めきれずに2名の退場者を出したことが最後の勝負に影響した。

 東海大専修大を相手に1Qこそ18-16と僅差になるが、互いにサブメンバーを多く起用した2Q始めに専修大をシャットアウト、25-16と優位を得る。3Qも開始3分間専修大を無得点に抑えてリードを16まで伸ばす。その後もリバウンドからイージーショットを量産、82-68と快勝を収めた。東海大は全員出場での勝利、専修大は#8幸崎(2年・PG)の欠場でディフェンスで頑張れる選手を1枚欠いたが、全体的に攻守の悪循環に苦しんだ。

写真:装飾されたコートでディフェンスする東海大・伊藤。スタートに復帰した。

※拓殖大・成田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◇明治大学和泉校舎
20161015ikuhara.jpg 早稲田大-日本大は、早稲田大が2Qに抜け出し、ゲームを優位に進める。日本大は#23本村(2年・SG)、#11門馬(4年・SG)の3Pで猛追。早稲田大はフリースローミスもあり突き放しきれないが、逆転までは許さず、61-55で7勝目を挙げた。

 首位の筑波大は、ホームコートの明治大を相手に、スタートに復帰した#6馬場(3年・SF)が開始2分で2本のダンクを叩き込む。#17杉浦(3年・PF)も15得点で続き、前半で47-24とダブルスコアに。後半もサブメンバーを起用しながら98-57で危なげなく勝利を収めた。筑波大はこの試合から#46生原(4年・PG)が復帰し、#6馬場もスタメン復帰。ようやく本来のスタートメンバー5人が揃い、試合に挑めるようになった。1位らしく相手を圧倒する力を見せたが、まだまだポテンシャルはある。#46生原が本調子になるのは待たれるが、再びチームとしての真価をはかるときにきたと言えるだろう。

写真:負傷により欠場が続いていた筑波大の主将・生原が8戦目以来にリーグ戦のコートへ。まだ本来の動きではないが、これから迎える上位校との対決では必須の存在が筑波大に帰ってきた。


◆PICK UP
【青学大が白鷗大を3Qで突き放す展開で勝利】

20161015kawabe.jpg 12戦を終えて単独3位の白鴎大(8勝4敗)は中位につける青山学院大(6勝6敗)との対戦を迎えた。

 試合の立ち上がりは両者ともディフェンスに苦しみ、楽には打たせてもらえず。それでも、#14柏倉(4年・PG)の速攻、#7ナナー(1年・CF・横須賀学院)のバスケットカウント、#24安藤(4年・F)の3Pで16-9と青学大が先行。白鷗大は残り30秒でタイムアウトを請求し、残り3秒で#35秋野(2年・PF)がジャンプシュートを辛うじて沈めるも、16-11と青学大リードのまま1Qを終えた。

 2Qに入ると青学大がディフェンスから流れを掴む。5秒オーバータイムやトラベリングと白鷗大からミスを誘うと、#21石黒(4年・PF)の連続シュートを皮切りに#3大崎(4年・SG)が3Pを決めるなど、さらなるリードを奪う。その間、白鷗大はシュートが決まらず、さらにはキャッチミスからチャンスを与えてしまう。再びタイムアウトを取り、立て直しを図るが、今度はパスミスが出て噛み合わない。#0野崎(3年・SG)が試合をつなぐ3Pを沈めるも、今度は24秒ヴァイオレーションを宣告され、苦しい時間帯は続く。その間、青学大はディフェンスリバウンドから#14柏倉の速攻につなげ、白鷗大はファウルで止めるもフリースローを決められ、29-19と2桁差に。だが、青学大が速攻を落とすミスをすると、すかさず#0野崎が速攻を決め、流れは白鷗大へ。#28川邊(4年・SF)が青学大ディフェンスの隙をついてゴール下フリーの#23ジャニ(4年・C)へアシスト。さらに#28川邊のバスケットカウント、#21神里(3年・PG)の3Pが決まり、31-29の2点差まで一気に詰め寄る。しかし、逆転はならず。タイムアウト後に切り替えた青学大が#14柏倉、#24安藤、#21石黒ら4年生の得点で再び引き離し、38-29で前半を終える。

20161015nana.jpg 後半の立ち上がり、先手を取ったのは青学大。#24安藤の連続3Pで波に乗るとディフェンスから#10高橋(2年・C)の速攻につなげるなど、開始5分でリードをさらに広げる。たまらず白鷗大がタイムアウトを取るが、今度は青学大・#3大崎の連続3Pと青学大の流れは変わらず。最後には#24安藤が再び3Pを決め、61-38の青学大23点リードで4Qへ。

 4Q、青学大が開始3分半ノーゴールと得点が伸びず。その間、#0野崎や#21神里(3年・PG)らが果敢に3Pを狙うも、リングに嫌われ、追い上げの糸口がなかなか掴めずにいた白鷗大だが、オフェンスリバウンドなどでチャンスをつなげ、#5川島(4年・SG)の3P、#75イブラヒマ(1年・C・延岡学園)のシュートで63-49と徐々に差を詰めていく。さらには、青学大のミスを#75イブラヒマの速攻ダンクにつなげ、#5川島が3Pを決めて残り2分51秒で63-54と9点差にまで追い上げる。青学大はたまらずタイムアウトを請求。4Qここまで4得点にとどまっていたが、試合再開後に#14柏倉のジャンプシュート、#32前田(2年・F)の速攻で67-54と白鴎大を押し返す。白鷗大もタイムアウトを請求し、何とか食らいつこうとするが、ファウルゲームで得たフリースローを青学大が確実に沈め、付け入る隙を与えないまま試合終了。73-57で青学大に軍配があがった。

 試合序盤から両チームともに好守を見せ、均衡した戦いが続いたが、前半にリードを奪った青学大が3Qでアウトサイドが当たり、一気に突き離す展開となった。白鷗大も最後まで果敢に攻めたがいつもは決まるアウトサイドがここぞという時に決まらず。次戦に1勝差で追いかける2位・東海大との直接対決があり、連勝すれば2位へ浮上というチャンスがあっただけに、惜しい敗戦となった。

写真上:白鴎大の得点が停滞している時間帯に身体を張ってゴールに向かうプレーを見せた川邊。最後まで攻め続けた白鷗大だが、反撃の狼煙となる1本が決められず。
写真下:前半にバスケットカウントなどでチームを支える働きを見せた青学大・ナナー。終了間際にもファウルゲームで得たフリースローを確実に沈め、勝利に貢献した。

※青山学院大・大崎選手のインタビュートは「続きを読む」へ。


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2016.10.15 (Sat)

【2016リーグ】10/15結果

■関東大学1部リーグ
◇国立競技場代々木第二体育館

拓殖大学113(31-25,28-20,19-33,23-23,12-7*)108慶應義塾大学 *OT
東海大学82(18-16,22-16,19-16,23-20)68専修大学

◇明治大学和泉校舎
青山学院大学73(16-11,22-18,23-9,12-19)57白鷗大学
早稲田大学61(16-15,16-11,19-13,10-16)55日本大学
筑波大学98(21-6,26-18,27-15,24-18)57明治大学

筑波大学   12勝1敗
東海大学   10勝3敗
白鴎大学   8勝5敗
拓殖大学   8勝5敗
青山学院大学 7勝6敗
早稲田大学  7勝6敗
専修大学   6勝7敗
日本大学   4勝9敗
明治大学   2勝11敗
慶應義塾大学 1勝12敗

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■関東大学2部リーグ 駒澤大学玉川キャンパス
日本体育大学72(12-19,21-17,17-25,22-19)80江戸川大学
駒澤大学76(22-19,7-20,15-18,32-23)80立教大学
国士舘大学90(19-11,22-14,20-22,29-16)63順天堂大学
大東文化大学88(23-16,22-20,24-11,19-12)59東洋大学
中央大学82(18-13,14-16,27-13,23-11)53法政大学

大東文化大学 13勝0敗
中央大学   10勝3敗
江戸川大学  9勝4敗
日本体育大学 8勝5敗
国士舘大学  8勝5敗
順天堂大学  5勝8敗
立教大学   5勝8敗
駒澤大学   4勝9敗
東洋大学   2勝11敗
法政大学   1勝12敗


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2016.10.14 (Fri)

【2016リーグ1部】10/9レポート(第12戦)

ホームの筑波大が2連勝で観客の期待に答え
中盤はほぼ差のない団子状態が続く


 つくばカピオでの開催2日目、前日に東海大が3敗目を喫し、1位の筑波大とは再び2勝差に戻ったが、2位以下は東海大9勝、白鷗大8勝、拓殖大7勝、その下に6勝で3校が並ぶ形で、4位以下は上下動しながら推移している。また下位では日本大が4勝目をあげて、その下の明治大、慶應義塾大をやや引き離す形となった。


161009narita.jpg 第11戦で東海大を倒す好試合を展開した明治大は、打って変わって拓殖大に大敗。立ち上がりから簡単に得点を重ねられ、自身は簡単なミスを連発して99-81で敗れた。拓殖大はこの勝利で単独4位浮上。#23バンバ(4年・C)の欠場は続くが、シュート力と機動力が噛み合った試合では勝利している。

 専修大日本大は立ち上がりこそ日本大が出遅れたが、#24高橋(4年・SG)を中心にアウトサイドや速攻が次々に決まり追い上げて前半は39-39の同点。3Qは互いに決め合う状況ながら、専修大がやや抜け出し66-60。互いに譲らない4Q、専修大はファウルが嵩んで苦しくなり、日本大は#6新号のスティール、#4松脇(1年・SG・土浦日大)の3Pが2連続で決まると、残り4分で78-80と逆転。残り3:37、シュートをブロックに行った#30アブ(1年・C・アレセイア湘南)が痛い5つ目のファウルで退場に。波に乗った日本大は快調に得点を重ね92-85で4勝目をあげた。

写真:拓殖大は成田を中心に全員が奮闘している。

※日本大・仁平選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆PICK UP1
【最終盤までを争うシーソーゲームを東海大が制す】

161009akiyama.jpg 2位の東海大と中盤位で足踏みする青山学院大の試合は最後まで勝負の分からない内容になった。1Qは16-19と青学大がリード。2Q、互いのディフェンスも厳しく、なかなか決定打が生まれない。そんな中、東海大はここで送り出された#37秋山(2年・SF)の3Pが決まると、#11白戸(3年・SG)のレイアップで残り3分に28-28の同点に。残り45秒、#37秋山2本目の3P、そしてスクリーンから#13中山(4年・PG)がドライブでレイアップをねじ込むと30-35と東海大が逆転して前半終了。

 後半の立ち上がり、青学大は#10高橋(2年・C)がゴール下、オフェンスリバウンドで連続ゴール。ドライブ、ブロックも見せるが、両者ディフェンスが激しく、なかなか得点が伸びず46-46の同点で3Q終了。

 4Q、立ち上がりも互いに激しいディフェンス、互いに点を取ったら取り返すという形で開始4分を過ぎても同点のまま。ここから青学大は#3大崎(4年・SG)、#24安藤(4年・F)の3Pが決まるが、東海大も#25平岩(1年・C・土浦日大)のレイアップとダンク、#13中山の3Pが決まりやはり差がつかない。どちらも優位になれないまま東海大1点リードで試合は残り3分の終盤へ。

161009takahashi.jpg 東海大は#13中山がスティールし、惜しくもこぼれたレイアップを#33鈴木(4年・SF)が拾うがこれはラインクロスの判断。対する青学大は#24安藤が2連続ゴールで60-64と4点のリードに。#81関野(4年・SF)の3Pで東海大も詰め寄るが、#14柏倉(4年・PG)のナイスインもあり63-66。東海大は残り1:04に#33鈴木の3Pで66-66。さらに#33鈴木の#25平岩へのアシストで68-66。残り20.2秒、ここで#24安藤が3Pのファウルをもらう絶好のチャンスが到来するが、これが1本しか決まらず思わず安藤も「ごめん」と声を上げる。こぼれたリバウンドは青学大が抑えるがシュートは決まらず、リバウンドは東海大。残り2.9秒、ボールを自陣に持ち込んだ東海大が68-67でシーソーゲームを制した。

写真上:東海大は秋山が2本の3Pで見事起用に応えた。
写真下:青学大は高橋がドライブを見せ、ゴール下は要所でブロックを見せるなど良い面もあったがわずかに及ばず。

※東海大・平岩選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆PICK UP2
【白鷗大が勝負強さを見せて早稲田大を振り切る】

161009issa.jpg 3位の白鷗大早稲田大と対戦したが、試合は前半からあまり点差がつかない戦いになった。やや白鷗大がリードする形で進み、前半を終えて34-33と白鷗大1点リード。後半、開始2分半は互いにノーゴール。早稲田大は小回りの効く機動力を生かし、守りからターンオーバーを奪うが内外とも決めきれず。白鷗大はリバウンドを確実に押さえ、#0野﨑(3年・SG)が2連続を決めると、#23イッサ(4年・C)がスティールからダンクを決めて開始4分に5点の引き離しに成功。さらに#0野﨑の速攻からのフリースロー、#41小倉(4年・PF)のバスケットカウントでそれを10点に広げた。しかし、白鷗大のオフェンスが単調になってくると早稲田大がリバウンドを押さえて追い上げ、#25伊藤(4年・F)、#11河合(4年・G)の3Pで逆転。51-52で最終Qへ入った。

 4Q、白鷗大もすぐさま逆転すると1、2点を争うシーソーゲームに。互いに外を打ち合う形で序盤は進んだが、白鷗大の方が中を固める早稲田ペイント内に入れずに外を打たされる格好が多く、確率が悪い。早稲田大は残り3分半に#26富田(2年・C)のバスケットカウントで68-63と5点のリード。しかし残り2分、#23イッサのバスケットカウントで白鷗大が68-68の同点に追いつく。さらに#0野﨑のドライブ、#23イッサのブロックから#21神里(3年・PG)のジャンパーへと続き、残り1:13で白鷗大のリードは4点。早稲田大は残り時間で逆転に至るシュートは決められず、68-78で白鷗大が逆転からの逃げ切りに成功した。早稲田大は機動力を生かして白鷗大を苦しめたが、最後は#23イッサを中心に白鷗大の高さが勝った。

写真:白鷗大・イッサは15点8リバウンド。大事な場面で高さが生きた。


◆PICK UP3
【筑波大がホームの声援に応えて勝利を収める】

161009aoki.jpg この日の最終戦、ホームの筑波大慶應義塾大との対戦で会場を沸かせた。スタメンの平均身長は筑波大189cm、慶應大183cmとサイズは大きく違い、さらにメンバーが豊富な筑波大は#46生原(4年・PG)の欠場が続くが、立ち上がりから優位に立った。慶應大は守りで続けてファウルを宣告されてしまい、苦しい1Qに。まず#11木村(3年・CF)が早々に3ファウルになると、#33トカチョフ(3年・CF)も2ファウルになり、インサイドではサイズ不足も響いて厳しい状況に陥った。しかし、次第にアウトサイドの調子が出始めると波に乗り、追い上げ開始。1Qを23-18で終了すると、慶應大は#5後藤(4年・G)、#9鳥羽(2年・G)等の3P、スティール、#22トカチョフのゴール下への合わせなどで2Qは追い上げモードに。筑波大は#6馬場(2年・SF)を投入してこれに対処し、50-40と10点差に広げて前半終了。

 3Q、筑波大は#4青木保憲(3年・PG)のアウトサイド、#6馬場のダンクも決まり会場はヒートアップ。慶應大を一気に20点以上引き離した。慶應大は一時ゾーンを敷き、高い位置からのディフェンスでルーズボールでも粘りを見せて闘志は失わず動き続けると、この必死の粘りが実り、十数点のところまで点差を押し戻すことに成功。しかし最後は#17杉浦(3年・PF)が放ったかなり遠目の3Pがブザーとともに沈み、58-77と筑波大が再びリードを19点に開いた。

161009toba.jpg 4Q、慶應大の激しいディフェンスは変わらず。得点面では筑波大は簡単に重ねていけるが、慶應大の闘志は消えずに最後まで走って攻め続け、最終スコアは85-98。筑波大がホーム2連勝を飾ったが、一方の慶應大も、終盤散漫になりがちな部分をもう一度締め直して本来の泥臭さを発揮し、最後の最後まで食い下がるプレーを見せた。後半は20点の差は簡単には詰められないが、逆にそれ以上差はつかない内容でもあった。

写真上:筑波大はスタメン起用の青木が執拗なディフェンスでターンオーバーを奪う場面も。
写真下:鳥羽はミスマッチも恐れず果敢に攻めて17得点。

※筑波大・馬場選手、慶應義塾大・後藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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