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2009.12.04 (Fri)

【2009インカレ】12/4レポート

準決勝進出は青山学院大VS慶應義塾大と
日本大VS東海大の上位シード校対決に

0921204ninomiya.jpgインカレは3日目を消化。ベスト8から戦いはさらに進み、ベスト4が決定。惜しくも消えた法政大を除く関東上位4校が実力を見せて勝ち上がった。関西勢期待の天理大、九州から日本一を目指す鹿屋体育大はベスト4の壁を突破することは叶わなかった。

東海大鹿屋体育大に前半でリードを奪うと終止圧倒した。鹿屋体育大は前日の法政大戦では入ったシュートがことごとく外れる苦しい展開で、後半には精神的にも崩れて敗退。ベスト4突破のためにはまだ努力が必要だが、こうした負けも繰り返しながら経験を積むことが必要だろう。慶應大中央大は慶應大が前日の重苦しさとは打って変わって、鮮やかなトランジションで中央大を翻弄した。ディフェンスでも鉄壁の守りで中央大エース・小野龍猛以下をシャットアウト。2連覇に向けてようやく本領を発揮し始めた。青山学院大は終始天理大にリードされる苦しい展開。それでも#32中川(2年・C)や#0橋本(3年・G)の活躍もあって逆転勝利で準決勝に進んだ。日本大拓殖大は、拓殖大が苦しい中でもゾーンで最後まで粘り、日本大に迫った。しかし日本大も余裕を見せて逃げ切り、ベスト4へ。

ここから先はこれまでよりさらにレベルが上がる。心・技・体全てが揃ったチームだけが勝ち進める世界だ。やり直しはきかない。大一番に全てをぶつけられるかどうかであって、実力うんぬんはここまでくれば何を言っても関係ない。
“勝ったものが強い”
それが全てだ。

写真:早い展開の起点となる慶應大・二ノ宮。この日は17点と得点でも貢献。


【12/4結果】
東海大学80(20-14,20-13,16-10,24-15)52鹿屋体育大学
中央大学77(19-27,15-20,19-27,24-27)101慶應義塾大学
日本大学83(23-7,20-23,23-14,17-28)72拓殖大学

※3試合のレポートと、鹿屋体育大学・森重アシスタントコーチ、中央大学・中島コーチ、慶應義塾大学・田上選手、小林選手、日本大学・篠山選手、拓殖大学長谷川智伸選手のインタビュー、コメントは「続きを読む」へ。
※青山学院大対天理大は別途掲載します。

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2009.12.04 (Fri)

【2009インカレ】12/5 準決勝試合予定

13:00 天理大学VS中央大学(5-8位決定戦)
14:40 拓殖大学VS鹿屋体育大学(5-8位決定戦)
16:20 青山学院大学VS慶應義塾大学(準決勝)
18:00 日本大学VS東海大学(準決勝)


■天理大学VS中央大学(5-8位決定戦)
2年連続のベスト8の天理大と、2002年以来のベスト8、中央大がまず順位決定戦を戦う。中央大は浜松大に続いてセネガル人留学生のいるチームとの対戦となる。関東を代表するインサイドの一人である小野龍猛は2mはないが、技術で彼らに対抗している。注目の一戦だろう。天理大はサンバともう一人、根来というビッグマンがいるのが強み。中央大はサイズでは厳しい部分もあるが、これにどう対応するかが見物となる。ガード陣はともに若さあふれる下級生も多く、こちらも見所は多い。

■拓殖大学VS鹿屋体育大学(5-8位決定戦)
ゾーンディフェンスもある拓殖大と、昨年の無念を晴らすためにゾーンアタックの訓練も積んできた鹿屋体育大。もしゾーンがしかれるなら、ここをポイントとして見てみたい。それ以外でも、パスワークやスペーシングをうまく使う鹿屋体育大と、アウトサイドに強みがあるオフェンスの拓殖大はどういった戦いになるのか予想がつかず、興味深い。ともにさほどビッグマンといえる選手がいないこともどう出るか。拓殖大は日本大に差をつけられながらも終盤は粘った。一方の鹿屋体育大は東海大に引き離されて勢いを削がれた形。1日でどういう修正をかけてくるかも勝負に影響するだろう。

■青山学院大学VS慶應義塾大学(準決勝
準決勝第一試合は、リーグ戦の決着をつけるまたとない機会となった。リーグ戦では青山学院大が先勝。2戦目では慶應義塾大が修正を生かして勝ちを取り返した。3度目の対戦はどうなるか、雌雄を決する時だ。ともに激しいディフェンス、オフェンスを持ち、トランジションの早さでは大学界随一の両者。とはいえ、同じトランジションでもタイプは違う。そこも見所の一つだ。準々決勝では青学大は粘りを、慶應大は激しいディフェンスとオフェンスを見せつけた。持ち味が出れば激しい試合となるのは間違いない。見逃せない一戦だ。

■日本大学VS東海大学(準決勝)
準決勝第二試合も見逃せない対戦が実現した。リーグ戦では日本大が2勝。しかし一試合は延長戦にもつれ込む勝負だった。リーグ後半に調子が上がった日本大と、立て直し中だった東海大。そこから1ヶ月を経ての再戦となるが、東海大はインカレに入り再び勢いを取り戻してきている。一方の日大もここまで全く危なげない戦いぶりで、特に不安材料は見当たらない。東海大がリベンジを果たすのか、それとも日本大がそのまま逃げ切るか。一体どのような戦いとなるか、こちらも要注目となろう。

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EDIT  |  22:41  |  2009インカレ  |  Top↑

2009.12.04 (Fri)

【2009インカレ】12/4結果

東海大学80(20-14,20-13,16-10,24-15)52鹿屋体育大学
青山学院大学71(14-21,20-15,17-18,20-13)67天理大学
中央大学77(19-27,15-20,19-27,24-27)101慶應義塾大学
日本大学83(23-7,20-23,23-14,17-28)72拓殖大学

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2009.12.03 (Thu)

【2009インカレ】12/3 2回戦 鹿屋体育大VS法政大

鹿屋体育大が思い切りのいいシュートで延長を制する!
法政大は不完全燃焼のまま無念のシーズン終了


鹿屋体育大学101(13-25,32-20,10-19,26-17,20-16*)97法政大学 *OT
091203KANOYA.jpgインカレ2日目、2年連続九州王者の鹿屋体育大と、関東リーグで慶應大・東海大・青学大を倒して実力を示した法政大とが激突した。
両チームともインカレには“借り”がある。
鹿屋体育大は、昨年のインカレ2回戦、ゾーンをしかれた後半の20分間で13点しか取れない悔しさを味わった。それをバネに今シーズンはゾーンアタックはもちろん、フィジカル、メンタル、バックアップメンバー全てをバージョンアップしてやってきた。
対する法政大も昨年、彗星のごとく決勝に進んだ国士館大に2回戦で敗れて無念のベスト16。1年時からチームの主力をはってきたメンバーが最上級生となった勝負の今シーズンは、リーグで接戦を勝ち切るすべを思い出してから臨んだ。
インカレの借りはインカレで。しかし、それを果たせるのは1チームのみ。
結果、離されても離されてもくらいついた鹿屋体育大が最後に波を持ってきて勝利した。
法政大を支えてきた神津・信平・落合の“ビッグスリー”は早過ぎる見納めとなった。

写真:勝利の瞬間、鹿屋体育大のメンバーたちが抱き合った。

※試合のレポートと鹿屋体育大・福田コーチ、八木選手、新垣選手、笠原選手、法政大・神津選手、落合選手のインタビュー、コメントは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:55  |  2009インカレ  |  Top↑

2009.12.03 (Thu)

【2009インカレ】12/3 2回戦 東海大VS明治大

激闘を制したのは持ち味を存分に発揮した東海大
充実のシーズンとなった明治大はベスト16で幕

東海大学85(24-14,20-21,25-21,16-20)76明治大学
091203tokai.jpg2部リーグでは圧倒的な強さで他チームを凌駕し、順位決定戦では専修大を撃破。高さと機動力、更には抜群のオフェンス力を持ち合わせた明治大とベスト8を懸けて戦うは、東海大。東海大は昨年のインカレでは天理大に破れ、ベスト8入りを逃している。また、今年のリーグでは1週目以降の結果が振るわず、まさかの5位となった。だが、このインカレでは東海大が不調から這い上がり、明治大を下してベスト8入りを果たす形となった。

点の取り合いなら明治大に軍配が上がったに違いない。だが、東海大はそれをさせなかった。1部でも屈指のディフェンス力で明治大のシュートを次々とシャットアウト。このディフェンスに明治大のシュートセレクションも悪くなってしまい、いい形でオフェンスができなかった。また、立ち上がりに10点を離されたことでコートに立つ面々がちぐはぐしてしまい、今シーズンあまり見なかったミスも多々起こった。

混戦の1部リーグを戦ってきた経験が、ここで生きた。苦しい中でも東海大には余裕が見えた。逆に、2部リーグでは敵無しだった明治大は接戦を経験してこなかったことが選手たちに焦りを生んだ。これで東海大は昨年逃したベスト8入りを果たす。あとは、“優勝”の2文字へ向けて、チームで突き進んでいくだけだ。

写真:勝利を喜ぶ東海大。まさに全員で勝ち取ったゲーム。

※試合のレポートと東海大・前村選手、明治大・金丸英悟選手、川崎選手、岩澤選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:50  |  2009インカレ  |  Top↑

2009.12.03 (Thu)

【2009インカレ】12/3 Bコート2回戦レポート

天理大が筑波大を破り2年連続の関西勢からベスト8へ
慶應大・青学大・中央大もベスト8進出

091203TENRI.jpg激戦が続いたAコートとは異なり、Bコートは評価が定まったチームが順当にベスト8に進出した。

中央大浜松大に1Qリードされる展開となるが、#4小野龍猛がインサイドで持ちこたえて、ガード陣が早い展開に持ち込むと、4Qで差をつけて勝利した。筑波大天理大と対戦。やはりインサイドが鍵になった。筑波大のオフェンスにリズムが生まれないのと反対に、天理大はインサイドはもちろんアウトサイドも波に乗ってリード。筑波大は悪い時の常でチーム全体が消沈。天理大の勢いの前に破れた。青山学院大専修大に思った以上に粘られた。専修大は3Pでは55.6%と青山学院大を上回るパーセンテージ。リーグ戦ではシュートが好調で慶應大を追いつめた試合があったように、乗せると怖いところがあることを証明した。青学大は100点は越えたが、課題の残る内容。愛知学泉大慶應大相手に激しいディフェンスを仕掛けたが、慶應大のアウトサイドが決まらなかったにも関わらず、届かなかった。

2日目、ここまでは内容はどうあれ勝つことが全ての戦いになる。この日敗退したチームは引退、シーズン終了となるが、残ったチームにはあと3試合が残されている。力を出し切れないようなチームも見られるが、本領発揮はここからだ。

写真:サンバの好プレーに笑顔の根来。今年は最上級生としての自覚を持ちながらプレーしていると言う。


【12/3 Bコート結果】
中央大学84(17-21,20-11,21-24,26-18)74浜松大学
筑波大学67(16-16,18-23,17-26,16-29)94天理大学
青山学院大学105(30-30,30-15,19-23,26-26)94専修大学
愛知学泉大学67(9-17,18-33,23-12,17-25)87慶應義塾大学

※4試合のレポートと、浜松大・大石選手、浜松大・ママドゥ選手、天理大・清水雄司選手、根来選手、筑波大・片峯選手、愛知学泉大・山本監督、溝口選手のインタビュー、コメントは「続きを読む」へ。

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2009.12.03 (Thu)

【2009インカレ】12/3 Aコート2回戦レポート

東海大は鉄壁の守りで明治大のオフェンスを70点台に封殺
鹿屋体育大は延長の末のアップセットで1年の進化を披露

091203kanoya2.jpg2日目、Aコートでは大会を左右する大きな試合が2つあった。今大会最も激戦区と言われるBブロック。この日の負けはここでシーズン終了を意味する。

1部復帰で勢いに乗る明治大は、東海大と対戦した。リーグ戦では後半に失速し、インカレ初戦も重かった東海大。しかし、この日のディフェンスは明治大にほとんど自由にオフェンスをさせなかった。立命館大相手にも、明治大相手にも全く気を緩めることなく対策をしてきたが、それが完全にはまった。勝利は“ディフェンスの東海大”を改めて認識させるに十分な内容だった。

もう一つ、昨年全国区に名乗りを上げた鹿屋体育大が法政大を延長戦で下した。出足こそ法政大にリードを奪われたが、まったくひるまず追い上げた。細かい勝負所では法政大が上だった。しかし、鹿屋体育大も集中を切らさずにシュートを決め続け、ファウルゲームで追いすがる法政大を振り切ってベスト8。金星をあげた。「日本一」を目指すチームが確実に前進しているという証をこの勝利で見せた。法政大は昨年と同じくベスト16。この日で引退となる4年生たちは能力と知名度では大学に入るより以前からバスケ界で知られた顔。惜しまれる引退となった。

その他の2試合は第1シード日本大、1部昇格の拓殖大は余裕を持って相手を下し、ベスト8進出を果たした。

写真:チーム一丸で法政大から勝利を手にした鹿屋体育大。


【12/3 Aコート結果】
拓殖大学89(19-21,24-8,23-24,23-17)70京都産業大学
東海大学85(24-14,20-21,25-21,16-20)76明治大学
鹿屋体育大学101(13-25,32-20,10-19,26-17,20-16*)97法政大学 *OT
日本大学104(23-17,31-13,25-13,25-18)61白鴎大学

※拓殖大対京都産業大、日本大対白鴎大のレポート、白鴎大・千葉選手、藤江選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※東海大対明治大、鹿屋体育大対法政大は別途掲載します。

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EDIT  |  23:20  |  2009インカレ  |  Top↑

2009.12.03 (Thu)

【2009インカレ】12/4 準々決勝試合予定

【メインコート】
13:00 東海大学VS鹿屋体育大学
14:40 青山学院大学VS天理大学
16:20 中央大学VS慶應義塾大学
18:00 日本大学VS拓殖大学

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2009.12.03 (Thu)

【2009インカレ】12/3 2回戦結果

【Aコート】
拓殖大学89(19-21,24-8,23-24,23-17)70京都産業大学
東海大学85(24-14,20-21,25-21,16-20)76明治大学
鹿屋体育大学101(13-25,32-20,10-19,26-17,20-16*)97法政大学 *OT
日本大学104(23-17,31-13,25-13,25-18)61白鴎大学

【Bコート】
中央大学84(17-21,20-11,21-24,26-18)74浜松大学
筑波大学67(16-16,18-23,17-26,16-29)94天理大学
青山学院大学105(30-30,30-15,19-23,26-26)94専修大学
愛知学泉大学67(9-17,18-33,23-12,17-25)87慶應義塾大学

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2009.12.02 (Wed)

【2009インカレ】12/2写真/応援編

091202_1_20091203012617.jpg
美しい筆文字がひときわ目立っていた中部学院大の垂れ幕。チームを勇気づけるメッセージが書かれていた。

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2009.12.02 (Wed)

【2009インカレ】12/2 Dコート1回戦レポート

関西学院大が愛知学泉大に最後まで粘る
慶應義塾大、中央大、浜松大は順当に1回戦突破


091202MAMADU.jpg第1試合、東海大九州浜松大は、浜松大が高さに加え、ディフェンスでも見せて勝利した。浜松大はスタメンに#7ママドゥ・ジェイ(4年・C)ではなく、#34シダット・ジャーラ(1年・C・延岡学園)を起用。高さで有利な部分を生かしてゴール下では強さを見せつける一方、ディフェンスでもしっかり相手をマークして簡単には攻めさせずにターンオーバーを次々奪い一気に差をつけた。東海大学九州はサイズが足りない分を早いトランジションでカバー。#21菰田(3年・SG)のアウトサイドをきっかけに反撃し、#8川満(1年・PF・翔南)も果敢なドライブを見せて追い上げをはかるが、浜松大も焦らず差を広げる。東海大九州は1Qの差が最後まで響き、タイムアップ。だがその粘りに、次の試合のため待機していた関西学院大の選手たちも大きな拍手を送っていた。

第2試合、愛知学泉大関西学院大は競り合いになった。「初戦の固さ」愛知学泉大山本監督が言う通り、序盤はアウトサイドが安定しない。しかし一方の関西学院大も得点が取れずにロースコア展開となった。だが愛知学泉大から固さが取れてシュートが決まってくると、流れが傾いた。関西学院大はアウトサイドが落ち始め、ミスが続いて引き離される。終盤に再度追い上げのシュートが決まるが、逆転するには至らず試合終了となった。

第3試合、中央大東北学院大は序盤から中央大が相手を圧倒。1Qで相手に5点しか与えずにリードを奪うと、その後はプレイングタイムを分け合い、問題なく勝利した。全選手が出場、エース・#4小野龍猛(4年・C)も24分の出場にとどまるなど余裕を見せた。東北学院大は1Qと3Qに1桁しか得点が奪えない内容。かつての持ち味だった粘りが見られず敗退した。中央大は次に浜松大と注目の一戦を迎える。

091202yaji.jpg第4試合は昨年1回戦と同じカード。北海学園大が再び慶應大に挑むも、慶應大が第2シードの余裕を見せつけて勝利した。全員出場で♯15家治(2年・F)がチームハイの23点11リバウンドと気を吐いた。♯5小林(4年・GF)「家治はスタメンと遜色ない活躍」と評価。ただしチームとしては「ディフェンスでいいところを見せても簡単なシュートやキャッチミスをミスしてはいけない。ボールを最後まで追わないことも、プレイヤーとして何かが欠落している証」と、ゲームの中身を反省し、チーム全体への気の引き締めを要求した。次は守りの固い愛知学泉大との対戦が待つ。こうしたミスは許されないだろう。

写真上:途中出場ながら浜松大のママドゥ・ジェイはやはり存在感があった。
写真下:慶應大・家治はこの夏頃からチームの流れの中でプレーできるようになり、成長著しい選手。地元・大阪でのさらなる活躍が期待される。


【12/2・Dコート結果】
東海大学九州84(14-31,23-25,14-23,33-19)98浜松大学
愛知学泉大学60(14-15,18-16,17-12,11-12)55関西学院大学
中央大学89(25-5,18-12,29-6,17-37)60東北学院大学
北海学園大学57(13-34,12-25,14-36,18-29)124慶應義塾大学

※愛知学泉大対関西学院大のレポート、愛知学泉大・山本監督のコメント、東海大九州・元部長のコメントは「続きを読む」へ。

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2009.12.02 (Wed)

【2009インカレ】12/2 Cコート1回戦レポート

早稲田大が1回戦でインカレを去る
専修大は久しぶりの勝利で1回戦突破

091202KANSAI.jpg第1試合、筑波大が序盤から高知大を圧倒。高さ、早さで上回ると簡単にゲームを支配して前半で73得点。後半はベンチメンバーを使いながらもそのままの勢いで押し切り、この日最高得点となる153点の大量得点で勝利した。次は早稲田大に勝利した天理大が相手となる。

第2試合、徳山大が序盤は専修大をリードする展開となった。専修大はサイズでは圧倒しているものの、序盤の緊張なのかどうか、簡単なシュートやリバウンドでもミスが見えて危ない立ち上がり。徳山大はシュートが決まるたびに大歓声となった。しかし次第に専修大が高さを生かして得点し始めると、逆転。#20張(3年・C)が42得点で圧倒。久しぶりの勝利を手にした。

第3試合は早稲田大天理大が好勝負を繰り広げた。序盤からややリードしていたのは天理大。早稲田大は♯7井手(3年・SG)、#20久保田(2年・SF)、#00金井(3年・F)の3人が奮闘するが、#10サンバ・ファイ(3年・C)に28得点16リバウンドとされる苦しい展開。一桁の差を終盤まで粘るが、最後は力尽きた。

第4試合の青山学院大関西大は青山学院大が貫禄を見せて勝利。しかし関西大も粘り、あとわずかで80点に届く内容で奮闘した。青学大はベンチメンバーを使ったこともあるが、この日の関東勢では敗退した早稲田大、競り合いになった東海大を除いて唯一100点突破はならなかった。

写真:点差はついたが、青山学院大相手に終盤まで食い下がった関西大。


【12/2・Cコート結果】
筑波大学153(39-10,34-8,47-14,33-25)57高知大学
徳山大学77(20-28,15-21,26-24,16-32)105専修大学
早稲田大学64(16-20,16-19,14-13,18-17)69天理大学
青山学院大学94(24-10,27-26,21-18,22-25)79関西大学

※早稲田大対天理大のレポート、早稲田大・東選手のインタビュー、早稲田大・井手選手と相井選手のコメントは「続きを読む」へ。

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2009.12.02 (Wed)

【2009インカレ】12/2 Bコート1回戦レポート

立命館大、東海大を苦しめるもアップセットはならず
鹿屋体育大・法政大も最後はきっちり勝利


091202sapporo第1試合、倉敷芸術科学大明治大は、明治大が長く無失点の時間帯を作る堅いディフェンスで完勝。倉敷芸科大はサイズの不利を跳ね返せなかったが、笑顔でこの最高の舞台を味わった。

第2試合、鹿屋体育大金沢工業大は立ち上がりからクロスゲームとなるも、前半ラスト1分に鹿屋体育大がたたみかけて突き放すと、後半は持ち味の好守が出てダブルスコアの勝利。

続いては地元チームが登場した。第3試合の東海大立命館大は、立命館大が昨年のインカレで青山学院大を苦しめたのと同様にゾーンディフェンスと確率の高い3Pで接戦に持ち込む。しかし3Q終盤から足が止まりだしたのを東海大は見逃さず、ここでついた10点差が最後まで響いた。

第4試合の札幌大札幌大は法政大が相変わらずのスロースタートも、3Qに#23信平のダンクも飛び出すなどきっちり集中、そのまま逃げ切った。

この日の勝者4チームは、明治大-東海大、鹿屋体育大-法政大のカードでベスト8を掛けて3日に対戦する。

写真:昨シーズンをもってJBLから引退後、札幌大のAコーチに就任した佐久本智氏(左から2人目)。今後、札幌大がどのように変わっていくのか期待が高まる。

【12/2・Bコート結果】
倉敷芸術科学大学39(10-28,5-28,13-35,11-22)113明治大学
鹿屋体育大学88(20-17,24-11,20-8,24-9)45金沢工業大学
東海大学97(16-14,21-25,28-20,32-28)87立命館大学
札幌大学61(17-21,14-21,16-24,14-15)81法政大学

※立命館大対東海大のレポート、東海大・多嶋選手、立命館大・田中選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.12.02 (Wed)

【2009インカレ】12/2 Aコート1回戦レポート

拓殖・白鴎・日大の関東勢は100点ゲームで快勝
京産大とともにベスト8をかけた2回戦へ


091202nihonuni第1試合、オープニングゲームとなった拓殖大富士大は、初出場だった昨年に続き東北2位の座を得た富士大が3Pとフリースローで拓殖大にくらいつく。インカレらしい、各地区代表同士のぶつかり合いが見られたが、3Q終盤にじりじりと点差が離れはじめ、4Qには拓殖大が速い展開で一気に押し切った。

続く第2試合の中部学院大白鴎大も、2年ぶり2回目の出場となった中部学院大が4年生を中心に前半は互角の試合運び。しかし白鴎大が#10アビブ(1年・C・岡山学芸館)に加え外のシュートも決まり始めると、中部学院大はディフェンスを絞りきれず悪循環に。それでも懸命なプレーを最後まで見せるが、終わってみれば大差がついてしまった。

第3試合の九州産業大京都産業大は、得意のトランジションが出た京都産業大が1Qで15点リードを得ると、そのアドバンテージを生かして優位にゲームを進めた。九州産業大も4Qにチャージし意地を見せたが、1歩及ばず京都産業大が2回戦に駒を進めた。

第4試合の日本大信州大は、関東王者の日本大が新ユニフォームで登場。リーグからの勢いそのままに信州大を圧倒した。信州大は全員出場、1人ひとりがインカレの経験を刻んだ。

3日の2回戦では、この日の勝者同士、拓殖大-京都産業大、白鴎大-日本大のカードでベスト8を争う。

写真:新ユニフォームをお披露目した日本大。チームカラーの赤、白に黒が加わり、胸元のラインと身体の横の炎のような模様がついた。番号も4番からの連番ではなく自由番号になった。

【12/2・Aコート結果】
拓殖大学102(25-21,22-22,26-23,29-15)81富士大学
中部学院大学60(21-26,18-23,11-29,10-33)111白鴎大学
九州産業大学71(13-28,17-23,17-26,24-9)86京都産業大学
日本大学140(35-17,39-10,39-7,27-30)64信州大学

※拓殖大VS富士大のレポートと富士大・#17中村謙一選手のインタビュー、中部学院大・福手監督、九州産業大・佐野監督のコメントは「続きを読む」へ。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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2009.12.02 (Wed)

【2009インカレ】12/3 2回戦試合予定

【Aコート】
13:00 拓殖大学VS京都産業大学
14:40 東海大学VS明治大学
16:20 鹿屋体育大学VS法政大学
18:00 日本大学VS白鴎大学

【Bコート】
13:00 中央大学VS浜松大学
14:40 筑波大学VS天理大学
16:20 青山学院大学VS専修大学
18:00 愛知学泉大学VS慶應義塾大学

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