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2017.05.02 (Tue)

【2017トーナメント】5/2レポート

筑波大、東海大、拓殖大ら上位シードは順当に勝利
大東文化大は青山学院大を下してベスト8へ


 関東大学トーナメントはベスト8をかける段階に入った。下位のチームがアップセットに挑んだが、8つの枠に残ったのは1部6校と2部2校。上位1~3シードは地力を見せて勝ち上がり、日本体育大は10年ぶりのベスト8入り。今大会5試合目を勝ちきった白鷗大は次の試合で創部初のベスト4を目指す。


◆Aブロック
大東文化大が前半に青山学院大を圧倒
筑波大はスローな立ち上がりから逆転


170503mochi.jpg 今季1部復帰となり、充実したメンバーで期待される大東文化大は、1Qから青山学院大を圧倒。オフェンスの確実さ、攻守の高さと早さで青山学院大を凌駕し、一気に点差を2桁に。青学大はメンバーを入れ替えていくものの、内外ともに得点できず。前半で50-16の大差を大東大がつけた。後半は大東大の決定力が鈍ったが、それでも青学大は点差を大きく詰めるまではいかず、大東文化大が69-58で勝利した。

 優勝候補の一角、筑波大は前の試合で江戸川大を延長で下して勝ち上がった法政大と対戦。立ち上がりはやや集中力を欠く入りとなり、2Q半ばまでは法政大がリード。筑波大は次第に早い展開に持ち込んで逆転すると、後半は終始リードを握って82-54でタイムアップ。

写真:大東大・モッチが力強く青学大のゴールへ攻め込んだ。


◆Bブロック
日本体育大が10年ぶりに8つの枠を突破
専修大は後半に抜け出す


170503niitai.jpg 早稲田大を倒して波に乗る日本体育大は駒澤大と対戦。ほぼ差がなかった1Qから2Qに日本体育大が抜け出し、最後は#64井手(3年・PG)がはるか遠くから放ったボールがブザービーターで吸い込まれた。3Qには20点差をつけた日体大はその後もアグレッシブに攻めて48-75。10年ぶりにベスト8進出を決めた。

 もう1試合は専修大国士舘大。前半はあまり差のない状態で試合が進み、2Qの頭に国士舘大は外のシュートが入って逆転。そこからは接戦で前半を終了。後半は3Qに専修大の高さが勝って9点のリードをつけた。国士舘大は再三迫るがその都度引き離されて83-70。専修大の高さが生きた。

写真:ブザービーターの3Pを決めた井手を日体大の面々が囲む。


◆Cブロック
激戦の末、中央大が神奈川大に辛勝
東海大は余裕を持ってベスト8へ


170503nbishida.jpg 中央大神奈川大の対戦は、1Qは互角だったが、2Q終盤に中央大がやや抜け出す。しかし神奈川大も粘って大きな差にはされないでついていく形に。4Qの頭で中央大リードの点差は5。そこから神奈川大が迫っては追いつききれないという展開が終盤まで続いた。残り38.6秒、2点差でフリースローを得た神奈川大がこれを1本決め52-53の1点差。中央大のタイムアウト明けからのオフェンスは神奈川大が守りきって24秒オーバー。残り13.1秒で神奈川大ボールのスローインとなるが、このオフェンスも実らず。52-53で中央大が逃げ切った。

 順天堂大を下してベスト16に名乗りを挙げた明星大東海大に挑んだが、立ち上がりから東海大が攻守とも勢いを出してリードする展開に。81-64で東海大がベスト8進出。

写真:東海大のルーキー西田が高いスコアリング能力を発揮。


◆Dブロック
拓殖大は100点ゲームで勝ち上がる
白鷗大は苦しみながらも明治大を下す


170503saito.jpg 昨年準優勝の拓殖大は4部・東京成徳大相手にアグレッシブに攻め続け、前半で28-51。東京成徳大も速攻を出すなどひるまない戦いぶりを見せたが、オフェンス主体の拓殖大がその後も得点を伸ばし続けて、61-113の100点ゲームで勝利した。

 白鷗大明治大の対戦は、前半は26-27のロースコア。互いに得点が決まらず、明治大がリードして試合が進んだ。2Q後半に白鷗大が逆転するが終盤は明治大・#2齋藤(4年・PG)、白鷗大・#0野﨑(4年・SG)のエース同士が得点を取り合う展開に。最後は高さも生きて白鷗大が70-73の僅差で勝負を制した。

写真:明治大・齋藤が勝負強くシュートを決めていった。



【INTERVIEW】

「最後は自分で行こうと思って攻めた」
白鷗大史上最高位のベスト4入りを目指して

◆#0野﨑零也(白鷗大・4年・SG)
170503nozaki.jpg4Q終盤に引き離したものの、明治大もしぶとく追い上げ、最後は齋藤との両エースが点を決め合う展開が続いた。両者が取った得点はそれぞれ26点と、まったくの互角。互いの勝負強さを見せつけられる展開だったが、最後を制したのは白鷗大。野崎はファウルを受けつつも攻めきった。最上級生となり、エースとして期待される部分は大きい。この後の戦いでも存在感を示して欲しい。


―前半はロースコアであまり良い流れではありませんでした。
「去年の同じでオフェンスは悪くて、ディフェンスは良くて、ということでそこは対戦が続いて相手が強くなる分、修正していかなければならない部分です。得点がうまく取れなくなると思うので」

―昨年はオフェンス自体は一昨年より改善できていたと思うのですが。
「それは昨年の4年生が引っ張ってくれていたのが大きかったです。それが抜けて僕ら今年の4年生もそういうところを見習ってやっているつもりですが、去年の穴をまだ埋められていないと思います」

―新チームの春らしい悩みでもありますね。ただ、明治大にも点を取らせなかったのは良かった点でしょうか。
「自分たちの持ち味はディフェンスなので。ディフェンスをやってリバウンドを取って走るというチームだからそこは昨年から変わらずやれていると思います」

―終盤は齋藤選手(#2)にはかなりやられましたが、野﨑選手の応酬も見事でした。
「ほんとに彼は嫌ですね(笑)。あいつもそうだけど、自分も負けず嫌いなのでやりましたが。やられたらやり返すみたいな。最後の方は変にパスミスするよりは自分で攻めてファウルをもらったり、決められなくてもまたディフェンスをやればいいと思っていました。4年として自覚してやってはいました」

―今年最上級生になって、どうチームを引っ張っていこうと思っていますか?
「昨年は川島さんとかすごく声を出す人がいて、引っ張ってくれていました。今年はそこまでズバズバ言えるタイプではないので、プレーで引っ張りつつ、声をかけることを心がけています」

―昨年試合に出ていない選手も多いので、これからのチームだとは思いますが、今大会での具体的な目標は?
「今はベスト4に入ることです。白鷗の歴史も最高位は5位なので、そこを越えつつ、秋に向けてここでここで勝てば後輩たちにもいいはずみになると思ってやっています」

―今年はベンチに元日本代表だった網野さんも入られましたが、変化はありましたか?
「ビッグマンのワークアウト等、教えてくれています。インサイドの選手が卒業して、経験があるのがシェッハ(#75)ぐらいなので、周囲のインサイドの選手たちも指導を受けて育ってくれればと思います」

―次は拓殖大とベスト4をかけて戦いますね。
「拓大には高校の同期(#33富山)がいるので、ちょっと負けたくないです」

―疲労はいかがですか?
「少しありますが、僕らも春はしっかり走ってきたので大丈夫です。白鷗らしいバスケットをやれればいいと思います」


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2017.05.02 (Tue)

【2017トーナメント】5/3試合予定(9〜16位決定戦)

■駒澤大学玉川キャンパス

14:00 法政大学 vs 青山学院大学
15:40 国士舘大学 vs 駒澤大学
17:20 明星大学 vs 神奈川大学
19:00 明治大学 vs 東京成徳大学


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2017.05.02 (Tue)

【2017トーナメント】5/2結果

■墨田区総合体育館
◇ aコート

駒澤大学48(10-10,9-22,6-17,23-26)75日本体育大学
東海大学81(23-12,21-6,16-22,21-24)64明星大学
東京成徳大学61(13-26,15-25,20-31,13-31)113拓殖大学
筑波大学82(11-20,24-6,23-14,24-14)54法政大学

◇ bコート
神奈川大学52(14-14,8-16,16-15,14-8)53中央大学
専修大学83(17-12,21-22,21-16,24-10)70国士舘大学
大東文化大学79(28-5,22-11,18-18,11-24)58青山学院大学
明治大学70(18-16,8-11,16-26,28-20)73白鴎大学


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2017.05.01 (Mon)

【2017トーナメント】5/1レポート

アップセット、延長などが続き
早くもベスト16が出揃う

170501akinosawa.jpg 関東大学トーナメントはシード校が登場する段階となり、ベスト16をかけた戦いが2会場にて行われた。組み合わせが大きくものを言うトーナメント制だが、早くもアップセットが起こる展開が続き、ベスト16の顔ぶれは新鮮だ。リーグでのカテゴリ分けでいうと4部東京成徳大、3部からは明星大、法政大、2部からは神奈川大、駒澤大、国士舘大、中央大、日本体育大が進出。特に3部以下から3校が入るというのは近年でもあまり見られない。なお、1部校10校のうち、早稲田大、日本大が初戦敗退となるベスト32で春を終えた。ベスト16に進んだチームはこのあと破れても順位決定戦までを戦うことになる。

写真:昨年棄権したことにより1回戦より戦っている白鷗大はこの日が既に4試合目。慶應義塾大相手に固いディフェンスを発揮し、#35秋野が慶應大の#4トカチョフに自由に仕事をさせなかった。



【早稲田大の猛追をかわし日本体育大が逃げ切り】
170501waseda.jpg サイズはないが速い展開を得意とする早稲田大と、先の日筑戦で最後まで筑波大を追い込んだ日本体育大が対戦した試合は、前半は日体大が大幅リード、後半に早稲田大が追い上げる展開となった。

 1Qを19-13とし、2Qで爆発したのは日体大。開始2分で速攻を連発して11点のリード。さらにそこからオフェンスリバウンドやルーズボールでさらに差を広げると、早稲田大は開始4分で#18森井(4年・G)、#7石原(4年・G)をコートに戻す形に。しかしそれでも得点が決まらず早稲田大はノーゴールの時間帯が続く。残り4分にようやく#27濱田(3年・F)の3Pが決まるも、日体大は#63井手(3年・PG)が決め返し、さらにゴール下のファウルで#45河野(2年・C)がフリースローを続けて得るなど、日体大の流れは変わらず。42-22と日体大が20点もの差をつけて前半を終えた。

170501kouno.jpg 3Q、早稲田大は#18森井の2本の速攻と#27濱田の3Pで勢いづき、一気に差を縮める。日体大が高い位置からディフェンスに苦しみ、ターンオーバーを頻発してなかなかシュートまで持ち込めなくなる中、#27濱田、#21南木(4年・G)の3P、#26富田(3年・C)のバスケットカウントで残り2分で8点差にする。だがここから日体大は#64井手の3Pが2本沈み、54-40と再び差を広げて3Q終了。

 4Qは10点前後の差で互いにせめぎ合う時間が終盤まで続いた。残り4分、早稲田大は#26富田のバスケットカウントで6点差。日体大はオフェンスが回らず、24秒ギリギリで打たされる展開が続く。残り3分、#64井手の3Pで9点差とするが早稲田大はタイムアウト開けに#13長谷川(3年・G)の3Pで応酬。しかし日体大は#19田口のバスケットカウントの3点プレーが出るなど追いつかせない。残り1分、早稲田大は#7石原の3Pで68-64の4点差にすると、残り38.5秒で遂に68-66の2点差に。残り15秒、ファウルゲームに出る早稲田大に対し、ここでフリースローを得た日体大#45河野(2年・C)はこれを2本しっかり決めると、70-66の4点リード。早稲田大は最後のタイムアウトを取るが起死回生のプレーは出ず、72-66でタイムアップ。日体大が厳しい追い上げにあいながらも逃げ切りを決めた。

170501taguchi.jpg 日体大は後半になってリバウンドが取れなかったが、井手の粘り強いシュートや、泥臭いルーズボールでチャンスをものにした。前半リード、後半追い上げられる展開は1週間前に行われた日筑戦と同じような展開だったが、ここは粘り勝ちで課題を一つクリアした形になった。

 早稲田大は新川が怪我で欠場。後半には持ち味の高い位置からのディフェンスで日体大を焦らせたが、大事なところで決めきれないシーンが目立った。主力はほぼ残るがバックアップはまだ下級生が多く、ここからの成長が必要だろう。新人戦もあるが、全体チームでは次は早慶戦が戦いの場として待つ。

写真上:早稲田大は必死のディフェンスで追いすがった。
写真中:前半から何度もフリースローを得た日体大・河野。勝負どころの2本をきっちり決めて、勝利を確実にした。
写真下:走るプレーや泥臭いルーズボールでチームを支えた田口も勝利して笑顔に。

※日本体育大・井手選手、早稲田大・森井選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2017.05.01 (Mon)

【2017トーナメント】5/2試合予定

■墨田区総合体育館
◇ aコート

12:00 駒澤大学 vs 日本体育大学
13:40 東海大学 vs 明星大学
15:20 東京成徳大学 vs 拓殖大学
17:00 筑波大学 vs 法政大学

◇ bコート
12:00 神奈川大学 vs 中央大学
13:40 専修大学 vs 国士舘大学
15:20 大東文化大学 vs 青山学院大学
17:00 明治大学 vs 白鴎大学


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2017.05.01 (Mon)

【2017トーナメント】5/1結果

■国立代々木競技場第二体育館
東京経済大学56(20-29,5-25,14-23,19-24)101中央大学
専修大学122(26-9,34-17,36-15,26-15)56東京農業大学
日本体育大学72(19-13,23-9,12-18,18-26)66早稲田大学
東海大学80(19-13,19-6,20-15,22-12)46東洋大学
埼玉工業大学75(14-23,22-11,18-31,21-26)91拓殖大学
筑波大学114(31-14,28-22,27-14,28-17)67関東学院大学


■墨田区総合体育館
◇ aコート

江戸川大学71(14-14,12-19,21-9,18-23,6-12*)77法政大学 *OT
駒澤大学76(21-15,11-23,25-10,19-22)70上武大学
山梨学院大学69(16-23,19-24,13-24,21-28)99国士舘大学
大東文化大学113(28-11,21-10,35-4,29-17)42帝京平成大学
玉川大学35(5-16,13-16,7-25,10-22)79青山学院大学

◇bコート
学習院大学49(14-24,9-20,13-22,15-35)101東京成徳大学
明星大学101(20-26,23-16,31-21,37-35)98順天堂大学
日本大学71(19-16,15-16,9-19,28-25)76神奈川大学
白鴎大学71(20-8,18-11,19-16,14-18)53慶應義塾大学
明治大学85(29-15,13-16,21-18,22-19)68明治学院大学


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