2017年05月 / 04月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月


第93回関東大学バスケットボールリーグ戦 9月2日より2部以下が開幕
1部リーグは9月9日(土)より
2017 年度 関西学生バスケットボールリーグ戦 9月2日より開幕

2017.05.05 (Fri)

【2017トーナメント】5/5レポート(9〜12位決定戦)

神奈川大と青山学院大が9位決定戦へ
明治大は1点差に涙を飲む


◇9~12位順位決定戦
170505akaho.jpg ベスト8以下の最高位、9位を目指す順位決定戦。頂点には届かないとはいえ、大会を勝って終わりたいのはどこも同じ。最後の1点を争う熱戦も見られた。

 青山学院大国士舘大相手に高さとディフェンス力をしっかり発揮し、1Qで25-8とリードを得た。国士舘大は1Qから外が入らず、青山学院大のディフェンスの前に攻めあぐねる時間が続いた。2Q以降は#22白井(2年・SF)の3Pが決まり調子もやや上向きとなるが、20点の差は埋まらず青学大が余裕を持って試合を進め、78-50で試合終了となった。


170505tanaka.jpg 2部神奈川大は格上の明治大と対戦。持ち味のディフェンス力でロースコアに持ち込む1Qは、19-17で神奈川大。2Qも明治大は思うように得点に持ち込めず。神奈川大はターンオーバーからの攻撃をコツコツ粘って得点につなげ、10点近いリードを得る。Qの半ばになると明治大は#22宮本(4年・PF)が3つ目のファウルとなる痛手。しかし神奈川大のシュートが落ちる間に#21野口(2年・F)、#24森山(3年・PF)の3Pに#2齋藤(4年・PG)が切れ味鋭いドライブを決めて持ち直す。前半は35-29の神奈川大リードで終了。

170505miyamoto.jpg 3Qも明治大が終始追う形で5点差まで詰めよったが、神奈川大は#1阿達(4年・SG)の3Pが終了間際に決まり、52-44で終了。大事な4Q、点差は6~8で推移した。明治大は#22宮本のインサイド、ガードの#2齋藤で攻めるが、神奈川大もサイズが劣る中、全員リバウンドで粘り、#7田村のアウトサイドが苦しいところを打開して追いつかせない。残り2分半から、明治大は#21野口、#2齋藤の3Pで遂に1点差に。残り1分の攻防にすべては託された。残り45.7秒、神奈川大のタイムアウト明けからの攻撃はパスミスになりターンオーバー。残り25秒、明治大ボールからスタートしたオフェンスは#22宮本がドライブを仕掛け、フリースローを獲得。これが2本決まり明治大が遂に61-62と逆転。残り10.4秒、神奈川大はタイムアウトを取って最後のオフェンスに懸ける。これをゴール下に切れ込んだ#7田村が見事に決め、残りは5.4秒。明治大は最後に#2齋藤が放ったジャンパーがネットに吸い込まれるが判定はタイムオーバー。ゴールは認められず、神奈川大が63-62できわどい勝負を制した。

 この2試合の結果により、9位決定戦は青山学院大と神奈川大が挑み、明治大と国士舘大が11位決定戦へと回った。

写真上:プレーの幅広さで将来的にはガードとしても期待される青山学院大・赤穂。ボール運びをする場面もたびたび見られる。
写真中:神奈川大は田中が果敢にリバウンドに挑み、11本を獲得。
写真下:明治大は終盤、宮本が身体を活かしてゴール下で得点を重ねていった。

※神奈川大・田村選手のインタビューは「続きを読む」へ。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:50  |  2017トーナメント  |  Top↑

2017.05.05 (Fri)

【2017トーナメント】5/5 13位決定戦 駒澤大VS東京成徳大

駒澤大が余裕を持って13位を決定
東京成徳大はファウルトラブルで苦しい展開に


170505ootaka.jpg 13位決定戦のカードは駒澤大東京成徳大の顔合わせになった。東京成徳大はここまでほぼフル出場し、ゴール下の得点源である#99ザン(2年・C)が1Qで3ファウルと厳しい状況に。これによりサイズでは有利になった駒澤大は早い展開から得点を刻む。10点差にされかけた東京成徳大は、駒澤インサイドの#65針生(3年・PF)が下がっている間にディフェンスで粘ってシュートを食い止めていく。2Q後半は控え主体にした駒澤大がプレーの精度を欠き、さらに差を大きくする形にはならず。35-24とリードは保つがロースコア気味に前半を終えた。

 3Qの開始22秒で東京成徳大は#99ザンが#65針生に対して痛い4つ目のファウル。しかしベンチには下げずにプレーを続行する。そのザンはオフェンスではゴール下で駒澤大センターをかわし得点を稼ぎ、上手さを見せる。しかし追い上げたいところを駒澤大にアウトサイドを立て続けに決められてしまうと、一気に20点の差がついてしまった。東京成徳大はこの日はアウトサイドが思ったように入らず追い上げるリズムが作れない。4Qは控え主体にした駒澤大がそのリードを維持し、84-70で逃げ切った。

170505kameyama.jpg 駒澤大は昨年と同じ13位で大会終了。ベスト8以内は叶わなかったが、下級生の働きも目だち、秋までにさらにチームとして成長が期待できる。

 東京成徳大は主力のほとんどがフル出場に近い形で大会を戦い続けた。体力的には厳しかったはずだが、明星大に勝利するなど、順位決定戦で一つ勝てたのは大きい。3年、2年が主体のチームだがその分まだまだ伸びしろがあるはず。こちらも秋リーグでの3部復帰に向けて期待が高まる。

写真上:駒澤大は2年生の大髙もこの大会で多くの出番を得た。ここから上級生に食い込んでいきたい。
写真下:東京成徳大・亀山も長時間の出場を続ける中、果敢にゴールを狙っていった。

※駒澤大・前田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:45  |  2017トーナメント  |  Top↑

2017.05.05 (Fri)

【2017トーナメント】5/5 15位決定戦 法政大VS明星大

点の取り合いを経て法政大が後半に引き離し15位
明星大は創部初のベスト16入りを果たして大会終了


170505nakamura.jpg 15位決定戦、法政大明星大の戦いは前半、点の取り合いになった。

 前半は法政大#14植村(4年・PG)が3本、明星大は#29丹野(4年・SG)が4本と互いに3Pが得点を引っ張り、50-50の互角。法政大は前の試合と打って変わって勢いあるプレーを続けた。対する明星大は後半に息切れ。3Qは#0濱田(1年・SG・育英)、#14植村、#30水野(1年・PG・福島南)の3Pが沈んだ法政大がリードして引き離していき、#6中村(2年・PG)がリバウンドから中央突破でレイアップを決めると、残り3分で75-64の法政大2桁リードとした。法政大は控えも使いつつの戦いになるが、攻撃力は落ちずに81-68で3Q終了。4アウトの明星大はシュート確率が上がらず苦しい展開が続いた。

170505ishii.jpg 4Q、リードする法政大は次々に速攻を出していく。明星大も最後の踏ん張りとディフェンスで当たって隙を狙っていくが、簡単には追いつけない。最後は#10和田(4年・F)の3Pで法政大が100点に載せて100-84。ハイスコアリングゲームを制して15位に。明星大は6連戦の中16位となったが、創部初となる成績を残して大会を終えた。この両者は秋は3部リーグで戦う相手でもある。約4か月後にどんな戦いを展開するのかも見どころだ。

写真上:2年目となり、存在感が増してきた法政大・中村は21点。李相伯杯メンバーにも入っている。
写真下:大会中に主力の怪我が相次ぎ、残り2試合はスタメンを努めた明星大・石井。抜群の脚力で速攻を出し、シュートを果敢に狙っていった。

※法政大・植村選手、明星大・丹野選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:40  |  2017トーナメント  |  Top↑

2017.05.05 (Fri)

【2017全関】5/5 決勝戦 大阪学院大VS大阪体育大

ハイペースの展開から大阪学院大が抜け出し連覇
大阪体育大は終盤肉薄するも初優勝はならず


170505YOSHII.jpg 接戦続きの全関もいよいよ迎えた最終日。最終試合は大阪学院大大阪体育大による決勝戦となった。ここまで余裕のある試合運びを続け、昨年に続いての連覇にあと1勝とした大阪学院大に対し、前日は岸田が負傷しながら近畿大を振り切った大阪体育大には初優勝がかかる。タイトルをめぐるそれぞれの思いが交錯する対戦となった。

 試合は立ち上がりからアップテンポな展開が続いた。大阪学院大は#35吉川(4年・SG)、#8吉井(1年・SF・大阪学院大高)のレイアップが決まると、大阪体育大も#9内藤(4年・SF)の3Pなどで応戦し、点の奪い合いの様相を呈す。大阪学院大はこの試合#9雲井(4年・SG)、#13山中(3年・PF)らが好調。コート上の5名でバランスよく加点していく。大阪体育大は#9内藤が積極的に狙い高確率で得点するが、そのシュートが外れリバウンドを制されたところから走られ、#13山中に失点を許し5点差に。大阪学院大が僅かに抜け出した。更に交代出場の#33岡本(4年・PF)もセカンドショットを沈め、1Qで7点をリードする。逆にこの時間帯に苦しい大阪体育大。1Q終盤から2Q立ち上がりにかけては警戒された#9内藤が容易に狙える状況が減り、トラベリングやイージーシュートのミスが目立って停滞。なんとか#13伴(3年・C)の得点でひと息つき、#7山田(2年・SG)が2本の3Pを決めるなどして#9内藤以外の選手が奮闘を見せて食い下がる。しかし大阪学院大のペースは緩まない。#8吉井のゴール下が続き、#30木下(3年・PG)もアウトサイドから決めてリードを堅持。大勢は変わることなく、46−38で前半終了となった。

170505FUJIMOTO.jpg なんとか迫りたい大阪体育大。3Qは#7山田の攻め気が目立った。ジャンプシュート、3Pも決め、#9内藤の得点が伸び悩む中、チームを引っ張る。だが大阪学院大も#8吉井のシュートが落ちず、点差が埋まらない。するとこのQ終盤に#7山田が#9吉井からバスケットカウントを獲得。#9内藤のランニングショット、#4草川(4年・PG)のドライブも続いてじわりと反撃ムードが上がる。3Q終了時点で5点差に縮め、希望をつないだ状態で決勝は最後の10分間を迎える。

 4Q、大阪学院大はゾーンを敷きながら守りを固める。しかし、#8吉井が4つ目をコールされるなどして最後の流れをなかなか掴めない。大阪体育大は相手のディフェンスをかいくぐって#4草川、#30藤本(1年・PG・育英)が得点し、応援席を盛り上げる。大阪学院大も#30木下のレイアップ、#13山中のミドルで返すが、この時間帯も大阪体育大#7山田の外角は好調。3Pを2本決め、#30藤本の得点も出ると5分余りを残してとうとう1点差迫った。だが、追いつかせたくない大阪学院大は#8吉井がすぐにレイアップで返すと、続くディフェンスでターンオーバーを誘い、そのままボールを持ち込んだ#30木下が自ら決めた。大阪体育大はまたも#7山田が3Pを決めるが、流れは大阪学院大にあった。#30木下のジャンパー、#9雲井の3Pと続いて詰められた差を7点に戻した。大阪体育大も、残り3分を切ったこの場面で#9内藤、#13伴の得点が続いて一旦シュート1本差とするが、大阪学院大は#8吉井のミドルですぐに安全圏のリードとした。大阪体育大は最終盤に得たフリースローを落とすなどして、この局面であと一歩の段階でのミスも目立つ形となってしまった。結局最終的に85−79とした大阪学院大が、今季最初の関西のタイトルを手中に収めた。

170505YOSHIKAWA.jpg 相手の高さを前に、これまでのように易々と内藤が得点を伸ばせなかった大阪体育大。この日はその分、山田が発奮して大阪学院大を追い詰めたが、最後までビハインドを埋め切るには至らなかった。しかし、緊迫の接戦をものにし続けて勝ち上がり、準決勝では岸田が負傷交代しながら決勝に駒を進めた。なおかつその決勝でも、この大会で経験を重ねた3年生以下のメンバーが奮闘した。ストレスもかかる舞台で、日を追うごとに各選手が逞しくなっていった印象が強い。悲願の初優勝はならなかったが、確実に経験値を蓄えた次につながる大会となった。

 準決勝までは比較的無難に勝ち上がってきた大阪学院大にとっては、リードはするもののなかなか突き放せないもどかしい決勝戦だった。しかし、勝負どころではディフェンス引き締め、オフェンスに転ずればスピーディな展開から各選手でバランス良く得点し、相手に的を絞らせず。昨年のチームからは得点源だった澤邉が卒業。インサイドにルーキー吉井がそびえるスタイルはこのチームには新しい形だが、終わってみれば順当に優勝を決めたと言えよう。昨年は同じように全関を制したが、その後は戦績を下げていき、インカレ出場はギリギリで決めた。安定した戦績を残していくためには、この優勝で決して満足することなく、ここから更にレベルアップを図る必要があるだろう。

写真上:決勝の舞台でも安定して得点を重ねた大阪学院大・吉井。
写真中:岸田の負傷欠場でスタメン起用された大阪体育大・藤本は、大舞台に臆することなく追撃の得点を奪う活躍を見せた。
写真下:吉川も要所で得点を重ね、大阪学院大を勢いづかせた。

※大阪学院大・福田選手、雲井選手、山中選手、木下選手、大阪体育大・内藤選手、山田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  22:30  |  2017関西  |  Top↑

2017.05.05 (Fri)

【2017全関】5/5 3位決定戦 近畿大VS天理大

今村が攻め気を見せた近畿大が3位で大会を終える
天理大は下級生インサイドを上級生が牽引


170505IMAMURA.jpg 前日はともに惜しい試合を演じながら敗れ、決勝進出を逃した天理大近畿大。一昨年の全関では決勝を戦った両者が、3位決定戦に登場した。

 東淀川会場での戦いに移ってからは、どの試合でも立ち上がりが悪い天理大。この日もいきなり近畿大#24今村(2年・PF)、#8五十嵐(2年・SG)に失点し、同点としても、#15金田(4年・PF)に3Pを射抜かれ苦しい展開に。近畿大は、サイズで劣るインサイドで#24今村が奮闘。10センチものミスマッチにも臆さずバスケットカウントを決めるなどして、チームを盛り上げる。天理大は2Qになると更にオフェンスが重くなり、この10分は僅か4点止まり。近畿大が14点ものリードを得て、優位に前半を進めた。

 ただ、ここから盛り返すのも、今大会の天理大だ。#29榎本(4年・SG)のレイアップからじわりとリズムが良化。#30梶井(4年・SG)も得点を続ける。近畿大も#6藤原(3年・SF)の3Pで応戦し、前半とは打って変わって試合のペースが上がった。なかなか点差を埋めきれない天理大は4Q途中から#23山崎(3年・PG)が得点を重ね、点差がついに10点を切る。呑まれかねない状況で、悪い流れを断ち切ったのは近畿大#15金田と#3岡田(4年・PG)。#15金田が十八番の3Pを決め、#3岡田は果敢にペイント内に攻め込んで自ら決め、試合の趨勢が決まった。72−64で勝利した近畿大が、白星で大会を締めくくった。

170505HUANG.jpg 今年は更にサイズダウンとなった近畿大。ただ、今大会は濱高や今村がミスマッチの中で奮闘し、内容の濃い3位だったと言って良いだろう。それまで負けの経験が少ない故に、昨年のリーグ戦では初黒星後に苦しみ抜いた印象が強いが、最上級生の岡田と金田が模索を続け、かつての活発なコミュニケーションも戻りつつある。王座奪還はならなかったが、復調を知らしめる大会となった。

 前半で出遅れながらも後半で巻き返し相手を慌てさせる試合が続いた天理大は、試合運びには課題がある。一方で、インサイド陣の大幅なメンバー変更を考えれば及第点の結果とも言える。梶井と榎本がひたむきに得点を重ねる姿は、チームメイトにも刺激になったはず。いきなり1番ポジションを託された藤澤はもちろんのこと、黄やアーサーなどこれからのゴール下を担うであろうルーキー陣も、これからが楽しみなプレイヤーだ。今後どこまでチームが伸びるのか、期待をのぞかせる内容だった。

写真上:近畿大は濱高とともに今村のインサイドでの奮闘ぶりが際立った。大会期間中に足を痛める場面もあったが、長い腕と跳躍力で、最後まで仕事を果たした。
写真下:天理大はガラリとインサイドの陣容が変わったが、今大会は黄が存在感を発揮。今季、この先が楽しみなチームだ。

※近畿大・岡田選手、天理大・梶井選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  22:20  |  2017関西  |  Top↑

2017.05.05 (Fri)

【2017全関】5/5 5位決定戦 関西学院大VS関西大

準々決勝敗退から切り替えた関西大が5位
関西学院大は課題を得ながらの大会終了


 ともに準々決勝では勝ちが見えた状態から、ショックの残る形の敗戦を喫した関西学院大関西大。6月には伝統の関関戦も控える両者が、この5位決定戦でぶつかった。

170505ADACHI.jpg 立ち上がりは拮抗したスコアとなったこの試合。関西大が得意のインサイドで#31梶原(3年・PF)が得点すれば、関西学院大も#74中野(3年・SG)が3ショットのフリースローを落とさない。ここからきっかけを掴んだのは関西大。#21窪田(2年・SF)のドライブ、#7河野(2年・C)のバスケットカウントが出て盛り上がる。更に#5石野(3年・SF)、#0足立(2年・PG)が3Pを決め、容赦なく攻める。この展開は2Qも続き、#31梶原がペイント内で稼ぎ、#5石野が再び3Pを沈める。関西学院大もタイムアウトを挟んで修正し、ここから関西大のオフェンスは単発に。この間関西学院大は#29八角(3年・PG)のレイアップ、#74中野の3Pで二桁近かった点差を4点に戻すことに成功。勝負はハーフタイムを迎えた。

 やや関西学院大がリズムに乗ったかと思われた3Qだが、関西大はここで一気に勝負を決めた。口火を切ったのは#11森田(3年・PG)の3P。経験不足の相手インサイドにつけ込んで#7河野も好調に得点を続け、関西学院大を黙らせた。#34井上(4年・SG)の外角や#21窪田の速攻などで点差は20点を超え、3Q時点で事実上勝負は決した。関西学院大は#74中野が意地でアウトサイドを決めるが、関西大の優位は揺るがず。79−68とした関西大が、5位となった。

170505KONISHI.jpg クロスゲームの末に近畿大の準々決勝に敗れた関西大。モチベーションが難しい状況での順位決定戦となったが、下級生主体のメンバーで昨シーズン後半を戦い、2部降格の憂き目に遭いながらも新人戦を制したチームの成熟度は高かった。だが、能力の高い選手も揃うが、何よりも目を見張るのは主将の井上のリーダーシップ。リーダー自らが誰よりも声を張り、コミュニケーションを怠らず、それがチーム全体に良い流れをもたらしている。このチームの目標は、まず第一に1年での1部復帰。この先の期間も簡単ではなかろうが、上位争いに顔をのぞかせる日が来るのが楽しみなチームだ。

 関西学院大は、この大会はどの試合でも停滞の10分間がある点が目立った。ベスト8をかけた神戸医療福祉大戦も敗色濃厚の局面に追い込まれ、逆に準々決勝の天理大戦は、前半で二桁の点差を得ながら最終盤に失速し逆転負け。昨年盤石の勝ち進みを見せたリーグ戦でも難しい時間帯を迎える場面は少なくなかったが、強力だったインサイド陣が卒業し、新布陣を追求の最中とはいえこの状況は寂しい。今後の大会で、どこまで勝ち切る強さを取り戻すことができるか。


写真上:昨年メインガードとして新人戦優勝を経験し、安定感あるゲームメイクを見せる関西大・足立。このチームにはなくてはならない選手の一人である。
写真下:今季スタメンに名を連ねる関西学院大・小西にとっては、貴重な経験を重ねた大会となっただろう。

※関西大・井上選手、関西学院大・堤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  22:10  |  2017関西  |  Top↑

2017.05.05 (Fri)

【2017全関】5/5 7位決定戦 流通科学大VS同志社大

後半に抜け出した流通科学大が最終日に貴重な白星
下級生を中心にタフに戦った同志社大は8位フィニッシュに


170505SUWA.jpg ベスト8には進出したものの、その後連敗を喫している同志社大流通科学大。3連敗での大会終了だけは何としても避けたいチーム同士の7位決定戦は、今季1部で戦う流通科学大が力量を示した。

 試合序盤は同志社大が猛ラッシュを見せた。#35村井(3年・PG)が自ら積極的にシュートを決め、今大会スタメン起用の#41野見(3年・SG)も連続得点をマークするなど、開始3分経たずに12−2とする。立ち遅れた流通科学大だったが、悪い流れを払拭したのは#23龍(4年・PG)のジャンプシュート。同志社大も得点は返すが、立ち上がりのような勢いがなくなり、逆に流通科学大はここから#6清水(3年・SG)の3Pや、今大会好調の#9諏訪(2年・SF)のバスケットカウントなどで一挙にビハインドをひっくり返す。最後は#23龍の3Pで1Qを4点リードで終えると、2Q開始すぐに#8松浦(3年・SG)、#9諏訪がジャンプシュートを続けて掴んだ流れを渡さない。同志社大も#10右田(3年・SG)、#14岩坪(4年・PG)の3Pで縋るが、このQも最後に#23龍の3Pが炸裂し、7点差に広がって前半終了となった。

 このままで終わりたくない同志社大。3Qは、再び#35村井が攻め気を見せて得点するも、トラベリングが出るなどして一挙に波に乗れない。インサイドで#21田邉(2年・PF)が奮闘するが、流通科学大は#8松浦、#9諏訪の両輪がそれを断ち切る得点でリードを堅持する。4Q開始すぐに#9諏訪がタフショットを決めたところで、差は二桁となった。最後は#21田邉がインサイドで奮闘を見せ、#6柳原(3年・SG)も連続3Pを見舞うも、流通科学大は慌てさせるまでには至らず。ゲームは82−69で流通科学大が制し、大会を7位で締めくくった。

170505TANABE.jpg 今季は2年ぶりに1部で戦うこととなる流通科学大。本来の得点源の松浦がやや伸び悩んだ印象があるものの、今大会は諏訪が好調をキープし、チームのオフェンスを引っ張ったと言って良いだろう。大阪体育大、関西学院大といった1部校には敗れたものの、内容的に決して引けを取っていたわけではなかった。重要なのは、こうした状況でコツコツと勝利を拾っていけるかどうか。西日本インカレ、そしてリーグ戦に向けて、はっきりした自分たちの立ち位置を見つめ、状態を上げていって欲しい。

 同志社大は、ベスト8にこそ届いたものの、その先で待っていたのは悔しい3連敗。昨年のリーグ戦ではなかなか状態を上げることが叶わず、無念の2部自動降格を味わっているだけに、今季これからはこの展開を続けるわけにはいかない。選手の個々の能力は、決して1部に劣らないラインナップである。チーム力の底上げこそが、巻き返しのポイントとなってくる。

写真上:今大会一貫して好調だった諏訪。松浦とともに、安定した活躍を継続出来るかどうかで流通科学大の戦績も変わってくる。
写真下:この日22得点14リバウンドを記録した田邉。同級生の古村とともに、同志社大インサイドには不可欠なプレーヤーだ。

※流通科学大・龍選手、同志社大・宇治田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  22:00  |  2017関西  |  Top↑

2017.05.05 (Fri)

【2017トーナメント】5/4レポート(準々決勝)

ベスト4は筑波大・東海大・白鷗大・日本体育大
日本体育大学は15年ぶりにベスト4進出

 準々決勝4試合は上位進出を果たしたいそれぞれの意地がぶつかり合い、見ごたえのあるゲームが続いた。ベスト4に進んだ顔ぶれのうち、今大会好調さを見せている日本体育大が唯一2部から進出を果たした。


170504yamamoto.jpg 準々決勝第2試合、中央大東海大に対してアグレッシブな攻守を見せて1Qは19-18と1点差。2Qも機動力の中央大、サイズの東海大というそれぞれの持ち味を出す中、東海大はゴール下での強さが光りわずかにリードを保っていく。中央大は#33三上(2年・SG)の3Pで同点に追いつくが、東海大は#23佐藤(4年・SF)が内外から得点。しかし中央大もアタックし続け、差は開かない。残り2分、東海大は#0寺嶋(2年・PG)が好ディフェンスやリバウンドを見せると44-36とリードして前半終了。

 3Q前半、中央大は得点が伸びず東海大に10点以上の差にされてしまう。東海大はサイズを下げてトランジション勝負でも中央大に負けない走りを発揮すると、73-53とここで一気に差が開いた。4Qもその勢いでお仕切り、97-66で東海大がベスト4へ駒を進めた。

写真:東海大は山本も好プレーを見せた。最終学年となり、さらなる存在感を見せて欲しい。

※東海大・佐藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


170504abe.jpg 準々決勝第3試合、白鷗大拓殖大は前半ロースコアでスタートしたものの、2Q途中には互いに得点の取り合いに。白鷗大は#14髙間(3年・SF)のアウトサイド、#75シェッハ(2年・C)が#23ドウドウ(1年・C・八王子)相手に勝負強さを見せ、拓殖大は#13阿部(4年・SG)、#23ドゥドゥの3Pもあって前半は38-38の互角。3Q、白鷗大は前半休ませていた#0野﨑(4年・SG)を投入。その野﨑の得点で流れを作っていく。拓殖大は白鷗大のディフェンスの前にやや得点が鈍り、3Qで66-58と8点差をつけられた。4Q、拓殖大は#11山崎(4年・G)の遠目の3Pが入ると、#13阿部の速攻からのバスケットカウントで追いすがる。ここからまた入れ合いになっていき、拓殖大が決めてはリードしている白鷗大が返すという形で、拓殖大は#13阿部、#23ドゥドゥが攻め続けて白鷗大に追いすがる。残り時間わずかになって3P攻勢で打ち続ける拓殖大は、さすがのシュート力でこれを何本も沈め続けていくが、チームファウルが5つを越え、フリースローで逃げられる。最後は95-85。白鷗大が創部初のベスト4へと進んだ。

写真:拓殖大は阿部がさすがの粘り強さでゴール下へ切れ込み、3Pもしぶとく決めて30得点としたが及ばず。


170504tamaki.jpg この日最も事前の注目度が高かったのは準々決勝第4試合、ディフェンディング・チャンピオンの筑波大と今季の下馬評では高い評価を得ている大東文化大の一戦だ。開始早々ピンチになったのは大東大。2分で#15モッチ(2年・C)が2ファウルに。筑波大はマッチアップの#65玉木(3年・C)が好プレーを見せた。それでも大東大は互いに譲らず競り合っていくが、ターンオーバーから再三#6馬場に走られるなどして23-16と開かれる。2Q、大東大は筑波大の激しいディフェンスと高さに苦しみ一時10点以上の差をつけられてしまう。#23奥住の2本目の3Pと#15モッチのミドルシュート等で5点差に迫ったものの、そこから再び筑波大にリバウンドを押さえられ、速い展開で畳み掛けられると41-30で前半終了。11点の差がついた。

 3Q、#15モッチのゴール下、リバウンドを起点に流れが大東大に戻ってくる。#0葛原(4年・SG)の速攻も出て開始約5分で大東大が3点差に迫る中、筑波大はインサイドを固める#65玉城が3ファウルとなりベンチへ。しかし大東大はフリースローのミスやもう1本が出ないところで3Qは52-48と4点差で終了。4Q、開始からすぐ互いに3Pやバスケットカウントの3点プレーが飛び出し一歩も譲らない。4点を追う大東大がインサイドのファウルトラブルが厳しくなり、5分半を残して#15モッチ、続けて#91ビリシベも5つ目の宣告で退場に。筑波大は#17杉浦(4年・F)のフェイダウェイも気持ち良く決まり、反撃を試みる大東大の出鼻をくじいていく。大東大は粘るも筑波大が得点を重ねて80-67で試合終了。筑波大が大きな山場を制した。

 大東大は立ち上がりにゴール下でファウルを吹かれたところで厳しくなったが、交代したメンバーで我慢し、3Qに追い上げができたところまでは昨インカレからも成長の跡が見える。追い上げの勝負どころをどう掴むかが今後の鍵だろう。今年の要注目チームであることは間違いなく、残り2試合、そして秋シーズンも楽しみだ。

 筑波大は確かなディフェンスで大東大の強みを出させなかった。インサイドで玉城がふんばり、走らせれば増田、馬場など強みを活かせる。このまま連覇へ向けて階段を駆け上がれるか注目だ。

写真:インサイドでは玉木がモッチ相手にファウルを奪ったことで、良い流れを生んだ。

※筑波大・杉浦選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【日本体育大が1Qから勢いを見せてベスト4へ】
170504ebata.jpg 日本体育大学は立ち上がりから#4江端(4年・SF)の3Pを皮切りに#20小田桐(3年・PG)も2本を沈め、リバウンドでも泥臭く粘って開始4分で1-15と専修大を圧倒。ターンオーバーを頻発する専修大はメンバーを入れ替えていくが日体大のリズムで試合は続く。#10大澤(3年・F)の速攻を#19田口(4年・SF)がブロックするとそこから#20小田桐のジャンパーが沈んで開始5分で1-17と差は開いた。専修大はタイムアウトで修正し、上からのディフェンスと#9重富友希(1年・G・福岡第一)・#88重富周希(1年・G・福岡第一)の注目ルーキーをここで投入。兄弟コンビの素早いプレーでかき回し、日体大のミスを誘う。日体大は#19田口、#32フェイ(3年・C)が2ファウルとなったのが痛いが、#20小田桐が#30アブをかわすためにボードのはるか上を越えて放ったティアドロップがきれいにネットに沈むなど、素晴らしいプレーを見せて1Qは11-24とリード。

 2Q、日体大は#54津田(2年・)が好リバウンドを見せるなど流れは維持。しかしコートに戻した#32フェイが開始3分で3ファウル目を吹かれてしまう。専修大は重富兄弟が小気味よく展開をリードし、日体大のガード陣に対応。次第に#30アブ(2年・C)のゴール下、#14髙澤(4年・SG)のシュートで追い上げるが、苦しみながらも日体大が34-39とリードを保って前半終了。

 3Q、日体大はややシュート精度を欠くがリードを保つ。専修大はスタメンに戻していたが5分で重富兄弟を再び投入した。日体大は残り4分で#4江端の2本目の3Pが決まるが#32フェイが4ファウルでベンチへ。だがここを#20小田桐、#54津田の3P、#4江端のバスケットカウントで稼ぎ、インサイドでは#45河野、#54津田がしっかり固めて#30アブに思うようにはさせず。48-64と日体大がリードを広げて3Q終了。

170504sigetomi.jpg 4Q、開始3分、専修大はこの日ようやく#10大澤、#14髙澤(4年・G)の3Pが決まり始める。日体大は#32フェイがダンクのあとリングにぶら下がったことでテクニカルを宣告され、これが5つ目となり退場。だがここでベンチも彼を温かく彼を出迎え、ネガティブになることはなかった。専修大は9点差まで詰め寄ったのがやっとで、そのまま集中力を保った日体大が73-85でベスト4の壁を突破した。

 日本体育大学は出場した全員が素晴らしいパフォーマンスを披露した。「インサイドが勝負」(#20小田桐)と踏んでいたところで田口、フェイのファウルが込んでしまったが、津田、河野の2年生コンビが目覚ましい働きぶりでこれをカバー。江端の要所の3Pも効いた。そこに井手、不調から脱した小田桐らガード陣が申し分のない働きを示した。また、チーム全体でのアグレッシブで泥臭いプレーぶりも勝利の大きな要因となっている。この次はさらに強敵が相手となるが、日体大らしい戦いを見せて欲しい。日体大がベスト4以上に進出するのは、優勝した2002年以来15年ぶりとなる。

 専修大はアブが前半は沈黙させられる格好に。期待のルーキー・重富兄弟をここで本格的に登場させて日体大を一時慌てさせたのは良かったが、この日は外が入らず。4Qになってようやく3本決まったが、日体大の11本には及ばなかった。アブもディフェンスを固められて苦しい戦いを強いられた。

写真上:日体大・江畑は20点。開始早々の3Pはチームを波に乗せた。
写真下:鮮烈なデビューを果たした専修大の重富兄弟。#9友希、#88周希がスピード感あふれるプレーで日体大を翻弄した。

※日本体育大・小田桐選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  19:22  |  2017トーナメント  |  Top↑

2017.05.05 (Fri)

【2017トーナメント】5/6試合予定(順位決定戦・準決勝)

■国立代々木競技場第二体育館

10:00 国士舘大学 vs 明治大学(11位決定戦)
11:40 青山学院大学 vs 神奈川大学(9位決定戦)
13:20 大東文化大学 vs 専修大学(5~8位決定戦)
15:00 中央大学 vs 拓殖大学(5~8位決定戦)
16:40 東海大学 vs 白鷗大学(準決勝)
18:00 筑波大学 vs 日本体育大学(準決勝)


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  18:40  |  2017トーナメント  |  Top↑

2017.05.05 (Fri)

【2017トーナメント】5/5結果(順位決定戦)

■国立代々木競技場第二体育館
法政大学100(30-29,20-21,31-18,19-16)84明星大学(15位決定戦)
駒澤大学84(19-13,16-11,20-19,19-27)70東京成徳大学(13位決定戦)
神奈川大学63(19-17,16-12,17-15,11-18)62明治大学(9~12位決定戦)
青山学院大学78(25-8,17-13,17-19,19-10)50国士舘大学(9~12位決定戦)


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  18:39  |  2017トーナメント  |  Top↑
 | BLOGTOP |