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第69回全日本大学バスケットボール選手権大会開幕
大田区総合体育館、青山学院大学青山キャンパスほか、〜11/26まで

2017.05.02 (Tue)

【2017トーナメント】5/2レポート

筑波大、東海大、拓殖大ら上位シードは順当に勝利
大東文化大は青山学院大を下してベスト8へ


 関東大学トーナメントはベスト8をかける段階に入った。下位のチームがアップセットに挑んだが、8つの枠に残ったのは1部6校と2部2校。上位1~3シードは地力を見せて勝ち上がり、日本体育大は10年ぶりのベスト8入り。今大会5試合目を勝ちきった白鷗大は次の試合で創部初のベスト4を目指す。


◆Aブロック
大東文化大が前半に青山学院大を圧倒
筑波大はスローな立ち上がりから逆転


170503mochi.jpg 今季1部復帰となり、充実したメンバーで期待される大東文化大は、1Qから青山学院大を圧倒。オフェンスの確実さ、攻守の高さと早さで青山学院大を凌駕し、一気に点差を2桁に。青学大はメンバーを入れ替えていくものの、内外ともに得点できず。前半で50-16の大差を大東大がつけた。後半は大東大の決定力が鈍ったが、それでも青学大は点差を大きく詰めるまではいかず、大東文化大が69-58で勝利した。

 優勝候補の一角、筑波大は前の試合で江戸川大を延長で下して勝ち上がった法政大と対戦。立ち上がりはやや集中力を欠く入りとなり、2Q半ばまでは法政大がリード。筑波大は次第に早い展開に持ち込んで逆転すると、後半は終始リードを握って82-54でタイムアップ。

写真:大東大・モッチが力強く青学大のゴールへ攻め込んだ。


◆Bブロック
日本体育大が10年ぶりに8つの枠を突破
専修大は後半に抜け出す


170503niitai.jpg 早稲田大を倒して波に乗る日本体育大は駒澤大と対戦。ほぼ差がなかった1Qから2Qに日本体育大が抜け出し、最後は#64井手(3年・PG)がはるか遠くから放ったボールがブザービーターで吸い込まれた。3Qには20点差をつけた日体大はその後もアグレッシブに攻めて48-75。10年ぶりにベスト8進出を決めた。

 もう1試合は専修大国士舘大。前半はあまり差のない状態で試合が進み、2Qの頭に国士舘大は外のシュートが入って逆転。そこからは接戦で前半を終了。後半は3Qに専修大の高さが勝って9点のリードをつけた。国士舘大は再三迫るがその都度引き離されて83-70。専修大の高さが生きた。

写真:ブザービーターの3Pを決めた井手を日体大の面々が囲む。


◆Cブロック
激戦の末、中央大が神奈川大に辛勝
東海大は余裕を持ってベスト8へ


170503nbishida.jpg 中央大神奈川大の対戦は、1Qは互角だったが、2Q終盤に中央大がやや抜け出す。しかし神奈川大も粘って大きな差にはされないでついていく形に。4Qの頭で中央大リードの点差は5。そこから神奈川大が迫っては追いつききれないという展開が終盤まで続いた。残り38.6秒、2点差でフリースローを得た神奈川大がこれを1本決め52-53の1点差。中央大のタイムアウト明けからのオフェンスは神奈川大が守りきって24秒オーバー。残り13.1秒で神奈川大ボールのスローインとなるが、このオフェンスも実らず。52-53で中央大が逃げ切った。

 順天堂大を下してベスト16に名乗りを挙げた明星大東海大に挑んだが、立ち上がりから東海大が攻守とも勢いを出してリードする展開に。81-64で東海大がベスト8進出。

写真:東海大のルーキー西田が高いスコアリング能力を発揮。


◆Dブロック
拓殖大は100点ゲームで勝ち上がる
白鷗大は苦しみながらも明治大を下す


170503saito.jpg 昨年準優勝の拓殖大は4部・東京成徳大相手にアグレッシブに攻め続け、前半で28-51。東京成徳大も速攻を出すなどひるまない戦いぶりを見せたが、オフェンス主体の拓殖大がその後も得点を伸ばし続けて、61-113の100点ゲームで勝利した。

 白鷗大明治大の対戦は、前半は26-27のロースコア。互いに得点が決まらず、明治大がリードして試合が進んだ。2Q後半に白鷗大が逆転するが終盤は明治大・#2齋藤(4年・PG)、白鷗大・#0野﨑(4年・SG)のエース同士が得点を取り合う展開に。最後は高さも生きて白鷗大が70-73の僅差で勝負を制した。

写真:明治大・齋藤が勝負強くシュートを決めていった。



【INTERVIEW】

「最後は自分で行こうと思って攻めた」
白鷗大史上最高位のベスト4入りを目指して

◆#0野﨑零也(白鷗大・4年・SG)
170503nozaki.jpg4Q終盤に引き離したものの、明治大もしぶとく追い上げ、最後は齋藤との両エースが点を決め合う展開が続いた。両者が取った得点はそれぞれ26点と、まったくの互角。互いの勝負強さを見せつけられる展開だったが、最後を制したのは白鷗大。野崎はファウルを受けつつも攻めきった。最上級生となり、エースとして期待される部分は大きい。この後の戦いでも存在感を示して欲しい。


―前半はロースコアであまり良い流れではありませんでした。
「去年の同じでオフェンスは悪くて、ディフェンスは良くて、ということでそこは対戦が続いて相手が強くなる分、修正していかなければならない部分です。得点がうまく取れなくなると思うので」

―昨年はオフェンス自体は一昨年より改善できていたと思うのですが。
「それは昨年の4年生が引っ張ってくれていたのが大きかったです。それが抜けて僕ら今年の4年生もそういうところを見習ってやっているつもりですが、去年の穴をまだ埋められていないと思います」

―新チームの春らしい悩みでもありますね。ただ、明治大にも点を取らせなかったのは良かった点でしょうか。
「自分たちの持ち味はディフェンスなので。ディフェンスをやってリバウンドを取って走るというチームだからそこは昨年から変わらずやれていると思います」

―終盤は齋藤選手(#2)にはかなりやられましたが、野﨑選手の応酬も見事でした。
「ほんとに彼は嫌ですね(笑)。あいつもそうだけど、自分も負けず嫌いなのでやりましたが。やられたらやり返すみたいな。最後の方は変にパスミスするよりは自分で攻めてファウルをもらったり、決められなくてもまたディフェンスをやればいいと思っていました。4年として自覚してやってはいました」

―今年最上級生になって、どうチームを引っ張っていこうと思っていますか?
「昨年は川島さんとかすごく声を出す人がいて、引っ張ってくれていました。今年はそこまでズバズバ言えるタイプではないので、プレーで引っ張りつつ、声をかけることを心がけています」

―昨年試合に出ていない選手も多いので、これからのチームだとは思いますが、今大会での具体的な目標は?
「今はベスト4に入ることです。白鷗の歴史も最高位は5位なので、そこを越えつつ、秋に向けてここでここで勝てば後輩たちにもいいはずみになると思ってやっています」

―今年はベンチに元日本代表だった網野さんも入られましたが、変化はありましたか?
「ビッグマンのワークアウト等、教えてくれています。インサイドの選手が卒業して、経験があるのがシェッハ(#75)ぐらいなので、周囲のインサイドの選手たちも指導を受けて育ってくれればと思います」

―次は拓殖大とベスト4をかけて戦いますね。
「拓大には高校の同期(#33富山)がいるので、ちょっと負けたくないです」

―疲労はいかがですか?
「少しありますが、僕らも春はしっかり走ってきたので大丈夫です。白鷗らしいバスケットをやれればいいと思います」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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