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2012.09.15 (Sat)

【2012リーグ1部】9/15レポート

東海大VS筑波大の全勝対決が白熱!
譲らない試合を制し無敗は東海大と青山学院大の2校に


120915HASEGAWATOMONOBU.jpg 代表活動でエースが抜けた青山学院大東海大が今リーグでは好調の筑波大と対戦する今週。1部は最初の山場ともいえる注目の試合を迎え、東海大対筑波大の試合はその期待を裏切らない好勝負となり、最後の最後まで分からない試合となった。リーグ戦ではここ数年うまく力を出せなかった筑波大がリードを得る展開であったこと。そして2名の主力を欠いた東海大がベンチメンバーを含めたチーム一丸でそこから逆転勝利を収めたこと、この2点は大きなポイントと言える。両者それぞれの良さが会場を熱気に包んだ。

 日本大明治大の試合は、明治大のディフェンスの前に日本大は得点ができず、苦しんだ。#19浜田(4年・F)が足を痛めてベンチへ下がると、さらに苦しくなった日本大。明治大はベンチメンバー全員出場で2勝目をあげた。

 拓殖大はようやく本来のチームカラーである攻撃的な試合を見せ、日本体育大に勝利。序盤に#94長谷川(4年・SG)の3Pが連続し、#1鈴木(4年・G)、もボールによく反応し、相手のターンオーバーを誘った。途中手詰まりになる場面もあったが、途中出場の#15大垣(2年・SF)が機動力あるプレーで流れを変えた。日本体育大は優位であった高さを活かしたプレーができず、苦しい連敗となった。

写真:拓殖大・長谷川智伸は5本の3Pで勝利の流れを作った。

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【大東大のラッシュを振り切り専修大が2勝目】
120915SUZUKIYUKI.jpg ここまで1勝止まりの大東文化大専修大の対戦は、終盤にかけてリードを奪い合うシーソーゲームとなった。まずペースに乗ったのは専修大。#9長谷川(4年・F)のインサイドでの得点や、#11宇都(3年・G)の果敢なドライブで早々に2桁得点差を開く。大東大は#14岸本(4年・PG)がタフなディフェンスに苦しみなかなかシュートを打てないものの、#8戸ヶ崎(3年・F)らの得点でどうにかついていく展開に。前半は32−26と、専修大リードで折り返した。

 しかし3Qに入ると、大東大はコート上のメンバーがバランス良く得点していく。専修大は笛にフラストレーションを溜める様子を見せ、集中力が途切れがちに。#30鈴木(3年・SG)の3Pが決まると、大東大は逆転に成功。その後も順調に加点し、7点のリードを得てこのQを終えた。

 だが、4Q開始早々に専修大も立て直して反撃を図る。#22樋口(4年・F)がオフェンスリバウンドを制してシュートを決め、#33館山(4年・G)が得意の3Pを沈めるなどして僅か1分半で同点に追いつく。大東大は#24張(4年・C)の奮闘もあって逃げ切りを図るが、専修大に速攻を許して突き放せない。専修大は#33館山が3ショットのフリースローを全て揃えると再び同点とし、#11宇都の3点プレイで逆転。相手のファウルで得たフリースローを決めてリードを広げ、最終盤のこの局面で得意のディフェンスを固めて大東大にシュートを決めさせず、68−65でもつれた試合を制した。

 専修大は連敗を3で止めた。粘りながらも敗れるパターンが続いていただけに、この日の勝利が浮上へのきっかけになるかもしれない。一方、大東大は4連敗。スコアラーである岸本はマークが厳しく、自由にプレーはできない。しかし鈴木、戸ケ崎らも良い部分が見え始めている。今以上の周囲のメンバーの奮起を待ちたい。

専修大:2勝3敗
大東文化大:1勝4敗

写真:敗れはしたものの、大東大は#30鈴木は積極的に攻め、シュートが好調だった。

※専修大・長谷川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【注目の全勝対決は逆転で東海大に軍配】
120915TOKAI.jpg この日注目を集めたのが、4連勝同士の東海大筑波大の対戦だった。#24田中(3年・SF)が代表チーム招集でチームを離れ、#21橋本(1年・C・宇都宮工)は故障により欠場となった東海大に対し、筑波大はベストの布陣。試合は終了のブザーが鳴るまで勝負の行方の分からない白熱した展開となった。

 序盤はほぼイーブンの展開となった。東海大はコートに立つ5人がバランス良く得点していくのに対し、筑波大は#21笹山(2年・PG)や#32武藤(3年・C)のアウトサイドが好調で、1Qは19—16で筑波大が僅かにリードを得た形となった。すると2Qに東海大が入ってギアを入れ替える。#0ベンドラメ(1年・SG・延岡学園)の3Pを皮切りに、#23佐藤(3年・PF)、#14山田(4年・C)といったベンチメンバーの活躍で筑波大を引き離す。これに対し、筑波大もすかさず対応を見せる。#6西村(3年・PG)、#34池田(3年・SG)のアウトサイドで追い上げ、#21笹山の3Pで逆転に成功。結局筑波大が2点のリードを得て前半を終えた。

 3Qに入っても互いにシュートを決め合う展開が続くが、段々とペースを掴んでいったのは筑波大。#21笹山のアウトサイドが相変わらず好調で、インサイドで#32武藤が得点してリードを広げる。東海大はタイムアウトを使って修正を図るものの、絶対的な高さの無いインサイドで#47砂川(4年・PF)に得点を許し、流れを掴めない。#10バランスキー(2年・PF)が獲得したフリースローを沈めてついていくが、点差を埋められず59−51と筑波大8点リードで4Qを迎える展開となった。

 4Qも5分間は筑波大のペースでゲームが続く。これまで無得点の#50梅津(4年・C)もシュートを決めるなどして、4分過ぎには12点のリードを得て流れを渡さない。しかし、ここから東海大が真骨頂を発揮する。残り5分38秒で請求したタイムアウト明けから、#33狩野(4年・SG)の2本の3P、#7晴山(2年・PF)のペイントエリアの得点で点差を詰める。筑波大は、4分間で僅か2得点とブレーキ。対照的に完全に流れを呼び込んだ東海大は、#51須田(3年・SG)が残り3分を切って値千金の2連続3Pを決めて逆転に成功。筑波大も#32武藤が3Pを決め返すが、#10バランスキーの3点プレーが飛び出し、9.3秒を残して東海大が2点リード。筑波大は残り僅かな時間に賭けるが、スローインでボールを受けた#76星野(4年・SF)が僅かにサイドラインを踏み越すミスが出てしまう。相手のスローインとなったボールをカットするのに成功するが、星野の3Pは外れて万事休す。このまま試合が終了し、東海大が78—76逆転勝利を収めた。

 東海大はこれで無傷の5連勝となった。下級生が多く、試合運びに拙さを感じさせる部分もあるが、この日は勝負どころで#33狩野、#51須田といった上級生が大事な3Pを沈めていった。スタメンには#31高山(4年・PF)を起用し、#14山田(4年・C)、#23佐藤(3年・PF)、#12梅林(3年・C)らも仕事を果たした。まさに全員で勝ち取った試合と言える。田中と橋本の不在は大きいが、現行のメンバーでどこまでチーム力を高められるか。

 リーグ戦初黒星となった筑波大は#14坂東(2年・SG)が武器の3Pをなかなか打つことが出来なかったが、#21笹山のシュートが好調で、7本の3Pを入れ、流れを掴んでいた時間帯は東海大よりも長かった。この日得た収穫と課題をいかに有意に消化し、次の青学大戦に臨むのかに注目したい。

東海大:5勝0敗
筑波大:4勝1敗

写真:東海大は、ベンチメンバーも一体になって筑波大を撃破した。

※東海大・バランスキー選手、須田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【強みを活かした青学大が早稲田大を圧倒】
120915KOBAYASHI.jpg 全勝の青山学院大は3勝で後を追う早稲田大と対戦。東海大の橋本の怪我により、急遽#25永吉(3年・C)が代表に招集されるという状況での試合になったが、それでも代表候補3名がいないのは夏から経験済み。#8張本(3年・SF)を中心に足を使ったゲームで点を稼いだ。

 1Q、早稲田大は立ち上がりでミスもあり9点差と出遅れるが2Qになり#8玉井(3年・G)の速攻などで3点差にまで詰めた。しかし青学大は#8張本がゴール下の豪快なプレーでバスケットカウントを連発。再び得点差を開く。3Qに入ると夏は意識して取り組んできたトランジションから速攻を連発。高さでも優位に立ってリバウンドを支配し、ゾーンで早稲田大の勢いを止めると一時は30点差近く差をつけた。早稲田大は4Qで#6大塚(4年・G)や#21河上(3年・F)の働きで点差を詰めるが、88-67で試合終了となった。

 青学大は代表活動でビッグマンたちがいない間、サイズ面の小ささ、2ガードの強みを生かすためのフルコートの練習を積んできている。この日は高さもさることながら青学大の代名詞のひとつでもあるトランジションで次々と早稲田大ネットを揺らした。大塚−玉井の高速ホットラインなど、トランジションという意味では負けていない早稲田大だが、リバウンド、ゾーンを効果的に破れず、大きく水を開けられる展開となった。青学大の日曜の相手は筑波大。長谷川監督も警戒している相手だ。「熱い試合をしないと勝てない」という思いに選手たちは応えられるか。

青山学院大:5勝0敗
早稲田大:3勝2敗

写真:早稲田大・池田をブロックにいく青学大・小林。

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2012.09.15 (Sat)

【2012リーグ2部】9/15レポート

接戦が相次いだ2部リーグ第3週初日
上位の順位は変動なし


 この日の2部は接戦が相次いだ。競り合いを制して法政大や駒澤大は嬉しい勝利。また神奈川大も快勝で慶應義塾大から白星を上げ、連敗をストップさせた。実力が拮抗している分、勝利がどちらに傾くのかはほんの些細な差が決める。今後も一瞬の気も抜けないの過酷なリーグ戦が続く。

 白鴎大東洋大の対戦は、75-51で白鴎大が快勝。#15白濱(3年・F)らが積極的に攻めて前半から大量リードを奪うと、その後はベンチメンバーも多く出場させて余裕の展開となった。また白星街道を独走する中央大は、国士舘大をディフェンスで圧倒。失点を56点に抑え、攻撃では各々的を絞らせない得点力を遺憾なく発揮した。国士舘大はインサイドの#13曹(4年・C)がダブルチームで抑えられ、アウトサイド陣もシュートが不調。#22原(1年・F・習志野)が奮闘するものの勝利には結びつかずに、最終スコアは74-56と大差が開いた。

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【白熱したシーソーゲームを法政大が制す】
120915izumi.jpg 第1試合、順天堂大がリーグ戦初勝利まであと1歩というところまで迫ったが、法政大の勝負強さがそれを阻止した。

 序盤から勢いがあったのは順天堂大。速い展開から鮮やかにパスをつなぎ、#51田代(4年・F)らが得点を重ねていく。一方法政大は頻繁なメンバー交代で流れを変えようとするが、順天堂大の好守にペイントエリアで得点が伸びず、外角のシュートもことごとく落ちた。18-10で入った続く2Qも、順天堂大は相手のゾーンの穴をついてノーマークのゴール下シュートを作りだし、当たりが来始めた#33喜久山(2年・F)の3Pも次々決まってチームを援護。しかし法政大も#13三角(3年・F)が3Pでチームを助け、最後に#21加藤(4年・CF)がドライブを決めて41-33としぶとく1桁差に戻して前半を終えた。

 すると3Q、#21加藤のバスケットカウントで息を吹き返した法政大は、積極果敢に攻め込みファウルをもらう。ディフェンスも引き締め直し、終盤#27岩崎(4年・SG)の3Pで遂に順天堂大を捕えた。順天堂大も#55最上(2年・F)がリバウンドやルーズボールなど献身的なプレーでチームを盛り上げるが、相手のゾーンに攻めあぐね61-61の同点で3Q終了。勝負の全ては最終Qに持ち越された。

 4Q、順天堂大はゾーンディフェンスを仕掛けて勝負にでると、オフェンスでは#23泉(3年・F)が高確率でミドルシュートを沈めてリード。しかし#51田代が足を痛めて交代となると、この好機に法政大は#16沼田(1年・C・湘南工科大附)がインサイドで奮闘した。さらに#13三角の3Pで逆転し、残り2分で1点のリードを奪う。
 
 すると残り1分12秒、#55最上がターンシュートを決めて順天堂大が再度逆転するも、1分を切ったところでまたもや#13三角が貴重な3Pを決め法政大が2点リード。残り39.4秒、#3小薗井(2年・G)が3Pをお返しし順天堂大が1点を奪うが、残り22.4秒、#27岩崎が値千金の3Pを沈めて法政大がまたもや逆転に成功した。続く順天堂大の最後のオフェンスは#3小薗井の3Pが無情にも外れ、82-84でタイムアップ。順天堂大は手の届くところまできた初勝利を惜しくも逃す逆転負けとなった。

 序盤から好調だった順天堂大だが粘る法政大に接戦に持ち込まれ、終盤は互いに大事な3Pを決め合い息をも呑む激しいせめぎ合いとなった。しかし接戦の勝ち方に関しては、法政大が一枚うわ手。差はわずかだったものの、勝利は法政大に転び、順天堂大はこれで開幕5連敗となった。気持ちを切り替え次戦に臨んでほしい。

法政大:4勝1敗
順天堂大:0勝5敗

写真:順天堂大の得点源#23泉。

※法政大・三角選手のインタビューは「続きを読む」へ。

【駒澤大が残り29.2秒で逆転し接戦に勝利】
120915sasaki.jpg 第2試合、駒澤大関東学院大の戦いもかなりの接戦となった。開始から#10エリマン(2年・C)を柱として中を攻める関東学院大が試合を優位に進め、開始5分半で3-12と快調な立ち上がりを見せた。対する駒澤大も、#55近藤 大(4年・PG)が3Pでバスケットカウント獲得のビッグプレーで流れを呼び込み、#7馬場(4年・SF)の速攻、#8鈴木(4年・G)の3Pが続いてあっという間に同点に追いつくが、#81横瀬(3年・G)や#2前川(2年・GF)が積極的に1on1を仕掛けた関東学院大が再度点差を引き離し、15-21で2Qに入る。

 2Qに入り、駒澤大は#11佐々木(3年・SF)が#10エリマンを抜き去り先制点を奪うと、早い展開を出して逆転。#43近藤圭太(4年・SG)や#14佐野(2年・SG)などベンチメンバーの得点もあってリズムを掴み、最大7点のリードを奪った。しかし関東学院大も#7荒木(3年・F)のシュートで対抗し、そこからは拮抗した展開に。3Qに入っても僅差のまま試合は進み、56-58とわずかに関東学院大がリードして3Qを終えた。

 迎えた4Q、序盤からミスが重なる駒澤大。#6伊藤(4年・CF)が足を痛めてベンチに下がり、せっかくの速攻も決めきれない。関東学院大は#10エリマンのダンクも飛び出し、残り6分8点のリードを奪った。しかし駒澤大がタイムアウトを挟んでディフェンスを強めると、関東学院大は得点が停滞。その間じわじわ追い上げ、残り1分半には1点差に詰め寄った。すると1分切って駒澤大は#5槇坂(4年・SG)が好守で相手のトラベリングを誘いマイボールにすると、残り29.2秒で迷いなく3Pを放ち、これがきれいにリングを射抜いて逆転。関東学院大はタイムアウト後のオフェンスでアシストが通らず、逆にファウルを得た#55近藤 大がフリースローをきっちり2本揃えて4点差にし、勝負あり。苦しい戦いだったが駒澤大が76-72で逆転勝利を収めた。

 「前半は淡々としてしまったけど後半はブレイクを出せた」と駒澤大#5槇坂。大事な4Qで足を止めずに堅い守りから走り切ったことが勝利に結びついたと言えるだろう。関東学院大はあと一歩のところで勝利を逃し、#10エリマンが31得点23リバウンドと強みを生かしたものの、ここぞという場面で得点が伸び悩んだことが惜しい。

駒澤大:3勝2敗
関東学院大:2勝3敗

写真:駒澤大#11佐々木は#6伊藤が下がる時間帯をつないだ。

※駒澤大・槇坂選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【神奈川大が快勝で不調を抜け出す大きな1勝】
120916oishi.jpg 慶應義塾大神奈川大の対戦は、3Qまで接戦になったが最後まで勢いを切らさなかった神奈川大が最後に突き放し勝利を手繰り寄せた。

 試合開始10秒で慶應大は#16伊藤(2年・G)がバスケットカウントを獲得し、まずまずの立ち上がり。しかし神奈川大も激しい守りで相手にイージーシュートを許さず、オフェンスでは#20早川(3年・PG)、#7古橋(3年・SF)、#98大石(2年・PG)らの得点源がしっかりと仕事を果たした。互角の戦いは21-23で入った2Qにも続くが、2Q終盤に慶應大は2回のフリースローをどちらも全て落としてしまう。一方の神奈川大は、前半残り36秒#98大石が3ファウルとなるピンチに、ベンチメンバーの#1滝澤(3年・PG)を投入。すると#21増子(4年・SF)のスティールを速攻で#1滝澤がバスケットカウントにつなげ、短い出場時間で数字以上のインパクトを残す。最後に頼れるエース#7古橋が決め、38-46と神奈川大がリードして試合を折り返した。

 3Q、神奈川大は開始早々トラベリングを犯し、このミスに乗じて#14権田(2年・F)や#18大元(1年・G・洛南)の連続得点などで勢いに乗った慶應大が開始3分たたずに同点に追いつく。しかしこの大事な場面で、神奈川大は#7古橋が攻守共に活躍。相手に傾きかけた流れを切る貴重な3Pを沈め、再度神奈川大が勢いに乗った。慶應大は#16伊藤が3ファウルでベンチに下がるも、差を広げられすぐに戻さざるを得ない状況。しかし#23黒木のフリースロー、#16伊藤の速攻で、2点差とビハインドを最小に留め、食らい付く形となった。

 しかし4Qになっても、神奈川大の勢いは途切れなった。攻守共に慶應大を圧倒し、開始から慶應大が4分間無得点になる間に、怒涛の得点ラッシュ。点差を一気に14点差に広げた。その後慶應大も2連続で3Pを決めるが、10点前後に縮めることが精一杯。神奈川大が点差を保ち、83-100で快勝を収めた。

 3連敗中で「本当にチームが落ちていた」#7古橋)という神奈川大は、大きな一勝を得てホッとした笑顔が見られた。エース#7古橋も堂々の41得点で頼もしい活躍。明日は強豪中央大との対戦になるが、自分たちのスタイルを出して思い切り戦ってほしい。

 慶應大はしぶとく食らい付いたが、終始どこか相手のペースに飲まれた様子だった。計11本落としたフリースローがもう少し決まっていればまた違ったはず。また好調の神奈川大相手にディフェンスが機能せず、100点を献上したことも手痛かった。しかしスタメン全員が1・2年生の若いチームであり、まだまだこれからのチーム。リーグ戦の中での成長が見たい。
 
神奈川大:2勝3敗
慶應義塾大:2勝3敗

写真:急成長中の神奈川大#98大石。巧みなハンドリングとスピードにディフェンスも手を焼いた。

※神奈川大・古橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2012.09.15 (Sat)

【2012リーグ】9/15結果

■関東大学1部リーグ 国立代々木競技場第二体育館
日本大学48 (9-12,13-26,7-16,19-21) 75明治大学
大東文化大学65 (16-22,10-10,27-14,12-22) 68専修大学
拓殖大学83 (20-18,26-11,15-14,22-23) 66日本体育大学
東海大学78 (16-19,16-15,19-25,27-17) 76筑波大学
青山学院大学88 (26-17,18-10,26-12,18-28) 67早稲田大学

青山学院大学 5勝0敗
東海大学   5勝0敗
筑波大学   4勝1敗
早稲田大学  3勝2敗 
拓殖大学   2勝3敗
専修大学   2勝3敗
明治大学   2勝3敗
大東文化大学 1勝4敗
日本体育大学 1勝4敗
日本大学   0勝5敗

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■関東大学2部リーグ 東洋大学総合スポーツセンター
順天堂大学82 (18-10,23-23,20-28,21-23) 84法政大学
駒澤大学76 (15-21,24-19,17-18,20-14) 72関東学院大学
白鴎大学75 (22-15,19-11,18-13,16-12) 51東洋大学
中央大学74 (21-12,21-13,10-15,22-16) 56国士舘大学
慶應義塾大学83 (21-23,17-23,27-21,18-33) 100神奈川大学

中央大学   5勝0敗
法政大学   4勝1敗
白鴎大学   4勝1敗
駒澤大学   3勝2敗
関東学院大学 2勝3敗
慶應義塾大学 2勝3敗
国士館大学  2勝3敗
神奈川大学  2勝3敗
東洋大学   1勝4敗
順天堂大学  0勝5敗

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■関東大学3部リーグ1次ステージ
◆東京経済大学武蔵村山キャンパス

東京経済大学84 (22-24,15-13,26-16,21-20) 73山梨学院大学
江戸川大学113(36-17,25-23,30-18,22-20)78埼玉大学
東京成徳大学73 (16-23,24-13,14-18,19-27) 81成城大学

◆東京農業大学世田谷キャンパス
立教大学129(34-6,33-13,33-14,29-6)39上智大学
國學院大學96 (30-12,18-16,17-7,31-18) 53国際武道大学
玉川大学93 (23-22,29-20,23-25,18-23) 90東京農業大学

江戸川大学  5勝0敗
東京成徳大学 4勝1敗
玉川大学   4勝1敗
立教大学   4勝1敗
國學院大學  3勝2敗
東京経済大学 3勝2敗
山梨学院大学 2勝3敗
国際武道大学 1勝4敗
東京農業大学 1勝4敗
埼玉大学   1勝4敗
成城大学   1勝4敗
上智大学   0勝4敗

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