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第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会
筑波大学が3年ぶり5回目の優勝

2019.11.10 (Sun)

【2019リーグ1部】7位・白鴎大

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さまざまなアクシデントに見舞われながらも
持ち前の勝負強さを発揮する試合を連発

 春トーナメントを制して秋リーグでの活躍も期待された白鴎大。しかしこのチームも怪我人が多く、また自然災害によるアクシデントにも見舞われた。台風19号により大学横の河川が氾濫し、選手の住居、体育館も浸水被害に遭ったため、その後片付けのために2試合が順延。波乱万丈の2カ月半となった。

 前半戦は黒星が先行する苦しい勝率となっていたが、勝負強さこそこのチームの真骨頂。後半戦も波はあったものの第15戦(10/20)では東海大を#3板橋の劇的なブザービーターで下し、最終戦の最終試合となった11/10の筑波大戦も#32三浦の劇的なシュートで逆転勝利。最終的には11勝11敗で7位まで順位を上げ、底力を見せた。

191110maeda2.jpg 今リーグは#75シェッハ、#23荒谷といった主力選手が欠場。終盤戦は主将の#2中川も残り3試合を怪我で欠場してやりくりに負われた。中でも#75シェッハの欠場で高さがグッと下がり、その分インサイドで#52ブラ、#24星野といったサイズのある選手たちの働きぶりが重要になった。この課題解決のために終盤にはルーキーの#7ギバの起用も増え、サイズは大きくないが、強いフィジカルでチームに貢献した。エースの#77前田は毎試合得点を牽引し、ディフェンスでも奮闘。相手エースとのマッチアップは見ごたえも十分だった。それ以外のさまざまな選手に見せ場が多かったのも特徴で、春から存在感を見せ始めていた#25角田、#3板橋、#0関屋、#66松下は主力の一人として十分貢献。またリーグ中盤からは4年生の#13西山、3年生の#28菅野といった新たな選手も試合で大きな役割を果たし、まさにチーム一丸で戦ったリーグ戦となった。

写真:苦しいときも決して諦めず前に進み続けた前田。


【個人ランキング(TOP10以内)】
#77前田怜緒 得点ランキング10位(300点)
#58ブラ グロリダ リバウンドランキング 4位 DE76/OF143/TO219
#77前田怜緒 アシストランキング2位(76本)

【リーグ戦インタビュー】
#66松下祐汰(9/7)
#3板橋真平(10/19)
#58ブラ グロリダ(10/20)


※前田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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最終戦では三浦のシュートで劇的な勝利。みんなが倒れ込んだ三浦を囲んだ。


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シェッハの代わりにスタメンとして検討したブラ。


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星野はリバウンドから3Pまで幅広く役目を担った。


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後半戦は板橋のシュートが大きな力を与えた。


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ルーキーのギバも後半戦ではプレータイムを得た。


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西山もベンチ出場で役目をこなした。


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春トーナメント、新人戦を経てプレータイムが伸びてきた角田。


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菅野はアウトサイドシュートでチームに貢献。


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アグレッシブに攻め込む関屋はたびたびチームに勢いをもたらした。


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スピードあふれるプレーでゲームを牽引した主将の中川。


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ディフェンス力が高く、ここぞの一発にも強い三浦。


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松下は持ち味のディフェンス力で第3戦では勝利に大きく貢献。


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走力のある前田の速攻からのレイアップは大きな武器だった。



[続きを読む]

【INTERVIEW】

「ダメな自分についていろいろ気づくことができた」
改めて必要ことを考えさせられた2カ月半


◆#77前田怜緒(4年・F)

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チームのエースとして攻守にわたって存在感を示し、長いリーグ戦で奮闘が続いた。チームとしての調子が上がらない日でも、前田が必死に頑張り続けていたのが印象的だ。それでも、11敗という結果は4年生がダメで甘さが出てしまったからだと反省も多い。粘り強く諦めないスタイルは、上位陣も撃破するタフさがある。それをいかにうまく出せるかがインカレに続く課題だろう。決してへこたれないチームの真価を、最後の大会で見えて欲しい。



―チームとしては本当にタフな2カ月になりましたね。

「本当に。きつかったですね。それしか出てこないです(笑)」

―波がある中で最後2連勝で終われたのは良い形となったでしょうか。
「最後2つ勝ちましたが、勝率を見たらぜんぜん目標にしていたベスト4には入れていないし、勝てる試合もあったのに甘さが出てしまって、弱さとなってしまったなとリーグを通して思います。本当に4年がダメな試合が多かったですね。粘りきれなかったというのはあるんですが、ディフェンスやオフェンスの一つひとつのルールが理解できていない部分があったし、そこが一番の甘さでした」

―多くの選手を使うチームなので4年がコートに少ない時間帯もあります。そういう時間も難しかったのかなと思いました。
「下級生も出ることが多いので、4年が一番やらなければいけない時間を調子の波に左右されてしまいました。そのときにどうするかということは課題だと思います」

―それでも前田選手は長いプレータイムで怪我なくリーグ戦を引っ張ったと思います。自身のパフォーマンスについてはどう感じますか?
「個人的には怪我がなかったのは本当によかったです。それは日頃ケアをしてくれるスタッフに感謝しています。プレーとしてはホームゲームで2敗してその次に延期試合での神奈川大にも負けました。あの3連敗で少し落ちかけたんですが、網野さんにもいろいろ言われて気づく部分が多かったし、自分で気づく部分もありました。でも自分で映像を見てぜんぜんダメだな、とわかることもありました。その次の延期試合の青学に負けて、最終週の前に明治にも負けましたが、青学の試合なんかは中身は悪くなかったと思うんです。ちゃんとやることをやれば昨日の大東や今日の筑波相手にも勝てるし、白鴎大のコンセプトに沿ってやることで勝てると思っています」

191110maeda4.jpg―いろんな困難があったリーグ戦ですが、得られたものはありますか?
「1巡目は点を取ることはあまり考えていなかったんですが、2巡目の東海、専修、青学戦で結構点が取れて、そこで自信がつきました。今日の筑波大戦も2年前は大量リードしていたのに追い上げられて、ブザービーターで延長にいって、そこで負けたんです。今日は逆に望(#32三浦)のブザービーターで勝てたのでよかったです」

―次はインカレですね。
「本当にがんばらないとダメですね。リーグ戦に出られなかったシェッハ(#75)にも申し訳ないし、彼のためにがんばりたいとブラ(#52)やみんなが思っているので」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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