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2009.06.26 (Fri)

【2009新人戦】6/26結果

【代々木第二体育館】
慶應義塾大学83(23-35,21-21,22-31,17-18)105日本大学
筑波大学93(12-13,21-18,30-19,30-23)73国士舘大学
大東文化大学83(14-20,18-34,24-31,27-25)110青山学院大学
白鴎大学76(12-27,24-21,14-28,26-22)98拓殖大学

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2009.06.25 (Thu)

【2009新人戦】6/25東海大VS白鴎大

白鴎大は最後まであきらめずに食らいつき
1点差という接戦を制してベスト8に進出!

東海大学69(19-15,18-16,20-22,12-17)70白鴎大学
090626hakuo2.jpg3連覇を狙う第一シード、東海大はエース満原(2年・C)も陸川監督も今大会は不在だと分かっていた。決して油断していた訳ではない。春から森コーチも就任し、いい雰囲気でトーナメントは準優勝を達成した。しかしこの試合では核となる選手がもうあとわずかに足りなかった。「この1ヶ月で坂本(#16)はすごく成長した。だからそこが中心だった」と#34三浦(2年・SG)は言い、確かに#30アビブ(1年・C・岡山学芸館)に対し攻守ともに果敢だった。しかしインサイドの相殺が予想される分、東海大はもう一つの攻撃オプションを確実にしなければならなかったはずだ。#34三浦、#16坂本、#33狩野(1年・SG・福岡第一)ら3人が2桁得点なるも、勝利のための2点分が白鴎大に及ばなかった。

一方で東海大になかったものを見せたのは白鴎大だ。#32黒川(2年・G)、#22森田真平(2年・F)、#65高橋(2年・G)といったプレイヤーが得点に絡み、勝負どころで決め、アビブがインサイドで締めくくった。最後まであきらめない姿勢が勝利を呼び寄せた。

写真:最後のタイムアウトでハドルを組む白鴎大。「絶対勝つ」という強い気持ちが伝わってきた。

※試合のレポートと白鴎大・高橋選手、森田真平選手、東海大・三浦選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.06.25 (Thu)

【2009新人戦】6/24 日本大VS明治大

明治大が15点差を引っくり返し接戦
最後は日本大が粘ってリベンジを果たし、ベスト8へ

日本大学88(17-11,24-14,18-35,29-17)78明治大学
090625MORIKAWA.jpgベスト8をかけたこのカードはある意味“因縁の対決”となった。昨年の新人戦、日本大は篠山(3年・G)ら数多く有力選手を擁しながら、明治大に敗北。また今シーズン、春のトーナメントでも明治大に軍配が上がり、ベスト8入りを逃している。チームの運命を左右する8つの椅子がかかった場面での対決は昨年からこの試合で3度目。日本大としては、今度こそ明治大に一矢報いたいところだ。

前半は完全に日本大ペースで試合は進む。対する明治大は、攻守共に日本大に主導権を握られ、15点ビハインド。だが、3Qになると明治大#19田村(2年・PF)がスパーク。プレーでは、3Q15得点で追い上げのきっかけを作り、コート上で大きな声を張り上げ、チームを鼓舞。この田村のプレーを中心に、明治大は怒涛の追い上げを見せ、一時はリードを奪う。だが、試合終盤にかけては細かなミスが目立った。焦りも見えたが、最後はしっかりと立て直した日本大が2年ぶりのベスト8入り。同時に、昨年の新人戦、春のトーナメントのリベンジを果たす形となった。

写真:大事なリバウンドを奪い、試合の流れを引き戻した日本大・森川。攻守ともに要注目の選手だ。

※試合のレポートと日本大・渡部選手、明治大・田村選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.06.25 (Thu)

【2009新人戦】6/25レポート

ベスト8残りの4つの椅子が決定
白鴎大、日本大は接戦を制す


090626hakuo1.jpgこの日はベスト8残りの4つをかけた戦いがあった。昨年ベスト16のため、一つ下からスタートしている日本大は明治大と対戦。奇しくもトーナメントでも同じくベスト16で対戦し、これは明治大が制している。試合は序盤日本大がリードするが、明治大も巻き返し接戦となる。しかし最後は日本大が逃げ切りトーナメントの借りを返す格好となった。
3連覇を目指す東海大は白鴎大と対戦。ユニバーシアードのため陸川監督と満原(2年・C)不在の中、注目はインサイド。しかし#30アビブ(1年・C・岡山学芸館)のみならず白鴎大は#65高橋(2年・G)、#22森田真平(2年・F)らの活躍で劇的な逆転勝利を収めた。東海大の3連覇の夢は潰え、ベスト16で姿を消した。
また、筑波大対中央大は、序盤は中央大がリードするが層の厚さで上回る筑波大に敗れた。青山学院大は國學院大を一蹴してベスト8へ順当に進んだ。

写真:白鴎大勝利の瞬間、黒川や高橋が固く抱き合った。



序盤はパスを回して中央大がリードするも
筑波大の層の厚さの前に敗退

筑波大学109(26-19,34-23,24-27,25-25)94中央大学
090625tawatari.jpg「駒が少ない」と、試合後中央大の中島監督がため息をついたが、選手層の厚さやインサイドのサイズでは確かに筑波大が上だった。それでも、試合開始からリズムよく得点した中央大。#14佐藤(1年・G・洛南)のゲームコントロールから#15小野(1年・F・明成)が得点し、リードを得た。しかし筑波大は#55賀来(2年・G)の3Pや#50梅津(1年・C・青森山田)のシュートなどこちらも積極的。1Q後半には盛り返し、リードを奪った。中央大は2Qも形を作って得点し、大きく引き離されないでついていくが、司令塔である#14佐藤が5分で3つ目のファウル。ベンチに下がりコントロールできなくなった間に筑波大が一気にたたみかけた。速攻や3Pで19点のリードとなった筑波大。この点差が後半にも揺るがなかった。中央大は後半#14佐藤も積極的に得点を取りにいき、#16渡邉(1年・F・幕張総合)のアウトサイドも決まり出す。しかし、13点を境にそれ以上詰め寄ることができない。最後まで粘るが#15小野が4Q序盤に5ファウルで退場、それ以上の粘りを見せることはできずにタイムアップ。筑波大がベスト8に進出した。しかし中央大の1年生の活躍も秋以降見逃せないポイントとなりそうだ。

写真:新人戦では主将として田渡がプレーでも引っぱり、チームに指示を出す筑波大。

※中央大・佐藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


立ち上がりから青学大が圧倒
1年生が多い國學院大は秋以降が楽しみ

國學院大学67(10-38,13-32,23-29,21-38)137青山学院大学
090625AOGAKU.jpg実力差ははっきりしており、開始5分でカタがついた。
立ち上がりから青学大が國學院大を圧倒し、4-24と20点差をつける。この後も、得意の足を使ったプレーで終始余裕の試合運びを見せ、3Q以外は全て30点以上を記録。國學院大を寄せ付けること無く、勝利を飾った。また#16比江島(1年・GF・洛南)もユニバーシアードに出発するまで、まだ出場を続ける。一方の國學院大は、1年生が主力。まだ荒削りな部分が多いが青学大を相手に懸命にコートを駆けた。中でも光っていたのは#13八木橋(1年・C・世田谷学園)。ランニングプレーやリバウンドなどでチームに貢献した。この他、取手松陽から加入した#3牧山(1年・G)と#19松岡(1年・F)コンビ等、成長すれば秋以降には試合に絡んできそうな選手もいる。4年生を中心に今年が勝負の國學院大に、ルーキーが新たな風を吹き込めるか。

写真:試合前に確認を行う青山学院大。#12伊藤(2年・PG)はしっかりしたキャプテンシーを見せている。

※日本大対明治大、東海大対白鴎大は別途掲載します。

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2009.06.25 (Thu)

【2009新人戦】6/26試合予定

【代々木第二体育館】
13:00 慶應義塾大学ー日本大学
14:40 筑波大学ー国士舘大学
16:20 大東文化大学ー青山学院大学
18:00 白鴎大学ー拓殖大学

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2009.06.25 (Thu)

【2009新人戦】6/25結果

日本大学88(17-11,24-14,18-35,29-17)78明治大学
筑波大学109(26-19,34-23,24-27,25-25)94中央大学
國學院大学67(10-38,13-32,23-29,21-38)137青山学院大学
東海大学69(19-15,18-16,20-22,12-17)70白鴎大学

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2009.06.24 (Wed)

【2009新人戦】6/24レポート・代々木第二体育館

法政大が国士舘大の前に敗北
慶應大は東洋大の逆襲に遭うも逃げ切り


090624SOU.jpgベスト8のうち4つの椅子が決まった代々木は、接戦、逆転、波乱ありとなった。だが、下級生主体で組織としても固まっていない新人戦チームにはこうした危うい戦いは毎年つきものである。順当勝ちしたのは拓殖大のみ。大東文化大順天堂大と最後まで争い、2点差のきわどい勝利。法政大は1Qから下級生中心の国士舘大にリードを許し、一時は同点に引き戻すも最後に引き離されてベスト16で新人戦を終えた。慶應義塾大は初戦同様、格下の東洋大に粘られた。一時は20点にも差を広げたものの、3Qに逆転される失態。しかし4Qに立て直し、最後はしっかりシュートを決めて逃げ切り、ベスト8へと進出した。

写真:ゴール下での存在感は圧倒的だった国士舘大・曹。



前半は互角の戦いとなるが
法政大は後半エンジンがかからず敗退

国士舘大学92(23-18,15-20,25-17,29-19)74法政大学
090624kokushi.jpgトーナメントで4位、昨年新人戦も6位と毎回コンスタントに成績を出している法政大。新人戦チームは層こそ薄いが、ウインターカップ優勝経験のある洛南出身者や、昨リーグの3P王#11長谷川(2年・G)など経歴ある選手がチームを引っぱる。しかし昨年の新人戦同様インサイドのサイズ不足が懸念される法政大は、国士舘大の2m、#13曹(1年・C・北陸)の前にリバウンドが取れない。1Qは遅れを取り、2Qには一時逆転するが前半は同点で終えることになった。3Q、#13曹のインサイドで国士舘大が再び盛り返す。法政大の198cm、#17神池(1年・C・土浦日大)にはこれに対応するだけの技術はまだなく、190cmそこそこの#21加藤(1年・CF・洛南)や#41谷口(2年・F)はサイズ不足。頼みの#11長谷川の外角もあまり確率が上がらない。#24神津(2年・F)のシュートで追い上げを見せるものの、法政大らしい爆発力とまではいかない。結局、3Qで差をつけられると法政大は悪い意味で法政らしいプレーを続け、ずるずると4Qも引き離された。国士舘大は難なく点差を広げて勝利。ベスト8へ駒を進めた。

写真:4Qの余裕に国士舘大ベンチは笑顔に。


再三のスティールで追い上げた東洋大
慶應大は終盤気迫のディフェンスが勝利を呼び込む

慶應義塾大学112(35-18,28-24,20-42,29-22)106東洋大学
090624keio.jpg試合開始からリードしたのは慶應大。#9金子(2年・G)のシュートや、#7原田(2年・C)のゴール下、#4松谷(2年・F)の速攻などで一気にたたみかける。東洋大はアウトサイド中心となるがこれが入らず、1Qはダブルスコアに近い立ち上がり。2Qになると#39荒生(2年・G)が素早い動きでかき回し、連続3Pで追い上げる形を見せる。慶應大はこれに#5麻生(2年・F)のディフェンスで対応させると#9金子が連続3Pで再び突き放し、2Qは21点のリードで終えた。

3Q、引き離されるかと思われた東洋大が途中から盛り返す。#39荒生が慶應大から再三スティールを奪い、#32池田(2年・G)とともに次々に速攻で得点。インサイドでも#4金(2年・C)が慶應大ディフェンスをかいぐぐっていく。慶應大はシュートにつなげられないままターンオーバーを繰り返し、インサイドでは#23清水(1年・F・春日部)が4つ目のファウルに。残り3分間慶應大はノーゴール。一方の東洋大はこのQで42点と驚くべき勢いで追い上げ、#39荒生の3Pで遂に逆転。1点のリードに成功した。

3Q終了後一時コート裏へ入り、気を引き締め直した慶應大。しかし序盤にミスが出ると東洋大が#16岩崎(1年・F・八王子)の連続得点で5点のリードに成功する。しかし慶應大もここから力を見せる。#9金子の速攻や#12春本(2年・F)のリバウンドからのシュートで同点にすると再三東洋大からフリースローを獲得。#9金子、#14松尾(2年・PG)が高い位置から激しいディフェンスをしかけてターンオーバーを奪い、再び東洋大を12点引き離す。しかし、残り2分を切っても東洋大はあきらめなかった。#32池田のシュート、#39荒生の3Pで波に乗ると、#16岩崎が慶應大のスローインをカットしバスケットカウントを獲得。更には落ちたフリースローを#4金がカバーし、残り1分で3点差にまで追い上げる集中力を見せた。しかし残り1分の攻防は慶應大の流れだった。ディフェンスとリバウンドは慶應大。#4松谷が勝負際のリバウンドをもぎ取り、キャプテンとしての責任感を見せ、フリースローもきっちり決めて残り30秒で点差は6。東洋大は#39荒生が3Pを決めるが慶應大は#12春本のシュートで締め、逆転には至らずタイムアップ。慶應大がからくも逃げ切り、ベスト8進出を決めた。

早慶戦後、2週間の準備期間となった慶應大。#4松谷はキャプテンとして意識的に声を出すことを心がけていると言う。「練習からもいいときは盛り上がるけど、悪くなるとダメ。試合にもそれが出てしまっています。今日も初戦のように追いつかれて悪い流れで、逆転までされて。でもガードがディフェンスを頑張ってくれて流れを引き戻せた。そこは良かったと思います。ただ、点差が開いたところでもっと離せなかったのは課題です。そういうときにも集中力を切らさないで、体力や技術的にも向上していかないといけないと思います。悪くなったときに出ている全員やベンチのみんなも勝つ気持ちでいないといけない」。本人はケガで春は試合に出ていないが、最後は大事なリバウンドをもぎ取るなど、気持ちは見える。次は日本大か明治大の勝者が相手となる。「先生や先輩にも練習でやったことしか試合に出ないと言われているので、練習でできているいいところをしっかり試合で発揮していく、それだけです」。

写真:コートで確認を取る慶應大。

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2009.06.24 (Wed)

【2009新人戦】6/24レポート・駒澤屋内球技場

トーナメントでも活躍した白鴎大が早稲田大を下す
日体大と中央大は接戦から中央大が抜け出す

090624ishikawa.jpgベスト16残りの4試合が行われた駒澤屋内球技場。優勝候補の一角である日本大はルーキー#8石川(1年・G・明成)ほか、1年からリーグ戦などで場数を踏んだ選手が多数揃い、注目のチームだ。ゲーム開始から立教大を寄せ付けずに勝利を収め、次は明治大と対戦する。
日体大と中央大の対戦は、接戦となるが、インサイドの層が薄い日体大が次第に引き離された。白鴎大と早稲田大は、#30アビブ(1年・C・岡山学芸館)と#20久保田(2年・C)の見ごたえあるインサイド対決が見られたが、白鴎大のトランジションが早稲田大を凌駕した。白鴎大は次にディフェンディングチャンピオン・東海大と対戦する。そのほか、國學院大は国際武道大に快勝し、次はこれも優勝候補の青山学院大に挑む。

写真:日本大・石川は早い攻撃でゲームを展開。パスだけではなくゴール下へのレイアップなど、果敢に攻める。



3Q終盤の攻防がポイント
中央大は1年生の活躍が光り、初戦突破

中央大学97(19-22,21-19,24-18,33-26)85日本体育大学
090624sato.jpg前半は日体大リードで試合は進み、2Q半ばには10点差を開く。だが、終盤にかけては中央大ペースに。中央大が10得点を奪う間に、日体大は4点しか取ることが出来ない。前半終了間際には速攻も決められて、40-41の1点差。日体大がなんとかリードを保って前半を終える。

後半は互いに譲らない展開が続く。中央大#16渡邉(1年・F・幕張総合)が、後半開始3分で3P2本を含む10得点を荒稼ぎし、逆転してみせる。しかし、日体大も#12林(1年・G・市立柏)が連続3Pで決め返し、オフェンスの要である#23横江(2年・G)は、中央大のディフェンスを中央突破。再び日体大が逆転に成功し、中央大にタイムアウトを取らせる。この後、中央大は#8田辺(2年・G)のバスカンで同点に持ち込む。このバスカンのファウルは日体大#23横江。3つ目のファウルをコールされた横江はベンチへ。ここが、勝負が切り替わった瞬間だった。中央大はこのバスカンの後に前線から激しいディフェンスを仕掛け、日体大を翻弄。オフェンスでは#14佐藤(1年・G・洛南)のリバウンドシュート、#13入戸野(1年・G・東海大菅生)の鮮やかなアシストから#16渡邉が決める等、1年生の活躍が光り、リードを奪う。また、3Q残り1分半からはゾーンディフェンスを展開。日体大はこれを突破できず、3Q終了時には5点差をつけられてしまう。ここで勢いを掴んだ中央大は、4Qに入っても終始主導権を握った。日体大は流れを引き戻そうと必死にコートを駆けるが、ファウルトラブルも手伝い、なかなか点差が縮まらない。また、中央大#16渡邉はコンスタントに得点を重ねていき、日体大を寄せ付けない。日体大は終盤にかけて#23横江が果敢に1対1を仕掛けるも、得点につながらない。最後は12点差をつけて中央大が勝利した。

写真:得点力もある中央大・佐藤。


ガード不在が響いた早稲田大
内外角バランスの取れた布陣で白鴎大が勝利

早稲田大学61(11-14,21-16,19-16,10-34)80白鴎大学
090624abibu.jpg早稲田大は#14大塚(1年・G・福大大濠)をケガで欠き、ガードらしいガードがコート上にいない状況。「練習から、ボールはみんなで運ぼうという意識でやってきた。その中でも藤原(1年・F・洛南)が運んでいたのは、キープ力があるから」(早稲田大#20久保田)ということで、#91藤原がガードの役割を担い、ゲームはスタート。前半は、白鴎大#30アビブ(1年・C・岡山学芸館)へのディフェンスが光った早稲田大。マッチアップは、高校時代もセネガル人留学生との対決経験がある#20久保田(2年・C)。「ローポストで持たれたら1対1でつける自信はあった。だから、ゴール下まで押し込まれないように守っていた」という久保田の好ディフェンスに対して、アビブは思うように攻められない。だが、#32黒川(2年・G)が要所で得点を重ね、1Qは8得点の活躍でチームを引っ張る。1Qはビハインドで終えた早稲田大だが、2Qの開始2分で#20久保田と#32押見(2年・G)の得点で逆転すると、その後はディフェンスから連続速攻を浴びせ、9点のリードを奪う。この展開に白鴎大は浮き足立つが、終盤になると#80鎌倉(1年・F・東日大昌平)のバスカンや#30アビブのゴール下で2点差まで詰め寄って、前半を終了。

後半の立ち上がりは、リードが何度も入れ替わる展開となる。白鴎大は#30アビブと#32黒川を中心に。早稲田大は#20久保田を起点にオフェンスを展開する。試合が動いたのは、4Q残り7分34秒。白鴎大#30アビブの高さと手の長さを生かしたフックシュートが決まると、ここから試合終了まで白鴎大がリードを保つ。早稲田大は#10相井(1年・F)のアグレッシブなプレーが光るが、白鴎大インサイドの高さに阻まれシュートまで持ち込めない。また、次第にパスが乱れ、チーム全体のオフェンスも単発になり、苦しい展開になってしまう。対する白鴎大は、#65高橋(2年・G)の3Pや#22森田真平(2年・F)のバスカンでリードを広げていく。早稲田大はタイムアウトで立て直しを図りたいが、タイムアウト明けにミスが続いてしまう。そして、残り2分49秒で攻守の要であった#20久保田が流血で退場すると、一気に高さが無くなり、白鴎大に制空権を奪われた。終盤にかけて余裕の試合運びを見せた白鴎大は、#65高橋のブザービーターでフィニッシュ。緒戦突破を果たした。
写真:早稲田大・久保田をかいくぐってシュートを決める白鴎大・アビブ。

※白鴎大・黒川選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.06.24 (Wed)

【2009新人戦】6/25試合予定

【代々木第二体育館】
13:00 日本大学ー明治大学
14:40 筑波大学ー中央大学
16:20 國學院大学ー青山学院大学
18:00 東海大学ー白鴎大学

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2009.06.24 (Wed)

【2009新人戦】6/24結果

【代々木第二体育館】
拓殖大学107(26-11,25-17,33-14,23-26)68東京成徳大学
大東文化大学80(18-19,18-17,20-26,24-16)78順天堂大学
国士舘大学92(23-18,15-20,25-17,29-19)74法政大学
慶應義塾大学112(35-18,28-24,20-42,29-22)106東洋大学


【駒沢屋内球技場】
aコート
立教大学74(17-28,13-23,25-30,19-23)104日本大学
早稲田大学61(11-14,21-16,19-16,10-34)80白鴎大学

bコート
中央大学97(19-22,21-19,24-18,33-26)85日本体育大学
國學院大学96(25-14,24-10,28-20,19-17)61国際武道大学

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2009.06.23 (Tue)

【2009新人戦】6/23レポート

優勝、そして“新人王”の称号をかけた戦いが始まる

090623tanaka.jpg関東大学新人戦は22日より本戦がスタートした。
1、2年生のみで戦う新人戦は下級生がプレーのみならずチーム運営まで担当し、広い意味で経験を養う場である。選手たちは試合でパフォーマンスを求められるだけではなく、試合の準備や後片付けをこなしながら戦っていくことになる。
本戦は予選から勝ち上がった各校とシード校がベスト16をかけるところから戦いが始まり、大会最高と評価されたルーキーには「新人王」の称号が送られる。この大会が関東の春シーズンの真の締めくくりであり、数年後の大学界を担うであろう選手たちのフレッシュな魅力を堪能したい。

写真:東京成徳大・田中は内外からオフェンスを仕掛ける。トーナメントではダンクも披露していた。その後ろ、ルーキー・ビャンバノフもインサイドプレーで魅せる。



代々木では1部校が100点ゲームを連発
快勝で新人戦をスタート


代々木第二体育館では4試合が行われ、順当にシード校が勝利した。
昨年優勝、3連覇を狙う東海大はユニバーシアード代表に入った満原は今回登録せず、残りの1、2年で新人戦を戦う。それでも、キャプテン#34三浦(2年・SG)が得点では大爆発、ほかのベンチメンバーも伸び伸びとプレーして獨協大に快勝した。昨年2位の青山学院大は、こちらはユニバーシアードメンバーである#16比江島(1年・GF・洛南)を出場させた。ちなみに、新人戦期間中には大会開催地であるセルビアへ向かう。こちらも城西大に大差で圧勝。昨年3位の筑波大はインサイドの要である#99加納(2年・C)が、開始2分で負傷退場。もともと膝を痛めていただけに、今後の出場は微妙なところだが、#34田渡(2年・G)や昨年得点王の#15山口(2年・G)らの頑張りに期待したい。また、明治大東京農業大に勝利した。


東洋大は関東学院大と接戦の末勝利
神奈川大はエースが負傷、追い上げるが届かず


駒沢屋内球技場では6試合が行われた。玉川大はサイズでは勝る順天堂大相手に、早いトランジションを仕掛け、#5趙(2年・C)にインサイド勝負をさせずリード。後半追いつかれそうになるところも#99菅原(2年・SF)の3Pや#31万代(1年・PG・岡山学芸館)の速攻などで3Qまではリードを保った。しかし、後手に回った順天堂大も4Qにようやく本領を発揮。#5趙のインサイドや#9松本(2年・PF)のシュートで差を開き、玉川大の体力が切れたこともあり最後は13点差で逆転勝利。大東文化大との対戦に駒を進めた。

昨年8位の神奈川大はエース#9大山耕治(2年・G)が試合2日前にケガをするというアクシデントに見舞われた。一方の東京成徳大は#77田中(2年・F)と、#51ビャンバノフ(1年・C・羽黒)が内外から自在に得点し、一気にリード。神奈川大は得点源が不在のまま1Qで大きくつけられた15点差が重荷になった。後半はゾーンとプレスで粘りに粘る。2Qと3Qはまったくの同点。4Q終盤に#6高野(2年・G)のシュートなどで4点差にまで迫るが、最後は届かず。2部時代に6位、3部Aとなっても昨年は8位とベスト8に入ってきたが、ここで惜しくもその流れが途絶えた。

東洋大関東学院大の戦いは、3Qまで全く分からない接戦だった。常に1、2点の僅差で試合は進み、勝負が動いたのは4Q序盤。東洋大がアウトサイドや#4金(2年・C)が存在感を発揮、次第に関東学院大を突き放して勝利した。大東文化大は試合序盤から江戸川大を圧倒した。元々オフェンス力のある選手が豊富で、インサイドでは#7今井(2年・C)が#34ティモニン(2年・C)に全く仕事をさせなかった。法政大も高い能力を持つ選手たちが初戦をあっさり制した。

慶應義塾大は、オフェンスチームである東京経済大に粘られた。早慶戦後の短い準備期間は毎年課題ではあるが、序盤は早い展開でリード。しかし、1Q終盤に東京経済大は1点差に追い上げると、2Qも粘った。慶應大の得点源である#15家治(2年・PF)をしっかりマークし、簡単にシュートを打たせない。攻めてはオフェンスチームの本領を発揮して慶應大ゴールに何度も切れ込み、レイアップを決める。慶應大はファウルがかさみ、なかなか東京経済大を突き放せないが、3Qに流れをつかみ、差を広げた。4Qには得点の入らない時間帯が長く続いたが、それでも逆点されることなく逃げ切って初戦を突破した。

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2009.06.23 (Tue)

【2009新人戦】6/24試合予定

【代々木第二体育館】
13:00 拓殖大学ー東京成徳大学
14:40 大東文化大学ー順天堂大学
16:20 国士舘大学ー法政大学
18:00 慶應義塾大学ー東洋大学


【駒沢屋内球技場】
aコート
14:40 立教大学ー日本大学
16:20 早稲田大学ー白鴎大学

bコート
14:40 中央大学ー日本体育大学
16:20 國學院大学ー国際武道大学

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2009.06.23 (Tue)

【2009新人戦】6/23結果

【代々木第二体育館】
東京農業大学49(12-17,13-23,9-17,15-27)84明治大学
筑波大学117(35-15,26-11,34-14,22-15)55上智大学
城西大学57(9-32,16-29,16-46,16-40)147青山学院大学
東海大学137(29-13,28-10,35-10,45-10)43獨協大学

【駒澤屋内球技場】
aコート
玉川大学77(27-21,25-23,11-22,14-24)90順天堂大学
東京成徳大学70(26-11,14-14,18-18,12-20)63神奈川大学
慶應義塾大学96(21-20,28-23,30-19,17-24)86東京経済大学

bコート
関東学院大学78(21-22,17-18,22-19,18-33)92東洋大学
大東文化大学89(28-16,20-19,18-16,23-14)65江戸川大学
東京学芸大学53(9-29,11-18,7-20,26-32)99法政大学

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