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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2009.06.25 (Thu)

【2009新人戦】6/25東海大VS白鴎大

白鴎大は最後まであきらめずに食らいつき
1点差という接戦を制してベスト8に進出!

東海大学69(19-15,18-16,20-22,12-17)70白鴎大学
090626hakuo2.jpg3連覇を狙う第一シード、東海大はエース満原(2年・C)も陸川監督も今大会は不在だと分かっていた。決して油断していた訳ではない。春から森コーチも就任し、いい雰囲気でトーナメントは準優勝を達成した。しかしこの試合では核となる選手がもうあとわずかに足りなかった。「この1ヶ月で坂本(#16)はすごく成長した。だからそこが中心だった」と#34三浦(2年・SG)は言い、確かに#30アビブ(1年・C・岡山学芸館)に対し攻守ともに果敢だった。しかしインサイドの相殺が予想される分、東海大はもう一つの攻撃オプションを確実にしなければならなかったはずだ。#34三浦、#16坂本、#33狩野(1年・SG・福岡第一)ら3人が2桁得点なるも、勝利のための2点分が白鴎大に及ばなかった。

一方で東海大になかったものを見せたのは白鴎大だ。#32黒川(2年・G)、#22森田真平(2年・F)、#65高橋(2年・G)といったプレイヤーが得点に絡み、勝負どころで決め、アビブがインサイドで締めくくった。最後まであきらめない姿勢が勝利を呼び寄せた。

写真:最後のタイムアウトでハドルを組む白鴎大。「絶対勝つ」という強い気持ちが伝わってきた。

※試合のレポートと白鴎大・高橋選手、森田真平選手、東海大・三浦選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【GAME REPORT】
090625sakamoto.jpg1Qは東海大が一気に突き放した。注目のインサイドは#30アビブに#16坂本(2年・C)がマッチアップ。坂本はアビブをかいくぐりシュートを決めるなど、決して気持ちでもプレーでも負けていない。そこに#4森田洋平(2年・G)の3Pや#34三浦(2年・SG)のバスカンなどもあり、リード。しかし白鴎大も東海大からアンスポーツマンライクファウルを獲得し、#80鎌倉(1年・F・東日大昌平)のミドルシュートで粘ると#30アビブのブロックも出てムードが良くなる。東海大は1Q終盤に3連続のアウトサイドが外れる。一方の白鴎大は#22森田真平のドライブが決まり一時は10点近く離されたところを4点にまで縮めることに成功した。

2Qは東海大#16坂本、#34三浦が得点を引っぱった。アビブへのディフェンスも厳しく、白鴎大はなかなか点が取れない。東海大は#4森田洋平がファウル3、#16坂本も2つ目を犯し交代となるが#31高山(1年・PF・東海大菅生)や#11板東(2年・PG)などがこれをカバーする。白鴎大は苦しいながらも#65高橋、#30アビブ、#22森田真平が得点し、2Qも6点と大きく引き離されないで終えることに成功した。

3Q、白鴎大が巻き返す。#65高橋が開始早々2本の3Pを決めると、得点は37-37の同点。東海大ディフェンスはアビブに寄っている分、アウトサイドへのディフェンスが甘い。そこからは一進一退の攻防となった。互いにミスでターンオーバーを繰り返すが、東海大はなかなかボールが回らず、司令塔である#4森田洋平が結局打たざるを得ない形に。その間に#30アビブのゴール下で遂に逆転されてしまう。だが#33狩野(1年・SG・福岡第一)が気持ちで3Pを沈め、#34三浦や#16坂本が得点して譲らない東海大だが、残り3分で坂本が3つ目のファウル。白鴎大は東海大のゾーンの前に攻めあぐね、こちらもなかなか得点できない。その間に#33狩野が3Pのバスカンを決め、#34三浦が2連続のシュートを決めると東海大が盛り返す。しかし残り2.7秒で#22森田真平がドライブを仕掛けてファウルを獲得した白鴎大。フリースローを決めてまたも突き放されず4点差で3Qを終えた。

090625abibu.jpg4Q開始15秒、東海大はインサイドの要である#16坂本が4つ目のファウル。ここで#1佐々木(2年・PF)のシュートミスから白鴎大は#44小山(2年・G)がリバウンドを取り、#65高橋の3Pを演出する。しかし東海大も#34三浦が3Pで返し、譲らない。数点を争う戦いは、ここから最後まで両者一瞬も気を抜けない展開となる。白鴎大は積極的にドライブを仕掛けてからの得点もあり、また落ちても#30アビブがリバウンドでカバーする。東海大は#16坂本をコートへ戻しこちらも果敢に得点に絡んでいく。残り3分半、遂に白鴎大は#65高橋の3Pで66-68と逆転。東海大はタイムアウトのあと、#25祐川(2年・SF)をこの日初めてコートへ送り込んだ。昨年の決勝では与えられたプレイングタイムで結果を出した祐川だが、この緊迫した場面にすぐに対応できずサイドラインを割るミスを犯してしまう。白鴎大はさらに#44小山がスティールから#65高橋への速攻へつなげ、ファウルを獲得。続けて#22森田真平がドライブを仕掛けてラインを割るが、ボールは白鴎と、流れがやってくる。それでも東海大は#33狩野の3Pで69-68と逆転。白鴎大は#65高橋のゴール下、#30アビブのフリースローが2本外れて厳しくなる。しかし、東海大も白鴎大のディフェンスの前に足が止まってしまい#4森田洋平はパスを回せない。結局シュートを打つがこれが外れ、白鴎大が#22森田真平のドライブから#30アビブのシュートにつなげ、残り12.9秒で69-70の逆転に成功。最後の攻防、東海大は主将である#34三浦がシュートを放つがこれはリングに届かず、リバウンドは白鴎大。ブザーとともに選手たちが抱き合い、歓喜に包まれた。



【INTERVIEW】
「トーナメントはまぐれじゃない」
仲間を信じ、自分とチームのプライドを守った
白鴎大のラストピース

◆#22森田真平(白鴎大・2年・F)
090625morita.jpg監督とエースセンターが不在とはいえ、第1シード・東海大を破る快挙を演じた白鴎大。中心となったのは、全体チームでもスタートを務めるアビブ・黒川と、シックスマンとしてプレータイムをもらっていた小山・高橋、そして5人目はこの森田だった。5月のトーナメントのときは、同学年のメンバーの活躍をベンチから見つめていた。
「1年生からベンチには入っていたんですが、トーナメントもリーグもずっと出られなくて、悔しい思いをしていました」
その気持ちを、この大一番にぶつけてみせた。
東海大の高さに対し、白鴎大はビッグマンを2人並べたが、ほどなく森田を3番から4番に据える布陣にチェンジ。するとこれが当たり、攻守ともにバランスがよくなった。アビブが決めた決勝点も森田のアシスト。まさにキーマンと言える貢献ぶりだった。


―ベスト8をかけた大事な試合でフル出場でした。どんな気持ちでコートに立っていましたか?
「公式戦は去年の新人戦以来1回も出ていないので、本当に緊張していました。でも、試合が始まったらそんなことは言っていられないので、格上の相手ということで挑戦者の気持ちで入りました。最初いきなり離されてちょっとまずいなと思いましたが、そこで踏ん張れて、自分としても楽しくできました。チーム一丸となって、うちのいいところを出せたと思います」

―特に後半は交代もなく、“楽しもうにも足が動かない”といったことはなかったですか?
「実は、途中で足がつってしまいました(苦笑)。でも、“やらなきゃいけない”と思っていたので、最後まで頑張りました。何よりベンチの皆も応援してくれていましたし。本当にうちは仲が良く、いいチームだなと思うんです。その中からコートに出してもらっているので、周りの期待に応えないといけないと思っていました。皆も、“やってやろう”という気持ちが相手より強かったので、そこで勝ることができたと思います」

―森田選手はその気持ちを主にドライブで出していたかと思いますが、ドライブは得意なんですか?
「いえ、もともと高校まではセンターだったので、全然やったことのないプレーだったんです。でも、今はフォワードとして使われているのでやらないといけないプレーだと思います。それに、(高橋)健太郎とか黒川は外から打てるし、アビブはリバウンドを取ってくれるので、その中で自分がカッティングなどの強いプレーをやっていければ、チームとしてのプレーの幅がもっと広がる。そう考えながらやっています」

―後半、東海のゾーンディフェンスを攻めあぐねたときはちょっと苦しいかなと思いましたが、ドライブで打開するプレーがありました。
「そのときは足が止まってしまっていたんです。でも、そこで皆で声を掛け合って、“動いて、パスを回していこう”と再確認できたので立て直せました。ドライブについては、うちはアビブがメインだと思われているので、アビブがポストアップするとディフェンスが寄る。特に今日は4番をやった自分が外に出ていたこともあって、アビブ以外のスペースが全部あいていたのでドライブできました。ディフェンスプレッシャーも確かにありましたが、先輩たちに比べたら全然でした。練習の5on5で先輩たちが協力してくれたおかげです。本当に先輩たちも含めてチーム一丸で勝てたなと思います」

―普段は3番ポジションということは、新人戦に向けた練習ゲームでのマッチアップは…藤江選手(4年・トーナメント3P王)ですか?
「はい。その中でやってきたので、最後は競っている中でも余裕を持てました。なんかできるんじゃないかって気持ちがあったんです」

―ビハインドで残り時間1分を切り、勝つには決めないといけない状況でしたがそれでも余裕があったのですか?
「うーん、もともとが勝てる相手じゃないと思っていたので(苦笑)。そこで逃げ腰になったらなおさら負けてしまうので、点差はあまり気にしないで、やれることやろうと思って、やりました」

―決勝点ではいいアシストを決めました。
「あれはもう、たまたまです。本当は自分でいこうと思ったんですが、アビブがいいポジションを取っていた。アビブは高さで相手よりアドバンテージがあるし、トーナメントでもずっとコートに立って経験を積んでいるので、後輩ですけどちょっと託しちゃったところがあります(笑)。でも、チームメートとして、信頼していたんですよ。やってくれると思ったし、アビブもその期待に応えてくれたので、よかったです」

―1点勝ち越してのラスト12秒は長かったですか?
「はい、しかも相手のスローインがタイムアウトあけでハーフからだったので、その時はすっごく焦っていました(笑)。でも、皆のことを信じていた。その通りガード陣がディフェンスで止めてくれたので、何度も言いますが本当にいいチームだなと思ったし、チームで勝てたので本当によかったです」

―これでトーナメントに続いてのベスト8となりました。
「ここで自分たちが結果を残せれば、春のトーナメントだってまぐれじゃなかったって周りにも言わせられると思うので、まずは明日、もう1つ上を目指したいと思います」


「最後まで楽しくできたから、勝ちがおまけでついてきた」
チームのモットーが“魔法の言葉”となって金星をもたらす

◆#65高橋健太郎(白鴎大・2年・G)
090625takahashi.jpg「絶対行ける!」「大丈夫、まずディフェンスしよう」
ルーキーシーズンを怪我で棒に振り、復帰後も同じポジションに絶対的な先輩がいるためこの新人戦が本格的なお披露目の場となった。
得点力はもちろん、声でもチームをもりあげる姿は期待にたがわぬ存在感を漂わせる。
「自由にやらせてもらっているから、その分皆をもりあげようと思っています」
だが悲壮感はなく、むしろ“楽しくやろう”という新人チームのモットーを最も体言している。
彼らがプレーする上で常に心掛け、口でも言い続けた“楽しくやろう”という言葉は、ディフェンディングチャンピオンの東海大を撃破した瞬間に、下馬評や歴代の成績をぬりかえる“魔法の言葉”となった。


―トーナメントに続くベスト8進出、おめでとうございます。
「ありがとうございます。素直に嬉しいです。東海には満原がいなかったのもありますが、僕たちも大会までの練習は監督・コーチが来られないことが多く、ほぼ自分たちで仕上げてきてこれだけできたというのはすごいことだなって我ながら思いました。結局やるのは自分たち自身なので、いつも通りやっていったのがよかったと思います」

―“いつも通り”ということですが、対東海の作戦はありましたか?タイムアウト時など、斎藤監督は”森田”(東海大#4)と繰り返し言っていましたが。
「まずオフェンスでは、先にも言いましたが満原がいなかったので、ミスマッチになるアビブのところを突く。あとは、基本通りパスランで攻めようということでした。ディフェンスでは、僕たちアウトサイドの3人はスイッチしてもいいからついていこうと臨みました。結果的には、それでも森田くんにはやられてしまいましたが、東海の本当のこわいところは彼1人のチームではないところなんです。その森田くん以外のところは、皆でカバーできたんじゃないかなと思います」

―最後はディフェンスで波を持ってきましたね。ただ、それまでは波を引き寄せたり、手放したりだったのでは?
「はい。監督も言っていたんですが、昨日の早稲田戦にしろ今日の試合にしろ、相手に突き放されてしまう時、逆に自分たちが追い上げる時、というように波があるのは事実です。波が自分たちにあるときは今日みたいにチーム一丸となって走ったりできるので、波が相手にあるときいかに我慢するかが大事なのかなと思います」

―この試合では、その“我慢”の時間帯にチームメートに声掛けしていました。
「いや、まぁ…同じガードの黒川は、去年から試合に出ていて、今年も全体チームのスタメンで経験はあるんですが、その分負担がかかる部分もあります。そこで、負担の少ない自分なりがいかに声を出して周りをもり上げるかが大事だと思うので、そこは頑張りました」

―負担、少ないんですか?
「何と言うか、自由にやらせてもらっているので(笑)。その分、自分が余裕のあるときは周りに声を掛けてあげて、チームの士気を高めようと思っています」

―ベンチのメンバーもそれに乗ってくれていますね。
「コートに立っている選手もベンチにいる選手も、根本的には同じ気持ち、“勝つ”という気持ちでやっています。それから、新人戦の登録に入らなかったメンバーが今日もスタンドで応援してくれていて、その分も自分たちが頑張らないといけない、という思いを1人ひとりが持っていました。その頑張るというのは、たとえ試合に出なくてもです。そういうところでは、自分たち2年生の学年が特にまとまりがあると思っています」

―試合の振り返りに移りますが、立ち上がりは緊張もあったのでしょうか?
「立ち上がりは昨日も悪かったので(苦笑)…“ま、普段通りだ”ってベンチで皆で笑い飛ばすことができました。後半に入る前も、相手はあの東海だし、まず今日の目標である“楽しくやる”ってことをやろうって話して。この新人チームの練習を始めた時から、“楽しくやろう、周りは関係なく自分たちらしくやろう”ろいうのを目標にしてきたんです。それを最後までできたので、勝ちはおまけでついてきたようなものだと思います」

―後半はリバウンドが取れず苦しい時間帯もありましたが、そこはどうやって乗り切ったのですか?
「相手のサイズ、自分たちのマークの甘さもあってなかなかリバウンドが取れなかったですが、そこでアビブが頑張ってくれたなと思います。今、アビブはチームにとって本当に大きな存在。最後のシュートもやっぱりアビブでしたし、僕たちはもちろん誰もが頼りにしています」

―ただ、終盤アビブ選手と高橋選手と、続けてイージーシュートを落とした場面もありましたが…。
「はい…。そこは自分の甘さだったと思います。ああいう大事な時に決められるようこれから練習していかないといけないですね。でも、今日はその後切り替えてディフェンスできたんです。外しても、もう1回自分たちに流れがくると思って、チームを信じてディフェンスしていました」

―後半は交代がなく苦しかったと思いますが、その気持ちが効いたのでしょうか。
「個人的には、去年1年間は怪我で、今年からちょっとずつやり始めたので、新人戦でもこんなに出たのは初めてでした。なのでちょっと…疲れましたけど(笑)、最後はもう気持ちでした。皆そうでした」

―その最後は1点を争う追う展開になりましたが、どんな気持ちでプレーしていましたか?
「最後は焦らず、と言っても自分は焦っていなかったんですが、いつも通りやれば絶対勝てると思っていました。まぁ…運も勝負のうちかなと思います(笑)」

―運なんですか?(笑)
「やっぱり東海に満原がいなかったのもありますし。そういったことが偶然重なって、この結果につながった部分もあるでしょう。もちろん、その中で我慢して、最後まで自分たちを信じてできたというのが大きな勝因だなぁとは思っています」

―さて、明日以降は、勝っても負けても3試合できます。そこではどんなプレーを見せたいですか?
「まず、自分の役割はチームの皆にも言われているんですが点を取ることなので、いつも通り、自分のプレーをするだけです。あとは“チーム”でというのを心掛けて。今日も初戦の早稲田戦も、マークがきつかったり、ボールを持ち過ぎて流れを悪くしてしまったりということがあったんですが、そういう時はチームメートに頼って、逆に他の部分では頼られながら、という感じでやっていきたいです」

―ちなみに、明日の準々決勝の相手・拓殖大には、能代工高時代のチームメートである#99長谷川技選手がいますね。
「はい(笑)。5月のトーナメントで拓殖とやったとき(5-8位決定戦)、3Qのラスト10秒くらいで1on1をする場面があったんです。そのときは結局自分のファンブルで終わってしまったんですけど(苦笑)、高校を卒業するとき“大学はお互い2部だし、試合をやる時は楽しくやろう”って約束したので、明日も楽しくやりたいです。長谷川にも、ポジションは違いますが勝負できるタイミングがあれば挑みたいと思っています」



「信じてやってきたことをやりきった」
悔しさの中にも1ヶ月の成長を評価

◆#34三浦洋平(東海大・2年・SG・主将)
090625MIURA.jpg昨年は新人戦で溌剌としたプレーを見せ、優勝に貢献した。今年は主将として3連覇に挑んだが、夢は叶わなかった。
「チーム」であることを大事にする東海大。しかし新人チームは当初そうした雰囲気ではなく、苦労もあったようだ。そうした中でも「1ヶ月ですごく成長できた」と言うキャプテンには悔いもあるが納得もある。自分を信じ、今後のさらなる成長を見せて欲しい。


-満原選手がユニバーシアードの代表となってこの新人戦には出られないということでしたが、それはどう考えていましたか?
「それは自分たちでは変えられる部分ではないし、だからといって心細い部分もなく受け止めていました。2連覇のプレッシャーもなく、やることをやるだけで、そうすれば結果はついてくるとみんなで信じていました」

-陸川監督がいないということも同様ですか?
「今年森先生が来てくれて、森先生と選手でも関係をしっかり作っていたし、陸川さんがいないというので不安はありませんでした。森先生を信じていました」

-満原選手がいない中で、このチームのファーストオプションはどこに定めていましたか?
「それは坂本です。この3週間ですごく成長してくれて、だからそこは任せて預ければやってくれると信じていました」

-インサイドでは確かに坂本選手が頑張りましたが、それでも途中で森田選手が打たなければならなくなるような場面が目立ってしまいましたね。
「足が止まってしまいましたね。それで中と外の関係づくりもできなかったし、途中から相手がオールスイッチしてきて、それに少し手こずったかなと。でも足が止まったのが一番痛かったですね」

-ゾーンを使った部分で、止めた部分もありますがそこまで詰め切ったような印象でもなかったように思いますが。
「そこはあまり長くやるディフェンスでもなく、チェンジングでやるものだったので、相手に絞らせない程度という部分が甘かったといえば甘かったのかもしれません」

-このチームはどういう部分を目指してきたのですか?
「今年の新チームはリバウンドで勝とうと言っていたので、それを信じてやっていたんです。上級生にもゲームをやってもらってリバウンドも取れていたし、自信にはなっていました。最初は元気もなかったし、ミーティングを何度もやって話し合って、本当に1ヶ月ですごく成長したし、みんながやってくれた。だからやってきたことを信じてやりきったので、悔いは残りますけどそういう部分ではチームとしてみんなが成長したと思います」

-三浦選手は昨年はよく声が出て元気のいい選手だなと感じた新人戦でしたが、この春先は少し大人しい印象があったのですが。
「去年は何も考えないで思いきりやればいいと思っていました。春は上級生に遠慮をしている部分があったのかもしれません。でも今回キャプテンを任せてもらってチームのことを考えたりして、自分の中に余裕ができてそれがうまく生きていると感じます。だから自分を見失うことがなくなったと思うし、考えながらバスケットををできるようになってきました」

-次は秋になりますね。層の厚い東海大では簡単に出番はもらえないと思いますが、どういった部分を伸ばしていきたいですか?
「自分の良さである足を使ったり、積極的に攻めたり、ディフェンスもアグレッシブにやって、自分らしさをどんどん出していく。それを信じてやり続けていけば結果はついてくると思います。信じてやりたいと思います」



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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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