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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2009.06.25 (Thu)

【2009新人戦】6/25レポート

ベスト8残りの4つの椅子が決定
白鴎大、日本大は接戦を制す


090626hakuo1.jpgこの日はベスト8残りの4つをかけた戦いがあった。昨年ベスト16のため、一つ下からスタートしている日本大は明治大と対戦。奇しくもトーナメントでも同じくベスト16で対戦し、これは明治大が制している。試合は序盤日本大がリードするが、明治大も巻き返し接戦となる。しかし最後は日本大が逃げ切りトーナメントの借りを返す格好となった。
3連覇を目指す東海大は白鴎大と対戦。ユニバーシアードのため陸川監督と満原(2年・C)不在の中、注目はインサイド。しかし#30アビブ(1年・C・岡山学芸館)のみならず白鴎大は#65高橋(2年・G)、#22森田真平(2年・F)らの活躍で劇的な逆転勝利を収めた。東海大の3連覇の夢は潰え、ベスト16で姿を消した。
また、筑波大対中央大は、序盤は中央大がリードするが層の厚さで上回る筑波大に敗れた。青山学院大は國學院大を一蹴してベスト8へ順当に進んだ。

写真:白鴎大勝利の瞬間、黒川や高橋が固く抱き合った。



序盤はパスを回して中央大がリードするも
筑波大の層の厚さの前に敗退

筑波大学109(26-19,34-23,24-27,25-25)94中央大学
090625tawatari.jpg「駒が少ない」と、試合後中央大の中島監督がため息をついたが、選手層の厚さやインサイドのサイズでは確かに筑波大が上だった。それでも、試合開始からリズムよく得点した中央大。#14佐藤(1年・G・洛南)のゲームコントロールから#15小野(1年・F・明成)が得点し、リードを得た。しかし筑波大は#55賀来(2年・G)の3Pや#50梅津(1年・C・青森山田)のシュートなどこちらも積極的。1Q後半には盛り返し、リードを奪った。中央大は2Qも形を作って得点し、大きく引き離されないでついていくが、司令塔である#14佐藤が5分で3つ目のファウル。ベンチに下がりコントロールできなくなった間に筑波大が一気にたたみかけた。速攻や3Pで19点のリードとなった筑波大。この点差が後半にも揺るがなかった。中央大は後半#14佐藤も積極的に得点を取りにいき、#16渡邉(1年・F・幕張総合)のアウトサイドも決まり出す。しかし、13点を境にそれ以上詰め寄ることができない。最後まで粘るが#15小野が4Q序盤に5ファウルで退場、それ以上の粘りを見せることはできずにタイムアップ。筑波大がベスト8に進出した。しかし中央大の1年生の活躍も秋以降見逃せないポイントとなりそうだ。

写真:新人戦では主将として田渡がプレーでも引っぱり、チームに指示を出す筑波大。

※中央大・佐藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。


立ち上がりから青学大が圧倒
1年生が多い國學院大は秋以降が楽しみ

國學院大学67(10-38,13-32,23-29,21-38)137青山学院大学
090625AOGAKU.jpg実力差ははっきりしており、開始5分でカタがついた。
立ち上がりから青学大が國學院大を圧倒し、4-24と20点差をつける。この後も、得意の足を使ったプレーで終始余裕の試合運びを見せ、3Q以外は全て30点以上を記録。國學院大を寄せ付けること無く、勝利を飾った。また#16比江島(1年・GF・洛南)もユニバーシアードに出発するまで、まだ出場を続ける。一方の國學院大は、1年生が主力。まだ荒削りな部分が多いが青学大を相手に懸命にコートを駆けた。中でも光っていたのは#13八木橋(1年・C・世田谷学園)。ランニングプレーやリバウンドなどでチームに貢献した。この他、取手松陽から加入した#3牧山(1年・G)と#19松岡(1年・F)コンビ等、成長すれば秋以降には試合に絡んできそうな選手もいる。4年生を中心に今年が勝負の國學院大に、ルーキーが新たな風を吹き込めるか。

写真:試合前に確認を行う青山学院大。#12伊藤(2年・PG)はしっかりしたキャプテンシーを見せている。

※日本大対明治大、東海大対白鴎大は別途掲載します。

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偉大な中央大OBガードに近づけるようにと、
秋からの成長を誓う注目株

◆#14佐藤将斗(中央大・1年・G・洛南)
090625sato.jpgトーナメントではシュートで見せたが、新人戦では司令塔としてチームを動かした。洛南出身者らしい視野の広さは今後期待できる。「シュートはそんなに得意じゃない」と言いながらも、後半に苦しくなった場面では自ら点を取りに行った。#15小野大貴や#13入戸野、#16渡邉らとともに中央大ルーキーカルテットの今後の成長を楽しみにしたい。


-この新人戦にむけてどういう目標で取り組んできたのですか?
「やはり小さくてリバウンドは取れないので、みんなでリバウンドに入って速攻につなげようということだったんですが、今日は実際にやってみたら足が止まってしまいました。ハーフオフェンスで攻められないので、相手のペースに合わせてしまって悔しいです」

-でも序盤は佐藤選手のパスからいい形で決められていたと思うのですが。
「相手がまだ集中していなくて、なめられていた部分があったと思います。だから絶対勝とうと思っていたんですけど、練習不足です。僕ら1年生はまだディフェンスのシステムなんかが、僕も含めてよく分かっていない部分があるかなと思います」

-ただ、後半は自分も積極的に攻めていきましたね。
「そうですね。僕は外はあまり自信がないので、ドライブしてほかのシュートが入る選手にアシストできたらと思って、そこは心がけていました」

-でもトーナメントのときはシュートがよく入っている印象でした。
「あれはフリーでもらっていたのでたまたまです。先輩が作ってくれたのもあると思います」

-1年生でPGを任されたわけですが、いかがでしたか?
「苦しい時間帯にもっとみんなに指示を出して動かさないといけなかったんですけど、それが的確にできなかった。まだまだです。大学生は当たりも強いし、その辺は課題です」

-洛南は関西の大学チームにも勝ったりしていますが、関東の大学はやってみてどうでしたか?
「やはり一人ひとりの個人能力がすごく高くて、ちょっとの間合いからシュートを打たれますね。身体の強さやでかさも違うし、簡単にシュートを決められないですね」

-でも1年生にはいい選手がたくさんいますね。
「頼りになりますね。1年生はみんなうまいのでこれからだと思います」

-これで春は終了となりますが、秋に向けてどういう部分で貢献したいですか?
「先輩たちも一緒になったチームでは僕は6番手、7番手で出ることになるので、そうなったときにディフェンスを頑張って流れを変えるために出ると思います。とりあえず走って速い展開にすること。龍猛(#4小野)さんにディフェンスが寄るので、空いたら外のシュートを確実に決めることですね。やはり早い展開で流れを変えたいですね」

-どんな選手を目指しますか?
「中央大からは有名なガードの選手がたくさん出ているので、そういう人たちがOB戦なんかにも来てくれますし、そういうの体験して吸収できたらなと思います。今年は佐古さん(JBLアイシン)と節政さん(元JBL東芝)が来てくれました。あの人たちはコントロールをしていて、すごかった。ゲームが落ち着いていて確実に点を取るし、速攻に行くときは行くし、ゲームを支配しているのが本当にすごかったです」

-洛南のパス&ランや視野の広いバスケットは今後役に立つ部分だと思うんですが。
「ただ、中央は洛南とは違うバスケットをやっているのでまだ考えてしまっているところがあります。でも基本はディフェンスをやって早い展開につなげて、というのがあるので今後頑張っていきたいです」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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