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関東大学バスケットリーグ戦 9/25〜11/11
関西大学バスケットボールリーグ戦 9/1〜10/28

2018.10.06 (Sat)

【2018リーグ1部】10/6レポート(日本体育大会場)

東海大は1点差で白鴎大に敗れ3位と1勝差
拓殖大は中央大に勝利し下位も混戦


181007takushoku.jpg

 1部は2会場に分かれ、日本体育大会場は2部と共催で行われた。9月30日の3試合が延期となっているため、順位は暫定的なところがあるが、それでも1勝の重みが感じられる試合が展開した。

写真:好調だった拓殖大・荒川は20得点。欲しいところで得点が決まり、流れを作った。


青山学院大は終盤に逆転のゲーム
早稲田大は星の数で並べず


181007maeta.jpg 早稲田大は持ち味の運動量があるバスケットを展開し、前半から青山学院大に対してディフェンスから流れを作るとリードを奪った。♯27濱田(4年・F)のアウトサイドも好調で前半だけで3Pは4/5の20得点。速攻からも得点が入る早稲田大らしいバスケットだった。青山学院大は#13前田(4年・SF)、#15石井(4年・PG)らの頑張りもあるが、前半は32-42の10点ビハインド。3Qも早稲田大のリードは継続。詰め寄られる場面はあってもアグレッシブにアタックしていく。ただ、終盤になるとシュートの精度を欠き、青学大がフリースローを得て49-52と詰め寄ると、勝負の4Qへ。

 立ち上がりは点差がなかなか動かないが、#31戸田貫太(4年・SF)の3Pで遂に青学大が同点にすると、#15石井がボールを奪って速攻につなげ、リード成功。ディフェンスも激しさを増し、#7ナナー(3年・CF)のオフェンスリバウンドも出て差を広げ、#31戸田貫太が3Pでさらに流れを呼び込む。早稲田大は#39桑田(3年・F)の3Pが決まるが、青学大も#13前田の3Pなどで再び差を開くと、その後も流れが途切れず。残り1分、4点を追う早稲田大は27.5秒で#27濱田の3Pが決まり1点差。しかし残り時間、青学大はフリースローを決めて最後の時間を守りきると72-69。8勝目をマークした。

写真:青学大は前田が19点。4年生たちの頑張りが目立つ。

※青山学院大・戸田貫太選手のインタビューは「続きを読む」へ。



拓殖大は勢いに乗った攻撃で
中央大とのトランジションゲームを制す


181007susaki.jpg 拓殖大中央大の戦いは、互いに早いトランジションを展開し、1Qから激しい応酬が続いた。サイズの差もない両者だけにリバウンドは取り合いになり、メンバーもさまざまに替えながらの戦いは差がつかず、19-18で2Qに入るが中盤は膠着状態に。#8須崎(2年・C)のリバウンド、#24荒川(3年・G)の3Pなども決まった拓殖大が終盤にリズムを掴み、30―37と前半リードして折り返した。中央大はシュートの精度を欠いた。後半もペースは拓殖大。ゾーンプレスで中央大のオフェンスを止め、#24 荒川のアウトサイド、#0山梨(4年・PG)のドライブなどが決まっていく。リバウンドも粘って押さえ、最後は#56平良(3年・PG)の浮かせたシュートが一度リングに跳ね返って入ると、47―58と11点のリードを得た。4Q、中央大は#28鶴巻が積極的にドライブを仕掛けて反撃の起点となるが、全体的に外のシュートの確率が上がってこない。残り2分から中央大は必死のディフェンスを繰り広げたが追いつけず、拓殖大が70―79で3勝目をあげた。

 これで下位3チームは拓殖大、明治大、神奈川大の3チームが3勝10敗。中央大はこの敗戦により星の差一つの4勝8敗。また、日本大の連敗が続き5勝7敗と順位が後退してきており、順位は各チームの頑張り次第でまだ入れ替わる可能性が高い。

 首位の大東文化大日本大相手に78-54とディフェンスの良さを発揮して11勝目。後半はベンチメンバー主体の戦いになったが、余裕を持って勝利した。

 もう一方の白鴎大会場では専修大、筑波大、そしてホームの白鴎大が2位の東海大相手に1点差で勝利。#52ブラ(1年・)が21点15リバウンド、#14髙間が16点と奮闘を見せた。東海大は3敗目。3位の青山学院大、専修大との星の差が一つになった。

写真:拓殖大は須崎がリバウンドで貢献。試合経験を積むに連れて存在感を増してきている。

※拓殖大・山梨選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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【INTERVIEW】

「落ちているボールは自分のもの」
粘り強く泥臭く、コートにいる責任を果たす

◆#31戸田貫太(青山学院大・4年・SF)
181007toda2.jpg早稲田大との接戦の中、2本の3P、ルーズボールでチームを盛り上げた。ハッスルプレーは今リーグでもたびたび見られ、チームを盛り上げている。チーム内に同ポジションの選手が多かったため、上級生になるまでなかなか出番がなかったが、戸田のようなの泥臭いプレーはチームにはなくてはならないものだ。
4年生の5人は新人戦でも優勝している、期待の代だ。惜しくも戸田晃輔の怪我で全員がコートでプレーすることは叶わなくなってしまったが、彼の分も、という思いがそれぞれの4年生から見える。



―前半戦は早稲田大にリードされる展開でした。
「前半グダグダになってしまいました。ディフェンスの部分で1Qは簡単に打たせてしまったと思います。前半の終わりぐらいには厳しくいっていたんですが、相手のタフショットも入ってしまいました。でもあと後半20分もあるのだから慌てずにやることをやっていれば徐々に落ちてくるだろうから、というのもあり、チームとして我慢してやることをやっていって、最終的に逆転できた試合だったと思います」

―戸田選手はその中で後半にいい3Pが入りましたね。
「1本目が入ったときにいけるかな、あれこれ来るんじゃないかな、って感覚がありました。
案の定2本目も入って、3本目はちょっと欲張ったんですけど、まあそこは見なかったことにしましょうと(笑)。自分自身、継続してシューティングしてきたことが成果として出て良かったと思います」

―早稲田大に負けると勝ち数で並ばれるというのは少し考えましたか?
「でも先週台風で延期になって自分たちの方が試合数は少ないので、そこまで順位のことは考えていませんでした。今はあまり気にせず自分たちのやるべきことをやれば、自ずとどこかの試合で順位が変わるような展開もあるかもしれませんし、まだ優勝の芽が消えたわけではありません。そのためにやるべきことをやっていかないと意味がないので、そこをしっかりやることだけを考えていますね」

―戸田晃輔選手(#20)が出られないのは残念ですが、4年生たちが懸命に頑張っているのが見えますね。前田選手(#13)、石井選手(#15)、高橋選手(#10)と全部で4人いますが。
「晃輔が怪我した分、出る側にも責任があると思います。一番悔しいのは彼だと思うし、あいつの分も自分たち4年をはじめ、出ている選手たちが出ている間はエネルギッシュに頑張って、疲れたら交代もいるし、彼のために1勝ずつ重ねていけるようにという思いで1週目からやっています。みんなが出る場面で短い時間でもやるべきことをやっているので、チームが一つになれています。連敗があってもチームが崩れていないのはそういうところにあると思います」

―石井選手や前田選手が下級生の頃から試合では見ることが多くて、戸田選手はベンチから徐々に出番が増えてきたという感じですね。
「自分の2番や3番のポジションは先輩たち、安藤さん(Bリーグ名古屋)、木田さん(2017年度主将)とかがいて、下からも納見(#21)や井森(#14)が入ってきて厚みのあるポジションでした。今年のリーグに入るまでやはり簡単には出られませんでしたが、晃輔の怪我で自分の出番が増えました。その分、責任が伴うと思うので、出ている時間は自分のできる限りのすべてのことをやろうと心がけています」

181007toda3.jpg―ルーズボールは石井選手か戸田選手か、ぐらいの勢いで飛び込んでいて、印象的です。
「身体能力やシュート力、技術が特別にあるわけではないので、そういう気持ちでカバーできる部分は誰にも負けないとやっていますし、それぐらいやらないと試合にも出られないと思います。落ちているボールは自分のもの、ぐらいの感覚ですね。もう誰のものでもないので一番早い人が取ってしまえばいい、と」

―名言ですね。4年生がしっかりしているチームが今年はきちんと勝っているのではないかと思います。
「4年生は最後の年だし、学生スポーツは4年まで学年のある状況でやっているので、そこで4年生が中心になって引っ張ってやっていけばチームは崩れません。誰かがダメでも誰かが引っ張るというのを4年生がやっていけば、いい結果がついて来ると思うので頑張ります」

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「キャプテンとしてメンタル面でリードしたい」
4年目にして学ぶ、崖っぷちの状況で前を向くこと

◆#0山梨 歩(拓殖大・4年・主将・PG)
181006 yamanashi今年の拓殖大のリーグ戦は波乱の連続から始まった。2大エースのドゥドゥと岡田の離脱。突然の状況の変化に負け試合が続いたが、チームには常に笑顔が見えた。キャプテンの山梨は中央大戦で20得点の活躍を見せ、大事な場面でレイアップのバスケットカウントを見事に決め、気合いの叫び声をあげた。ここまでの我慢がようやく結果に繋がった試合だった。崖っぷちをテーマに戦うリーグ戦はここからもタフな試合が多くなるだろうが、拓殖大らしい明るさと勢いをもたらすチームの土台を、山梨から作ろうとしている。


―今日の試合を振り返って。
「チーム状況的に崖っぷちを掲げています。テーマとは言えませんが池内監督もそう言っていて、逆に開き直ることができました。ドゥドゥと岡田の離脱により、ここ2か月間くらいでチーム状況が大きく変わりました。周りからは、『2人がいなくてだめじゃん』と思われていますが、僕はそう思われることが嫌です。いなくてもチームとして勝っていけることを証明したいし、4年生は少ない分しっかり団結していきたいです。3年生を含め下級生たちは試合経験がほとんどない中で戦っています。僕たちはその後輩たちに来年も1部で戦って欲しいですし、プレゼントしたいです。僕は4年間1部でバスケットをさせてもらっています。でも今年は簡単に勝てない状況と環境にいます。キャプテンとして今言ったことを1つの信念にし、しっかりけじめをつけたいと思います」

―中央大を相手に1Qから積極的に速攻を仕掛けました。
「そうですね。サイズが下がった分、平面的なバスケットを行うことは意識しています。今日はみんなディフェンスも集中していました。特に須崎(#8)がよくリバウンドを取ってくれました。相手にセカンドチャンスを与えなかったことは、今日の一番の勝因だと感じています。もちろんアウトサイド陣の多田(#99)や荒川(#24)は大事な場面でシュートを決めてくれました。その中で、ドゥドゥが今までやってきた下のポジションの選手たちは経験がなかったので、今日の試合をきっかけに自信を持ってほしいです。明日(第14戦)は青山学院大が相手で、リバウンドは今日より取れないと思います。明日はアウトサイド陣も積極的にリバウンドに飛び込み、相手のセカンドチャンスを潰すことができれば、十分勝機はあると思います。今日は勝ちましたが、崖っぷちであることは変わらないので、意識してやっていきたいと思います」

―ドゥドゥ選手と岡田選手の離脱により、新しい選手が台頭してきましたね。
「そうですね。ですが、今年のチームは他のチームと比べて、みんなの経験値が圧倒的に少ないです。池内監督も言っていますが、そこは我慢して使って試合経験をすることが大切だと思います。僕は成功経験に勝る自信はないと思うし、試合で使われてなんぼの世界だと思っています。腐らず、チームでやっていけばいいと思います。落ちるところまで落ちたらあとは上がるだけです。個人練習はみんなそれぞれやっています。勝っても負けても体育館には行っていますし、その分みんなのスキルは上がっています。技術に関してはみんなに何も言うことはないです。池内監督は思いっきりやれと声をかけてくださいます。監督が下を向いていないので僕が下を向くわけにはいきません。メンタル面で僕がリードをできたらいいと思っています。プレーでもベンチで声を出すにしても、みんなの支えになりたいと思っています」

―ベンチの盛り上げも雰囲気作りには欠かせないですね。いつも賑やかで笑顔が多いのはいいと思います。
「そうですね。ベンチが積極的に盛り上がってくれていることはプラスになっています。小さいチームなので、今日のようなクロスゲームでタフな試合が多くなりますが、そこを何とか自分たちの持ち味である明るさと思いっきりの良さで打破し、勝ち星を積んでいきたいです」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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