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第69回全日本大学バスケットボール選手権大会
大東文化大が筑波大の4連覇を阻止して初優勝

2007.11.03 (Sat)

10/31 関東大学リーグ入れ替え戦 神奈川大VS国士舘大

神奈川大(2部8位)69(17-16,12-17,14-32,26-23)86国士舘大(3部A1位)
1031shibata.jpg2部と3部Aの入れ替え戦は一発勝負。昨年は4年生たちの見事な活躍で2部に踏みとどまった神奈川大。主力は昨期と同じながら、今ひとつのびきれないリーグを過ごして再び入れ替え戦を戦うこととなった。一方国士舘大は昇格1年で3部へ降格という苦しい1年を過ごし、再び2部に挑んだ。

戦力的には国士舘大が圧倒的。しかし序盤は成長著しい神奈川大#11内藤(1年・C)が活躍。神奈川大がサイズや経験値をものともせず、国士舘大と接戦を展開した。だが、国士舘大のアウトサイドが決まり始めると、焦った神奈川大にほころびが見え始め、そのまま差をつけられてしまう結果となった。

詳しいレポートと国士舘大・小松選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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■GAME REPORT■
1031naito.jpg最初の得点は国士舘大の200cm、#13金(2年・C)。しかし神奈川大は#10石川(2年・F)のドライブ、#11内藤のシュートが続く。国士舘大は#4小松(4年・F)の3Pが出るものの、その後がなかなか続かない。神奈川大は#1蓮見勇紀(2年・G)の3Pが序盤から当たってリード。インサイドでも#11内藤が自分より12cm高い#13金をボックスアウトで押さえ、仕事をさせない。しかし国士舘大も#7柴田(4年・F)が3Pは決まらないが、ドライブやミドルシュートを沈めて1Qは17-16と互角の戦いとなった。

2Q、神奈川大はエース#2綿貫(2年・G)の攻撃が決まらないが、#1蓮見勇紀の3Pが続く。だが、国士舘大は#14立花(3年・G)の2本の3Pと、#7柴田の3Pが連続で決まり、開始3分で5点のリードを奪う。神奈川大は#11内藤が内外で奮闘するが綿貫のところで得点がのびない。国士舘大もその後は神奈川大の固い守りにあい、点差を広げることはできず4点リードに止まって前半を終えた。

1031tactibana.jpg3Q、国士舘大の攻撃が火を噴いた。#13金、#11寺嶋(3年・F)が連続得点すると、#4小松が2本の3Pを決め、#11寺嶋が速攻を決めると31-45と神奈川大を一気に引き離した。神奈川大は#19飯泉(2年・G)の得点で返すが、国士舘大の勢いの前に完全に気圧される形となってしまう。しかも、ルーズボールで#2綿貫が不運な3つ目のファールを吹かれると、ますます乗った国士舘大に攻めたてられて差が開いていく。神奈川大はここで気持ちが切れたか、為すすべがない。オフェンスが手詰まりにになり、ミスが修正できなくなる。4Qもそのままずるずると離される格好となり、国士舘大が4年生全員を出場させる余裕で最後は完全勝利。1年で2部復帰を果たした。

国士舘大は昨年リーグ初日に拓殖大に勝利する金星を上げながら、終盤に後退するという厳しい現実に直面した。この1年、チーム内でもさまざまなことがあったと主将の小松が語ったが、それを乗り越えての勝利は大きい。高さも得点力もあるチーム。来期の2部にとっては注目の存在になるだろう。
一方神奈川大は悔しい3部降格となった。蓮見直紀は「いい勉強になった。昨年は4年生に甘えていたんだと感じさせられた」と、自分たちの甘さを反省した。ミーティングの後、綿貫は通路のベンチでずっと顔を伏せていた。1時間半後、次の試合が終わろうかという頃にようやく顔を上げると、「絶対に1年で帰ってきます」。人一倍責任感の強いエースは一言だけ、決意に満ちた顔で語った。


◆#4小松秀平(国士舘大・4年・F)
1031komatsu.jpgリーグ終盤から調子を上げて、この試合では得点でも貢献。主将としてなすべきことを果たした。一番苦しかった昨年は自分で背負い込んでしまった。しかし今年は一人で抱えず、全員で分担できたことでプレイに専念できたと言う。周囲には言えない苦しかった1年を、最高の形で締めくくった主将には満足感があふれていた。

-今の気持ちを聞かせてください。
「やっぱりホッとしました。1年前に入れ替え戦で負けちゃって、チーム内でいろいろつらいことととか、嫌なこととかいっぱいあったんですけど。もめたこともあったしうまくいかなかった時期もあった。でもリーグに入る前に一つになりました。2部に行きたいという気持ちがすごくみんな強くて、普段練習でも言わないことをどんどん言うようになったり、試合中でも自分たちで反省したり、そういうことが多くなりました。今日の試合でも最後までとことんやってやろうという気持ちがすごく出せました。2部に上げて僕たちの仕事はそれで終わりなので、来年1、2、3年生はインカレに出られるようにそこを目指して頑張って欲しいと思います」

-前半は神奈川大のペースだったと思いますが。
「最初からリバウンド勝負だと言われていたんですが、最初は取れなくて相手のペースで終わってしまったんですけど、後半ディフェンスリバウンドが取れて、速攻が出たので自分たちのリズムになったのが良かったと思います」

-小松選手自身も今日は調子が良かったですね。
「やっと来た、という感じですけど。こういう舞台で自分のいいところを出せたのがすごく良かったと思います。僕、こういう場でできないタイプなんですけど、最後は気持ちでやりました」

-今日は4年生も全員出られましたね。
「今までリーグでは出られなかったんですけど、こういう舞台で4年生が全員出られたというのはいい思い出になったし、いい終わりになったと思います」

-ただ、また1年で降格という風にならないためにはどういうことが大切でしょうか。
「まず、シュート力と体のフィジカルの強さ。後は気持ちですね。(2部に)残りたいか、インカレに行きたいかとか、気持ちが強ければ強いほど練習も変わってくるだろうし、やっぱり気持ちですね。大きければ大きいほど1部とかインカレとかのチャンスが出てくると思います」

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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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