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第69回全日本大学バスケットボール選手権大会
大東文化大が筑波大の4連覇を阻止して初優勝

2007.10.31 (Wed)

10/30 関東大学リーグ 入れ替え戦 第2戦 慶應義塾大VS大東文化大

慶應義塾大(1部8位)75(16-27,20-10,20-22,19-25)84大東文化大(2部1位)
1030daito.jpg第1戦は慶應大が圧勝。注目の集まった第2戦はスタートから大東大が一気にリードする展開となった。慶應大はディフェンスが悪く、#7安部(4年・G)、#0竹野(4年・PG)に簡単に点を取らせてしまう。#21酒井(1年・F)のシュートなどでなんとか追いつき、一時はシーソーゲームを展開するが、終盤に点差をのばしきれずに第2戦を落とす結果となった。4年生の大東大か、下級生で慶應大がもちこたえるか、両者は最終戦で決着をつける。

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■GAME REPORT■
1030iwashita.jpg試合前からリラックスした様子が見えた大東大。変に緊張感も見られない。スタメンセンターは自ら志願した#2岩下(4年・WP)にチェンジ。これが当たったか、慶應大は序盤から#2岩下に攻め込まれ、#0竹野、#13チャールトン(4年・W)、#17高橋(4年・W)の3Pなどで一気に水をあけられてしまう。10点差をつけられた慶應大。#16二ノ宮(1年・G)の3P、#7岩下(1年・C)のダンクも出るがディフェンスが悪く、大東大にあっさりと外角を決められる場面が目立った。1Qは13-27。そのうち大東大は5本の3Pを沈めた。

2Qになると慶應大にエンジンがかかった。#19田上(2年・F)、#7岩下(1年・C)らが得点し、#16二ノ宮が大東大のインサイド陣をかいくぐって見事なレイアップを決める。大東大はルーズボールファールや#41山本(3年・G)のバックパスなどミスが続いて得点が止まる。更に#9石原(3年・F)がアンスポーツマンライクファウルを取られて慶應大が一気に追い上げると、残り20秒で#17小林(2年・GF)のシュートが決まり、遂に逆転に成功した。しかし大東大もフリースローで返すと、34-37の3点リードで後半へ。

1030sakai.jpg3Q開始早々慶應大がスティール。しかしゴール下まで持ち込むものの、大東大の高さの前にシュートが打ち切れない。それをよそ目に大東大は甘くなったマークをついてアウトサイドを沈めてくる。#0竹野と#7安部の連続シュートで再び8点差まで開いた大東大。しかし慶應大も#21酒井(1年・F)の連続3Pと#17小林の3Pで46-46の同点に戻すと、激しくルーズボールに食らいつき、速攻を生み出してリードする。歓声が爆発する慶應大。しかし大東大は冷静だった。佐々木HCが敗因に追いついてから大量リードを奪えなかったことをあげたが、#0竹野のバスカン、#7安部の速攻を止めきれない慶應大。最後は再び逆転されて3Qを終えた。

最終Qは点を取り合う入りとなった。ここで突然笛が荒れると、互いに納得のいかないファールトラブルで苦しい展開が続く。#13チャールトン、#17高橋が4ファールとなった大東大。しかし慶應大も#17小林、#21酒井が4つ。離されては追いつく、という展開を続けてきた慶應大だが、残り4分、#21酒井の3Pを最後に得点が止まると、#0竹野、#7阿倍のガードコンビを止めることができずに引き離されてタイムアップ。慶應大はディフェンスの崩壊で両エースを止められなかったことが敗因となった。大東大は自慢のバックコート陣が期待通りのプレー。だがディフェンスでは相手ユニホームをつかむシーンが非常に多く、その部分はいただけなかった。
プレッシャーのかかる最終戦を制すのはどちらか、注目が集まる。




◆#0竹野明倫(大東文化大・4年・PG)
1030takeno.jpg昨日は#7阿部と合計で22点に抑え込まれたが、この日は2人で51点を荒稼ぎ。大東大のバックコートの攻撃力の高さを見せつけた。大舞台での勝負強さは春のトーナメントでも実証済み。雌雄を決する第3戦、自ずと竹野に注目が集まる。

―勝因というのは?
「シュートが入ったからじゃないですか?そんなもんですよ(笑)。昨日はみんな決めないといけないところでシュートが全然決められてないから、あんなふうになったかなと思います」

―今日の試合は負ければ終わりというプレッシャーは無かったですか?
「いや、昨日…言わんとこう!言わないです!(笑)自分の中でひとつこうした方がいいなっていうのがあって、それで今日はシュートが良く入ったかなと思います。(過去2回入れ替え戦に失敗していることに関しては。)全然考えてないです。今年は今年で」

―第一戦では大東大の良いところを出せませんでしたが、今日は何を修正してきましたか?
「んー、ひとつはディフェンスを変えたっていうのと、岩下同士の戦いのところで(笑)、うちの岩下(#2 大志)はパワーでやれって。そしたら向こうはシュートを落としたりしてくれたんで。あえて言うならそれくらいじゃないですかね」

―岩下大志選手のスターター起用というのはパワーのミスマッチを狙ったものですか?
「そうですね、渡部(#88)だったらちょっとあれなんで。パワーでやってみようかなっていうのもあったし、岩下個人が“出してください”みたいなことを言ったっぽいんで(笑)。その気持ちがいい具合になったのかなとも思いますし」

―それが立ち上がりの猛攻に繋がったのでしょうか?
「それもあるし、こっちのシュートが入れば、みんなディフェンスもやるし。そしたらいい流れになって来るんで。それができたから最初にああいうふうにでたんだと思います」

―2Qで点が止まって、追いつかれてしまったのですが。
「体力温存?(笑)ってとこですかね。一試合の流れの中で絶対シュートが入らない時があるから、それを最後に自分らのいい流れに持っていけるようにやっていけたら自分たちの勝ちに繋がると思うので。波の沈んだときに向こうの3Pがポンポン決まって、追いつかれただけだと思います」

―後半に逆転されたときも、動揺しているようには見えなかったですが。
「まぁ、勝つことを信じて。逆転されたからといって、逆転されてしまったからにはどうにもならないんで。こっちがいかにいいオフェンスをするかですね」

―2日間ともにファウルトラブルについては?不利なジャッジもあったかと思いますが。
「審判も結構ゲームを作ってくれて。最後の方ファウルしたやつじゃないやつをファウルにしてくれたり。そいつが4ファウルでファウルしたら退場なんだけど、違うやつのファウルをコールしたりして(笑)。どっこいどっこいじゃないですか?こっちも(不利な)ファウル取られるし、あっちのファウルのときもこっちに(有利に)取られるし」

―慶應には竹野選手の母校の福大大濠高校出身の選手など、福岡出身の後輩もいるかと思いますが。
「めんどくさいっすね(笑)!隣の小学校だったから、ずっと俺が知っているんですよ。小林(#17)と田上(#19)。あれはずっと知っているから、もうめんどくさい。先輩に譲れよって(笑)。(やりやすさや、やりづらさはありますか?)やりやすい訳でもないし、やりにくい訳でもない。普通の相手ですね、相手チームの相手。後輩だからとか全然そんなこと考えてないです」

―明日の入りが1戦目のようになるか2戦目のようになるかは大きいですか?
「気楽にいつもの自分らのプレーをするだけです!勝ったら勝ったで嬉しいし、負けたら負けたでドンマイだし。そんなことは考えずに自分のプレーをするだけですね」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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