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第69回全日本大学バスケットボール選手権大会
大東文化大が筑波大の4連覇を阻止して初優勝

2007.11.03 (Sat)

10/31 関東大学リーグ入れ替え戦 國學院大VS順天堂大

國学院大(2部7位)88(26-31,14-21,21-31,27-32)115順天堂大(3部A2位)
1031jynten.jpg昨年の入れ替え戦では神奈川大に破れ、3部A残留と苦渋を舐めた順天堂大。最終週で国士舘大に連敗し、順位は2位となったものの、その実力は十分なものであった。対する國學院大は、最終週で中央大に完敗。チームの士気が下がっていたが、入れ替え戦までの間に「3泊4日の校内合宿を行って、リーグ中にあった不満とかを全て話した(#17傳田)」という。その甲斐あって、リーグ中の國學院大とは勢いが違ったように思われた。互いにベストな状態で挑んだであろうこの入れ替え戦。

立ち上がりは一進一退の展開となったが、その後は順天堂大がペースを掴む。國學院大もなんとか追いすがっていたが、3Qは順天堂大が31点に対し、國學院大は21点に留まってしまった。3Qでついた21点差はあまりにも大きく、國學院大が最終Qでこの点差を詰めるまでには至らなかった。そしてこの結果により、順天堂大が2部復帰を果たし、國學院大は3部A降格となった。しかし、國學院大は2・3年生主体の若いチーム。伸びしろはある。#12成田と共にインサイドで仕事をしている#17傳田(2年・C)は、「絶対に1年で(2部に)帰ってきます!」と誓った。

詳しいゲームレポートと順天堂大・加藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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■GAME REPORT■
1031sunaga.jpg立ち上がりは順天堂大ペース。順天堂大#8綿貫(3年・PF)が多彩なオフェンスで、開始2分で8得点を荒稼ぎ。対する國學院大は#12成田(3年・PF)のシュートが単発に決まるだけで、14-6と差を広げられてしまう。しかし、中盤になると順天堂大にミスが出始める。そこを突く國學院大。#14粟根(2年・SF)のレイアップや#5小穴(4年・PF)のリバウンドシュートなどで3点差まで詰め寄る。その後はファウルが続き、再び順天堂大にリードを広げられるも、激しいディフェンスで順天堂大からミスを誘うと、残り3分で#5小穴のバスカンが決まり、2点差。更に、その後のディフェンスでも順天堂大からボールを奪い、#16田中(2年・PG)がレイアップを決めると同点に追いつく。しかし、順天堂大も激しいディフェンスで國學院大からミスを誘い、1Q終了間際に#5長嶺(4年・F)の連続得点が決まり、順天堂大が5点リードで1Qを終える。

2Q序盤は互いに決定力に欠け、大きく得点が伸びない。しかし、その中でも順天堂大は#8綿貫が得点を重ねていく。対する國學院大は#11須永(3年・PG)の外角シュートが決まり、順天堂大に追いすがる。残り3:24、35-43で順天堂大が8点のリードを奪うも、なかなかリズムに乗れない順天堂大はタイムアウトを請求。その後は#10山本(2年・C)のインサイドを中心にオフェンスを展開。國學院大から12点のリードを奪う。しかし、残り1分を切ったところで國學院大#14粟根(2年・SF)がレイアップを決め、8点差に戻し、前半を終える。

1031watanuki.jpg後半開始早々、國學院大#12成田のバスカンが決まり、國學院大ペースになるかと思われた3Q。しかし、ゲームの主導権を握ったのは順天堂大だった。序盤は一進一退の攻防が続いていたが、3Q中盤になると、國學院大のオフェンスが単発に。対する順天堂大は#4加藤(4年・F)のバスカン、#11北村(3年・G)の3Pなどで加点していき、まずは14点差をつける。更に順天堂大の攻撃は続き、再び#11北村の3P、#7高橋(4年・G)のバスカンで國學院大を突き放す。國學院大も#11須永の3Pで応戦するが、ミスが出てしまい、そこから順天堂大に流れを持っていかれてしまうという展開。3Q終了時には21点差がついてしまう。4Qに入っても流れは順天堂大ペースで試合は進む。國學院大は「ディフェンスを続けよう」という声がけをして、なんとか自分達に流れを持ってこようと試みていたが、結局流れが変わることはなく、試合は終わった。最終スコアー、115-88。順天堂大が2部昇格を果たした。

昨年、前半はリードを奪っておきながら後半に神奈川大に点差をひっくり返され、3部A残留となった順天堂大。春から指導者が変わり、システムに慣れるのにも苦労したという。しかし、「去年の悔しさがあったから」とここまで頑張ってきた。試合後は、全員で円陣を組み、スタッフや中村前コーチからの声がけが行われていた。やっと果たした2部昇格。順天堂大の面々は試合が終わってしばらく経っても、その興奮が冷めることはなかった。


◆#4加藤隆一(順天堂大・4年・F)
1031kato“本当にありがとうございました!”
インタビュー後の加藤の顔からは溢れんばかりの笑顔がこぼれた。昨年、悔しい思いをした分、今年の2部昇格の喜びは一層強いものだったに違いない。“チーム全員で勝ち取った勝利です!”加藤はチームメイトに対して感謝の気持ちで一杯のようであった。

―今の気持ちを。
「嬉しいの一言ですね、本当に!」

―今年1年はどのような思いで練習をしてきたのですか?
「去年の入れ替え戦で神大に負けて本当に悔しいという気持ちでいっぱいでした。だから、“今年こそは”っていう思いで今までやってきました。でも、春にコーチが変わってシステムも新しくなって。不安も一杯ありました。でも、やっぱり一番最初に来た気持ちっていうのが、去年の悔しさで。リーグでも、最後に国士にまけたけど、自分たちのバスケはできていたから、凹んだりすることはなく、前向きに捉えて頑張ることができました」

―キャプテンとして辛かったことはありましたか?
「ないですね。もちろん、大変だったこともありましたけど、そんなときはいつも仲間が支えてくれました。だから、辛かったとかって思ったことはあまりないですね(笑)」

―入れ替え戦まではどのようなことをしてきたのですか?
「國學院のディフェンスはとても特徴的なので、それをビデオで何試合も見て研究しました。そして、研究したものを試合に出ないメンバーが、“仮想・國學院”みたいな感じで相手をしてくれたので、イメージは持ちやすかったです。実際、試合でもそんなにやられているところはなかったので、よかったと思いました。全員で掴んだ勝利です!」

―自分たちの代で昇格できたのは最高に嬉しいのでは?
「そうですね。最高です。これが1部昇格だったらもっとよかったんですけどね…(笑)。でも、それは来年の後輩たちがチャレンジしてくれると思うので、期待したいです!」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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