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2011.09.04 (Sun)
【2011リーグ1部】9/4レポート
リーグ2日目は勝負の読めない4試合が展開
青山学院大は危なげなく快勝
1日ごとに異なる相手との対戦方式に変わり、1部リーグの2戦目は白熱した戦いが続いた。リーグ初戦はどこもゲーム慣れしていない分、重い立ち上がりになることが多いが、この日は5試合のうち4試合が最後まで分からない戦いになった。
【最後の数秒まで分からない試合展開を筑波大が逃げきる】
専修大と筑波大の対戦は、1Q、3Qの頭で専修大が筑波大に差をつけるが、筑波大は粘って追い上げ、最後は1点を争う好勝負になった。勝負は最後の最後までもつれた。3Qで遅れを取った筑波大だがじわじわ追い上げ、4Qで逆転。しかし専修大も残り3分でリードを奪い返すとわからなくなった。残り40秒で筑波大#99加納(4年・C)のオフェンスリバウンドで72-71と1点差。専修大は次のシュートが決まらずターンオーバーとなるが、#91大田(4年・F)が残り2.2秒で#34田渡(4年・G)を豪快にブロック。しかし筑波大はエンドスローインからうまく#99加納にボールが渡りゴール下で得点。0.9秒を残して72-73と筑波大が逆転する。専修大はタイムアウトを請求、ゲームを再開しようとするところ、再びタイムアウト請求するがこれに失敗し、攻撃権が筑波大へ。筑波大はボールを保持し、そのままタイムアップ。筑波大が逆転して73-72で勝利を収めた。
「リーグ戦は勝てばなんでもいい」と田渡(4年・G)。1戦目、2戦目ともに最初に差をつけられてしまったことは反省と言い、今後の修正課題だが、ベンチから入ってくる#21笹山(1年・G・洛南)や#14坂東(1年・SG)など頼もしいルーキーがいい意味で起爆剤になり、動きもスムーズになっている。春から意識しているトランジションも速く、リーグ戦中にまだ良くなりそうだ。
専修大は#11宇都(2年・G)が走れている時間帯は強い。この試合ではインサイドにファウルトラブルが起きてうまくいかなかったが、戦力は変わらない分チームとしての精度がどこまで上がるかにかかっているだろう。
筑波大:1勝1敗
専修大:1勝1敗
写真:勝利に喜ぶ筑波大。
【拓殖大が爆発力を発揮して勝利を手にする】
日本大と拓殖大も最後までもつれた。拓殖大のスタートはこの日もゆったりめ。日本大が1Qは粘ってリードした。2Qもシーソーゲームが続くが、3Qで日本大に3Pの当たりがきて開始5分で57-46とリード。しかし拓殖大は慌てなかった。#99長谷川技(4年・SF)の連読ミドルシュートと#40藤井(2年・G)のスティール、#94長谷川智伸(3年・F)が立て続けにアウトサイドを決めて一気に逆転。日本大は4Qで#3石川のスティールから同点にまで戻すなど、日本大は逃げられては追い上げるという展開が続く。4Q終盤、追う日本大は#4森川のオフェンスリバウンドや#19浜田(3年・F)のシュートで何度も追いすがるが、拓殖大は逃げ切りに成功。83-87で2連勝となった。
拓殖大は立ち上がりは2戦ともややスロースタートだったが、反面、余裕があるとも言える。#94長谷川智伸も「自分が無理して最初から行くこともない」と1Qあまりシュートにいかないことを悪い面とは捉えていない。シックスマンの#8長南(4年・SG)まで全員点が取れる拓殖大は、どこかで誰かが爆発して相手を突き放すことができるし、その戦い方にも自信を持っている。「夏の間は精度の向上に務めた」(#94長谷川)という部分を更に練りあげていくだけだろう。
写真:この日は22得点とチームハイの長谷川技。
拓殖大:2勝0敗
日本大:0勝2敗
東海大と明治大は終始得点では東海大がリードを奪ったが、明治大のディフェンスは固く、東海大も大きく突き放せないロースコア展開が続いた。明治大は一時10点以上差をつけられるが、4Qは5点差まで迫るなど、粘りを見せた。東海大がリードを保ったまま61-54で試合終了。しかし#0満原(4年・C)も「まだまだ調子が戻っているとは言えない」と、春のケガからまだ復調途中。磐石、とは言えない出足だ。
東海大:2勝0敗/明治大:0勝2敗
慶應義塾大対早稲田大の早慶戦は、慶應大が逆転に持ち込むが、後半再び早稲田大に逆転される展開となった。前半、慶應大はビハインドから逆転。早稲田大の#14久保田(4年・C)に対し、#12桂(3年・C)も好ディフェンスを見せ、早稲田大からターンオーバーを奪って逆転で前半を終えた。しかし後半は早稲田大は#14久保田のインサイドを止められず、ファウルトラブルに。残り2分で#4家治(4年・SF)が3Pのファウルを獲得して逆転も見えたが、全部を決めることができずに最後は80-89と離されて終了した。
慶應義塾大:1勝1敗/早稲田大:1勝1敗
青山学院大対大東文化大は1Qからリードを保った青山学院大が終始リードを奪い、87-66で勝利した。大東文化大は#13小原(4年・G)、#14岸本(3年・PG)、#15遠藤(4年・PG)がいずれも2桁得点とするが、3人とも4ファウル。#7今井(4年・C)、#43鎌田(3年・C)のインサイドでなかなか得点が取れず、厳しい戦いとなった。
青山学院大:2勝0敗/大東文化大:0勝2敗
青山学院大は危なげなく快勝
1日ごとに異なる相手との対戦方式に変わり、1部リーグの2戦目は白熱した戦いが続いた。リーグ初戦はどこもゲーム慣れしていない分、重い立ち上がりになることが多いが、この日は5試合のうち4試合が最後まで分からない戦いになった。
【最後の数秒まで分からない試合展開を筑波大が逃げきる】

「リーグ戦は勝てばなんでもいい」と田渡(4年・G)。1戦目、2戦目ともに最初に差をつけられてしまったことは反省と言い、今後の修正課題だが、ベンチから入ってくる#21笹山(1年・G・洛南)や#14坂東(1年・SG)など頼もしいルーキーがいい意味で起爆剤になり、動きもスムーズになっている。春から意識しているトランジションも速く、リーグ戦中にまだ良くなりそうだ。
専修大は#11宇都(2年・G)が走れている時間帯は強い。この試合ではインサイドにファウルトラブルが起きてうまくいかなかったが、戦力は変わらない分チームとしての精度がどこまで上がるかにかかっているだろう。
筑波大:1勝1敗
専修大:1勝1敗
写真:勝利に喜ぶ筑波大。
【拓殖大が爆発力を発揮して勝利を手にする】

拓殖大は立ち上がりは2戦ともややスロースタートだったが、反面、余裕があるとも言える。#94長谷川智伸も「自分が無理して最初から行くこともない」と1Qあまりシュートにいかないことを悪い面とは捉えていない。シックスマンの#8長南(4年・SG)まで全員点が取れる拓殖大は、どこかで誰かが爆発して相手を突き放すことができるし、その戦い方にも自信を持っている。「夏の間は精度の向上に務めた」(#94長谷川)という部分を更に練りあげていくだけだろう。
写真:この日は22得点とチームハイの長谷川技。
拓殖大:2勝0敗
日本大:0勝2敗
東海大と明治大は終始得点では東海大がリードを奪ったが、明治大のディフェンスは固く、東海大も大きく突き放せないロースコア展開が続いた。明治大は一時10点以上差をつけられるが、4Qは5点差まで迫るなど、粘りを見せた。東海大がリードを保ったまま61-54で試合終了。しかし#0満原(4年・C)も「まだまだ調子が戻っているとは言えない」と、春のケガからまだ復調途中。磐石、とは言えない出足だ。
東海大:2勝0敗/明治大:0勝2敗
慶應義塾大対早稲田大の早慶戦は、慶應大が逆転に持ち込むが、後半再び早稲田大に逆転される展開となった。前半、慶應大はビハインドから逆転。早稲田大の#14久保田(4年・C)に対し、#12桂(3年・C)も好ディフェンスを見せ、早稲田大からターンオーバーを奪って逆転で前半を終えた。しかし後半は早稲田大は#14久保田のインサイドを止められず、ファウルトラブルに。残り2分で#4家治(4年・SF)が3Pのファウルを獲得して逆転も見えたが、全部を決めることができずに最後は80-89と離されて終了した。
慶應義塾大:1勝1敗/早稲田大:1勝1敗
青山学院大対大東文化大は1Qからリードを保った青山学院大が終始リードを奪い、87-66で勝利した。大東文化大は#13小原(4年・G)、#14岸本(3年・PG)、#15遠藤(4年・PG)がいずれも2桁得点とするが、3人とも4ファウル。#7今井(4年・C)、#43鎌田(3年・C)のインサイドでなかなか得点が取れず、厳しい戦いとなった。
青山学院大:2勝0敗/大東文化大:0勝2敗
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