2017年04月 / 03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月


第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2016.11.24 (Thu)

【2016インカレ】11/24結果

◆大田区総合体育館

札幌大学74(23-21,15-23,15-25,21-18)87名古屋経済大学
青山学院大学73(18-19,17-15,17-15,7-10,14-3*)62東海大学九州 *OT
江戸川大学53(14-14,14-14,9-19,16-24)71早稲田大学
関西学院大学73(13-17,15-19,22-17,23-16)69明治大学


◆国立代々木競技場第二体育館

白鷗大学77(11-21,21-12,12-21,33-16)70慶應義塾大学
新潟経営大学 62(17-14,9-20,11-18,25-25)77専修大学


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  22:44  |  2016インカレ  |  Top↑

2016.11.23 (Wed)

【2016インカレ】11/23レポート(2回戦)

激戦の末に東海大が大東文化大を下す
筑波大は大差をつけてベスト8へ


161123tukuba.jpg 勤労感謝の日ということもあり、この日の代々木第二体育館には多くの観客が訪れた。この日は2回戦が2試合行われ、中でもメインイベントといえたのが関東2位の東海大と、2部全勝優勝で1部復帰を決めた大東文化大のカード。大東文化大も優勝候補と目されるほどの実力を持ち、負けた方がベスト16で大会から消えるという絶対に見逃せない一戦は、決勝さながらの観衆に包まれた。

 また、2回戦の2試合目、筑波大日本大の試合は、筑波大が1Qから圧倒的な力を見せて24-7とすると、そのまま大量リードを維持。3Qになってやや集中を欠いた時間帯もあったが、日本大を100-65で下しベスト8へ進んだ。日本大は1部復帰を遂げたチャレンジの1年をここで終えた。

写真:筑波大は前半に本来の力を一気に爆発させ、日本大を引き離した。3連覇に向けて試合での集中を持続していくだけだ。

※日本大・門馬選手、仁平選手、高橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆PICK UP
ロースコアゲームとなった死闘は
気迫の見えた東海大が制す


161123mh.jpg 4年生中心の東海大と、下級生を多く出場させている大東文化大。注目の一戦の立ち上がり、東海大は立ち上がりに攻めあぐねるが、#4寺園(4年・PG)が素晴らしい集中力で3Pを続けて沈めてリード。ディフェンスではゾーンを織り交ぜて大東大のプレーに対応。大東大は#15モッチ(1年・C・桜丘)のブロックなど高さが光るが、1Qは3Pが好調だった東海大に分があり、14-17。2Qは前半互いに停滞するが、大東大は#36園田(3年・SF)の3Pが入ると同点、そこに#90小川(2年・SG)の3Pが続き、残り約4分に逆転した。東海も#4寺園が3Pを返すが、大東大は#12熊谷(2年・PG)のドライブ、#15モッチのスティールからの得点が決まり30-26で前半終了。

161123kumagai.jpg 後半の立ち上がりも互いに得点の伸びは鈍い中、東海大は#4寺園4本目のスリーが決まると、#3大矢(4年・PF)の3P、ジャンパーが沈み開始3分で逆転。さらに#33鈴木(4年・SF)の3Pも入った。大東大は残り3分ほどの、セカンドメンバーメインの時間帯に思うようなオフェンス・ディフェンスを展開できず、東海大にフリースローも続けて与えてしまう。東海大は#19三ッ井(4年・PF)もゴール下でふんばり、44-52のリードに。

 4Q、立ち上がりでさらに引き離された大東大は#91ビリシベの3Pを機に再び追い上げムードになるが、東海大はこれを#10鶴田(2年・PF)が2本のジャンパーで断ち切った。それでも大東大はあきらめずに#12熊谷がスティールからの3Pを沈めて残り1分、61-65まで追い上げる。しかし、そこから先は勝負を懸けるシュートが入らず、追い上げの決定打は出ず。61-66で試合終了となり、東海大がベスト8へ進んだ。

161123mitui.jpg 陸川監督はディフェンスが良かったことを評価。大東大の外回りのシュートも、簡単には打たれなかった。一方の西尾HCは3Q終盤、「我慢しきれずにファウルを重ねてフリースローを多く与えてしまった」ことを反省する。こうした場面にこそ、まだ1部上位との差があることを認識させられる試合だったとも言える。また、1部昇格の目標が大きく、入替え戦後は休養を除くと1週間しか練習できていない。インカレに臨むには体制は十分と言えてなかったのも確かだ。それでも熊谷の勝負強さ、モッチのゴール下の強さなど、下級生の活躍は際立っていた。来年のさらなる充実を待ちたい。

写真上:大東大・モッチと東海大・平岩がスタメンでマッチアップ。豪快なゴール下の戦いが続いた。
写真中:勝負強さを見せた大東大・熊谷はまだ2年生。4Q最後も熊谷の3Pが光った。先が楽しみな選手だ。
写真下:東海大・三ッ井は14分の出場でチームハイの寺園に続く、11得点の活躍。


「チーム全員で10万本のシュートを打ってきた」
リーグ戦後は課題克服に打ち込み、磨いたシュート力

◆#4寺園脩斗(東海大・4年・主将・PG)
161123terazono2.jpg

この試合では立ち上がりから気迫が違った。3Pを沈めただけではなく、ルーズボール争いでもモッチに食らいつき、ヘルドを奪うなど次々に印象的なシーンが続いた。1回戦終了後、怪我で今大会を欠場せざるを得なくなった「伊藤のために」を何度も繰り返し、彼が出られない辛さを考えれば、どんなことでもできると言い切ったその決意が、コート上で発露されていた。
さらには寺園を始め、次々と4年生の3Pが決まったのも印象的だった。得点力不足に苦しんできた今シーズンを踏まえ、インカレで勝つために課題克服として全員で10万本ものシュートの特訓に取り組んできた成果だ。力強く、気迫あふれる東海大の姿がそこにあり、寺園がその先頭に立って疾走した試合だった。


―1回戦が終わったあと、「伊藤選手のために」という本当に気迫のあるコメントをされていました。それが見えるこの試合でした。
「インカレの組み合わせが決まったときから、大東大の準備しかしてきませんでした。先は見ずに集中してやろうとしていました。こういうタフなゲームになることは最初からわかっていたので、今日相手のやりたいことをやらせなかった、自分たちのディフェンスの粘りで勝てたと思います。今シーズン自分たちが課題にしていたディフェンスのローテーションだとか、リバウンドのところを、出る人出る人が意識していたので、それがいい結果につながりました」

―大東大の外を打たせない対策をしていたと陸川監督が。
「初戦、大東さんはペリメーター陣のシュートが入らずに苦労していたんですけど、他の2部の試合、慶應との入替え戦を見てもペリメーターの3Pが強くて、あとはモッチのリバウンドを抑えることで自分たちの流れに持っていけると言われていました。そこを徹底しようとコーチにも言われていました。入りが悪いと慶應みたいに離されるから、そこを大事にしようと。この2点をしっかりやるだけでした」

161123terazono.jpg―寺園選手の3P(4本)がすごかったですが、それだけじゃなくモッチ選手相手のヘルドもすごかったです。何が何でも勝つという姿勢が見えました。
「自分たち、特に4年はここで負けたらオールジャパンもなくなってしまいます。目標はインカレ優勝とオールジャパンでプロを倒すことなので、まずは今日勝てて本当にホッとしています」

―あとは、4年生全員(寺園、中山、三ッ井、大矢、関野)の3Pが入ったことにも驚きました。
「アウトサイドのシュート確率は春もリーグ戦も課題でした。それでみんなでインカレまでに10万本のシュートを打とうと決めました。リーグ戦の終わった次の日から、1日300本ぐらいのペースで、一人で合計4350本を打ってきたんです。Aチームは23人いますが、みんなで4350本を打つと、10万50本になります。それをやりきったから、みんな自信を持ってアウトサイドシュートを打てています。練習の成果です」

―すごいですね。ただ打つだけでは、というのはありますがどんなやり方ですか?
「打ち方は個人に任せていますが、ゴール下が苦手な人はフックシュートとか、リーグ戦で苦手だった角度をスタッフに出してもらって、そこを打ち込んだり、考えてやってきました。でもまだこれは大会の途中です。また次に向けて頑張ります」

・東海大・鶴田選手、大東文化大・花井選手のインタビューは「続きを読む」へ。



テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:55  |  2016インカレ  |  Top↑

2016.11.23 (Wed)

【2016インカレ】11/23レポート(1回戦)

札幌大が熱戦の末に歓喜の1回戦突破
関東7位の拓殖大は1回戦敗退


161123sapporo.jpg

 インカレ3日目、代々木第二体育館は1回戦の残りを消化し、2回戦が2試合行われた。各地方1位同士の熱戦が続いた2試合は札幌大と東海大九州が勝ち上がった。また、関東勢は青山学院大が仙台大に粘られたが勝利した。そして、怪我人の復帰がならなかった拓殖大が1回戦敗退となった。

写真:名古屋学院大に勝利し、抱き合う札幌大。多くの面々に涙が見えた。


 九州1位の東海大九州は、東北1位の東北学院との対戦。高さ、速さで凌駕する東海大九州が前半からペースを握った。後半、東北学院は#30清水(1年・F・東北)の3Pや#51今野(3年・PF)らインサイドの粘りもあって2点差にまで迫ったが、東海大九州#21谷里(4年・SF)の3Pが連続で当たり、そこからオフェンスの流れを握った東海大九州が勝利した。昨年はベスト8まであと一歩。今年こそはこの壁を突破したい。

161123sato.jpg 関東6位の青山学院大の相手は東北2位の仙台大。1Qからアグレッシブな仙台大に対し、青学大は調子が上がらず。前半は追いつ追われつの展開で、2Q最後に#14柏倉(4年・PG)が遠くから放ったボールが入るラッキーもあって、39-35となんとか青学大リードで終了。3Qは逆に青学大がスティール等を連発し、攻撃的なところを見せて次第に差を広げると、4Qもリードを保って勝利した。

写真:リバウンドにいく東北学院大・佐藤。東北学院大は青山学院大に食らいつき、惜しくも68-60。


・名古屋学院大vs札幌大(札幌大・田原選手インタビュー)、
・名古屋経済大vs拓殖大(名古屋経済大・松本選手、拓殖大・成田選手、拓殖大・藤井選手インタビュー)、
・東北学院大・今野選手のインタビューは「続きを読む」へ。



テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:50  |  2016インカレ  |  Top↑

2016.11.23 (Wed)

【2016インカレ】11/24試合予定

◆大田区総合体育館

11:00 札幌大学 vs 名古屋経済大学
12:40 青山学院大学 vs 東海大学九州
14:20 江戸川大学 vs 早稲田大学
16:00 関西学院大学 vs 明治大学


◆国立代々木競技場第二体育館

16:40 白鷗大学 vs 慶應義塾大学 
18:20 新潟経営大学 vs 専修大学

尚、明日の天候次第で試合開始時間が変更になる場合があります。詳しくは全日本大学バスケットボール連盟の公式サイトをご確認ください。



テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  22:32  |  NEWS・告知  |  Top↑

2016.11.23 (Wed)

【2016インカレ】11/23結果

◆国立代々木競技場第二体育館

名古屋学院大学69(13-13,14-21,19-22,23-16)72札幌大学
東北学院大学69(14-21,16-21,24-18,15-29)89東海大学九州
名古屋経済大学94(21-20,17-14,27-21,29-12)67拓殖大学
青山学院大学68(22-16,17-19,18-14,11-11)60仙台大学
大東文化大学61(14-17,16-9,14-26,17-14)66東海大学
筑波大学100(26-7,25-17,26-17,23-24)65日本大学


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  22:30  |  2016インカレ  |  Top↑

2016.11.22 (Tue)

【2016インカレ】11/22レポート(1回戦)

明治大は天理大をワンゴール差で下し2回戦へ
地方校同士の対戦は新潟経営大、関西学院大が勝利


161122kagawa.jpg インカレ2日目、1回戦6試合は初のインカレに挑む江戸川大、関西リーグ1位の関西学院大などが登場した。関東勢はわずか2点差だった明治大のように追い込まれた試合もあったが、全チームが勝利。また、地方同士の対戦は2回戦への望みも大きいため、互いに熾烈な勝負となり、会場も大きな盛り上がりとなった。新潟経営大は広島大と激しい接戦を繰り広げた上に勝利、関西学院大も関西1位の貫禄を見せて香川大を下した。

写真:終始追う形だったが、ベンチも応援席も一生懸命だった香川大。


161122isikawa.jpg 2部2位、12位でインカレに初出場の江戸川大は、2年ぶりにインカレ出場を決めた愛知学泉大と対戦。1Qから徐々に江戸川大の高さ、オフェンス力が愛知学院大を凌駕したが、愛知学泉大も持ち味であるディフェンス力を発揮して2Qにじりじりと追い上げ、前半は33-28の5点差。後半も愛知学泉大のディフェンスは激しく当たり、シュートでは3Pの確率も上がると、3Qは53-47で食い下がった。しかし、4Qの頭に10点差にされると江戸川大のペースに。ただ、愛知学泉大は最後まであきらめずに執拗なディフェンスを敢行。一桁差で粘りに粘って、最後は退場者も出したが76-67。信条であるディフェンスで、ひたむきに戦い抜いた。一方の江戸川大はインカレ初勝利。2回戦に挑む。

161122tei.jpg 九州3位の日本経済大と関東5位の早稲田大は昨年の1回戦と同じカード。1Q、2Qとも互いに得点が伸びず、早稲田大は残り3分からプレスを開始。ターンオーバーを奪って日本経済大のオフェンスを止めに行く。しかし、自分たちも加点できずに両者20点台で前半を終えるが、後半も得点面では同様の展開。ただ、3Qに10点ほどの差をつけた早稲田大がそれを維持し、日本経済大は4Qも8点から先が縮まらない。終盤はリバウンド争いでファウルが続いてしまってリズムを掴むことは叶わず38-50で試合終了。3P王のガードを欠いてロースコアは計算のうちだったという日本経済大は、早稲田大の得点も止めはしたが、自身も相手の得点を越えることは叶わず幕となった。

 九州2位の鹿屋体育大も、第4シードの専修大に相手に外角が当たった。前半は良い時間帯もあったものの、専修大の高さにやられた。しかし3Qに#17土器手(4年・PF)の3Pの当たりが来て、一気に差を一桁に。専修大もそこから持ち直して再び20点の差をつけると、一気に専修大が駆け抜けた。

161122kimura.jpg また、この日は地方校同士の対戦が2カードあった。北信越1位の新潟経営大と中国1位の広島大は、立ち上がりから点差のつかない激しい接戦。前半を終えて20-21となり、3Qに入っても互いに点を取り合い譲らない。ここまでは広島大の方がやや勢いに勝り、残り4分半に6点のリードに成功。しかし新潟経営大はそこから#13木村(3年・SG)の3Pが連続で沈み、逆転。ここから広島大はオフェンスがうまく展開できず、41-32と新潟経営大リードで3Q終了すると、4Qは勢いのついた新潟経営大が快調に得点して1回戦を突破した。

 もう一つの地方同士のカード、関西1位の関西学院大vs四国1位の香川大は、終始関西学院大がリードして97-66で2回戦に進んだ。

写真上:愛知学泉大は石井の3Pが続けて決まり、後半も踏ん張れた。
写真中:シュートを放つ日本経済大・鄭。若いチームだけに来年に期待。
写真下:新潟経営大はシーソーゲームの中、#13木村の3Pで一気に抜け出し、1回戦突破。

※愛知学泉大・中堀選手、日本経済大・大城選手、鹿屋体育大・野村HCのインタビューは「続きを読む」へ。


◆PICK UP
最後まで激しいデッドヒートはわずかワンゴール差
明治大が天理大の追撃を振り切る


161122saito.jpg 関西2位の天理大は入りがよく、関東9位の明治大に1Qから22-10と差をつけた。明治大は2Qにゾーンを敷き、#2齋藤(3年・PG)の3Pなどもあって追い上げ。天理大は得点がストップして31-29と明治大が一気に差を詰めて前半終了。

 3Q、明治大が逆転に成功するが、今度は天理大がゾーンで明治大を封じにかかり、残り3分にはシーソーゲームに突入。天理大は#56川田(4年・C)がこの時点で4つ、明治大も残り2分に#28今川(2年・SF)が4つのファウルで互いにインサイドの重要選手がコートに不在。3Qは44-47と明治大3点リードとなった。

 4Q、明治大が5点前後のリードを保って試合は進む。譲らない状態が長く続いたが、残り3分、明治大は天理からルーズボールを奪い、リバウンド争いも1本獲得して得点につなげ、8点にまでリードを広げた。しかし天理大もディフェンスで粘って明治大からターンオーバー奪い、#15イーヴィ(4年・C)のインサイドプレーで残り1分を切ってから2点差に迫った。しかし天理大はファウルゲームには出ず、時間を止められたのは残り1.4秒になってから。ここから自分たちのシュートにはつなげられず、明治大が57-59と2点差の辛勝で逃げ切り。天理大は惜しいゲームを落とした。

写真:明治大は2Q、齋藤の3Pも追い上げに一役かった。


「コミュニケーションが何よりも大切」
日本の文化に触れ、天理大を支えたセンター

◆#15イーヴィ ニヨキゼラ(天理大・4年・C)
161122ibis_20161122230240638.jpg

ケニアからの留学生として、日本にやってきたのは4年前。そこから天理大ではなくてはならないインサイド選手として存在してきた。この試合でも終盤の追い上げは、彼の高さと力強さあってこそだ。
日本に来た当初は言葉も分からず、コミュニケーションがうまくいかずに、バスケットもうまくいかなかったことが多かったと言う。しかし、最終学年となるにつれて語学力も上がり、コミュニケーションも改善。自身でも良いと思える状態にまで高めることができた。


―すごく惜しかったですね。
「はい、残念ながら負けました」

―明治大の22番(宮本)などのディフェンスはどうでしたか?
「うちのチームも、明治大学もディフェンスを頑張ったと思います。22番もいいプレーをして、いい勝負でした」

―1Q、チームで22点取りました。
「そうですね。気合が入っていました。緊張もぜんぜんなかったし、この試合は最後まで勝てる試合だと思っていました。僕は関西から来て優勝するつもりでした。でももう関西に帰るしかありません(笑)。残っているチームは頑張って欲しいです」

―相手のゾーンはどうでしたか?
「そんなに難しくはなかったんですけど、ルーズボールやオフェンスリバウンドを、明治大の方が取ったと思うんですけど(ORは天理大4、明治大5)、そういうものに影響されました」

―今年は4回生で最後の年でしたが、どんな1年でしたか?
「今年は1、2、3年のときに比べたら、プレー的に日本人と私のプレーがうまく合ったと思います」

―インカレを見る限り、イーヴィ選手も年々良くなってきた印象です。
「それはやっぱりコミュニケーションのおかげです。うちのチームはそれを大事にしているんですけど、私は1年、2年のときは日本語もあまりできずに、日本人とうまくコミュニケーションを取れなかったんです。でも今年はトークコミュニケーションが取れるようになりました。だからここまで来られました」

161122ibis.jpg―大学から日本に来た訳ですが、慣れないことも多かったのでは。大変だったことは?
「ありましたね。バスケットは国際的なスポーツで、私もケニアでバスケをやっていましたが、日本でも同じようなバスケをしていると思っていました。でも日本に来て環境が変わって、言葉もわからない、日本の文化もわからない状態で、バスケも急に難しくなりました。スポーツと文化って一体とならないといけないけれど、最初は日本人と日本の文化を学ばなければなりませんでした」

―新しい文化に馴染むまでに苦労したんですね。日本に来て良かったことはどんなことですか?
「たくさんあります。18歳で日本に来たので、23歳の今までいろいろな経験をしました。良かったことは自分の人生と自分の生き方に影響があったこと。人生は良くなったと思います。母国にいても同じようにいい経験ができたかもしれないけど、日本が育ててくれてそれはありがたいと思っています」

―後輩にはどういうことを期待しますか?
「天理大学のバスケットのやり方を守ること、それを続けてもっともっとコミュニケーションを徹底することです。それを一番覚えないといけないと思うので、やり続けて欲しいと思います」

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:08  |  2016インカレ  |  Top↑

2016.11.22 (Tue)

【2016インカレ】CLOSEUP 東海イズムを土台に据える、若きコーチの船出

161121kawase2.jpg

「“東海イズム”をベースに1年やってきた」
コーチ1年生としてインカレに帰還


 インカレ初日、中国地方2位で出場した徳山大は1回戦で日本大と対戦し、出だしに良いゲームを見せた。今季より指揮を執っているのは、2012年に東海大を卒業した川瀬秀太コーチだ。「指導者への道は社会人としての経験を積んでから」と考えていたところ、3年目に父親と妹の母校でもあった徳山大の佐藤氏(部長・監督)から声が掛かり、コーチへの縁がつながった。

 徳山大は沖縄出身の選手が多く、これまでどちらかといえば個人技が目立っていたチーム。川瀬コーチはそれとは全く異なる、ディフェンス主体の東海大の文化で育ってきた。だからこそ、自身が指導者として目指すのは、やはりその色を残すものだ。「個人技は中国地方では通用するかもしれないけど、関東勢相手だと個々のスキルで劣るところがあります。僕は陸さん(陸川監督)のバスケットを見て学んできたので、とにかくみんなで攻めて、人とボールを流動的に動かして、ディフェンスはみんなで守ってリバウンドを取るという、“東海イズム”をベースに1年間やってきました」と1年の取り組みを語る。それが発揮できた日本大戦の前半は、勢いを見せられて点数的にも互角だった。ただ、元々持っている選手の良さも消したくはない。最後には誰かが点を取らねばならないのだから、「楽しんで、積極的に打てるときは打ちなさい、と言っています。それはこの試合ではできたので良かったと思う」とアグレッシブに攻めた試合を振り返った。


東海大での恵まれていた時間に感謝するとともに
今ある環境の中で学び、工夫することが命題


 自らは日本でもトップクラスの東海大で4年間を過ごしたが、地方の大学で指導して初めて、自分が享受していた環境が恵まれていたことも分かった。「徳山大には十分な施設がないので、トレーニングも外に行ってやっているけれど、いろんな面を工夫していかないといけません。特にフィジカル面、体づくりはもっとやっていかないと関東には通用しない。それと同時に、自分が学んだバスケットの精度も高めていかないと」。

 目標はインカレで勝つことだったが、まだ就任1年目。自分の思うようなバスケットはまだまだチームに浸透させられていないし、自分自身も勉強不足であると認める。特にリーグ1回戦で思わぬ敗戦を喫し、結果的に2位でインカレに来たのは、自分のミスだと深く反省もしている。だからこそ、地道に努力と学びを重ね、「いろんな人に話を聞いて、試行錯誤して、ときには失敗もしながら全国で勝てるようなチームに育てる」のが、目下の目標だ。徳山大で指導ができるのも、「チームにずっと携わってきた、佐藤先生に声を掛けていただいたおかげ。徳山大は全国でまだ勝ったことはないので、1勝を目標にここで頑張りたい」と決意を述べる。

161121kawase1.jpg 現在、チームは2、3年生が主力。自分も指導者としてスタートしたばかりだ。選手も自分もともに成長していき、「充実してきた2、3年目に勝負できれば」とのこと。ここから数年先の進化を楽しみにしたい。

 指導者として再び踏んだ慣れ親しんだコートとは、ひとまず1回戦でお別れとなったが、「代々木は楽しかった。戻ってこられて良かった」。学生時代を思い出すように、そしてまた次にこの地を踏むことを目指し、最後にそう締めくくった。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  22:49  |  NEWS・告知  |  Top↑

2016.11.22 (Tue)

【2016インカレ】11/23試合予定

◆国立代々木競技場第二体育館

10:00 名古屋学院大学 vs 札幌大学
11:40 東北学院大学 vs 東海大学九州
13:20 名古屋経済大学 vs 拓殖大学
15:00 青山学院大学 vs 仙台大学
16:40 大東文化大学 vs 東海大学
18:20 筑波大学 vs 日本大学

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  21:00  |  2016インカレ  |  Top↑

2016.11.22 (Tue)

【2016インカレ】11/22結果

◆国立代々木競技場第二体育館

江戸川大学76(20-12,13-16,20-19,23-20)67愛知学泉大学
天理大学57(22-10,9-19,13-18,13-12)59明治大学
新潟経営大学68(12-8,8013,21-13,27-10)44広島大学
日本経済大学38(9-12,11-14,12-13,6-11)50早稲田大学
関西学院大学97(32-15,20-19,26-13,19-19)66香川大学
鹿屋体育大学62(17-27,17-24,13-25,15-19)95専修大学


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  20:25  |  2016インカレ  |  Top↑

2016.11.21 (Mon)

【2016インカレ】11/21レポート(1回戦)

第68回全日本大学バスケットボール選手権が開幕
初日は大東文化大が立命館大相手に苦戦する展開も


 インカレ初日、男子は国立競技場代々木第二体育館で6試合が行われた。この日の試合はすべて関東VS地方の組み合わせ。大学バスケットの世界では実力的には上位に位置する関東勢に対し、地方校がどう戦うのかが注目となったが、結果的に関東のチームがすべて勝利した。ただ、いずれの大学も関東のチームに一矢報いようとする姿が見えた。


地方校はいずれも前半は良い面が見え、後半の出来が課題に

161121tokuyama.jpg 中国2位の徳山大と北海道2位の東海大学札幌は、それぞれ日本大白鷗大相手に最後までアグレッシブなプレーを見せた。東海大学札幌はサイズがない中、留学生のいる白鷗大を早い展開でゆさぶった。徳山大は今季から就任した川瀬コーチによって、ディフェンスでも粘る新たなフィロソフィーが持ち込まれ、今後の進化が楽しみだ。

 大阪学院大は、前半こそ慶應義塾大相手に2点差で粘ったが、後半の失速が惜しまれる。京都産業大は1年トリオのプレーが注目だったが、初戦の相手が東海大。ディフェンスの厳しさに苦しみ、持ち味であるアウトサイドが決まらずに引き離された。一方、第1シードの筑波大と対戦した富山大は、1Qはシュートがよく入って善戦した。ただし、3Qで力尽きこのQは42-8。動きも鈍って後半は退場者も3人出てしまった。

161121linder.jpg この日白眉だったのが、第2試合の立命館大。関西3位で4年ぶりにインカレの舞台に挑んだが、2部全勝、1部昇格を決めた大東文化大を最後まで脅かした。前半はリードし、一度逆転されてから4Qには再び1点差にまで迫り、逆転も視野に入った。しかし、最後は大東大のアウトサイドシュートが入ったところで再び引き離された。勝利まであと僅かという、素晴らしいゲームを見せた。

写真上: 徳山大は奥野航平(#51)・奥野友章(#19)の兄弟コンビが積極的オフェンスで得点を重ねた。
写真下:京都産業大・リンダーライアンは10点11リバウンド。東海大相手にボールを激しく競り合った。成長が期待される京都産業大ルーキートリオの一人。

※大阪学院大・澤邊選手、京都産業大・勝又選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆PICK UP
大東文化大を追い詰める好勝負を見せた立命館大
惜しい幕切れながら学生主体で成果を見せる

161121hanai.jpg インカレの初戦はどこも難しいものだが、この日、圧倒的な力で2部リーグ戦、入替え戦を制した大東文化大の調子が上がらない中、関西3位で4年ぶりの出場となった立命館大があわやという好勝負を見せた。

 前半からミスの続く大東大に対し、立命館大は立ち上がりから快調に得点を重ねて1Qで14-20と6点のリード。簡単にリバウンドを取らせず、ルーズボールにも機敏に反応。大東大はスタメンの調子が上がらず、さまざまな選手を使っていくが、シュートの精度、そして#15モッチ(1年・C・桜丘)や#20毕(3年・PF)の高さもあまり生かせない。立命館大は2Qに9点と失速するものの、前半を2点リードで折り返した。

161121haxtutori.jpg 後半、立命館大はインサイドでのファウルトラブルで#35福永(4年・PF)がベンチへ下がる時間が長くなる。大東大は3Qに逆転するが、立命館大は4Qに3-2のゾーンで迎え撃ち、オフェンスでは#3服部(2年・SF)が次々に個人技で得点を決めて4Qの残り4分、1点差にまで迫った。この勝負どころ、大東大は#12熊谷(2年・PG)、#36園田(2年・SF)のアウトサイドが立て続けに入ったのをきっかけに再び突き放し、74-63で逃げ切った。

写真下:大東大は全体の調子が上がらない中、花井がシュートを決めていった。
写真下:立命館大・服部は23点。大東大ディフェンスをかいくぐり、次々にレイアップを決めた。


「ぶつかりあいながら、いいチームを作ってこられた」
学生コーチとしてチームを牽引下1年間

◆松浦拓哉コーチ(立命館大・4年)
161121matuura1.jpg
高校のコーチを経験したあと、最終学年は学生コーチとして立命館大のコーチの任に就いた。同じ4回生、同世代同士、言い合うこともぶつかりあうこともあったと言う。それでも、地道な練習を4回生たちが引っ張ってくれた、と試合後は目をうるませながら仲間に話しかけていった。このコーチングの経験は、決して小さなものではないだろう。関西ではまだ新人戦が残るが、最後までの全うを誓う。


―惜しい試合でした。大東大についてはどのような対策をしてきましたか?
「夏に練習ゲームをさせていただいていたので、そのときのイメージではかなり強いという印象で、この試合以上に離されました。大東さんはリバウンドとルーズボール、勝負に対する気持ちが強いので、そこに負けないようにと。周りの人には大東は強いのでいいゲームをするように、と言われていたんですが、スカウティングもしっかりしましたし、そうじゃなくて泥臭く、粘って勝ちにいこうとしていました。下のチームのメンバーが仮想大東として練習の相手をしてくれて、そこも助かりました。優勝候補であるとは思うんですが、ここまでロースコアに抑えることができました」

161121matuura2.jpg―リバウンドやルーズボールでは決定的なもの以外は簡単には取らせていなかったし、その点で取り組みの成果はあったのでは。
「そこはキャプテンの西岡(#13)がチームで派手にならないような部分を引っ張ってくれる存在で、彼が背中で見せてみんながついていったと思います」

―4Qのゾーンも効果的でした。
「中央大とのゲームでゾーンをあまり攻められていないというのを見ていたので、準備をしておきました。うちは福永(#35)のファウルトラブルでビッグマンがいなくなってしまったので、出すことになりました。うちもゾーンディフェンスはあまり得意ではないので、ここまでやれるとは思っていませんでした」

―満足はいかないと思いますが、夏の練習ゲームでは大東大にかなり離されたということを考えると、成果のあった試合ということでしょうか?
「リーグ戦を通じて成長できたし、4回生がチームを引っ張って支えてくれたので、その力が発揮されたと思います」

―松浦コーチも4年生として学生コーチを努め、周りの4年生も高校時代はそこまで知られていない人もいます。そういう4年生が頑張った年だったと言えるのでは。
「コーチといっても僕が全権を握っている訳ではないので、ぶつかってしんどいこともありました。でも最終目標がリーグを勝ってインカレにいくということだったので、喧嘩もしながら、いいチームを作ってこられたと思います。うちは練習をほとんどディフェンスに割いてきたんですけど、4年生が地味な練習を引っ張ってくれました」

161121nisioka.jpg―松浦コーチは高校の指導を経験して、今年は大学のコーチとしても活動しました。良い経験ができた4年間だったのでは。
「インカレで入賞するというようなチームで学生コーチをやっているのもうらやましいとは思うんですが、自分は自分で監督の北場さんだったり、前の浅村さんから教わったこと、自分で勉強したことをしっかりチームに伝えることができました。それが練習内容や試合の結果に反映されました。負けて悔しいのはありますが、それでも充実したバスケットボール生活ができたと思います。来年はこれを生かして、来年もここに来てバスケットをして欲しいなと思います」

写真下:主将としてともに頑張った西岡。このゲームでは18得点、11リバウンドのダブル・ダブルでチームを牽引した。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:50  |  2016インカレ  |  Top↑

2016.11.21 (Mon)

【2016インカレ】11/22試合予定

◆国立代々木競技場第二体育館

10:00 江戸川大学 vs 愛知学泉大学
11:40 天理大学 vs 明治大学
13:20 新潟経営大学 vs 広島大学
15:00 日本経済大学 vs 早稲田大学
16:40 関西学院大学 vs 香川大学
18:20 鹿屋体育大学 vs 専修大学





テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  22:00  |  2016インカレ  |  Top↑

2016.11.21 (Mon)

【2016インカレ】11/21結果

◆国立代々木競技場第二体育館

大阪学院大学55(11-19,18-13,13-24,13-24)80慶應義塾大学
大東文化大学74(14-20,17-9,21-16,22-18)63立命館大学
徳山大学62(16-15,13-16,15-29,18-19)79日本大学
白鷗大学114(24-16,25-13,29-10,36-26)65東海大学札幌
京都産業大学43(8-19,13-15,13-27,9-22)83東海大学
筑波大学116(24-17,24-13,42-8,26-18)56富山大学


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  21:18  |  NEWS・告知  |  Top↑

2016.11.20 (Sun)

【2016インカレ】11/21試合予定

◆国立代々木競技場第二体育館
10:00 大阪学院大学 vs 慶應義塾大学
11:40 大東文化大学 vs 立命館大学
13:20 徳山大学 vs 日本大学
15:00 白鴎大学 vs 東海大学札幌
16:40 京都産業大学 vs 東海大学
18:20 筑波大学 vs 富山大学

入場料等、詳しい情報は全日本大学バスケットボール連盟のウェブサイトにてご確認ください。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  13:40  |  2016インカレ  |  Top↑

2016.11.14 (Mon)

【2016関西リーグ1-2部間入替え戦】11/12〜14 近畿大VS甲南大、関西大VS流通科学大

昨年の関西三冠・近畿大はプライドを示し2連勝で残留
一方3戦目にもつれた激闘は流通科学大が関西大を下す


 いくら負けが混んでしまっても、いくら白星を並べても、たった2戦、あるいは3戦の勝負で次シーズンの立ち位置の変わってしまう舞台、入替え戦。関東と同様に、関西でも来年の最高ステージをかけた悲喜こもごもの戦いが繰り広げられた。

161114RYUTSUKAGAKU.jpg 1部勢では、リーグ最終戦で自動降格を免れた関西大と、昨年まで関西で絶対的な強さを見せた近畿大が、それぞれ9位、8位となり、残留をかけた大一番に臨んだ。これに対する2部チームは、関西大には2位の流通科学大が激突し、3位となった甲南大は近畿大相手に持てる力をぶつけていった。

 入替え戦特有の緊張感の中で、来年の1部での戦いを決めたのは近畿大と流通科学大。笑顔、そして涙の戦いを最後まで戦い抜き、そして見事に勝利した。

写真:昇格を決め、応援席と一体で盛り上がる流通科学大。溢れる笑顔の一方で、それに入り交じる山本や龍の流す万感の涙は、1部への思いの強さの現れだった。

※各試合のレポート、近畿大・岡田選手、流通科学大・山本選手のインタビューは「続きを読む」へ。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:50  |  2016関西  |  Top↑

2016.11.09 (Wed)

【2016リーグ入替え戦】11/9レポート

明治大が固いディフェンスで江戸川大を封じ
明治大は1部、江戸川大は2部残留


 入替え戦最終日、4-5部間の2試合と1-2部間の第3戦が行われた。4-5部間は5部の東京国際大東京理科大がともに勝利し、4部昇格を遂げた。1-2部間の明治大と江戸川大戦は、明治大が持ち味のディフェンスを展開し、江戸川大を退けた。


【江戸川大が3Qに迫るも明治大が2部残留を決める】

161109tanakai.jpg 第3戦までもつれ込んだ明治大江戸川大の第3戦は、江戸川大#23保岡(3年・SG)のフリースローで幕を開けた。立ち上がりからしばらくは互いに決めあうが、#22宮本(3年・PF)へのパスが通り、#9田中井(4年・SG)の3P、#2齋藤(3年・PG)の速攻が決まった明治大が13-5とリード。江戸川大は#23保岡がボックスワン気味に守られ、全体でも明治大のディフェンスの前にミスが続いてしまう。#1平岩(3年・SG)が2ファウルでベンチへ下がらざるを得なくなり、開始5分でタイムアウトを取って修正をはかる。しかしタイムアウトが明けても明治大は固いディフェンスで江戸川大を押さえ続け、さらに差を広げていく。1Qは19-9と明治大が10点の差をつけた。

 2Q、明治大は#24森山(2年・PF)の3Pで差を広げるが、#28今川(2年・SF)が3ファウル目に。一方、激しいディフェンスにあって思うようにシュートを打てない江戸川大は#23保岡を下げるが、#55平子(4年・SF)の3P、#12オウマ(1年・C・明徳義塾)のフェイダウェイで詰め寄る。しかしタイムアウトを取った明治大が再三ターンオーバーを奪ってからの早い展開で得点を積み増しし、37-20で前半終了。江戸川大は明治大のディフェンスを打開できず得点が伸びなかった。

161109hiraiwa.jpg 3Q、江戸川大は好ディフェンスを展開していた明治大の#5會田(4年・PG)、#9田中井が下がっている間に差を詰め、#71河村(2年・SF)のフリースロー、#12オウマのバスケットカウントが続いて20点あった得点差を残り約4分で13点へとじわりを詰める。明治大はチームファウルも5つとなり、フリースローを与えてしまうプレーは続き、残り3分で江戸川大は9点差。ここからさらに江戸川大の反撃は続く。#1平岩のドライブが出ると#23保岡もフリースローを獲得。さらに#12オウマが明治大のスローインをカットしてのシュート、さらには#1平岩のドライブでこの3分間で江戸川大が連続ゴールで48-43と、江戸川大が5点差まで差を詰めて勝負は最後の4Qへ。

 4Q、先制は江戸川大#1平岩。江戸川大は3点差まで詰め寄るが、#23保岡がディフェンスで引っかかって倒れたところで、アンスポーツマンライクファウルを取られてしまう。ここを境に流れが明治大に傾き、怒涛の攻撃が続いて残り2分半には15点のリードに成功する。江戸川大はここで最後のタイムアウトを請求し、なんとか流れを取り戻そうとするが差は埋まらず、最後は72-53でタイムアップ。明治大が江戸川大の挑戦を退け、1部残留を決めた。

 明治大は立ち上がりから全開のディフェンスを見せた。ポイントゲッターの保岡には會田をつけ、インサイドは宮本、今川らが固めてオウマにもボールを入れさせなかった。江戸川大は3Qに平岩を筆頭に得点差を詰めたが、4Qの勢いは明治大が勝った。

161109edogawa.jpg 敗れた江戸川大は初の1部入替え戦へのチャレンジを、1勝2敗で終えた。下から1部を目指して上がってくるのは容易なことではない。少しずつ良い選手を集めて力をつけ、2部に上がる前は何度も入替え戦に臨んでは跳ね返された。2部に昇格してからも当初は下位にあえいだが、地道に力をつけつつ生き残ってきた。今年は主力メンバーが充実し、遂に1部との入替え戦の切符を掴んだ。最初の挑戦は再び壁に跳ね返されたが、これを続けていくことが道を開く一歩。時間はかかるが、挑戦を続けるだけだ。勝ち取った初のインカレ出場権もある。まだまだ彼らの歩みは続く。

161109meiji.jpg 明治大はこの大一番に持ち味であるディフェンス力がものを言った。下部から上がる選手が1部との最大の違いに挙げるのは、大きくフィジカルとディフェンスだが、そこで差を示したと言える。さらに、會田、田中井といった4年生のアグレッシブなプレーがチームを引っ張った。リーグ戦では前半こそ噛み合っていなかったが、後半は持ち直した。順位は8位だったが、上との大きな差はない。インカレには一丸となって存在感を発揮したい。

写真上:明治大は田中井が速攻、ドライブとアグレッシブな姿を見せてチームを勢いづけた。
写真中上:江戸川大は3Q、平岩がディフェンスをかいくぐり、追い上げの一翼を担った。
写真中下:試合終盤、ハドルを組む江戸川大。
写真下:試合終了し、明治大には安堵の笑顔が、そして4年生の田中井の顔には涙が流れていた。

※明治大・會田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:23  |  2016リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2016.11.09 (Wed)

【2016リーグ入替え戦】11/9結果

◆4-5部入替え戦 国立競技場代々木第二体育館
山梨大学62(20-13,17-22,9-23,16-12)70東京国際大学
創価大学62(10-13,20-13,16-19,16-36)81東京理科大学
----------------------------------------
◆1-2部入替え戦 第3戦 国立競技場代々木第二体育館
明治大学72(19-9,18-11,11-23,24-10)53江戸川大学


【昇格】
東京国際大学(4部昇格)
東京理科大学(4部昇格)

【降格】
山梨大学(5部降格)
創価大学(5部降格)

【残留】
明治大学(1部残留)
江戸川大学(2部残留)


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  21:36  |  2016リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2016.11.08 (Tue)

【2016リーグ入替え戦】11/8レポート

大東文化大が2連勝で1部復帰を決定
明治大と江戸川大は第3戦へもつれこむ

 入替え戦3日目は一発勝負で結果が出る3−4部入替え戦を含む、6試合が行われた。3−4部間の対戦は、4部3位の文教大が3部10位の東京経済大を下し3部昇格、3部9位の関東学院大は4部4位の千葉大に勝利して3部残留となった。



【神奈川大が2連勝し1年で2部復帰を決める】
161108kanagawa2.jpg 2-3部間の第1試合、初戦を勝利したのは3部を1位で通過した神奈川大。連勝なれば1年での2部復帰が叶う。一方の法政大は3戦目に望みをつなぐため、負けられない戦いになった。1Qは神奈川大が当たらず、法政大が先行して15-5。しかし2Qになると神奈川大が勢いを取り戻し、ディフェンスからの速攻も続いて追い上げる。法政大も3Pが入り簡単には追いつかせないが、神奈川大は残り2分、#79山本(3年・F)のミドルシュートで遂に24-25と逆転。法政大はタイムアウトでシューター中心のメンバーに切り替え、#57玉城(2年・PG)が3Pを決めるが、神奈川大も3Pで返し譲らず。最後に速攻がきれいに決まった神奈川大がこのQ25点を稼ぎ、27-30と逆転して前半終了。

 勝負の後半、3Q神奈川大は外角のシュートが落ちてくるが、インサイドでファウルをもらい粘って10点のリードに成功。法政大はオフェンスリバウンドが取れず29-51とこのQを2点で終了してしまう。4Q、法政大は選手を細かく入れ替え、ディフェンスでも当たっていくが速い段階でチームファウル5つになり、タイトなディフェンスには出にくくなっていく。神奈川大は残り3分となってコートを全員4年生へと交代させた。#4江上(4年・PG)ほか、各々がシュート決めてベンチも盛り上がる中、44-82で試合終了し、2部への復帰を決めた。一方の法政大は初の3部へと降格となった。

写真:最後は多くの4年生がコートに立った神奈川大。1年での2部復帰となった。

※神奈川大・江上選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【東洋大が最後に明星大を振り切り2部残留】
161108toyo3.jpg 東洋大が1勝しているこの対戦、立ち上がりは明星大のアウトサイドが好調で先行する形。東洋大は外が入らず、粘ってゴール下で2点を取っていく。明星大は#23川崎(4年・SG)の3Pが続いて逃げるところを、東洋大も#25島崎(4年・SG)の3Pで同点。さらにはターンオーバーからの#25島崎のレイアップで残り4分で逆転に成功。ここから互いにゾーンで守り合いになるが、東洋大の方がより相手のミスを誘うことに成功し、25-18で1Qは東洋大リード。

 2Qの立ち上がり、東洋大のシュートが決まらない間に明星大が詰め寄ると、#23川崎が3P、速攻を決めて開始3分に逆転。東洋大は4分で2得点とブレーキがかかってしまう。タイムアウトで悪い流れの修正をはかる東洋大は#10鷲見(4年・C)のゴール下、#11中村(4年・PG)のスティールで同点に戻すが、明星大もゴール下のスペースにボールが通り逆転。この残り4分からは互いに譲らない展開となるが、外角の確率が上がらず、チームファウルで続けてフリースローを与えてしまった東洋大がやや苦しい内容。しかし最後は少し離れたところを押し戻して41-42とビハインドを1点に留めて前半を終えた。

 3Qの立ち上がり、明星大は#9望月(3年・F)のジャンパー、バスケットカウントで逃げる。東洋大は打ってはいるが第1戦のように入らず、ターンオーバーから明星大に走られてじりじりと差を広げられる展開に。9点差まで開いたところから互いに得点が止まってしまうが、ディフェンスで粘る東洋大が残り2分でなんとか4点差に押し戻す。しかし明星大は残り1分、#23川崎の3Pなどで再度引き離し、52-57とリードで4Qへ。

161108kawasaki.jpg 4Q、東洋大は開始早々#88山本(4年・PF)の2本のゴール下、ブロックで逆転すると、シーソーゲームで僅差を争うゲームとなる。互いに苦しい中、明星大はファウルトラブルが深刻に。東洋大はプレッシャーディフェンスからターンオーバーを奪い、じりじりと差を広げると、残り2分18秒で7点のリードに成功。明星大はタイムアウトを取って逆転にかけるが、逆にここで東洋大#2山口(4年・SG)のこの日ようやく最初の3Pが沈み、流れは渡さず。リバウンドでも東洋大が支配し、最後は77-67。東洋大が2連勝で2部残留を果たした。

写真上:激しいルーズボール争いが展開された。
写真下:明星大は川崎が5本の3P、ドライブでオフェンス力を発揮。

※東洋大・山本選手、島崎選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【大東文化大が悲願の1部復帰を決める】
161108kuzuhara.jpg 2部の大東文化大がまず先勝した、慶應義塾大との第2戦。慶應大は1Qから#7高橋(3年・CF)、#9鳥羽(2年・G)が2ファウルでベンチへ下がらざるを得なくなり、この間に大東大がやすやすと差を広げて1Qは10-28と、第1戦と似たような点差がついた。2Q、慶應大は#18澤近(2年・PF)、#14原(2年・PG)の3Pが入り、ディフェンスでもゾーンを敷いて食い止め、やや追い上げモードだがファウルが込んできてしまう。大東大は#15モッチ(1年・C・桜丘)をコートに戻してゴール下を固めると、#0葛原(3年・SG)の3Pなども沈んで簡単には追いつかせない。さらに#23奥住(2年・SG)の3Pが2連続して決まるなど、大東大が28-49とリードを保って後半へ。

 3Qも大東大の勢いは止まらず。次々と3Pが沈み、慶應大を突き放していく。38-77で3Qを終了するが、4Qも大東大は甘さを見せず、ベンチの4年生をコートに送り出したのは残り3分になってから。慶應大は大東大のディフェンスを最後まで割れずに52-104。大東大が3年ぶりに1部への復帰を決めた。

写真:葛原は34分の出場。終始勢いある攻撃を続けた。

※大東文化大・原選手、ビリシベ選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【江戸川大が逃げ切って勝敗はタイ、第3戦に命運を懸ける】
161108yasuoka.jpg 立ち上がりは1勝している明治大リードで入るが江戸川大もすぐに追いついて逆転すると1Qは12-15。2Qもその流れは変わらず、#23保岡(3年・SG)の外も当たり、江戸川大が開始3分で11点のリードに。明治大はタイムアウトで一区切りつけたいところだが、ミスもあって簡単には差が詰まらない。ターンオーバーが続き、江戸川大にアンスポーツマンライクファウルを与えてしまうなど、悪い流れが続く。しかし江戸川大もフィニッシュを決めきれない時間帯が続くと、明治大は#32吉川(3年・SG)、#2齋藤(3年・PG)、#5會田(4年・PG)らのアウトサイドが決まって13点の江戸川大リードは残り2分で5点にまで減少。しかし、最後は#12オウマ(1年・C・明徳義塾)のシュートで7点差にして前半を終えた。

 3Q、明治大は3連続ゴールを皮切りに得点を重ねると、#22宮本(3年・PF)、#28今川(2年・SF)のインサイド陣の3Pも決まり、流れを持ってくることに成功。反対に江戸川大は外が決まらず、パスミスも出てしまう。しかし明治大は残り4分で#28今川が4ファウルでベンチに。江戸川大は明治大のディフェンスに苦しみボールもうまく回らない我慢の時間帯の中、終盤になってようやく#23保岡の3P、ジャンパーが沈み点差を1とすると、#12オウマのオフェンスリバウンドで残り1分に逆転。しかしすかさず明治大も逆転し返すところを、次のオフェンスで#12オウマの3Pが沈んだ。これで48-50と江戸川大が再度逆転して3Qを終了。

161108EM.jpg 4Q、明治大は高さで苦戦しリバウンドが取れない。江戸川大はフリースローやブロック、オフェンスリバウンドなどで踏ん張りリードを保っていく。残り2分半、江戸川大は#55平子(4年・SF)の速攻、#1平岩(3年・SG)のフローターなどが決まり、9点のリードに成功。しかし明治大もフリースロー、スティールなどが出て追い上げをはかる。明治大は残り2分、プレスディフェンスを開始。ここからターンオーバーを奪って#2齋藤のジャンパーにつなげて3点差。しかし江戸川大は#23保岡が獲得したフリースローを1本決め、残り1分で点差は4。残り55秒、#22宮本のドライブはリングからこぼれ決まらず。明治大は残り時間21秒からファウルゲームに行くと、残り9.5秒で#5會田の3Pが決まり67-68と1点差に迫った。江戸川大は最後のタイムアウトを取って勝負をかける。しかしゲーム再開のスローインでミスして外にこぼれ、明治ボールになってしまう。明治大はここで最後のタイムアウト。残り7秒でボールは#2齋藤に渡り、放ったシュートはしかし決まらず。残り1.2秒、このリバウンドを押さえて江戸川大が得たフリースローは2本とも落としてしまうが、残り時間で明治大はゴールまで持ち込めない。67-68と1点差で江戸川大が逃げ切り勝利を決め、勝敗を1−1のタイに戻して3戦目につなげた。

写真上:江戸川大・保岡は激しいマークにあいながらもこの試合31点。第1戦は後半におさえられたが、この試合は一貫して決め続けた。
写真下:激しいルーズボール争いも展開された。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:53  |  2016リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2016.11.08 (Tue)

【2016リーグ入替え戦】11/9試合予定

◆11月9日(水)国立競技場代々木第二体育館

◆4-5部入替え戦
10:00 山梨大学(4部) vs 東京国際大学(5部)
11:40 創価大学(4部) vs 東京理科大学(5部)

----------------------------------------

◆1-2部入替え戦 第3戦
13:20 明治大学(1部9位) vs 江戸川大学(2部2位)


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  21:58  |  2016リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2016.11.08 (Tue)

【2016リーグ入替え戦】11/8結果

◆3-4部入替え戦 国立競技場代々木第二体育館
東京経済大学57(10-23,20-18,4-23,23-23)87文教大学
関東学院大学74(25-10,16-11,23-17,10-21)59千葉大学


◆入替え戦2回戦 国立競技場代々木第二体育館
法政大学44(15-5,12-25,2-31,15-31)82神奈川大学
東洋大学77(25-18,16-24,11-15,25-10)67明星大学
慶應義塾大学52(10-28,18-21,10-28,14-27)104大東文化大学
明治大学67(12-15,14-18,22-17,19-18)68江戸川大学


【昇格】
大東文化大学(1部昇格)
神奈川大学(2部昇格)
文教大学(3部昇格)

【降格】
慶應義塾大学(2部降格)
法政大学(3部降格)
東京経済大学(4部降格)

【残留】
東洋大学(2部残留)
関東学院大学(3部残留)
明星大学(3部残留)
千葉大学(4部残留)


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  21:55  |  2016リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2016.11.07 (Mon)

【2016リーグ入替え戦】11/7レポート

リーグ戦の集大成をかける入替え戦
1-2部間は大東文化大、明治大、
2-3部間は東洋大、神奈川大が先勝


 入替え戦2日目、この日は代々木第二体育館でBリーグアルバルク東京のホームゲーム前の時間を使い、2−3部間、1−2部間の合計4試合が行われた。1-2部間、2-3部間は3戦方式で先に2勝した方が勝利となるが、各部1位の大東文化大、神奈川大は上のチームを下して昇格に王手、9位で入替え戦に臨んだ東洋大、明治大は下部のチームに勝利して残留に望みを広げた。


【神奈川大が終始リードして2部復帰に前進】
161107tamura.jpg 2部10位の法政大と戦うのは、昨年わずか3点に泣いて3部降格し、今リーグを1位で勝ち上がってきた神奈川大。法政大は立ち上がりからなかなか得点が伸びず神奈川大が先行するが、終盤になって#57玉城(2年・PG)のアウトサイド、#14植村(4年・PG)のフローター、さらに#57玉城がアンスポーツマンライクファウルを獲得するなどで追い上げ、16-20と4点差にして1Q終了。神奈川大は法政大のディフェンスの前に終盤ミスが続いた。

 2Q、互いにゴールできない場面もあるが、アウトサイド中心のオフェンスを続ける法政大の方が確率が上がってこない。神奈川大は続けて2本外が入り、開始3分で再び流れを掴むと、速攻も決まって12点のリードに。法政大はタイムアウトで修正をかけるが、神奈川大の勢いは切れず。法政大は開始5分半経って#7藤井(4年・SG)がレイアップでバスケットカウントを獲得し、ここでようやくこのQ初得点に。ディフェンスも高い位置から仕掛けてのゾーンで神奈川大のミスを誘うが、#30松岡(2年・PG)に3Pを決められ、ファウルなども出てしまう。神奈川大も終盤で外が決まらなくなり得点が止まってしまうが、19-39と20点のリードで前半を終了。

 3Qも法政大は得点が取れずダブルスコアに。26-57と神奈川大が点差を伸ばして4Qに入り、47-74で試合終了。神奈川大がまず1勝を手にした。法政大は7点に終わった3Qが響いた。

写真:神奈川大は田村ほか、スタメン4人が2桁得点。


【東洋大が接戦から抜け出し大差で明星大を下す】
161107yamaguchi.jpg 2部9位の東洋大は、3部を2位で通過した明星大との戦いになった。立ち上がりは東洋大が好調にオフェンスを展開。内外からバランス良く連続ゴールしていく。一方の明星大はフリースローで加点し、2本の速攻で追いつくとそこからは1点を争う展開に。東洋大は足が止まるとすかさずダブルチームで囲まれ、外を打たされる形。明星大も守られてレイアップの精度が低いが、フリースローの加点で稼いでいく。明星大は最後に#4石井(1年・SG・専修大附属)の3Pが決まり19-22とリードして1Q終了。

 2Q開始直後、東洋大は#2山口(4年・SG)の3Pですかさず同点に。ここから互いに外の決め合いとなり、点差は付かず離れず。互いに激しいディフェンスで相手に思うようにはやらせないが、残り2分、#11中村(4年・PG)がドライブからのバスケットカウント、3Pを沈めて東洋大が膠着状態から抜け出し、42-35と2Qは逆転する。

161107tannno.jpg 3Q、明星大は東洋大のゾーンの前に立ち上がりで苦戦。2本の3Pで追い上げるが、東洋大が#10鷲見(4年・C)のタフショット、オフェンスリバウンドで粘り、#25島崎(4年・SG)のドライブも2連続で決まった。10点近いリードを得た東洋大だが、明星大も#2丹野(3年・PG)5本目の3Pを決めて粘る。しかし東洋大は#2山口、#25島崎の3Pで返すとそこから勢いを持続。明星大は途中からシュートが決まらず、このQで71-55とさらに引き離された。

 4Q、隙あれば3Pを狙っていく明星大だが東洋大の集中も切れず。最後は全員97-72で試合終了。シュートを確実に沈め、ディフェンスでも集中が見えた東洋大が初戦を勝利した。

写真上:東洋大は4年生の集中力が明星大の勢いを失わせた。山口は3P5本の27得点。
写真下:明星大は終始アグレッシブにオフェンスを続け、丹野は3Pを6本を沈めた。


【大東文化大が圧倒的な力を示して1部へ王手】
161107birijibe.jpg 1部10位の慶應義塾大は、無敗で2部優勝を遂げた大東文化大の戦いで1Qから出鼻をくじかれた。立ち上がりから大東大はシュートも好調で、守っては高さを生かして慶應大のオフェンスを止める。出遅れた慶應大はこの入替え戦で復帰した#7高橋(3年・CF)が初のゴールを沈めるが、1Qで2ファウルとなりベンチへ。大東大は#23奥住(2年・SG)の3Pで残り3分に6-22と大量のリードに成功。たまらずタイムアウトを取った慶應大は#9鳥羽(2年・G)の3P、フローターで返すも、大東大が#12熊谷(2年・PG)の3P、フリースローで着実に得点を重ねて11-30と大量リードを奪って1Qを終了。

 大東大は2Q3分経ってようやくインサイドを#20毕(3年・PF)、#56山岸(3年・PF)へとチェンジするが、#56山岸の3Pが交代早々に決まり不安はない。#12熊谷(2年・PG)が負傷でベンチへ下がるも、大きな影響はなく20点のリードをさらに広げて17-47で前半を終えた。

 後半も慶應大は追い上げならず、終盤ようやく#9鳥羽の攻め気でシュートが決まったが3Qは35-64。4Q、大東大は控えメンバー中心で戦うが、それでも慶應大は得点差を詰めることはできず53-80。大東大はチーム全員の良さがコートで発露され、1部に向けて良い形で1勝を手にした。慶應大は前半の差が大きく響いた。

写真:2年目になってグッと伸びてきた大東大・ビリシベは、19分出場で15得点。3Pも2本決まった。


【明治大が逆転で江戸川大を振り切る大きな1勝】
161107tunai.jpg 1部9位の明治大に挑んだのは、2部2位で創部初の1部入替え戦に進んだ江戸川大。立ち上がりにきれいな3Pを決めたのは#23保岡(3年・SG)。さらに保岡の2本目と#55平子(4年・SF)の3Pも決まり、江戸川大がややリード。明治大は#9田中井(4年・SG)、#22宮本(3年・PF)らで返すがこのQ#23保岡の3Pが3本沈んだ江戸川大が16-20と4点リードし1Q終了。

 江戸川大は1Q終盤から#12オウマ(1年・C・明徳義塾)を#44納富(3年・C)に替えたままで試合を進める。明治大はシュートを決めきれず点差が7と開いてしまうとタイムアウトを請求。すると、ここから江戸川大も得点が止まってしまい、残り4分半には#12オウマをコートに戻した。明治大はフリースロー、#32吉川(3年・SG)の速攻も決まって同点にすると、そこからディフェンスの良さを見せ、#3綱井(2年・SG)の2本の3Pもあって逆転からリードを奪い返し、前半は43-31と明治大リードで終了。

 3Qも明治大リードは変わらないが、互いに得点が止まりがちに。明治大は一時6点差にまで詰め寄られるが、#3綱井、#24森山(2年・PF)のシュートで再び突き放し、60-47で最終Qへ入る。4Qもペースを守り、ディフェンスの甘さをついて得点を容易に重ねていく。江戸川大は#23保岡が当たらず、ガードのボール運びでも高い位置から狙われてターンオーバーを犯すなど、勢いを取り戻せず。最後は互いにベンチメンバーを出し76-59。明治大が勝利を手にした。

 江戸川大は、前半は得点源が役割を果たしたが、後半は明治大のディフェンスの前に精度を欠いた。明治大はゲーム途中から流れを掴むとシュートも好調に入った。

写真:明治大は綱井のシュートでチームが波に乗った場面も。


テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  20:39  |  NEWS・告知  |  Top↑
PREV  | BLOGTOP |  NEXT