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2020年11月 / 10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月


オータムカップ2020開始
関西大学リーグ戦開催中

2020.01.15 (Wed)

【2019インカレ】4位・白鴎大インタビュー

「楽しい仲間の中心にいた」
主将の色がチームの色に


◆#2中川 綸(白鴎大・4年・主将・PG)

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春のトーナメント戦優勝から始まったシーズン、けが人や台風などさまざまなアクシデントに見舞われた。それでもチームが下を向く様子は見られなかった。中川はそのカラーを牽引するのではなく、「中心にいる」と自身を表現した。春の結果から追われる存在ではあったが、余計な気負いが見られなかったのも、「楽しく」を大切にしている主将の色がいい方に向いたといえよう。バスケットボール人生はこれで一旦締めるという。あの勝負強いシュートやスピードのある速攻が見られないのは残念だが、ここまでの活躍で多くの人を楽しませてくれた。


―インカレを振り返って。
「胸を張れる結果だと思います。優勝を目指していた分悔しさはありますが、インカレ全試合を楽しく終えられたので良かったです。気持ちで負けたくなくて、うまい相手でも気持ちを全面に出すことができれば勝負になると思いました。その結果がついてきました」

―主将としての1年間はどうでしたか?
「自分はキャプテンらしい人間ではないので、周りに本当に助けられたと思います。他のチームの主将のように特別、まとめたりもしませんでした。楽しいチームメイトの中心にいるという感覚でやっていました。それが白鴎大の良さに繋がりました」

―中川選手は怪我でリーグ戦の終盤は欠場でした。チーム的にもさまざまなことがあったと思いますが、インカレまでの1カ月はどんな雰囲気でしたか?
「リーグが終わってからの雰囲気は良かったです。リーグ戦で悔しい思いをして、シェッハ(#75)のためにというのをキャッチフレーズにして、その想いでインカレまでみんなで頑張ったので、雰囲気は良かったですね」

191215nakagawa2.jpg―白鴎大の4年間を振り返って。
「自分は他の4年生と違って下級生からプレータイムをもらえるような選手ではなかったです。自分は3年生から試合に絡み始めたので遅くて、その分悔しかったんです。シンプルなのですが、オフのときに自主練をしたり陰ながら努力して、ようやく試合に出られて。4年間は苦しかったですね」

―次の新チームに一言お願いします。
「4年は抜けますが、3年生以下も試合に絡む選手は多いです。新入生もいい選手が入ってきます。優勝を狙えるチームになるので、頑張って欲しい気持ちはあります。でも絶対に優勝するぞという固いこととかは思わなくていいと思います。自分たちには自分たちのリズムがあるので。自分たちが掲げた目標に向けて努力すればいいと思うので」

―バスケットは続けられないということですが、ここまでのバスケット人生はどうでしたか?
「楽しかったです。コミュニケーション力やきつい思いをした時こそ、仲間との絆が生まれることを学びました。仲間の大切さもわからせてくれるスポーツだったと思います。白鴎大では、私生活もほとんどチームメイトと一緒です。コート以外でもよく話しましたし、遊びにもいきました。バスケットボール以外でも仲がいいのは、バスケにもいい影響を与えたと思います」


※星野選手、三浦選手のインタビュー、シェッハ選手のコメントは「続きを読む」へ。
※前田選手のインタビューはこちら


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2020.01.15 (Wed)

【2019インカレ】12/15 3位決定戦 大東文化大VS白鴎大

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最後に出場した白鴎大・シェッハを拍手しながら待っていた大東文化大・モッチ。互いにハグして最後のプレーへ。


大東文化大のリードで試合が進み
最後は4年生たちだけの競演が実現


 インカレ最終日、3位決定戦は大東文化大白鴎大の戦いになった。この2チームはヘッドコーチ同士が同世代で普段から練習試合などもよくする仲。しかも、今季はどちらも多くの4年生がスタメンとしてチームをひっぱり、春トーナメントを白鴎大が、秋のリーグ戦を大東文化大が制した、今年を代表するチームだ。試合は大東文化大がリードする展開となったが、最後は互いのチームの4年生だけがコートに揃い、学生最後のプレーを締めくくる、夢のような光景も広がった。

 この日、白鴎大は#52ブラ(2年・C)が長らく酷使した膝の状態や準決勝での負傷により欠場。一方の大東文化大は#15モッチ(4年・C)がやはり準決勝での負傷で肩にテーピングを巻き、スタメンで出場したものの、ほとんどをベンチで過ごす形となった。試合は大東大#18後藤(4年・SF)の3Pで幕が開き、白鴎大#32三浦(4年・SG)が3Pで返し、4年生同士の負けられない気迫がぶつかりあった。白鴎大はゾーンで守りを固め、オフェンスではターンオーバーからの早い展開で得点。大東大は#2飴谷(3年・SG)、#99増本(4年・PF)の3Pがこれを打破していく。白鴎大は#32三浦が好調で#24星野(4年・PF)もそこに続くとリードを得るが、大東大は#18後藤の2本目の3P、#15モッチのシュート、#81後藤から#99増本へのアシストも決まると接戦に。1Qは20-21で白鴎大リード。

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 2Q、白鴎大は#24星野の3Pが出たあとは得点が止まる。大東大は#39アビブ(2年・C)がダンクを見せ、#12中村拓人(1年・PG・中部第一)のミドルシュートで同点に。さらにそこから#39アビブのシュートが続き、さらに#13小谷(4年・SG)の3Pが入ると大東大側は大盛り上がり。白鴎大はおよそ7分ほど得点が止まってしまい、#39アビブと#13小谷がシュートを決め続けた大東大が40-28と大量リードで前半を終えた。

 3Q、白鴎大は#23荒谷(3年・PF)が連続得点。しかし大東大は#34中村浩陸(4年・PG)の4連続3Pが会場を沸かせる。それでもゾーンを継続する白鴎大はフリースローでじわじわ追い上げ。しかし大東大は今度は#12中村拓人の3Pが続き、このQ、中村兄弟が合計6本の3Pを沈めて71-47とリードを広げた。

 4Q、白鴎大は#77前田(4年・F)、#7ギバ(1年・PF・常総学院)の速攻が決まる。大東大は#1深渡瀬(2年・PF)、#88増本らが踏ん張り、#13小谷の速攻も出てリードは保っていく。しかし白鴎大も持ち味の粘りを見せ、#23荒谷、#13西山(4年・PF)の得点や#25角田(2年・SF)の3P、#2中川(4年・PG)のシュートでじりじりと追い上げ、残り2分には#13西山の3Pやシュートで12点差まで追い上げた。しかし逆転にはもう難しい時間帯。ここからは特別な時間がスタートした。

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 残り1:21、両チームはここでメンバーを全員4年生にチェンジ。ともに6名が登録されているため、大東大はここまで存分にプレーで見せた#13小谷、白鴎大は#13西山が下がる形に。そして大東大は#34中村浩陸、#15モッチ、#88増本、#81後藤、そして準々決勝で怪我を追った#25高木(4年・SF)が登場。白鴎大は#2中川、#24星野、#77前田、#32三浦、そして膝の怪我から復帰の途上である#75シェッハ(4年・C)が拍手を受けながらコートに立った。そこからは#75シェッハのダンク、#25高木はレイアップを決め、また高校時代のチームメイトである大東大#81後藤と白鴎大#32三浦は激しいマッチアップを展開するなど、ブザーが鳴るまで、彼ららしい見せ場を数多く作っていった。最後は90-80で試合終了し、大東大が3位を確定。試合後には3位決定戦には珍しく両チームの選手が一列に並び、会場に向かって一例すると、観客席からは温かく優しい、これ以上ない拍手が降り注ぎ、彼らの4年間に幕が降りた。

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写真上:両チームとも多彩なメンバーを出場させた。大東大は中村拓人やアビブが活躍。
写真中:リーグ戦から出番を得た白鴎大の4年制、西山。バックアップメンバーとして欠かせない存在だった。
写真下:最後は両チームの選手たちが4年間の健闘を称え合った。

※各校記者会見は「続きを読む」へ。
※以下インタビューは別途掲載します。
大東文化大・中村浩陸選手、小谷選手、モッチ選手、高木選手、後藤選手、増本選手
白鴎大・中川選手、星野選手、三浦選手、シェッハ選手、前田選手



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2019.12.21 (Sat)

【2019その他の試合】第1回関東社会人・関東大学バスケットボールオールスターゲームレポート

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クリスマスムードの中で開催された
大学生と社会人のオールスターゲーム


 インカレの激闘から1週間も経たない12月22日。足立区総合スポーツセンターにて第1回の関東社会人と関東大学の、男女のオールスターゲーム「クリスマスカップ」が開催された。かつては関東実業団時代にも大学生とのオールスターが開催されてきたが、社会人へと組織変更されてから新たな開催となる。クリスマスソングの流れる会場はオールスターらしいなごやかさと華やかさに包まれ、リラックスしてバスケットボールを楽しむひときとなった。

 関東の社会人地域リーグは12月上旬に終了したばかり。また学生もインカレ終了直後とあって、選手たちはほとんどが揃って練習する時間はなく、ぶっつけ本番。それでもそれぞれの選手たちが見せ場を作って盛り上げ、また試合の間には子どもたちのフリースローチャレンジや、選手たちがシュートを競うゲームなども行われた。



4Qは終盤の攻防で盛り上がるが
関東大学男子選抜が僅差で勝負を制す


191221_37.jpg 女子戦は78-66で関東大学女子選抜が勝利。続く男子戦はオールスターらしいハイスコアリングゲームで、最後は1点を争う展開となった。1Qの立ち上がり、関東社会人チームはマーテル(黒田電気Bullet Spirits)が積極的に攻め、田野(黒田電気Bullet Spirits)の3Pをはじめ、三浦(富士通)、植村(横河電機)らのアウトサイドも続いた。関東大学チームはバム(日本体育大)のインサイドを中心に加点していくが、1Qは20-25と社会人のリードに。

 2Q、社会人は奥住(横河電機)の3P、山本(新生紙パルプ商事)らのシュートで一時10点以上のリードに。関東大学はナナー(青山学院大)のインサイドや納見の3Pが入ると追い上げの流れとなり、バムのインサイドで点差を詰めると、47-47と追いついて前半を終えた。

 3Qは立ち上がりに盛實(専修大)、西野(専修大)の3Pが連続し、学生側がリードを奪った。社会人はこのQはあまりアウトサイドを打つ形にはならず、一気に追い上げとはならない。関東大学は納見から八村(東海大)への明成コンビでのパスも通り、フリースローでも加点をする形で71-62のリードで4Qへ。

 4Q、社会人は植村の3Pが好調で、インサイドでは劉(日本無線)が身体を張ってファイト。また、山岸(日本無線)が抜群のスピードを活かしたディフェンスで動き回り、速攻も決めて接戦に持ち込んでいく。関東大学は増田(筑波大)が2本の3P、さらにバスケットカウントと得点を重ねて追撃をかわしていく。残り3分、社会人は劉(日本無線)のシュートで86-86の同点に。関東大学はバムのオフェンスリバウンドやフリースロー、またディフェンスでもプレスをかけて存分に見せる展開に持ち込み、追いつ終われつの状況でわずかにリード。残り役1分、社会人は田野の3Pで1点差に迫った。関東大学はタイムアウトをとって対応するが、プレー再開後の増田のシュートは外れてしまう。しかし社会人側もチャンスは得るがシュートが入らず時間は減っていく。関東大学は残り13.3秒に牧(筑波大)のフリースローで94-91。残り7.6秒、社会人ボールでの最後のプレーは、この日好調だった田野がボールを持った。しかし放った3Pは惜しくも外れ、タイムアップ。最後の1本で競り合った勝負は、関東大学チームが僅差で制し、最初のクリスマスカップを手にした。


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 関東大学チームの主将を務めた納見「こういう感じでバスケットをすることがなかなかないので楽しい時間だった」と、貴重な1日を振り返った。スケジュールとしても事前に集まる時間はなかったため、ぶっつけ本番のオールスター。スタッフ陣からはディフェンスを頑張って、オフェンスをやって、自分たちのバスケットをしよう、と言われてシンプルに挑んだ。明成の先輩である植村とのマッチアップとなったが、「高校時代は差があると思っていたけど、ようやく同じくらいのところに来られたのかな」と謙遜を見せた。

 先輩の植村「納見とは多分高校時代以来のマッチアップ。ガードとしてピックの使い方、パスの出し方もすごくうまくなったと感じた。勉強になった」とこちらも謙遜。同じく後輩の八村との対戦も「阿蓮は高校時代一緒にプレーしていた塁の弟。明成ではかぶってないけどOB戦でもやっているから、やはり特別な感じ」と笑顔で締めくくった。

写真上:日本体育大・バムと、黒田電気Bullet Spirits・マーテルは互いにインサイドで豪快なプレーを見せ、得点を牽引。
写真下:明成高校の先輩・後輩にあたる納見と植村。終始笑顔でのプレーだった。

※当日の様子は「続きを読む」へ。


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2019.12.15 (Sun)

【2019インカレ】最終結果

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優勝 筑波大学(3年ぶり5回目)
準優勝 専修大学
3位 大東文化大学
4位 白鴎大学

★ベスト8
日本大学
日本体育大学
東海大学
青山学院大学


優勝 筑波大学
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4年生


準優勝 専修大学
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4年生


3位 大東文化大学
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4年生


4位 白鴎大学
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4年生


【個人賞】

■最優秀選手賞(MVP)牧 隼利(筑波大学・4年)
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■敢闘賞 盛實海翔(専修大学・4年)
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■優秀選手賞
増田啓介(筑波大学・4年)
山口颯斗(筑波大学・3年)
西野 曜(専修大学・3年)
中村浩陸(大東文化大学・4年)
前田怜緒(白鴎大学・4年)
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※写真右から



■得点王 西野 曜(専修大学・3年)104点
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■3P王 盛實 海翔(専修大学・4年)15本
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■アシスト王 増田 啓介(筑波大学・4年)15本
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■リバウンド王 アブ フィリップ(専修大学・4年)OF23/ DE45/TO68
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■MIP賞 盛實 海翔(専修大学・4年)
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■クリーン・ザ・ゲーム賞 東海大学
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2019.12.15 (Sun)

【2019インカレ】12/15結果(決勝)

駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

大東文化大学90(20-21,20-7,31-19,19-22)80白鴎大学(3位決定戦)
筑波大学91(25-21,21-15,23-14,22-26)76専修大学(決勝)



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2019.12.14 (Sat)

【2019インカレ】12/14 大東文化大VS筑波大(準決勝)

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激しいディフェンスの応酬となった戦いは
ワンゴール差で筑波大が逃げ切る


 準決勝の第2試合は、互いに持ち味である固い守りによりロースコアの展開となった。僅差のリードが何度も入れ替わる戦いの流れを最後に握ったのは、筑波大だった。

 立ち上がりは#81後藤(4年・SF)のミドルシュートを皮切りに#2飴谷(3年・SG)、#15モッチ(4年・C)と、大東文化大は筑波大の高いディフェンスに対して外からの攻撃になった。筑波大は#8菅原(3年・PG)がまず決めると、#88牧(4年・SG)、#75井上(2年・C)と続く。大東大は#81後藤の3Pが決まると#34中村浩陸(4年・PG)が1オン1からの得点で続く。筑波大は#75井上の3P、シュートで逆転し、#11増田(4年・PF)の速攻も決まるなど、流れを掴んで1Qは18-22のリード。

191215abib.jpg セカンドメンバーを中心にした2Qの両者は、互いのディフェンスに阻まれ、得点が入らない時間が長く続いた。大東大は立ち上がりに#39アビブ(2年・C)が良いところを見せ、ブロックやリバウンドで見せる。筑波大も堅い守りで24秒オーバーを奪った。しかし大東大が#39アビブのシュートを皮切りに#2飴谷(3年・SG)の速攻、#81後藤の3Pを生み出したのとは反対に、残り2分に#27山口(3年・SG)の3Pが決まるまでノーゴールとなり、このQわずか5点。大東大が29-27と2点リードで前半を終了した。

 3Q頭は再び大東大の得点が止まる。筑波大は#27山口、#11増田のシュートで逆転するが、大東大はプレスからターンオーバーを奪う得意のプレーを決め、#34中村浩陸が連続ゴールで逆転、と互いに一瞬の油断もできない展開が続く。大東大は#88増本(4年・PF)の3Pが沈み、5点のりードとなるが、筑波大も#88牧が3Pを返し、#16野本(3年・PG)のバスケットカウントで同点に。しかし大東大も#34中村浩陸の3P、さらにボールカットから#2飴谷の速攻が決まると43-41の2点リードで4Qへ。

191215nomoto.jpg 4Q、大東大はまたも入りが悪く、#11増田、#16野本の連続スリーで筑波大が逆転。筑波大は#75井上が4ファウルとなってしまうが、大東大も#15モッチの3秒オーバー、またシュートが決まらずのターンオーバーなどが続いてしまう。残り6分、大東大は3-2のゾーンを展開し、筑波大のミスを誘うと#15モッチが一気に畳み掛け、#12中村拓人(1年・PG・中部第一)のシュートで逆転。筑波大は#11増田の3Pでリードを取り返すが、#15モッチのドライブ、#1深渡瀬(2年・PF)の3Pも沈んで大東大もすぐにリードを奪い返す。残り2分、筑波大は#88牧のシュートで58-60。ここから互いに絶対に入れるという気迫と、守るという集中力が激突して得点が入らない。残り29.9秒、大東大は#15モッチがフリースローを得るが、これが2本とも外れてしまい絶体絶命。続くオフェンスでの#88牧のシュートが外れるも、リバウンドは筑波に。大東大は最後までファウルで粘るが、シュートまで行けずタイムアップ。残り2分の#88牧のシュートが決勝点となり、筑波大が息詰まる攻防戦を制し、2年ぶりの決勝進出を決めた。

 筑波大はインカレまでの間に修正してきたディフェンスがよく効いた。しかしそれは大東大も同様で、この日は彼ららしい圧力と機動力のあるディフェンスで互いに一歩も引けを取らなかった。ただ、筑波大の持つ高さを存分に活かした守りが、シュート1本分の差になる効果を生み出した。

 大東文化大は準々決勝の死闘の疲れを感じさせず、この日はディフェンスの動きがよかった。負傷欠場した高木の穴を深渡瀬と増本がしっかり埋め、後藤も本来のシュートを取り戻した。モッチが守られる中でアビブがブロックなどディフェンスで貢献したのも印象的だ。3Pの本数がいつもより伸びなかったことは惜しまれるが、彼らがこの1年間示し続けてきた“ディフェンス力”の持つ強さと意味を見せた試合でもあった。

写真上:モッチが休んでいる間、ディフェンスで奮闘を見せた大東文化大・アビブ。
写真下:筑波大は野本のバスケットカウントや3Pも勢いを与えた。

※筑波大・吉田監督コメント、菅原選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.12.14 (Sat)

【2019インカレ】12/14 専修大VS白鴎大(準決勝)

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白鴎大は粘りを見せて追い上げるが
専修大が余力を持って2年連続決勝進出


191215bra.jpg 立ち上がりは硬い内容となった。専修大はターンオーバーが、白鴎大はファウルが込む内容となってなかなかスコアが動かない。#46寺澤(2年・SF)、#12西野(3年・SF)がコツコツとフリースローを決めていく専修大に対し、白鴎大は#23荒谷(3年・PF)、#2中川(4年・PG)のジャンプシュートで返していくが、全体的には重たい展開が続いた。#12西野がゴール下での得点を重ね、1Qは専修大が4点のリードとなった。

 この状況が2Qは一転。専修大#34盛實(4年・SG)のレイアップを皮切りに、今度は点の取り合いの様相となった。白鴎大は#52ブラ(2年・C)のバスケットカウントに#3板橋(3年・PG)も難しいシュートで続き、一旦は1点差にまで詰め寄る。しかしここから専修大は#12西野が連続得点を決め、#30アブ(4年・C)のブロックショットも飛び出し、抜け出しに成功。対照的に白鴎大は24秒オーバーも出て無得点の時間が続いた。専修大は#28野﨑(2年・SG)が技ありのランニングショットでこの日ここまでで最大の12点差とする。しかし白鴎大は#52ブラが2連続で3Pを決め、これで息を吹き返した。#30アブの高さに苦しんでいた#77前田(4年・F)もフックを決めてじわりと詰め寄る。最後は#2中川の3Pも決まり、6点ビハインドに挽回して前半終了となった。

 ハーフタイム後、専修大はいきなり#34盛實の3Pが炸裂。白鴎大の気勢を削ぎにかかる。しかし、この直後にベンチテクニカルを吹かれ波に乗り切れず、さらに#23キング(2年・SG)も3ファウル目に。ここから流れは白鴎大に傾き、#2中川や#77前田が奮闘を見せて再度迫る。専修大は沈黙を打破できず、5分過ぎに#2中川に3Pを決められ遂にリードが入れ替わった。畳み掛けたい白鴎大だが、直後に#52ブラが立て続けにファウルを犯してしまう。専修大は#30アブがムードを変えるダンクを披露。これで流れを取り戻した。#30アブのゴール下、直後に交代した#0ケイタ(1年・C・日体大柏)の3点プレーなどで、一気に点差を拡大。最後は#12西野がバスケットカウントでこのQを終え、これで白鴎大は#24星野(4年・PF)が4つ目に追い込まれる。

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 4Qに入るとあろうことか#77前田も4つ目を吹かれて苦しい白鴎大。それを尻目に専修大は#12西野の3Pもあり安全圏のリードに。白鴎大も粘りを見せるが、最後はフリースローも決めきれないなどでチャンスを活かしきれず。76−60とした専修大が、2年続けての決勝進出を決めた。

 重たい序盤となった両者だが、アブの高さを活かしつつ相手の攻撃の芽を摘み取り、野﨑や西野らが、流れを得た時間帯で持ち味を発揮した専修大に分があった。決勝の舞台は昨年に続けてとなるが、1年前は東海大に屈した。借りを返す貴重なチャンスを無駄にするわけにはいかない。

 4年生が多い今年の白鴎大は、負傷したシェッハの分も、という意気込みを強く見せながらここまで勝ち進んできた。この日は何度も劣勢に立たされながら、その都度反発心を示し、執拗に専修大に食い下がった。3位決定戦に進むこととなるが、最後まで結束し、笑顔でシーズンを締めたい。

写真上:インサイドでは苦戦したが、アウトサイドでつないだ白鴎大・ブラ。
写真下:速攻を決める専修大・寺澤。豪快に決めた。

※専修大・西野選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.12.14 (Sat)

【2019インカレ】12/15試合予定(決勝)

駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

10:20 大東文化大学 vs 白鴎大学(3位決定戦)
12:30 筑波大学 vs 専修大学(決勝)

全日本大学バスケットボール連盟インカレ公式サイト
最新情報は公式サイトでご確認ください。


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2019.12.14 (Sat)

【2019インカレ】12/14結果(準決勝)

強調文駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

専修大学76(15-11,24-22,19-16,18-17)66白鴎大学
大東文化大学58(18-22,11-5,14-14,15-19)60筑波大学




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2019.12.13 (Fri)

【2019インカレ】12/13 準々決勝 大東文化大VS日本大

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大東文化大が4年生を中心に奮闘し逆転勝利
日本大のラストショットは惜しくも届かず


 この日の最終戦、関東1位の大東文化大と関東8位の日本大の戦いもまた、1点を争う息詰まる死闘となった。序盤にリードしたのは日本大を、大東文化大が終盤に追い上げる展開となった。立ち上がりは日本大に流れが傾く。#14松脇(4年・SG)のジャンパーで先制し次々得点すると、大東大は早めのタイムアウトを要求。その後ミスが続きなかなか流れを物にできず、日本大は途中出場の#10杉本(3年・SG)がゴール下、3Pから点差をつけていき12-25でリード。

S__480436230.jpg 立て直しを図る大東大は2Q、#1深渡瀬(2年・PF)の3P、#15モッチ(4年・C)がシュートを決めていき、ディフェンスでも足が動いてくる。じわじわ点差を詰め、開始5分にスティールから#12中村拓人(1年・PG・中部第一)が走り2点差。日本大は5分で4得点と勢いが止まるがタイムアウト後、#11高原(2年・SG)がレイアップを連続でねじ込み追いつかせない。大東大は#25高木(4年・SF)のタップ、#2飴谷(3年・SG)の速攻から再び1点差に迫るが、日本大も#11高原がシュート、ボーナススローを得てギリギリのところを粘り39-43とリードのまま前半終了。

 3Qの立ち上がりも試合の入りと同じく日本大のペース。#14松脇の3Pから#0シェイク(3年・C)の高さを活かしていく。前からゾーンを組み、ミスを誘発すると、大東大は攻めあぐね点差は10に。我慢の時間が続いたが残り3分、#1深渡瀬のバスケットカウント、#81後藤(4年・SF)の3Pで持ち直す。日本大は#8ジャワラ(4年・PF)のフックシュートでしのぐも、大東大は終盤に#99増本(4年・PF)のバスケットカウントで一気にチームは沸き56-62で6点を追いかける。

S__480436227.jpg 4Q、#0シェイクのバスケットカウントから日本大は一気に盛り上がり、大東大は早めのタイムアウト。その後#34中村浩陸(4年・PG)が3Pを決め、前からゾーンを組むとスティールから速攻。日本大も早めのタイムアウトで対処するが、大東大は#15モッチを中心に得点していきじわじわ点差を詰める。ディフェンスで粘った大東大は#12中村拓人が鮮やかに速攻を決め、残り4分でとうとう同点に。日本大はミスとファウルトラブルが続き、#8ジャワラが退場。しかし、#14松脇が3Pでガッツポーズ、すぐに大東大は#34中村浩陸がバスケットカウントで返し4年の意地がぶつかる。クロスゲームとなり残り30秒、大東大は1点ビハインドで#34中村浩陸がレイアップをねじ込み再び逆転。日本大は、最後のタイムアウト後のシュートは落ち、ファウルゲームに。大東大は#34中村浩陸がフリースローをしっかり2本決め3点差。残り12.3秒のオフェンスは2度のファウルで、ハーフから残り3.1秒。#10杉本の放った3Pはリングに弾かれブザー。79-76で大東大が逆転勝利し、準決勝へ進んだ。

「ビハインドの中でよく粘ってやってくれた。ディフェンスでは駆け引きがあり、思い切りの良さがなくなる時間もあった。後半は『ディフェンスで引くな』ということも言った。最後は学生スポーツならではの4年生の力が見え、後藤、増本も頑張ってくれた」と試合後に大東文化大の西尾監督。入りが悪く、途中高木が怪我による離脱というアクシデントも起きたが、終盤まで集中力を切らさない姿勢は、さすがだった。厳しい時間で深渡瀬や中村拓人という下級生の頑張りも目立ったが、最後はやはり4年生が決めた。準決勝は筑波大と対戦。サイズは劣るが、ディフェンス力とチーム力を発揮できるかが問われる。

 日本大はリーグ戦の後に怪我人が復帰し、インカレではベストメンバーで臨んだ。しかし大会を通じてシュートの確率が今ひとつ上がらない中で苦しい場面も多々見られた。ただ、松脇の安定感やシェイクのブロック、ゴール下、高原の勢いのあるドライブは大東大の追い上げを何度もかわした。逆転を許してしまったが、最後の松脇の3Pは4年生同士の意地の対決を象徴したもので、涙を流しながらコートを去った。

写真上:リーグを経て安定感が高まり、アシストを連発した上澤。
写真下:日本大・シェイクと大東文化大・モッチの行き詰まるマッチアップ。シェイクの高さに何度も阻まれながら、勝負どころではモッチが決めていった。

※大東文化大・深渡瀬選手、日本大・松脇選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.12.13 (Fri)

【2019インカレ】12/13 準々決勝 筑波大VS日本体育大

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筑波大が終始日本体育大を圧倒
日本体育大は最後までらしさを見せて戦う


 準々決勝第3試合は奇しくも昨年と同カード、同時刻に行われる関東5位の筑波大と関東4位の日本体育大の対戦となった。しかも日筑戦は今年6度目。筑波大の5勝1敗ではあるが、因縁の戦いでもある。

191213bam.jpg  立ち上がりは両者オフェンスで畳み掛けた。筑波大は#27山口(3年・SG)、日体大は#24土居(3年・SF)のシュートで幕を開けると、その後は#33遠藤(3年・SG)の3Pも続き、互いに快調にシュートを入れあう。筑波大は#27山口のアウトサイドに#88牧(4年・SG)、#75井上(2年・C)も続き、リード。日体大はインサイドを固く守られ中で得点がなかなか取れない。筑波大はその後も#88牧の3Pや#11増田(4年・PF)のジャンパーなど勢いあるオフェンスが続き、1Qは31-21とハイスコアな出だしになった。

2Qの立ち上がりはともにやや停滞。筑波大はフリースローが悪く、日体大は交代した#21クリスティン(1年・C・東山)が筑波大の固いディフェンスに阻まれてシュートが決まらない。日体大は#50バムに交代。するとブロックが出て、#5磯野(4年・SF)の速攻が決まり、#50バムのオフェンスリバウンド、#5磯野が連続でアシストを生み出し、4分半で34―34の同点に追いつく。しかしここからの筑波大も付け入る隙を与えず、#27山口を中心に加点し、最後は#11増田のドライブも出て50―42と引き離して前半終了。

191213maki.jpg 3Q、筑波大は#88牧のシュートから始まり、着々と得点を重ねる。日体大はタフショットが続き苦しいが、#24土居、#33遠藤の3Pで食い下がった。しかし残り38秒で#28井出(2年・PG)が足を痛めてベンチに下がり、75―59で4Qに入る。筑波大はセカンドメンバーで試合を進め、日体大は持ち味の思い切りのいいシュートを放っていく展開になる。#13ディクソンのルーズボールなど最後までらしさを見せるが、94―77で試合終了となった。

筑波大は悪かったリーグ戦が嘘のような見事な展開を見せた。ディフェンス・オフェンスとも手堅く、日体大を圧倒した。

日本体育大は今大会の直前にエースの大浦が体調を崩し、今大会は大事をとって欠場した。磯野や土居、遠藤を中心に日体大らしい早い展開を最後まで続けたが、勝利は叶わなかった。

写真上:自分よりもサイズのある筑波大のビッグマン相手に奮闘した日本体育大・バム。
写真下:21得点の筑波大・牧。増田も23点を稼ぎ、4年生の頼もしさを見せた。

※筑波大・山口選手、日本体育大・大浦選手、磯野選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2019.12.13 (Fri)

【2019インカレ】12/13 準々決勝 白鴎大VS青山学院大

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写真:勝利した瞬間、前田が真っ先に走り寄ったのが、ベンチのシェッハ。完全復活ではない彼は試合にはほとんど絡めないが、「シェッハのために勝ちたい」、それがチーム全員の想いだ。


白鴎大の下級生が攻守で躍動
青山学院大は外のシュートが当たらず


 Dブロックの準々決勝は第2シードの青山学院大と、関東7位の白鴎大の対戦。最初に青学大が飛び出し、そのリードを白鴎大が終始追う展開となった。青学大は入りから#21納見(4年・PG)が好調でアウトサイド、3Pを決めていく。白鴎大は#52ブラ(2年・C)がパスに合わせるが、ミスが続きその間に青学大が着々と得点していく。徐々に白鴎大は本来の動きを取り戻し、#32三浦(4年・SG)が中に入ってシュートを決め立て直す。しかし#52ブラが怪我で一時離脱すると再びミスが続き、その隙を突いて青学大は#78渡嘉敷(3年・SF)のタップ、バスケットカウントで点差をつけ13-27とリード。

S__480436236.jpg 2Qの入りがいいのは白鴎大。#77前田(4年・F)のスティール、#66松下(2年・G)の3Pで点差を1桁に。ディフェンスでは#66松下が青学大の#21納見をフェイスガードし、3分半無得点。白鴎大は#52ブラをコートに戻すが、マッチアップの青学大#7ナナー(4年・CF)がゴール下で奮闘し中盤から点を取られては取り返す展開。点差はそこから詰まらず35-42で青学大がリードで折り返す。

 3Q立ち上がりは両チームスロースタートだが、白鴎大はミスが続き、青学大は#7ナナーがゴール下で強さを見せ、開始3分で10点差とする。白鴎大はタイムアウト後、#77前田のレイアップから調子を戻し残り4分、#32三浦の3Pで4点差に迫る。しかし青学大も#7ナナーのゴール下などで得点して追いつかせず、点差は5を前後して時間が進み53-60で最終Qへ。

S__480436238.jpg 4Q、白鴎大は#0関屋(1年・G・飛龍)のレイアップ、フローターが決まり、その後の時間はやや空いたが#66松下の3Pで1点差。青学大はタイムアウト後、#21納見の速攻が決まるが、すぐに白鴎大は#77前田の3Pが決まり同点に。さらに#66松下の3Pで逆転。青学大は#21納見が流血で一時ベンチに下がり、白鴎大は#23荒谷(3年・PF)のレイアップで盛り上がる。青学大は#7ナナーのゴール下、#21納見のレイアップで残り2分で1点を争う展開となる。1分を切り#21納見がゴール下をねじ込み1点ビハインド。その後の白鴎大のシュートは落ちるがボールは外に出て残り4.9秒。青学大はタイムアウト後、ハーフコートからのオフェンスのシュートは落ち、72-71で白鴎大が逆転勝利。ベスト4へと駒を進めた。

 白鴎大は出だしが悪かったが、2Qから本来の動きを取り戻した。松下が納見を徹底マークしたことで、青学大の得点と勢いが止まった。また4Q、関屋の思い切りのいいドライブからオフェンスでも一気にギアを上げ、終盤にようやく追いつき逆転した。前田は18点と安定した活躍をみせ、ブラは怪我をしながらも献身的にゴール下で働いた。ここまで4年生が目立つ試合が多かったが、関屋や松下といった下級生たちがフレッシュな風をいい方向に吹かせたことで、終盤にかけて勢いが増した。

 青学大は1Qこそ納見のシュートが当たり、一気に点差をつけた。しかし終盤にかけて白鴎大に押され、逆転を許した。リーグ戦の2巡目に白鴎大に勝利している際は、3Pが当たっており、この日は1/15と確率が大きく下がってしまった。それでも納見は得点源として26点、ナナーは25点の活躍。廣瀬ヘッドコーチ「2人合わせて50点取ってくれた。4年の意地を見せてくれた」と話した。

写真上:前半に勢いを見せた青山学院大・渡嘉敷。
写真下:13点の白鴎大・関屋は4Qにオフェンスを畳み掛け、流れを持ってきた。

※白鴎大・松下選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※青山学院大のインタビューは追って掲載します。


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2019.12.13 (Fri)

【2019インカレ】12/13 準々決勝 専修大VS東海大

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前半は東海大が攻守とも好調でリードするが
#34盛實の逆転スリーで専修大が劇的勝利


 関東3位の専修大と関東6位の東海大の戦いは、立ち上がりはどちらが主導権を握るかの攻防となった。専修大はブロックを連発し、東海大のオフェンスを止めるが、#11大倉颯太(2年・G)の速攻にシュート、#86八村(2年・CF)へのアシストなどで東海大は着々と加点。専修大は#34盛實(4年・SG)の3Pなどで食い下がるがファウルも続いて得点が伸びず一桁止まり。東海大は#11大倉颯太と#86八村の2人だけでこのQの全得点をあげ、9-19とリードした。

191213ookura.jpg 東海大は2Qの頭はセカンドメンバーでゾーンを織り交ぜていく。しかしシュートが落ち、リバウンドを拾われると専修大#12西野(3年・SF)や#88重富周希(3年・PG)の速攻が続いた。東海大はQの半ばに主力をコートに戻し、#11大倉颯太の速攻が決まるが、専修大側も#12西野の速攻で返し、互いにやり合う時間が続いた。東海大はファウルが続いてしまうが、#23佐土原(2年・PF)がこのQ3本の3Pが当たったことも大きく、21-36と東海大がリードして前半終了。

 3Q、専修大が追い上げを開始する。#34盛實のジャンパーを皮切りに。#23西野、#23キング(2年・SG)と続いていき、#34盛實はフリースローも獲得。しかし東海大は#11大倉颯太、#19西田(3年・SG)、#22笹倉(4年・PG)と3Pが3連続。20点差をつける。専修大はそれでも#34盛實の3Pのバスケットカウントで#86八村を4ファウルに追い込むことに成功。#34盛實がシュート、アシストにと起点となって動き、終盤は#30アブ(4年・C)がフリースローも獲得し、47-59と12点差まで戻して4Qへ。

191213sigetomi.jpg 専修大はここで#88重冨周希を起点にした攻撃が決まり始め、じわじわと追い上げる。東海大は開始4分でスタメンに戻して逃げをはかるも、専修大のオフェンス力の圧がここからさらに高まる。専修大は#34盛實、#30アブ、#12西野の3人が2分間半で16点を荒稼ぎして残り2分で遂に逆転し、69-66。一方の東海大はディフェンスで貢献していた#25平岩(4年・C)が残り3分で痛恨のファウルアウトとなってしまう。東海大は#23佐土原にパスが入るも決めきれないが、#11大倉颯太の3P同点に戻した。残り1分の攻防、専修大は#46寺澤(2年・SF)がゴール下をねじ込みリード。タイムアウトを取った東海大はターンオーバーも出るが、ディフェンスリバウンドから#86八村が決めて同点。残りは16.6秒。タイムアウトを取った専修大最後のオフェンスは、#34盛實がボールを持った。1対1からの3Pが残り3.3秒でネットに吸い込まれ74-71。東海大は最後のオフェンスにかけるが、ディフェンスにつぶされタイムアップ。専修大が大逆転で東海大を破ってベスト4へと進出した。

 東海大は途中まで大倉颯太、八村、佐土原が良さを見せてリードを守ったが、インサイドではファウルが込み、4Qの専修大のオフェンスの勢いを止めることができなかった。彼らの連覇の道はあと3点が届かずここで絶たれた。今季はコンディションに悩まされ、チームとしても持ち味を出し切れたとはいい難い。陸川監督はチーム作りにトレーニング期間がいかに重要かということを最後に説いた。土台となる身体ができているか否かがシーズン全体にも関わることを今季は痛感。特別指定や合宿でチームメイトが揃わない期間でもトレーニングをどうしていくのか、「鍛錬期にいかにトレーニングできるか。それを来季は考えたい」と締めくくった。

 専修大は盛實と西野、アブの得点が光ったが、ポイントだったのは重冨周希。大倉颯太とのマッチアップではミスマッチが課題になるが、ゾーンも使ったことで、彼で試合が作れる状態となった。佐々木監督「周希に本当に感謝するばかり」と、称賛を送った。

写真上:24点7アシストを決めた大倉颯太。復帰後に素晴らしいパフォーマンスを見せた大会だった。
写真下:重冨周希は約19分の出場でゲームをコントロール。ボールと人を動かす能力の高さが活きた。

※専修大・盛實選手、東海大・平岩選手、笹倉選手、大倉颯太選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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EDIT  |  23:40  |  2019インカレ  |  Top↑

2019.12.13 (Fri)

【2019インカレ】12/14試合予定(男子・準決勝)

駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

15:00 専修大学 vs 白鴎大学
16:40 大東文化大学 vs 筑波大学


全日本大学バスケットボール連盟インカレ公式サイト
最新情報は公式サイトでご確認ください。

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2019.12.13 (Fri)

【2019インカレ】12/13結果(準々決勝)

駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

専修大学74(9-19,12-17,26-23,27-12)71東海大学
白鴎大学72(13-27,22-15,18-18,19-11)71青山学院大学
筑波大学94(31-21,19-21,25-17,19-18)77日本体育大学
大東文化大学79(12-25,27-18,17-19,23-14)76日本大学


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2019.12.13 (Fri)

【2019インカレ】プレイヤーズインタビュー#17山本草大(広島大・1年)

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関東に勝つため、前しか見ていない
自身と日本のバスケットの成長を描く広い視野


◆#17山本草大(広島大・1年・PG・福大大濠)

話しはじめた瞬間から、熱い想いがとめどなく溢れ出してきた。昨年の福大大濠のキャプテン。筑波大に進んだ大濠の同期であり、強いリーダーシップを持つ中田に「キャプテンは自分ではない」と言わしめた存在だ。1年目にして絶対に負けたくないという思いでインカレのスタメンをチーム内で獲得し、絶対に関東を倒すということしか考えていなかった。どんな状況でも、地方のチームでも、絶対に、だ。

失うものは何もなかった。試合は立ち上がりからサイズがない分、スピードを活かしたプレーでアグレッシブに攻めていった。

山本:失うものはないので、プライドは捨てて自分たちのやってきたことを出すだけとみんなで話していました。速い展開でシュートを打てる時は、打つという練習をしてきました。それが、結果シュートが思い切って入り、ディフェンスでも中を固めて、練習通りにできました。

後半からは突き放されてしまったが、それでも最後まで必死に走って声を出した。入学してからここまでは、インカレに来るため、試合に出るために必死に努力して、プレータイムを勝ち取り続け、何よりも楽しみにしていた場所だった。そして目一杯、楽しんだ。

山本:ここ数週間は楽しみという感情でいっぱいで、2、3日はわくわくを抑えて、抑えて(笑)。本当に自分自身、楽しいという気持ちしかなくて。今はそれに加えて悔しさもあり、楽しいと悔しいが混ざっています。今日の試合で1年間やるべきことは見えたので、じっくり反省して、1年間このわくわくをまたためていきたいと思います。

広島大はチャンスがあればインカレに出られるという環境だと思っていて。もちろん、もともと正ガードの先輩もいますし、高校でちょっと有名どころでやらせてもらっていたからといって、簡単に出られる環境ではもちろんないですし、僕も努力を重ねました。スタメンで出たくて、どうしてもその座がほしくて考えて、考えてバスケットをしていました。やっと掴んだこのインカレのスタートでした。

5月にはスタメンだったのですが、正ガードの先輩が怪我をしてしまったんです。復帰されて、インカレ予選で勝てばインカレ、負ければ出られないという状況の中で、その先輩が20得点の活躍で勝ちました。言えば、その方のお陰でインカレに行けたんです。僕は何もできず、またそこから争いのスタートです。インカレは先輩のお陰で来られましたけど、どうしてもインカレは僕がスタートで出たかったんです。練習もアピールの連続です。シュートを気持ちでねじ込み、絶対負けたくなくて、やっと掴んだチャンスでした。本当に楽しかったです。

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福岡大附属大濠高校のキャプテンとして高校時代は奮闘し、山本の代では福岡第一との死闘も繰り広げ、話題になった。そこから中田や浅井は筑波大へ、土家は早稲田大へと進み、山本は実家に近い広島大を選んだ。

山本:高校の中でも、能力やバスケットのレベルは本当に下の方で、入学してくる後輩もみんな僕よりシュートが入るとか、高く飛べるとか、いろいろなものを持っていました。だから逆に能力集団、タレント集団にはないことを、僕はやってきただけでした。進学については客観的に見て、バスケットで関東で戦うことは、将来を考えてもその先が僕的には違う。それよりは広島大の教育学部がいいなと。高校の成績を使ってAO推薦で入れるということで、そこのチャンスをもらいました。学部としても、将来は指導者になりたいのでぴったりだと思いました。でもプレーするのも好きだから、インカレも出たい。スタートで出たい。でも教育者としての知識も得たいと、そんなことを思って選んだんです。国公立は目標をもって入学してきた人が多く、価値観も大いに合うだろうと思っていました。

こうして自ら選んだ場所で自分の道を進む山本。同期と学ぶ地域は離れてしまったが、インカレに来れば再会できる。

山本:みんなこの試合も見ていてくれていました。浅井とは高校時代はずっと一緒にいて、今でも電話がよくきます。彼とはプライベートでも仲良くて、その分東京で大丈夫かなと心配な面もありました(笑)。中田は心配しなくても一人でやりますし、土家は今日、天理大とギリギリの試合をしていましたが、僕の試合は茶化しにきましたね(笑)。

同期の中でも山本、中田、土家は歴代の大濠の選手たちと比べても、熱く、個性的だ。たまたまそういう3人が揃ったのか、一緒に成長していくうちにそうなっていったのか、それはどうも両方のようだ。

山本:3人とも1年生の時から、誰かに何かを言うのにいつも3人集まっていました。それぞれタイプは違いますが、言いたいことは言う仲でしたね。言わなきゃいけないことは言わなくてはいけないですし、ぶつからないと本当の仲間はできません。片峯先生がそういう部分を期待されていることはありました。主体的に、言われる前に考えることですね。大学に入り、今なら言葉で言えますが、高校1年生の頃の僕らは感じて、自然とやっていたと思います。結果、みんな今もそういう雰囲気で頑張ってくれてよかったですね。


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広島大で山本はここから何を実現していくのかというと、そこには単に自分のことだけに止まらない先を見据えた言葉が出てきた。 プレイヤーとしての自分と、さらにその先まで、野望は大きい。

山本:大学はもっと楽にと言いますか、楽しむ場だと思っていたんです。でも勉強は大変ですし、その上でバスケバスケだし。ただ、大変ですが楽しいし、充実しています。本当に広島大の先輩方に僕は恵まれているんです。僕が熱いことを言っても『お前そういう考え方なんだ、面白いね』と受け入れてくれる器の大きい大人の先輩です。下の意見も聞いてくれて、それから4年生が決めてくれましたが、それが学生らしいあるべき姿だと感じます。なのでどんどん自分を出すことができました。それが1年目でしたね。あと3年ありますが、絶対勝ちます。関東に絶対勝ちます。もう経験して、やれることとやれていないことはわかりました。『俺たち前半よくやったね、頑張ったね』ではなく、勝たなくてはいけません。中国地方が舐められていたら、関東のレベルも上がりません。関東のレベルが上がらなければ、日本のレベルも上がりません。

僕は指導者を目指す上でそこまで考えていきたいですし、その第一歩が大学の今です。高校でも土家より僕がベンチプレスをあげたら、彼も頑張っていましたし、それと一緒ですよね。地方が頑張れば関東も頑張りますし、来年、再来年は勝ちを狙いにいきます。前しか見ていません、次しか考えていません。広島大を見ていてください。



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2019.12.13 (Fri)

【2019インカレ】プレイヤーズインタビュー #24大庭岳輝(京都産業大・4年)

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「誰でもできることを全力でやってきた」
ハードワークや継続の重要性を伝えた1年

◆#24大庭岳輝(京都産業大・4年・主将・SG)

関東1位の大東文化大に挑んだ関西1位の京都産業大。ファウルトラブルなども響いたが、ディフェンスではゾーンで大東大からターンオーバーを奪い、モッチに対応したサンブの働きも見事だった。一時は大きく引き離されたが、それでもあきらめずに追い上げて、4Q終盤であと数点、というところまで迫った。

大庭:相手が関東1位ということで、ほとんどの人は最大17点とか開いたときにそのままいくと思っていたと思います。でも僕らとしてはオフェンスがあまりよくない状況で17点しか離れていなかったので、最後までやれると思っていました。オフェンスが噛み合えばカンバックできる内容でした。そこで4Qに徐々に噛み合ってきてカンバックできたし、しっかり粘れて最後までやりきれたなと思います。

引き離されても切れずについていけたのが、この試合のポイントだった。彼らが下級生の頃は我慢がきかず、そこで点差が開いてしまうことがあったが、大庭やリンダーの3P、北條の見事なフローターなど、勝負強い攻撃で粘った。

大庭:途中で点差が開いても、試合中に集中が切れることはあまりなくなりましたね。夏にも関東の大学とやらせてもらったんですが、そのときも20点くらいは戻せました。だから今日もぜんぜん無理だと思うことなく、最後まで粘り続けられました。

春はスプリングキャンプ、夏は遠征にも来ますが、そういう機会も活きていると思います。関東のフィジカルは関西にいると体感することは少ないのですが、貴重な経験は大事にしていいます。また、その分練習でチーム内でも上のフィジカルの当たりを体感することを意識して、バチバチやることをやっています。そういうことが身になってきているんだなと感じました。今日もフィジカルで負けている感覚はあまりないので、やはり続けることが大事だと思います。

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今年はキャプテンとしてチームをまとめてきた大庭。プレーはもちろん、声かけなど地道な仕事を何よりも大事だと考えてやってきた、継続の1年だったという。

大庭:下はやんちゃな選手も多いので苦労しましたが、声を出すとかハードワークするとか、そういう簡単なことを僕がサボってしまうとチームとしてはダメになってしまいます。そこだけはしっかり続けようと思っていて、それは最後までできたと思います。

自分たちが1年生のときはチーム状況的にも、リンダーや上田といった下級生3人のオフェンスの回数を増やしてもらうということが多かったです。でも今の2年生が入ってきて、コミュニケーションもしっかり取って、チームとしてもまんべんなく攻められるようになりました。そこからチームとしてもグッとよくなったと自分でも思っています。今の2年は3年になって上級生になるので、もっと考え方を変えてどういうことをしないといけないとか、練習からハードワークするとか、そういうことを意識するだけでチームでもどんどん変わっていくと思うんです。そういうことを期待したいですね。

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試合には破れたが、翌日最後に主将として大事なミーティングで役割を果たしたい、そう大庭は締めくくる。

大庭:今言った、ハードワークの重要性などを明日の最後のミーティングでしっかり伝えたいと思います。それが自分にできる最後の仕事です。やはり、どこを目標に置いているか、ということがすごく大事だと思うんです。自分たちは1年間関東を倒すということだけを念頭に置いてやってきました。西日本選手権は負けましたが、関西のタイトルはしっかり2つ取って東京に乗り込めました。それがあったからこそ、関東1位の大東文化に臆することなく戦えたので、1年間継続するのは本当に大事なことだと思います。

続けるということは一番難しいことです。上級生の誰かがサボってしまうと、チームとしても上の誰かがサボっているからいいや、となってしまいます。そうならないように自分は1年間ハードワークとか声を出すとか、誰でもできることを全力でやってきた自負はあります。それを後輩に見てもらえていたらいいなと思いますが、どう感じて自分たちで実践してくれるか。今年感じたことがあれば、ぜひやっていってくれることを願いたいです。


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2019.12.13 (Fri)

【2019インカレ】プレイヤーズインタビュー #24佐々木隆成(天理大・4年)

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誇りを持って天理大のスタイルでプレーし
留学も経験した誰よりも濃い5年間


◆#24佐々木 隆成(天理大・4年・SG)

大会2日目の12月10日、関西4位の天理大は1回戦で早稲田大に対して勝利目前だった。逆転から4Qはリードする形で試合は進み、ただ、最後に早稲田大の神田が放った3Pがリングにはねて大きく上に上がり、そのままネットに吸い込まれ、早稲田大の逆転で試合は幕。天理大は1点差で破れた。

後半の驚異的な追い上げでリードに持ち込んだ天理大の勢いは見事だっだが、エースは相手にかなわなかった部分もあると言う。

佐々木:僕らの感覚からすると前半の雰囲気とか関東の身体の当たりはやはり違うものはありました。身体の当たりはなんとなくわかっていたんですが、雰囲気がやはり大きかったですね。それで自分たちのバスケットができない状態で、前半は17点差にされてしまいました。みんなでハーフタイムにいつも通りの自分たちのバスケットをしようと話して、そこからインサイドにもボールが入るようになって、こういうクロスゲームに持ち込めたんだと思います。

自分たちのバスケットというのは、インサイドにつないで、そこからディフェンスを縮めておいてキックアウトをして、というバスケットです。それが前半はできていなかったので、1回インサイドに入れよう、ボールをそれで落ち着かせてバスケットを展開しようと、そこを意識して後半に入りました。

やるべきことを再確認し、後半はイソフがインサイドで踏ん張り、藤澤の攻撃も効いた。ただ、「自分が終盤のフリースローをあと1本でも決めていれば」と、たらればではあるが惜しむ。

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天理大のエースは元来ディレイドのバスケットを基本とするチームに、高い機動力を生かしてスピード感をもたらした。時間を使ってじっくり組み立てるバスケットと、佐々木や藤澤によるガード陣の早い展開との両方を展開できるところが、今季の天理大の大きな持ち味だったといえるだろう。

佐々木:天理大の特徴は時間をしっかり使うディレイゲームです。2ガードで藤澤とも試合中によく話すんですが、「ここは1本走ろうか」とか、あいつからも「ちょっとテンポ上げましょうか」とか、話をしてくれます。ディレイゲームの中でもいけるときは速攻で簡単に点を 取るということも1年間やってきました。それを今日はあまり出せなかったんですが。後輩たちはよくやってくれましたね。天理大は下級生主体のチームで、4回生で出ているのは自分とキャプテンの藤林(#25)くらいです。あとは残るので、来年は彼らがやってくれると思います

逆転できたということは、それが通用したということだと思います。二杉先生のやられるディレイゲーム、今はそういう形は主流ではないところもあると思うんですが、僕たちはみんなと違う挑戦をしているという、誇りであり自信を持っています。そういうことを全国大会で見せられればいいなと思ってきました。1回戦でああいう形で負けてしまったのですが、見ている方には天理大学のバスケットは違うな、と少しでも思っていただけたらいいなと思っています。


佐々木は大学生活で1年間のハワイ留学も経験した。そこで得られたものは人としても、バスケットとしても決して小さくない。

佐々木:文化が違うところで1年間を過ごして、外に出ればきれいな自然があるし、アメリカの一部なので公園に行くとバスケットゴールがたくさんあって、裸足で遊んでいる現地の中学生くらいの子でもダンクをします。ああ、すごいなと思ったし、そういうのを見られたことで関東でもビビらずにやることができるようになったと思います。こういうことは学生だからこそできるし、親にも感謝するばかりです。いい思いをできた5年間でした。誰よりもこの5年間を楽しんだと思います。

留学したのが3回生になるときで、1年後に3回生として再び部に戻りました。帰ってきたらチームが2部に落ちていて藤澤ともうまくプレーが合わず苦労したのは確かです。でも1部に復帰して、自分が4回生になってようやく彼も自分がどういうプレーをするかが理解できて合うようになってきて、今年は相当楽しい1年でした。

プレイヤーとしても、一人の学生としても充実していたという佐々木。そうした経験がこの先の活躍にもつながっていってくれることを期待したい。

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2019.12.11 (Wed)

【2019インカレ】12/11レポート(2回戦・Aコート)

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関西勢と九州1位が関東相手に奮戦
大東文化大と専修大はあわやの場面も


 インカレは2面での展開により、3日目にしてベスト8決定戦まで進んだ。AとCブロックの合計4試合が行われたAコートでは、大東文化大・専修大・東海大・日本大のすべて関東チームが勝ち上がった。地方勢は関西1位の京都産業大と関西2位の近畿大が関東上位を脅かす試合を展開するも破れたが、昨年よりも差のない戦いとなり、関西勢のレベルアップを感じさせた。九州共立大も途中まで東海大に接戦を演じた。唯一の関東対決となった日本大と早稲田大は日本大が高さと攻撃力で逃げ切った。



互いに外が当たらない中で日本大#10杉本が得点を牽引

191211matuwaki.jpg 劇的な試合で1回戦を勝ち上がった早稲田大日本大と対戦。両者固い出足だが日本大は#60黒田のシュートが決まり、インサイドでは#0シェイク(3年・C)の高さが活きる。早稲田大は外打ちが多く、これが決まってこない。11―17で1Q終了。2Q、#0シェイクが2つ目のファウルを犯し、ベンチへ下がる時間もあったが、#14松脇(4年・SG)がフリースローを得るなどして前半は22―32と日本大がリード。

 後半3Q、両者ここまでほとんどアウトサイドが当たっていないが、早稲田大は#12土家(1年・PG・福大大濠)、#41小室(3年・C)、#14柳川(3年・SG)の3Pがようやく当たり、残り3分3点差に詰め寄った。日本大はかろうじてリードを守って4Qに入ると、#10杉本(3年・SG)にようやく当たりが来る。さらに杉本は切れ込んでファウルももらっていき、流れを取り戻す。早稲田大はオフェンスが単調になってしまい、シュートが決まらない。日本大も爆発的は点数が伸びなかったがリードを守りきり51―67。ベスト8へ進んだ。

写真:3Pが当たらない中、松脇がフリースローを8/11と高確率で決めていった。



近畿大は逆転するもファウルトラブルが響く

191211pp.jpg 1Qは近畿大のリードから入った。専修大はすぐに立て直し、2Qに入ると一気に引き離して専修大らしいハイスコアとなり、前半は40-30。3Q、そのまま10点ほどのリードの専修大だが、近畿大は#24今村(4年・PF)がフリースローを得ていくと追い上げ、#36榎田(3年・PF)の3Pが決まると開始3分で2点差に。専修大はタイムアウトで流れを切る。専修大は#12西野(3年・F)のリバウンド、#23キング(2年・SG)のレイアップなど高い身体能力から再び差を広げていく。近畿大は#13渡辺(3年・SG)がオフェンスリバウンド、合わせを見せて再び追い上げ、さらに#24今村のドライブからパトリックへの合わせで残り1分半に逆転。さらに#24今村のバックドアが決まり55―59と近畿大4点リードで4Qへ。

近畿大の流れで入った4Q、#9パトリック(2年・C)がタップを押し込み#24今村のジャンパーで6点のリードまで広げた。しかしここから#9パトリックが連続ファウルを犯してしまい、ファウルアウト。続けて抜群のアタックを見せていた#13渡辺もファウルアウトとなり、近畿大は一気に崩れてしまった。専修大は#46寺澤(2年・SF)で逆転、#30アブ(4年・C)などインサイドの強みを生かして点差をつけると、61-89。専修大が際どい勝負を最後は制した。

写真:16点17リバウンドのパトリック。ファウルは相変わらず課題だが、昨年よりも成長した姿を見せてくれた。



ガードの個人技が光る九州共立大が東海大相手に健闘

191211nishida.jpg 東海大は九州1位の九州共立大と前半から接戦を展開。九州共立大はディフェンスではゾーンを織り交ぜ、オフェンスでは#3奥田(3年・PG)、#11久保田(4年・G)のツーガードがゲームを引っ張っていく。東海大は#19西田(3年・SG)が好調で3Pを沈めていき、接戦からじわりと抜け出す33-24で前半終了。

 後半、東海大は#11大倉颯太(2年・G)、#19西田が立て続けにアウトサイドを沈めると一気に差がついた。九州共立大は得点が伸びず苦しいが、#11久保田が1対1を仕掛け、3Pを決めては苦しい場面を何度も盛り上げる、東海大は#1大倉 龍之介のアウトサイド、アシストも通るなど、追い上げさせない。九州共立大は最後に#24ハッサン(3年・C)が#23佐土原(2年・PF)をブロックも見せた。3Qを40―53で終了して入った4Q、東海大のリードは15点ほどと大きいが、九州共立大も#11久保田の1対1、#24ハッサンもゴール下で粘る。だがアウトサイドが好調に決まり続けた東海大が54-74と20点差に広げて勝利した。

写真:5本の3Pを沈めた西田が20得点。今大会はずっと好調だ。



京都産業大は4Qに追い上げ、僅差で大東文化大に敗北

191211sanbu.jpg 第1シード大東文化大に挑んだ関西1位の京都産業大は、一時20点近く離される展開の中、最終Qで猛追する粘り強さを見せた。

 1Qは互いに競り合う展開となったが、京都産業大はゾーンで大東文化大の足を止め、後に#24大庭(4年・SG)が3Pを沈めて15-17とリード。2Qもゾーンは継続でリードを守る。しかし大東大は#15モッチ(4年・C)が中へ入り、#12中村拓人(1年・PG・中部第一)が絶妙なレイアップを決め、#2飴谷(3年・SG)のフリースローで残り4分半で逆転。その後も#2飴谷から#15モッチへのアシスト、#2飴谷の3Pも決まって一気に抜け出し、37−24で前半終了。

 3Q、大東大は#15モッチ、京都産業大は#23サンブが加点していくが、アウトサイドのシュートがよく決まった大東大が62-45として4Qへ。すると、大東大はリードを守っているが、京都産業大も#24大庭のシュート、#10上田(2年・SF)のドライブで攻め、ゴール下では#23サンブ(2年・C)が長い手を活かして#15モッチをかいくぐってシュートを決めていく。大東大の得点が止まる一方、京都産業大は#90北條(2年・PG)の3Pで差を一桁にすると、そこからも得点が続いて、残り2分半に#24大庭の3Pで68-64。大東大は#15モッチ、#34中村浩陸で返していくが京都産業大は#90北條のフローター、#38リンダー(4年・PF)の3Pも決まり、あわやという展開に。しかし大東大も#25高木のフリースローで安全圏に脱すると79-74で試合終了。京都産業大の追い上げを受けつつも、ベスト8へ進出を決めた。

写真:モッチの顔を抱えるような形でサンブがレイアップ。瞬発力が高く、モッチとは反対のスタイルをうまく活かしたプレーが光った。


※次のインタビューは「続きを読む」へ。
早稲田大・桑田選手、髙阪選手
近畿大・今村選手
九州共立大・久保田選手
京都産業大・リンダー選手


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2019.12.11 (Wed)

【2019 インカレ】12/11レポート(2回戦・Bコート)

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写真:日本体育大は次第に中京大を引き離していった。


青山学院大と白鴎大が接戦をものにし
筑波大と日本体育大は余裕を持って勝利


 Bコートでは1回戦に続きB、Cブロックの2回戦の4試合が行われ、いずれも関東勢がベスト8を決めた。唯一の地方校・中京大は、日本体育大に前半5点差で折り返したが、後半に一気に点差をつけられてしまった。筑波大は最後に控えの選手も出場し、中央大に勝利。白鴎大と青山学院大は競り合いになりながらも勝ち切り、神奈川大と拓殖大は終盤まで追い詰めたが惜敗。その結果青学大、日体大、筑波大、白鴎大の4校がベスト8に進んだ。



筑波大が1Qからシュートを決め続け中央大を圧倒

191211 yamaguchi 筑波大中央大に序盤からリードし77-50で勝利。中央大は1Qから筑波大の高さに苦しんだ。序盤は#2大﨑(4年・SF)や#21渡部(1年・SF・正智深谷)の3Pが決まったが、筑波大は#88牧(4年・SG)や#27山口(3年・SG)を始めアウトサイドやドライブ、速攻も多く余裕を持って試合を進めた。

 中央大はサイズで劣り攻めあぐねた。しかし#12樋口は安定した統率力がみえ、#21渡部もシュートに果敢に向かうなど来年につながる収穫はあったはずだ。その中でも#2大﨑が13点、#22足立も苦しい時間に粘り強さをみせ、#71沼倉はリバウンドで見せた。4年生の意地と、下級生の伸び代を感じさせる試合だった。

写真:20点チームハイの筑波大・山口。中央大・渡部とは出身校が同じで「後輩に負けられない」と意気込んでいた。



青山学院大が拓殖大のシューター陣の猛攻を振り切る

S__480157703.jpg 拓殖大は序盤からどんどんシュートを打ち、大きくリード。対する青山学院大は固さが見えたが#2斉藤(3年・PF)の3Pから持ち直し17-18で1Q終了。2Qも互角の戦いで、拓殖大は#99多田(4年・SF)の3Pが入り盛り上がる。青学大は高さを活かしつつ、#2斉藤が最後にジャンパーを決め33-38と5点リードで折り返す。3Qは開始2分間、両チーム無得点となるが、拓殖大はディフェンスがよく、#9小室(4年・SG)の速攻を皮切りに#59平良(4年・PG)が2本連続で3Pを決め、開始4分半で同点とする。しかしファウルが重なり#41杉野(3年・PF)、#9小室が共に3ファウルでベンチへ。青学大はフリースローで加点し、#21納見(4年・PG)がフローターを始めじわじわ点差をつける。拓殖大はシュートが落ち我慢の時間になるが、終盤に#22飯野(4年・SG)がバスケットカウントを決め45-51で追いかける。

 4Q、#2斉藤のシュートが安定し開始4分で15点差をつける。拓殖大は外角がなかなか入らない。残り4分半でようやく#41杉野のジャンパー、#99多田の3P決まり再び追い上げようとするも、青学大は#21納見のドライブなどで再び点差をつける。残り2分の拓殖大のタイムアウト後、3Pで食らいつくが、青学大は#7ナナー(4年・CF)がダンクを披露し寄せ付けず、67-79でベスト8に進んだ。

 拓殖大は持ち味のシュート力を序盤から発揮し、一時は12-0と大きくリードした。青学大は#2斉藤のシュートを中心に得点し逆転を許したが、サイズが劣る中#41杉野もリバウンドで奮闘。ディフェンスではゾーンが効き、青学大を苦しめる時間も多かった。

写真:インサイドは青学大・ナナーと拓殖大・杉野。得点はほぼ互角。リバウンドでフィジカルの強いナナーが上回った。



後半に点差をつけた日本体育大が100点ゲームの快勝

191211 bamu 日本体育大中京大の対戦は、前半は互角の勝負。日体大は#50バム(2年・C)が裏をとるプレー、#5磯野(4年・SF)がゴール下やタップをねじ込み流れを呼び一時は10点差をつける。中京大は入りに固さが見えたが、2Q中盤に#6林(4年・F)、#3内山(4年・SG)の3P、#25植木(2年・PF)のゴール下、#6林のバスケットカウントで最小点差1まで迫り前半は47-42と5点追う形で前半終了。後半は日体大#50バムがゴール下で奮闘し、この日30点の活躍。ガード陣の3Pも決まり点差をつけ、最後は75-104とペースを掴み快勝した。中京大は#6林が35点のゲームハイで、エースとしての活躍をみせた。#25植木の豊富な運動量や#3内山のキャプテンシーもみられたが、日体大のハイペースは徐々に体力を削っていった。しかしディフェンス力を証明する時間帯もあり、東海地区1位の意地が見えた。

写真:ダブルチームで囲まれながらも30得点の日体大・バム。前半厳しい時間にバスケットカウントも決めた。



白鴎大の#2中川が勢いをつけ、終始リードを守りきる

191211 bura 神奈川大白鴎大戦は、前半ロースコアの互角の戦い。白鴎大は前半終盤、#2中川(4年・PG)がバスケットカウント、3Pを2本決めるも、神奈川大の#75小酒部(3年・SF)も3P、ブザーとともにゴール下を決め33-28で5点を追いかける。後半を開始して飛び出したのは白鴎大で、#2中川のスピードが光り、ディフェンスも締める。神奈川大は#75小酒部がファウルをもらいながら攻め食らいつくが、白鴎大は#52ブラ(2年・C)がゴール下、多様なパス回しで速攻も出て勢いが増していく。神奈川大は最後に#3小針(2年・PG)が3Pをねじ込み52-40と8点ビハインドで最終Qへ。

 4Qも白鴎大の勢いは止まらずパスを速く回しながら攻撃を組み立て、速攻、オフェンスリバウンド優勢に。#77前田(4年・F)は神奈川大の#75小酒部にべったり張り付き自由にプレーをさせない。負けじと#75小酒部は振り切り、ファウルをもらっていくがフリースローの確率が上がらず。なかなか点差が詰まらないが、#75小酒部がタップでバスケットカウント、#11工(1年・PF・高崎商)がリバウンドからねじ込み、残り2分半で7点差。お互いディフェンスもハードになりファウルゲームに。白鴎大は#77前田がタップ、#2中川がドライブを決め再び点差をつけ、神奈川大はシュートを決めにいくも、追いつくには時間が足りず。74-62で白鴎大が勝利しベスト8に進んだ。

191211 kanagawa 白鴎大はいい出来で、神奈川大の幸嶋監督「ブラ(#52)の集中度合いが違った」と、リーグ戦とは異なる白鴎大の気合いを称賛。神奈川大の#75小酒部と白鴎大の#77前田とのマッチアップが大きな見どころになり、厳しいマークに遭いながらも小酒部は28点の安定した活躍を見せた。#5緒方は初戦に続き勝負所でシュートを決め、#6尾形は持ち味の身体能力を活かし、オフェンスリバウンドなどでチームを盛り上げ、4年生の活躍が光ったが、ベスト16で姿を消した。

写真上:前田が「シェッハのために誰より頑張りたいのはブラだと思う」と語っていたが、それを証明するようなハードワークと集中を見せた白鴎大・ブラ。
写真下:倒れた4年生の尾形を助け起こす小酒部と小梁。入れ替え戦からインカレにかけては4年生がチームを引っ張るプレーを連発した。


※以下のインタビューは「続きを読む」へ。
中央大・沼倉選手
拓殖大・多田選手
神奈川大・小酒部選手


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