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第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 8/24〜11/10

関西学生バスケットボールリーグ戦 8/31〜11/3


2016.10.15 (Sat)

【2016リーグ2部】10/15レポート(第13戦)

江戸川大が日本体育大を下し単独3位浮上
大東文化大はゾーンに足止めされるも無傷の13連勝


 後半戦に入り、2部も順位争いが熾烈になってきている。この日注目の一戦は、同率で並んでいた3位日本体育大—4位江戸川大のカード。立ち上がりからリードを握った江戸川大が競り勝ち、3位へとジャンプアップを果たした。江戸川大はインカレ出場、そして入替え戦も十分視野に入れた立ち位置で、後半戦の鍵を握る存在だ。無敗で首位を走る大東文化大の優位は差が大きく揺るがないが、2位以下はまだまだ入れ替わる可能性がある。見逃せない試合が続く。


161015kawasaki.jpg 同率で並んでいた駒澤大立教大の対戦は最後の最後で勝負がついた。駒澤大は1Qをリードして試合に入ったものの、2Qで7点に終わる大ブレーキ。前半は39-29と立教大が10点をリードする形。3Qもあまり動きなく終わったが、駒澤大が4Qで猛追を開始。残り数分で駒澤大が追いつき、激しい攻防となった。駒澤大はインサイドで優位に立ち、#14川嵜(4年・F)のアウトサイドが決まって流れを持って来るが、立教大は#4森川(4年・PG)がドライブをしかけてファウルをもらうと、#14望月(4年・SG)のジャンパーが決定打に。残り時間をフリースローで加点し、立教大が76-80で最後の場面を逃げ切って5勝目をあげた。

 これ以上負ければ上位を狙うのは難しくなる5位の国士舘大は、2勝差で後ろにつく6位順天堂大との戦い。立ち上がりから#66馬(4年・C)高さを生かしたリバウンドで強さを見せ、周りのアウトサイドも決まって順調にリードし、1Qは19-11。2Q、国士舘大のリードは変わらないが外が当たると大きい順天堂大も一気には離されない。国士舘大は1Q途中でベンチに下げていた#86下(2年・PG)、#39阿部をコートに戻して点の取れる布陣にすると、差を広げていく格好に。順天堂大はシュートも簡単に打てなくなり、残り3分半で一気に16点差にされてしまった。後半3Qは順天堂大の外が当たる時間帯もあったが、点差は詰めることはできず90-63で国士舘大が勝利した。国士舘大はこれで日体大と勝敗が並んだ。ただし、前回の対戦では日体大が勝利しているため、5位は変わらず。上回るためにはさらなる勝利が必要だ。

161015mori.jpg 1勝にとどまる法政大は、2位の中央大相手に立ち上がりこそ伸び悩んだが、ディフェンスの良さが出て次々にターンオーバーを犯させると、残り1分50秒に同点で追いつく。それでも1Qは中央大が18-13とリードし、2Qへ入ったが、法政大は#11中野(4年・SF)の連続3Pで逆転に成功。一方の中央大は法政大の激しいディフェンスの前にタフショットが多く、思うようにシュートが入らない。ワンゴールを争う展開から、最後は#7森(4年・PF)のジャンパーがブザーとともに決まった中央大が32-29で3点リードし前半終了。後半、点差を縮めてくる法政大に対して中央大は#99浅見(3年・C)の3P、#13中村(2年・G)の速攻などで逃げ、約10点の差をキープ。じわじわと差を広げて59-42で3Qを終了すると、4Qはベンチメンバーを主体としながら82-53で試合終了となった。

写真上:駒澤大は川嵜のシュートが決まり盛り上がったが、惜しくも最後は立教大に振り切られた。
写真下:中央大はさまざまな選手を出場させているが、要所では森のプレーがチームをもり立てる。

※立教大・森川選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆PICK UP1
【終盤追い上げられたが江戸川大が逃げ切って勝利】

161015kibusi.jpg 同じ8勝4敗で星の数では同率の江戸川大日本体育大の一戦。江戸川大にとっては最初の対戦で負けているため、順位的には負けている。日体大にとっても、入替え戦争いに残るためには、ここは両者とも必ず勝っておきたい重要な試合だ。

 1Q、江戸川大はいつものペースで点を決めていく。一方の日本体育大はペイントエリアで思うようなプレーができず、外角のシュートを打っていくがなかなか入らない。2Qになると日本体育大が徐々にリズムを取り戻し、#75赤土(4年・PF)や#45河野(1年・PF・福岡第一)が内外で得点。中盤で同点に追いつくが、江戸川大の#12オウマ(1年・C・明徳義塾)がバスケットカウントを取ると、日本体育大の#75赤土もバスケットカウントで返すなど、シーソーゲームとなり36-33の江戸川大リードで前半を折り返す。

 3Q前半、江戸川大は#23保岡(3年・SG)が1本、#1平岩(3年・SG)が2本の3Pを決め、ゴール下では#44納富(3年・C)が活躍し点を量産していく。日本体育大は2Qまであった勢いがまるでなくなり差が14点にまで開くと、タイムアウトを挟み選手も交代。これを機に日本体育大はバックコートからのディフェンスに変更し、それが江戸川大を苦しめていく。また、交代で出場した日本体育大#21木伏(4年・SG)が当たり大活躍。日本体育大は自分たちのペースを取り戻す。しかし江戸川大も追いつかれまいと、なんとかディフェンスを打破して得点。61-50でこのQを終える。

 4Q、江戸川大は#12オウマが序盤に得点したあと点が止まってしまう。日本体育大は変わらずバックコートからディフェンスし相手のミスを誘って、それを着実に得点へとつなげていくと、残り3分のところで1点差に。このままの勢いで逆転したいところだったが、江戸川大も黙っておらず。#1平岩がバスケットカウントで3点プレーをすると、#55平子(4年・SF)が3Pを沈めてあと少しの差を詰めさせない。残り30秒で3点差、日本体育大は3Pを決めたいところだがここでミスが出て江戸川大ボールに。江戸川大はパスを回して時間を使い、#23保岡のブザービーターで試合は終了。80-72で江戸川大が9勝目を挙げた。

写真:途中出場し日体大に勢いをもたらした4年の木伏。大活躍だったがチームの勝利にはならず。


◆PICK UP2
【東洋大はゾーンで粘るが大東大の貫禄勝ち】

161015mocci.jpg 9位であえぐ東洋大は無敗の大東文化大と対戦。1Qから気迫が見え、ゾーンもうまくはまっていい立ち上がりに。大東大は高さがある分、ゴール下へと入った場合は得点してリードは奪えているが、東洋大はアウトサイドも好調。しかし大東大も最後に3Pが入り1Qは23-16。

 2Qも東洋大はゾーンを継続。大東大から3秒オーバーをはじめ、ターンオーバーを奪うシーンも再三見せる。しかしアウトサイドの精度が勝る大東大が確実に決める場面も多く、簡単には追いつかせない。東洋大はゾーンプレスから#2山口(4年・SG)のオフェンスリバウンドで3点差に迫るが、大東大も下げていた#15モッチ(1年・C・桜丘)を戻し、ゴール下でのアドバンテージを取り戻す。東洋大は#30川上(2年・SG)の3Pで食い下がる。しかし終盤のオフェンスが決まらず45-36と大東大がややリードを広げて前半を終えた。

161015iwabuti.jpg 後半3Q、東洋大は#33平(3年・C)がファウルトラブルとなり、インサイドがじわじわと苦しくなってくる。大東大は#0葛原(3年・SG)のアウトサイドが確実に沈み、リバウンドでも強さを発揮。開始5分で20点の差をつけることに成功した。東洋大はファウルが続き、シュートの精度も落ちてきて47-69と大東大が22点のリードで終えた。4Qもこの差は埋まることなく88-59で大東大が無敗をキープした。

 サイズ、選手層で勝る大東大だが東洋大のゾーンの前に、前半のターンオーバーは東洋大7に対し大東大11と苦しんだ。東洋大は1試合を通してのゾーンを敢行。ターンオーバーを奪ってからの走る形でかなり大東大を苦しめたが、リバウンドの強さ、シュートの確率の高さで大東大がこれを上回った。

写真上:大東大はインサイドでモッチにボールが入れば、さすがの強さを発揮。
写真下:東洋大は岩渕も得点を牽引。ポイントゲッター山口(#2)以外の得点源がもっと増えればチームも楽になる。


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EDIT  |  23:30  |  2016リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2016.10.09 (Sun)

【2016リーグ2部】10/9レポート(第12戦)

リーグ2/3を終え大東大が独走態勢
江戸川大は延長戦を制し、3位日体大と同率の星に追いつく


 上位2位はこの日も勝利して動きはなかったが、3位の日本体育大が国士舘大に破れ、日体大の下に1勝差でついていた江戸川大が駒澤大に勝利して勝率で並んだ。1巡目の直接対決で破れているために4位となるが、星の差がなくなったのは大きい。この3位争いも重要だが、2位との差も1勝差という現状は残りのリーグ戦で何が起こるか分からないということでもある。ここから後半にかけてはそれぞれのチームが目標クリアのために特に力も入ってくる状況。今後の戦いぶりが見逃せない。


161009top.jpg リーグも第12戦を迎え、もう1敗もできない国士舘大は、日本体育大を前に1Q6点に留まるも、泥臭くリバウンドに絡んで3Pラッシュにつなげ、82-61で1巡目のリベンジを果たした。連敗は避けたい江戸川大は、駒澤大を相手にこちらも1Q6点に留まる。3Qに逆転するも食い下がられ、延長に突入。#23保岡(3年・SG)が要所で決めて82-69で抜け出した。

 順天堂大-立教大は、順天堂大が前半3P1本のみと低調。立教大はそれを走る展開につなげ、2Q半ばにダブルスコアとするとその後も優位に進めた。4Q冒頭には66-60と肉薄される場面もあったものの、順天堂大のアウトサイドを守りきり、86-71で立教大が勝利した。

161009nakano.jpg 首位の大東文化大法政大を相手に74-52で退けた。2位の中央大はシュートが決まらず、リバウンドを東洋大に取られてしまい3Qまでクロスゲームとなるも、4Qに突き放して63-53と、この週2連勝で勝ち星を伸ばした。東洋大、法政大は連敗を止める糸口を掴みたいところ。

 リーグも2/3を消化し、各チームの星がばらけてきた。残り6試合、1勝、さらには1点が重要になる試合が続く。

写真上:見ごたえのあった日体大・赤土と国士舘大・板垣のマッチアップ。
写真下:最上級生としてチームを引っ張る法政大・中野。


◆PICK UP1
【らしさを出した国士舘大が7勝目】
161009abe.jpg 4敗の日本体育大と5敗の国士舘大の対戦。1-2部入替え戦、インカレ出場に向けて重要なカードは、重い立ち上がりとなる。国士舘大はシュートが入らず、2Qには日体大が2桁のアドバンテージを得る。しかし17-27からから3P、#66馬(4年・C)のバスケットカウントなどで猛追。守っても#32フェイ(2年・C)を囲み、25-29と逆転圏内に捉える。日体大は残り1.7秒でのフリースローを2投とも落としてしまう。

 3Q、2Q終盤の流れが継続。日体大は#32フェイから#45河野(1年・PF・福岡第一)に替えてゾーンを敷くも、国士舘大の3Pが入り始める。#86下(2年・PG)のファウルをもらうドライブもチームを勢いづけ、33-33と振り出しに戻す。日体大も#19田口(3年・F)、#20小田桐(3年・PG)らの1on1で拮抗するも、国士舘大#88板垣(4年・PF)の連続3Pで49-43と突き放す。板垣は守っても日体大#75赤土(4年・PF)を押し込ませず、日体大のオフェンスが外に偏れば#12臼井(3年・PF)がリバウンドをもぎ取る。52-47の5点差ながら国士舘大の勢いが強い。

161009taguti.jpg 4Q立ち上がりも#88板垣の3P、#12臼井のリバウンドショットで国士舘大が流れを切らさない。#86下のフリースローで61-51とついに10点差がつき、日体大をタイムアウトに追い込む。日体大は果敢にペイントエリアへ攻め込むがファウルをもらうには至らない。残り6分には66-51と差が開き、日体大はスモールラインナップに替えて高い位置からプレッシャーを掛けていく。国士舘大のミスを誘い66-55と詰め寄るも、クリアな形で攻めきれない。国士舘大は対照的に#0角田(3年・SF)、#12臼井らが畳みかけて残り2分75-55として勝負あり。後半に57点を叩き出して82-61。1巡目の借りを返し、2試合合計の得失点差でも上回った。

 日体大は課題に挙げていた試合の入りを修正したかに見えたが、3Pが0/15と沈黙。リバウンドもとりきれなかった。国士舘大は#88板垣が攻守で活躍、スタート起用に応えた。

写真上:ガードの国士舘大・阿部は昨年よりプレータイムを伸ばしている。
写真下:ダイナミックなプレイを見せる日体大・田口。

※国士舘大・下選手のインタビュートは「続きを読む」へ。


◆PICK UP2
【延長の末、江戸川大が苦しみながらも勝利】
161009noutomi.jpg 江戸川大は開始3分を過ぎて#1平岩(3年・SG)の1on1で初得点を挙げるも、その後もうまく噛み合わない。それに対して駒澤大は中外多彩な攻撃で14-4とする。江戸川大はメンバーチェンジが奏功し、#44納富(3年・C)の速攻で1Qを終えると、駒澤大のミスを誘って速攻に持ち込み、2Q開始2分で14-10まで盛り返す。さらにリバウンドからチャンスを広げ、残り2分半で20-20の同点に。ここから駒澤大は#18前田(3年・PG)の3P、フリースローで25-20と突き放す。

 3Q、江戸川大はコートに戻った#12オウマ(1年・C・明徳義塾)がゴール下で躍動。駒澤大が3P1本に留まる間に逆転に成功する。しかし駒澤大も#65針生(2年・PF)が中、#14川嵜(4年・F)らが外で決めて37-37。ここから江戸川大は#23保岡の3Pなどで37-45と、流れが行ったりきたりする。

161009kawasaki.jpg 4Q、駒澤大は#24石井(3年・F)、#14川嵜が立て続けに3Pを沈める。江戸川大は#12オウマが囲まれ足踏みする間に、#14川嵜がさらに2本3Pを決めて残り6分54-52と一気に抜き去る。江戸川大#23保岡が連続3Pなどで試合を決めに掛かるも、駒澤大も諦めない。残り2分58-63から#65針生がゴール下を2本きっちり決め、ファウルゲームに持ち込む。残り7秒、#12オウマがフリースローを2投とも落としてしまい、リバウンドは混戦の中で駒澤大#18前田が掴むとともにチームファウルフリースローを獲得。勝ち越すチャンスを得たが、2投目と再三のリバウンドシュートを決めきれず、63-63で延長に突入した。

 延長では開始すぐ#23保岡が3P、ドライブを決めた江戸川大に余裕が出る。#55平子(4年・SF)の身体を張ったリバウンドから#12オウマが決めて残り2分半64-70と勝利を大きく引き寄せる。駒澤大は#65針生の得点、#24石井の3Pで3点差と追い縋るも反撃もここまで。江戸川大がチームファウルフリースローを落とすも、ファウルアウトが相次いだこともあって得点につなげきれず、69-82で江戸川大が苦しみながらも勝利を掴んだ。

写真上:機動力を発揮した江戸川大・納富。
写真下:駒澤大・川嵜は3~4Qでの決定力が特に高い。


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EDIT  |  16:02  |  2016リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2016.10.08 (Sat)

【2016リーグ2部】10/8レポート(第11戦)

大東大は江戸川大を退け11連勝も課題が見える
中盤は引き続き混戦の様相


 2部リーグ後半戦、この日は前節で中央大を倒して上昇気流に乗る江戸川大が大東文化大に挑んだが、勝利はならず。依然大東大がアドバンテージを持った状態で進んでいる。また、前週待望の1勝をあげた法政大は、惜しくも惜敗。中盤の混戦は続いているが、全体的に順位としては大きな動きのない1日となった。


161008odagiri.jpg 負けなしの首位、大東文化大は7連勝で2位タイに浮上した江戸川大を迎え撃った。試合の入りこそ「ふわっとしてしまった」(#0葛原)とビハインドになるが、江戸川大の得点源をきっちり抑えて82-69と貫録勝ち。また、先週3敗目を喫した中央大立教大105-64で勝ち、連敗は3で断ち切った。

 江戸川大・中央大と同じ勝敗の日本体育大は、1巡目に敗れた東洋大に粘られた。#20小田桐(3年・PG)の3Pなどで前半で2桁差をつけるも、後半ターンオーバーがかさみ、またリバウンドを取られて4Q残り2分69-64と迫られる。ここで得たフリースローも決めきれないも、東洋大も3Pがもう1本出ず、70-64でタイムアップ。東洋大はあと1歩の試合が続く。

161008kobuna.jpg 4勝同士の対戦となった駒澤大-順天堂大は、先週に続き順天堂大の司令塔#73佐々井(2年・PG)が欠場。パスミスも散見されるが、声とディフェンスで盛り立て、3Pの分だけじわじわリードを広げる。さらに3Q終盤には走る展開が出で64-44。しかし駒澤大もプレスディフェンスから3Pを重ねて残り2分半には76-70と怒涛の追い上げを見せる。しかし好調の順天堂大#17小鮒(4年・F)が1on1とアシストを決めて勝負あり。ファウルゲームを92-78でかわし、昨年の3部リーグでの対戦と一転してこのカードは順天堂大が2勝を収めた。

 昨シーズンは1部で戦いながら思うように星を伸ばせていない国士舘大法政大の対戦は拮抗した。#12臼井(3年・PF)の得点で国士舘大が一度は10点のリードを得るも、法政大も#11中野(4年・SF)らの3Pで逆転、果敢なプレイを続けて4Q残り4分54-60と優位に立つ。しかしチャージングなどで足踏みする間に、国士舘大#88板垣(4年・PF)が連続得点して再逆転。法政大は終盤のターンオーバーが響き、65-63で国士舘大が逃げ切った。

写真上:3Pや1on1など得点力の高い司令塔、日体大・小田桐。
写真下:45得点をたたき出した順天堂大・小鮒。


◆PICK UP
【好調の江戸川大も大東大の堅守を破れず】
161008takeuti.jpg 7連勝中の江戸川大は#12オウマ(1年・C・明徳義塾)のゴール下、#23保岡(3年・SG)の3Pと快調な滑り出し。3Pの確率がよく開始3分半で16-8と先手を取る。大東文化大はシュートを決めきれないが、ディフェンスから仕切り直す。Q最後の約3分間にわたって江戸川大を無得点に抑え、#15モッチ(1年・C・桜丘)のゴール下で20-21とわずかに前に出る。

 2Q、大東文化大は引き続き#15モッチ、さらにその交代で入った#20毕(3年・PF)を起点に攻め、江戸川大はこれを防ぎきれない。攻めてもタフショットが多くなり停滞。残り2分には大東大#3竹内(3年・PG)の3Pで28-38と2桁差がつく。それでも江戸川大は気持ちを切らさず、リバウンドシュート、さらに大東大のラストオフェンスをスティールしてレイアップにつなげ、32-38まで押し戻す。

 3Q、大東大は#15モッチが中で、#12熊谷(2年・PG)が外から決めて再び10点差とする。江戸川大は#23保岡にクリアな形でボールが回らず、#1平岩(3年・SG)らが打開を試みるも大東大のディフェンスは堅い。大東大は#91ビリシベ(2年・PF)の3Pとゴール下で38-53まで引き離す。江戸川大は#55平子(4年・SF)が速攻、ジャンプシュートと追い縋るも、ゴール下でフリーの選手がファンブルしてしまうなど、いつもの勢いをつくれない。

161008e49.jpg 15点差で入った4Q、大東大は攻守でリバウンドを支配。開始2分で44-62とほぼ試合を決める。江戸川大は諦めずバックコートからプレッシャーを掛け、オフェンスでもコミュニケーションを取りながら修正を図るもののなかなかうまくいかない。終盤、大東大はベンチメンバーをコートに送り出す。江戸川大は#23保岡が3P、#12オウマがバスケットカウントと気を吐くも、69-82で力負けの格好となった。

 大東大は#56山岸が不在だったが、他のポジションと同じく4年生の#32原がしっかりとカバー。とはいえ、立ち上がりに先手を取られたり、点差を広げたいところで逆に詰められたりと課題も残る。選手自身も自覚はしており、リーグ後半に向けて心身の疲労と向き合いながら修正していきたいところだ。

写真上:大東大・竹内は熊谷とプレイタイムを分け合う。
写真下:果敢にゴールを狙った江戸川大・飯田。

※大東文化大・葛原選手のインタビュートは「続きを読む」へ。


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EDIT  |  23:20  |  2016リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2016.10.08 (Sat)

【2016リーグ2部】前半戦総括(第1戦~第9戦)

 1巡目を終えた時点でのチーム状況を振り返る。また、個人ランキングのうち得点、3P、リバウンド、アシストの上位5人の顔ぶれとそれぞれのプレースタイルをまとめた。

◆チーム総括

9戦全勝の大東大が頭ひとつ抜ける
2位争いは混戦模様


161002yamagisi.jpg 9戦全勝の大東文化大は、スタメンは#91ビリシベ(2年・PF)ら成長著しい下級生主体、経験豊かな上級生がバックアップに回る形であらゆる状況に対応している。2敗で2位の中央大はディフェンスから速い展開に持ち込めば決定力の高いメンバーが揃い、ハーフコートでも#7森(4年・PF)の存在感が光る。ただ、春から課題に挙げている3Qの停滞をまだ完全には克服できていない。

 首位をキープする大東大西尾HCは、「昨年も上位に行けると言われていた中で4位に終わってしまった。その悔しい思いがあるので1試合1試合しっかり向き合っていこうとやってきた結果が9連勝だと思います。また、10年以上大学の現場にいさせてもらっていますが、学生スポーツにおいて最上級生の力は大きい。コートに立つ、立たない関係なしに4年生がしっかりしているチームが勝つのかなと。そして何より、レベルの高い練習ができています。留学生が2人いますし、ガードやウイング同士も切磋琢磨している。練習で出ないものは試合でも出ない。練習での手応えがゲームでも出ていると、自分としては思っています」と、コメントからはチームが安定している状況が見えてくる。

 また、中央大荻野HCによると「ディフェンスに関してはチームコンセプトとしてやってきたことがスタメンも後から出る選手もきちんとやれていると思うので、その次、守った後走りきれるか。走れなかったときどう点数を積み上げるかというのはもう1段階レベルを上げたい。ここからが本番なので、去年・一昨年の負けが無駄にならないよう、取りこぼしなく、得失点差なども気にしながら何とか上位2位以内を確保する戦い方をしていければ」と、気を引き締めている。

 江戸川大日本体育大はすぐ後ろで上位2チームを追う。江戸川大は堅守速攻を掲げるチームが多い中でも、ディフェンスでよく粘れている。オフェンスでは#23保岡(3年・SG)、#1平岩(3年・SG)、#20オウマ(1年・C・明徳義塾)と得点力の高い選手がおり、守るほうは的を絞りにくい。同じく3敗の日本体育大は、延長までもつれた順天堂大戦を始め、試合立ち上がりで相手に合わせてしまうところが見られる。とはいえ、一時戦列を離れた#19田口(3年・F)も復帰し、「下級生はいい選手が多いので、1部に上げてあげたい気持ちは強い」(#75赤土)と4年生がプライドをかけて2巡目でのリベンジを狙っている。

 最短での1部復帰を目指したい国士舘大は5敗と黒星先行。だが中央大に快勝する力はあり、「1部に昇格したときの代も1週目は4敗からスタートして、そこから全勝して入れ替え戦に行って1部に上がった」(#88板垣)と前を向く。

 前半戦は以上のような構図だが、すぐ始まった2巡目の初日で江戸川大が中央大を破る試合をしており、ここからも状況は随時変わっていきそうだ。

写真:大東大・山岸は上級生としてどんな場面でコートに立ってもきっちり働く。



法政大が9戦目に待望の1勝
下位入替え戦回避は気の抜けない戦い


161002yashiro.jpg 3部より昇格を果たした駒澤大は4勝で中盤ポジションで折り返した。勝負所で#14川嵜(4年・F)ら全員が怯まずシュートを放ち、よく決まったことでクロスゲームをものにしてきた。同じく今シーズン昇格してきた順天堂大は、#7小鮒(4年・F)のアウトサイドを起点とした彼ららしいバスケットを貫き3勝6敗の。対戦チームが3Pを警戒すれば、ドライブや合わせなど次のプレイを選択できるのが大きい。

 立教大はリードしていても逆転されてしまったり、接戦を競り負けたりと惜しい試合が続き、順天堂大と並ぶ3勝。#12三上(4年・SG)の欠場は本人にとってもチームにとっても残念だが、他の4年生や下級生が力を合わせて相手チームに立ち向かう姿が見られる。

 東洋大は国士舘大・日体大に連勝した幸先のよい初週が一転、7連敗。#88山本(4年・PF)らの奮闘は見えるものの、要所でシュートを決めきれずリバウンドを取られて走られ力尽きる、という悪循環を断ち切りたい。昨年は1部で戦った法政大は、1勝に留まった。しかしケガ人を抱えながらのこの1勝は大きい。わずか星2つ差内に4チームがおり、どのチームが2-3部入替戦行きとなってしまうかはまだまだわからない。

写真:日体大・フェイをボックスアウトする順天堂大・八代。


◆個人ランキング

【得点】
161002kobuna.jpg1位 小鮒 凌(順天堂大学)248点(平均27.5点)
2位 保岡 龍斗(江戸川大学)221点(平均24.5点)
3位 赤土 裕典(日本体育大学)179点(平均19.8点)
4位 山口 健大(東洋大学)158点(平均17.5点)
5位 望月 孝祐(立教大学)148点(平均16.5点)


昨年、4年生2人に次いで3位・4位だった保岡と赤土を抑えてトップを走るのは順天堂大#17小鮒(写真)。順天堂大の絶対不動のファーストオプションだ。3Pが代名詞となっており3Pランキングにも顔を出しているが、ディフェンスが間合いを詰めればドライブ、ミスマッチならばポストアップと引き出しが多い。江戸川大#23保岡も、身体能力に恵まれ中外バランスよく得点できる。日体大#75赤土は#32フェイとの合わせもあれば、自らインサイドを切り拓くことも。マッチアップが留学生選手の場合は逆ミスマッチを突いて3Pを突き刺す。東洋大#2山口は満身創痍ながら果敢にゴールに狙っていく。立教大#14望月は三上の欠場によりボールを託される機会が増え、得点も伸びている。小鮒は3Pと合わせて2冠の可能性もある。


【3P】
161002yasuoka.jpg1位 小鮒 凌(順天堂大学)35本
2位 保岡 龍斗(江戸川大学)31本
3位 望月 孝祐(立教大学)26本
3位 山口 健大(東洋大学)25本
5位 川久保 駿(順天堂大学)23本


昨年の3P王・立教大#12三上が欠場。トップを走るのは得点に続き順天堂大#17小鮒。自分のタイミングならばチェックが来ていようとも迷わず打ち、フェイダウェイ気味でも決めてしまう。ボールがあまり回転しない独特のフォームだが、これがよく決まる。立教大#14望月も、相手のチェックをものともせず沈める。ラインより数歩後ろからでもフォームを崩さず打つことができる。江戸川大#23保岡(写真)は#20オウマからのインサイドアウト、#1平岩のドライブからのパスアウトを受ける場面が多い。東洋大#2山口はクラッチシューター。順天堂大#6川久保は小鮒とともに、少しでも前が空けば積極的に狙う。チームスタイル的に、川久保とシュートチャンスを分け合ってもなお小鮒が本数を伸ばしそうだ。


【リバウンド】
161002ma.jpg1位 馬 浩然(国士舘大学)138本
2位 オウマ エリックジャガニー(江戸川大学)104本
3位 八代 匠(順天堂大学)102本
4位 フェイ ヌダリー(日本体育大学)100本
5位 モッチ ラミーン(大東文化大学)92本


国士舘大#68馬(写真)は少々接触があっても体勢が崩れない。特にオフェンスリバウンドを多くもぎ取る。江戸川大#20オウマは1年生ながら長いリーチを生かして制空権を得ている。順天堂大#13八代は、3Pのロングリバウンドを地道に拾う、シューター軍団・順天堂大にとってなくてはならない存在。八代が身体を張ることによりセカンドチャンスが生まれている。2部リーグ最長身の日体大#23ヌダリーはチームに期待された仕事を果たす。大東大#15モッチは地道にディフェンスリバウンドを確保して相手の攻撃機会を摘み取る。馬は#88板垣と交代する時間があってもこの本数であり、このままトップを保ちたいところ。


【アシスト】
161002morikawa.jpg1位 森川 陸(立教大学)44本
2位 佐々井 雄大(順天堂大学)40本
3位 前田 祥太(駒澤大学)34本
4位 保岡 龍斗(江戸川大学)31本
5位 中村 晃太郎(東洋大学)30本


3年連続アシスト王を狙う立教大#4森川(写真)は、2部最速のドライブからセンターへの合わせ、シューターへのパスアウトを量産。得点・3Pランキングに食い込む望月との4年生同士のホットラインもある。順天堂大#73佐々井は今季からスタメンを務める新星。もらってすぐ打てるパスをシューターたちへ出しているのはもちろん、相手がアウトサイドを警戒するあまり空いたインサイドへの裏パスも多い。駒澤大#18前田と東洋大#11中村はゲームメイクしながらパスを配する。江戸川大#23保岡はその得点力によりどのチームと当たってもマークが厳しいが、よく周りを見てフリーの選手へと捌く。森川は昨年とほぼ同じペースだが、独走だった去年と比べ2位以下との差は少ない。高確率でフィニッシュしてくれるエースがいること、味方をフリーにする完成度の高さから、上位2人のデッドヒートが続くと思われる。


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2016.10.08 (Sat)

【2016リーグ2部】10/1レポート(第9戦)

大東文化大が無傷の9連勝
中央大を破り1巡目を全勝で終える


3U7A5666.jpg 1順目最終日、2部リーグは1位大東文化大と2位中央大が対戦。大東文化大が勝利し全勝で1位をキープした。中央大が2連敗したことで、日本体育大や江戸川大との差が縮まり、2巡目で2位以下の順位に変化が出てきそうだ。

161001dari.jpg また、この日は法政大が東洋大に勝利し初白星を獲得。1巡目の最後を勝利して終えることができたが、これを契機に2巡目で白星を増やしたいところ。

江戸川大-立教大は、立教大がいつも通りのバスケットができず。シュート率が悪く、ターンオーバーもかさんだことで終始流れをつかむことができなかった。一方の江戸川大は#23保岡(3年・SG)や#1平岩(3年・SG)、#12オウマ(1年・C・明徳義塾)らが安定して得点し1Qから差をつけ、67-52で江戸川大が勝利した。

 日本体育大-順天堂大はどちらかがリードすれば追いつき、という展開を何度も繰り返し、4Qが終わって同点。しかし延長戦に突入してから順天堂大は失速してしまい、99-86で日本体育大が6勝目を挙げた。

 駒澤大-国士館大は、国士館大#37阿部(2年・SG)や#88板垣(4年・PF)の活躍で10点差をつけ前半を折り返す。だが、3Qになってから駒澤大が調子を上げて、このQ21-9で逆転に成功。4Qではシーソーゲームとなったが、3Qでの差が響き国士館大は追いつくことができず。68-65で駒澤大が接戦を制した。

写真上:全勝で1巡目を終えた大東文化大。
写真下:得点で貢献した日体大・フェイ。2本連続のダンクで会場を湧かせた。

※駒澤大・川嵜選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆PICK UP1
【法政大が東洋大を下しリーグ戦初勝利を獲得】

161001yanagawa.jpg 1勝が欲しい法政大と6連敗中でここ最近勝ちのない東洋大の一戦は、互いに勝利を希求する気持ちがにじみ出たような、最後まで競る展開となった。

 前半は非常にロースコアな立ち上がりとなり、2Qも通じて点数が伸びず13-18。東洋大が5点リードして終える。3Qになると法政大がじわじわと調子を上げ、#12柳川(3年・C)や#14植村(3年・PG)が内外で次々に得点し逆転。東洋大は#2山口(4年・SG)と#29岩淵(3年・PG)の3Pでなんとかついていき、34-31と差はつかないまま最終Qへ。

4Qも始めから点の入れ合いとなるが、中盤になって法政大が連続で得点し差を広げる。だが東洋大も黙っておらず、#2山口・#24塚原(4年・PG)の2連続3Pが決まり、残り2分で同点に。しかしここで法政大はペースを崩さず、#12柳川がバスケットカウントで3点を取ると、その後も果敢に攻めフリースローで着実に得点。東洋大はファウルトラブルに苦しみ、同点にしてから残り時間の2分間は得点することはできず。52-46で法政大が長い連敗を脱し、初勝利をあげた。

写真:4Qにバスケットカウントで流れを引き寄せた法政大・柳川。

※法政大・植村選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆PICK UP2
【大東文化大が対応力で中央大を上回る】
161001kakiuti.jpg リーグ1位・2位対決は、互いの持ち味を消し合うロースコアゲーム。その中で柔軟に状況に対応した大東大に軍配が上がり、無敗の首位を守る形となった。

 1Q、立ち上がりから両者激しいディフェンスを展開。容易にクリアな形を作らせず、開始5分で2-4とロースコア。大東文化大は#15モッチ(1年・C・桜丘)に代わった#20毕(3年・PF)がインサイドで、中央大は#6柿内(3年・G)はアウトサイドでそれぞれ加点して交代出場の期待に応える。15-14と大東大が1点リードしているもののまだ主導権はつかめない。

 2Q、中央大は果敢に仕掛けるものの、ダブルドリブルやファウルを取られてしまい足踏み。その間に大東大はコートに戻った#15モッチがバスケットカウントなど連続得点で26-18と突き放す。中央大は#7森(4年・PF)が速さのミスマッチを使ってドライブからの得点でつなぐものの、外が来ない。残り2分には大東大#91ビリシベ(2年・PF)の3Pで31-20と2桁差がつく。しかし#33三上(1年・F・明成)の3Pと#28鶴巻(2年・F)のフリースローで31-26まで追い上げる。

 3Q、中央大はゾーンディフェンスで大東大のリズムを崩そうと試みる。その狙いが当たり大東大の得点が止まるも、中央大もなかなか得点につながらない。残り6分ようやく速攻が出て34-32まで詰め寄るものの、大東大#0葛原(3年・SG)に3P、ドライブを許す。さらに残り3分48秒39-32の場面で、中央大は大黒柱の#7森が3ファウルで交代せざるを得なくなる。大東大はこの機に#91ビリシベ、#56山岸(3年・PF)がペイントエリアで加点。守っても中央大をこのQ9点に抑え、45-35とする。

161001kuzuhara.jpg 4Q、中央大は#99浅見(3年・C)のフリースローから始まるが、その後は24秒オーバータイムなど攻めきれない。対照的に大東大は#15モッチ、#12熊谷(2年・PG)が外-中-外と連続得点して53-37とし、中央大をタイムアウトに追い込む。直後も中央大のターンオーバーから#12熊谷がレイアップを決め、流れを渡さない。#15モッチのリバウンドシュートで57-37と20点差をつける。リバウンドの取れない中央大は、2巡目に向け何とか糸口を掴みたいところ、#7森が流血によりコートを去る不運にも見舞われる。それでもラスト4分間大東大を無得点に抑え、62-42から62-53まで追い上げるものの、そこでタイムアップとなった。

くしくも、「しんどい時間帯はどのチームにもある。中央にもそういう時間帯があるから、そこで離そうと選手たちには言っていた」(大東大・西尾ヘッドコーチ)、「うちは点が取れないのでロースコアゲームに持ち込み、どこかでシュートの確率がよくなったとき抜け出そうというゲームプランでした」(中央大・荻野ヘッドコーチ)と同じ展開を狙っていた両チーム。実現できたのは大東大だった。

写真上:シックスマンとして活躍する中央大・柿内。この日はダブルドリブルを取られリズムをつくりきれなかった。
写真下:春、「期待されているのは得点」と言っていた大東大・葛原。後半、その得点で流れを引き寄せた。

※大東文化大・熊谷選手、中央大・八木橋選手のインタビュートは「続きを読む」へ。


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2016.09.30 (Fri)

【2016リーグ2部】9/25レポート(第8戦)

中央大が国士舘大に対し初の1敗
今後の順位はまだまだ上下動が予想される


160925iwabuti.jpg 1順目の終盤、2部リーグは大東文化大と中央大がここまで無敗できていたが、大東大が危なげなく勝利したのに対し、中央大が国士舘大に敗れて1敗がついた。上位2チームの独走態勢に変化が出るかどうか。また、次週には大東文化大と中央大の上位対決があり、1順目最終戦の目玉試合となりそうだ。

 団子状態の中盤はじわじわと勝率を伸ばした江戸川大が第4週を2連勝し、4位の好位置を確保。現状では2部昇格以来、最高位をマークしており、今後の試合にも注目だ。


 どちらも2勝5敗と、ここで1勝しておきたい順天堂大東洋大の一戦。3Qまで互いに一歩も引かず、勝負は最終Qに。4Q残り6分までに順天堂大が連続得点し差が開くが、東洋大も3Pを3本も決め、残り10秒で1点差に。しかし、東洋大のファウルで与えたフリースローを順天堂大はすべて決め、72-67で順天堂大が大事な1勝を掴んだ。

160925kumagai.jpg 江戸川大-法政大は序盤から江戸川大のペースで進む。法政大は#1平岩(3年・SG)、#12オウマ(1年・C・明徳義塾)、#23保岡を封じることはできず。最終的に、両チームリザーブメンバーを出して試合が終了。73-57で江戸川大が5勝目を獲得した。

 大東文化大-駒澤大は、1Q大東文化大が駒澤大にリードを許して焦りを見せたが、2Qになって本来のプレーを取り戻し一気に突き放していく。駒澤大はこの試合で10本もの3Pを沈めるが健闘むなしく92-58の大差で敗退。大東文化大はここで唯一の全勝チームとなった。

写真上:東洋大・岩淵。得点で貢献するもチームの勝利にはならず。
写真下:この日絶好調だった大東文化大・熊谷。


◆PICK UP1
【日体大が終盤を制して立教大を振り切る】

160925hasegawa.jpg 4勝の日本体育大と3勝の立教大の試合は、積極的にアタックした立教大が次々にシュートを沈め1Qは33-24。2Q、立ち上がりにゴール下を攻めた日体大が一気に2点差に詰め寄るが、そこから立教大も粘って逃げる。開始5分、#45河野(1年・PF・福岡第一)日体大のゴール下が決まり、遂に39-39の同点に。しかし立教大は#7、#17の連続3Pで再びリード。日体大は下げていた#19田口(3年・F)、#75赤土(4年・PF)を戻してリバウンドから主導権を奪って追撃体制に入るが、わずかに及ばず46-45と立教大1点リードで前半終了。

 3Qの立ち上がり、日体大は#19田口、#75赤土、#32フェイ(2年・C)で着実に得点を重ねて逆転。しかしここで立教大は#14望月(4年・SG)の3Pが続くと追いついて1点を争う展開に。終盤にフリースローの加点と、リバウンドからの速攻が出た立教大が64-69と逆転し、4Qへ。

160925morikwa.jpg 4Q、日体大はサイズの優位を生かしたゴール下、立教大はトランジションを基本に内外から攻めていく。日体大は開始2分、#75赤土がゴール下の連続ゴールで逆転。日体大は#32フェイがファウルアウト。立教大は#4森川(4年・PG)がスピードを生かして果敢にゴールに切れ込み、何度もシュートをねじ込んでいくが、日体大も#75赤土のゴール下、#4江端(3年・SF)の外も当たって互いに流れを奪い合う時間帯が続く。残り3分、日体大は#17長谷川(4年・PF)の3Pと好ディフェンスで4点のリードに成功。さらに#75赤土のゴール下で残り1分半で差を6点に広げた。立教大は起死回生の3Pに懸けるが、これが決まらず。91-81と日体大が最後は10点差にして勝利した。

 立教大にとっては終盤の接戦を落とす惜しい試合に。日体大は2位を追撃するためにもこれ以上負けられない状態だが、最後に逃げ切った。

写真上:日体大はベンチから出場した長谷川のハッスルプレーも勢いを作った。
写真下:森川のドライブは誰にも止められないスピード。ペイントをこじ開けていく。

※日体大・赤土選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆PICK UP2
【国士館大が勢いに乗り、無敗の中央大を下す】

160925usui.jpg 国士舘大中央大の試合は、この日最後の見どころを作った。1Q序盤は互いに点を取り合っていく。先に動きだしたのは中央大。残り4分のところで9点を連取し、差を2桁にする。しかし国士館大もここで離されまいとインサイドで#12臼井(3年・PF)や#88板垣(4年・PF)が頑張りを見せ、22-15となんとか食らいついていくと、2Qは互いに譲らず。中央大はスピードのある攻めや巧みな合わせで得点していき、国士館大は武器であるインサイドとアウトサイドのシュートで内外バランス良く攻めていった。こうして前半は39-37と中央大が2点をリードし終える。

 3Q、国士館大が調子を上げ始める。#86下(2年・PG)の連続得点で差を詰めると、#12臼井が3Pを沈めて逆転。ここからディフェンスでも強気になる。中央大は24秒バイオレーションやターンオーバーなどでなかなかいつも通りの攻めができず苦しい時間展開に。終盤になっても#12臼井と#86下の得点が続き、最終的に55-44でこのQを終える。

 4Q、流れを変えたい中央大は#33三上(1年・F・明成)や#28鶴巻(2年・F)が3Pを入れて追いつこうと試みる。しかし国士館大#88板垣が3P2本を入れ、これに対応。国士館大の勢いは衰えず、#66馬(4年・C)のバスケットカウントや#37阿部(2年・SG)の3Pも決まり、その差は20点に。中央大は最後まで圧倒されたまま、オフェンス・ディフェンス共に自分たちのペースを掴むことができず、79-62で初の黒星となった。

写真:インサイドの強さを見せ、中央大を抑えた国士館大・臼井。

※国士館大・板垣選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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EDIT  |  20:24  |  2016リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2016.09.30 (Fri)

【2016リーグ2部】9/24レポート(第7戦)

大きな動きのなかった7戦目
江戸川大がじわじわと白星を伸ばす


160925motiduki.jpg 1順目終盤戦、この日は大きな動きなく終了し、大東文化大、中央大が連勝記録を伸ばした。江戸川大は中盤のチームからの白星を増やしつつあり、この日も順天堂大を下して4勝3敗。ここから抜け出してくるかどうかに注目だ。


 立教大-東洋大は2Q終わりから3Qにかけて東洋大がインサイドと3Pでテンポよく得点し一気に17点差に。しかし立教大はここで気持ちを切らさず。しつこいディフェンスからの速攻と#14望月(4年・SG)の連続3Pで差を詰め逆転、4Q東洋大を3点に抑え71-65で立教大が勝利した。

 江戸川大-順天堂大は、前半に江戸川大#23保岡(3年・SG)と順天堂大#17小鮒(4年・F)が点を取り合っていく。後半になって江戸川大が怒涛の15連続得点で一気に差をつける。順天堂大は最後まで粘り差をじりじりと縮めたが、江戸川大が逃げ切りに成功、72-64で試合終了となった。

160925hiraiwa.jpg 日本体育大-法政大は前半までシーソーゲームを展開していたが、3Qになってから法政大がペースを崩し思うように攻められず、苦しい状況に。対して日本体育大は勢いづき次々と得点を重ねる。そのまま流れは変わらず、80-61で日本体育大が勝利を収めた。

 大東文化大-国士館大は、1Qから24-7と大東文化大が圧倒。国士館大はゾーンに変えて大東文化大を止めようとするも、アウトサイドからシュートを何本も決められ詰められず。最後まで得点は平行線のまま進み、76-56で大東文化大が7勝目を挙げた。

 中央大-駒澤大も、中央大が2Qには差を30点近くにし、90-55で圧勝。中央大も全勝を守った。

写真上:立教大・望月。この綺麗なフォームから点を量産し、この日は29得点。
写真下:保岡と共に江戸川大の得点源として活躍する3年の平岩。

※立教大・吉田選手、江戸川大・保岡選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  20:13  |  2016リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2016.09.18 (Sun)

【2016リーグ2部】9/18レポート

大東文化大・中央大が6連勝で抜け出す
日本体育大は3敗目


 1/3を消化し、2部は混戦ながらもだいたいの構図が見えてきている。トップを走る大東文化大は元々高かった下馬評通りの6連勝。これに、昨年以上の攻撃力を持って勢いに乗る中央大が同率で続き、2強を築きつつある。3位から9位までは混戦で、最大2勝差しかない。この日は江戸川大、駒澤大が3勝目をあげて勝率を5割に戻した。まだまだ順位の乱高下は起こりそうだ。


160918fujii.jpg 大東文化大日本体育大の一戦は、大東大が開始6分で22-2と圧倒。日体大#32ヌダリー(2年・C)に仕事をさせず、シュートも高確率で沈めた。日体大も最後までプレッシャーをかけていくが、86-58と大差がついた。

 中央大もディフェンスリバウンドをしっかり確保し、1Qで26-8とすると、62-49順天堂大を退けた。リーグの1/3を消化し、大東大、中央大と2強の構図ができつつある。

 江戸川大-東洋大はクロスゲームとなる。3Q残り2分53-53から、江戸川大が#55平子(4年・SF)の3Pなどで10点連取、この点差を守って81-70で勝利した。東洋大は江戸川大#12オウマ(1年・C・明徳義塾)を囲んで封じたが、ウイングの#1平岩(3年・SG)、#23保岡(3年・SG)まで手が回らなかった。またシュートを打っているものの決めきれず、速攻につなげられてしまう流れを断ち切りたい。

 法政大は寄りの早いディフェンスを展開し、3Q残り3分半には42-32と2桁リード。待望の1勝を掴みかけたが、ここで駒澤大は#14川嵜(4年・F)がオンステージ。さらにチームファウルフリースローを重ねて44-52とすると、そのまま59-66で逆転勝利を決めた。

160918usui.jpg 立教大-国士舘大は2Qに立教大が速い展開でリードするも、後半に国士舘大がゾーンを敷くと足踏み。その間に国士舘大#12臼井(3年・PF)が中、#0角田(3年・SF)が外で決める。終盤には#70田中(2年・SG)のドライブも決まり、80-66とこちらも逆転での勝利となった
 
 これで3位タイが4チーム、7位タイが3チーム。リーグ中盤は接戦を勝ちきることが重要だ。力は頭1つ抜けている感のある大東大も、「リーグは長く、何が起こるかわからない。一つひとつ」(#15モッチ)と抜かりはない。

写真上:リバウンドに絡む法政大・藤井。まずは1勝を挙げたい。
写真下:臼井が働けると国士舘大は安定する。

※江戸川大・平子選手、立教大・望月選手のインタビューは「続きを読む」へ。

◆PICK UP
【持ち味を発揮した大東大のワンサイドゲームに】
160918birisibe.jpg 日本体育大は大勢の部員、大東文化大は部員に加え#7原の母校の後輩たちが駆けつけ、大声援の中でのティップオフとなった。

 1Q、大東大は#0葛原(3年・SG)のタッチのよいシュートでスタート。ディフェンスでは日体大#32ヌダリー(2年・C)のターンオーバーを誘い、日体大がゾーンを整える前に速攻につなげる。#91ビリシベ(2年・PF)、#12熊谷(2年・PG)のシュートも気持ちよく決まり、開始4分で22-2と独壇場となる。日体大は#19田口(3年・F)に代わってスタートに名を連ねた#3大浦(1年・SG・広陵)がドライブを仕掛けるも単発で苦しい展開。対照的に大東大は#15モッチ(1年・C・桜丘)の連続バスカンも決まる。2ファウルとなった#32ヌダリーを下げた日体大は、#4江端(3年・SF)のブザービーターで何とか32-14とした。

 2Q、日体大はメンバーを大きく入れ替える。リズムが少し変わったものの、リバウンドから得点を許し38-14と差が広がる。開始3分でスタメンをコートに戻し、1本1本丁寧につくっていくと、ようやく#75赤土(4年・PF)のフックシュートや#64井手(2年・PG)らの3Pが決まり、残り3分半には44-24まで追い上げる。10点差台で終えたいところだったが、大東大のロングシュートが落ちず、52-29で折り返しとなった。

160918ebata.jpg 3Qも引き続き大東大ペース。ディフェンスから走って30点差とすると、その後も#0葛原を中心に加点。日体大は中を締められ、外が来ないと得点が止まってしまう。フリースローでつなぐも74-38と点差は大きい。

 4Q、日体大は諦めずにバックコートからプレッシャーをかけていく。大東大のミスを誘うが、#68花井(4年・SG)が締めるところは締めたのもあり、大勢には影響せず。86-58で大東大が充実ぶりを見せつけた。

 大東大の現メンバーは一度も日体大に勝ったことがなかったが、苦手意識を克服するのに充分な試合展開となった。

写真上:大東大・ビリシベは速攻にリバウンドにと活躍。
写真下:攻守で闘志を見せた日体大・江端。

※大東大・花井選手のインタビュー、モッチ選手のコメントは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:45  |  2016リーグ戦2部・3部/入替戦  |  Top↑

2016.09.17 (Sat)

【2016リーグ2部】9/17レポート

1位・2位対決は中央大に軍配
中盤は混沌が続く


160917takeda.jpg 大東文化大は、前半こそ順天堂大に2点差まで迫られる場面もあったものの、最終的には93-75で退け5連勝と盤石の戦いぶり。第6戦では日本体育大が挑む。
 その日本体育大中央大と対戦し、勝てば星が並ぶところ、インサイドを攻めきれず70-80で2敗目。上位2チームに少し水を開けられた。

 駒澤大をホームに迎えた東洋大は、課題の立ち上がりでビハインドを負い、69-73と猛追及ばず。駒澤大は対照的に終盤の課題を克服してみせた。
 立教大は的を絞らせないオフェンスで1Qに10点リードを奪うと、その後も優位に試合を進めた。法政大は終盤ディフェンスがゆるんでしまい、追い上げはならず。77-64で立教大が2勝目を上げた。
 江戸川大国士舘大を前半21点に封じる。フリースローを与えながらも逆転は1度も許さず、59-54とロースコアゲームを制した。
 この結果により、実に6チームが2勝3敗で並ぶこととなった。

写真:立教大・武田は法政大・中村を守り、シュートも決めた。



【東洋大はホームゲームを白星で飾れず】
160917ishii.jpg 立ち上がり、東洋大はミスが続き劣勢を余儀なくされる。駒澤大は複数人が身体を張ってリバウンドを抑えると、攻めては#14川嵜(4年・F)らの3Pが高確率で決まり2Q開始1分で26-13とダブルスコアに。その後、機動力を高めた東洋大ディフェンスの前にやや足踏みするも、#24石井(3年・F)を始め積極的にゴールへアタックし、バスカンなどでリードを保つ。一方の東洋大は、4Q残り4分半61-49から#2山口(4年・SG)が気を吐き4連続得点。#35杉田(2年・SF)のリバウンドシュートも決まり、残り1分68-65とわからなくなる。だが#17中津(2年・PG)の3Pで突き放され、73-69と1歩及ばなかった。

 東洋大は2Q以降は互角以上の展開を演じただけに、試合の入りを修正したいところだ。駒澤大欲しいところでシュートが決まっており、メンバー間の信頼も深まる好循環が窺える。

写真:駒澤大は石井の果敢なオフェンスが光った。




【江戸川大、堅守で国士舘大に勝利】
160917yasuoka.jpg 1Q、外が来ない国士舘大に対し、江戸川大は#55平子(4年・SF)、#1平岩(3年・SG)と外が気持ちよく決まって開始5分で12-2と先手を取る。#12オウマ(1年・C・明徳義塾)もバスケットカウントを連取、20-7とリードを得る。
 2Q、国士舘大は交代で入った#17望月(1年・SF・厚木東)の連続3Pで迫るが、江戸川大も#23保岡(3年・SG)のスティールからの速攻などで追いつかせない。34-21で折り返す。

 3Q、国士舘大がインサイドの強みを活かし、#66馬(4年・C)のバスケットカウントの他、#86下(2年・PG)もフリースローを誘う。さらに#88板垣(4年・PF)、#0角田(3年・SF)の3Pで残り4分半40-37と肉薄する。江戸川大はなかなかチャンスを作れないも3Pでつなぎ、47-41とする。

 4Q、江戸川大は#23保岡の3Pの後、ゾーンを攻めあぐみ沈黙。国士舘大#12臼井(3年・PF)にリバウンドから得点を許し、残り6分45秒50-49と最小点差となる。江戸川大#12オウマのリバウンドシュートの後は、両者インサイドのタフショット、3Pともに決めきれない。160917itagaki.jpg国士舘大#88板垣が3Pを決めれば#23保岡が返し、と拮抗が続く。残り1分、#23オウマとのコンビプレイで#22鈴木(2年・PG)がレイアップを決めた江戸川大が59-52と抜け出すと、ファールゲームもかわして59-55で逃げ切った。

 ファール判定がなかなか厳しい中、国士舘大はインサイドを攻めきれなかった。また、フリースローを揃えられなかったことも響き、痛い3敗目。江戸川大はドライブやパスワークからイージーシュートを生み出し、ロースコアゲームを制した。

写真上:エースの風格が出てきた江戸川大・保岡。
写真下:国士舘大は板垣が3P本沈めるも、インサイドは攻めきれず。




【我慢の守りを得点につなげた中央大が5連勝】
160917sekido.jpg 1Qは日本体育大#19田口(3年・F)、中央大#99浅見(3年・C)が決め合う互角の展開。中央大がバックコートからプレッシャーをかけてレイアップにつなげて抜け出すかと思いきや、日体大もインサイドで加点。14-14でどちらも主導権を掴みきれないまま終える。

 2Q、前のQ終盤からコートに入っていた中央大#6柿内(3年・G)が覚醒。3本の3Pを含む5連続得点で21-29とチームに勢いをもたらす。日体大はチームファールフリースローを得るも2本揃えられない。きっかけを掴むべくゾーンディフェンスを試みるも、中央大#28鶴巻(2年・F)に3Pを許し、26-38と差を広げられてしまう。

 3Q、今度は日体大#75赤土(4年・PF)にスイッチが入る。#32ヌダリー(2年・C)との合わせやリバウンドから9得点を叩き出し、残り5分30秒37-38と1点差に持ち込む。中央大はディフェンスで粘り、#28鶴巻、#7森(4年・PF)の速攻につなげてバスケットカウントを獲得。逆転は許さない。さらにここで#19田口が負傷し、日体大としては暗雲が立ち込めるも、代わった#21木伏(4年・SG)がスティールからの速攻、テイクチャージとチームを盛り立てる。中央大#28鶴巻、日体大#4江端(3年・SF)が3Pをそれぞれ決め、46-51で最終Qに突入する。

160917turumaki.jpg 4Q、日体大は#75赤土にボールを集めるも決めきれない。逆に中央大はリバウンドに粘り、中外バランスよく決めて開始3分半で45-68と快心の展開。日体大は#75赤土・#32ヌダリーを下げ、オールコートディフェンスから3Pを狙う。中央大はそれをかわして#33三上(1年・F・明成)の3Pなどにつなげていたものの、59-76から日体大#3大浦(1年・SG・広陵)、#64井手(2年・PG)にロングシュートを立て続けに決められ、残り39秒70-76まで追い上げを許してしまう。だが点差は大きく、ファールゲームのフリースローをきっちり決めて70-80で無傷を守った。

 中央大は、「4Qはラッキーな相手のミスもあった」(森)とは言うものの、#99浅見と#7森が泥臭く守り、日体大#32ヌダリーと#75赤土にイージーなゴール下シュートはほとんど打たせなかった。アウトサイドは日体大#4江端が中央大#13中村(2年・G)の持ち味を封じたものの、タイプの異なる中央大#6柿内が活躍。また、中央大#28鶴巻と拮抗していた#19田口が負傷交代となってしまったのも日体大には不運だった。

写真上:日体大・赤土はよい形をつくるも決めきれなかった。
写真下:欲しいところで3Pを決めた中央大・鶴巻。

※中央大・森選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2016.09.11 (Sun)

【2016リーグ2部】9/11レポート

3位以下で混戦模様の2部リーグは
駒澤大がようやく1勝目でここから波に乗るか


160911fn.jpg 2部2週目、例年先の見えない状況が続く2部だが、下馬評の高い大東文化大、春から安定度が増してきた中央大が全勝で勝ち進んでいる。しかし、それ以外の8チームは大きな優劣がさほど見えていない。実力の近いチームにいかに勝つかが、2部の各チームの目標となりそうだ。第2週は4試合目にしてようやく駒澤大が1勝を掴み、浮上のきっかけを掴むと同時に、混戦にも拍車がかかっている。


 江戸川大日本体育大を相手に前半38-39と接戦を演じたが、ゾーンを攻めあぐね足踏みしてしまう。日体大はリバウンドを支配して主導権を奪うと、アウトサイドも気持ちよく決まって67-90。3勝1敗として単独3位とした。江戸川大はまだ1勝にとどまるが、#12オウマ(1年・C・明徳義塾)が加入して高さを補強し、#23保岡(3年・SG)がトップスコアラーとしてチームを引っ張っている。今後の戦いぶりに期待だ。

 国士舘大順天堂大の#17小鮒(4年・F)を起点としたプレイで肉薄される場面もあったが、インサイドの強みを活かしてフリースローを量産。最後は73-60と突き放し、星を五分に戻した。順天堂大もこの週は2敗で、同様に5割の勝率となった。

160911simo.jpg 大東文化大東洋大にオフェンスの形をつくらせず、79-61と圧倒。大東大は昨年このカードで破れてから調子を崩したままリーグの結果にも大きく響いたが、その二の舞いとはならず、充実した戦力で東洋大を下した。東洋大は初週に2勝して幸先の良いスタートを切り、この週がチャレンジといえる2試合だったが、悔しい2敗。ここから建て直したい。

 中央大法政大とロースコアゲームになる中、#33三上(1年・F・明成)の3Pが高確率で決まって64-55。ともに連勝を4に伸ばした。唯一勝ち星のない法政大は何とかきっかけを掴みたいところだ

写真上:江戸川大・オウマとやり合う日体大・ヌダリー。
写真下:国士舘大は下を始めベンチに多く入った下級生が鍵を握る。


◆PICK UP
【残り4分同点から3Pの決まった駒澤大が初白星】

160911watak.jpg 1勝にとどまる立教大はまだ白星がなく、苦しむ駒澤大と対戦。1Qは立教大ペース。#9片山(2年・C)の合わせなどで小気味よく加点するのに対して、駒澤大は#17中津(2年・PG)の3P2本に留まる。残り4分半13-6でタイムアウトを挟んだ後もフリースローを落としてしまい、リズムを掴みきれない。立教大は#4森川(4年・PG)の3Pも決まって19-12とする。

 2Q開始早々に10点差がつくと、立教大はスターティングメンバーを休ませる。その間に駒澤大はディフェンスから流れを引き寄せ、#14川嵜(4年・F)のアウトサイド、#65針生(2年・PF)のインサイドで連続得点。残り4分24-25と逆転してみせる。立教大がスタメンを戻した後は決め合いとなり、30-33で折り返す。

 3Q、駒澤大#14川嵜がファールトラブルでベンチに下がらざるを得なくなるも、代わった#24石井(3年・F)が積極的なプレイで加点。じりじりとリードを広げるものの、立教大は#4森川が自らシュートを打っていき残り3分半40-42と詰め寄る。その後は#18前田(3年・PG)を始め果敢にゴールを狙った駒澤大が43-48とアドバンテージを守る。

160911watay.jpg 4Q、立教大は得点源の#14望月(4年・SG)に複数マークが来る隙を突いて、#8渡部(3年・PF)がシュートを決めていく。だが、駒澤大に3Pを決められ依然としてビハインドが続く。ここで駒澤大に疲れが見え始め、立教大はファールを誘ってフリースローを得る。さらに#4森川の1on1で4分を残して58-58と振り出しに戻した。しかしこの後、立教大はシュートを決めきれずミスも出てしまう。一方の駒澤大は#24石井のフリースローと3P、さらに#17中津の3Pで再び7点リード。2分間無得点の立教大はバックコートから当たっていくも、オフェンスでアウトサイドが来ない。残り27秒でタイムアウトを取り時間を使って組み立てるも、#4森川の3Pはネットを揺らせず。フリースローをさらに1本決めた駒澤大が60-68で逃げ切った。

 立教大はシュートを打っているものの要所で決めきれなかった。早い展開とシュート力が持ち味のチームだが、これをいかに持続させられるか否かが今後の勝負を分ける。駒澤大は対照的に欲しいところで3Pが決まり、中外バランスのよいバスケットで1勝目を掴んだ。パワーのあるインサイドにアウトサイドシューターもおり、決して他に劣るわけではない。2週を経過し、2部の水に慣れればもっと力を発揮していきたいところだ。

写真上:地道にリバウンドを拾った駒澤大・渡邉。
写真下:立教大・渡部が積極的に仕掛けるも一歩及ばず。

※駒澤大・前田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2016.09.11 (Sun)

【2016リーグ2部】9/11速報

大東文化大、中央大が4連勝
駒澤大が待望の1勝を上げる


160911nakatsu.jpg 3戦を終えて、1部リーグに劣らず混戦模様の2部リーグ。大東文化大と中央大が無傷を守った。

 3連敗ながらどの試合も終盤まで接戦を演じていた駒澤大は、2Qに立教大がスタメンを下げた際にディフェンスからリズムをつくり、内外でバランスよく得点。逆転に成功する。だが後半ファールがかさみ、4Q残り4分には58-58と同点に。勝敗を分けたのは、#24石井(3年・F)、#17中津(2年・PG)の思いきりのよい3Pシュートだった。守っても立教大の得点源#14望月(4年・SG)を囲んで抑え、68-60で逃げ切った。

 江戸川大日本体育大を相手に前半38-39と接戦を演じたが、ゾーンを攻めあぐね足踏みしてしまう。日体大はリバウンドを支配して主導権を奪うと、アウトサイドも気持ちよく決まって67-90。3勝1敗として単独3位とした。

160911ogawa.jpg 国士舘大順天堂大の#17小鮒(4年・F)を起点としたプレイで肉薄される場面もあったが、インサイドの強みを活かしてフリースローを量産。最後は73-60と突き放し、星を五分に戻した。

 大東文化大東洋大にオフェンスの形をつくらせず、79-61と圧倒。中央大法政大とロースコアゲームになる中、#33三上(1年・F・明成)の3Pが高確率で決まって64-55。ともに連勝を4に伸ばした。唯一勝ち星のない法政大は何とかきっかけを掴みたいところだ。

写真上:終盤に千金の3Pを決めた駒澤大・中津。
写真下:大東大は、小川ら新人戦メンバーの底上げが著しい。

※試合のレポートは別途掲載します。


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2016.09.04 (Sun)

【2016リーグ2部】第1週レポート

第1週から先の読めない2部リーグは
4チームが連勝スタートを切る

160904edogawadaito.jpg 2部リーグは昨年の入れ替え戦を勝利した駒澤大と順天堂大の2チームが加わった。例年読めない2か月となる2部リーグだが、今年も第1週から混戦模様が見え、飽きない展開になりそうだ。


◆2勝0敗
 2部リーグ初週、連勝を飾ったのは4チーム。優勝候補の大東文化大は危なげなく2勝、春は好調だった中央大も競り合いながら2勝を手にした。注目は残りの2校。2部昇格以来、立ち上がりに苦戦してきた東洋大、そして今季昇格組の順天堂大も2連勝を飾った。

 東洋大は今の4年が入学してからの初の第1週勝利であり、連勝になった。 日体大戦では1Qから追う展開になるが、#11中村、#2山口を起点に、リバウンドにもよく絡んで大量リードし、逃げ切った。順天堂大は初日、1部から降格してきた法政大、2戦目は昨年同じ3部だった駒澤大に逆転勝利。2試合とも立ち上がりは良くなかったが、次第に持ち味のアウトサイドが当たり、波に乗った。東洋大同様、大事な立ち上がりで良い感触を得られた第1週だった。

 第1週ということでまだ予断はならないが、中堅、そして昇格組が最初から2連勝するのは大きい。今後の展開が気になるところだ。


◆1勝1敗
160904ooura.jpg 1勝1敗は2チーム。日本体育大は初戦の駒澤大戦を白星で飾ったが、2戦目の東洋大相手には逆転負けを喫した。2戦目は特に主力のファウルトラブルが響いたが、下級生も多く試合に絡むチーム。安定した戦いができるかどうかが勝負を分けそうだ。

 1部から降格してきた国士舘大も1勝1敗。こちらも下級生が多く安定感が問われる。2部は3年ぶりになるが、コートでそれを経験している選手はいないため、ここでの戦い方をどうマスターするかが大事になる。


◆0勝2敗
 2敗スタートは4チーム。法政大は例年リーグの入りは良い方ではないが、下級生主体でここからの2か月でどうチームが向上していくか。立教大は#8三上が怪我で離脱し、得点源を一枚欠いた状態。第1戦の大東文化大相手にはかなり離される展開となった。しかし2戦目では建て直し、中央大とシーソーゲームを演じた。江戸川大は立教大と同じく中央大、大東文化大との対戦で、ここを突破することは叶わず。3部からの昇格組の駒澤大は、本来の良さが出ずに2敗と厳しいスタートになった。

 下位チームは上位からの対戦になるため有利とは言えないが、実力が拮抗しているチームと当たったときに勝ちきれるかどうか、その積み重ねが最後に効いてくる。中盤から下は大きな力の差はないと思われるだけに、2週目以降も要注目だ。

写真上:江戸川大はインサイドに加入したオウマが積極的に仕掛けた。
写真下:日本体育大は新人戦でも活躍したルーキー大浦が積極的に攻める時間帯も。


◆9月4日(日)PIC UP
【東洋大が逆転から大量リードで日本体育大に勝利】
160904uyamaguti.jpg 入りが課題という東洋大日本体育大に対し1Q21-8と大きく出遅れた。しかし、2Qからギアが入ると、#11中村(4年・PG)、#2山口(4年・SG)を筆頭に走るプレーが出始める。インサイドでは#32フェイ(2年・C)相手にもリバウンドをもぎ取り、次々に速攻につなげた。2Qは5-30と今度は一気にゲームをひっくり返して東洋大がリードし、一時20点のリードに成功。日本体育大は#75赤土、#19田口ら要の選手が次々にファウルトラブルに陥り、流れを掴みきれない。一方の東洋大も#2山口がファウルで一時ベンチに下がるものの、リードは揺るがず。最後は追い上げられるも逆転させずに逃げ切り、71-77でリーグ2連勝を飾った。

 東洋大は2連勝。4年生が入学してからリーグ初戦も勝ったことも初めての好調なスタートとなった。ガード2人が走り始めると波に乗れるだけに、リバウンドがどれだけ取れるかが鍵になってきそうだ。2週目には中央大、大東文化大といった強敵との対戦が控えるが、まずは幸先のいい結果が出た。

写真:24得点の東洋大・山口。安定して得点を稼ぎ続けられれは上位進出も可能だ。

※東洋大・中村選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【後半に3Pが当たった順天堂大が1点差で逃げ切る】
160904kobuna.jpg 3部から昇格組の駒澤大順天堂大が、リーグ2戦目で早くもまみえる形となった。前半は駒澤ペース。シュートが入らない順天堂大は自分たちのリズムが作れず、1Qは出遅れる。それでも2Qにはやや持ち直して差を詰め、32-19で3Qに入ると流れが変わった。

 3Q、順天堂大は#17小鮒(4年・F)についに当たりが来て追撃体制に入る。リバウンドでも粘って追い上げ、外も入って点差を見る見る詰めていく。しかし駒澤大も#65針生(2年・PF)らがゴール下へ割って入り得点。逆転まではさせないが残り3分、#17小鮒の3Pで遂に44-44の同点に。駒澤大はシュートの精度が落ちてきてなかなか加点できない時間帯が続くが#24石井(3年・F)のシュートでなんとかリードし、46-48で4Qへ。

160904hariu.jpg 4Q早々、#29千葉(1年・SG・盛岡市立)の3Pが決まり順天堂大が逆転。しかし駒澤大も#24石井が3Pで返しリードを取り戻すシーソーゲームの様相に。3Pが当たった分、順天堂大がわずかにリードで終盤へ突入。逆転には連続得点が欲しい駒澤大だが、点を取り合う形になって差が詰まらない。残り2分、順天堂大のリードは3点。そこに#73佐々井(2年・PG)のジャンパーが決まってリードは5点。駒澤大は#65針生がバスケットカウントを獲得するがボーナススローを落とし、点差は3。さらにスローインで5秒オーバーのバイオレーションを犯してしまう。しかしこの苦しい状況を救ったのは#24石井。残り10.1秒で3Pが決まり67-67の同点に追いついた。タイムアウトを取り、開始後のオフェンスは順天堂大。順天堂大残り3.9秒で#6川久保(3年・F)がフリースローを獲得。これが1本決まり67-68の1点リード。駒澤大は最後のスローインでうまくパスが入らず、残り1.4秒、再度のスローインからの#65針生は綺麗には打ちきれずタイムアップ。順天堂大が1点差で2連勝を飾った。

写真上: 5本の3Pを決めた順天堂・小鮒。前半は硬かったが、次第に確率を増した。

※順天堂大・川久保選手のインタビューは「続きを読む」へ。


【立教大はリードを守りきれず中央大が逆転】
160904mori.jpg 立教大中央大の対戦は、前半最初に立教大が流れを掴んだ。序盤は流れのつかみ合いになったが、次第に立教大が激しいディフェンスからターンオーバーを奪うと#4森川(4年・PG)を起点に怒涛の走りで次々に速攻を決め、大量リードを奪った。1Qで12-24と離された中央大は2Qも追う展開。しかしメンバーを変えてもなかなか流れを持って来られずに停滞する時間が続く。これを打開したのはルーキーの#33三上(1年・F)。3Pが1本決まり、立教大にファウルが続くと中央大の追い上げムードになり、さらに#33三上、#28鶴巻(2年・F)の3Pが続いて中央大が点差を戻した。そこからは激しい競り合いになるが、前半は36-38の立教大リードで終了。

 後半、競り合う展開は続く。ともに決め合う形になり緊張感は切れない。中央大は#7森、#99浅見(3年・C)らの得点で残り4分半でようやく逆転に成功。立教大は残り3分をで#4森川、ここを#21富樫(1年・SG・明成)のシュートで逆転。ここから互いに3Pを決めあい、最後は立教大#9片山(2年・C)のミドルシュートが入り57-60で3Q終了。

160904morikawa.jpg 4Qもシーソーゲームが続いた。ターンオーバーから走りに出た中央大は何度もファウルをもらい、フリースローを稼いでじわじわと立教大に圧力をかける。立教大はスタメンに戻し勝負に出る形だが、前半ほど#14望月(4年・SG)がきれいに打てずにアウトサイドが決まらない。残り5分、じわじわ引き離していた中央大は#15八木橋(4年・PG)の3Pが決まり、73-62と一気に差が開いてしまう。残り時間、立教大は必死の動きで挽回をはかるが差は縮まらず80-68。中央大が逆転勝利を収めた。

 立教大は三上が欠場となったが、それを感じさせず、前半は中央大相手に走り勝り、アウトサイドの当たりも来て大量リードに成功。しかし、勝負どころでインサイドの森、浅見の働きが目立った中央大が終盤を制した。

写真上:終盤は森がファウルをもらって得点を稼いだ中央大
写真下:鋭いスピードで中央大ディフェンスをかき分け、ゴールへとアタックする立教大・森川。

※中央大・浅見選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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