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第69回全日本大学バスケットボール選手権大会
大東文化大が筑波大の4連覇を阻止して初優勝

2008.12.07 (Sun)

【2008インカレ】12/7最終結果

日本大学86(15-14,29-14,23-17,19-15)60同志社大学
明治大学93(11-25,24-19,31-22,27-14)76天理大学
青山学院大学77(24-15,15-9,20-9,18-22)55専修大学
国士舘大学73(21-21,20-30,19-24,13-29)104慶應義塾大学

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2008.12.07 (Sun)

【2008インカレ】12/7最終日試合予定

■国立代々木競技場第二体育館

11:00 日本大学-同志社大学   7位決定戦
12:40 明治大学-天理大学    5位決定戦
14:20 青山学院大学-専修大学  3位決定戦
16:00 国士舘大学-慶應義塾大学 決勝

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2008.12.07 (Sun)

【2008インカレ】決勝の見どころ

2004年以来の優勝を狙う慶應大か初となる国士舘大か
決勝はあらゆる意味で見逃せない一戦に


081204keio.jpg慶應義塾大vs国士舘大。
60回記念のインカレ決勝は慶應義塾大学と国士舘大学の2部対決。現行の32チームによるトーナメント制となってから初の出来事である。慶應義塾大は来期1部昇格が決定しているが今期は2部扱い。しかし2部とはいえ今年、この2チームを見ずして大学バスケを見たとは言えない。

1年間「勝利至上」というスローガンのもと、全大会優勝という明確な目標を立てて取り組み、少しずつその目標に近づく結果を出し続けてきた慶應義塾大の強い思いやチームの団結力は、このチームを見続けていれば伝わったはずだ。トーナメント3位、早慶戦を延長で勝利、力では勝る韓国の強豪大に接戦をし、2部優勝で1部復帰、そして確かな実力を身につけてこのインカレ決勝の舞台まで来た。主将#4鈴木のリーダーシップを軸に全員が一つのものを目指す姿勢を作り上げ、その思いをこれほど感じさせてくれるチームはほかにない。

一方、1年で2部に戻った国士舘大は、高校時代全国のトップで戦った選手達が本来持っているパフォーマンスを、大学バスケの世界で爆発させた。相手が強ければ強いほど勢いを増すこのチームは、リーグで明治大、筑波大といった2部の強豪を打ちのめし、インカレでは法政大、日本大、そして王者・青学大までも破る破竹の快進撃を見せている。派手で、にぎやかで、そして粘り強い。真摯で懸命な慶應大か、勢いとキャリアが後押しする国士舘大か。全く両極のようでいて、本質は似ている。最後まで走りきる姿勢、逆境でも決してあきらめないメンタル、結果を残したいという思いが両者から感じられる。

081205kokushi.jpgリーグ戦では記憶に残る接戦で慶應大が2勝。国士舘大の洗礼を最初に浴びたのは慶應大であり、またその勢いを唯一全て跳ね返したのも慶應大である。しかしだからこそ、国士舘大の怖さを十分に分かっている。ここまでチャレンジャーだった慶應大が最後の最後で追われる立場になった。だが、彼らはこの1年でどこのチームよりも伸び幅の大きかった成長を代々木の観客に見せればいい。這い上がって強いチームを作り上げた成果を、コートで表現して伝えることこそが慶應大が大学バスケの場で成すべき事だ。国士舘大は選手が本来持っていたものがここに来て結実した感がある。#4寺嶋のキャプテンシー、#5立花の能力、#13馬の上手さ、#10吉満の勝負強さなど、どれも一言では言い切れない個性と能力を持った選手たちが揃う。やはり彼らも3部から這い上がってここまできた。そしてさらに今、確かな強さを証明することが求められている。リーグの差こそあれ、似たような境遇を経てきた両者だけに、戦いの行方は未知数だ。

2008・2部リーグ戦 慶應義塾大VS国士舘大

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2008.12.05 (Fri)

【2008インカレ】12/5準決勝 青山学院大VS国士舘大

気持ちで勝った国士舘大が青学大の連覇を阻止!
創部初となる決勝の舞台へ

青山学院大学80(23-19,11-32,25-22,21-19)92国士舘大学
081205yoshimitsu_20081207061333.jpg青山学院大の連覇を阻止するチームが、遂に現れた。
ここまで数々の激闘を制してきた国士舘大だ。立ち上がりは若干重かったが、2Qに大爆発し、開始1分で青学大を逆転。その後も国士舘大は「気持ち」のこもったプレーを披露した。#4寺嶋(4年・F)の体を張ったルーズボール、#5立花(4年・G)のディフェンスにかかっても決めたダブルクラッチなどあげきれない。こんなプレーの数々で国士舘大は、青学大から最大26点のリードを奪う。それでも、青学大は王者の意地を見せて4点までは詰め寄るも、逆転には至らなかった。いつもは先手を取っていた青学大が、プレーでも気持ちでも後手に回ってしまった。

「強いものが勝つんじゃない。勝ったものが強い」(国士舘大#10吉満)

国士舘大は、自らが勝ったことでそれを証明した。

写真:勝負を決定づけた吉満は、走ってきたベンチの仲間とともに大きく飛び上がった。

※国士舘大、青学大の記者会見、国士舘大・吉本選手、吉満選手、馬選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.12.05 (Fri)

【2008インカレ】12/5準決勝 専修大VS慶應義塾大

慶應大が高さ、早さで専修大を序盤から圧倒
1年間の集大成を示すべく、2006年以来の決勝へ

専修大学67(20-27,17-25,10-29,20-18)99慶應義塾大学
081205TIP.jpg思った以上に大差がつく準決勝となってしまった。だが、点差がついたから面白い試合ではなかった、と考えるのは短絡的だ。専修大を寄せ付けなかった慶應大の“力”。大学バスケのファンであるならばそこを評価するべきだ。

昨年、リーグ戦で主将・加藤をケガで失い、臨んだ入れ替え戦ではインカレでも3位に入った大東文化大に完敗だった。続くインカレではケガが治っていないどころか、安静が必要な状況だった主将が「治った」と嘘をついてまで練習に参加し、チームに力を与えようとする。しかし日本大に破れてベスト16に終わった。チームは一から2部でやり直すことになり、ここまで来るのに春から段階を踏んで必要十分な力をつけ、決勝の舞台までたどり着いた。どん底からの上昇。これが、慶應大が悪夢の昨シーズンに負ったダメージを乗り越え、苦闘を経て手に入れた“実力”なのだ。

専修大は自らの力をそのまま発揮した慶應大の前に、自慢のリバウンドやオフェンスのパターン、奥の手のディフェンスも機能しなかった。後半にはそれに対抗しようという気持ちさえもコート上では希薄になり敗北を迎えた。

堂々と決勝進出となった慶應大。相手は待ち望んでいた青学大ではなく、2部で旋風を巻き起こした国士舘大。今期、見ておくに値する2チームの対戦が、インカレ決勝という最高の舞台で実現することとなった。

※試合のレポートと慶應大・鈴木惇志選手、小林選手、専修大と慶應大の記者会見の様子、試合の写真は「続きを読む」へ。

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2008.12.05 (Fri)

【2008インカレ】12/5 順位決定戦 明治大VS日本大

前半は日本大の勢いが明治大を凌駕
後半の勝負どころを制した明治大が久々の5位決定戦へ

明治大学81(14-18,12-21,29-14,26-23)76日本大学
081205meiji.jpg得点源である#10種市(3年・F)を準々決勝で失った日本大。しかしここまでリーグ戦での不調が嘘のような前向きなプレーが見えていた。対する明治大はここしばらく順位決定戦での敗退が続き、なかなか上位進出ができない時代が続いていた。

試合は前半日本大リードの好勝負。#9篠原(4年・F)を中心に気持ちの見えるプレーが随所に出た。対する明治大はこのインカレの上位対戦になってからはスイッチの入りが悪く、前半は日本大に置いていかれる展開に。しかし後半はようやく目が覚めたかシュート確率が良くなり、接戦の末に日本大を下した。

写真:チームのメインが4年生以下という明治大は来年以降への期待がかかる。

※試合のレポートと日本大・篠原選手、篠山選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.12.05 (Fri)

【2008インカレ】12/5 順位決定戦 天理大VS同志社大

順位決定戦・関西対決を天理大が制す!
同志社大学49(12-24,12-15,16-14,9-17)70天理大
081205noguchi.jpg
順位決定戦第1試合は関西のライバル同士の戦いとなった。好勝負が期待された一戦だったが、順位決定戦の難しさが顕在化したものになってしまった。

「気の緩みと疲労感があって納得行くような内容じゃなかった」(天理大・呉田)
「やっぱり疲れもありますし、自分らの目標がベスト8だったんで、それをクリアしたことで気持ちが下がっていたかな」(同志社大・田中)

優勝がなくなってしまったことのモチベーションの低下。連戦の疲労。それが順位決定戦の難しさだ。だがそれでも「『なんで東海に勝って、関西に負けてんの?』って。そこで絶対負けれへんって思いましたね」と#5呉田(4年・PG)の言うとおり天理大の意地が勝った。「リーグの借りをうちはインカレで返していこうと思います」(同志社大・熊谷)と3Q終盤では同志社大も反撃を見せるが、4Qに入ると#3熊谷の孤軍奮闘となってしまった。
中一日、お互いに最終日はそれぞれのスタイルでバスケットをしてほしい。

※試合のレポートと天理大・呉田選手、同志社大・田中選手のインタビューは「続きを読むへ」。

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2008.12.05 (Fri)

【2008インカレ】12/5結果

同志社大学49(12-24,12-15,16-14,9-17)70天理大学
明治大学81(14-18,12-21,29-14,26-23)76日本大学
専修大学67(20-27,17-25,10-29,20-18)99慶應義塾大学
青山学院大学80(23-19,11-32,25-22,21-19)92国士舘大学

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2008.12.04 (Thu)

【2008インカレ】12/4 準々決勝 慶應義塾大VS天理大

#7岩下が遂に能力全開、#10サンバ相手に
豪快なブロックを連発して秘めた力を遺憾なく発揮

慶應義塾大学87(16-17,26-23,23-17,22-18)75天理大学
081204sanba.jpg相手が天理大と決まってから、急遽全ての天理大のスタッツを拾い出し、対策を練ったという慶應大。東海大のように事前にビデオを見て研究するような余裕はなかったが、目の前で東海大が負けるのを目の当たりにしただけでも運が良かったと言えるだろう。試合後には「知らずに当たれば危なかった」と安堵の声をもらす選手もいた。

注目はインサイドで#7岩下(2年・C)が天理大の#10サンバ(2年・C)にどういった戦いを見せるかだった。東海大相手に33本ものリバウンドをもぎ取ったサンバは、1年前より飛躍的に成長した姿を見せていた。しかしその対決は互角と言っていい。身長も体重もほぼ同じ。そして何より岩下の日本人離れした手の長さもまた、サンバと同等だった。高さのセネガル人に対し、技術や組織を使うことで対応している他のセンターと違い、この両者の戦いは純粋な「高さ」という、余人には入り込む余地のない世界だった。

サンバの高さに全くひけを取らず、リバウンドやシュートこそサンバに数を許したものの、何度も攻撃を阻止したブロックは脅威に値する。終始接戦だった戦いは、それでも慶應大がリードを保ったまま勝利。しかし最後まで分からない好勝負だった。

写真:サンバのシュートを岩下が後ろからブロックにいく。ここに届く、という身体そのものが岩下の能力の一つだ。

※試合のレポートと慶應大・岩下選手、天理大・知念選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.12.04 (Thu)

【2008インカレ】12/4 準々決勝 国士舘大VS日本大

国士舘大が日本大との死闘を制す!
創部初のベスト4進出

国士舘大学79(16-19,20-20,22-22,21-14)75日本大学
081204kokushi.jpg国士舘大の実力を疑う余地などもう残されていない。
1部リーグ4位で終えた時点の日本大の力はインカレを制覇するには遠い存在であった。だが怪我人も復帰し、リーグ戦からの課題であったオフェンスが格段に改善され「優勝を狙えるチーム」となった。しかし国士舘大はそれをも凌駕した。

#10吉満(3年・SG)は7本の3Pで幾度もチームを救い、勝負のかかった土壇場での#5立花(4年・PG)の鮮烈なドライブが勝負を決めた。この超攻撃的バックコートにインサイドで構える#13馬(2年・C)のトリオは関東でも指折りの破壊力を持つ。しかしこの試合でもピンチの時に声を張り上げチームを鼓舞し、強烈なキャプテンシーを発揮した#4寺嶋(4年・SF)の存在が強さの源なのだろうか。小倉監督は言う。「今は彼をベンチに戻すということが一番怖いです」

両者の一戦はまさに死闘となった。

※試合のレポートと国士舘大・寺島選手、立花選手、吉満選手、小倉監督、日本大・篠山選手、片桐コーチの記者会見は「続きを読む」へ。

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2008.12.04 (Thu)

【2008インカレ】12/4 準々決勝 専修大VS同志社大

前半粘る同志社大振り切り専修大貫録勝ち
勝の舞台へ3年振り準決

専修大学
81(25-20,13-20,28-14,15-11)65同志社大学
081204noto.jpg前半リードを奪って終えたのは同志社大だ。しかし同志社大・#3熊谷(4年・SG)の言葉がその実質を物語っている。「やっぱり相手がエンジンかけてないままで、それで互角っていう感じやったんで」。まさにその言葉通りだった。関東と地方の実力差が顕在化するのはインサイドとフィジカル。専修大の前半のボディブローが後半になって同志社大を追い詰めた。

専修大は1Qこそ、同志社大のインサイドへの集中的なダブルチーム、時にはトリプルチームを受け、高確率にアウトサイドシュートを決め、空いたスペースから#22鈴木(4年・G)がドライブを仕掛け25点を奪った。一方の同志社大は#3熊谷、#21井関(2年・SG)が外から攻めれば、得意のパスランで対応。高さと能力で劣るインサイドのディフェンスへのケアも上手くいっていた。それは2Qに入りなお効果を発揮する。専修大はプレッシャーをかけられてもボールを持ちすぎてのミスや、インサイドのオフェンスが上手くいかずこのQわずか13点。一方の同志社大は#66時宗(3年・PF)の連続得点に#27加藤(1年・PF・洛南)、#3熊谷が3Pとアウトサイドが“当たった”。しかし、同志社大には専修大のおとなしさが逆に不気味な印象を与えたようだ。

後半に入ると専修大は本領を発揮。専修大はインサイドへのマークをものともせず、#20張(2年・C)が連続でオフェンスリバウンドから得点を奪い逆転。同志社大も#33田中(3年・C)が機動力で対抗し食らいつく。しかし、またしても専修大#15増川(4年・F)からオフェンスリバウンドから得点されると、今度は外から#22鈴木が3Pを射抜く。さらにこの場面で専修大はマッチアップゾーンを展開。すると効果はてきめん。同志社大はファウルと紙一重の激しいプレッシャーを前に、まるでの別のチームのようにミスを連続。関東でも指折りのフィジカルの強さがこの場で如実に現れる。1対1を仕掛けるも、それは専修大の思う壺。すぐさまダブルチームで囲まれことごとく止められてしまう。同志社大は打つ手が無い。
専修大12点リードで迎えた4Q、完全にリズムを狂わされた同志社大が初めて得点したのは試合残り4分余りの#5坂根(2年・SG)の3Pだった。その間にも専修大は#10飯田(4年・F)、#28能登(4年・F)がインサイドで大暴れ。オフェンスリバウンドを次々と奪い、気がつけば20点差。同志社大も終盤反撃に出るが、専修大は控えメンバーを出す余裕を見せる。81-65で専修大が実力どおりに4強へと名乗りをあげた。

※専修大・飯田選手、同志社大・熊谷選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.12.04 (Thu)

【2008インカレ】12/4レポート

2部の慶應大、国士舘大がベスト4へ進出
明治大は終盤粘るが力尽き昨年に続き順位決定戦へ

ベスト8の歓喜、涙の引退は翌日新たな好勝負によって書き換えられる。勝ち続ける者だけが、観客の心に常に新鮮な感動を送り続けていくことができるのだ。ベスト4を賭けた戦いは前日のベスト8以上に熾烈で、見ごたえある戦いとなった。
東海大を破った天理大はやはりそれだけの強さがあった。慶應大は終始リードし続けたものの、何度も追い上げられる接戦。#10サンバ ファイと#7岩下はほかの選手とは別次元の高さで制空権を争い、非常に見応えある戦いを見せた。国士舘大は日本大を破り創部以来初のベスト4。注目の明治大は大きく差を広げられながら、終盤怒濤の追い上げで2点差とするが惜しくも王者・青学大には届かなかった。同志社大も専修大に挑み前半リードを得るが、後半に逆点されて破れた。



明治大の驚異的な追い上げで最後は2点差
残り17秒で青学大を救ったのは#5小林高晃

081204takaaki.jpgベスト4進出を懸けた青学大と明治大の一戦。ここ近年、この対決は青学大が圧勝という形で勝ち続けている。それでも、日本一を目指すためには破らなければならない相手だ。

明治大は試合の立ち上がりからゾーンディフェンスを展開し、インサイドを固める。このディフェンスに対して青学大は、ノーマークがちになった外を見落とさず、#5小林高晃(3年・G)、#7渡邉(3年・PG)が簡単に射抜いていく。対する明治大は、#5山下(4年・G)の鋭いパスから#14金丸晃輔(2年・SG)、#21川崎(3年・F)が3Pで応戦し、序盤は3Pの応酬となった。だが、ペースを掴んでいくのは青学大。#0橋本(2年・PG)がドライブで突破口を開くと、そこから多様なオフェンスが生まれて青学大がリードを奪う。また、明治大#3金丸英悟が懸命に体を張って入るものの、パワーと高さで勝る青学大#8荒尾がインサイドで奮闘し、内外角共にバランスよく得点を重ねていった。筑波大戦では驚異的な確率で決まっていたシュートが鳴りを潜めた明治大は、前半を終えて18点のビハインド。

後半の立ち上がりは明治大#5山下の得点が光るも、その後連続でミスが出て、流れを引き戻すにはいたらない。だが、青学大もシュートの確率が落ち始め、点差は開いているものの、展開は五分だった。それでも、明治大が決めれば青学大は#8荒尾がすかさず決め返してリードを保つ。4Qの残り7分51秒、明治大はシューター#21川崎がファウルアウト。チームは貴重な得点源を失う。だが、それを断ち切るように#6伊與田(4年・PG)のスティールからのブレイクが決まるものの、その後のオフェンスでミスが出てしまう。ここで明治大はタイムアウト。だが、このタイムアウトをきっかけに明治大の怒涛のオフェンスが始まる。#5山下と#14金丸晃輔のアシストから#3金丸英悟がしっかりとゴール下を決めると、点差は見る見るうちに縮まっていく。オフェンスで勢いづいた明治大はディフェンスでもよく足が動くようになり、青学大を翻弄。青学大に無理なシュートしか打たせず、リバウンドでは#24岩澤(3年・SG)、#3金丸英悟が奮闘し、得点を重ねていく。終盤にかけては#14金丸晃輔の得点も決まり出して、ゲームは完全に明治大のものとなった。だが、試合を決めたのは青学大#5小林高晃。ここまで苦しい展開が続いていたが、残り17秒で値千金のレイアップを沈める。これが決定打になったか。明治大は最後#5山下の3Pが決まるもあと一歩及ばず。75-73で青学大が逃げ切った。

強いて言えば明治大はマンツーマンのディフェンスに戻すのが遅かった。ゾーンにこだわらず、選手の機動力を信じてディフェンスをさせていればこれほど差が開くことはなかっただろう。最後は接戦だったが、いい戦いとは言い切れない展開だった。

写真:空いたスペースに走り込んだ小林のレイアップが、試合を決めた。

青山学院大学75(28-19,20-11,18-21,9-22)73明治大学
・青山学院大 #5小林高晃29点、#0橋本16点、
       #8荒尾15点17リバウンド、#7渡邉10点
・明治大   #14金丸晃輔26点、#5山下15点、#3金丸英悟10点

※青学大・長谷川監督、小林高晃選手の記者会見、明治大・岩澤選手、金丸晃輔選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.12.04 (Thu)

【インカレ2008】チームMIP 12/4途中経過


インカレがベスト8以上の争いに入り、チームMIPの投票も進んでいる。12/4掲示分で男子のトップに立ったのはなんと初日に姿を消した立命館大。12/1時点から倍に得票を伸ばしている。これには青学大を倒すまであと一歩というチームや応援団の頑張りもちろんだが、週末の試合で多くの観客がチームを見てくれたということだろう。いいチームでも平日の観客が少ない時間に初登場しているチームや、接戦をしていないようなチームはまだ票が伸びていない。地方では専修大に善戦した鹿屋体育大や初出場の新潟医療福祉大にも票が入った。

081204TENRI1.jpg応援団の団結力も一つの要素と考えれば、天理大もまたいい応援を繰り広げている。ここの応援団には身分証明書であるIDカードがない。関西チームは遠征費・滞在費を出すのも大変で、来ることを決めたのは最近なのだ。横浜文化体育館ではそのために応援席に入れなかったが、それでも観客席を縦横無尽に使い、チームを勇気づける応援を続けた。#10サンバ「去年は登録選手だけ、代々木の暗い中で一回戦をやったけど応援がなかったから負けたのもある」と口にする。代々木のアウェイの雰囲気の中で天理応援団は、コートで戦う選手たちの心強い存在となっているのだ。

081204KEIO1.jpg慶應大には新しい応援ボードが登場。シンプルだが一般的なボードと一戦を画すのはメッセージ性を持たせていることだろう。弱気なプレーが出れば「強く行け」、#11田上選手がいいプレーをすれば「努力の才能の持ち主」#13酒井選手には「お前のファイティングスピリットは尊敬に値する」など、リーグ戦ではその時その時の選手のプレーに対応した内容があがってきた。新しいものはリーグで生まれた#6青砥の名言「絶対勝つ!」#4鈴木へのメッセージ「慶應魂の伝承者」など、秀逸なコメントが並ぶ。そのボードが掲げられるタイミングを是非見逃さないでいたい。応援も常に戦っている。天理大に勝利したあと、#4鈴木が応援団に飛び込み、抱き合って歓喜の表情を見せた。1年での1部復帰を遂げたのはこうしたチームのまとまりあってこそだ。

写真中:慶應戦でのハーフタイム、天理大は中央のリーダーらしき存在を中心に打ち合わせを始め、指示を出していた。そのあと別働隊が「レッツゴー天理」のかけ声を先導し、会場全体をのせようとしていたのが懸命でほほえましい。
写真下:慶應大応援席。右後ろのボードには福島Aコーチの言葉として「仲間を信じる事 恐れない事 強く行く事」という言葉が書かれている。

※写真の票は一つの折り紙を5票としている。女子は日本女子体育大、拓殖大が大量得票。

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2008.12.04 (Thu)

【2008インカレ】12/5試合予定

■国立代々木競技場第二体育館

5~8位決定戦
13:00 同志社大学-天理大学
14:40 明治大学-日本大学

準決勝
16:20 専修大学-慶應義塾大学
18:00 青山学院大学-国士舘大学

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2008.12.04 (Thu)

【インカレ2008】12/4結果

準々決勝
■国立代々木競技場第二体育館
慶應義塾大学87(16-17,26-23,23-17,22-18)75天理大学
青山学院大学75(28-19,20-11,18-21,9-22)73明治大学

■横浜文化体育館
国士舘大学79(16-19,20-20,22-22,21-14)75日本大学
専修大学81(25-20,13-20,28-14,15-11)65同志社大学

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