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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2010.05.11 (Tue)

【2010トーナメント】5/12レポート

【代々木第二体育館】
100511iwashita.jpg関東大学トーナメントはいよいよ1部シード校が登場した。

代々木第二体育館では6試合が行われた。
第一シード、ディフェンディングチャンピオン慶應義塾大はゲームのスタートで立教大のアウトサイドとガード陣の素早い動きに翻弄され、互角の1Qに。2Q以降に落ち着きを取り戻して冷静に対処したが、立ち上がりの悪さを改善したいところだ。有力高校からの選手を抱える立教大は再三慶應大のパスをカットしてターンオーバーを奪った。インサイドでも#7岩下(4年・C)を止める好プレーがあり、前半は魅せた。秋リーグは2部でこのバスケットを40分続けられれば勝機は十分あるだろう。

100511tokai.jpg第二シードの東海大は4部の千葉大と対戦。戦う前から実力差は明らかだったが、全員出場で大勝。今年は層が厚く、しかもどの選手も仕事ができる。激戦の右ブロックでここからどのような戦いをするか注目したい。負けた千葉大だが、彼らにとっては東海大から1点でもあげれば大きな成果。得点を決めるたびに歓声が上がっていた。同様に、第四シードの法政大も格下の流通経済大を一蹴した。

100511hiejima.jpg第三シードの青山学院大大東文化大相手にやや切れ味の悪い初戦となった。立ち上がりは#0橋本(4年・G)のスティールや#56比江島(2年・F)の得点などでリード、1Qは9点差としたがその後何度も大東大に詰められた。大東大はエース#15遠藤(3年・PG)や#14岸本(2年・PG)の3P、#11田中(3年・PG)の早い動きで追い上げをはかった。むしろボールのまわりでは青学大よりスムーズとも言える内容。ただし、後半#12小山(4年・CF)らがファウルトラブルに追い込まれて終盤は青学大に力負け。3Qに2点差まで追い上げる場面があっただけに、もう少し粘りたかったところだ。1年生時から期待されてきたメンバーたちも3年目、秋のリーグで成長した姿を見たい。青学大は主将の橋本(4年・G)もやや首をかしげる初戦ではあったが、本番はこれから。次に対戦する東京成徳大はもちろん、このブロックは外国人選手が在籍するチームも多い。油断はできない。

昨年2部昇格を決めた神奈川大は残年ながら3部にとどまることになった駒澤大と対戦。これまでチームを支えてきたガード陣が抜け、新しいスタートをきった。インサイドの決定率が悪く、立ち上がりは苦戦した神奈川大。しかし2Qに速攻が出たところで一気に10点のアドバンテージを奪うことに成功。駒澤大は4Qに2名の退場者を出すなど集中力を欠いた内容となってしまった。

写真上:慶應大・岩下が存在感を見せて立教大を振り切った。今期は注目センターが多いだけに彼の高さも大きな優位とは言えない。とはいえ、やはり彼が常に力を出し切れなければ連覇は難しい。
写真中:今年は昨年以上のまとまりが見える東海大。初戦は主将の多嶋、エースセンターの満原以外はこれまで控えだった佐々木、狩野といったメンバーがスタメンに。特にルーキーの田中は1年生とは思えない能力の高さ。注目の選手だ。
写真下:青学大はペイント内に割っていける比江島が立ち上がりで見せた。全員がエース級のメンバーが揃う青学大。今年もやはり大学界を引っぱる存在だろう。



【駒澤屋内球技場】
駒澤屋内球技場では10試合が行われ、日本体育大・明治大が初戦負けとなった。シード校の敗退で今後の大会の行方に注目が集まる。

今期、JBL三菱で采配をふるった藤田氏をHCに迎え、新たな出発を切った日体大。しかし3部の東京成徳大に後半で大きく差を開けられ初戦敗退。厳しい結果となり春シーズンはこれで終了となった。強豪復活に向けてはまだ険しい道が続く。金星をあげた東京成徳大は次に優勝候補の一角、青山学院大と対戦する。

明治大関東学院大と対戦。関東学院大は3年前の3部B時代にも関東3位に入る活躍を見せており、主将の#1パプ・ムール・ファイ(4年・C)は関東でもトップクラスの力を持つセンター。強いフィジカルやリバウンド力、ファイティングスピリットは日本人選手にはない強烈さだ。今年はようやくたどり着いた2部リーグでの活躍も期待されている。次は同じ2部、順天堂大と対戦する。
一方の明治大は調子が良い年と悪い年と、その時々によって春先の状態には大きく差がある。今年は昨年チームを支えた主力が抜け、まだ形になっているとは言い難い悪い年の方だと言える。日本代表クラスのエース#14金丸(4年・SG)がいるとはいえ、インサイドの層が薄くガードも代替わりしていることから、先に行われた京王電鉄杯でも苦戦を強いられた。主将の金丸もU-24の強化合宿で春から不在がち。そのためチームづくりには苦心している様子が見えていた。言葉というよりプレーで引っぱっていくタイプであると自分では言っていたが、秋に向けて彼を生かせるチームづくりが必須だ。

駒澤屋内球技場の残りの試合では日本大、中央大、拓殖大、筑波大といった1部シード校を中心に順当に勝ち上がった。
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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