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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2010.05.02 (Sun)

【2010京王電鉄杯】5/2(最終日)

青山学院大が無敗で優勝を飾り4連覇
中央大学が健闘し2位に食い込む


100502sn.jpg京王電鉄杯は青山学院大学が既に優勝を決めていたが、最終日も大きく予想を裏切る展開なく全日程を終了した。青学大は充実した選手層はもちろん、2月頭のシーズンインという他を先んじたスタートも功を奏しているだろう。まだまだ余力を感じさせるプレーで全勝優勝を遂げた。なお、最優秀選手は強いインパクトを与えた青学大のルーキー・永吉が受賞。

2位は中央大学。下級生がゲームをコントロールしサイズ的には課題もあるが、全日程を通してのびのびプレーし、負けはわずか青山学院大に対してのみ。

3位は慶應大と同率ながら直接対決の結果により、日本大。主将の篠山、熊澤が復帰してからゲームの流れが良くなり、勝率を上げた。慶應大は残り2戦で選手を温存したこともあり、青学大戦、日本大戦といった強豪相手に星を落として4位に。5位以下は混戦で順位はあまり関係がない差となった。東大は全敗だが健闘は光った。

今年は春シーズンが例年より前倒しになっていることもあり、既に5月1日にはトーナメントの1回戦もスタートしている。通常ならば京王電鉄杯で出た課題を1ヶ月弱で修正して仕上げていくが、今年はトーナメントまで既に10日弱しか残されていない。各校とも春のチームづくりは最終段階に入る。この大会を踏まえての最後の仕上げが急務だ。
とはいえ、公式戦になれば全てのチームの目の色は京王電鉄杯とは全く違う。3冠のまず最初の栄冠を手にするのはどこか、戦いは目前に迫っている。

写真:青山学院大が既に優勝を決めていたこともあり、最終日の注目は日本大対慶應大に集まった。代表ではチームメイトである日本大・篠山と慶應大・二ノ宮は試合中に言葉を交わす場面も。

※青山学院大・橋本選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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「ハッスルしたプレーで元気のいいチームに」
最上級生としての責任と、最高の勝負へ思いを抱いて

◆#0橋本竜馬(青山学院大・4年・G・主将)
100502hashimoto.jpg勝ち続けて4連覇達成は立派なことだが、今の橋本には大会の結果云々よりもこの先1年足らずでどういうチームを作るかの方が大切だ。
「大学のキャプテンは、どの世代のキャプテンよりも難しい」と言う橋本。その通り、大学生というのは難しいポジションだ。監督の影響力が大きい高校までとも、大人として自覚のある社会人とも違い、精神的にも肉体的にも未成熟なカテゴリは、ちょっとした要因でどうにでも転ぶ。それをうまくコントロールしていかに“チーム”として形にしていくか、主将としての力量が問われる。それと同時にバスケットの楽しさや熱さを真剣勝負で伝えたいという思いもある。
昨年は3冠のどれも3位という結果に甘んじた。後少しで逃したものをつかむためには何が必要か。戦力は今年も申し分なく、インサイドが強くなった分は昨年以上だ。とすれば、残されたファクターは彼がどうチームを導くかにかかってくるのではないだろうか。


-まずは4連覇おめでとうございます。今シーズンはだいぶスタートが早かったと聞いていますが。
「ありがとうございます。この大会を勝ったといってもまだ分からない部分もあるとは思うんですが。シーズンインについては、2月の頭はいつもトレーニングの時期なんですが、韓国の延世大が鹿児島に来るということで、試合をしました。昨年の延世大の遠征はチームで新型インフルエンザの感染者が出たので行けなかったし、今年はここでやっておこうということになったんです。体を作る前だし、練習もほぼやっていなかったんですが、鹿児島ですぐ試合をして勝ちました。試合の中でうまくなったり相手のいいところを見ていこうという気持ちでやっていたんですが、勝てましたね。相手のキャプテンがケガをしていたので出ていなかったというのもありますが」

-何が勝利の要因だったのでしょうか?
「前半は普通にリードされていて、10点差くらいでついていって、3Qで5点差ぐらいになって、4Q5分くらいで逆転したら相手が崩れて最後に勝てました。その時はチームとしてもすごく良かったですね」

-その流れでいい風にその後もやってこられたのでしょうか?
「そうですね。でも自分も含めて強化合宿で抜けることも多かったので、自分たちがいない間は残ったメンバーがよくまとめてくれていたと思います」

-昨年は惜しい結果で、今年は心に期するものがあるのではないですか? 今も4年生で長い間ミーティングをしていましたが、今年はそういった話し合いやまとまりの面はどうでしょうか。
「去年はずっと3位で悔しい思いをしました。今年は周りからも青学はいいと思われているはずなので、プレッシャーがない訳ではないですが、それを力に変えられるように練習も頑張っています。4年生になって宇田川やアレク(湊谷)も自分たちがいない時にリーダーシップをとってくれて最上級生の自覚が出てきたと思います。だからチームも良くなってきたし、自分もまたキャプテンとして去年とは違う感じでチームを見るようになったし、考えるようになりました。その中で、下級生にどれだけ思い切りよくバスケットをさせてあげられるかというのが、4年生として重要なところだなと考えながら模索しているところです」

-電鉄杯では橋本選手は3日しかいなかったですが、自分で行くのではなく周りにやらせようとしているようなプレーが結構見えましたが。
「今年は自分がいかなくても崩せる奴もいるし、インサイドも永吉が入って強くなったので、ある程度1対1でやらせた方がいいのかなと。ただポイントでは自分もやるつもりです。慶應戦では自分も今大会ではポイントだと思っていたので気持ちを入れてやったし、相手に合わせるんじゃなくて相手のウイークポイントを突くためには自分が行く時は行くようにと考えています」

-今年はどういうチームにしたいと思っていますか?
「元気のいいチームがいいと思うんです。自分がハッスルしたプレーで盛り上げることがチームにとっては一番大事だと思うし、そういうプレーをみんなができるようになればもっと良くなると思います。それが出たのが慶應戦で伊藤が飛び込むようなプレーだったし、全員がああいう気持ちの入ったプレーができるようにしたいですね」

-昨年はリーグ戦中などはもどかしい試合も多かったとは思いますが、インカレの終盤などはみんなの気持ちが入っている部分が見えてき始めたような気もしました。
「そうですね、気持ちは入っていましたね。去年は4年生が思い切りやれていない部分もあったと思うし、それを教訓じゃないですけど繰り返したくはないですね。でも4年生になってみてようやく普通の1年間とは違うのが分かりました。4年生って大変なんだなと。そういう意味では、去年の自分たちは随分4年生に迷惑をかけたんじゃないかと今だから感じることも多々あります」

-さらにキャプテンとしての責任もありますね。
「キャプテンは難しいです。中学でやっただけですが、大学は全然違います。高校のキャプテンは思われているほど難しいことじゃないと思うし、実業団も大人だから違うと思うんですよ。大学のキャプテンが一番難しい。すごく意味があるポジションですよね。今年だったら“橋本の代”と言われてずっとそれが残るというのもありますし。名誉なことだけど、考えることは多いです。だからキャプテンとして周りの4年生にも言いたいことはあるし、1年生たちにはまだ重要な部分が通じないこともある。だから4年生として、キャプテンとして、大学生の中で大人になりますよね。なる前はそこまで考えていませんでしたが、なってみると重大な責任を感じます」

-橋本竜馬らしいチームづくりを期待しています。今シーズンの豊富を聞かせてください。
「熱い試合をして盛り上げたいですね。そのためには相手がガチで来ないと面白くないし、自分たちも思いきりプレーできるチームにしたいし、本当に本気でやりあって盛り上がる面白い試合をしたいです。自分のポジションで言えば今年は上手いガードが多いし、竜青(日本大・篠山)やニノ(慶應大・二ノ宮)とやるのは本当に楽しくて気合が入る。“今日はやってやろう”と感じるし、自分の顔が違いますから。それに相手が上手いから自分も上手くなれるし、相手もそうだと思うんです。そういう風に思い切り戦いあって刺激のある1年、自分にとって最高の1年にしたいですね」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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