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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2009.11.11 (Wed)

【2009リーグ】11/11 順位決定戦 筑波大VS拓殖大

粘る拓殖大を筑波大が一蹴
1部の意地を見せて春のリベンジを果たす

筑波大学99(31-18,18-25,19-25,31-14)82拓殖大学
091111kano.jpg両者は春のトーナメント1回戦で対決している。教育実習等で思うような練習ができていなかった筑波大はそれを“理由にしたくない”と言いつつも、自分達の目指すアグレッシブさを出せずに拓殖大に完敗した。だが、リーグ戦での1ヵ月半は混戦の1部に揉まれ、だんだん“チーム”としての形が見え始めてきた。春のリベンジを果たすなら今。筑波大にとってはこの舞台は絶好のチャンスでもあった。

試合は立ち上がりから筑波大ペース。リーグ戦で大きく成長を遂げた#36本井(3年・C)やエース#45鹿野(4年・F)の連続得点、さらにリーグ終盤に頼もしい活躍を見せた#7佐々木(4年・G)の3Pで先行する。対する拓殖大は#22松崎(3年・G)が果敢に攻めるも、単発で後が続かない。加えて、ミスにファウルにと流れが悪い。それでも、中盤になると#22松崎のアシストから#99長谷川技(2年・F)や、#42永井(3年・C)のゴール下などで対抗していき、点差を詰めていく。だが、筑波大も#33加藤(3年・F)と#45鹿野の3Pなどで応戦し、再びリードを広げ、1Qを31-18で終える。2Qの立ち上がり、拓殖大は#22松崎の3Pを皮切りに、#53小野のゴール下、#26上杉のリバウンドシュートと一挙7点を荒稼ぎ。その間無得点の筑波大はたまらずタイムアウト。その後も拓殖大は#22松崎が3Pを沈めて、31-28と3点差まで詰め寄る。だが、筑波大も#23黒田(3年・F)がファウルをもらってフリースローで加点、更に#45鹿野がジャンプシュートを沈めて追いつかせない。その後は互いに決めれば決め返すといった展開が続いていく。だが、その中でも筑波大は拓殖大に逆転を許さず。終始リードを保ちながら、前半終了。49-43で筑波大が6点リードで後半へ。

3Qは、筑波大が#36本井のジャンプシュート、#45鹿野と#34田渡(2年・G)のコンビプレーで連続得点をあげ、53-43と10点差を開く。次のプレーでは、拓殖大#26上杉がフリースローとなったが、この後、拓殖大はディフェンスをマンツーマンからゾーンへ。1本目は#36本井の得点で乗り切った筑波大だが、その後は拓殖大のディフェンスに引っ掛かり、逆に拓殖大に連続得点を浴びる。点差も4点に詰められるが、それでも#7佐々木のアシストから#45鹿野が速攻を決め返すなどして、筑波大も粘る。その後は、互いに我慢の時間帯が続くが、終盤になると拓殖大が#3宇佐美(4年・F)、#94長谷川智伸(1年・G・福大大濠)の3Pに、#22松崎のブザービーターと続いて3Q終了時に68-68で試合を振り出しに戻した。4Qの立ち上がりは互いにシュートが入らず、得点が決まったのは残り8分10秒。筑波大#13片峯(4年・G)の3Pだった。筑波大は片峯の得点から一挙7得点で拓殖大を突き放す。だが、拓殖大も#22松崎と#94長谷川智伸が3Pを決め返して食らいついていく。それでも、流れを掴んでいたのは筑波大だった。#34田渡のバスケットカウントに、#36本井のフリースローでコンスタントに得点を重ねていく筑波大に対し、拓殖大のオフェンスは単発に。残り2分を切って点差は12。拓殖大は、この時間帯からコート上に4年生を投入。彼らは最後までコートを駆けるが、筑波大も流れは手放さず。最後は99-82で筑波大が勝利し、春のリベンジを果たした。

写真:筑波大はエース鹿野ら全員が奮闘。

※筑波大・片峯選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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【INTERVIEW】
「代々木のコートに入ったらワクワクする」
最後の代々木をいい形で終え、次はインカレ・大阪へ

◆#13片峯聡太(筑波大・4年・PG・主将)
091111katamine.jpg拓殖大相手に惨敗を喫し、早々に春シーズンを終えた今年。しかし、リーグ戦では1部の波にもまれて、チームとして大きく成長を遂げた。奇しくも順位決定戦の相手は春負けている拓殖大となり、絶好のリベンジのチャンスを迎えた。試合中は拓殖大に押し戻される場面もあったが、やはり1部で戦ってきた経験は大きく、最後は突き放しての勝利となった。チームもいい雰囲気でバスケットができたというこの試合。インカレへ向けて大きな弾みになったに違いないだろう。
「見ている人にも自分の売りをしっかりと表現していきたい」
残りもわずかとなってきた学生バスケット。彼は最後まで彼らしく戦ってくれるはずだ。


―この順位決定戦はどういうモチベーションで臨んだのでしょうか?
「(相手の)拓大には、春にちょっと痛い目にあったこともあって負けられない試合でした。でも、それ以上にインカレへ向けてという感じでしたね。リーグは、最後は上向きで終われたので。インカレへ向けて絶対に繋げられるように。同じ課題を残さないように、次のステップに進めるようにというモチベーションでここまで練習してきましたし、試合前も監督(吉田監督)にも言われました。なので、自分もチームもそういう感じで試合に臨んでいました」

―終始リードを奪っていたものの、拓殖大に押し戻される場面もありましたね。
「はい。自分達のオフェンスが2Qにしろ、3Qにしろあまりよくなくて、向こうにブレイクとか3Pとかをやられてしまいました。そこは修正しなければならないところだし、やっぱり40分間徹底してやらないと勝てない。いい反省点ができたので、そこは練習で直していきたいです」

―リーグ戦は7位という結果でしたが、リーグ戦の反省を踏まえてこの1週間で修正できたという点はありますか?
「強いチームは2対2、3対3のブレイクでも1対1が強いっていうのがあると思います。上位のチームがそれができていて、特に青学、慶應、日大はそういう部分が強かった。逆に自分達はやっぱり2対2、3対3だったらハーフコートにもっていこうみたいな感じがあったんです。それを課題にしてきました。5対5の練習はあまりなくて、そういうところからもう1回やっていこうって。それが今日の試合ではリーグのときよりリングに、ゴールに向かう気持ちっていうのが自分自身もそうだし、みんなあったと思います。もちろんそこでシュートを決めないと意味がないし、そこでシュートを決めきれないのが今のうちの弱さだと思うので、そこを詰めていきたいです」

―インカレは右上のブロックに入りましたね。
「天理・青学などがいるところですね。天理の試合は見ていないのでわからないですが、自分達のバスケットをやりながらしっかり相手にアジャストして、試合の中でやっていけたらと思っています。自分が出ているときは特にコートの中で表現するし、ベンチにいるときはコートの中の奴が必要な声を出していこうかなと思っています」

―学生バスケも残り少なくなってきました。最後はどのようにプレーしたいですか?
「代々木でプレーするのは、今日が最後ですよね。そういうことを考えてはいけなかったんですけど、実際、アップの時から考えていてちょっと落ちていたんですよ(苦笑)。でもやっぱり代々木のコートに入ったらワクワクするし、1年生の頃から”変わらないことなんだなー”って思いながら、今日はやっていました。自分自身も自分のプレーができたし、最終的にはみんなも気持ちよくプレーできてたからすごいよかったなと思いました。インカレは集大成として、自分自身この4年間というか、バスケット生活でやってきたことをコートの中で出したいっていうのがすごいあります。4年生だし、キャプテンだし、全員が気持ちよくプレーするというか。全員がやりきれる、うちのバスケットを自分もやりつつ、全員にやらせることができたらなと。それが結果として勝てれば。あとは結果を残したいですね。いい試合というのは頑張れば出来ると思うけど、内容も結果も勝つというのは難しいこと。なので、そこはこだわって練習の中から頑張っていきたいです。個人的には、今後のこともあるから、”あいつがいれば、安心かな”って言われるくらい、監督にも、見ている人にも自分の売りをしっかりと表現していきたいです」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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