サイトを移行しました。現サイトはアーカイブとして継続してご覧いただけます。 http://bojweb.com |
2009.09.26 (Sat)
【2009リーグ1部】9/26青山学院大VS慶應義塾大 第1戦
アウトサイドと層の厚さ、相手の弱点につけこみ
優位な部分が生きた青学がまず1勝
青山学院大106(20-23,26-14,29-28,31-20)85慶應義塾大
この2年間は両者関東学連管轄による公式戦の対戦がなく、京王電鉄杯では2年連続引き分けに終わっている。ともに早いトランジション、固い守り、高い能力を有し、リーグ優勝に近いチームだ。
1Qは互角だったが、軽い笛でたまったファウルは慶應大不利に働いた。かつてはどちらも層の厚さが悩みだったが、有望な人材を一気に増やした青学大の方が余裕を持ってゲームを進めることができた。4Qで#14酒井(3年・F)を使わなかった慶應大は、最後まで修正がきかずに敗北。慶應大は苦しくなったが、ここから逆境を跳ね返す活躍が期待される。
写真:辻の3Pで勢いをつけた青学は、終盤#16比江島の個人技が冴えわたった。
※試合のレポートと青山学院大・長谷川監督のインタビューは「続きを読む」へ。
開始約1分で吹かれたファウルは両チーム合わせて4。軽い笛が立て続けに鳴る幕開けとなった。開始15秒のルーズボールで慶應大#5小林大祐(4年・GF)、青学大は#16比江島(1年・GF・洛南)が連続ファウルの2つでベンチへ下がり、#4小林高晃(4年・SG)も吹かれてしまう。これが基準となるならば対応が求められるが、互いに激しいぶつかりあいとディフェンスが持ち味。優勝候補同士の戦いなだけに、そう簡単にプレーをゆるめる訳にはいかない。
青学は#7渡邉(4年・PG)のバックドアが#7岩下(3年・C)の高さにはばまれ、#11福田(2年・F)がフリースローを2本外すミスで出遅れる。慶應大は#5小林大祐を皮切りに、#16二ノ宮(3年・G)の速攻、#14酒井(3年・F)などのシュートで一気にリード。流れを変えたい青学は早々に守りでゾーンを織り交ぜ、#23湊谷(3年・PF)を投入。これがうまくいき、慶應大はディフェンスの的が絞りづらくなる。青学は#6織田(2年・SF)が3Pを決めてガッツポーズ。しかし慶應大も#14酒井(3年・F)がブザービーターを決め返し1Qは20-23と3点リードした。
2Q、#14酒井、#7岩下のブロック、#20家治(2年・PF)と続き慶應大がリードを広げるが、青学大はバックアップの#0橋本(3年・PG)がドライブを決めると、#5辻(2年・SG)がこの試合一番の勝負所で力を発揮した。「1本目のシュートが決まったので、今日はいいと思ったし、そこから同じ感覚で打ちました。1Qで入ったのでやれる、という感じで自信になったし、プレッシャーには高校から慣れていたので」(#5辻)と言うように、ここから3分半、青学の得点は全て#5辻の3Pで、その数は4本。ノーマークでのシュートだった。慶應大も#4田上(4年・F)がフリースローを獲得し、#12金岡(3年・F)が3Pを決めるが、辻はなおもドライブをしかけてフリースローを獲得。さらにプレスで慶應大からターンオーバーを誘い、リズムを作る。追う形となった慶應大も速攻を出すが、2Q最後にまたも#5辻に3Pを決められ、46-37と引き離された。
3Q開始すぐも#5辻の3Pが炸裂。両者ともにファウルがかさみ、マンツーマンでは危険が大きいと判断したかゾーンが主体となる。しかし慶應大は得点もあるが、じわじわとファウルが重なる。それは青学も同じで、#23湊谷、#27宇田川(3年・F)など奮闘もあるが3つ、4つと増えていく。しかし得点ではアウトサイドの確率が上がらない慶應大が苦しい。#16二ノ宮が3Pを決めて波に乗りたいが、すぐさま#5辻が3Pで反撃し、黙らせる。3Qでついた点差は10と、大きなものになった。
4Q、慶應大は足にきた#14酒井をベンチに温存する格好となった。大事な仕事人を欠いてしまうとバックアップの薄い慶應大は苦しい。しかし#20家治がバスケットカウントを獲得、#21桂(1年・F)もリバウンドに絡むなどバックアップとして健闘を見せる。青学はファウルトラブルに苦しんでいるようで、実際は豊富なベンチメンバーを次々と繰り出し、大きなダメージは感じさせない。詰められそうなポイントでは、#16比江島が何度もペイントに切れ込み得点する。慶應はゾーン崩しができず外ばかりの攻撃となるが、これが決まらない。そのまま余裕を見せた青学が差を広げて第1戦をものにした。
後味が悪い印象が残るのは、この両者の対戦がこれまでたびたび笛にふりまわされた試合になっているからだろう。2007年の新人戦、リーグ戦でも勝負際での笛で左右されてしまった試合がある。お互いがタフに、タイトにプレーしている証拠でもあるが、なんとも惜しい。ただし、内容として青学が良かったのは確かだ。インサイド勝負になれば苦しいと見て、#7岩下封じに高さではなく機動力を選んだ。ゾーンでも青学に一日の長がある。ファウルがかさんだせいで思った以上に多用したが、慶應の1対1を封じるためにそれもプラスになった。また、辻のアウトサイドは見事だったが、バックアップがまんべんなく活躍した。しかし大差だが#7渡邉は「点差ほど勝った気はしない」と、警戒心はゆるめていない。この調子で2連勝となるか。慶應大はここからどう修正するか。岩下を除いた身長は青学が上だ。そう簡単にポストへボールは入れられないだろう。どううまく得意な部分で得点するか、チーム全員の責任が問われる。
【INTERVIEW】
◆長谷川建志監督(青山学院大)
―リーグ戦の大一番でしたが、試合を終えて。
「うちは慶應さんよりも使える人数が多いから、その分プラスアルファーがゲームの結果に出るようにしようと。慶應の良いところは学生らしく一生懸命走って、一生懸命リバウンドを獲って、闘争心もあるところ。それを上回ること。あとはトランジション。これも上回らないといけない。3つ目は慶應は5人のバランスがすごくいい。だから速い展開にして少しでもファウルをさせて、1人でもベンチに下がってもらいたいなっていうこと。それを戦略として考えていて。あとは先手、先手いければ、うちはメンバーが使えるから、トランジションも負けないし、ディフェンスも負けないし。そういうことが目録だったんだけれども、後から出てきた選手が頑張ってくれたから、僕が考えていたことが全部プラスに働いてくれた。105点獲れたというのは、ある意味選手全員の力」
―慶應大への対策というのは?
「トランジションを。でも今までとは全く違うことするんじゃなくて、練習とか夏までやってきたことの中でちょっとアレンジをするという」
―ベンチスタートの選手が準備ができていたかと思いますが、チームの雰囲気はいかがでしたか?
「今年は春は全員は使えなかったんだけれども、夏からはJBLとの練習試合とか全てほとんど10人以上をゲームで使うようにしてきているので、みんな今日はそろそろ出番がだなっていうことをわかっているから。そういう意味ではベンチでも集中しているし、だから出てきてもいいゲームができたんじゃないかな。今日の後半は調子のいいやつのプレイングタイムがちょっと長くなりましたがね。みんなを出していきたいけど、いくら調子が良くても日によって違うから、前半のうちに慣れといて欲しい」
―高さのミスマッチが生じる岩下選手へのディフェンスのポイントはなんだったのでしょうか?高さのある中川選手よりも、機動力のある宇田川選手や湊谷選手がマッチアップしている場面が多かったですね。
「色んなやつをつけてイライラさせて。それぞれタイプ違うじゃん。あとはゾーンで上手く守れたし。それからデカイやつって下半身弱いじゃん、だから後ろからガンガンガンガンスクリーンに行けって。そうすると嫌がるから。前から行くと見えるけど、後ろからスクリーンに行くとね。スクリーンはファウルじゃないんだから。でもそれがそんなに上手くいったというよりは、岩下自身が今日はあまり良くなかった。今日だってゲームの立ち上がりで最大7点開かれたのかな?そこで10点開いたらゲームはどうなったかわからない。そういう場面、場面で1Q堪えたのがね。それは宇田川とか代えた選手がリバウンド頑張ってくれたし。最後は20点開いたけど、それほど力の差はないと思っています」
―今日の試合では大半の時間がマンツーではなくゾーンでディフェンスをしていましたが、その目的はなんでしょうか?
「比江島も3つになっちゃったし、うちはファウルも混んでいたからね。だから点を獲られても、後半は比江島、辻、渡邉が今日は一番安定していたから、ファウルトラブルになると困るし。点数獲られても、変な獲られ方をしなければ、まあいいかなと。大きなミスで点を獲られているわけじゃなくて、ある程度抑えているんだけど、相手の思い切りの良さにやられているくらいなら。マンツーに戻すと、また相手の勢いが復活する可能性があった気がしたから。最後の2分はファウルも残っていたからマンツーに戻して。ファウルで止めても良かったし。明日はどうなるかわからない。同じゾーンでもチェンジするかもしれない。夏に色んなゾーンをやっているから」
―例えばどんなゾーンディフェンスを?
「まだ出していないゾーンが2つ、3つ。それはあと11試合あるから」
―見てからのお楽しみということでしょうか?
「どっかで必ず出します(笑)」
―今日の試合での課題はなんでしょうか?
「まずはリバウンドですね。岩下以外に獲られている。そこはちょっと気になる。ただ獲るだけだったらボックスアウトをしていいリバウンドなんですよ。でもリバウンドを獲ってすぐにブレイクに繋げるっていう意識があれば、もっといいリバウンドを獲ろうとする。そういうところが少し足りない。後はシューターに対するディフェンス。相手がどういうシュートを打ってきているか。全員がシュート打っているわけじゃないんだから、どういうふうにしてシュートを打たれているか、もう少しゲームの中で考えないといけない。そういうところに日本の選手はずるさがない。ゲームの中でそういうことをわかりながらプレイしないといけない。ファウルが多いやつを上手く攻めないと。そういうのもずるさだし、ゲームっていうのは練習とは違って、ゲームの流れに応じたオフェンス、ディフェンスっていうのをもう少しスパイス利かせないと」
―明日のポイントは?
「慶應の魂のこもったバスケットに対して、今日勝ったことでどこかで気の緩みがない様に。トーナメントの決勝をやるつもりで向かっていかなければならない。1回勝っても、2回勝たなければならない。そういうところが慶應の強さだと思うから。慶應の方が出ている時間が長いからしんどいんだから」
優位な部分が生きた青学がまず1勝
青山学院大106(20-23,26-14,29-28,31-20)85慶應義塾大

1Qは互角だったが、軽い笛でたまったファウルは慶應大不利に働いた。かつてはどちらも層の厚さが悩みだったが、有望な人材を一気に増やした青学大の方が余裕を持ってゲームを進めることができた。4Qで#14酒井(3年・F)を使わなかった慶應大は、最後まで修正がきかずに敗北。慶應大は苦しくなったが、ここから逆境を跳ね返す活躍が期待される。
写真:辻の3Pで勢いをつけた青学は、終盤#16比江島の個人技が冴えわたった。
※試合のレポートと青山学院大・長谷川監督のインタビューは「続きを読む」へ。
[続きを読む]
【GAME REPORT】
青学は#7渡邉(4年・PG)のバックドアが#7岩下(3年・C)の高さにはばまれ、#11福田(2年・F)がフリースローを2本外すミスで出遅れる。慶應大は#5小林大祐を皮切りに、#16二ノ宮(3年・G)の速攻、#14酒井(3年・F)などのシュートで一気にリード。流れを変えたい青学は早々に守りでゾーンを織り交ぜ、#23湊谷(3年・PF)を投入。これがうまくいき、慶應大はディフェンスの的が絞りづらくなる。青学は#6織田(2年・SF)が3Pを決めてガッツポーズ。しかし慶應大も#14酒井(3年・F)がブザービーターを決め返し1Qは20-23と3点リードした。
2Q、#14酒井、#7岩下のブロック、#20家治(2年・PF)と続き慶應大がリードを広げるが、青学大はバックアップの#0橋本(3年・PG)がドライブを決めると、#5辻(2年・SG)がこの試合一番の勝負所で力を発揮した。「1本目のシュートが決まったので、今日はいいと思ったし、そこから同じ感覚で打ちました。1Qで入ったのでやれる、という感じで自信になったし、プレッシャーには高校から慣れていたので」(#5辻)と言うように、ここから3分半、青学の得点は全て#5辻の3Pで、その数は4本。ノーマークでのシュートだった。慶應大も#4田上(4年・F)がフリースローを獲得し、#12金岡(3年・F)が3Pを決めるが、辻はなおもドライブをしかけてフリースローを獲得。さらにプレスで慶應大からターンオーバーを誘い、リズムを作る。追う形となった慶應大も速攻を出すが、2Q最後にまたも#5辻に3Pを決められ、46-37と引き離された。

4Q、慶應大は足にきた#14酒井をベンチに温存する格好となった。大事な仕事人を欠いてしまうとバックアップの薄い慶應大は苦しい。しかし#20家治がバスケットカウントを獲得、#21桂(1年・F)もリバウンドに絡むなどバックアップとして健闘を見せる。青学はファウルトラブルに苦しんでいるようで、実際は豊富なベンチメンバーを次々と繰り出し、大きなダメージは感じさせない。詰められそうなポイントでは、#16比江島が何度もペイントに切れ込み得点する。慶應はゾーン崩しができず外ばかりの攻撃となるが、これが決まらない。そのまま余裕を見せた青学が差を広げて第1戦をものにした。
後味が悪い印象が残るのは、この両者の対戦がこれまでたびたび笛にふりまわされた試合になっているからだろう。2007年の新人戦、リーグ戦でも勝負際での笛で左右されてしまった試合がある。お互いがタフに、タイトにプレーしている証拠でもあるが、なんとも惜しい。ただし、内容として青学が良かったのは確かだ。インサイド勝負になれば苦しいと見て、#7岩下封じに高さではなく機動力を選んだ。ゾーンでも青学に一日の長がある。ファウルがかさんだせいで思った以上に多用したが、慶應の1対1を封じるためにそれもプラスになった。また、辻のアウトサイドは見事だったが、バックアップがまんべんなく活躍した。しかし大差だが#7渡邉は「点差ほど勝った気はしない」と、警戒心はゆるめていない。この調子で2連勝となるか。慶應大はここからどう修正するか。岩下を除いた身長は青学が上だ。そう簡単にポストへボールは入れられないだろう。どううまく得意な部分で得点するか、チーム全員の責任が問われる。
【INTERVIEW】
◆長谷川建志監督(青山学院大)
―リーグ戦の大一番でしたが、試合を終えて。
「うちは慶應さんよりも使える人数が多いから、その分プラスアルファーがゲームの結果に出るようにしようと。慶應の良いところは学生らしく一生懸命走って、一生懸命リバウンドを獲って、闘争心もあるところ。それを上回ること。あとはトランジション。これも上回らないといけない。3つ目は慶應は5人のバランスがすごくいい。だから速い展開にして少しでもファウルをさせて、1人でもベンチに下がってもらいたいなっていうこと。それを戦略として考えていて。あとは先手、先手いければ、うちはメンバーが使えるから、トランジションも負けないし、ディフェンスも負けないし。そういうことが目録だったんだけれども、後から出てきた選手が頑張ってくれたから、僕が考えていたことが全部プラスに働いてくれた。105点獲れたというのは、ある意味選手全員の力」
―慶應大への対策というのは?
「トランジションを。でも今までとは全く違うことするんじゃなくて、練習とか夏までやってきたことの中でちょっとアレンジをするという」
―ベンチスタートの選手が準備ができていたかと思いますが、チームの雰囲気はいかがでしたか?
「今年は春は全員は使えなかったんだけれども、夏からはJBLとの練習試合とか全てほとんど10人以上をゲームで使うようにしてきているので、みんな今日はそろそろ出番がだなっていうことをわかっているから。そういう意味ではベンチでも集中しているし、だから出てきてもいいゲームができたんじゃないかな。今日の後半は調子のいいやつのプレイングタイムがちょっと長くなりましたがね。みんなを出していきたいけど、いくら調子が良くても日によって違うから、前半のうちに慣れといて欲しい」
―高さのミスマッチが生じる岩下選手へのディフェンスのポイントはなんだったのでしょうか?高さのある中川選手よりも、機動力のある宇田川選手や湊谷選手がマッチアップしている場面が多かったですね。
「色んなやつをつけてイライラさせて。それぞれタイプ違うじゃん。あとはゾーンで上手く守れたし。それからデカイやつって下半身弱いじゃん、だから後ろからガンガンガンガンスクリーンに行けって。そうすると嫌がるから。前から行くと見えるけど、後ろからスクリーンに行くとね。スクリーンはファウルじゃないんだから。でもそれがそんなに上手くいったというよりは、岩下自身が今日はあまり良くなかった。今日だってゲームの立ち上がりで最大7点開かれたのかな?そこで10点開いたらゲームはどうなったかわからない。そういう場面、場面で1Q堪えたのがね。それは宇田川とか代えた選手がリバウンド頑張ってくれたし。最後は20点開いたけど、それほど力の差はないと思っています」
―今日の試合では大半の時間がマンツーではなくゾーンでディフェンスをしていましたが、その目的はなんでしょうか?
「比江島も3つになっちゃったし、うちはファウルも混んでいたからね。だから点を獲られても、後半は比江島、辻、渡邉が今日は一番安定していたから、ファウルトラブルになると困るし。点数獲られても、変な獲られ方をしなければ、まあいいかなと。大きなミスで点を獲られているわけじゃなくて、ある程度抑えているんだけど、相手の思い切りの良さにやられているくらいなら。マンツーに戻すと、また相手の勢いが復活する可能性があった気がしたから。最後の2分はファウルも残っていたからマンツーに戻して。ファウルで止めても良かったし。明日はどうなるかわからない。同じゾーンでもチェンジするかもしれない。夏に色んなゾーンをやっているから」
―例えばどんなゾーンディフェンスを?
「まだ出していないゾーンが2つ、3つ。それはあと11試合あるから」
―見てからのお楽しみということでしょうか?
「どっかで必ず出します(笑)」
―今日の試合での課題はなんでしょうか?
「まずはリバウンドですね。岩下以外に獲られている。そこはちょっと気になる。ただ獲るだけだったらボックスアウトをしていいリバウンドなんですよ。でもリバウンドを獲ってすぐにブレイクに繋げるっていう意識があれば、もっといいリバウンドを獲ろうとする。そういうところが少し足りない。後はシューターに対するディフェンス。相手がどういうシュートを打ってきているか。全員がシュート打っているわけじゃないんだから、どういうふうにしてシュートを打たれているか、もう少しゲームの中で考えないといけない。そういうところに日本の選手はずるさがない。ゲームの中でそういうことをわかりながらプレイしないといけない。ファウルが多いやつを上手く攻めないと。そういうのもずるさだし、ゲームっていうのは練習とは違って、ゲームの流れに応じたオフェンス、ディフェンスっていうのをもう少しスパイス利かせないと」
―明日のポイントは?
「慶應の魂のこもったバスケットに対して、今日勝ったことでどこかで気の緩みがない様に。トーナメントの決勝をやるつもりで向かっていかなければならない。1回勝っても、2回勝たなければならない。そういうところが慶應の強さだと思うから。慶應の方が出ている時間が長いからしんどいんだから」
- 関連記事
-
- 【2009リーグ1部】9/27レポート (2009/09/27)
- 【2009リーグ1部】9/26青山学院大VS慶應義塾大 第1戦 (2009/09/26)
- 【2009リーグ1部】9/26レポート (2009/09/26)
テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ
| BLOGTOP |