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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2009.09.13 (Sun)

【2009リーグ2部】9/13 日本体育大VS順天堂大 第2戦

我慢のシュートが終盤実り
4Qに日体大がゲームを支配

日本体育大87(15-20,23-19,27-23,22-17)79順天堂大
090913niitai1.jpg敗戦スタートとなった日本体育大。1敗でさえも命取りとなる可能性がある2部リーグでは、これ以上の負けは許されない。一方の順天堂大は今期降格はないリーグとはいえ、昨年のようなギリギリで踏みとどまるような展開は避けたいところではあるし、今年の2部では1部やインカレへの切符は遠いものではない。

序盤は順天堂大がリードした。しかし堅さの取れてきた日体大も粘りを見せ、攻撃も第1戦よりは積極的。引き離されつつも何度も追い上げ、ようやく決まってきたアウトサイドで終盤の勝負所を制して借りを返す格好となった。初戦は1勝1敗となった両者。しかしリーグ戦ではチーム間の順位も忘れてはならない。得失点差で勝ったのは順天堂大。これがどう順位に働くかも注視したい。

写真:ホッとしたであろう1勝目に、応援団ともハイタッチで笑顔を見せていた。

※試合のレポートと日体大・八坂選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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【GAME REPORT】
090913jyunten.jpg立ち上がりは順天堂大に分があった。#10趙(2年・C)のシュートに始まり、#6八木(4年・G)の3P、#4山本(4年・C)が力強いリバウンドから得点し、チームの主力がゲームをリードする。こうした出足に日体大は着いてゆけず、追う展開となった。流れを変えたい日体大は#12堀田(4年・G)を投入。しかしアグレッシブにディフェンスに行ったところを、今シーズンから基準が厳しくなっているアンスポーツマンライクファウルを取られるなど、なかなかリズムは好転しない。それでも順天堂大から立て続けにファウルを獲得すると、#3八坂(4年・G)、#24于(3年・F)のフリースローで追い上げ、#23横江(2年・G)のミドルシュートで5点差で1Qを終えた。

2Q、順天堂大は控えメインでスタート。しかし開始すぐ#3八坂に連続シュートを決められるとスタメンを戻した。日体大は1戦目よりはシュート確率が向上し、#24于のドライブなども出て追い上げる。しかし#4山本、#10趙に内外から決められ、#6八木も果敢に攻め込んで連続得点するなど、逆転させたくない意地が順天堂大にも見える。日体大は残り4分で#23横江(2年・G)の3Pが当たると、#11冨江(4年・F)もようやくこのリーグ初めての3Pが決まる。粘って34ー34の同点に追いつくが、すかさず#10趙に3Pを返され、なかなかひっくり返せない日体大。だが残り0.7秒で#24于がシュートを決めて38-39。1点を追う形で前半を終えた。

第1戦では後半の立ち上がりで差をつけられた日体大。順天堂大はこの試合でも立ち上がりに上から積極的に狙いに行き、日体大からターンオーバーを奪う。なかなか追いつけない日体大だが、#3八坂がディフェンスを切り崩し、ゴール下のぶつかり合いでのフラストレーションをぶつけるように#24于が豪快に攻め込み、得点する。開始5分でようやく同点に追いついた。ここから試合はシーソーゲームになる。しかし#24于と#6宮村(4年・F)はファウルトラブル、#11冨江が競り合いで腰から落ちてベンチへ下がるなど、不安要素は多い。そんな状況の中、#23横江が#3八坂からのパスで3Pを決めると、続けてバスケットカウントを獲得する強気のオフェンス。#12堀田はスティールを狙った場面で順天堂の#6八木からアンスポを取り返すなど、6点リードで一気に流れは日体大に。しかし順天堂大も#6八木のフリースローと#10趙の得点で3点差に戻して3Qを終えた。

090913yu.jpg4Q開始早々#6八木が3Pで同点にし、追い上げたい順天堂大。しかし第1戦からここまで目立った動きができていない#6宮村の3Pがようやく決まり、日体大がリード。そして、遂に日体大のアウトサイドが当たり始めた。#6宮村が3Pのファウルを獲得し、#11横江、#24于が立て続けに3Pを決めると、#3八坂がアシスト、得点でも活躍。残り3分で10点差をつける。焦りの見える順天堂大はゴール下の支配力も弱まるが、#4山本のポストプレーと#7重信(3年・G)の3Pで残り1分半で5点差に。だが、日体大は#6宮村がだめ押しの3Pを決め、試合を決定づけるとそのままタイムアップ。苦しい中から日体大が1勝をあげた。

初戦で順天堂大が勝ったが、順位だけではかれないのが今年の2部リーグ。順天堂大は2人のセンターに存在感があり、アウトサイドの強いガードもいる。昨年は途中で集中力が途切れる部分が見られたが、安定が課題か。だがインサイドをこの2人で支配しきれれば、上位進出は狙える。逆に、日体大は選手が認める通りインサイドの薄さが今後の勝敗を左右するだろう。ケガ明けの選手も何人かいるが、ここから復調していくはずだ。トランジションとアウトサイドが機能すれば勝負はできる。現に春のトーナメントでも前半は青学大をリードするバスケを見せている。あとは持続力とフォワード陣の出来にかかる。2週目以降も目が離せない。



【INTERVIEW】
「初戦はもったいなかった」
背水の陣でここからの上昇を狙う

◆#3八坂啓太(日本体育大・4年・G)
090913haasaka.jpg昨年はなかなか出番がなかった。
下級生の頃は華々しいアウトサイドの印象があったが、どちらかと言えば切れ込んでパスをさばき、周りを生かす方を好む選手。だが、大事な場面では得点に絡み、この試合では勝利のきっかけをつくった。
インサイドの層は不安だが、ガード陣には八坂のほかにキャプテンの#12堀田、2軍上がりの#1馬場、2年生ながら個人技に長けて強気のオフェンスができる#23横江と個性的な選手がそろう日体大。それぞれが持ち味を生かしてゲームのリズムを操れるようになれば、フィジカルで足りない点を埋めていけるかもしれない。


―初戦は打たずにパスを出す場面が目立ったのですが、今日は自分から積極的に行きましたね。
「初戦は点数が取れなかったということがあったので。だから今日は自分が取りにいこうかなと思ったのがうまくいきました」

―シュートは調子が良くないということでしょうか。
「基本的にはうまく周りを生かしていこうかなと考えているので、そういう訳ではないんですが。でも初戦はそれでうまくいかなかったので、自分が点を取りにいかなければダメになるなと。それで今日はそれを意識していったら、たまたまうまくいったと思います。あと、ケガをしたせいで自分の状態としては夏に失速してしまったというのがあって、まだ練習が足りていないと思います。ここから上げていく感じです」

―他のメンバーも初戦はアウトサイドは良くなかったですが、それは?
「どうかな。最初なのでこれから調子は上がってくるとは思います。シュート以外の部分は、どうしても小さいのでリバウンドが取れなくてキツい。でも小さいなりにみんなでやれることをやろうと。それで来週からも頑張っていくしかないですね」

―初めての2部ですが、チームの状態はいかがですか?
「春からいい雰囲気でできてると思います。ただ、一回崩れるとガーッと落ちていくところが練習でもあるので、そこを踏ん張れれば接戦でもなんとかやっていけると思います」

―4年生にガードが八坂選手を含めて3人(#12堀田、#1馬場)いますが、どういう役割ですか?
「チーム全体が小さい分、自分は3番で出たりします。ただ、サイズはないけどその分小回りがきいてディフェンスはいいと思います。そういう持ち味を生かしていく感じです。今日もそうだったんですが、上から当たっていればボール運びも相手は厳しくなると思うし、そういう小さいからこそ強みであるところを生かしてやっていく感じです」

―ただ、初戦は同じように順天堂に当たられてターンオーバーという場面もありましたが。
「うーん、初戦は難しいですね。ここからまた頑張ります。ただ、初戦は本当にもったいなかった。だからここから上げていきたいと思います」

写真:堀田とプレーを確認する八坂。
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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