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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2009.07.11 (Sat)

第13回日本男子学生選抜 2日目

決勝は関東選抜VS東海選抜に
高さとディフェンスが鍵か

090711_1.jpg全国9つの学生連盟から選抜された選手で構成されたチームが対決する通称「学生選抜」。男子は13回、女子は26回を迎え、石川県金沢市のいしかわ総合スポーツセンターにて開催されている。2日目までを終えて、Aブロックは下馬評通り関東選抜が決勝に進んだ。Bブロックは東海選抜と関西選抜が激しい戦いを繰り広げたが、東海選抜が逃げ切って1位。関東選抜との決勝に挑む。
東海選抜はやはり高さと激しいディフェンスが武器になる。関東選抜も今回はインサイドが多めの布陣ではあるが、それでも#12ママドゥの208cmに対抗できる高さはない。ママドゥは昨年は荒尾(青山学院大→トヨタ)の前に力を発揮できなかったが、今年は#11小野(中央大・4年・CF)や#8落合(法政大・4年・PF)#10金丸(明治大・4年・PF)が荒尾に変わる役目を果たせるかが注目だろう。また、総じてアウトサイドの良くなかった関東選抜の修正具合も注目したい。



追い上げられるものの東海選抜が逃げ切り
第4回大会以来の決勝に進出

関西選抜64(14-25,23-15,11-17,16-21)78東海選抜
090711tokai.jpg勝てばどちらかがBブロック1位となり、Aブロックの1位と決勝で対戦することになる。立ち上がりは一気に東海選抜が突き放した。愛知学泉大のメンバーを主体とした激しいディフェンスに加え、#12ママドゥ(浜松大・4年・C)の高さは際立つ。関西選抜はこれに#18楊(近畿大・1年・C・飛龍)をあてるが、対応できない。1Qは東海選抜が11点のリードとなった。しかし、2Qには関西選抜が追い上げる。余裕の展開かに見えたが東海選抜がアンスポーツマンライクファウルを2度吹かれる間に#4田代(京都産業大・4年・SF)や#5田中(立命館大・4年・SG)らの得点で追い上げて2Qは37-40で終了。
後半もこのまま行きたい関西選抜だが、#4大石(浜松大・4年・PG)をはじめ速攻を連発され、#12ママドゥにダンクを決められるなど3Q終了時には9点のビハインド。そのまま4Qも粘りは見えたが引きはなされる。#12ママドゥにダブルチームに寄るものの、そこからフリーのアウトサイドにさばかれ、決められる形でダメージが広がると勝利への筋道は修復不可能となってしまう。東海選抜は追い上げられる場面が何度かあったが、それでも全体的に余裕を持って勝利。決勝に進んだ。

写真:ルーズボールでチームメイトがアンスポーツマンライクファウルを受けたとき、真っ先に声を出して仲間を集めたママドゥ。リーダーシップも強く、立派な精神の持ち主だ。



点の取り合いとなった前半は九州選抜が粘る
しかしファウルトラブルで失速

関東選抜112(32-30,26-26,30-13,24-27)96九州選抜
090711ninomiya.jpg前半は九州選抜のゲームだった。昨年、九州から彗星のように全国区に名乗りを上げた鹿屋体育大のメンバーに、派手な3Pを武器に2008年の西日本で準優勝した九州東海大のメンバーが、それぞれの特徴をよく生かしたバスケットを展開する。
選抜大会ではおろそかになりがちなディフェンスだが、立ち上がりから点の取り合いとなった。関東選抜は強いフィジカルを生かして何度もバスケットカウントを獲得。全体的に軽い笛が追い風になった。一方の九州選抜は鹿屋大のメンバーが「鹿屋のプリンストンオフェンス」と言われるスペースをよく見た動きで何度も関東選抜の裏をかき、関東の甘いディフェンスをついて内外から得点する。関東も得点力では負けていないが、それでも九州選抜がシュートを落とさず、1Qは32-30とハイスコア。2Qも同様で、九州選抜は#10菅澤(鹿屋体育大・4年・C)のミドルシュートで同点にすると#8月野(鹿屋体育大・3年・F)が中央突破でレイアップを決めて逆転。ここからずっと点の取り合いになっていく。九州選抜は#10菅澤のフックや#5八木(鹿屋体育大・4年・C)の連続得点など、セカンドチャンスをものにする姿が目立ち、関東選抜は#10金丸(明治大・4年・PF)連続3Pなどでついていく。しかしミスも目立ち、#11小野が「ディフェンス!」と大きな声を上げる場面もあった。九州選抜は2Q終盤、#10菅澤の3Pで同点で終えたいところ、最後は関東選抜#12二ノ宮(慶應大・3年・G)が連続ドライブで得点。関東は58-56の2点リードでなんとか前半を終えた。
注目の3Qは関東選抜が制した。立ち上がりに一気に得点するとともに、軽い笛がファウルトラブルとなって九州選抜に襲いかかる。ポイントゲッターの#8月野が4つ、残り2分では#11薦田(福岡大・4年・F)が5ファウル退場になると形勢は完全に関東のものに。関東と比べて圧倒的に層の薄いという事実が九州選抜最大の弱点だった。3Q終盤はゾーンを繰り出すも関東の勢いは止められず、ここが勝負の分かれ目となった。このまま関東選抜は4Qは余裕で勝利をおさめ、決勝に進んだ。しかし、笛への対応や選抜チームならではの難しさも見えた試合だった。

写真:レイアップに飛ぶ関東選抜・二ノ宮。ふわりと宙に上がった瞬間、観客席からため息のような声が聞こえていた。


他の結果は北信越学生連盟のサイトへ
北信越学生連盟HP
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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