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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2009.05.31 (Sun)

【2009トーナメント】5/31レポート(3位決定戦・7位決定戦)

前半から一転後半に猛ラッシュ
青学大が法政大を突き放し、3位入賞

青山学院大学101(16-19,27-26,37-9,21-26)80法政大学
090531TAKAAKI.jpg3位決定戦のカードは皮肉にも昨年の決勝と同じ顔合わせとなった。ここ数年、立ち上がりから激しいトランジションの猛攻を仕掛け、先行逃げ切りが必勝パターンの青山学院大。しかし、「昨日の負けを引きずってしまった」という#7渡邉(4年・PG)の言葉が表すよう鈍い立ち上がりとなった。

青学大の1Qのスコアはわずか16点。ゾーンディフェンスを仕掛けたり、調子の上がらないスタメンから早い段階で#23湊谷(3年・F)や#27宇田川(3年・F)を起用するも、得意の早いトランジションの展開に持ち込めない。一方の法政大は、青学大のゾーンに対し、ポストを経由してインサイドを攻めたかと思えば、外からは#5神津(4年・C)が3Pと効果的に攻める。2Qに入るとようやく青学大の形が出てくる。#27宇田川が泥臭くティップインで得点すれば、#4小林高晃(4年・SG)のブレイクや速い展開から#23湊谷が3P。しかし法政大にゾーンを攻略され、思うようにブレイクが出ない。法政大は#23信平(4年・F)、#5神津が立て続けに3Pを決めれば、さらに#91落合(4年・PF)のミドル。青学大も湊谷、#5辻(2年・SG)が個人技で反撃を見せるが、法政大は前半終了間際には神津から落合へと経由し#11長谷川(2年・SG)の3Pが炸裂。43-45と法政大のリードで折り返す。

「後半になって向こうの切り替えが良くなって、こっちが対応できなかった」(法政大・#3鈴木)

青学大のトランジションが一気に加速する。青学大は前半とは打って変わり、襲い掛かるようなプレッシャーのゾーンディフェンスを展開。青学大は#7渡邉の逆転の3Pを皮切りに、#32中川(2年・C)、#16比江島(1年・GF・洛南)が速攻。対する法政大は立ち上がりの#5神津の速攻を最後に、なんと6分間で13回もオフェンスを失敗。その間にも青学大の怒涛の攻撃は止まない。#16比江島のブロックから#11福田の速攻や#32中川のアウトサイドで15点差まで開くと、これまで出場時間に恵まれなかった#0橋本(3年・PG)が鬱憤を晴らすかのように爆発。わずか3分間で2本の速攻と3本のアシストに成功。このQ9点と沈黙した法政大は26点もの大量ビハインドを背負ってしまう。法政大は#23信平、#5神津を中心に反撃を試みるも、さすがにこの得点差を覆すには至らず。後半に自分たちのバスケットを取り戻した青学大が、3位入賞を果たした。

写真:小林高晃は今大会通してこれまで通り手堅い姿を見せたが、影響力という部分ではまだ足りない印象が残った。ユニバーシアード候補として、負担も大きいが主将としての働きにはまだまだ期待したい。

※青山学院大・橋本選手、法政大・鈴木選手のインタビューは「続きを読む」へ。


明暗を分けたのは3Qの攻防
拓殖大が全員出場で実りある勝利をあげる

拓殖大学84(15-15,17-21,24-11,28-31)78中央大学
090531nagai7位決定戦は、互いに昨年の主力選手が卒業、新しいカラーを模索するチーム同士の対戦となった。
1Qは15-15の同点。2Qは両チームのルーキーが活躍を見せる。拓殖大は#94長谷川智伸(1年・F・福岡大大濠)がフリースローを獲得したり、速攻で3Pシュートを決めたりとアグレッシブなプレイを披露。一方の中央大も#22小野大貴(1年・F・明成)がドライブや3Pで加点し、譲らない。一進一退の展開となるが、2Q残り2分40秒に中央大#9吉田(3年・F)が3Pシュートを沈め、22-28として中央大が抜け出すかと思われる。しかし、拓殖大#22松崎(3年・G)がすかさず返し、同点に持ち込む。そこから4点を加えた中央大が32-36とわずかにリードして折り返しとなった。
試合が動いたのは3Q5分。中央大・拓殖大ともに足を動かすディフェンスから速攻を狙うが、中央大はミスが相次ぎ、#4小野龍猛(4年・CF)の1on1の後約3分間得点が止まってしまう。その間に拓殖大は#99長谷川技(2年・F)を中心にイージーシュートを重ね、54-47と勢いに乗る。4Qに入っても拓殖大は#42永井(3年・F)・#26上杉(2年・F)が加点し、流れを維持。対する中央大は3Q残り1分、4Q6分にタイムアウトを取るが、オフェンスが3Pシュートに偏ってしまい状況を打開できない。バックコートからのプレスを繰り出すも惜しくもファールとなってしまい、拓殖大にチームファールフリースローを与えてしまう。
残り1分半、拓殖大はにフルメンバーチェンジを行い、ベンチメンバー全員をコートに立たせる。中央大は#12竹原(3年・SF)の3Pなどで意地を見せるが、84-78で拓殖大が逃げ切り7位、中央大が8位となった。

試合展開としては、互いにミスを連続してしまう場面もあったが、それでもやり続ける姿があった。その中で拓殖大は7位と8位との間により大きな違いを見出しており、これが勝因となった。
「このチームにとって勝つことは大きいんです。トーナメントは去年(青学大に敗れベスト32)もその前(8位)も負けているし、ましてやリーグも下との入替戦まで行ってしまった。そういう意味では上位に入るということが大切だし、勝ちたいという気持ちが選手にあったと思います。第一関門の筑波大戦(5回戦)を突破してせっかくベスト8に入れたので、少しでも上位をと思って臨み、最後はバタバタしてしまったけれど全員出られて勝てたのでよかったです」 (拓殖大・池内監督)

写真:中央大・小野をかわしてシュートを決める拓殖大・永井。

※拓殖大・池内監督と中央大・中島コーチのコメント、中央大・浜田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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「いつ呼ばれても自分の力を発揮するのが選手」
試練に真っ向から立ち向かう青学大の起爆剤

◆#0橋本竜馬(青山学院大・3年・PG)
090531HASHIMOTO.jpg今大会の結果に最も納得いかないのが橋本かもしれない。チームの柱であった荒尾(トヨタ自動車・09年卒)が抜けたことにより、青山学院大はさらなるトランジションの強化を目指す。その結果、選手間の競争は激化。昨年はスタメンに連ねていた橋本の出場時間は敗退した準決勝ではわずか3分に留まった。しかしこの日は20分で8アシストと法政大を突き放す立役者となった。腐らずにいつでも出番を用意できること。それは力がある選手ほどたやすいことではないはずだ。この精神こそ青学大の財産だ。


―試合を終えて。
「前半は自分たちのプレイができなくて、ああいう法政のペースで試合をやっちゃって。でも後半はああいうふうに走ることができたので点差を広げられたと思います」

―前半は青山学院大らしくないな、という印象を受けましたが、ベンチで見ていてもどかしさはありましたか?
「やっぱり昨日の試合をみんな引きずっているというのがあったと思うので。ハーフタイムでしっかり切り替えられたことが、今日の収穫だったと思います。もどかしいっていうのはベンチにいる誰しもが感じていたと思うし、自分たちのプレイはこういうのじゃないと感じていたと思います。でもそれを1試合の中で切り替えられたのが収穫だったと思います」

―今大会では橋本選手の役割が定まっていないという印象を受けました。
「起用法っていうのは監督が決めることなので、自分はなんとも言えないですけど。ただ自分のプレイっていうのは、チームに勢いを与えることで、それは自分でも自分のセールスポイントだと思っています。思いっきりの良さだったり、声を出してチームを鼓舞したり、やることは今までと変わっていないと思うし、それをいつ呼ばれても出せるように自分をコントロールするのが選手だと思うので。昨日は自分でも悔しい想いをしましたし、出たら何かやってやろうと思っていたので、それができなかったのは非常に悔しかったですね」

―今日の3Qはそういう気持ちが表れたのでしょうか?
「そうですね。チームをどうにかしたいなという想いは自分自身ありました」

―昨日の東海大戦ではチームが未完成という印象を受けました。それは代表で5人もチームから離れていたための調整不足ですか?それともまた別な原因があるのでしょうか?
「青学は李相佰だったりユニバだったりで抜けたっていうのはありますけど、それ以上に練習してきたつもりだし。それ以上に東海がいい調子だったのかもしれないし、自分たちの調子も良くなかったので、もっともっと試合中コミュニケーションが強くなるように秋はやっていきたいと思います」

―今までの青学のバスケというと5人の絶妙なパスワークや、積極的な1対1のバランスがよかったと思います。しかし、今大会では湊谷選手(#23)や辻選手(#5)の個人技やシュート力頼みになってしまう場面が見受けられましたね。
「やっぱり全員がちょっと消極的だということです。自分がディフェンスをしていて1対1をされることが嫌だと思うし、それを5人が1対1を仕掛けるつもりでボールをもらうのと、パスを回すつもりでもらうのとじゃ全く違うと思うので。そういうところで一人ひとりが消極的になっているのが一番の問題だと思います。みんな能力があるのにそれを試合に出せないのは、気持ちの問題だったりするのかもしれないけど。とにかくみんなが1対1で切り崩す、一人一人がそういう気持ちでやることが重要だと思います」

―プレイが消極的になってしまう原因として、荒尾選手(トヨタ自動車・09年卒業)というディフェンスのプレッシャーを集めてくれるセンターがいなくなったことは関係ありますか?
「荒尾さんがいなくなったのは、やっぱりデカイですね。ディフェンスでも抜かれてもブロックショットだったり、リバウンドを絶対に抑えてくれるっていう気持ちがあったし。そういう面では中川(#32)、福田(#11)、アレック(#23)ってサイズがダウンした部分で、そこらへんの信頼はまだまだです。でも荒尾さんよりも福田も中川も走れるし、荒尾さんが抜けたことを全てマイナスと捉えるのではなくて、逆にいなくなったから自分たちの速攻中心で、ブレイクを出しながらアウトサイドを決めてゲームを作っていくことをもっと確立していけば、荒尾さんがいなくなった穴は全然埋められると思います」

―福田選手についてですが、将来的に広瀬選手(パナソニック・07年度主将)のようにパワー・シュート力・走力のあるフォワードになることが期待されているのかなという印象を受けました。またそのことで福田選手ももがいているのかなと思うのですが。
「そうですね。今あいつが一番伸びなきゃいけないわけだし、こうして使ってもらえるのだから、選手はそれに応えるべきだと自分は思います。今あいつ自身も悩んでいるのかもしれないけど、あいつ自身で打開して。もっとワンランク、ツーランク上に上がっていくべきだと思うし、そのためのアドバイスやサポートはやっていきます。けれど全て決めるのは自分自身だと思うので。あとはあいつがどうなりたいのか決めるのが一番重要だと思います」

―3位という結果についてはどう感じていますか?
「3位という結果と自分自身の出場時間だったり、できに全然納得できていないっていうのはありますけど、そのことに今フラストレーションを感じても意味がないと思うので。今自分もここで踏ん張って、ワンランク、ツーランク上に上がっていけるように、秋にはみんなの力を一つにして優勝を狙っていきます」


「トランジションに対応できれば、もっといい勝負はできる」
勝負の年、手応えを得た法政大の司令塔

◆#3鈴木恵二(法政大・3年・PG)
090531SUZUKI.jpgアシストランキングでは二ノ宮(慶應大)に敗れ惜しくも1位獲得はならなかったが、法政のガードとして今やすっかり印象も板に付いた。今大会は慶應大、青学大に大差で敗れ4位という結果。両試合共、相手のトランジションの変化に対応できずに一気に突き放されてしまった。これが今の法政大の実力だ。しかし、チームの課題は明確だ。秋のリーグ戦までの練習期間を鈴木は体力の強化を意気込む。法政が本当に化けるのはこれからだ。なにより個性的なあのメンバーに期待せずにはいられない。


―今日の試合を終えて。
「前半は勝っていたのに、後半の入りでやられちゃったので。悔しいですね」

―今年の青山学院大と対戦した実感はいかがですか?
「そうですね。後半になって向こうの切り替えが良くなって、こっちが対応できなかった。前半できたことが後半できなくなって。でもその中でも通用する部分は自分の中でもあったし、それを今後も生かしていきたいですね」

―通用する部分というのは?
「昨日はできなかった中に切れ込んでいくことですね」

―後半になって突き放されたのは、青学大のゾーンディフェンスの動きが良くなったからなのでしょうか?
「それもあると思いますけど、向こうが走り出したのに、こっちが対応しきれなったのもあるし。受身になっちゃったというか、相手のチェンジングに対応し切れなかった。そこでみんなを落ち着かせるのがガードの仕事でもあるし」

―昨日、今日と試合をして、良い時と悪い時の波が激しいですね。
「そうですね(苦笑)。昨日負けちゃったのでモチベーションが下がっちゃった部分があったと思うんですけど。みんな最後は勝って終わりたいという気持ちはあったんですけど、3Qで離されてみんな精神的にも体力的にも疲れが出ちゃったのかなという気はしますね。諦めている選手はいないと思うんですけど」

―このトーナメントで青学、慶應とトップレベルのチームと対戦して、鈴木選手自身の手応えはいかがですか?
「やっぱり去年から出ていた選手が多い中、自分はチャレンジャーとして臨んで、自分のできるディフェンスであったり、コントロールをまずやろうと。昨日はディフェンスを重点的にやって、結構相手を抑えられた部分があったので。相手はやっぱり強いですけど、どうにかやっていける手応えはありますね」

―昨日の慶應戦について今井監督は「シュートセレクトも良かったのに、ただシュートが決まらなかった。決まっていたらもっといい展開になっていた」と仰っていました。インカレに向けては期待できるのではないでしょうか?
「そうですね。トーナメントが終わればインカレまで時間が空くので、そこからの練習が大事ですね。3冠を目指してきたんですけど、やっぱり目の前にある試合が大事じゃないですか。だからもっと体力的にも鍛えて、あのトランジションに付いていけたら、僕はあんなに点差は開かないと思うし。これからの練習で体力をつけて、あのトランジションに対応できれば、もっといい勝負はできるんじゃないかと思います」

―ルーズボールひとつとっても、今年の法政は気合いが入っている印象を受けるのですが、チームの雰囲気は変わりましたか?
「いや、みんな仲良くいつも通りっていう感じなので、特に変わったとかはないですね。でも去年が不甲斐無かったっていうのはみんな感じていると思うし。やっぱり一昨年のチーム(インカレ準優勝)の時みたいにひとつにならないと勝てないということは、みんなわかったと思うんで。そういう意味では個人個人の意識もチームも変わってきていると思います」

―今後の課題はなんでしょうか?
「やっぱり自分たちのトランジションを強化しないと、今後上に行けないなって感じが。昨日も今日もそれでやられたので、それに対応できれば自分らも上に行けると思うので。体力だったり、そういう部分をこれから鍛えていきたいですね」



◆拓殖大・池内泰明監督
「今年のチームは去年と違ってスーパースターはいませんが、誰を使っても大きくレベルが落ちることがないので、チームでオフェンスができるようにというのを目指しています。走ることと、ボールのよく動く連続したプレーを中心にやってきて、トーナメントではそれが出せていたと思います。セットオフェンスに関してはまだ手をつけていないんですよ(苦笑)。それでも、シーズンインからいい練習ができていたので、京王電鉄杯から試合をやる度に少しずつよくなっています。
ただ、東海や慶應、青学を観ると、彼らは何をやるかがチームで徹底されていますよね。今までのうちにはそういうものが足りなかった。トーナメントを通して、自分たちのスタイルを皆で信じて、40分間徹底するということがようやくできつつあるかなと思います。もちろん、逆に相手のやりたいことをやられてしまうかもしれないし、失敗するかもしれないですが、これを維持し、秋に向けてさらに仕上げていきたいと思っています。
ディフェンスに関しては、ゾーンは去年やっていたので新人以外はわかっています。それを、フリースローの後チェンジングするか?とか、いつマンツーマン、いつゾーンをやるか?を、選手たちが考えて今やっています。チームとして何をやるかを選手たちで決めることもまた必要なことだと思いますし、そういう面ではキャプテンの宇佐美(#3)がよくやってくれています。
この大会で、選手たちは自信をつけたところもあるでしょうし、克服しないといけない点もわかったと思います。それを反省材料として、また頑張ります」

◆中央大・中島康行コーチ
「小野龍猛(#4)以外は経験が足りないメンバーばかりなので、1つずつ勝ちを重ねていくことが成長につながると思っています。中でも3年の(#11)恋河内、(#12)竹原が伸びて、皆で攻めるチームになれたと思います。プラス、佐藤(#21・洛南高)をはじめ、高校で高いレベルでやってきたルーキーの加入もあり、今年は2タイプのチームができると思っているんです。龍猛を中心としたセットオフェンスチームと、佐藤を入れての走るチーム。これに2・3年生、それから(#6)砂原や(#10)遠藤といったセンター陣の活躍が加わるともっといいですね。どれだけ彼らを伸ばせるかを考えてまたやっていきます。
それでも、去年は例えば“ディフェンスを頑張れ!“と言ったって“何をどう頑張るの?”というところだったのが、今年はチームの方向性がだいぶ1つにまとまってきたと思います。練習では皆が同じメニューを、同じ考えで繰り返し行う。それが浸透してきたと思っています」


チームとしてもガードとしてもスタイルの確立を目指す
“新しい中央大”の2本柱の1人

◆浜田雅義(中央大・PG・4年)
090531hamada昨年の得点源2人が卒業、さらに小野龍猛が怪我から復帰した中央大のカラーはがらりと変わった。
それでも、昨年まではプレータイムの少なかった選手やルーキーの奮闘が見られたのは、インサイドの小野、アウトサイドの浜田という強力な芯があるからに他ならない。
「龍猛がチームを引っ張ってくれるので、自分は“縁の下の力持ち”」
一方、大会の後半では初体験となる連戦の疲れもあり失速。4年生として、司令塔としてチームを率いる浜田の口からは反省が次々に出てきた。
浜田自身としても、このチームに最も合う”ガード像”を探している。


―新チームとしてまず1つの大会を終えて、手ごたえはいかがですか?
「収穫もありましたが、それ以上にスタミナ面やシュート力がまだまだだなと思いました。もっと走り込みをして体力づくりをする必要があると思います」

―今年のチームのスタイルは見えてきましたか?
「はい。僕らのスタイルは“激しいディフェンスから速攻”なので、それを徹底する。もちろん、できなかったらしっかりセットしてやるという感じです」

―セットオフェンスは小野龍猛選手が復帰し安心感がありますが、速い展開、特にアウトサイドは得点源だった中野選手(現JBL2・アイシンAW)と佐藤選手(現・三井住友銀行)が揃って卒業。その影響はありますか?
「今年からスタートになった、3年の(#12)竹原と(#11)恋河内がよく外のシュートを入れてくれています。でも、2人に限らず連戦の経験がないこともあり、やっぱり試合を重ねるにつれて精度が落ちていってしまって、そこから流れが崩れた部分もありました。なので、最初にも言ったようにこれからしっかりスタミナをつけて、リーグを通じて強気なプレイができるようになれればいいなと思います」

―小野大貴選手や佐藤選手など、ルーキーが強気なプレイを見せてくれていましたね。
「はい、今年のルーキーは最高ですよ!佐藤・小野はもちろん、渡邉、それからボブ!入戸野のことボブって呼んでいるんです(笑)。全員が積極的で強気なので、僕たち上級生も負けていられないです」

―先ほどシュート精度という課題が出ましたが、浜田選手は得点面ではどんな役割を任せられていますか?今日の試合では1Qに積極的に攻めていましたが。
「周りのメンバーがしっかり点を取れているときはガードとしてパスを回すことを意識しています。でもなかなか点が動かないときは、自分が点を取らないと崩れてしまうので、もっと攻める回数を増やしていかないといけないなと思います。スタッフにもよく言われるんですよ。だから攻められたら攻めるようにしたいです」

―チームとしても、個人としてもまだまだ伸びしろありというところですね。最後に、リーグ・インカレに向けての抱負を聞かせてください。
「このトーナメントの結果は、不甲斐ないと思っています。体力、走力、シュート力、ディフェンス力など全ての面で話し合って、課題を克服して、リーグに向けて頑張っていきます」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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