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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2009.05.31 (Sun)

【2009トーナメント】慶應義塾大VS東海大・決勝の見所

学生チャンピオン慶應大か、新生・東海大か
好敵手による決勝が実現


090530KEIO.jpg決勝は期待を裏切らないカードが実現した。
トーナメントで実力十分のチームが期待通りに勝ち上がるかどうかは、組み合わせの運次第なところがある。だが今年は内容の濃い上位決戦となっている。ここしばらく、「春は春」と言われてきた。それはシーズン最初の大会で仕上がっているチームはまずなく、逆に春がいいと秋シーズンに沈むパターンもちらほら見受けられたからだ。ルーキーがノーマークで打たせてもらえるのも、波乱が起こるのも春ならではの光景だった。しかし、今年は未完成なチーム状態であっても特に上位4つは今年の大学界を代表するシード校が勝ち上がり、意味ある大会となっている。

慶應義塾大と東海大は2006年にインカレの歴史に残る決勝戦を戦ったほか、これまで印象的な試合を数々披露してきた。フルチームでの対戦は昨年のトーナメントのベスト4決めで対戦した。これは慶應大が逆転勝利。また、その前は2007年のリーグ最終週も戦った。この年はどちらも主将ほか、ケガ人を多発した苦難の年だった。より状況が深刻だったのは2部降格となった慶應大だが、その2戦は両方とも慶應大が制している。また、昨年は新人戦でも対戦し、これは東海大が勝利している。

090530TOKAI.jpg昨年3位の慶應大はリベンジを果たし、法政大を下して決勝進出。決勝の舞台は1969年以来40年ぶりとなる。準決勝での法政大戦では遂に本領を発揮した。序盤からリードを奪い、インカレを制したような早いトランジションから速攻を連発して勝負をつけた。逆境から甦ったチームは飛躍的な成長から次の段階に向かうべきところにいる。一つの結果を得ることがまた慶應大に一つの成長をもたらすだろう。また一方、昨年5位の東海大は青学大と激しい接戦を展開し、終盤逆転勝利で決勝に初進出。春からメンタル面では昨年とは格段の違いが見える。全員がバスケットを楽しみ、全員がチームのために献身的になれているのが強みだ。青学戦で見せた粘りが決勝の舞台でも出せればこれもまた優勝するに十分なチームと言える。それゆえに見所は多い。#7岩下(3年・C)と#0満原(2年・C)のインサイド対決、#5小林(4年・G/F)と#24古川(4年・F)のエース対決、#16二ノ宮(3年・G)と#17前村(4年・G)や#5多嶋(3年・G)のガード対決など対応するポジションの戦いほか、身長は190cmにも満たないながら、29日までのリバウンドランキングで1位となっている#14酒井(3年・F)の仕事人ぶりや#7遥(3年・PF)の成長など、見るべきタレントは多い。ともに激しいディフェンスを信条とする懸命さと、「チーム」で戦う団結力で大学界では定評がある学生らしいチームであり、内容の濃い決勝を見せてくれそうだ。
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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