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2007.06.03 (Sun)
関東大学トーナメント最終日6/3 5位決定戦 法政大VS中央大
法政大学74(23-14,23-21,12-20,16-33)88中央大学
5位6位決定戦は4年の充実ぶりが見える中央大と、今大会本来のチームの魅力を出し切れずにいる法政大の対戦となった。
ゲームは前半、法政大#13深尾(4年・PG)の活躍によって法政大がリード。しかし攻め手の少ない法政大に対して後半次第に中央大が盛り返すと、逆転。中央大が安定した力を発揮し、法政大に快勝。5位の座を手に入れた。
詳しいレポートと中央大・富田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
1Q、法政大は#13深尾と#5神津(2年・PF)を中心に得点を重ねる。反対に中央大は#8眞部(4年・C)、#18小野(2年・C)らがインサイドの弱い法政大に対してポストアップから得点。法政大は#39梅津(3年・C)、#5神津のファウルが続いて苦しくなると#13深尾が積極的にペイント内に切れ込み、得点を重ね、#5神津や#27福田侑介(3年・F9らの3Pもこれを援護。1Qは9点リードで終えた。
2Qはどちらもなかなか得点が入らない。#5神津のシュートは確率が悪く、中央大もファウルが続く。その中で法政大はやはり#13深尾が得点源。#91落合(2年・C)からのアシストや速攻などで得点を稼ぐと、#27福田侑介も3Pでこれを援護。中央大は#7田原(4年・F)、#18小野らが得点を稼ぐが得点差は縮まらず3Qへ。
3Q開始前半は法政大が順調に得点を稼ぐ。#27福田侑介の3Pに#5神津、#91落合の速攻も出て12点をリード。しかし中央大のディフェンスが激しくなると、法政大のオフェンスが止まる。全体的にサイズの大きい中央大に対しサイズのない法政大は容易に攻められず、またファウルが続いて3分間無得点。これに対し中央大は#6田嶋(4年・C)のミドルシュートやフリースローなどで次第に追い上げを開始。法政大がアウトサイドを打つしかなくなるのに対し、#16篠原(3年・.F)の3Pも出るなど点差を詰めて3点を追って4Qに入った。
法政大は手首を痛めている#23信平(2年・F)が不調でベンチへ下がると、オフェンスが更に苦しくなる。開始2分で逆転されると次第に引き離され、#39梅津、#5神津がともに4ファウルでディフェンスにも積極的になれない。それに対して中央大は#6田嶋が好調で次々とシュートを決めていく。法政大が立て直せないでいる中、中央大がそのまま逃げ切り勝利、5位を手に入れた。
◆#4富田敏幸(中央大・四年・G)
―今大会5位という成績で終えましたがどうですか?
「そうですね。初めてベスト8入りして準々決勝で負けちゃったんですけど、みんな気落ちすることなく最後まで頑張ろうって言って5位になれたんで嬉しいです」
―今年のチームは手応えを感じているのでは?
「そうですね。いつもやっぱりベスト16で終わっちゃって、そのままリーグに臨むんでちょっと気持ちが乗ってこないっていうのがあったんですけど、今年はちゃんとベスト8に入って順決で5位になれたんで。これからどんどん成長していけばリーグもいい結果になるんじゃないですか」
―キャプテンになって時間が経ちましたがどうですか?
「キャプテンになって精神的な面で自分が一番引っ張って行かなきゃいけないんで。見えないところでとか一生懸命やってみんなを引っ張っていくとか、そういうリーダーシップがやっと出せるようになってきたんじゃないですかね」
―3Pシュートも自信持って打ってこれてますね。
「そうですね。今日とか今大会を通してリングに嫌われたりなかなか入んない場面あったんですけど、それでも仲間がいるから信頼して打ってるんで。リバウンド穫ってつないでくれてるんで仲間に感謝したいですね」
―京王電鉄杯からトーナメントに照準を合わすことができましたか?
「電鉄杯まで5対5をやらないで、フィジカルとか走り込みばっかりやってきてチーム的にはまだ未熟だったんですけど、それから走り込みを調整段階に変えて5対5を今までやってきてからチームの連携とかコミュニケーションが取れてきたと思います」
―話はそれますが、電鉄杯中に突然ボウズにしてきたのはなぜですか?
「自分たちの代で他の相手に負けるっていうのが悔しくてもう無意識に自分で髪切ったらボウズになっちゃったていう(笑)」
―無意識ですか(笑)?
「もうなんかカァ~っとなっちゃって。拓大に負けたときですかね、もうすごい悔しくて」
―なんか悪いことをやったんじゃないかと思いましたが(笑)?
「いやっ。寮でもなんかそういう噂が流れてたんですけど、自分は違うよって言ってます(笑)。」
―リーグ戦まで3ヶ月ありますが、今年の中央はやってくれるのではないかと期待がありますが?
「皆さんに期待されてるし、OBの方にも期待されてるんでそれを裏切らないように自分たちはもっと一生懸命やってもっともっと強いチーム作っていって入れ替え戦で一部昇格したいと思います」
―今シーズンは途中で気持ちが切れるようなことは?
「いや、それはないですね。もしリーグ戦どこかでつまづいても、やっぱ関東学院に負けても次の試合次の試合って気持ちを切り替えられるみんなの気持ちがあるんで、今年は崩れることないと思います」
―最終学年ですが、今年に賭ける思いを。
「何をするにもバスケだけって気持ちで、みんな全力でやって行くんで応援して下さい」
5位6位決定戦は4年の充実ぶりが見える中央大と、今大会本来のチームの魅力を出し切れずにいる法政大の対戦となった。
ゲームは前半、法政大#13深尾(4年・PG)の活躍によって法政大がリード。しかし攻め手の少ない法政大に対して後半次第に中央大が盛り返すと、逆転。中央大が安定した力を発揮し、法政大に快勝。5位の座を手に入れた。
詳しいレポートと中央大・富田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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■GAME REPORT■1Q、法政大は#13深尾と#5神津(2年・PF)を中心に得点を重ねる。反対に中央大は#8眞部(4年・C)、#18小野(2年・C)らがインサイドの弱い法政大に対してポストアップから得点。法政大は#39梅津(3年・C)、#5神津のファウルが続いて苦しくなると#13深尾が積極的にペイント内に切れ込み、得点を重ね、#5神津や#27福田侑介(3年・F9らの3Pもこれを援護。1Qは9点リードで終えた。
2Qはどちらもなかなか得点が入らない。#5神津のシュートは確率が悪く、中央大もファウルが続く。その中で法政大はやはり#13深尾が得点源。#91落合(2年・C)からのアシストや速攻などで得点を稼ぐと、#27福田侑介も3Pでこれを援護。中央大は#7田原(4年・F)、#18小野らが得点を稼ぐが得点差は縮まらず3Qへ。
3Q開始前半は法政大が順調に得点を稼ぐ。#27福田侑介の3Pに#5神津、#91落合の速攻も出て12点をリード。しかし中央大のディフェンスが激しくなると、法政大のオフェンスが止まる。全体的にサイズの大きい中央大に対しサイズのない法政大は容易に攻められず、またファウルが続いて3分間無得点。これに対し中央大は#6田嶋(4年・C)のミドルシュートやフリースローなどで次第に追い上げを開始。法政大がアウトサイドを打つしかなくなるのに対し、#16篠原(3年・.F)の3Pも出るなど点差を詰めて3点を追って4Qに入った。
法政大は手首を痛めている#23信平(2年・F)が不調でベンチへ下がると、オフェンスが更に苦しくなる。開始2分で逆転されると次第に引き離され、#39梅津、#5神津がともに4ファウルでディフェンスにも積極的になれない。それに対して中央大は#6田嶋が好調で次々とシュートを決めていく。法政大が立て直せないでいる中、中央大がそのまま逃げ切り勝利、5位を手に入れた。
◆#4富田敏幸(中央大・四年・G)
―今大会5位という成績で終えましたがどうですか?
「そうですね。初めてベスト8入りして準々決勝で負けちゃったんですけど、みんな気落ちすることなく最後まで頑張ろうって言って5位になれたんで嬉しいです」
―今年のチームは手応えを感じているのでは?
「そうですね。いつもやっぱりベスト16で終わっちゃって、そのままリーグに臨むんでちょっと気持ちが乗ってこないっていうのがあったんですけど、今年はちゃんとベスト8に入って順決で5位になれたんで。これからどんどん成長していけばリーグもいい結果になるんじゃないですか」
―キャプテンになって時間が経ちましたがどうですか?
「キャプテンになって精神的な面で自分が一番引っ張って行かなきゃいけないんで。見えないところでとか一生懸命やってみんなを引っ張っていくとか、そういうリーダーシップがやっと出せるようになってきたんじゃないですかね」
―3Pシュートも自信持って打ってこれてますね。
「そうですね。今日とか今大会を通してリングに嫌われたりなかなか入んない場面あったんですけど、それでも仲間がいるから信頼して打ってるんで。リバウンド穫ってつないでくれてるんで仲間に感謝したいですね」
―京王電鉄杯からトーナメントに照準を合わすことができましたか?
「電鉄杯まで5対5をやらないで、フィジカルとか走り込みばっかりやってきてチーム的にはまだ未熟だったんですけど、それから走り込みを調整段階に変えて5対5を今までやってきてからチームの連携とかコミュニケーションが取れてきたと思います」
―話はそれますが、電鉄杯中に突然ボウズにしてきたのはなぜですか?
「自分たちの代で他の相手に負けるっていうのが悔しくてもう無意識に自分で髪切ったらボウズになっちゃったていう(笑)」
―無意識ですか(笑)?
「もうなんかカァ~っとなっちゃって。拓大に負けたときですかね、もうすごい悔しくて」
―なんか悪いことをやったんじゃないかと思いましたが(笑)?
「いやっ。寮でもなんかそういう噂が流れてたんですけど、自分は違うよって言ってます(笑)。」
―リーグ戦まで3ヶ月ありますが、今年の中央はやってくれるのではないかと期待がありますが?
「皆さんに期待されてるし、OBの方にも期待されてるんでそれを裏切らないように自分たちはもっと一生懸命やってもっともっと強いチーム作っていって入れ替え戦で一部昇格したいと思います」
―今シーズンは途中で気持ちが切れるようなことは?
「いや、それはないですね。もしリーグ戦どこかでつまづいても、やっぱ関東学院に負けても次の試合次の試合って気持ちを切り替えられるみんなの気持ちがあるんで、今年は崩れることないと思います」
―最終学年ですが、今年に賭ける思いを。
「何をするにもバスケだけって気持ちで、みんな全力でやって行くんで応援して下さい」
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