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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2009.05.07 (Thu)

サラダリーグが終幕

最後のサラダリーグは
強豪校の見ごたえある戦いで歴史に幕


090505pt.jpg地域や所属のリーグの部にこだわらず、数多くの試合をこなすことで自チームの戦力分析や新戦力の育成を目的として行われてきた「サラダリーグ」。國學院大の体育館を中心に、時には駒澤大など他校の体育館なども使いながら関東はもちろん、遠くは仙台、青森といった地域からもチームが参加して行われてきた。この歴史あるリーグが今年、28回目の開催で幕を閉じた。

最後の大会には見どころも多く用意されていた。電鉄杯終了の翌日には慶應大VS明治大の戦いが再び行われた。電鉄杯最終日は明治大の塚本HCが不在だったこともあってか、対慶應戦はスタメンの起用はほとんどなかった。しかしサラダリーグではともにスタメンが出場し、激しい接戦を展開。ケガの#14金丸晃輔(3年・SG)、電鉄杯ではシュートの波があった#21川崎(4年・F)も本来の明治らしいシュートを沈め、慶應大を翻弄。終盤は地力を発揮してリードを得た慶應大だが、同点で迎えた最後のプレーが決まらずそのままタイムアップとなった。

090505pi.jpgまた、この慶應大と明治大は関東学院大とも対戦。こちらも見ごたえがあった。関東の大学界に“パプショック”ともいえるべきインパクトを与えたセネガル人プレーヤー、パプ・ムール・ファイ(3年・C)も3年となった。昨年は惜しくも2部入れ替え戦で拓殖大にはね返されたが、存在感は健在だ。天理大のサンバ相手には互角以上の力を見せた慶應大の岩下(3年・C)はパプと初対戦。だが、体が強く技術の高いパプの前には苦戦を強いられた。後半はパプにインサイドでボールを持たせないようにし、小林(4年・GF)田上(4年・F)らのオフェンスもあって慶應大が勝利したが、最後まで油断のできない戦いだった。明治大は#3金丸英悟(4年・PF)#41飯沼(4年・CF)#31駒水(3年・C)といったサイズのある持ち駒を駆使してパプに相対させた。ファウルはかさんだが前半に10点差をつけ、そのままリードを保った。だが、通常のチームならここから明治大のオフェンス力に引き離されてしまうところだが、ゲーム終盤までそれ以上にはなかなか広げられなかったところがパプの力を証明する。強いインサイドがあってこその安定したアウトサイドもこれまで通り。ただし、ゲーム中に集中力を失う場面は課題だ。それでもゲームの終盤には再び強いメンタルを取り戻すのも確かで、簡単にはいかない相手でもある。関東学院大はトーナメントでは激戦のDブロックに位置し、まず日本大と対戦。結果によっては明治大との対戦もある。今年も見逃せない勝負が生まれるだろうか。

090505yoshimitu.jpgまた、昨年多くのドラマを生み出した国士舘大は苦戦が続いた。主力が抜け、最後の2日間は馬(3年・C)も欠場。ルーキーの曹(1年・C・北陸)がこれを埋めるが全敗となった。強力な選手が抜けた穴をカバーするのはどのチームにとっても大変なことだが、どのように建て直していくかに注目したいところだ。

サラダのようにフレッシュな、という意味合いもあり春の風物詩だったリーグが終わることには寂しさも感じるが、20校もの参加校がある規模の大会を、國學院大一校が主催するのは負担も大きい。國學院大の選手達も自分の試合をこなしながら会場の設営や後かたづけをこなしてきた。これまで28年もの間施設を提供し、運営を行ってきた國學院大のスタッフ・関係者に感謝したい。

写真上:マッチアップする慶應大の岩下と関東学院大・パプ。
写真中:明治大は飯沼もパプの守りに苦しんだ。
写真下:主将として今年吉満がやらなければならないことは多い国士舘大。
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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