FC2ブログ
2019年09月 / 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月


第95回関東大学バスケットボールリーグ戦 8/24〜11/10

関西学生バスケットボールリーグ戦 8/31〜11/3


2007.06.03 (Sun)

関東大学トーナメント6/3最終日 3位決定戦 日本大学VS関東学院大学

日本大学75(22-12,16-23,18-24,19-21)80関東学院大学

0603kangaku3位決定戦は準決勝ではあと1歩のところで敗れた両チームの対戦となった。
序盤は日本大ペース。今大会好調の#23上江田(2年・F)を中心に得点を重ねていく。またディフェンスでは#11中村(2年・C)が上手く#5パプ(1年・C・延岡学園)を抑え、簡単に得点を許さない。一方の関東学院大は連戦の疲れからか思うように足が動かず、リズムが作れない。しかし2Qに入ると、#5パプ、そして「実は38.6℃の熱があった」という#34坂口(4年・F)が日本大から次々とリバウンドをもぎ取り、反撃のきっかけを作る。それに応えるかのように得意の3Pが決まり出し、一気に点差を詰める。後半は一進一退の攻防が続くがファウルがかさむ日本大は徐々にリズムを失っていき、関東学院大が逆転。試合は4Q終盤までどちらに勝利が転ぶのかわからなかったが、関東学院大#34坂口が試合を決定づける3Pを決めるとラスト1分、日本大はファウルゲームを展開するが関東学院大は冷静に対処、5点差で日本大に勝利。波乱を起こしたトーナメントを3位で締めくくった。
写真:勝利し、応援団に応えるパプ選手。

詳しいレポートと関東学院大・本郷選手、坂口選手のインタビューは「続きを読む」へ。


[続きを読む]

■GAME REPORT■
0603kimura2先制は関東学院大#5パプ(1年・C・延岡学園)のパワープレー。対する日本大は今大会好調の#23上江田(2年・F)を中心に得点を重ねていく。また、足を良く動かしスピードあるオフェンスを展開。#4齋藤(4年・G)のロングパスから#11中村(2年・C)のシュートが決まると、日本大はペースを掴んでいく。一方の関東学院大は攻撃の要である#5パプに日本大ディフェンスがダブルチームを仕掛けてくるため、得点に伸び悩む。また、連戦の疲れからか足が動かずに今までのような勢いあるプレーも全く出てこない。そんな関東学院大を尻目に日本大は中盤、#4齋藤、#11中村らが得点し、リードを奪う。点差が9点になったところで関東学院大はタイムアウトを請求するが、やはり思うようなプレーができず、日本大にずるずると離されてしまう。残り1分を切り、差は13点だったが、関東学院大#45尾崎(2年・G)が3Pを決め、1Qを10点差で終える。

1Qの勢いをそのままに、日本大は#9木村(4年・F)、#23上江田のシュートで得点を重ね、関東学院大を突き放す。しかし、関東学院大もなんとか流れを作ろうと#45尾崎が果敢に攻め込むが、ファウルで止められてしまいきっかけが作れない。もらったフリースローも1本しか決められず、苦しい展開が続く。試合が動き始めたのは残り7分だった。日本大のタイムアウト後、関東学院大は#12蓮池(3年・G)の3Pを皮切りに、#5パプ、#34坂口(4年・F)のリバウンドシュートで得点を重ねていく。すると徐々に流れを掴み始め、試合に集中し出す。ディフェンスも激しくなり、簡単にシュートを打たせない。残り3:10、関東学院大#34坂口の3Pが決まると点差は6点に。たまらず日本大はタイムアウトを請求。しかし、一度乗った関東学院大を止めることは難しく、#5パプが1Qの鬱憤を晴らすかのように得点を重ねていき、1点差まで詰め寄る。流れを変えようと、日本大はルーキー#18篠山(1年・G)を投入。篠山は鋭いアシストで#22栗原の得点を生み、残り35秒で差を6点にする。しかし、残り17秒で関東学院大#16高杉(2年・G)が3Pを決め返し、3点差まで詰め寄り、前半を終える。

0603sakaguchi23Q序盤、日本大はミスが多く、なかなか流れを掴めない。一方の関東学院大は#34坂口、#5パプがゴール下で奮闘。日本大から次々とリバウンドをもぎ取り、得点につなげていく。対する日本大は#23上江田の個人技で対抗。高い身体能力を生かした難しいシュートを連発し、会場を沸かせる。その後、関東学院大は#5パプ、日本大は#23上江田を中心にオフェンスを展開。しかし日本大が関東学院大の前に徐々に攻め手を欠いていき、残り3分を切ろうかというところで関東学院大#16高杉、#14本郷(4年・G)の連続3Pを決められ、同点に。更には日本大のシュートミスから#5パプが、強烈なダンクを決め、逆転に成功。焦る日本大はファウルが込んでしまい、関東学院大にフリースローを与えてしまう。もらったフリースローをきっちり決める関東学院大は残り1分を切って5点差をつけるが、ブザービーターと共に日本大#17篠原(3年・F)に得点を許してしまい、3点差で最終Qへ。

勝負の4Q。日本大はルーキー#18篠山をスタートに起用。これが成功する。先制点は#9木村の3Pだったが、関東学院大も#34坂口が決め返し、譲らない。しかし、日本大#18篠山がコートを縦横無尽に駆け回ると徐々に関東学院大のペースが乱れていく。更に篠山は関東学院大の高いディフェンスを掻い潜り自ら得点すると、続けてスティールからのブレイク、更には#22栗原へのアシストを通し、一気に6点を獲得、逆転に成功する。しかしこの直後、日本大のゴール下の要として、またパプを相手に好ディフェンスを続けてきた#11中村が4ファウル。ベンチに下がらざるを得なくなる。すると、流れは関東学院大に傾き始める。#5パプのリバウンドシュートや、#45尾崎が激しいディフェンスからボールを奪い、ワンマン速攻を決め、追い上げムードに。しかし日本大も#23上江田が高確率で3Pを沈め、譲らない。残り5分台は互いに決定力に欠け、得点が停滞する。ここで日本大はタイムアウト。だが、日本大はシュートの確率が上がらずに苦しい状態が続く。そんな中、この日38.6℃の熱があるという関東学院大#34坂口が3Pを決め、3点差に。更に日本大のミスから#5パプがダンクを狙うが、日本大#9木村が飛び込みファウル。ダンクを阻止する。しかしその後のフリースローを2本決められ、ついに点差は1点となる。ここが勝負所だと思った日本大は4ファウルの#11中村を投入。しかし、簡単にファウルできない中村。そこを関東学院大#5パプが突いてくる。インサイドに攻め込み、得点を決めると逆転に成功。日本大は#18篠山が決め返し意地を見せる。残り1:15で関東学院大#34坂口が本日4本目の3Pを決めると差は2点に。焦る日本大はパスが通らず、苦しい展開。そして残り47.1秒、リバウンド争いの際に日本大#11中村がファウル。この判定に納得しないながらもファウルアウトとなり、コートを去る。ここで日本大はタイムアウトを請求。チームファウルが5つを達している日本大は関東学院大#5パプにフリースローを与えるがパプはこれを2本外し、救われる。しかし、その後のオフェンスで#18篠山が痛恨のパスミス。関東学院大ボールになってしまう。ここで日本大は#4齋藤を投入。更にオールコートプレスで関東学院大を阻止しに行くが、#45尾崎にするりと抜けられてしまい、日本大はファウルせざるを得なくなる。尾崎はもらったフリースローを執念で2本決め、差は4点に。日本大は#4齋藤が残り6秒3Pを狙うもリングに弾かれ万事休す。ファウルゲームを仕掛けるが、関東学院大はそれを冷静に対処。最後は#5パプがフリースローを1本決め、5点差に。日本大はシュートを狙いに行くも、リングをかすることはなかった。最終スコアー、80-75。関東学院大が1部の強豪校・日本大を破り、3位の座をものにした。



◆#14本郷友敬(関東学院大・4年・G)
0603hongo3今大会、台風の目となった関東学院大の主将。
要所での3Pはチームを勢いづけた。
3位という結果に、達成感で一杯の様子だった。

-3位入賞おめでとうございます。今の気持ちを聞かせて下さい。
「ありがとうございます。昨日は負けてしまいましたけど、3位になれたことはすごい嬉しいです!最初は本当にどうなるかと思ったんですけど、ここまで来ることが出来て本当に達成感があります」

-昨日はあと一歩のところでの敗戦となってしまいました。そこからの気持ちの切り替えはいかがでしたか?
「結構大変だったんですけど、僕らは下から上がってきたチームなんで、もともと負けても失うものは何も無いし、得るものしかなかったので、そこはもう他の上位チームよりは気持ちは切り替えられたんじゃないかなって思います」

-序盤は日本大に走られてしまいました。やはり疲れがありましたか?
「スタート5人はほぼフルで出ているので、最初はちょっと疲れが出てしまいました。気持ちの切り替えはできていたんですけど、体が…」

-厳しかったですか?
「そうですね…かなり(苦笑)」

-でも中盤追いついて、最後まで競りましたね。
「もう無心でやってたんで。あとは相手の23番(日本大・上江田)にスリーをかなりやられていたので、そこをどう抑えようかを考えてやっていました」

-昨日は早稲田大学に簡単に外からシュートを打たれている印象を受けましたが、今日は打たれたとはいえ、あまりそういう場面がなかったなと思いました。やはり意識していたのですか?
「そうですね。上の3人は身長がないので、ジャンプスリーなんかで打たれたりするともうチェックのしようがないので、そこはもうびったりついて。最後は手を挙げてファウルはしないようにという風に意識してやっていました」

-トーナメントで強豪校と試合ができたことはいい経験になったのでは?
「本当にそうですよね。やっぱり青山学院大学に勝ったのが大きくて、その勢いのまま決勝まで行きたかったんですけど…今日の試合で挽回できたことは自信になりました」

-トーナメントを通して得たものは?
「たくさんあるんですけど、ディフェンスを毎試合最後までやりきれたってことが大きいです。あとはインサイドとアウトサイドがバランスよく攻められたことですね」

-早稲田大学の近森選手が「本郷はパプというパートナーを得てようやく力を発揮できた」ということを言っていましたよ。※2人は高校時代対戦経験がある。
「(笑)。とんでもないっす。一緒のコートに立てると思わなかったです。昨日、彼とは少し喋ったんです。最初はすごい嬉しかったんですけど、だんだん勝ちたいっていう欲が出てきました。早稲田はディフェンスを最初から最後まですごい必死になってやってました。バスケットに対する姿勢もしっかりしているし。能力も高いんですけどディフェンスも一人ひとりが必死になってやっていて素晴らしいチームだと思うので、僕たちは早稲田大学のようなディフェンスができるように、そして今回の3位という結果に慢心を抱かずにまた新人戦、リーグを目指して毎日の練習を頑張っていきたいと思います」


◆#34坂口 貫(関東学院大・4年・F)
0603sakaguchi3
トーナメントを通して、パプ選手と共にリバウンド・得点でチームを引っ張った。
3位決定戦では38.6度の熱がありながらも、11リバウンド、22得点とダブルダブルの活躍。
本当は立っているのもままならない状態。インタビュー中も寒気で体が震えていた。
閉会式後はチームメイトに背負われて会場を去っていった。

-3位入賞おめでとうございます。
「ありがとうございます。正直、勝てると思っていなかったので…嬉しいです(笑)」

-3位という結果には満足ですか?
「そうですね。とりあえずは満足ですね」

-昨日からの気持ちの切り替えはいかがでしたか?
「もうみんな切り替えて。とりあえず3位狙ってこうって感じでやっていたので、そんなに気負ってはいなかったですね」

-序盤はかなり苦しみましたね。
「そうですね。実は今日ちょっと熱があって…38.6℃(苦笑)。前半のほうはぼーっとしてて全然集中できなくて。でも後半からは頑張らなきゃと思って、頑張りました」

-その後半は気迫溢れるプレーでチームに勢いをもたらしていましたね。
「そうですね…まぁ、あれはまぐれです(笑)」

-足のほうも辛そうでしたが。
「そうですね…もう足も辛いし、頭もぼーっとしてましたし、全身は物凄く痛いし。大変でした」

-しかし、この体調で後半のリバウンドや3Pなどはちょっと信じられないのですが…。
「もう、無心でした(笑)。何も考えずにプレーに集中することだけを考えていました」

-1週間、本当に体力的にもかなりきつかったと思いますが、代々木で試合をするということに関してはどうでしたか?
「気持ちよかったですね…。1年の頃からこういう機会って全くなかったので、本当に気持ちよかったです。まぁ、緊張もしたんですけど(笑)」

-トーナメントを通して関学の外角シュートが本当によく入ったというのが印象的だったのですが。
「そうですね。とりあえず中はパプに任せて、邪魔しないように。そして他の4人は…3Pを打てる奴がたまたまいただけっす(笑)。でも、みんな頑張っていたと思います」

-トーナメントを通しての収穫は?
「チームが1つになれたっていことじゃないですかね。あと、自信になりました」

-逆に課題は?
「もっとシュートの精度を上げることですね(笑)」

-1部の選手の印象はいかがでしたか?
「3部にはない当たりの強さとシュート力と背の高さがあったので、やっぱり精神的にも肉体的にも疲れました(苦笑)」

-でも、楽しかったのでは?
「楽しかったのは今日の最後のほうと…青学戦くらいですかね(笑)」
関連記事
EDIT  |  23:35  |  2007トーナメント  |  Top↑
 | BLOGTOP |