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2008.11.28 (Fri)

【2008インカレ】注目校による記者発表会を開催

インカレ前日の28日、ホテルラフォーレ東京にて注目校による記者発表が行われた。

会見には関東1位の第一シード、青山学院大学を筆頭に関東2位の東海大学、3位の専修大学、そして異例ながら1部復帰で関東7位の位置を獲得した慶應義塾大学が出席。選手、監督らが大会に向けた抱負を語った。
女子は連覇を狙う大阪体育大学ほか筑波大学、日本女子体育大学が会見に臨んだ。

【出席者・男子】
青山学院大学 長谷川健志 監督
       梅田稔人 主将・荒尾 岳 選手
東海大学   陸川 章 監督
       西村文男 主将
専修大学   中原 雄 監督
       堤 啓士朗 主将
慶應義塾大学 鈴木惇志 主将

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【関東1位・青山学院大学】
081128hasegawa.jpg青山学院大はトーナメント、リーグ戦に続き3つ目のタイトルを狙う。「目標の優勝を勝ち取ること。左の一番上に位置するけれど、それ以外にアドバンテージはない。他のチームと同じ土俵からスタートする。一歩一歩、全力を出せるように」と第一シードの長谷川健志監督。4年生にとっては最後のインカレだけに、4年中心で頑張りたいと語った。

リーグ後に見えた課題と改善の取り組みとしては、ハーフコートのバリエーションを増やすことを念頭に、基本はこれまでやってきている青学大のバスケットを進化、成長させることを念頭に置いてきたそうだ。圧倒的、という学連側からの紹介には「運が良かった」とやんわり否定したが、「伝統の継承こそが成長につながる秘訣」と具体的には「脚力」を挙げ、長年積み重ねてきたものが自チームの強みであると締めくくった。

081128umeda.jpg梅田稔人主将
「今大会に向けて1年間一生懸命練習してきたので、青山学院大らしく優勝目指して頑張りたい」
主将としてチームをまとめ、2連覇に向ける気持ちを語った。




081128arao.jpg荒尾 岳選手
「自分にとって最後の大会なので悔いのないように全力でプレイして、優勝目指して頑張りたい」
リーグMVPであり、リバウンド王として関東ナンバーワンセンターと目される注目選手。「いつも通り、特別意識して練習はしていない」とこれまでと変わらないことを強調。練習中に額の上を切ったそうだが、昨年のインカレ決勝でも同じような場所を負傷した。何かの符号を感じさせるような絆創膏姿だった。


【関東2位・東海大学】
081128rikukawa.jpg東海大らしく、選手・スタッフが一丸となって大会に臨み、選手達が持っているいいものを全て出して優勝したい」と抱負を語った東海大・陸川 章監督

リーグ戦ではセットオフェンスが多かったことから、リーグ後からここまではモーションオフェンスにも時間を割いたと言う。東海大のモーションオフェンスは2005、2006年の連覇の際にもその威力を発揮した。「ディフェンスに関してはリーグでの失点も少なく、武器」と自信をのぞかせる。そこにモーションオフェンスの厚みを加えた姿を見せてくれそうだ。また、チームの注目選手は今シーズンBチームから昇格し、スタメンも務めた鮫島(3年・F)。「チームを救うプレイが多く、注目して欲しい」と語った。

081128nishimura.jpg西村文男主将
「東海大学らしさを出して、チーム一丸となって優勝を目指したいと思います」
今年は自身初の主将として、チームをまとめることに挑戦してきた。個性の強いチームメイトに対して、「チームが大事にしていることを守りつつ、持ち味を引き出してあげられるようにしてきた」と、堂々とした主将ぶりを見せる。





【関東3位・専修大学】
081128nakahara.jpg上位を狙える布陣が揃う専修大。中原 雄監督「相手がどこというより、一試合一試合決勝戦のつもりでやっていくだけ。3月から青写真を描いた通りにここまでやってきた」とプラン通りの強化を強調した。「ディフェンスとリバウンド、トランジションのチェック、オフェンスではスペーシングがテーマ」としたインカレまでの強化をどこまで見せてくれるかを期待したい。

081128tsutsumi.jpg堤 啓士朗主将
「一戦一戦大事にしたい。今のチームでやるのは最後、悔いのないように頑張りたい」
自然体での受け答えが印象的だった専修大主将。「チームが盛り上がって練習できている。(キャプテンとしてどうしたというより)4年は自然にまとまって、そうした上級生が引っ張っていけば下もついてくる」とチーム内の雰囲気を語った。



【関東7位・慶應義塾大学】
081128suzuki.jpg鈴木惇志主将
「今年は慶應義塾創立150周年。是非優勝を果たして節目の年に華を添えたいと思います」
上位校に混じって出席した慶應義塾大。スタメンには注目選手が名を連ねる。印象を聞かれた他大学の監督は「今年はたまたま2部だっただけ」(青学大・長谷川監督)、「春は負けている。小林選手(3年・G)にも30何点も決められた。粘り強いので根負けしないように」(東海大・陸川監督)、「スタートの下級生が定着、それをまとめる鈴木主将は怖い存在」(専修大・中原監督)との声が出た。

「慶應は全国でもトップで戦わなければならないチーム」と、チームがあるべき姿を定める慶應大。スタメンとシックスマンに加えた7、8人目までの強化を視野に、インカレでの躍進を誓う。
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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