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2007.06.02 (Sat)
関東大学トーナメント6/2中央大学VS拓殖大学
中央大学66(21-18,16-14,20-10,9-20)62拓殖大学
順位決定戦第二試合。優勝争いから外れたチームが集中力を維持することがいかに難しさを痛感させるゲームとなった。試合は中央大#18小野(2年・C)のポストでの1on1を中心にオフェンスを展開しリードする展開に。それを拓殖大が#21寒竹(3年・F)、#00柳沢(4年・G)らの得点で追う形になる。両チームともに緊張感を失う場面が散見されたこの試合は、終盤の拓殖大の追い上げを冷静に振り切った中央大が制した。
詳しいレポートと中央大・小野選手のインタビューは「続きを読む」へ。
1Q、拓殖大#00柳沢(4年・G)のフリースローで先制するが、先にリードを奪ったのは中央大。中央大は#18小野(2年・C)が積極的にポストで1on1を仕掛け得点を重ねると、#10中田(4年・G)がアウトサイドシュートを決め、内外バランスの取れたオフェンスで開始6分で10点差をつける。立ち上がりにつまずいた拓殖大だったが、#1宮城(3年・G)のスティールからのアシストや、#00柳沢の3Pで3点差まで追い上げる。終盤、中央大は#4富田(4年・G)が3Pを決めリードを広げるが、ラストプレイで拓殖大の外れたシュートを#18小野が判断ミスをして3Pラインに立つ拓殖大#1宮城の前に弾いてしまう。これを#1宮城は冷静に3Pを決め点差を三点に縮めて1Qを終える。
2Q、拓殖大は#44山田(3年・G)、#38宇田(4年・F)の連続得点で逆転するが、中央大#4富田のアグレッシブなドライブで再逆転する。しかしここからオフェンスが両チームとも停滞する。五分間で拓殖大は2点、中央大は4点しか奪えない。拓殖大は#21寒竹(3年・F)の3Pと#52小野(1年・F)のシュートで得点するが単発に終わる。一方の中央大も外からの単調なオフェンスで点が伸び悩むが、終盤に#7田原(4年・F)の連続得点でリードを5点とし前半を終える。
3Q、両チーム共にリズムを掴めない。拓殖大は3連続で3Pを打つが3本とも外す。一方の中央大も#18小野が連続でオフェンスに失敗し、#8眞部(4年・C)にアシストを出し得点するが、開始4分間で両チーム共に4点しか入らない。中盤、タイムアウト明けに拓殖大はディフェンスでプレッシャーをかけ、オフェンスのきっかけを作ろうとする。しかし、中央大#18小野の3連続得点でリードを再び二桁に乗せる。さらに#7田原がオフェンスリバウンドからのシュートや、3Pでなおもリードを15点まで広げる。結局このQ集中力を欠いた拓殖大は10点しか入れることができなかった。
4Q、拓殖大が追い上げを図る。中央大が3分間で2点しか決められない間、#21寒竹、#42永井(1年・F)、#38宇田の得点で点差を一桁にする。さらに拓殖大はタイムアウト明けにゾーンプレスからのゾーンディフェンスを仕掛けると、中央大は次々とシュートを落としていく。拓殖大は#21寒竹のドライブでとうとう3点差まで詰め寄る。一方試合時間残り3分で2点しかあげられなかった中央大だが、富田の二つのアシストで逆転を許さない。拓殖大は終盤のオフェンスが不発に終わったこともあり点差を縮められない。残り1分を切り拓殖大はファウルで時間を止めるが、中央大#4富田がフリースローを3本決めなおかつ時間を使いタイムアップ。順位決定戦とあって両チームとも集中力を欠く場面が顕著に見られたこのゲームは、拓殖大の追撃をかわした中央大が辛くも勝利を収めた。
◆#18小野龍猛(中央大・2年・C)

―今日は積極的に1on1を仕掛けていきましたね
「相手が俺より背が低くて細いんでミスマッチだし、ローポストでどんどんやったほうがいいだろうと」
―そのマッチアップの寒竹選手ですが、今日はトラベリングも何度かして攻めづらそうでしたが、相性はいいですか?
「いや、結構苦手なんですけどね。李相伯とかU-24とか一緒にやってるんで慣れてる部分はありますけど」
―順位決定戦はモチベーションの維持が難しいと思いますが、モチベーションの低下はしませんでしたか?
「昨日負けてみんな落ち込んでた部分があると思うんですけど、まあ別に自分たちはリーグで一部上がればいいと思っているんで。そこまで気落ちはしなかったです」
―ただ試合中、集中力を欠いた場面が見られましたが
「(前からディフェンスを)当たられちゃうと結構戸惑っちゃう部分があると思うんで、そういう風なのはなくしたほうがいいですね。でも自分がボールをもらうのに加われば、普通に運べるんで大丈夫です」
―第4Qに追い上げられましたが、焦りはありましたか?
「いや、まだ勝ってるんで焦る必要もないし」
―残り1分を切ってから特に小野選手は冷静でしたね
「まあ、そこで焦ってもしょうがないんで」
―今大会まだ終わっていませんが、公式戦を通して中央大の強さをどこに感じましたか?
「去年に比べてチーム力も、チームのムードも良くなって。一人ひとりが攻め気になって責任持ってやってるのは思うんですごいいいと思います」
―逆に反省点は?
「やっぱりさっきみたいに、(前からディフェンスを)当たられたときの対処法だとか。残りわずかで自分たちが勝ってる時に、当たられて点差どんどん詰められちゃうのは良くないんで。そういう部分を直していかなきゃいけないと思うんで」

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■GAME REPORT■
2Q、拓殖大は#44山田(3年・G)、#38宇田(4年・F)の連続得点で逆転するが、中央大#4富田のアグレッシブなドライブで再逆転する。しかしここからオフェンスが両チームとも停滞する。五分間で拓殖大は2点、中央大は4点しか奪えない。拓殖大は#21寒竹(3年・F)の3Pと#52小野(1年・F)のシュートで得点するが単発に終わる。一方の中央大も外からの単調なオフェンスで点が伸び悩むが、終盤に#7田原(4年・F)の連続得点でリードを5点とし前半を終える。

4Q、拓殖大が追い上げを図る。中央大が3分間で2点しか決められない間、#21寒竹、#42永井(1年・F)、#38宇田の得点で点差を一桁にする。さらに拓殖大はタイムアウト明けにゾーンプレスからのゾーンディフェンスを仕掛けると、中央大は次々とシュートを落としていく。拓殖大は#21寒竹のドライブでとうとう3点差まで詰め寄る。一方試合時間残り3分で2点しかあげられなかった中央大だが、富田の二つのアシストで逆転を許さない。拓殖大は終盤のオフェンスが不発に終わったこともあり点差を縮められない。残り1分を切り拓殖大はファウルで時間を止めるが、中央大#4富田がフリースローを3本決めなおかつ時間を使いタイムアップ。順位決定戦とあって両チームとも集中力を欠く場面が顕著に見られたこのゲームは、拓殖大の追撃をかわした中央大が辛くも勝利を収めた。
◆#18小野龍猛(中央大・2年・C)

―今日は積極的に1on1を仕掛けていきましたね
「相手が俺より背が低くて細いんでミスマッチだし、ローポストでどんどんやったほうがいいだろうと」
―そのマッチアップの寒竹選手ですが、今日はトラベリングも何度かして攻めづらそうでしたが、相性はいいですか?
「いや、結構苦手なんですけどね。李相伯とかU-24とか一緒にやってるんで慣れてる部分はありますけど」
―順位決定戦はモチベーションの維持が難しいと思いますが、モチベーションの低下はしませんでしたか?
「昨日負けてみんな落ち込んでた部分があると思うんですけど、まあ別に自分たちはリーグで一部上がればいいと思っているんで。そこまで気落ちはしなかったです」
―ただ試合中、集中力を欠いた場面が見られましたが
「(前からディフェンスを)当たられちゃうと結構戸惑っちゃう部分があると思うんで、そういう風なのはなくしたほうがいいですね。でも自分がボールをもらうのに加われば、普通に運べるんで大丈夫です」
―第4Qに追い上げられましたが、焦りはありましたか?
「いや、まだ勝ってるんで焦る必要もないし」
―残り1分を切ってから特に小野選手は冷静でしたね
「まあ、そこで焦ってもしょうがないんで」
―今大会まだ終わっていませんが、公式戦を通して中央大の強さをどこに感じましたか?
「去年に比べてチーム力も、チームのムードも良くなって。一人ひとりが攻め気になって責任持ってやってるのは思うんですごいいいと思います」
―逆に反省点は?
「やっぱりさっきみたいに、(前からディフェンスを)当たられたときの対処法だとか。残りわずかで自分たちが勝ってる時に、当たられて点差どんどん詰められちゃうのは良くないんで。そういう部分を直していかなきゃいけないと思うんで」
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