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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.10.27 (Mon)

10/27入れ替え戦レポート

余裕を見せて千葉大が逃げ切る
千葉大(4部20位)83(18-20,22-15,28-13,15-17)65首都大学東京(5部5位)
091027chiba.jpg4部下位リーグ8校のうち、4校が5部へ自動降格、残り4校が5部と入れ替え戦を行う。4部リーグは1部や2部以上に過酷で、選手も必死なリーグだ。その4部下位リーグで4勝3敗の千葉大が首都大学東京と対戦した。

試合は開始から千葉大がリード。実力差は大きく、大差をつけてそのまま余裕で逃げ切るかと思われた。しかし控えメンバーにした千葉大に対し、首都大が粘り、一時は10点差まで追い上げることに成功する。しかし、最後は千葉大もつけ込ませることなく逃げ切りを決め、4部にとどまる勝利をあげた。

写真:試合後、千葉大の選手が安心したように笑顔になった。



文教大は粘るが、桐蔭横浜大の勢いの前に届かず
桐蔭横浜大(4部19位)95(27-17,25-25,24-19,19-21)82文教大(5部6位)091027toin.jpg
千葉大と同じく、4勝3敗で4部下位リーグを終えてきた桐蔭横浜大。対する文教大は前半から勢いよく攻めていく。1Qを終えて、点差は10点を境に行きつ戻りつという格好になった。しかし2Qに文教大のリバウンドが取れ出すと、リズムが好転。一時は5点差にまで詰め寄ることに成功する。しかし桐蔭横浜大も黙ってはいない。#15石田(1年・SG・土浦日大)が積極的にオフェンスを仕掛け、連続ミドルシュートで文教大の追い上げを断ち切る。そのまま桐蔭横浜大が再びリードを広げると、文教大は必死に追い上げるが追いつくまでには至らない。
結局、文教大の追撃をかわしてそのまま桐蔭横浜大が4部残留を決めた。

写真:石田のシュートが桐蔭横浜大にいい流れを持ってきた。



下級生主体でふんばりがきかない大東大
慶應大は控えも出場させて30点差の勝利

大東文化大(1部8位)64(16-25,13-22,10-21,25-26)94慶應義塾大(2部1位)
081027iwashita.jpg1部で2勝しかできなかった大東文化大と激戦の2部で12勝してきた慶應義塾大。奇しくも昨年の入れ替え戦と同じカードとなった対戦は、慶應大が地力の差を見せつける格好となった。

序盤の立ち上がりはともに重く、慶應大は再三ターンオーバーを繰り返す。大東大は#7今井(1年・C・青森山田)が#7岩下(2年・C)をうまくかわしてゴール下でシュートを入れる。#41山本エドワード(4年・G)も華麗なレイアップを決めて度肝を抜く。慶應大は1Q残り5分の#4鈴木(4年・F)の3Pを皮切りに#15酒井(2年・F)、#7岩下のカットから#10小林(3年・G)の速攻、#16二ノ宮(2年・G)もスティールから速攻を決めて一気に差をつけた。大東大はこうした勢いの前に攻め手が少ないが、2Qに#9石原(4年・F)の3Pで6点差に戻す。しかしこの日は気迫の見えるプレーが光る#7岩下がバスカンを決め、#10小林の連続3Pが出ると完全に慶應大ペースとなった。

このまま慶應大が逃げ切るかと思われた後半、大東大も意地を見せる。#41山本、#15遠藤(1年・PG・市立船橋)の連続3Pが決まると#9石原のミドルシュートで点差を詰める。この間慶應大はアウトサイドが入らず、ターンオーバーが続くが、それでも優位は揺るがない。4Q、大東大はリーグ戦では出番のなかった#21鈴木(4年・SF)を投入。高確率でシュートを決めていくが、それ以外は慶應大ディフェンスの前に得点を伸ばすことができない。終盤は余裕の出た慶應大が控えのメンバーをコートに送り出した。#6青砥(4年・F)、#9神田智(3年・G)ほか、1年生も#19春本(1年・PF・春日部)、#18金子(1年・G・春日部)、#23原田(1年・C・岡崎城西)、#21松谷(1年・F・福大大濠)らも臆することなく得点を決め、大差で1戦目を勝利した。

慶應大が最短の1年での1部復帰なるか、大東大が意地を見せるのか。昨年は第3戦までもつれこんだ対戦だが、2戦目が待たれる。

写真:この日は再三ボールに絡んだ岩下。「今日ぐらいやってくれれば大丈夫」と佐々木HCも及第点。



#5中務のダンクに沸いた筑波大
日体大は終盤好ディフェンスを見せるも敗北

日本体育大(1部7位)61(19-23,17-29,15-11,10-12)75筑波大(2部2位)
081027hiitai.jpg第1戦を制したチームが入れ替え戦の勝利に大きく近づく。1部残留を果たし伝統を守りたい日体大と悲願の1部返り咲きを目指す筑波大。それぞれの応援団が観客席を埋め、日筑戦となった試合で先手を取ったのは筑波大だった。

開始2分20秒、筑波大の司令塔#13片峯(3年・G)が2ファウルでベンチへ。片峯の替わりに入ったのは1年生の#34田渡(1年・G・京北)。入れ替え戦という大舞台ながら、田渡は臆することなくプレーする。試合はここまで一進一退の展開。だが、1本のプレーが流れを変える。筑波大#5中務(4年・F)の豪快なダンクだった。このプレーで勢いづいた筑波大は#32木村(4年・C)のシュートも決まってリードを奪う。対する日体大は、筑波大のディフェンスを前にミスを連発。また、オフェンスもシュートで終わることが出来ない。タイムアウトで立て直しを図るも、打開策は見当たらず。結局、筑波大#31梁川(4年・G)、#32木村ら4年生に得点を許し、16点ビハインドで前半を終える。

後半は日体大が粘る。前線からディフェンスを仕掛けると筑波大がそれにはまる。ボールを運ぶのに時間がかかり、そこからのオフェンスも単発に。筑波大にタイムアウトを取らせる。その後も日体大はディフェンスで筑波大からミスを誘い、そこから#11冨江(3年・F)の3Pや#27眞庭(4年・F)のブレイクなどで着々と得点を詰めていく。4Qの残り6分台には6点差。だが、その後の1本が決まらない。ディフェンスでは#12堀田(4年・G)が好ディフェンスを見せるも、得点に繋げられず。逆に筑波大は#32木村のインサイドなどで得点を重ね、再び点差は10点に。終盤、日体大はシュートが落ちて最後まで筑波大を捕らえられず。第1戦は筑波大が勝利。1部昇格に王手をかけた。

日体大が筑波大を追い込めるとしたら、やはり後半に光ったディフェンスを持続させること。これに尽きるだろう。筑波大もフリースローを落とすなど、決して調子がいいとは言い切れない。日体大は筑波大から星を奪って第3戦まで持ち込めるか。

写真:片峯を激しいディフェンスで囲む日体大。ヘルドボールを奪うなど、気迫が感じられるプレーを見せたが、課題はそれを40分間できるかどうか。
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