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2007.06.02 (Sat)
関東大学トーナメント6/2法政大学VS日本体育大学
法政大学91(29-12,23-14,10-17,29-13)56日本体育大学
「しっかり気持ちを引き締めてやろうという話をした」という法政大#27福田侑介(3年・F)の言葉通り、法政大は序盤から高い集中力を見せる。#13深尾(4年・PG)を始めとするコートの5人が万遍なく得点を重ねていき、1Qで日体大を大きく突き放す。一方の日体大は#27眞庭の個人技の他に攻め手を欠き、得点に伸び悩む。法政大は3Qで日体大のオールコートプレスやゾーンディフェンスに苦しみ、10得点に終わるも、4Qでは再び大量得点を獲得。日体大を追いつかせることなく快勝した。
詳しいレポートと法政大・福田侑介選手のインタビューは「続きを読む」へ。
1Q、先制は法政大#13深尾(4年・PG)のポンプフェイクからの得点。するとここから法政の怒涛の攻撃が始まる。#39梅津(3年・C)のパスカットから再び#13深尾が得点。更に#39梅津のジャンプシュートで一気に6点を獲得。日体大は法政大のディフェンスを前になかなか自分たちのリズムが作れない。開始2分で6-0とされたところで日体大はタイムアウトを取り、立て直しを図るが、法政大の勢いは止まらない。攻守共に高い身体能力を見せ、日体大を翻弄する。対する日体大は残り4:42、#15宮村徹(3年・C)のゴール下でようやく初得点をあげる。しかし、法政大はコートに立つ5人が次々とシュートを決めていき、日体大を突き放す。日体大が浮き足立つ中、法政大は余裕の試合運びを見せ、1Q終了時には17点差をつける。
2Q、日体大はゾーンディフェンスを展開。しかし、法政大の攻撃はとどまるところを知らない。#27福田侑介(3年・F)、#13深尾がディフェンスからのブレイクを決め、更に点差を広げる。日体大も#27眞庭(4年・F)の3Pなどで応戦するが、それ以外に攻め手を欠いてしまう。対する法政大は#27福田侑介が高確率でシュートを沈め、また、#27信平(2年・F)がパスカットからダンクを決める。日体大は流れを掴めないまま、前半を終えることになってしまった。
後半に入ると法政大は日体大のゾーンディフェンスの前に徐々に攻め手を欠いていく。また、日体大はオールコートプレスを展開。法政大を翻弄する。その間に日体大は#15宮村徹のゴール下や#27眞庭のジャンプシュートで得点を重ねていく。法政大は苦しい状態が続くが、#13深尾の得点でなんとかつなぐ。しかし、3Qは10得点に留まった。4Qに入ると再び法政大が爆発。#27福田侑介が3Pを次々と沈め、日体大を突き放す。一方の日体大は#27眞庭の個人技で対抗するが、それも徐々に攻略されていく。そしてオフェンスは3Pを乱発するに終わる。一方の法政大はベンチメンバーも出場を果たし、いい形で試合を締めくくることができた。最終スコアーは91-56、法政大が5位の座をかけて中央大と争うことになった。なお、この試合好調だった法政大#27福田侑介は7本の3Pを決めた。
◆#27福田侑介(法政大・3年・F)
-試合前はどういう話を?
「まだこの大会は終わりじゃないんで、5位を目指して切り替えて頑張ろうって。あと日体とはリーグでも当たるから、そういうことも考えてしっかりゲームしないといけないって、しっかり気持ちを引き締めていこうという話をしました」
-ということは、モチベーションは高く保てたということですね。
「そうですね。みんな気持ち切り替えてたし、明るかったし」
-スタートダッシュを切って、法政の流れでゲームを進めることができましたね。
「昨日(早稲田大戦)もスタートダッシュはよかったんですけど、向こうがタイムアウト取ってからあっという間に追いつかれちゃって。で、今日もスタートダッシュ切って日体がタイムアウト取ったときに『昨日みたいにならないようにしよう』ってみんなで言っていて。それで更に離すことに成功しました」
-ただ、日体大のゾーンディフェンスを前に得点が止まってしまったところは課題かなと思ったのですが。
「ただ僕としてはゾーンをしかれたらチャンスだって感じなんですけど。周りがゾーン苦手と思っちゃったのかはわからないですけど、確かにゾーンに対するオフェンスは課題っすね」
-外角シュートもかなり当たっていましたが、自身の出来についてはいかがですか?
「悪くはなかったんで…よかったかな(笑)。シュートの感じは完璧でした。打ったら入るって感じでした」
-トーナメントを通してシュートの調子がいいように思えます。
「そうですね。ただ昨日は前半だけ入って後半は入らなかったんで。そういうことも考えて。ベンチも前半休めみたいな感じで交代とかもあって。じゃあ、これは後半も決めなきゃいけないなーみたいな感じで。で、後半もちゃんとペースが落ちないようにちゃんとボール触っていつでも出られるようにしておいたから、また後半出たときもシュートが入ってよかったです」
-今日の法政はディフェンスもよかったのでは?
「そうですね。まぁ、向こうのシュートが落ちてたっていうのもあるんですけど、みんな声出してやっていたのでよかったです」
-5位決定戦は拓殖大と中央大、どちらとやりたいですか?(※)
「京王杯でどっちともやりましたけど、拓殖の方がちょっと危ない試合だったんで、中央の方がいいかなーと思うんですけど。でも、中央も京王杯の時はメンバーの出し方がおかしかったから…どっちがきてもちょっと怖いですね」
(※)インタビューを拓殖大×中央大の試合中に行ったため。
-明日は個人的にどういうところを頑張りたいですか?
「今までの感じだとスリーを抑えてくるだろうと思うので、それに負けないように強い気持ちを持って頑張りたいと思います」

詳しいレポートと法政大・福田侑介選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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■GAME REPORT■
2Q、日体大はゾーンディフェンスを展開。しかし、法政大の攻撃はとどまるところを知らない。#27福田侑介(3年・F)、#13深尾がディフェンスからのブレイクを決め、更に点差を広げる。日体大も#27眞庭(4年・F)の3Pなどで応戦するが、それ以外に攻め手を欠いてしまう。対する法政大は#27福田侑介が高確率でシュートを沈め、また、#27信平(2年・F)がパスカットからダンクを決める。日体大は流れを掴めないまま、前半を終えることになってしまった。
後半に入ると法政大は日体大のゾーンディフェンスの前に徐々に攻め手を欠いていく。また、日体大はオールコートプレスを展開。法政大を翻弄する。その間に日体大は#15宮村徹のゴール下や#27眞庭のジャンプシュートで得点を重ねていく。法政大は苦しい状態が続くが、#13深尾の得点でなんとかつなぐ。しかし、3Qは10得点に留まった。4Qに入ると再び法政大が爆発。#27福田侑介が3Pを次々と沈め、日体大を突き放す。一方の日体大は#27眞庭の個人技で対抗するが、それも徐々に攻略されていく。そしてオフェンスは3Pを乱発するに終わる。一方の法政大はベンチメンバーも出場を果たし、いい形で試合を締めくくることができた。最終スコアーは91-56、法政大が5位の座をかけて中央大と争うことになった。なお、この試合好調だった法政大#27福田侑介は7本の3Pを決めた。
◆#27福田侑介(法政大・3年・F)

「まだこの大会は終わりじゃないんで、5位を目指して切り替えて頑張ろうって。あと日体とはリーグでも当たるから、そういうことも考えてしっかりゲームしないといけないって、しっかり気持ちを引き締めていこうという話をしました」
-ということは、モチベーションは高く保てたということですね。
「そうですね。みんな気持ち切り替えてたし、明るかったし」
-スタートダッシュを切って、法政の流れでゲームを進めることができましたね。
「昨日(早稲田大戦)もスタートダッシュはよかったんですけど、向こうがタイムアウト取ってからあっという間に追いつかれちゃって。で、今日もスタートダッシュ切って日体がタイムアウト取ったときに『昨日みたいにならないようにしよう』ってみんなで言っていて。それで更に離すことに成功しました」
-ただ、日体大のゾーンディフェンスを前に得点が止まってしまったところは課題かなと思ったのですが。
「ただ僕としてはゾーンをしかれたらチャンスだって感じなんですけど。周りがゾーン苦手と思っちゃったのかはわからないですけど、確かにゾーンに対するオフェンスは課題っすね」
-外角シュートもかなり当たっていましたが、自身の出来についてはいかがですか?
「悪くはなかったんで…よかったかな(笑)。シュートの感じは完璧でした。打ったら入るって感じでした」
-トーナメントを通してシュートの調子がいいように思えます。
「そうですね。ただ昨日は前半だけ入って後半は入らなかったんで。そういうことも考えて。ベンチも前半休めみたいな感じで交代とかもあって。じゃあ、これは後半も決めなきゃいけないなーみたいな感じで。で、後半もちゃんとペースが落ちないようにちゃんとボール触っていつでも出られるようにしておいたから、また後半出たときもシュートが入ってよかったです」
-今日の法政はディフェンスもよかったのでは?
「そうですね。まぁ、向こうのシュートが落ちてたっていうのもあるんですけど、みんな声出してやっていたのでよかったです」
-5位決定戦は拓殖大と中央大、どちらとやりたいですか?(※)
「京王杯でどっちともやりましたけど、拓殖の方がちょっと危ない試合だったんで、中央の方がいいかなーと思うんですけど。でも、中央も京王杯の時はメンバーの出し方がおかしかったから…どっちがきてもちょっと怖いですね」
(※)インタビューを拓殖大×中央大の試合中に行ったため。
-明日は個人的にどういうところを頑張りたいですか?
「今までの感じだとスリーを抑えてくるだろうと思うので、それに負けないように強い気持ちを持って頑張りたいと思います」
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