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2007.06.02 (Sat)

関東大学トーナメント6/2準決勝 日本大学VS大東文化大学

日本大学77(18-27,21-17,16-13,22-25)82大東文化大学

0603daito連覇を目指す日本大と4年ぶりのファイナル進出を目指す大東文化大が準決勝で激突した。
大方の予想通り、手に汗握る試合展開となった。序盤は大東大が#17高橋(4年・W)、#13チャールトン(4年・W)らの連続得点でリードを奪う。対する日本大は#11中村がゴール下で奮闘。徐々に点差を縮めていく。後半に入ると、日本大は#23上江田(2年・F)、#11中村の活躍で逆転に成功。しかし、大東大もすぐに決め返し、譲らない。最後は日本大のファウルからもらったフリースローを#7阿部(4年・G)が落ち着いて沈め、勝負あり。大東大が5点差で勝利し、4年ぶりのファイナルへと駒を進めた。

大東文化大・竹野選手、チャールトン選手のインタビューは「続きを読む」へ。



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■GAME REPORT■
0603matumoto序盤は両チーム共堅いディフェンスで互いにチャンスを与えない。残り8:41秒で大東大#17高橋(4年・W)が3Pを決めると、ここから試合は動き出す。高橋に続けと、大東大は#13チャールトン(4年・W)の連続得点でリードを奪う。日本大は#23上江田(2年・F)のバスケットカウントや#4齋藤(4年・G)のロングパスから#9木村(4年・F)がレイアップを決め、譲らない。しかし大東大は#17高橋、#0竹野(4年・PG)、#7阿部(4年・G)ら4年生が得点を重ね、差を広げていく。中盤、日本大は2分間無得点。たまらずタイムアウトを請求し、その後は#4齋藤のブレイクが決まるが、すぐさま大東大#13チャールトンに3Pを決め返されてしまう。また、日本大のミスを#0竹野がブレイクにつなげ、流れは大東大ペース。残り1分を切って大東大が12点リードだったが、47秒で日本大#23上江田が3Pのバスケットカウント。フリースローも落ち着いて沈め、9点差で1Qを終える。

2Q、先制は大東大#0竹野の3P。更に、#7阿部がファウルをもらいフリースロー。落ち着いて2本沈め、点差を広げる。対する日本大は#10香野(4年・G)がインサイドからのパスを受けて3Pを、#11中村(2年・C)は上手いステップでシュートを沈め対抗する。追い上げムードになってきた日本大だったが、大東大ディフェンスの前に24秒バイオレーションを取られてしまう。しかし中盤になると大東大はミスを連発。そこを見逃さなかった日本大は#10香野の長距離3Pや#22栗原(2年・F)のジャンプシュート、更には速いパス回しからの#23上江田の3Pで一気に点差を詰めると、残り2:55で#11中村がゴール下でバスケットカウントを決め、4点差まで詰め寄る。1点でも多く差を詰めておきたい日本大だが、残り13.5秒で大東大#13チャールトンに難しい体勢からのシュートを決められ、結局4点ビハインドで後半を迎えることとなった。

0603abe3Q、日本大#22栗原が大東大ディフェンスを掻い潜り、得点。しかし大東大#13チャールトンに3Pを決め返されてしまう。日本大はインサイドで#11中村がステップバックシュートを決めるが、大東大は#0竹野のペネトレイトから#88渡部(3年・F)が得点し、決して譲らない。一進一退の攻防が続いていたが、残り5分を切ろうかというところで日本大#11中村がゴール下で奮起。果敢にリバウンドに飛び込み、チームに勢いをもたらす。それに鼓舞されたのか、残り5:11で#23上江田が本日2本目の3Pのバスケットカウントを沈め、更にフリースローの外れ玉を#11中村がリバウンド、そして#23上江田が再び得点すると逆転に成功する。すぐさま大東大は#0竹野がクロスオーバーからジャンプシュートを決めるが、日本大#5松本(4年・C)がパワープレーで大東大インサイド陣を圧倒。得点を重ね、リードを保つ。その後は両チームとも決定力に欠けるが、終盤になると大東大は#9石原(3年・W)、#13チャールトンの3Pで再び逆転し、2点リードで最終Qへ。

4Q、序盤は点の取り合いが続くが、残り8:38で大東大#0竹野が3Pを沈める。日本大ディフェンスは竹野のスピードについていけずにファウルを犯してしまう。点差が5点となったところで日本大はタイムアウトを請求。しかし、大東大は#13チャールトンが体を張ったリバウンドからシュートを沈め、更に日本大#9木村からテイクチャージを奪うと流れは大東大へ。#7阿部のステップバックシュートや#13チャールトンの得点で7点差まで広げる。しかし、日本大も意地を見せる。インサイドで#5松本、#11中村が踏ん張り、大東大に追いすがる。激しさを増すリバウンド争いの中、残り3:42で大東大#13チャールトンが4つ目のファウルを犯してしまう。大東大はタイムアウトを請求し、立て直しを図る。すると、#0竹野が3Pを沈め会場を沸かせる。しかし、日本大は#23上江田がリバウンドシュートで応戦。互いに主導権を握らせようとしない展開が続く。そして、試合時間は1分を切る。残り46秒で大東大#0竹野が超スピードで日本大ディフェンスを抜き去り、レイアップを決めると差は4点に。日本大は#23上江田が無理な体勢から3Pを打ち、リングに弾かれてしまう。しかし、このリバウンド争いで大東大#13チャールトンがファウルアウト。日本大はタイムアウト。タイムアウト後、#5松本に代えルーキー#18篠山(1年・G・北陸)を投入。更に、チャールトンのファウルでもらったフリースローを#22栗原が落ち着いて2本沈め、差は2点に。しかし残り23秒で日本大#23上江田がファウル。大東大#17高橋はフリースローを1本決め、3点差。その後、日本大は#22栗原が3Pを打つも、リングに嫌われてしまう。更にそのリバウンドを大東大#17高橋に許してしまい、万事休す。残り4.8秒で#18篠山がファウルで大東大#7阿部を止める。阿部はもらったフリースローを冷静に2本決め、対処。最後に日本大#4齋藤が3Pを放つも、リングを通ることは無かった。最終スコアー、82-77。大東大が4年ぶりに決勝の舞台へと駒を進めた。



◆#0竹野明倫(大東文化大・4年・G)
0602takeno
ー決勝進出おめでとうございます。今の気持ちは?
「うれしいっちゃうれしいです。でもまだまだ満足してないです」

ー今日は日大のテンポに合わせたようなゆっくりしたテンポだったように思いますが。
「でもそんなことはないですよ。自分たちのバスケットをやろうとしてました。でも相手もディフェンスがいいし、(連戦で)疲れてきているのもあるんですが粘ってしっかりバスケットできたと思います。今日は我慢できて集中切らさずに弟子フェンスを頑張って自分たちのリズムが来るまで待って、一気に最後いけました」

ー大東大は去年まで気持ちが切れるとそのままダメになってしまうことが多かったのが、今日は我慢できましたね。
「多かったですね。だからそこを声をかけてディフェンスから集中させて。集中させるとリズムも良くなってくるし。やっと自分のシュートも入ったし、決勝に行くためには決めなければならないシュートを決められました」

ー4年ぶりに大東大が決勝に来た、という感じですが。
「そうですか?会場はそうでもないと思いますけど(笑)。でも僕らは自分らに自信を持ってやっているので、それで好きになってもらえたらうれしいですね」

ー早稲田の試合を見ましたか?
「見ましたが、僕の性格上あまり気にしないので自分たちのバスケをやるだけです」



◆#13チャールトン・ジュン(大東文化大・4年・
0602charton
ー決勝進出おめでとうございます。
「ここまできたら優勝したいです。今年になって練習試合をしてどこにも負けてなかったし、最後だから優勝したいです」

ーこの大会調子はいいのでは?
「まだまだです」

ーちょっとファウルが多いのが気になるところですが、意識はしてますか?
「してるんですけど、なんかかさみますね(苦笑)」

ー今日の日大もそうですが、決勝の早稲田も平均的に大きいですね。チャールトン選手はサイズ的には苦しいと思うんですが。
「関係ないです。もう気合いです。大舞台のプレッシャーもないし、楽しんでます」


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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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