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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.10.18 (Sat)

10/18 関東大学1部リーグ 最終週 第1戦

2部入れ替え戦は日本体育大、大東文化大
リーグ優勝争いは最終日に持ち越し


リーグも最終週のこの日、とうとう2部との入れ替え戦行きのチームが決まった。第1試合で大東文化大を中央大が下し、大東大の入れ替え戦が決定。これにより法政大から2勝を奪わなくてはならなくなった日本体育大。終盤にはシーソーゲームとなるが、試合巧者の法政大に勝負所の強さを見せつけられ敗戦。歴史と伝統を誇る日体大が入れ替え戦へいくという事態がとうとう起こってしまった。
そして青山学院大が東海大を一歩リードしている優勝争いは、この日に両者がそれぞれ勝ったため最終日に持ち越し。青山学院大は第1戦に快勝した日本大に勝てば自力優勝。一方の東海大は自らの勝利と青学大が負けなければ優勝はなくなった苦しい状況。最後まで見逃せない戦いが続く。


攻守に圧倒した中央大が勝利!
大東文化大が入れ替え戦行き決定

大東文化大67(16-24,15-15,20-27,16-24)90中央大
081018SATO2.jpgこの試合に勝つことで入れ替え戦回避に大きく近づく中央大。
「リズムを崩して、乗らせないようにするだけ」(中央大#7佐藤)
中央大は序盤からディフェンスで積極的に仕掛ける。マンツーマンではインサイドにポストにボールが入ればダブルチームで潰しにかかり、さらにはゾーンも織り込む。また要所ではゾーンプレスを仕掛け、その言葉通り大東大のリズムを奪った。得点面でも#4中野(4年・F)が内外に31得点を奪取すれば、#7佐藤(4年・G)もアウトサイド中心に29得点と続き、2人で60点を叩き出す。また#11小野(3年・C)の不在でかねてからの課題であったインサイドでは#16吉田(2年・F)が15点16リバウンドと存在感を発揮。大東大は#41山本(4年・SG)を始め、中央大のチームディフェンスを前に売りとしている個人の能力がなりを潜める。#9石原(4年・F)の奮闘が見られるも、第3Qには最大19点差を付けられ、最後まで見せ場を作れず、タイムアップ。中央大が入れ替え戦回避に大きな1勝を挙げ、大東大が入れ替え戦を決めてしまった。

写真:苦しい中でエースとしてチームを引っ張った佐藤。

※中央大・佐藤選手のインタビューは「続きを読む」へ。



日本体育大敗北!とうとう入れ替え戦決定
日本体育大87(24-15,10-23,34-26,19-31)95法政大
081018NIITAI.jpgもう後のない日本体育大。伝統校ゆえに背負うそのプレッシャーは並々ならぬものだろう。対するは良くも悪くもマイペースな法政大。立ち上がりはその差がはっきり表れる。日体大は#15宮村徹(4年・C)の連続得点でスタートを切ると、その後も順調に加点。対する法政大は6分間でわずか2点。すると法政大は#11長谷川(1年・G・新潟商業)の連続3Pから徐々にリズムを掴み追い上げを図る。だが日体大は#27眞庭(4年・F)の3連続3Pでそれをかわす。だが2Qに入ると、法政大に完全にスイッチが入ってしまったか、#5神津(3年・C)がインサイドで力強く得点を奪えば、外からは#11長谷川がまたも連続3Pでついに逆転。さらに後半に入ると法政大は長谷川に触発されたように#27福田(4年・SG)も連続3Pで10点のリードを奪う。だが、ここから日体大も猛反撃。#27眞庭の連続得点や#23横江(1年・G・光泉)のバスカン、さらに#24于(2年・F)がインサイドでファウルを獲得。これで日体大は逆転に成功し第4Qを迎える。

だが日体大にとって不運なことにもこの日の法政大は3Pが絶好調。#5神津、#27福田の3Pで逆転すると、さらに#11長谷川、福田が3Pを決めリードを広げる。試合終盤には#23横江のドライブなどで1点差まで詰め寄るが、直後に#11長谷川に3Pを決められると、さらに#5神津が速攻で続き万事休す。87-95で法政大が日本体育大を下した。

日本体育大はまさかの入れ替え戦行きが決定。ゴールアベレージでは日体大は大東大を大きく上回っているため、7位がほぼ確定。入れ替え戦につなげるためにも最後はいい終わり方をしたい。また、この日8本もの3Pを決めた法政大・長谷川、現在3Pランキング1位の日体大・眞庭にあと2本差という肉薄。ルーキーながら脅威の44.9%という成功率で猛烈な追い上げを見せている。最終日にはタイトルの行方も気になるところだ。



青山学院大が快勝!自力優勝までマジック1
青山学院大88(23-16,18-9,31-17,16-14)56日本大
081018UMEDA.jpg自力優勝へ向け重要な試合となる青山学院大。かたや4位が確定した日本大。モチベーションの差ゆえなのか、青山学院大が32点という大差をつけ快勝した。序盤こそ青学大はオフェンスが噛み合わず低調。得意の速攻を出せず、逆に日本大#23上江田(3年・F)や#10種市(3年・F)にアウトサイドを決められてしまう。だが1Qの終盤に、青学大は#23湊谷(2年・F)から#27宇田川(2年・F)にメンバーチェンジすると、持ち前の速いトランジションからリズムを掴む。併せのプレイや速攻が決まりだすと、アウトサイドも決まり始め徐々に日本大を突き放しにかかる。対する日本大は試合のテンポを握られ2Qに9点と失速。さらに16点ビハインドで臨んだ後半も、#5小林高晃(3年・SG)、#7渡邉(3年・PG)に3Pを浴びると、その後も青学大の攻撃は止むことを知らない。3Qだけで31点の猛攻を仕掛けた青学大はその差を30点差とし、ベンチメンバーもフル出場する余裕も見せ快勝。悲願のリーグ2連覇まであと1勝と迫った。

写真:青学大は主将・梅田もコートへ。

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【INTERVIEW】
081018SATO.jpg◆#7佐藤基一(中央大・4年・G)
昨年の躍進から、エースの戦線離脱に苦戦を強いられてきた中央大。
勝てる試合を幾度となく落とた。それでも現在リーグ得点王の佐藤を始め、中野らがチームを牽引し、気持ちを切らさなかったのがこの結果となったのではないだろうか。

―大きな1勝ですね。
「はい!嬉しいですけど、まだ日体の試合も気になるんで」

―今日の試合、勝因はなんでしょうか?
「勝因は41番の山本選手をキープレイヤーとして挙げていたので、チームとしてもディフェンスを頑張ったことですかね」

―序盤からゾーンやゾーンプレスを使ったり、早い段階から仕掛けていった印象がありますが。
「はい、そうですね。とりあえずリズムを崩して、乗らせないようにするだけだったんで」

―オフェンスでもいつも以上にセットしたり、緻密な感じがしました。
「ディフェンスはいつも練習している通りにやるだけだったんで。オフェンスはそうですね。みんなが動いて噛み合えば、ちゃんと勝負できる、単発にならないゲームにできると思っているので。みんな動いていたんだろうと思います」

―先週の法政大に2敗してから、この1週間はどう過ごしましたか?
「いや、もう大東も日体も追い込まれているんで、絶対負けられない気持ちで。選手全員、ベンチメンバーだけでなく、他のベンチに入れなかった選手も含め気持ち持ってやれたからだと思いますけど」

―チームの雰囲気はどうでしたか?
「負けて落ち込んでいるんじゃなくて、逆に“こっから頑張ろうよ!”って盛り上がって1週間過ごせたんで、雰囲気良くこの試合に臨めました」

―この勝利で入れ替え戦候補の3チームの中でかなり優位な位置に立ちましたが、プレッシャーから開放されましたか?
「いや、まだ次の試合が気になるんで(笑)。ちょっと気はまだ抜けないですね。だからやっぱり明日も勝たなくちゃいけないと思っているんで。最後の最後まで一生懸命戦ってリーグを終えれたらいいと思いますが。(通りすがりの法政大・佐々木選手に)勝ってよ(笑)!」

―4Qの始めにはフリースローやディフェンスでのミスなどが目立ったり、すこし崩れかけましたが。
「15点くらい離れていたのでちょっとだけ安心してしまったところがあるのかもしれないですけど、なんとか崩壊せずに。専修の時に崩れちゃったんで。大東も日体の時に4ピリで逆転したじゃないですか。タイムアウトのときに“こっから気を引き締めてやろう”って話して。それでうまく気持ちがはいったので、良かったんじゃないかと思います」

―リーグ戦はまだ明日もありますが、今日大崩れしなかったこともそうですし、チームの成長を感じますか?
「自分と4番の中野だけでなく、みんなが走って点数取れるようになったのが強みになると思います。何週間もやっているんでチーム自体やっぱり向上しないと話しにならないので(笑)。そういう面では成長してると思うので、もちろん明日もいい試合して勝ちたいと思います」

―この日体大と法政大の試合ですが、どんな気持ちで見ますか?
「もう法政を応援しますね(笑)」
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テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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